JP2001290533A - 監視操作装置 - Google Patents

監視操作装置

Info

Publication number
JP2001290533A
JP2001290533A JP2000106475A JP2000106475A JP2001290533A JP 2001290533 A JP2001290533 A JP 2001290533A JP 2000106475 A JP2000106475 A JP 2000106475A JP 2000106475 A JP2000106475 A JP 2000106475A JP 2001290533 A JP2001290533 A JP 2001290533A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring
monitoring operation
station
stations
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000106475A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4087041B2 (ja
Inventor
Hiroshi Fukuda
浩 福田
Toshihiko Tanaka
俊彦 田中
Masao Isshiki
正雄 一色
Yuichi Shibata
裕一 柴田
Kanetoshi Nara
金敏 奈良
Naomi Hattori
直美 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000106475A priority Critical patent/JP4087041B2/ja
Priority to AU33446/01A priority patent/AU771324B2/en
Priority to US09/827,331 priority patent/US6580952B2/en
Publication of JP2001290533A publication Critical patent/JP2001290533A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4087041B2 publication Critical patent/JP4087041B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B15/00Systems controlled by a computer
    • G05B15/02Systems controlled by a computer electric

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発電プラントの監視操作の集中化に際して、
設備および人員の削減を可能とすると共に、運転上の誤
認や誤操作を防止できる監視操作装置を提供することで
ある。 【解決手段】 集中化制御部8は、複数の発電プラント
1AからDの運転状況に応じて各々の発電プラントに対
して複数台の監視操作ステーション5a〜5fの割り付
けを行う。発電プラントへの割り付けが行われた監視操
作ステーションを移動機構部10a〜10fにより移動
させ、監視操作を行い易い適切な位置に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の発電プラン
トを1つの中央操作室にて集中的に監視操作するための
監視操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、汽力発電プラントの監視制御
は、プラントの各所に設けられたプラント機器や現場操
作盤からの情報を中央操作室の監視制御装置に伝送し、
中央操作室で集中的に監視制御するようにしている。中
央操作室には監視操作装置が設置され、この監視操作装
置には監視操作ステーションや操作入力装置が設けられ
ている。すなわち、監視操作ステーションはプラントの
監視画面を表示するCRT表示装置やその監視画面上で
操作入力を行うポインティングデバイスを有し、操作入
力装置はコンソールやキーボード等である。また、プラ
ント全体の情報の共有化のために大型スクリーン装置が
設けられる場合もある。
【0003】図9は、そのような監視制御装置の構成図
である。図9では、2つの発電プラント1A、1Bを1
つの中央操作室2で監視制御する監視制御装置を示して
いる。中央操作室2には、各々の発電プラント1A、1
Bに対応して、それぞれ監視操作装置3A、3Bおよび
大型スクリーン装置4A、4Bが設置され、それぞれの
監視操作装置3A、3Bには、それぞれ3台の監視操作
ステーション5a〜5c、5e〜5fおよび操作入力装
置6a〜6c、6e〜6fが固定して設けられている。
【0004】そして、監視操作装置3A、3Bからの運
転操作指令に基づき制御システム7A、7Bを介して各
々の発電プラント1A、1Bは運転操作され、また発電
プラント1A、1Bの監視制御情報は監視操作装置3
A、3Bに設置された監視操作ステーション5A、5B
のCRT表示装置に表示される。運転員は監視操作ステ
ーション5A、5BのCRT表示装置に表示された監視
画面により発電プラント1A、1Bを監視することにな
る。
【0005】一方、複数の発電プラントを一括して監視
操作する事例としては、ガスタービンと蒸気タービンと
を組み合わせて構成されたコンバインドサイクル発電プ
ラントがある。このコンバインドサイクル発電プラント
では、ガスタービンと蒸気タービンとを組み合わせた複
数の発電プラント(複数軸のユニット)を複数台の監視
操作ステーションを用いて統括制御するようにしてい
る。
【0006】図10は、そのようなコンバインドサイク
ル発電プラントの監視制御装置の構成図である。図10
では、2つのコンバインドサイクル発電プラントを1つ
の中央操作室2で監視制御する監視制御装置を示してお
り、コンバインド発電プラントは4軸である場合を示し
ている。つまり、1つのコンバインドサイクル発電プラ
ントは、ガスタービンと蒸気タービンとを組み合わせた
4つの発電プラント1a〜1d、1e〜1hを有してい
る。
【0007】図9に示した汽力発電プラントの監視制御
