JP2001288895A - コンクリート養生シートおよび打込み用型枠 - Google Patents

コンクリート養生シートおよび打込み用型枠

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JP2001288895A
JP2001288895A JP2000107051A JP2000107051A JP2001288895A JP 2001288895 A JP2001288895 A JP 2001288895A JP 2000107051 A JP2000107051 A JP 2000107051A JP 2000107051 A JP2000107051 A JP 2000107051A JP 2001288895 A JP2001288895 A JP 2001288895A
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concrete
curing sheet
sheet
curing
iron powder
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Minoru Tanifuji
稔 谷藤
Naoyuki Iki
直之 壹岐
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Nittetsu Fine Products Co Ltd
Wakachiku Construction Co Ltd
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Nittetsu Fine Products Co Ltd
Wakachiku Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 寒冷地などでの低温環境下で、打込み後のコ
ンクリートの凍結を防止する給熱養生にあたり、火災事
故や酸欠の危険性を回避し、また施工や監視を簡易に
し、さらにエネルギー消費を抑制して環境悪化をもたら
さない。 【解決手段】 2枚の非通水性シートの一方または双方
に通気孔が穿設され、該2枚の非通水性シートの間に、
空気流入によって発熱する発熱材が挟包されている養生
シート。発熱材が鉄粉と反応助剤からなり、鉄粉の配合
割合が40〜70質量%で、該割合と鉄粉の粒径に応じ
て、通気孔の通気量が調整されているのが好ましい。ま
た発熱材が分割されて挟包されているのが好ましい。こ
の養生シートが、通気孔が穿設された側を外側にして、
型枠の打込み反対面に取外し可能に装着されているコン
クリート打込み用型枠。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物や道路など
各種コンクリート構造物において、打込み後のコンクリ
ートを養生するにあたり、特に寒冷地などでの低温環境
下で、凍結を防止して所定温度に保持するための養生シ
ート、および該シートを装着した打込み用型枠に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】建築物や道路など各種コンクリート構造
物において、コンクリートを十分に硬化させると共に、
乾燥によるひび割れ発生などを防止するため、養生が行
われる。これは、打込み直後のコンクリートを所定期間
にわたり所定温度下で湿潤状態に保持する作業である。
養生は様々な外気条件に応じた適切な条件で行われる
が、特に凍結防止が重要である。硬化しないうちに凍結
すると、必要な強度が得られないばかりか全然硬化しな
いことにもなる。
【0003】凍結防止をはかる養生の条件として、例え
ば日本建築学会や日本土木学会による標準的な工法で
は、外気温が著しく低くて凍結のおそれがある場合、例
えば日平均温度が4℃以下になるような気象条件下で
は、寒中コンクリートとしての給熱養生が必要とされて
いる。このような厳しい気象条件では、打込み後、例え
ば所定の圧縮強度が得られるまでの期間はコンクリート
の温度を5℃以上に保ち、その後さらに2日間は0℃以
上に保たなければならない。
