JP2001290640A - 制御装置およびプログラム書き込み方法 - Google Patents

制御装置およびプログラム書き込み方法

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JP2001290640A
JP2001290640A JP2000102069A JP2000102069A JP2001290640A JP 2001290640 A JP2001290640 A JP 2001290640A JP 2000102069 A JP2000102069 A JP 2000102069A JP 2000102069 A JP2000102069 A JP 2000102069A JP 2001290640 A JP2001290640 A JP 2001290640A
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application program
memory
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control device
program
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Yoshihisa Sugano
喜久 菅野
Kazuyoshi Otsuka
和由 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書き替え可能メモリに対するアプリケーショ
ンプログラムの書き替えが不正に行われることを防止す
ることができる制御装置およびプログラムの書き込み方
法を提供する。 【解決手段】 ステップS11において、書き込み処理
起動プログラム用メモリ4の識別コード用メモリ4A
に、既に識別コードがある場合、すなわち、既に書き込
み済みのアプリケーションプログラムを書き替える場合
には、識別コード用メモリ4Aに格納されている識別コ
ードと、書き込み制御プログラムに含まれている識別コ
ードの比較を行う(S15)。両者の識別コードが一致
した場合(S15で“Y”)、すなわち書き込み制御プ
ログラムに含まれている識別コードが正当なものであっ
た場合のみ、S13、S14の書き込み処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書き替え可能メモ
リに格納されたアプリケーションプログラムに基づいて
動作するとともに、書き替え可能メモリへのアプリケー
ションプログラムの書き込みが可能となるように構成さ
れた制御装置およびそのプログラム書き込み方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、書き替え可能メモリに格納さ
れたアプリケーションプログラムに基づいて動作すると
ともに、書き替え可能メモリへのアプリケーションプロ
グラムの書き込みが可能となるように構成された制御装
置がある。このような制御装置について、後で説明する
本発明の制御装置の実施の形態の構成を示すブロック図
である図1を流用して説明する。制御装置100は、R
AM1と、この制御装置100が実行することによって
不図示の制御対象に対する制御動作を行うためのアプリ
ケーションプログラムが書き込まれる書き替え可能メモ
リであるフラッシュメモリ2と、シリアル入出力部3
と、書き込み処理起動プログラムを格納する書き込み処
理起動プログラム用メモリ4とを内蔵するマイクロコン
ピュータ(以下CPUという)5とを備えて構成されて
いる。
【0003】転送装置200は、上記フラッシュメモリ
2に書き込む為に用意されたアプリケーションプログラ
ムを格納するためのアプリケーションプログラム用メモ
リ6と、アプリケーションプログラムの書き込みを制御
するための書き込み制御プログラムを格納した書き込み
制御プログラム用メモリ7と、シリアル入出力部3に接
続されアプリケーションプログラムや書き込み制御プロ
グラムをCPU5に転送するためのシリアル入出力部8
と、転送処理を制御するための転送元制御プログラムを
格納する転送元制御プログラム用メモリ9とを内蔵する
マイクロコンピュータ(以下CPUという)10とを備
えて構成されている。
【0004】制御装置100と転送装置200は互いに
接続されたシリアル入出力部3、8を介してシリアルデ
ータの形式でデータを入出力するように構成されてい
る。ここではシリアル入出力部3、8が互いに接続され
ているものとする。この状態で、制御装置100のCP
U5に書き込み処理の開始を示す信号が入力されると、
図6に示されているように制御装置100の書き込み処
理起動プログラムが起動され、転送装置200の書き込
み制御プログラム用メモリ7に格納されている書き込み