装置と同様に、中央操作室2には、各々のコンバインド
発電プラントに対応して、それぞれ監視操作装置3A、
3Bおよび大型スクリーン装置4A、4Bが設置され、
それぞれの監視操作装置3A、3Bには、それぞれ4台
の監視操作ステーション5a〜5d、5e〜5hおよび
操作入力装置6a、6b、6c、6dが固定して設けら
れている。操作入力装置6は操作入力用のコンソール類
である。
【0008】そして、監視操作装置3A、3Bからの運
転操作指令に基づき集中化制御装置8A、8Bおよび各
々の軸制御装置9a〜9d、9e〜9hを介して各々の
発電プラント1a〜1d、1e〜1hは運転操作され、
また発電プラント1a〜1d、1e〜1hの監視制御情
報は監視操作装置3A、3Bに設置された監視操作ステ
ーション5a〜5d、5e〜5hのCRT表示装置に表
示される。運転員は監視操作ステーション5a〜5d、
5e〜5hのCRT表示装置に表示された監視画面によ
り発電プラント1a〜1d、1e〜1hを監視すること
になる。
【0009】このように、コンバインドサイクル発電プ
ラントの監視制御装置では、監視操作ステーション5
は、複数台の発電プラントを有した1のコンバインドサ
イクル発電プラントをまとめた系列と呼ばれる群毎に設
置され、個別のコンバインドサイクル発電プラントに対
応した軸制御装置9を介して各々の発電プラント1と接
続されている。
【0010】そして、各々の監視操作ステーション5a
〜5d、5e〜5hは、対応する系列のコンバインドサ
イクル発電プラント1a〜1d、1e〜1hと1対1に
対応するのではなく、集中化制御装置8A、8Bにより
プラントの運転状態に応じて任意の発電プラントに対応
づけて監視操作ができるように構成されている。
【0011】例えば、発電プラント1a、1dが停止
中、発電プラント1bが起動中、発電プラント1cが通
常運転中であるような場合では、起動停止中で監視操作
の頻度の高い発電プラント1bに対しては監視操作ステ
ーション5a〜5cを割り当て、通常運転中のプラント
1cは1台の監視操作ステーション1dで通常運転に必
要な監視操作を行うというような形がとられている。
【0012】このように、コンバインドサイクル発電所
の監視制御装置では発電プラント1と監視操作用ステー
ション5とが任意に対応づけられる構成となっている
が、コンバインドサイクル発電プラントは発電プラント
の起動停止が比較的簡単であり、また同一系列内のプラ
ント各軸は原則的に同一の設備で構成されているため、
このような構成をとっても問題は少ない。
【0013】一方、昨今の発電単価引き下げの要請に対
応して、汽力発電プラントにおいても、2つ程度の発電
プラントの一括監視ではなく、さらに多数の発電プラン
トを一括して監視操作し、人員の省力化を図ることが検
討されている。
【0014】図11は、4つの発電プラント1A〜1D
を一つの中央操作室2にて監視制御する場合を想定した
場合の中央操作室2における監視制御装置の構成図であ
る。図11から分かるように、4つの発電プラント1A
〜1D毎に、それぞれ監視操作装置3A〜3Dおよび大
型スクリーン装置4A〜4Hを設置することになる。
【0015】一方、図12は、図10に示したコンバイ
ンドサイクル発電プラントの監視制御装置を集中化した
場合の監視制御装置の構成図である。
【0016】図12に示すように、8つの発電プラント
1a〜1hに対して、6台の監視操作ステーション5a
〜5fを監視操作装置3上に固定的に設置している。監
視操作ステーション5a〜5fは、集中化制御装置8を
介して軸制御装置9a〜9hと接続して任意の発電プラ
ントの監視操作を行えるようになる。このように構成し
た監視操作装置3では、監視操作ステーション5が6台
となり、図10に示した場合に比べて削減できる。これ
に対応して運転に必要な人員数も削減できる
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術を
適用した複数の発電プラントの集中化のための監視操作
装置においては、監視操作ステーションの台数が多く省
人数化ができない。また、監視操作ステーションの台数
は削減できても運用信頼性を欠くおそれがある。
【0018】すなわち、図11に示す中央操作室2で
は、1つの発電プラントあたり、例えば3台の監視操作
ステーション5を要することになり、4つの発電プラン
トでは12台の監視操作ステーション5a〜5lが必要
となる。従って、これら監視操作ステーション5a〜5
lを通じての監視操作に必要な人員の数も大幅な削減は
できない。
【0019】また、図12に示す中央操作室2では、個
々の発電プラントと監視操作ステーションとの対応が明
確でないため、監視操作を行う中で発電プラントの誤認
による誤判断や誤操作が起きる可能性がある。従って、
発電プラントの運用信頼性の低下を招くことになる。
【0020】このように、複数の発電プラントの監視操
作を集中化する際に、図11の監視操作装置3において
は、監視操作のための監視操作ステーションの台数が多
数必要となり、集中化の目的である運転員の削減が期待
できない。
【0021】また、図12の監視操作装置においては、
監視操作ステーションの台数は削減できるものの、複数
の発電プラントでの監視操作ステーションが共用で、し
かも個々の監視操作ステーションが均等に配置されてい
るため、個々の監視操作ステーションがどの発電プラン
トに対応するのか、あるいは隣の監視操作ステーション
が自分の発電プラントに対応するのか異なるのかの区別
が付きにくい。このことから、発電プラントの誤認や誤
操作等の可能性があり、運用信頼性を低下させる恐れが
ある。
【0022】監視操作ステーションを区別させる手段と
して、運転員は監視操作ステーションを人力で移動させ
ているのが実状であるが、監視操作ステーションは重量
物であるため作業性が悪く、監視操作装置のテーブル面
を損傷させる原因にもつながっていた。また、発電プラ
ントに納入する監視操作装置は安全対策や信頼性向上対
策の面から耐震性が要求されており、その対策として監
視操作ステーションは監視操作装置上にネジ又は固定バ
ンド等でしっかりと固定されるのが一般的であるので、
上述のように人力で移動させる際は、その都度固定を解
除し移動し、その後で再固定が必要という非常に手間の
かかる作業でもあった。
【0023】本発明の目的は、発電プラントの監視操作
