JP2001290586A - 座標獲得システムおよび座標獲得方法および座標入力装置 - Google Patents

座標獲得システムおよび座標獲得方法および座標入力装置

Info

Publication number
JP2001290586A
JP2001290586A JP2000110566A JP2000110566A JP2001290586A JP 2001290586 A JP2001290586 A JP 2001290586A JP 2000110566 A JP2000110566 A JP 2000110566A JP 2000110566 A JP2000110566 A JP 2000110566A JP 2001290586 A JP2001290586 A JP 2001290586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coordinate
coordinate data
input device
control device
coordinate input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000110566A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Takegawa
賢一 竹川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000110566A priority Critical patent/JP2001290586A/ja
Publication of JP2001290586A publication Critical patent/JP2001290586A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御装置が処理能力の低いものであっても、
座標入力装置から送出される座標データを制御装置にお
いて正確に処理することの可能な座標獲得システムおよ
び座標獲得方法および座標入力装置を提供する。 【解決手段】 座標入力装置51と、座標入力装置51
において検出された座標データを獲得する制御装置52
とを有しており、制御装置52は、座標データ(X,
Y)を獲得するときには座標入力装置51に要求を出
し、座標入力装置51は、検出した座標データ(X,
Y)を、制御装置52からの要求により、制御装置52
に送出するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座標獲得システム
および座標獲得方法および座標入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図10に示すような座標獲得シス
テムが知られている。図10を参照すると、この座標獲
得システムは、座標入力装置1と、座標入力装置1にお
いて検出された座標データを獲得する制御装置2とを有
している。
【0003】ここで、座標入力装置1には、例えばタッ
チパネルが用いられ、座標入力装置1は、タッチパネル
上の指等の位置を座標データ(X,Y)として検出する演
算部3と、演算部3で検出された座標データ(X,Y)
を外部の制御装置2に送出するための出力制御部4とを
備えており、出力制御部4は、演算部3で検出された座
標データ(X,Y)を所定の時間間隔(例えばΔt)で
外部の制御装置2に送出するようになっている。具体的
に、この送出の時間間隔は、10〜20m/秒程度であ
る。
【0004】また、外部の制御装置2には、例えばパー
ソナルコンピュータなどを用いることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の座
標獲得システムでは、座標入力装置1において所定の時
間間隔Δtで順次に検出される座標データ(X,Y)を
座標入力装置1から所定の時間間隔(例えばΔt)で制
御装置2に送出していた。
【0006】しかしながら、この場合、使用している制
御装置(例えばパーソナルコンピュータ)2が処理能力
の低いものであったりすると、座標入力装置1から送ら
れた座標データ(X,Y)を処理しきれず、座標入力装
置1が座標データ(X,Y)を所定の時間間隔(例えば
Δt)で送出しても、これを読み飛ばしてしまい、正確
な座標データの処理(例えば、正確な描画処理)ができ
なくなるという問題があった。
【0007】本発明は、制御装置が処理能力の低いもの
であっても、座標入力装置から送出される座標データを
制御装置において正確に処理することの可能な座標獲得
システムおよび座標獲得方法および座標入力装置を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、座標データを検出する座標
入力装置と、座標入力装置において検出された座標デー
タを獲得する制御装置とを有する座標獲得システムにお
いて、前記制御装置は、座標データを獲得するときには
座標入力装置に要求を出し、前記座標入力装置は、検出
した座標データを、制御装置からの要求により、制御装
置に送出するようになっていることを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の座標獲得システムにおいて、前記座標入力装置は、
検出した座標データを保持する座標データ記憶手段を有
しており、座標データを検出したときに制御装置からの
要求がない場合には、座標入力装置は、検出した座標デ
ータを座標データ記憶手段に記憶するようになっている
ことを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の座標獲得システムにおいて、前記座標データ記憶手