制御プログラムがRAM1へ転送され(S1)、フラッ
シュメモリ2の全エリアが消去(初期化)される(S
2)。次いで、RAM1に格納された書き込み制御プロ
グラムが起動される(S3)。図7に示されているよう
に、書き込み制御プログラムが起動されると、転送装置
200のアプリケーションプログラム用メモリ6に格納
されているアプリケーションプログラムが転送装置20
0から制御装置100に転送される(S4)。制御装置
100は、受信したアプリケーションプログラムをフラ
ッシュメモリ2に書き込む(S5)。全てのアプリケー
ションプログラムの書き込みが終了したか否かを判断
し、終了していなければステップS4に移行し、終了し
ていればアプリケーションプログラムの書き込み動作を
終了する(S6)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の制御
装置では、上述した図6、図7の手順を踏みさえすれ
ば、誰でも制御装置100のフラッシュメモリ2に対す
るアプリケーションプログラムの書き替えが可能となる
ため、第三者が不正にアプリケーションプログラムを書
き替えてしまう危険があった。本発明は、前記事情に鑑
み案出されたものであって、本発明の目的は、書き替え
可能メモリに対するアプリケーションプログラムの書き
替えが不正に行われることを防止することができる制御
装置およびプログラムの書き込み方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の制御装置は、ア
プリケーションプログラムを格納する書き替え可能メモ
リと、前記書き替え可能メモリに格納されているプリケ
ーションプログラムに基づいて制御対象に対する制御を
行う制御手段とを有し、シリアルデータの形式で受信さ
れたアプリケーションプログラムを前記書き替え可能メ
モリに書き込むことが可能となるように構成された制御
装置において、前記アプリケーションプログラムには、
該アプリケーションプログラムが正当なものであること
示すための識別コードが予め割り当てられ、前記書き替
え可能メモリに格納されている前記アプリケーションプ
ログラムに割り当てられている識別コードを第1識別コ
ードとして格納するための識別コード用メモリを前記制
御装置に設け、前記制御手段は、前記アプリケーション
プログラムを受信するに先立って該アプリケーションプ
ログラムに割り当てられた第2識別コードを受信し、前
記第2識別コードと前記第1識別コードとを比較して一
致したときに、前記受信されたアプリケーションプログ
ラムの前記書き替えメモリへの書き込みを許可し、そう
でないときに禁止するように構成されていることを特徴
とする。
【0007】そのため、正当なアプリケーションプログ
ラムが書き替え可能メモリに格納され、このアプリケー
ションプログラムに割り当てられている識別コードが第
1識別コードとして識別コード用メモリに格納されてい
れば、第1識別コードと一致する第2識別コードが割り
当てられたアプリケーションプログラムの書き替え可能
メモリに対する書き込みが許可されるが、そうでないと
きにはアプリケーションプログラムの書き込みが禁止さ
れるので、書き替え可能メモリに対する不正なアプリケ
ーションプログラムの書き込みを防止することができ
る。
【0008】また、本発明の制御装置のプログラム書き
込み方法は、アプリケーションプログラムを格納する書
き替え可能メモリを有し、前記書き替え可能メモリに格
納されているプリケーションプログラムに基づいて制御
対象に対する制御を行うとともに、シリアルデータの形
式で受信されたアプリケーションプログラムを前記書き
替え可能メモリに書き込むことが可能となるように構成
された制御装置のプログラム書き込み方法において、前
記アプリケーションプログラムに該アプリケーションプ
ログラムが正当なものであること示すための識別コード
が予め割り当てられ、前記書き替え可能メモリに格納さ
れている前記アプリケーションプログラムに割り当てら
れている識別コードを第1識別コードとして格納するた
めの識別コード用メモリを前記制御装置に設けられ、前
記アプリケーションプログラムを受信するに先立って該
アプリケーションプログラムに割り当てられた第2識別
コードを受信する第1ステップと、前記受信した第2識
別コードと前記第1識別コードとを比較して、一致した
ときに前記受信されたアプリケーションプログラムの前
記書き替えメモリへの書き込みを許可し、一致しないと
きに前記受信されたアプリケーションプログラムの前記
書き替えメモリへの書き込みを禁止する第2ステップと
を含むことを特徴とする。
【0009】そのため、正当なアプリケーションプログ
ラムが書き替え可能メモリに格納され、このアプリケー
ションプログラムに割り当てられている識別コードが第