の集中化に際して、設備および人員の削減を可能とする
と共に、運転上の誤認や誤操作を防止できる監視操作装
置を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
監視操作装置は、複数の発電プラントを集中して監視操
作する中央操作室に設けられ、複数台の監視操作ステー
ションおよび操作入力装置を有し、複数の発電プラント
を個別に集中して監視操作する監視操作装置において、
複数の発電プラントの運転状況に応じて各々の発電プラ
ントに対して複数台の監視操作ステーションの割り付け
を行う集中化制御部と、前記監視操作ステーション及
び、前記操作入力装置のうち少なくとも監視操作ステー
ションを移動させる移動機構部とを備えたことを特徴と
する。
【0025】請求項1の発明に係わる監視操作装置にお
いては、集中化制御部は、複数の発電プラントの運転状
況に応じて各々の発電プラントに対して複数台の監視操
作ステーションの割り付けを行う。発電プラントへの割
り付けが行われた監視操作ステーションを移動機構部に
より移動させ、監視操作を行い易い適切な位置に配置す
る。同様に、操作入力装置や大型スクリーンも移動機構
部により移動させ、適切な位置に配置する。
【0026】請求項2の発明に係わる監視操作装置は、
請求項1の発明において、前記移動機構部は、前記監視
操作ステーションまたは前記操作入力装置を搭載する板
状ベースと、前記板状ベースの裏面に設けられ摩擦係数
の小さい可動補助部材と、前記板状ベースの側面に設け
られ前記板状ベースを前記監視操作装置の表面に固定す
る固定装置とを備えたことを特徴とする。
【0027】請求項2の発明に係わる監視操作装置にお
いては、請求項1の発明の作用に加え、監視操作ステー
ションまたは操作入力装置は、移動機構部の板状ベース
に搭載され、固定部の固定を解除して監視操作装置の表
面に沿って移動させる。この場合、板状ベースの裏面に
設けられた可動補助部材は摩擦係数が小さいので、容易
に移動できる。そして、適切な位置で固定装置により固
定する。
【0028】請求項3の発明に係わる監視操作装置は、
請求項1の発明において、前記移動機構部は、監視操作
ステーションまたは操作入力装置を搭載するベースと、
前記ベースの裏面側に設けられた摺動部と、監視操作装
置の表面部に形成され前記ベースの摺動部と係合して前
記ベースの可動を案内するレールとを備えたことを特徴
とする。
【0029】請求項3の発明に係わる監視操作装置にお
いては、請求項1の発明の作用に加え、監視操作ステー
ションまたは操作入力装置は移動機構部のベースに搭載
され、ベースの摺動部がレールに案内されて移動し、適
切な位置で停止させる。
【0030】請求項4の発明に係わる監視操作装置は、
請求項1の発明において、大型スクリーン装置を設け、
前記移動機構部は、前記大型スクリーン装置を保持する
保持装置と、前記保持装置をスライドさせる可動装置と
を備えたことを特徴とする。
【0031】請求項4の発明に係わる監視操作装置にお
いては、請求項1の発明の作用に加え、大型スクリーン
装置は移動機構部の保持部で保持され、可動装置により
保持装置をスライドさせる。これにより、適切な位置に
大型スクリーン装置を移動させる。
【0032】請求項5の発明に係わる監視操作装置は、
請求項4の発明において、前記保持装置および前記可動
装置が前記中央操作室の天井部に設けられたことを特徴
とする。
【0033】請求項5の発明に係わる監視操作装置にお
いては、請求項4の発明の作用に加え、大型スクリーン
装置は中央操作室の天井部に設けられた保持装置により
保持され、可動装置により保持装置をスライドさせる。
これにより、適切な位置に大型スクリーン装置を移動さ
せる。
【0034】請求項6の発明に係わる監視操作装置は、
請求項1の発明において、前記集中化制御装置は、監視
操作ステーションと発電プラントとの対応関係を変更す
る際に、監視操作を移管する相手の監視操作ステーショ
ンに、それまでの監視操作画面と同一の内容を引き継が
せることを特徴とする。
【0035】請求項6の発明に係わる監視操作装置にお
いては、請求項1の発明の作用に加え、監視操作ステー
ションと発電プラントとの対応関係を変更する際には、
監視操作を移管する相手の監視操作ステーションに、そ
れまでの監視操作画面と同一の内容を引き継がせる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態に係わる監視操
作装置を発電プラントの監視制御装置に適用した場合の
構成図である。
【0037】図1では、4つの発電プラント1A〜1D
を6台の監視操作ステーション5a〜5fで監視操作す
る場合を示している。監視操作装置3の監視操作ステー
ション5a〜5fは、発電プラントの系統図画面や警報
画面、操作用画面等を表示する表示装置を有し、CRT
表示装置に表示された系統図画面や警報画面によりプラ
ント監視を行う。また、入力装置により操作用画面を介
してプラント補機等の操作や自動化進行操作等が行える
ように構成されている。
【0038】表示装置には、CRT表示装置や液晶ディ
スプレー等が使用され、入力装置としては、運転員から
の操作指示を受け付けるためのタッチスクリーンあるい
はマウス等のポインティングデバイス、あるいはキーボ
ード等が使用される。
【0039】各監視操作ステーション5a〜5fは、集
中化制御装置8を介して制御システム7A〜7Dと接続
され各々の発電プラント1A〜1Dの監視操作を行える
ように構成されている。
【0040】また、監視操作ステーション5a〜5fに
は移動機構部10a〜10fが設けられており、この移
動機構部10a〜10fにより監視操作ステーション5
a〜5fを左右方向に動かすことができるように構成さ
れている。そして、各々の発電プラント1A〜1Dの運
用状態に応じて監視操作ステーション5a〜5dを移動
させ構成変更を行う。
【0041】図2は、各々の発電プラント1A〜1Dの
運用状態に応じて監視操作ステーション5a〜5fの配
置構成を変更する場合の一例を示した平面図である。図
2(a)には、1号機(発電プラント1A)および2号
機(発電プラント2B)は停止中、3号機(発電プラン
ト1C)および4号機(発電プラント1D)は通常運転
中である場合の監視操作ステーション5a〜5fの配置
構成を示し、図2(b)には、1号機(発電プラント1
