JP2001289841A - 鉄筋コンクリート柱の解析方法、鉄筋コンクリート柱の解析システム、および鉄筋コンクリート柱の解析方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

鉄筋コンクリート柱の解析方法、鉄筋コンクリート柱の解析システム、および鉄筋コンクリート柱の解析方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2001289841A
JP2001289841A JP2000109501A JP2000109501A JP2001289841A JP 2001289841 A JP2001289841 A JP 2001289841A JP 2000109501 A JP2000109501 A JP 2000109501A JP 2000109501 A JP2000109501 A JP 2000109501A JP 2001289841 A JP2001289841 A JP 2001289841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforced concrete
concrete column
concrete pillar
analysis
stress
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000109501A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3603742B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Naganuma
一洋 長沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2000109501A priority Critical patent/JP3603742B2/ja
Publication of JP2001289841A publication Critical patent/JP2001289841A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3603742B2 publication Critical patent/JP3603742B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉄筋コンクリート柱の解析計算を行うにあた
り、鉄筋コンクリート柱を単一の線材要素として、帯筋
による拘束効果を考慮した3軸方向の応力成分を計算す
ることを可能とする。 【解決手段】 鉄筋コンクリート柱10に軸方向圧縮荷
重が作用した際における帯筋16とコンクリート12と
の間での応力およびひずみの釣り合い関係に基づいて、
軸方向ひずみεxと3軸方向の応力σx,σy,σzとの関
係を求める。この関係から、3軸応力下での破壊理論に
基づく破壊条件を用いて、鉄筋コンクリート柱10の強
度を求め、求められた強度をフレーム解析や有限要素解
析等の構造解析計算に反映させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄筋コンクリート
柱の解析方法、解析システム、および、この解析方法を
実行するためのコンピュータプログラムを記録した記録
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート柱は、鉄筋として、そ
の長手方向に延びる主筋と、長手方向に対して垂直に延
びる帯筋とを含んでいる。このため、鉄筋コンクリート
柱に圧縮荷重が作用した場合、コンクリートはポアソン
効果によって横方向に膨張しようとするが、この膨張は
帯筋により拘束される。その結果、コンクリート中に3
軸応力状態が形成され、鉄筋コンクリート柱の圧縮強度
は向上する。すなわち、帯筋がコンクリートを拘束する
効果によって、鉄筋コンクリート柱の圧縮強度が向上す
るのである。このため、鉄筋コンクリート柱について強
度解析等を行う場合には、帯筋による拘束効果を考慮し
て解析計算を行う必要がある。
【0003】これに関して、本願出願人は、特開平11
−352027号公報において、鉄筋コンクリート部材
を平面要素にモデル化して解析する二次元解析にあた
り、部材の厚さ方向の鉄筋即ち帯筋とコンクリートとの
応力の釣り合い式から、厚さ方向の等価剛性を求め、こ
の等価剛性を用いて有限解析法解析を行う解析方法を提