段には、複数の座標データを記憶可能であることを特徴
としている。
【0011】また、請求項4記載の発明は、請求項2ま
たは請求項3記載の座標獲得システムにおいて、座標デ
ータ記憶手段に座標データが保持されている場合には、
座標入力装置は、制御装置からの要求により、座標デー
タ記憶手段に保持されている座標データを制御装置に送
出するようになっていることを特徴としている。
【0012】また、請求項5記載の発明は、座標入力装
置によって検出された座標データを外部の制御装置に送
出することで、制御装置が座標入力装置からの座標デー
タを獲得する座標獲得方法において、座標入力装置にお
いて検出された座標データの制御装置への送出は、制御
装置からの要求により行なうことを特徴としている。
【0013】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の座標獲得方法において、座標入力装置において座標
データを検出したときに制御装置からの要求がない場合
には、座標入力装置は、検出した座標データを記憶保持
しておき、制御装置からの要求があったときに、座標入
力手段は、記憶保持している座標データを制御装置に送
出することを特徴としている。
【0014】また、請求項7記載の発明は、請求項5ま
たは請求項6記載の座標獲得方法において、制御装置か
らの前記要求は、制御装置に処理の余裕があるときにな
されることを特徴としている。
【0015】また、請求項8記載の発明は、座標データ
を検出する座標入力装置であって、該座標入力装置は、
検出したデータを、外部からの要求があったときに、外
部に送出するようになっていることを特徴としている。
【0016】また、請求項9記載の発明は、請求項8記
載の座標入力装置において、座標入力装置は、検出した
座標データを保持する座標データ記憶手段を有してお
り、座標データを検出したときに外部からの要求がない
場合には、座標入力装置は、検出した座標データを座標
データ記憶手段に記憶するようになっていることを特徴
としている。
【0017】また、請求項10記載の発明は、請求項9
記載の座標入力装置において、座標データ記憶手段に
は、複数の座標データを記憶可能であることを特徴とし
ている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明に係る座標獲得システ
ムの構成例を示す図である。図1を参照すると、この座
標獲得システムは、座標入力装置51と、座標入力装置
51において検出された座標データを獲得する制御装置
52とを有している。
【0019】ここで、座標入力装置51は、タッチパネ
ル11と、タッチパネル11の下部両端にそれぞれ配置
されている光学ユニット12A,12Bと、タッチパネ
ル11の左右および上側に配置されている反射部13
A,13B,13Cとを有している。
【0020】光学ユニット12Aは、図2に示すような
扇状の光LAを出射する光源部(例えばレーザダイオー
ド)21Aと、反射部13A,13B,13Cからの反
射光を受光する受光部(例えばCCD)22Aとを有し
ている。同様に、光学ユニット12Bは、図2に示すよ
うな扇状の光LBを出射する光源部(例えばレーザダイ
オード)21Bと、反射部13A,13B,13Cから
の反射光を受光する受光部(例えばCCD)22Bとを
有している。
【0021】また、各反射部13A,13B,13C
は、例えば再帰反射シートで構成されており、光源部2
1Aからの光をこの光源部21Aに向けて反射し、ま
た、光源部21Bからの光をこの光源部21Bに向けて
反射するように構成されている。
【0022】図3(a),(b)は、光源部21A,2
1Bから光を出射させているときに、タッチパネル11
上に指等の遮蔽物がない場合の受光部22A,22Bの
出力30A,30Bをそれぞれ示す図であり、図4
(a),(b)は、光源部21A,21Bから光を出射
させているときに、タッチパネル11上に指等の遮蔽物
がある場合の受光部22A,22Bの出力30A,30
Bをそれぞれ示す図である。図4(a),(b)におい
て、出力30A,30Bの凹み部分31A,31Bは、
指等の遮蔽物によって光が遮蔽されたことによるもので
あり、出力30A,30Bの端32A,32Bから凹み
部分31A,31Bまでの間隔dA,dBは、図5にお
いて、タッチパネル11の下端を基準として、光学ユニ
ット12A,12Bと遮蔽物とのなす角度θA,θBを
それぞれ表わしている。
【0023】従って、出力30A,30Bの端32A,
32Bから凹み部分31A,31Bまでの間隔dA,d
Bから、遮蔽物までの角度θA,θBを割り出すことが
でき、また、図5に示すように、光学ユニット12A,
12B間の間隔wと角度θA,θBとを用いて(三角測
法の原理により)、タッチパネル11上における指等の
遮蔽物の座標データ(X,Y),すなわちタッチされた
位置(X,Y)を検出することができる。
【0024】上記原理により座標データ(X,Y)を検
出するため、図1の座標入力装置1には、さらに、演算
部14が設けられている。演算部14は、光学ユニット
12A,12Bから図4(a),(b)に示したような
出力30A,30Bを受けるとき、この出力30A,3
0Bから遮蔽物までの角度θA,θBを割り出し、この
角度θA,θBと光学ユニット12A,12B間の間隔
wとを用いて(三角測法の原理により)、タッチパネル
11上における指等の遮蔽物の座標データ(X,Y),
すなわちタッチされた位置(X,Y)を算出するように
なっている。
【0025】なお、演算部14における上述のような座
標データ(X,Y)の算出,すなわち座標データ(X,
Y)の検出は、所定の時間間隔Δtでなされる。