A)は停止中、2号機(発電プラント2B)は起動操作
中、3号機(発電プラント1C)および4号機(発電プ
ラント1D)は通常運転中である場合の監視操作ステー
ション5a〜5fの配置構成を示している。
【0042】図2(a)において、1号機、2号機は停
止中、3号機、4号機は通常運転中であるので、この運
転状態に対応して、停止中の1号機には監視操作ステー
ション5aを、2号機には監視操作ステーション5bを
配置する。これは、停止中の発電プラントは蒸気タービ
ンのターニング運転や所内ランバック運転であるので、
補機類の操作はほとんど必要なく監視操作項目が少ない
からである。
【0043】また、通常運転中の3号機には2台の監視
操作ステーション5c、5dを、4号機には2台の監視
操作ステーション5e、5fをそれぞれ対応づけて配置
している。これは、発電プラントの起動が完了し、給電
指令に基づく通常運転に入った後は、中央給電指令から
の負荷指令に基づいて自動的に負荷制御が行われるた
め、頻繁な操作は必要ないが、停止中の発電プラントに
比較すると監視操作項目が多いからである。
【0044】図2(a)の状態から、停止中の2号機を
起動する場合には、図2(b)に示すように、監視操作
ステーション5を移動させて監視操作を行う。すなわ
ち、停止中の1号機には監視操作ステーション5aを配
置し、起動操作中の2号機には3台の監視操作ステーシ
ョン5b、5c、5dを配置する。これは、起動操作に
あたっては、補機類の運転開始、系統の構成のための電
動弁の開閉、ボイラ、タービン、発電機などの制御装置
の設定調整等の操作が頻繁に必要となり監視操作項目が
多くなるからである。
【0045】また、通常運転中の3号機には監視操作ス
テーション5eを配置し、4号機には監視操作ステーシ
ョン5fをそれぞれ対応づけて配置する。このように監
視操作ステーション5a〜5fの配置構成を変更する。
【0046】この場合、集中化制御装置8により、それ
ぞれの監視操作対象の発電プラントに対応づけた画面表
示を行う。監視操作ステーション5がどの発電プラント
と対応するかの選択は、各監視操作ステーション5a〜
5fから選択にて行えるようになっている。また、集中
化制御装置8にて集中管理することにより、管理者が一
括して指定することことも可能である。発電プラントの
起動停止などの操作の多い状況においては、監視操作ス
テーション5a〜5fを移動させて、その号機に監視操
作ステーション5を集めて使用する。
【0047】この第1の実施の形態によれば、発電プラ
ントの運用状態に対応付けて監視操作ステーション5を
配置できるため、少数の監視操作ステーション5を有効
に活用することができる。つまり、共用化による設備や
スペースの削減が可能となる。また、監視操作ステーシ
ョン5の物理的な位置移動により操作対象の発電プラン
トとの対応付けを明確にし、運転員が自分の運転してい
る発電プラントに対応した監視操作ステーション5を明
確に認識できるため、隣の発電プラントの監視操作ステ
ーション5を誤って操作するような可能性が極めて少な
くなり、発電プラントの誤認や誤操作の防止を図ること
ができる。
【0048】以上の説明では、監視操作ステーション5
の移動は運転員の手によって行うようにしているが、集
中化制御装置8の一括設定により、自動的に物理的な配
置を変更するように構成することもできる。また、監視
操作ステーション5の配置構成の変更をする際に、それ
まで監視に用いていた画面を隣の監視操作ステーション
5にそのまま引き継ぐような機能を集中化制御装置8に
持たせることにより、監視操作の継続性を確保すること
ができる。
【0049】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図3は、本発明の第2の実施の形態に係わる監視操
作装置の平面図である。この第2の実施の形態は、監視
操作ステーション5のみならず大型スクリーン装置4お
よび操作入力装置6にも移動機構部10を設けたもので
ある。
【0050】すなわち、監視操作装置3上で監視操作ス
テーション5a〜5fおよび操作入力装置6a〜6dに
は、それぞれ移動機構部10a〜10f、11a〜11
dが設けられ可動式で設置されている。また、大型スク
リーン装置4A、4Bにも移動機構部12がもうけられ
可動式で設置されている。これらの移動機構部10〜1
2の詳細については後述する。
【0051】監視操作ステーション5a〜5fの使い方
は、第1の実施の形態と同様であるが、この第2の実施
の形態では、ハードウェアスイッチによる操作を行うた
めに設けられたキーボード・コンソール等の操作入力装
置6a〜6dも、監視操作ステーション5a〜5fの配
置に対応して移動し、発電プラントの運用に合わせてフ
レキシブルに用いることができるようにしている。
【0052】図3では、図2(a)と同様の状態を想定
しており、操作入力装置6aは停止中の1号機に対応し
て監視操作ステーション5aと組合せ、操作入力装置6
bは起動中の2号機に対応して監視操作ステーション5
b〜5dと組み合わせ、操作入力装置6c、6dは、そ
れぞれ通常運転中の3号機と4号機に対応して監視操作
ステーション5e、5fと組み合わせて用いることがで
きるようにしている。
【0053】また、大型スクリーン装置4A、4Bにつ
いては、通常は繋ぎ合わせて統括監視用の大画面として
使用し、起動操作等の運用状態に応じて切り離して当該
発電プラントに対応した監視操作ステーション5群の前
に移動させて個別情報表示盤として使用できるようにし
ている。
【0054】以上の説明は、一つの発電所の複数の発電
プラントの集中化に対する適用事例であるが、複数の発
電所の集中化のような大規模な集中化にも適用が可能で
あることは言うまでもない。この場合には、個々の監視
操作ステーション5は、個々の発電プラントに対応づけ
るのではなく、停止中の発電プラント群や通常運転中の
発電プラント群をまとめて監視および管理したり、起動
停止操作中の発電プラントは個々の発電プラントに対応
した監視操作を行ったりという、自由な構成を行うこと
が全体の設備台数を削減するために有効である。
【0055】図4は、複数の発電所に亘る発電プラント
の監視操作集中化への本発明の監視操作装置の適用例を
示す。図4では、2つの発電プラント1a、1bから成
るA発電所、4つの発電プラント1c〜1fから成るB