案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、鉄筋コンク
リート柱のような線状の部材については、単一の線材要
素としてモデル化すれば、構造物全体での要素数が少な
くなって、構造解析計算に要する手間は格段に軽減され
る。しかしながら、上記従来の方法は、コンクリート部
材を多数の平面要素にモデル化して有限要素法解析を行
うものであり、鉄筋コンクリート柱についても、単一の
線材要素としてではなく、複数の平面要素からなる部材
としてモデル化することになる。この点、上記従来の解
析方法は、鉄筋コンクリート柱の解析を行ううえで必ず
しも最適なものではなかったことになる。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、鉄筋コンクリート柱の解析計算を行うにあたり、
鉄筋コンクリート柱を単一の線材要素としてモデル化し
ながら、帯筋による拘束効果を考慮した3軸方向の応力
成分を計算することが可能な鉄筋コンクリート柱の解析
方法、解析システム、およびこの解析方法を実行するた
めのコンピュータプログラムを記録した記録媒体を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の鉄筋コンクリート柱の解析方法
は、前記鉄筋コンクリート柱の長手方向に対して垂直な
方向に延びる帯筋と、コンクリートとの間の応力および
ひずみに関する釣り合い関係に基づいて、前記コンクリ
ートに生ずる3軸方向の応力成分を求めることを特徴と
する。
【0007】請求項1記載の発明によれば、帯筋とコン
クリートとの間の応力およびひずみに関する釣り合い関
係を用いることで、帯筋がコンクリートの変形を拘束す
る効果を考慮して、コンクリートに生ずる3方向の応力
成分を正確に計算することができる。また、応力および
ひずみの釣り合い関係を用いることで、鉄筋コンクリー
トを要素に分割することなく、単一の線状要素として解
析計算を行うことができる。
【0008】ところで、一般に、3軸方向の応力成分が
求められると、3軸応力下での周知の破壊理論による破
壊条件に基づいて、部材の強度を求めることができる。
したがって、請求項2に記載するように、前記求められ
た3方向の応力成分に基づいて前記鉄筋コンクリート柱
の強度を求めることにより、鉄筋コンクリート柱の破壊
強度を、帯筋による拘束効果を考慮して正確に求めるこ
とができる。
【0009】なお、請求項3および4に係る発明は請求
項1および2に記載の方法を実行するシステムに係るも
のである。また、請求項5に記載の発明は請求項1また
は2に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録した記録媒体に係るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本実施形態では、鉄筋コンクリー
ト柱を線材要素としてモデル化し、帯筋がコンクリート
を拘束する効果を考慮してコンクリートに生ずる3軸方
向の応力を計算する。そして、この3軸方向の応力に基
づいて得られた鉄筋コンクリート柱の圧縮力と変形量と
の関係を用いて、鉄筋コンクリート柱で構成された建物
の鉄筋フレーム解析を行う。なお、フレーム解析とは、
建物を構成する柱や梁などの部材をそれぞれ1本の線材
としてモデル化し、構造物に与えられた荷重に対する部
材の変形や部材に生ずる力を計算するものである。
【0011】図1乃至図3は、それぞれ、解析対象であ
る鉄筋コンクリート柱10の横断面図、縦断面図、およ
び斜視図である。図1および図2に示す如く、鉄筋コン
クリート柱10は、コンクリート12に埋設された主筋
14および帯筋16を備えている。本実施形態では、図
1乃至図3に示す如く、主筋14がx軸方向に延び、ま
た、帯筋16がy軸またはz軸方向に延びるように、
x,y,zの3軸を設定して解析計算を行う。以下に示
す数式において、コンクリート12の応力、ひずみ、お
よび縦弾性係数を、それぞれ、σ,ε,Eで表し、各記
号に付した添字(x,y,またはz)でそれらの方向を
表すものとする。
【0012】一般には、単純な線材要素では、軸方向
(x方向)の応力−ひずみ関係は次式(1)で表され
る。
【数1】
【0013】これに対して、上記従来技術に関して述べ
たように、鉄筋コンクリート柱10に圧縮荷重が作用す
ると、そのポアソン効果による横方向への膨張が帯筋1
6によって拘束され、鉄筋コンクリート柱10は3軸応
力状態となる。このため、式(1)をそのまま用いたの
では、鉄筋コンクリート柱10の解析を正確に行うこと