【0026】また、図1の座標入力装置51には、演算
部14で検出された座標データ(X,Y)を外部の制御
装置52に送出するための出力制御部55が設けられて
おり、出力制御部55は、外部の制御装置52から要求
が出されたときに、演算部14で検出された座標データ
(X,Y)を外部の制御装置52に送出するようになっ
ている。
【0027】また、外部の制御装置52には、例えばパ
ーソナルコンピュータなどが用いられ、制御装置52
は、座標入力装置51から座標データ(X,Y)を獲得
する場合、制御装置52に処理の余裕があるときに、座
標入力装置51に対して、座標データ(X,Y)を獲得
するための要求を出すようになっている。
【0028】このように、図1の座標獲得システムは、
光が遮蔽されたときに遮蔽された位置の座標を座標デー
タとして検出する座標入力装置51と、座標入力装置5
1において検出された座標データを獲得する制御装置5
2とを有しており、制御装置52は、座標データ(X,
Y)を獲得するときには座標入力装置51に要求を出
し、座標入力装置51は、検出した座標データ(X,
Y)を、制御装置52からの要求により、制御装置52
に送出するようになっている。
【0029】また、図1の座標獲得システムにおいて、
座標入力装置51には、検出した座標データ(X,Y)
を保持する座標データ記憶部56が設けられており、座
標入力装置51が座標データを検出したときに制御装置
52からの要求がない場合には、座標入力装置51は、
検出した座標データを座標データ記憶部56に記憶する
ようになっている。この場合、座標データ記憶部56に
は、複数の座標データを記憶可能となっている。
【0030】そして、座標データ記憶部56に座標デー
タが保持されている場合には、座標入力装置51は、制
御装置52からの要求により、座標データ記憶部56に
保持されている座標データを制御装置52に送出するよ
うになっている。
【0031】図6は図1の座標獲得システムの座標入力
装置51のハードウェア構成例を示す図であり、また、
図7は図1の座標獲得システムの制御装置52のハード
ウェア構成例を示す図である。
【0032】図6を参照すると、座標入力装置51は、
データ処理に関する構成として、全体を制御するCPU
61と、CPU61の制御プログラム等が記憶されてい
るROM62と、CPU61のワークエリア等として使
用されるRAM63と、制御装置52との間でのデータ
や制御信号の送受を行なうインタフェース64とを備え
ている。ここで、CPU61は図1の演算部14、出力
制御部55としての機能を有している。また、RAM6
3は、座標データ記憶部56などとしての機能を有して
いる。
【0033】また、図7を参照すると、制御装置52
は、データ処理に関する構成として、全体を制御するC
PU71と、CPU71の制御プログラム等が記憶され
ているROM72と、CPU71のワークエリア等とし
て使用されるRAM73と、座標入力装置51との間で
のデータ制御信号の送受を行なうインタフェース74と
を備えており、CPU71によって、座標入力装置51
への要求を出して座標入力装置51から座標データを獲
得する処理などを行なうようになっている。
【0034】次に、図1,図6,図7の座標獲得システ
ムの座標入力装置51と制御装置52の処理動作例を図
8のフローチャートを用いて説明する。
【0035】図8を参照すると、座標入力装置51から
座標データを獲得したい場合には、制御装置52は、先
ず、座標入力装置51に対して位置検出開始命令を出
す。座標入力装置51は、この命令を受けて、位置検出
処理を開始する。すなわち、座標入力装置51は、タッ
チパネル11上での指の位置を受光部22A,22Bに
て検出し(ステップS1)、演算部14にて座標データ
(X,Y)に変換し(ステップS2)、変換した座標デ
ータ(X,Y)を座標データ記憶部56に保存する(ス
テップS3)。次いで、座標入力装置51は、制御装置
52から位置検出終了命令を受信したか否かを判断し
(ステップS4)、位置検出終了命令を受信していない
ときには、ステップS1乃至S3の座標データ(X,
Y)の検出処理を位置検出終了命令を受信するまで繰り
返し行なう。これにより、座標入力装置51では、位置
検出終了命令を受信するまで、タッチパネル11上での
指の次の位置を順次に検出することができ、これを座標
データ(X,Y)として順次に座標データ記憶部56に
記憶させることができる。そして、座標入力装置51
は、ステップS4において制御装置52から位置検出終
了命令を受信すると、位置検出処理を終了する。
【0036】一方、制御装置52は、座標入力装置51
に対して位置検出開始命令を出した後、制御装置52の
CPU71の処理余裕を検出する処理を開始する。すな
わち、制御装置52は、制御装置52のCPU71の処
理に余裕があるか否かを判断し(ステップT1)、余裕
のあるときには、制御装置52は、座標入力装置51に
対して座標データの要求命令を発行する。なお、制御装
置52のCPU71の処理余裕を検出する処理は、CP
U71自体で行なうことができる。
【0037】座標入力装置51は、制御装置52から座
標データの要求命令を受け付けると、制御装置52に向
けて送出できる座標データがあるか否かを判断する(ス
テップS5)。ステップS5において、制御装置52に
向けて送出できる座標データがあると判断したときに
は、座標入力装置51は、制御装置52に向けて座標デ
ータを送出する(ステップS6)。すなわち、座標入力
装置51は、座標データの要求命令を受信したときに座
標データ記憶部56に座標データが記憶されている場合
には、座標データ記憶部56に記憶されている座標デー
タを送出し、また、座標データの要求命令を受信したと