発電所、2つの発電プラント1g、1hから成るC発電
所の3つの発電所を統括集中管理する中央操作室への適
用例を示している。
【0056】図4において、停止中の発電プラント1
a、1c、1fを監視操作ステーション5a、5bにて
統括的に監視し、起動中の発電プラント1dに対応して
監視操作ステーション5c〜5eにて監視操作し、起動
中の発電プラント1hに対応して監視操作ステーション
5f〜5hにて監視操作し、通常運転中の発電プラント
1b、1e、1gは監視操作ステーション5i〜5lに
て監視操作するものとしている。
【0057】このように、停止中の発電プラント群、起
動停止操作中の発電プラント群、通常運転中の発電プラ
ント群、といった固まりでマンマシン設備を配置させる
ことで、監視操作の多い起動停止操作中の発電プラント
に必要数の設備を割り当てることが可能となる。
【0058】これにより、従来では3×8=24台の監
視操作ステーション5が必要となるところを12台の監
視操作ステーション5で集中的な監視操作が可能となる
ため、大幅な設備削減と共に運転員の人員削減を運用信
頼性を落とさずに実現することができる。
【0059】次に、移動機構部10、11について説明
する。図5は、監視操作ステーション5または操作入力
装置6が監視操作装置3の監視操作部間を移動できる移
動機構部の説明図である。図5(a)は移動機構部10
(11)の斜視図、図5(b)は移動機構部10(1
1)のロック機構を外した場合の説明図、図5(c)は
移動機構部10(11)のロック機構を働かせた場合の
説明図、図5(d)は監視操作ステーション5を移動機
構部10(11)に搭載した場合の斜視図である。
【0060】この移動機構部10(11)は、図5
(a)に示すように、円又は多角形の板状ベース13と
円又は多角形の板状の可動補助部材14とから構成さ
れ、その側面には取手を有した固定装置15が設けられ
ている。固定装置15は取手16および吸盤17とから
構成されている。
【0061】板状ベース13の表面は、監視操作ステー
ション5を取り付けできるようフラット面を形成してお
り、裏面には摩擦係数の小さい材料で形成した可動補助
部材14がネジまたは接着などにより取り付けられてい
る。
【0062】固定装置15は折りたたみ式の取手16と
磁石等を具備した吸盤17とから成り、板状ベース13
の側面にネジ又は溶接などにより配置されている。折り
たたみ式の取手16と吸盤17との関係は、図5(b)
に示すように通常の取手状態では吸盤は機能せず、図5
(c)に示すように取手16を握った状態で吸盤機能が
働き取手を折りたたむことで機能ロックする関係を持た
せた構造としている。
【0063】また、図5(d)は移動機構部10(1
1)に監視操作ステーション5を搭載した状態を示す
が、この状態から監視操作ステーション5を監視操作装
置上で可動するには、まず取手16の折りたたみを戻し
吸盤機能のロックを解除する。次に、取手16を持ちな
がら滑らせるように監視操作装置3の表面上を滑らせて
移動する。移動が終わったら取手16を握り吸盤機能を
働かせ折りたたむことで吸盤機能をロックする。
【0064】つまり、移動機構部10(11)にて、摩
擦係数の小さい可動補助部材14と監視操作装置3の表
面とで滑らせ、移動後に固定する。従って、人力でも監
視操作ステーション5の移動が容易に行える。これによ
り、移動時の作業性向上と隣り合う監視操作ステーショ
ン同士の区分けがし易くなるので、監視の誤認や誤操作
等が削減でき運用信頼性を向上できる。
【0065】図6は、移動機構部10(11)の他の一
例の説明図である。図6(a)は移動機構部10(1
1)の横断面図、図6(b)は移動機構部10(11)
の斜視図である。図6(a)に示すように、移動機構部
10(11)は、監視操作ステーション5を搭載する四
角状ベース18と、四角状ベース18を案内し移動させ
るレール19とから構成されている。
【0066】移動機構部10(11)の四角状ベース1
8は、断面が凸型状の突起部20を有し、レール19に
はこの突起部20が挿入される断面が略凹型状の溝部を
有している。突起部20を有した四角状ベース18は、
その上面に監視操作ステーション5を搭載できるように
フラット面が形成され、下面は傾斜面を持つ突起部20
が設けられている。また上面から下面にかけて貫通した
ネジ穴が設けられ、手動にて締め付け可能なネジ21に
より固定されるようになっている。
【0067】レール19は摩擦係数の小さい材料から成
り、レール19の溝部は四角状ベース18の突起部20
の形状に合致しスライド自在なサイズに形成され、監視
操作装置3上に配置されている。
【0068】図6(b)は四角状ベース18の突起部2
0がレール19の溝部に装着された状態を示す。この状
態から監視操作ステーション5を可動する際は、まずネ
ジ21を緩めロックを解除する。次に四角状ベース18
を滑らせながら移動させる。監視操作ステーション5に
接続されている信号ケーブルは移動に伴い引き寄せられ
るが、予め監視操作装置3内で余長をもたせておくこと
で監視操作ステーション5の移動には何ら影響はないも
のである。移動が終わったらネジ21を締めることで突
起部20とレール19の溝部とが噛み合いロックは完了
する。
【0069】この移動機構部10(11)の場合は、専
用のレール19により監視操作ステーション5を移動さ
せるので、決められた方向への移動に関しては人力での
移動が容易となる。これにより、監視操作ステーション
5の移動時の作業性向上と、隣り合う監視操作ステーシ
ョン5同士の区分けがし易くなるので、監視の誤認や誤
操作等が削減でき運用信頼性を向上することができる。
【0070】以上の説明では、監視操作ステーション5
を保持するベースとして四角状ベース18側に突起部2
0を有し、レール19側に溝部を有するものを示した
が、逆に、四角状ベース18に断面が略凹型状の溝部を
有し、レール19に断面が略凸型状の突起部を有する構
造にしても良い。
【0071】また、四角状ベース18に代えて円形ベー
スとし突起部20も円形に形成するようにしても良い。
この場合には、円形ベース自体をレール19の溝部に装
着した状態で回転させることができる。従って、監視操
作ステーション5の向きを調整できるので、隣り合う監
視操作ステーション5同士の区分けがさらにし易くな
り、監視の誤認や誤操作等が削減でき運用信頼性を向上