1識別コードとして識別コード用メモリに格納されてい
れば、第1識別コードと一致する第2識別コードが割り
当てられたアプリケーションプログラムの書き替え可能
メモリに対する書き込みが許可されるが、そうでないと
きにはアプリケーションプログラムの書き込みが禁止さ
れるので、書き替え可能メモリに対する不正なアプリケ
ーションプログラムの書き込みを防止することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の制御装置の実施の
形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明
の制御装置の実施の形態における制御装置および転送装
置の構成を示すブロック図、図2は制御装置のCPUの
入力端子の説明図、図3は制御装置における書き込み処
理プログラムの起動時の信号のタイミング図、図4は書
き込み処理起動プログラムの動作を示すフローチャー
ト、図5は書き込み処理起動プログラムの動作を示すフ
ローチャートである。なお、以下では本発明の制御装置
の実施の形態を説明することによって本発明の制御装置
のプログラム書き込み方法の実施の形態の説明を兼ねる
ことにする。
【0011】本実施の形態における制御装置100は、
従来と同様に、RAM1(特許請求の範囲の第2メモリ
に相当)と、フラッシュメモリ2(特許請求の範囲の書
き替え可能メモリに相当)と、シリアル入出力部3(特
許請求の範囲の第1シリアル入出力部に相当)と、書き
込み処理起動プログラム用メモリ4と、これらを内蔵す
るCPU5(特許請求の範囲の制御手段に相当)とを備
えて構成されている。また、本実施の形態における転送
装置200は、従来と同様に、アプリケーションプログ
ラム用メモリ6と、書き込み制御プログラムを格納した
書き込み制御プログラム用メモリ7(特許請求の範囲の
第1メモリに相当)と、シリアル入出力部8(特許請求
の範囲の第2シリアル入出力部に相当)と、転送元制御
プログラム用メモリ9と、これらを内蔵するCPU10
とを備えて構成されている。本実施の形態の制御装置1
00が従来装置と異なる部分は、転送装置200の書き
込み制御プログラム用メモリ7に格納されている書き込
み制御用プログラムに識別コードが含まれていること
と、書き込み処理起動プログラム用メモリ4の一部に識
別コードを格納するための識別コード用メモリ4Aが設
けられていることである。また、本実施の形態における
書き込み制御プログラムは、後述するように、制御装置
100が実行する制御動作が従来と異なっている。
【0012】図2に示されているように制御装置100
のCPU5は、リセット端子11と書き込み処理起動端
子12を有している。図3に示されているように、CP
U5のリセット端子11をイネーブル(本例では0V)
にしておき、書き込み処理起動端子12に書き込み処理
起動プログラム4が起動される電圧(本例では5V)を
印加した状態でリセットを解除(本例ではリセット端子
11を5Vに)する。これにより、CPU5に内蔵され
た書き込み処理起動プログラム4が起動されるようにな
っている。
【0013】次に、図4、図5のフローチャートを参照
してフラッシュメモリ2に対するアプリケーションプロ
グラムの書き込み動作について説明する。まず、図1に
示されているように、制御装置100のシリアル入出力
部3と、転送装置200のシリアル入出力部8とが不図
示のコネクタを介して接続される。図4に示されている
ように、CPU5をリセット状態にし(S7)、書き込
み処理起動端子12に書き込み処理起動プログラム4が
起動される電圧を印加した状態でリセットを解除する
(S8)。これにより書き込み処理起動プログラム用メ
モリ4に格納されている書き込み処理起動プログラムが
起動される(S9)。なお、CPU5のリセット端子1
1と書き込み処理起動端子12に対する電圧の印加は、
例えば転送装置200によって行ってもよいし、制御装
置100に操作用スイッチを設けておき、これら操作用
スイッチを手動で操作することによって行うようにして
もよい。
【0014】図5に示されているように、書き込み処理
起動プログラムが起動されると、書き込み制御プログラ
ム用メモリ7に格納されている書き込み制御プログラム
がシリアル入出力部8、3を介してシリアルデータの形
式でCPU5のRAM1に転送される(S10)。前述
したように、書き込み制御プログラム用メモリ7の書き
込み制御プログラムには、制御装置100のフラッシュ
メモリ2に書き込むアプリケーションプログラムを識別
する為の識別コードが含まれているため、この識別コー
ドを含む書き込み制御プログラムがRAM1に転送され
る。
【0015】書き込み制御装置100のCPU5は、ア
プリケーションプログラムが初めて書き込まれるのか、