きに演算部14から座標データが出力された場合には、
この座標データを送出する。
【0038】これにより、制御装置52では、座標入力
装置51から送出された座標データを受信する(ステッ
プT2)。
【0039】図9は座標入力装置51から制御装置52
への座標データの送出処理の具体例を示すタイムチャー
トである。図9(a)には、座標入力装置51の演算部1
4から所定の時間間隔で座標データD1〜D7が算出
(検出)されている状態が示されている。このとき、制
御装置52から、図9(b)に示すようなタイミングで座
標データ52の要求命令R1〜R7が出される場合、座
標入力装置51では、図9(c),(d)に示すようなタイ
ミングで、座標データ記憶部56への座標データの記憶
および制御装置52への座標データの送出を行なう。
【0040】すなわち、例えば、図9(a)において座標
データとしてD1が検出されたときに、この時点では座
標データの要求命令が出されていないので、座標データ
D1は図9(c)に示すように座標データ記憶部56に記
憶される。しかる後、図9(b)に示すように制御装置5
2から座標データの要求命令R1が出されると、座標入
力装置51は、図9(c),(d)に示すように、座標デー
タ記憶部56に記憶されている座標データD1を読み出
し、これを制御装置52に送出する。
【0041】次いで、例えば、図9(b)に示すように、
制御装置52から座標データの要求命令R2が出され、
しかる後、図9(a)に示すように、座標データD2が検
出されると、座標入力装置51は、図9(c),(d)に示
すように、検出した座標データD2を直接制御装置52
に送出する。
【0042】次いで、図9(a)に示すように、座標デー
タD3,D4,D5が検出され、この間、制御装置52
から座標データの要求命令が出されないと、座標データ
D3,D4,D5は、図9(c)に示すように、座標デー
タ記憶部56に記憶され、しかる後、座標データの要求
命令R3,R4,R5が出されると、座標入力装置51
は、図9(c),(d)に示すように、座標データ記憶部5
6に記憶されている座標データD3,D4,D5を読み
出し、これを制御装置52に順次に送出する。次いで、
例えば、図9(b)に示すように、制御装置52から座標
データの要求命令R6が出され、しかる後、図9(a)に
示すように、座標データD6が検出されると、座標入力
装置51は、図9(c),(d)に示すように、検出した座
標データD6を直接制御装置52に送出する。
【0043】図9の処理例からもわかるように、本発明
では、座標入力装置51によって検出された座標データ
を外部の制御装置52に送出することで、制御装置52
が座標入力装置51からの座標データを獲得するように
なっているが、この際、座標入力装置51で検出された
座標データの制御装置52への送出を、制御装置52か
らの要求により行なうようになっているので、座標入力
装置51は座標データを勝手に送出することがなくな
り、制御装置52が処理能力の低いものであっても、制
御装置52において座標データの獲得処理が間に合わな
くなること(制御装置52側で処理し切れなくなるこ
と)を防止できる。
【0044】特に、座標入力装置51が検出した座標デ
ータを保持する座標データ記憶部56を有し、座標デー
タ記憶部56に、複数の座標データを記憶可能である場
合、制御装置52は、制御装置52のCPU71の余裕
のあるときに、座標入力装置51の座標データ記憶部5
6に記憶されている座標データを読み出すことにより、
制御装置52は座標入力装置51で検出された座標デー
タを読み飛ばすことがなくなる。
【0045】なお、上述の例では、座標入力装置51に
は、光が遮蔽されたときに遮蔽された位置の座標を座標
データとして検出する型式のものを用いたが、座標入力
装置51としては、光が遮蔽されたときに遮蔽された位
置の座標を座標データとして検出する型式のものに限ら
ず、任意の型式のものを用いることができる。例えば、
タッチパネル11を指でタッチするときに例えば圧電効
果によって座標を検出する型式のものを用いることもで
きる。
【0046】また、本発明は、大画面装置付きタッチパ
ネル,電子黒板,テレビ会議システム,大画面プロジェ
クションタッチパネル,ディスプレイ一体型タブレット
などに応用できる。
【0047】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1乃至請
求項10記載の発明によれば、座標入力装置によって検
出された座標データを外部の制御装置に送出すること
で、制御装置が座標入力装置からの座標データを獲得す
る場合、座標入力装置において検出された座標データの
制御装置への送出を制御装置からの要求により行なうの
で、座標入力装置から座標データを勝手に送出すること
がなくなり、制御装置側で座標データの処理をしきれな
くなることを防止できる。
【0048】特に、請求項2,請求項4,請求項6,請
求項9記載の発明によれば、座標入力装置は、検出した
座標データを保持する座標データ記憶手段を有してお
り、座標データを検出したときに制御装置からの要求が
ない場合には、座標入力装置は検出した座標データを座
標データ記憶手段に記憶するようになっているので、制
御装置からいつ座標データの要求命令が出されても、座
標入力装置は座標データを送出することができる。
【0049】また、請求項3、請求項10記載の発明に
よれば、座標データ記憶手段には、複数の座標データを
記憶可能なので、制御装置側はいつ座標データを要求し
ても過去の座標データも取り出すことが可能となり、正
確に座標データの処理を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る座標獲得システムの構成例を示す