はできない。以下、鉄筋コンクリート柱10に適用する
ことが可能な式(1)に相当する関係式を導出する。
【0014】材料力学理論より3軸応力状態でのひずみ
−応力関係式は式(2)〜(4)で与えられる。
【数2】
【数3】
【数4】 ここで、νst(s,t=x,y,z)はs−t平面内の
ポアソン比、すなわち、s方向に応力が作用した場合
に、この応力によりs方向に生じるひずみに対するt方
向に生じるひずみの比である。
【0015】また、y方向の帯筋16について、鉄筋比
をρSyi、剛性をESyi、鉄筋の応力をσSyiとし、同様
に、z方向の帯筋について、鉄筋比をρSzi、剛性をE
Szi、鉄筋の応力をσSziとする。ただし、添字i(=
1,2,・・・)は、y,z各方向の複数の帯筋16に
付けた番号である。この場合、y方向およびz方向のそ
れぞれについて、コンクリート12に生ずる応力と、帯
筋16に生ずる応力との釣り合いより、次式(5),
(6)が成立する。
【0016】
【数5】
【数6】 ただし、m,nはそれぞれy方向およびz方向の帯筋1
6の本数である。
【0017】さらに、y方向およびz方向におけるひず
みは、コンクリート12と帯筋16とで等しいことか
ら、各鉄筋が弾性範囲にある場合、ひずみεyおよびεz
は次式(7),(8)で与えられる。
【数7】
【数8】
【0018】式(7),(8)および式(5),(6)
からσSyi,σSziを消去することにより次式(9),
(10)が得られる。
【数9】
【数10】
【0019】また、式(3),(4)を式(9),(1
0)に代入してεy,εzを消去することにより次式(1
1),(12)が得られる。
【数11】
【数12】
【0020】式(11),(12)を連立させてσy
σzについて解くことにより次式(13),(14)が
得られる。
【数13】
【数14】
【0021】ただし、Ey *,Ez *は次式(15),(1
6)で表される等価剛性である。
【数15】
【数16】
【0022】式(13),(14)の分母をEyzで除
して、ny=Ey */Ey,nz=Ez */Ezとおくと、次式
(17)、(18)が得られる。
【数17】
【数18】
【0023】式(17),(18)を式(2)に代入し
てσy,σzを消去することにより次式(19)が得られ
る。
【数19】
【0024】よって、コンクリート12のx方向(つま
り軸方向)の応力σxとひずみεxとの間の関係式として
次式(20)が得られる。
【数20】
【0025】また、σy,σzについても式(20)を式
(17),(18)へ代入することにより、ひずみε
に対する関係式を得ることができる。そして、これらの
関係式を上記式(1)に代えて用いることで、帯筋16
による拘束効果を考慮した3軸応力下での解析を行うこ
とができる。なお、帯筋16が存在しない場合、ρSyi
=ρSzi=0であるから、Ey *=Ez *=0となり、した
がって、ny=nz=0となる。この場合、式(20)は
式(1)に一致する。
【0026】上記の如く、本実施形態では、コンクリー
ト12の軸方向の歪(つまり、鉄筋コンクリート柱10
の軸方向の歪)εxから、コンクリート12に生ずる3
方向の応力σx,σy,σzを算出することができる。そ
の際、εxからσx,σy,σzを算出するための関係式
(20),(17),(18)は、帯筋16とコンクリ
ート12との応力およびひずみの釣り合い式(5),
(6),(7),(8)に基づいて得られたものであ
る。したがって、算出された応力σx,σy,σzは、帯
筋16によるコンクリート12の拘束効果が考慮された
ものとなり、実際の応力に近い正確なσx,σy,σz
求めることができる。
【0027】また、上記式(20),(17),(1
8)およびny,nz,Ey *,Ez *の定義からわかるよう
に、各帯筋16について鉄筋比ρSyi,ρSziおよび剛性
Syi,ESziを与えるだけで、式(20),(1
7),(18)によって帯筋16の拘束効果を考慮した
応力σx,σy,σzを算出することができる。一般に、
帯筋16は同じ鋼材から構成されるので、各帯筋16の
縦弾性係数ESyi,ESziは互いに等しい。この縦弾性係
数をESとおくと、式(15),(16)で定義される
y *,Ez *は次式(21),(22)で表すことができ
る。
【0028】
【数21】
【数22】 式(21),(22)において、
【数23】
【数24】 は、それぞれ、y方向およびz方向の帯筋16の総断面
積の、鉄筋コンクリート柱10の縦断面積に対する比で
ある。したがって、y,z各方向の帯筋16の総断面積