既に書き込み済のプログラムを書き替えるのかを判別す
る為、書き込み処理起動プログラム用メモリ4の識別コ
ード用メモリ4Aに、既に記憶された識別コードがある
かどうかを判定する(S11)。初めてアプリケーショ
ンプログラム6が書き込まれる場合(S11で“N”)
には、書き込み制御プログラムに含まれている識別コー
ドを処理起動プログラム用メモリ4の識別コード用メモ
リ4Aに格納する(S12)。そして、内蔵フラッシュ
メモリ2の全エリアを消去し(S13)、既にRAM1
に格納されている書き込み制御プログラムが起動される
(S14)。これによりCPU5は、転送装置200の
アプリケーションプログラム用メモリ6から転送される
アプリケーションプログラムをフラッシュメモリ2へ書
き込む書き込み動作を実行する。
【0016】一方、ステップS11において、書き込み
処理起動プログラム用メモリ4の識別コード用メモリ4
Aに、既に識別コードがある場合、すなわち、既に書き
込み済みのアプリケーションプログラムを書き替える場
合には、識別コード用メモリ4Aに格納されている識別
コード(特許請求の範囲の第1識別コードに相当)と、
書き込み制御プログラムに含まれている識別コード(特
許請求の範囲の第2識別コードに相当)の比較を行う
(S15)。両者の識別コードが一致した場合(S15
で“Y”)、すなわち書き込み制御プログラムに含まれ
ている識別コードが正当なものであった場合のみ、S1
3、S14の書き込み処理を行う。両者の識別コードが
一致しなかった場合(S15で“N”)、すなわち書き
込み制御プログラムに含まれている識別コードが不正な
ものであった場合のみ、S13、S14の書き込み処理
は実行せずに処理を終了する。本実施の形態において
は、ステップS10が特許請求の範囲の第1ステップに
相当し、ステップS15、S13、S14が特許請求の
範囲の第2ステップに想到している。
【0017】したがって、上述した実施の形態によれ
ば、正当なアプリケーションプログラムがフラッシュメ
モリ2に格納され、このアプリケーションプログラムに
割り当てられている識別コードが第1識別コードとして
識別コード用メモリ4Aに格納されていれば、第1識別
コードと一致する第2識別コードが割り当てられたアプ
リケーションプログラムをフラッシュメモリ2に書き込
むことが許可されるが、そうでないときにはアプリケー
ションプログラムの書き込みが禁止される。したがっ
て、フラッシュメモリ2に対する不正なアプリケーショ
ンプログラムの書き込みを防止することができる。
【0018】また、本実施の形態では、制御装置100
において識別コードを格納する識別コード用メモリ4A
を書き込み処理起動プログラム用メモリ4に設け、フラ
ッシュメモリ2には識別コードを格納しないように構成
した。そのため、フラッシュメモリ2のメモリ容量をア
プリケーションプログラムを格納するために最大限有効
に活用することができる。しかしながら、本発明は、識
別コード用メモリを書き込み処理起動プログラム用メモ
リに設ける構成に限定されるものではなく、識別コード
用メモリをフラッシュメモリに設けてもよいし、他の記
憶装置、例えば書き込み処理起動プログラム用メモリ以
外の記憶装置に設けてもかまわない。
【0019】また、本実施の形態では、制御装置100
のCPU5が書き込み処理起動プログラムを実行するこ
とによって、識別コードの比較判定と、その判定結果に
基づく書き込み制御プログラムの起動とを行うことで、
フラッシュメモリに対する書き込みの許可と禁止を行
う。したがって、このような比較判定や書き込みの許可
と禁止の制御を司る制御回路を別途設ける場合と異な
り、制御装置の構成が簡素で、コストも安価で済むとい
う利点がある。
【0020】また、制御装置100は、アプリケーショ
ンプログラムおよび識別コードをシリアル入出力部3に
よってシリアルデータの形式で受信するように構成され
ているため、例えばバス形式でデータの授受を行う場合
に比較して制御装置の構成が簡素で、コストも安価で済
むという利点がある。
【0021】制御装置100がアプリケーションプログ
ラムを実行することによって制御する制御対象は特に限
定されないが、一例として自動車の電装部が挙げられ
る。この場合、制御装置100は自動車に搭載される、
いわゆる車載用伝送制御装置として構成される。
【0022】本実施の形態では、書き替え可能メモリと
してフラッシュメモリを用いた例を示したが、これ以外
の形式の書き替え可能メモリであってもよいことはもち
ろんである。
【0023】
【発明の効果】本発明の制御装置は、正当なアプリケー
ションプログラムが書き替え可能メモリに格納され、こ
のアプリケーションプログラムに割り当てられている識
別コードが第1識別コードとして識別コード用メモリに
格納されていれば、第1識別コードと一致する第2識別