図である。
【図2】図1の座標獲得システムの座標入力装置を説明
するための図である。
【図3】図1の座標獲得システムの座標入力装置を説明
するための図である。
【図4】図1の座標獲得システムの座標入力装置を説明
するための図である。
【図5】図1の座標獲得システムの座標入力装置を説明
するための図である。
【図6】図1の座標入力装置のハードウェア構成例を示
す図である。
【図7】図1の制御装置のハードウェア構成例を示す図
である。
【図8】図1の座標獲得システムの処理動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図9】図1の座標獲得システムの処理動作を説明する
ためのタイムチャートである。
【図10】従来の座標獲得システムの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 タッチパネル 12A、12B 光学ユニット 13A、13B、13C 反射部 21A、21B 光源部 22A、22B 受光部 14 演算部 51 座標入力装置 52 制御装置 55 出力制御部 56 座標データ記憶部 61 CPU 62 ROM 63 RAM 64 インタフェース 71 CPU 72 ROM 73 RAM 74 インタフェース

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座標データを検出する座標入力装置と、
    座標入力装置において検出された座標データを獲得する
    制御装置とを有する座標獲得システムにおいて、前記制
    御装置は、座標データを獲得するときには座標入力装置
    に要求を出し、前記座標入力装置は、検出した座標デー
    タを、制御装置からの要求により、制御装置に送出する
    ようになっていることを特徴とする座標獲得システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の座標獲得システムにおい
    て、前記座標入力装置は、検出した座標データを保持す
    る座標データ記憶手段を有しており、座標データを検出
    したときに制御装置からの要求がない場合には、座標入
    力装置は、検出した座標データを座標データ記憶手段に
    記憶するようになっていることを特徴とする座標獲得シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の座標獲得システムにおい
    て、前記座標データ記憶手段には、複数の座標データを
    記憶可能であることを特徴とする座標獲得システム。
  4. 【請求項4】 請求項2または請求項3記載の座標獲得
    システムにおいて、座標データ記憶手段に座標データが
    保持されている場合には、座標入力装置は、制御装置か
    らの要求により、座標データ記憶手段に保持されている
    座標データを制御装置に送出するようになっていること
    を特徴とする座標獲得システム。
  5. 【請求項5】 座標入力装置によって検出された座標デ
    ータを外部の制御装置に送出することで、制御装置が座
    標入力装置からの座標データを獲得する座標獲得方法に
    おいて、座標入力装置において検出された座標データの
    制御装置への送出は、制御装置からの要求により行なう
    ことを特徴とする座標獲得方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の座標獲得方法において、
    座標入力装置において座標データを検出したときに制御
    装置からの要求がない場合には、座標入力装置は、検出
    した座標データを記憶保持しておき、制御装置からの要
    求があったときに、座標入力手段は、記憶保持している
    座標データを制御装置に送出することを特徴とする座標
    獲得方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6記載の座標獲得
    方法において、制御装置からの前記要求は、制御装置に
    処理の余裕があるときになされることを特徴とする座標
    獲得方法。
  8. 【請求項8】 座標データを検出する座標入力装置であ
    って、該座標入力装置は、検出したデータを、外部から
    の要求があったときに、外部に送出するようになってい
    ることを特徴とする座標入力装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の座標入力装置において、
    前記座標入力装置は、検出した座標データを保持する座
    標データ記憶手段を有しており、座標データを検出した
    ときに外部からの要求がない場合には、座標入力装置
    は、検出した座標データを座標データ記憶手段に記憶す
    るようになっていることを特徴とする座標入力装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の座標入力装置におい
    て、前記座標データ記憶手段には、複数の座標データを
    記憶可能であることを特徴とする座標入力装置。