【0004】給熱養生を行うための給熱手段には種々の
ものがあり、従来は打込み後のコンクリート表面全体を
十分な距離を設けて不燃性シートで覆い、ジェットヒー
ターで内側に温風を送る方法、内側にストーブや火鉢を
置いて給熱する方法、シートの中に電熱線を通して熱す
る方法などが採用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがジェットヒー
ターで温風を送る方法は、コンクリート表面が過度に乾
燥してひび割れが発生しやすく、そのうえ急激な加熱を
防止するため作業が繁雑となって作業効率を妨げ、建築
コストが上昇するという問題がある。ストーブや火鉢に
よる加熱は、さらに火災の心配があるほか、シートの内
側が酸欠になるおそれがある。一方電気ヒーターによる
加熱は、電源の準備が必要であり、降雨や積雪による感
電の心配もある。
【0006】さらに、給熱養生において所定温度に加熱
維持するためには、外気温が低いほど燃料や電気といっ
たエネルギーの消費量が増大し、養生期間を通して加熱
するためのエネルギー消費は環境悪化にも繋がる。また
コンクリートを重ね打ちするには、この養生で硬化した
コンクリートの上にさらに打ち込んだ後に養生を繰り返
すので、エネルギー消費量はますます増大する。
【0007】そこで本発明が解決しようとする課題は、
建築物や道路など各種コンクリート構造物において、特
に寒冷地等での低温環境下で、打込み後のコンクリート
の凍結を防止する給熱養生にあたり、火災事故や酸欠の
危険性を回避し、また施工や監視を簡易にし、さらにエ
ネルギー消費を抑制して環境悪化をもたらさないことで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、2枚の非通水性シートの一方または双方に
通気孔が穿設され、該2枚の非通水性シートの間に、空
気流入によって発熱する発熱材が挟包されていることを
特徴とするコンクリート養生シートである。そして本発
明養生シートにおいて、前記発熱材が鉄粉と反応助剤か
らなり、該鉄粉の配合割合が40〜70質量%で、該割
合と該鉄粉の粒径に応じて、前記通気孔の通気量が調整
されているのが好ましい。また、前記発熱材が分割され
て挟包されているのが好ましい。また上記課題を解決す
るための本発明は、上記本発明養生シートが、通気孔が
穿設された側を外側にして、型枠の打込み反対面に取外
し可能に装着されていることを特徴とするコンクリート
打込み用型枠である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のコンクリート養生シート
は、打込み後のコンクリートが凍結しないように保温
し、かつ所定温度に加熱して養生するためのものであ
り、図1のように、2枚の非通水性シート2,3の間に
発熱材4が挟包されている。ここで挟包とは、養生シー
ト1の端部5にて非通水性シート2,3が密着し、両者
の間に発熱材4を挟み、包み込んでいる状態をいう。2
枚の非通水性シート2,3の一方または双方に通気孔が
穿設され、外側から空気流入を可能にしている。発熱材
4は、空気流入によって発熱するものである。
【0010】使用に際しては、図2のように、養生シー
ト1を型枠9などに直接取付け、発熱材4の熱をコンク
リート8に伝える。このため2枚の非通水性シート2,
3を構成する材料としては、発熱材4を保持するための
強度を有すると共に、型枠9などコンクリート8側とな
る面は伝熱性のよいものが好ましい。しかし、取付け時
や使用時に破れない程度の薄い膜でよく、ポリエチレン
やナイロンなどのプラスチック膜の単体や積層体などと
することができる。
【0011】非通水性シート2および3は、湿潤状態に
保持されるコンクリートの水や雨水、あるいは結露水な
どが浸入して発熱材4の反応が阻害されないように、双
方とも水を通さないものとし、かつ発熱材4に酸素を供
給するため、一方または双方に通気孔が穿設されたもの
とする。通気孔は、気体の酸素を通し、液体の水を通さ
ない大きさの微孔とする。使用時にコンクリート側と反
対側の面となる非通水シート(図2の符号3)には通気
孔を穿設し、コンクリート側の面となる非通水シート
(図2の符号2)には、必要に応じて通気孔を穿設す