コードが割り当てられたアプリケーションプログラムの
書き替え可能メモリに対する書き込みが許可されるが、
そうでないときにはアプリケーションプログラムの書き
込みが禁止されるので、書き替え可能メモリに対する不
正なアプリケーションプログラムの書き込みを防止する
ことができる。
【0024】また、本発明の制御装置のプログラム書き
込み方法は、正当なアプリケーションプログラムが書き
替え可能メモリに格納され、このアプリケーションプロ
グラムに割り当てられている識別コードが第1識別コー
ドとして識別コード用メモリに格納されていれば、第1
識別コードと一致する第2識別コードが割り当てられた
アプリケーションプログラムの書き替え可能メモリに対
する書き込みが許可されるが、そうでないときにはアプ
リケーションプログラムの書き込みが禁止されるので、
書き替え可能メモリに対する不正なアプリケーションプ
ログラムの書き込みを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置の実施の形態における制御装
置および転送装置の構成を示すブロック図である。
【図2】制御装置のCPUの入力端子の説明図である。
【図3】制御装置における書き込み処理プログラムの起
動時の信号のタイミング図である。
【図4】書き込み処理起動プログラムの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】書き込み処理起動プログラムの動作を示すフロ
ーチャートである。
【図6】従来装置における書き込処理起動プログラムの
動作を示すフローチャートである。
【図7】従来装置における書き込み制御プログラムの動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……RAM、2……フラッシュメモリ、3、8……シ
リアル入出力部、4……書き込み処理起動プログラム用
メモリ、4A……識別コード用メモリ、6……アプリケ
ーションプログラム用メモリ、7……書き込み制御プロ
グラム用メモリ、100……制御装置、200……転送
装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションプログラムを格納する
    書き替え可能メモリと、 前記書き替え可能メモリに格納されているプリケーショ
    ンプログラムに基づいて制御対象に対する制御を行う制
    御手段とを有し、 シリアルデータの形式で受信されたアプリケーションプ
    ログラムを前記書き替え可能メモリに書き込むことが可
    能となるように構成された制御装置において、前記アプ
    リケーションプログラムには、該アプリケーションプロ
    グラムが正当なものであること示すための識別コードが
    予め割り当てられ、 前記書き替え可能メモリに格納されている前記アプリケ
    ーションプログラムに割り当てられている識別コードを
    第1識別コードとして格納するための識別コード用メモ
    リを前記制御装置に設け、 前記制御手段は、前記アプリケーションプログラムを受
    信するに先立って該アプリケーションプログラムに割り
    当てられた第2識別コードを受信し、前記第2識別コー
    ドと前記第1識別コードとを比較して一致したときに、
    前記受信されたアプリケーションプログラムの前記書き
    替えメモリへの書き込みを許可し、そうでないときに禁
    止するように構成されている、 ことを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 転送装置が前記制御装置と接続可能に設
    けられ、前記転送装置は前記制御装置と接続された状態
    で前記アプリケーションプログラムおよび該アプリケー
    ションプログラムに割り当てられている前記識別コード
    をシリアルデータの形式で前記制御装置に転送するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1記載の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段による前記第2識別コード
    の受信はシリアルデータの形式で行われることを特徴と
    する請求項1または2記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御装置にシリアルデータを入出力
    する第1シリアル入出力部が設けられ、前記転送装置に
    シリアルデータを入出力する第2シリアル入出力部が設
    けられ、前記アプリケーションプログラムおよび前記識
    別コードの転送装置から制御装置への送信は互いに接続