JP2000110566A 2000-04-06 2000-04-06 座標獲得システムおよび座標獲得方法および座標入力装置 Pending JP2001290586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000110566A JP2001290586A (ja) 2000-04-06 2000-04-06 座標獲得システムおよび座標獲得方法および座標入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000110566A JP2001290586A (ja) 2000-04-06 2000-04-06 座標獲得システムおよび座標獲得方法および座標入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001290586A true JP2001290586A (ja) 2001-10-19

Family

ID=18623053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000110566A Pending JP2001290586A (ja) 2000-04-06 2000-04-06 座標獲得システムおよび座標獲得方法および座標入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001290586A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003256125A (ja) * 2002-02-26 2003-09-10 Ricoh Co Ltd 座標入力装置
JP2007328668A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Hitachi Information & Communication Engineering Ltd 作業管理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003256125A (ja) * 2002-02-26 2003-09-10 Ricoh Co Ltd 座標入力装置
JP2007328668A (ja) * 2006-06-09 2007-12-20 Hitachi Information & Communication Engineering Ltd 作業管理システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8115753B2 (en) Touch screen system with hover and click input methods
US9772720B2 (en) Flexible room controls
US8860688B2 (en) 3D interactive input system and method
US10318152B2 (en) Modifying key size on a touch screen based on fingertip location
WO2021135288A1 (zh) 显示器的触摸控制方法、终端设备及存储介质
US20120249487A1 (en) Method of identifying a multi-touch shifting gesture and device using the same
US20110199337A1 (en) Object-detecting system and method by use of non-coincident fields of light
TW201113786A (en) Touch sensor apparatus and touch point detection method
US20230051956A1 (en) Smart mirror capable of remotely operating a mobile device
WO2014199700A1 (en) Identification device, method, and computer program product
US20160092032A1 (en) Optical touch screen system and computing method thereof
WO2024188220A1 (zh) 手持控制器光源的控制方法、系统、装置、设备及介质
JP2772153B2 (ja) データ入力装置
US20150185321A1 (en) Image Display Device
TWI582671B (zh) 光學式觸控裝置和其觸控方法
US9652081B2 (en) Optical touch system, method of touch detection, and computer program product
TWI521413B (zh) 光學式觸控裝置
JP2001290586A (ja) 座標獲得システムおよび座標獲得方法および座標入力装置
JP2003280802A (ja) 座標入力装置
US8912482B2 (en) Position determining device and method for objects on a touch device having a stripped L-shaped reflecting mirror and a stripped retroreflector
US20180307302A1 (en) Electronic device and method for executing interactive functions
JP2000181630A (ja) タッチパネルシステム、タッチパネルの情報入力方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR101486488B1 (ko) 다중 사용자 인식 멀티 터치 인터페이스 방법
JP2022188689A (ja) 空間入力システム
JP6279916B2 (ja) タッチパネル装置