を与えるだけで、式(21),(22)からEy *,Ez *
を求め、このEy *,Ez *を用いて応力σx,σy,σz
算出することができる。
【0029】このように、本実施形態では、帯筋16の
総断面積を与えることのみで、その拘束効果を考慮した
応力σx,σy,σzの計算を簡単に行うことが可能とな
っている。
【0030】ところで、nyおよびnzの定義からわかる
ようにnyおよびnzは共に1より小さく、また、ポアソ
ン比νst(s,t=x,y,z)も1より小さい。した
がって、式(17),(18)より、σxが正であれ
ば、σy,σzも共に正である。つまり、x方向に圧縮応
力が作用すると、y方向およびz方向にも圧縮応力が作
用する3軸応力状態となり、一軸応力状態に比べて大幅
な強度および変形能力の向上を期待することができる。
【0031】図4は、鉄筋コンクリート柱10の圧縮変
形と圧縮力との関係(以下、圧縮力−変形関係という)
を、帯筋16による拘束効果がある場合と、帯筋1
6による拘束効果がない場合について示す。一般に、フ
レーム解析では、図4に示すような圧縮−変形関係を予
め想定し、想定した圧縮−変形関係に基づいて解析計算
を行う。
【0032】図4に示すように、帯筋16による拘束効
果がある場合(曲線)には、3軸応力状態となること
によって、帯筋16による拘束効果がない場合(曲線
)に比べて、大きな強度および変形能力が得られるこ
とは上記した通りである。したがって、建物の構造解析
において帯筋16による拘束効果を考慮しない場合に
は、安全を見て図4の曲線のような関係に基づいて解
析計算を行う必要があるため、鉄筋コンクリート柱10
の強度および変形能力を不当に低く見積もってしまうと
いう問題がある。また、実験データ等を用いて帯筋16
による拘束効果を予測することも考えられるが、帯筋1
6による強度向上や変形能力向上の度合いは帯筋の量や
作用する荷重により変動するので、正確な予測を行うこ
とは困難である。このため、強度向上等の度合いを大き
く見積もり過ぎてしまうおそれがある。
【0033】これに対して、本実施形態では、各変形量
について上記式(20),(17),(18)で計算さ
れる3軸応力下での各方向の応力σx,σy,σzを用い
ることにより、3軸応力下での周知の破壊理論による破
壊条件に基づいて、図4の曲線に示すような変形―圧
縮力関係を正確に求めることができる。そして、求めら
れた変形−圧縮力関係に基づいて、建物のフレーム解析
を行うことで、各部材の変形や荷重を正確に計算するこ
とが可能となる。
【0034】また、本実施形態では、鉄筋コンクリート
柱10を単一の線材としてモデル化しているため、上記
した従来技術のように、鉄筋コンクリート柱10を多数
の平面要素でモデル化することは不要である。このた
め、従来技術の方法に比べて、鉄筋コンクリート柱から
なる構造の解析を容易に行うことが可能となっている。
【0035】図5は、上記の手法により建物のフレーム
解析を行う構造解析システム50の構成図である。図5
に示すように、構造解析システム50は、コンピュータ
52と、コンピュータ52に内蔵または外部接続された
外部記憶装置(ハードディスク装置、フロッピー(登録
商標)ディスク装置、CD−ROM装置等)54とを備
えている。
【0036】図6は、構造解析システム50のコンピュ
ータ52が実行する処理の内容を示すフローチャートで
ある。この処理は、コンピュータ52がハードディス
ク、フロッピーディスク、CD−ROM等の記録媒体に
記録されたからプログラムを読み込んで実行することで
実現される。図6に示すように、先ず、各鉄筋コンクリ
ート柱のy,z各方向の帯筋の量(総断面積)、帯筋の
弾性係数、コンクリートの弾性係数、鉄筋コンクリート
柱の寸法、外部荷重等のパラメータを入力し(S10
0)、各鉄筋コンクリート柱について、ひずみεxと応
力σx,σy,σzとの関係式(20),(17),(1
8)を求める(具体的には、式(20),(17,(1
8)の右辺のεx,σxの係数を求める)(S102)。
そして、求められた関係式より各鉄筋コンクリート柱の
圧縮力―変形関係を計算し(S104)、この関係を用
いてフレーム解析を行う(S106)。
【0037】なお、上記の説明では、フレーム解析に先
立って圧縮歪εxと3方向応力σx,σy,σzとの応力―
ひずみ関係式(20),(17),(18)から圧縮力
―変形関係を求め、この関係に基づいてフレーム解析を
行うものとしたが、これに限らず、フレーム解析の実行
中に、各時点で各鉄筋コンクリート柱に作用する荷重か