    された前記第1シリアル入出力部と第2シリアル入出力
    部を経由して行なわれることを特徴とする請求項1、2
    または3記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記転送装置は、前記アプリケーション
    プログラムを格納するアプリケーションプログラム用メ
    モリと、前記制御手段が実行することにより、前記書き
    替え可能メモリに対する前記アプリケーションプログラ
    ムの書き込みを制御する書き込み制御プログラムを格納
    する第1メモリとを備えることを特徴とする請求項2、
    3または4記載の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、前記転送装置から受信
    された前記書き込み制御プログラムを格納するための第
    2メモリと、書き込み処理起動プログラムを格納する書
    き込み処理起動プログラム用メモリとを備え、前記制御
    手段が前記書き込み処理起動プログラムを実行すること
    により、前記書き込み制御プログラムの前記転送装置か
    ら前記制御装置への転送と、前記転送装置から転送され
    た前記第2識別コードと第1識別コードの比較判定と、
    その判定結果に基づく前記書き込み制御プログラムの起
    動とが制御されることを特徴とする請求項5記載の制御
    装置。
  7. 【請求項7】 前記第2メモリは、該第2メモリに格納
    されている前記書き込み制御プログラムが前記書き替え
    可能メモリに対する前記アプリケーションプログラムの
    書き込み終了後に消去され、前記制御手段によって作業
    用メモリとして使用可能となるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項6記載の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記識別コード用メモリは前記書き込み
    処理起動プログラム用メモリの一部に設けられているこ
    とを特徴とする請求項6または7記載の制御装置。
  9. 【請求項9】 前記制御装置は自動車に搭載され、前記
    制御対象は前記自動車の電装部であることを特徴とする
    請求項1乃至8に何れか1項記載の制御装置。
  10. 【請求項10】 前記書き替え可能メモリはフラッシュ
    メモリであることを特徴とする請求項1乃至9に何れか
    1項記載の制御装置。
  11. 【請求項11】 アプリケーションプログラムを格納す
    る書き替え可能メモリを有し、前記書き替え可能メモリ
    に格納されているプリケーションプログラムに基づいて
    制御対象に対する制御を行うとともに、シリアルデータ
    の形式で受信されたアプリケーションプログラムを前記
    書き替え可能メモリに書き込むことが可能となるように
    構成された制御装置のプログラム書き込み方法におい
    て、 前記アプリケーションプログラムに該アプリケーション
    プログラムが正当なものであること示すための識別コー
    ドが予め割り当てられ、 前記書き替え可能メモリに格納されている前記アプリケ
    ーションプログラムに割り当てられている識別コードを
    第1識別コードとして格納するための識別コード用メモ
    リを前記制御装置に設けられ、 前記アプリケーションプログラムを受信するに先立って
    該アプリケーションプログラムに割り当てられた第2識
    別コードを受信する第1ステップと、 前記受信した第2識別コードと前記第1識別コードとを
    比較して、一致したときに前記受信されたアプリケーシ
    ョンプログラムの前記書き替えメモリへの書き込みを許
    可し、一致しないときに前記受信されたアプリケーショ
    ンプログラムの前記書き替えメモリへの書き込みを禁止
    する第2ステップとを含む、 ことを特徴とする制御装置のプログラム書き込み方法。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09134307A (ja) * 1995-11-13 1997-05-20 Denso Corp 電子制御装置のメモリ書換システム,電子制御装置及びメモリ書換装置

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JPH09134307A (ja) * 1995-11-13 1997-05-20 Denso Corp 電子制御装置のメモリ書換システム,電子制御装置及びメモリ書換装置

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