る。
【0012】養生シート1のコンクリート側と反対側の
面を構成する非通水シート(図2の符号3)は、熱をで
きるだけ外部に逃がさないために、発泡プラスチック、
波型加工されたプラスチック、不織布などの保温用シー
ト11で覆って使用するのが好ましい。また予めこれら
保温シート11を重ねて養生シート1を形成することも
できる。
【0013】発熱材4には、使い捨てカイロに使用され
ているのと同様のものを採用できる。すなわち外部から
の空気流入によって発熱するもので、鉄粉、アルミニウ
ム粉等の金属粉と反応助剤からなり、反応助剤はハロゲ
ン化塩等の酸化助剤と、珪藻土や活性炭等の保水剤及び
水とすることができる。使い捨てカイロ用の発熱材に
は、50〜60℃で10〜20時間にわたり発熱するも
のが一般に使用されているが、養生シートとしては、コ
ンクリートを凍結温度よりも高い温度に保持できるよ
う、発熱温度は10〜20℃程度でよく、発熱時間をで
きるだけ延長させる。
【0014】本発明者らは、金属粉の種類、粒度、配合
割合、及び膜の通気量などの因子を調整することで、7
2時間(3日間)にわたり養生シートの表面温度を10
〜20℃とすることができた。なお発熱材の量を増せば
反応時間を延長できるが、鉛直面や天井面に装着した場
合でも、非通水性シート2及び3で発熱材4を挟包状態
に維持できるような適正量としたうえで、上記各因子を
調整する。
【0015】本発明の養生シートにおいて実用的に好ま
しい発熱条件は、所要の養生期間中、1〜2回程度の張
り替え、1回あたり60〜70時間、コンクリートを凍
結温度より高い温度に維持できるものであればよい。そ
のため、金属粉として鉄粉を採用し、その配合割合を4
0〜70質量%とし、鉄粉の割合と鉄粉の粒径に応じて
通気量を調整するのが好ましい。通気量は、通気孔の大
きさ及び数によって調整することができる。
【0016】発熱材4の発熱温度と発熱持続時間につい
ての測定例を示す。発熱材は鉄粉と食塩と含水珪藻土か
らなり、鉄粉の配合割合を50質量%、鉄粉の平均粒径
を100μmとした。通気孔を穿設したポリエチレンシ
ートでこの発熱材を挟包し、通気孔の大きさ及び数によ
り通気量を変え、0℃の恒温槽内で測定した。その結
果、通気量14sec/800ml では7〜8℃で約41時間、
20sec/800ml では5.5〜7℃で約65時間、25se
c/800ml では4〜6℃で約80時間であった。また30
sec/800ml では約7時間で1℃以下になり、外気温に対
抗する発熱効果が得られなかった。なお通気量はガーレ
法によるものである。
【0017】本発明の養生シートは、使用前は非通気性
の袋などに収容し、発熱材が反応しないようにしてお
く。使用時に袋から取り出し、図2のように、コンクリ
ート8を打込んだ後の型枠9に接触させて養生シート1
を装着する。また対象とするコンクリート面が水平な場
合は、養生シート1で直接、あるいは他のシートを介在
させて、コンクリート面を覆うこともできる。
【0018】片面のみに通気孔が穿設されている場合
は、通気孔面を外側にして装着する。装着は、図2の例
ではボルト10により行っている。使用中、発熱材4の
発熱能が低下する前に養生シート1を交換する。養生シ
ート1の外側に保温用シートが積層されていない場合
は、図2のように、装着後に別の保温用シート11で被
覆する。
【0019】また本発明の養生シートは、図3のよう
に、発熱材4が分割されて挟包されているのが好まし
い。このように発熱材4が多くのセル7に分割されて挟
包されていると、傾斜面や鉛直面に装着して使用した場
合でも、重力による発熱材4の偏在が抑制され、対象と
するコンクリートを全面にわたって均熱することができ
る。また、限られた厚さおよび強度の非通水性シート
2,3により必要量の発熱材4を挟包し、取扱時や使用
中の破損を防止することができる。
【0020】本発明シートを製造するには、2枚の非通
水性シート2と3の間に成分調整した発熱材4を置き、
端部5を熱ローラー等により圧着して挟包すればよい。
また図3及び図4のように、多くのセル7に分割して挟
包するには、分割部6も同時に圧着すればよい。そして