ら、応力―ひずみ関係式(20),(17),(18)
を用いてその時点での変形量および強度を計算するよう
にしてもよい。
【0038】なお、上記した本発明の手法は、フレーム
解析に限らず、例えば、建物の有限要素解析を行う場合
にも柱や梁等の線材要素に対して適用することができ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、帯筋とコンクリートと
の間の応力およびひずみに関する釣り合い関係を用いる
ことで、帯筋がコンクリートの変形を拘束する効果を考
慮して、コンクリートに生ずる3方向の応力成分を正確
に計算することができる。また、上記の釣り合い関係を
用いることで、鉄筋コンクリートを要素に分割すること
なく、単一の線状要素として解析計算を行うことができ
る。また、求められた3軸方向の応力成分に基づいた強
度解析を行うことで、帯筋による拘束効果が考慮された
鉄筋コンクリート柱の強度を正確に求めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における解析対象である鉄
筋コンクリート柱の横断面図である。
【図2】図1に示す鉄筋コンクリート柱の縦断面図であ
る。
【図3】図1に示す鉄筋コンクリート柱の斜視図であ
る。
【図4】鉄筋コンクリート柱の圧縮変形と圧縮力との関
係を示す図である。
【図5】本発明の手法により建物のフレーム解析を行う
構造解析システムの構成図である。
【図6】構造解析システムが備えるコンピュータが実行
する処理の流れを表すフローチャートである。
【符号の説明】
10 鉄筋コンクリート柱 12 コンクリート 16 帯筋 50 構造解析システム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋コンクリート柱の解析方法であっ
    て、前記鉄筋コンクリート柱の長手方向に対して垂直な
    方向に延びる帯筋と、コンクリートとの間の応力および
    ひずみに関する釣り合い関係に基づいて、前記コンクリ
    ートに生ずる3軸方向の応力成分を求めることを特徴と
    する鉄筋コンクリート柱の解析方法。
  2. 【請求項2】 前記求められた3軸方向の応力成分に基
    づいて前記鉄筋コンクリート柱の強度を求めることを特
    徴とする請求項1記載の鉄筋コンクリート柱の解析方
    法。
  3. 【請求項3】 鉄筋コンクリート柱の解析システムであ
    って、前記鉄筋コンクリート柱の長手方向に対して垂直
    な方向に延びる帯筋と、コンクリートとの間の応力およ
    びひずみに関する釣り合い関係に基づいて、前記コンク
    リートに生ずる3軸方向の応力成分を求めることを特徴
    とする鉄筋コンクリート柱の解析システム。
  4. 【請求項4】 前記求められた3軸方向の応力成分に基
    づいて前記鉄筋コンクリート柱の強度を求めることを特
    徴とする請求項3記載の鉄筋コンクリート柱の解析シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の方法をコンピュ
    ータにより実行させるためのプログラムを記録した記録
    媒体。
JP2000109501A 2000-04-11 2000-04-11 鉄筋コンクリート柱の解析方法、鉄筋コンクリート柱の解析システム、および鉄筋コンクリート柱の解析方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体 Expired - Lifetime JP3603742B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000109501A JP3603742B2 (ja) 2000-04-11 2000-04-11 鉄筋コンクリート柱の解析方法、鉄筋コンクリート柱の解析システム、および鉄筋コンクリート柱の解析方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000109501A JP3603742B2 (ja) 2000-04-11 2000-04-11 鉄筋コンクリート柱の解析方法、鉄筋コンクリート柱の解析システム、および鉄筋コンクリート柱の解析方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001289841A true JP2001289841A (ja) 2001-10-19
JP3603742B2 JP3603742B2 (ja) 2004-12-22