できる。
【0072】以上の説明では、監視操作ステーション5
の移動機構部10で説明したが、操作入力部6の移動機
構部11も同様な構造である。
【0073】次に、図7は大型スクリーン装置4の移動
機構部12の説明図である。図7(a)は大型スクリー
ン装置4およびその移動機構部12の横断面図、図7
(b)は大型スクリーン装置4およびその移動機構部1
2の縦断面図である。
【0074】図7(a)において、大型スクリーン装置
4の底部および中央操作室の床面に移動機構部12が形
成されている。移動機構部12は、大型スクリーン装置
4の底部に設けられた可動装置22と、可動装置22と
接触し大型スクリーン装置4を保持する保持装置23
と、大型スクリーン装置4の信号ケーブル26を収納す
るケーブル収納装置24と、中央操作室の床面と同一面
に設けられた蛇腹部25とから構成される。
【0075】可動装置22は、例えば回転軸送り装置な
どで構成されスライド機構を有しており、油圧又は電動
装置で構成されている。可動装置22の下部には保持装
置23が設置され、さらに最下部には大型スクリーン装
置4内の電気機器に接続される信号ケーブル26のケー
ブル収納部24が設けられている。このケーブル収納部
24により、可動装置22の移動距離に必要な信号ケー
ブル26の余長を処理できるようにしている。
【0076】また、可動装置22の駆動時に中央操作室
の床面との隙間を塞ぐ蛇腹部25が設けられ、蛇腹部2
5の一方は中央操作室の床面に、他方は大型スクリーン
装置4に連結して配設されている。この蛇腹部25によ
り大型スクリーン装置4が移動した場合であっても床面
の体裁を良くするようにしている。
【0077】図7(b)に示すように、例えば、大型ス
クリーン装置4を左方向に移動させたときは、蛇腹部2
5の伸張により床面の体裁が保たれる。また、大型スク
リーン装置4に接続されている信号ケーブル26は移動
に伴い引き寄せられるが、予めケーブル収納部24で余
長をもたせているので、大型スクリーン装置4の移動に
伴って信号ケーブル26による悪影響は生じない。
【0078】従って、監視操作ステーションの移動に伴
って監視操作ステーションが表示する対象プラントの割
り付けに合わせて、大型スクリーン装置4の可動を行う
ことができる。また、可動装置22は電動装置での移動
となるので、作業性が向上すると共に、隣り合う監視操
作ステーション同士の区分けのみならず、監視操作ステ
ーションと大型スクリーン装置との関連付けが可能にな
る。これにより、監視の誤認や誤操作等が削減でき運用
信頼性を向上することができる。
【0079】次に、図8は大型スクリーン装置4の移動
機構部12の他の一例の説明図である。図8(a)は大
型スクリーン装置4およびその移動機構部12の横断面
図、図8(b)は大型スクリーン装置4およびその移動
機構部12の縦断面図である。この一例は、中央操作室
の天井部に移動機構部12を形成したものである。
【0080】図7(a)において、大型スクリーン装置
4の上部および中央操作室の天井部に移動機構部12が
形成されている。移動機構部12は、大型スクリーン装
置4の上部に設けられた吊り下げハンガー7と、吊り下
げハンガー27の上部に設けられた可動装置22と、可
動装置22と接触し大型スクリーン装置4を保持する保
持装置23と、大型スクリーン装置4の信号ケーブル2
6を収納するケーブル収納装置24と、中央操作室の天
井面と同一面に設けられた蛇腹部25とから構成され
る。
【0081】図8(a)において、大型スクリーン装置
4の上部には、断面中空形状の複数本の吊り下げハンガ
ー27がネジ又は溶接にて取付けられている。吊り下げ
ハンガー27の上部には可動装置22が設けられてい
る。可動装置22は例えばクレーン装置などでありスラ
イド機構を有しており、油圧又は電動装置で構成されて
いる。
【0082】可動装置22の上部には可動装置22を保
持するための保持装置23が設置され、さらに最上部の
中央操作室の天井部には、大型スクリーン装置4に接続
された信号ケーブル26を収納するケーブル収納部24
が設けられている。ケーブル収納部24は、可動装置2
2の移動距離に必要な信号ケーブル26の余長を処理で
きるようにしている。
【0083】また、可動装置22の駆動時に中央操作室
の天井面との隙間を塞ぐ蛇腹部25が設けられ、蛇腹部
25の一方は中央操作室の天井面に、他方は大型スクリ
ーン装置4に連結して配設されている。この蛇腹部25
により大型スクリーン装置4が移動した場合であっても
天井面の体裁を良くするようにしている。
【0084】図8(b)に示すように、例えば、大型ス
クリーン装置4を左方向に移動させたときは、蛇腹部2
5の伸張により天井面の体裁が保たれる。また、大型ス
クリーン装置4に接続されている信号ケーブル26は移
動に伴い引き寄せられるが、予めケーブル収納部24で
余長をもたせているので、大型スクリーン装置4の移動
に伴って信号ケーブル26による悪影響は生じない。
【0085】従って、監視操作ステーションの移動に合
わせて大型スクリーン装置の移動も容易となる。また大
型スクリーン装置4の設置を天井部からの吊り下げ方式
にしたことでフロアースペースから受ける圧迫感が軽減
される。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
発電プラントの中央操作室における監視操作設備を運用
信頼性を落とさずに数量を削減し、運転員の削減も可能
となって、発電コストの低減に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる監視操作装
置を発電プラントの監視制御装置に適用した場合の構成
図。
【図2】本発明の第1の実施の形態において各々の発電
プラントの運用状態に応じて監視操作ステーションの配
置構成を変更する場合の一例を示した平面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係わる監視操作装
置の平面図。
【図4】複数の発電所に亘る発電プラントの監視操作集
中化への本発明の監視操作装置の適用した場合の監視制
御装置の構成図。
【図5】本発明の実施の形態における監視操作ステーシ
ョンまたは操作入力装置の移動機構部の説明図。
【図6】本発明の実施の形態における監視操作ステーシ