Family

ID=18622186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000109501A Expired - Lifetime JP3603742B2 (ja) 2000-04-11 2000-04-11 鉄筋コンクリート柱の解析方法、鉄筋コンクリート柱の解析システム、および鉄筋コンクリート柱の解析方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3603742B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006052594A (ja) * 2004-08-13 2006-02-23 Motoyuki Suzuki 鉄筋コンクリート柱状部材及びその横拘束筋拘束効果の評価方法を記した記録媒体
RU2579545C1 (ru) * 2014-12-22 2016-04-10 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Вологодский государственный университет" (ВоГУ) Способ неразрушающего контроля несущей способности однопролетных железобетонных балок
CN108956332A (zh) * 2018-06-11 2018-12-07 中国电建集团贵州电力设计研究院有限公司 一种土工格室加筋砂土三轴试验方法
CN110728093A (zh) * 2019-10-23 2020-01-24 中国水利水电科学研究院 一种大体积混凝土温控优化方法
KR20210037524A (ko) * 2019-09-27 2021-04-06 경희대학교 산학협력단 철골-철근 이종 부재에 의한 콘크리트의 구속 효과가 고려된 철골-철근 콘크리트 복합기둥의 거동 예측 방법
KR20210102731A (ko) * 2020-02-12 2021-08-20 건국대학교 산학협력단 철근콘크리트 부재의 부재강도 산출 장치 및 방법
CN114638040A (zh) * 2022-03-25 2022-06-17 武汉大学 一种精确计算双管混凝土柱承载力的方法及系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110702886B (zh) * 2019-10-23 2020-09-11 中国水利水电科学研究院 一种反演大体积混凝土材料参数的方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006052594A (ja) * 2004-08-13 2006-02-23 Motoyuki Suzuki 鉄筋コンクリート柱状部材及びその横拘束筋拘束効果の評価方法を記した記録媒体
RU2579545C1 (ru) * 2014-12-22 2016-04-10 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Вологодский государственный университет" (ВоГУ) Способ неразрушающего контроля несущей способности однопролетных железобетонных балок
CN108956332A (zh) * 2018-06-11 2018-12-07 中国电建集团贵州电力设计研究院有限公司 一种土工格室加筋砂土三轴试验方法
KR20210037524A (ko) * 2019-09-27 2021-04-06 경희대학교 산학협력단 철골-철근 이종 부재에 의한 콘크리트의 구속 효과가 고려된 철골-철근 콘크리트 복합기둥의 거동 예측 방법
KR102350521B1 (ko) * 2019-09-27 2022-01-12 경희대학교 산학협력단 철골-철근 이종 부재에 의한 콘크리트의 구속 효과가 고려된 철골-철근 콘크리트 복합기둥의 거동 예측 방법
CN110728093A (zh) * 2019-10-23 2020-01-24 中国水利水电科学研究院 一种大体积混凝土温控优化方法
CN110728093B (zh) * 2019-10-23 2021-05-04 中国水利水电科学研究院 一种大体积混凝土温控优化方法
KR20210102731A (ko) * 2020-02-12 2021-08-20 건국대학교 산학협력단 철근콘크리트 부재의 부재강도 산출 장치 및 방법
KR102338666B1 (ko) 2020-02-12 2021-12-13 건국대학교 산학협력단 철근콘크리트 부재의 부재강도 산출 장치 및 방법
CN114638040A (zh) * 2022-03-25 2022-06-17 武汉大学 一种精确计算双管混凝土柱承载力的方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3603742B2 (ja) 2004-12-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Lee et al. Seismic demand sensitivity of reinforced concrete shear‐wall building using FOSM method
Ren et al. A rate-dependent stochastic damage–plasticity model for quasi-brittle materials
Viola et al. Detection of crack location using cracked beam element method for structural analysis
Haukaas et al. Parameter sensitivity and importance measures in nonlinear finite element reliability analysis
Sapountzakis Bars under torsional loading: a generalized beam theory approach
Aminbaghai et al. Torsional warping eigenmodes including the effect of the secondary torsion moment on the deformations
JP3603742B2 (ja) 鉄筋コンクリート柱の解析方法、鉄筋コンクリート柱の解析システム、および鉄筋コンクリート柱の解析方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録した記録媒体
Sreenath et al. Beam and shell element model for advanced analysis of steel structural members
Rojas et al. A nonlinear quadrilateral thin flat layered shell element for the modeling of reinforced concrete wall structures
Jaaranen et al. Experimental and numerical investigations of two-way LVL–concrete composite plates with various support conditions
Vaziri et al. The wall–frame interaction effect in corrugated steel plate shear walls systems
Chuang et al. Parameter identification for on‐line model updating in hybrid simulations using a gradient‐based method
Gandomkar et al. The natural frequencies of composite Profiled Steel Sheet Dry Board with Concrete infill (PSSDBC) system
Singh et al. Design optimization of stiffened panels using finite element integrated force method
Gu et al. Convergence studies in nonlinear finite element response sensitivity analysis
JP4513776B2 (ja) 地震応答解析方法
Ohsaki et al. Prediction of inelastic seismic responses of arch-type long-span structures using a series of multimodal pushover analyses
JP3405200B2 (ja) 鉄筋コンクリート部材の解析方法およびその記録媒体
Hrynyk et al. VecTor4 user’s manual
Liguori et al. A layer-wise plasticity-based approach for the analysis of reinforced concrete shell structures using a mixed finite element
Lykidis et al. An efficient numerical simulation of the cyclic loading experiments on RC structures
JP4532143B2 (ja) 板材成形シミュレーション及びプレス成形方法
Folhento et al. Cyclic response of a reinforced concrete frame: Comparison of experimental results with different hysteretic models
Masaoka et al. Compressive strength of stiffened plates with imperfections: Simple design equations
Chaphalkar et al. Design and analysis of bridge with two ends fixed on vertical wall using finite element analysis

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040330

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3603742

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081008

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091008

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101008

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111008

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121008

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131008

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141008

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term