ョンまたは操作入力装置の移動機構部の他の一例の説明
図。
【図7】本発明の実施の形態における大型スクリーン装
置の移動機構部の説明図。
【図8】本発明の実施の形態における大型スクリーン装
置の移動機構部の他の一例の説明図。
【図9】従来の気力発電プラントの監視制御装置の構成
図。
【図10】従来のコンバインドサイクル発電プラントの
監視制御装置の構成図。
【図11】4つの発電プラントを一つの中央操作室にて
監視制御する場合を想定した場合の中央操作室における
監視制御装置の構成図。
【図12】図10に示したコンバインドサイクル発電プ
ラントの監視制御装置を集中化した場合の監視制御装置
の構成図。
【符号の説明】
1…発電プラント、2…中央操作室、3…監視操作装
置、4…大型スクリーン装置、5…監視操作ステーショ
ン、6…操作入力装置、7…制御システム、8…集中化
制御装置、9…軸制御装置、10、11、12…移動機
構部、13…板状ベース、14…可動補助部材、15…
固定装置、16…取手、17…吸盤、18…四角状ベー
ス、19…レール、20…突起部、21…ネジ、22…
可動装置、23…保持装置、24…ケーブル収納部、2
5…蛇腹部、26…信号ケーブル、27…吊り下げハン
ガー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 361 H04Q 9/00 361 (72)発明者 一色 正雄 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 柴田 裕一 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 奈良 金敏 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 服部 直美 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 5H215 AA02 BB01 BB09 BB12 CC02 CX06 GG05 JJ02 JJ04 JJ13 JJ14 KK04 KK06 5H223 AA02 BB01 CC08 DD03 DD05 DD07 DD09 EE06 5K048 AA04 AA06 BA22 BA23 DA02 HA01 HA02 HA21 9A001 HH34 JJ61 KK55 LL09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の発電プラントを集中して監視操作
    する中央操作室に設けられ、複数台の監視操作ステーシ
    ョンおよび操作入力装置を有し、複数の発電プラントを
    個別に集中して監視操作する監視操作装置において、複
    数の発電プラントの運転状況に応じて各々の発電プラン
    トに対して複数台の監視操作ステーションの割り付けを
    行う集中化制御部と、前記監視操作ステーション及び、
    前記操作入力装置のうち少なくとも監視操作ステーショ
    ンを移動させる移動機構部とを備えたことを特徴とする
    監視操作装置。
  2. 【請求項2】 前記移動機構部は、前記監視操作ステー
    ションまたは前記操作入力装置を搭載する板状ベース
    と、前記板状ベースの裏面に設けられ摩擦係数の小さい
    可動補助部材と、前記板状ベースの側面に設けられ前記
    板状ベースを前記監視操作装置の表面に固定する固定装
    置とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の監視操
    作装置。
  3. 【請求項3】 前記移動機構部は、監視操作ステーショ
    ンまたは操作入力装置を搭載するベースと、前記ベース
    の裏面側に設けられた摺動部と、監視操作装置の表面部
    に形成され前記ベースの摺動部と係合して前記ベースの
    可動を案内するレールとを備えたことを特徴とする請求
    項1に記載の監視操作装置。
  4. 【請求項4】 大型スクリーン装置を設け、前記移動機
    構部は、前記大型スクリーン装置を保持する保持装置
    と、前記保持装置をスライドさせる可動装置とを備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の監視操作装置。
  5. 【請求項5】 前記保持装置および前記可動装置が前記
    中央操作室の天井部に設けられたことを特徴とする請求
    項4に記載の監視操作装置。
  6. 【請求項6】 前記集中化制御装置は、監視操作ステー
    ションと発電プラントとの対応関係を変更する際に、監
    視操作を移管する相手の監視操作ステーションに、それ
    までの監視操作画面と同一の内容を引き継がせることを
    特徴とする請求項1に記載の監視操作装置。
JP2000106475A 2000-04-07 2000-04-07 監視操作装置 Expired - Lifetime JP4087041B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000106475A JP4087041B2 (ja) 2000-04-07 2000-04-07 監視操作装置
AU33446/01A AU771324B2 (en) 2000-04-07 2001-04-04 System for controlling power plants and method for arranging the system
US09/827,331 US6580952B2 (en) 2000-04-07 2001-04-06 System for controlling power plants and method for arranging the system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000106475A JP4087041B2 (ja) 2000-04-07 2000-04-07 監視操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001290533A true JP2001290533A (ja) 2001-10-19
JP4087041B2 JP4087041B2 (ja) 2008-05-14

Family

ID=18619635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000106475A Expired - Lifetime JP4087041B2 (ja) 2000-04-07 2000-04-07 監視操作装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6580952B2 (ja)
JP (1) JP4087041B2 (ja)
AU (1) AU771324B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003083592A1 (fr) * 2002-03-28 2003-10-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Appareil de surveillance/controle general d'une unite generatrice de courant

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4445752B2 (ja) * 2001-08-25 2010-04-07 キム、シハン 携帯用マルチ表示装置
KR100573156B1 (ko) * 2004-08-06 2006-04-24 삼성에스디아이 주식회사 초기화 스위칭 수단 및 전원공급용 수단을 서로 공유하는발광픽셀을 구비하는 유기 전계 발광표시장치
US7324854B1 (en) * 2006-09-27 2008-01-29 Atomic Energy Council - Institute Of Nuclear Energy Research Computer-aided warehouse
TW201123032A (en) * 2009-12-30 2011-07-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Monitor adjusting system and the method use the same
WO2012018542A1 (en) * 2010-07-24 2012-02-09 Matthew Rosenfeld Techniques for indirect cold temperature thermal energy storage
WO2012143043A1 (en) * 2011-04-19 2012-10-26 Abb Research Ltd Method and system for controlling an industrial system
EP3248072A4 (en) * 2015-01-21 2018-08-01 Linestream Technologies Cascaded active disturbance rejection controllers

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2936536A1 (de) * 1979-09-10 1981-03-19 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Mit einem belichtungsmessteil versehene schaltung zur sensorgesteuerten entfernungsmessung
US4957690A (en) * 1988-12-07 1990-09-18 General Electric Company System and method for monitoring and control of safety-related components of a nuclear power plant
JP2845926B2 (ja) * 1989-03-20 1999-01-13 株式会社日立製作所 マンマシンシステム
JP2947840B2 (ja) * 1989-12-22 1999-09-13 株式会社日立製作所 プラント運転監視装置
GB2286907B (en) * 1992-04-03 1995-11-29 Combustion Eng Compact work station control room
US5537127A (en) * 1992-06-30 1996-07-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Image monitor system console
US5331413A (en) * 1992-09-28 1994-07-19 The United States Of America As Represented By The United States National Aeronautics And Space Administration Adjustable control station with movable monitors and cameras for viewing systems in robotics and teleoperations
EP0759195B1 (de) * 1994-05-10 1998-09-16 Siemens Aktiengesellschaft Leitsystem für eine technische anlage
JPH11296206A (ja) * 1998-04-08 1999-10-29 Toshiba Corp 発電運転システム
US6311141B1 (en) * 1998-07-02 2001-10-30 Intel Corporation Controlling a physical Relationship between a display and a viewer of the display

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003083592A1 (fr) * 2002-03-28 2003-10-09 Kabushiki Kaisha Toshiba Appareil de surveillance/controle general d'une unite generatrice de courant
US7110863B2 (en) 2002-03-28 2006-09-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Power generating unit general monitor/control apparatus
AU2003220940B2 (en) * 2002-03-28 2007-02-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Power generating unit general monitor/control apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
AU771324B2 (en) 2004-03-18
JP4087041B2 (ja) 2008-05-14
AU3344601A (en) 2001-10-11
US20020077728A1 (en) 2002-06-20
US6580952B2 (en) 2003-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001290533A (ja) 監視操作装置
CN102193534B (zh) 配置家用自动设施的方法
CA2840843A1 (en) Wall-mounted devices, systems, and methods for selectively positioning objects
JPWO2015111173A1 (ja) 空調機用コントローラ
EP3479665A1 (en) System and method for controlling and monitoring environmental conditions in a building using an integrated rack
WO2018034708A1 (en) System and method for testing a building control system that controls and monitors environmental conditions in a building
CN202110424U (zh) 中密度纤维板生产线控制系统
JP2010146104A (ja) 設備機器管理装置および設備機器管理システム
JP4115650B2 (ja) 監視操作卓
JP4256267B2 (ja) 発電ユニット統括監視制御装置
JP2021138545A (ja) テークアップ巻取り機
KR20090041601A (ko) 공기조화장치의 원격제어장치
JP2639265B2 (ja) エレベータの多群制御装置
JP4144382B2 (ja) 設備機器の情報管理装置および情報管理プログラム
WO2016103455A1 (ja) 空調管理装置
CN110486316A (zh) 一种多台工业大风扇集中控制系统
JP3443575B2 (ja) 無停電電源装置の管理システム、コンピュータ読取可能なプログラムおよびコンピュータ
JPH09210432A (ja) 空調管理システム
RU2761670C1 (ru) Система управления движением железнодорожного транспорта на станции
JP5687877B2 (ja) 可搬操作卓
JP2603141B2 (ja) プラント自動制御盤
CN206827649U (zh) 散货港口无人作业多机操作台
JPH1078805A (ja) ビル管理制御装置
JP6384665B2 (ja) 照明制御システム、端末装置、制御方法、プログラム
JPS6322478A (ja) エレベ−タ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050315

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050325

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080219

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080220

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110228

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4087041

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120229

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140228

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term