1枚ずつ、あるいは所要枚数重ねて、非通気性の袋など
に収容して脱気する。また図4のような帯状のシートを
巻いてコイル12とし、同様に袋などに収容することも
できる。コイル12とした場合は、使用時に所要長さに
切って装着できる。
【0021】使用時には、上記のような空気遮断袋から
取り出して型枠などの所要面に装着する。ケーソン、道
路、法面など大規模構造物にも適用することができる。
ケーソン工法では垂直面、道路では水平面、法面では傾
斜面に養生シートを装着するが、いずれも対象面は大型
になるので、上記のようにコイル状の養生シートを展開
して採用し、各シート間は重ねてボルト止めし、あるい
は現地にて溶着するこもできる。
【0022】次に本発明のコンクリート打込み用型枠
は、図5のように、本発明養生シート1が、通気孔が穿
設された側を外側にして、型枠9の打込み反対面に取外
し可能に装着されている。本例では、非通水性シート3
のみに通気孔が穿設されているが、非通水性シート2お
よび3の双方に穿設されていてもよい。また本例では鋼
製の型枠9にボルト10で装着しているが、このほか各
種取付け金具や、貼替え可能な貼付材などを採用するこ
ともできる。また木製の型枠8に鋲止めとすることもで
きる。
【0023】本発明型枠は、鋼製、木製など各種材質、
各種形状、寸法の既成の型枠9に、予め上記のように本
発明養生シート1を装着し、発熱材4に空気が流入しな
いように、例えば非通気性の被膜13で被覆しておく。
この場合、養生シート1の型枠9に接する面には通気孔
を設けず非通気性としておく。また、予め被膜13で被
覆した養生シート1を型枠9に装着することもできる。
このような本発明型枠を使用してコンクリート打込みを
行った後、被膜13を剥離することで、空気流入により
発熱材4が発熱し、コンクリートは凍結せずに養生でき
る。そして発熱材4の発熱能が低下する前に養生シート
1を交換する。
【0024】
【実施例】図3及び図4のような本発明養生シート1を
使用してコンクリートを養生した。養生シート1は、幅
435mmの帯をコイルに巻いたものから長さ6mに切り
出して型枠に装着した。各セル7は幅100mm、長さ1
35mmで、幅方向に4mm間隔で4列、長さ方向の間隔は
5mmとした。
【0025】非通水性シート2及び3には、ナイロンス
パボンド不織布とポリエチレンの積層体シートを採用
し、非通水性シート2には通気孔を設けず非通気性とし
た。非通水性シート3には、多数の通気孔を穿設して通
気量を20〜22 sec/ml(ガーレ法)にした。
【0026】発熱材4の組成は、鉄粉100重量部、2
0%食塩水44重量部、活性炭20重量部、珪藻土10
重量部とした。鉄粉の配合割合は57.5質量%であ
る。鉄粉の粒径は、平均粒径で130μmとした。1セ
ルあたりの発熱材充填量は45gとした。
【0027】養生シート1は図6のようにして製造し
た。上記の非通水性シート2及び3を、回転しているダ
イロール15に連続的に供給しつつ、上方のシュート1
4から発熱材4を間欠的に一定量ずつ供給する。ダイロ
ール15には、周方向に凹部を並べ(本例では4個)か
つロール長方向(紙面垂直方向)に4列の凹部が形成し
てある。
【0028】ダイロール15の凹部に供給された発熱材
4がダイロール14の凸部でヒートシールして挟包さ
れ、セル7を連続的に形成し、帯状の養生シート1とな
る。これをプレスローラー16にかけてセル7中の発熱
材4を平滑にし、巻取機17で巻き取り、コイル12と
する。コイル12は、直ちに非通気性のポリエチレン製
袋に収納して脱気後、脱気口を圧着した。
【0029】コンクリート打込み直後、図2のように型
枠9の全面に本発明養生シート1を、通気孔が穿設され
てない非通水性シート2を型枠9に接して装着した。装
着は、予め型枠9に埋設しておいたボルトに、養生シー
ト1のセル7から外れた部位に開けた孔を通してナット
で固定した。そして養生シート1の上を発泡ウレタンか
らなる保温用シート11で覆った。
【0030】コンクリート8の内部に温度計を埋め込
み、打込み後、5日間にわたりコンクリート内部温度及
び外気温を測定した。養生シート1は、2.5日(60
時間)経過後に取替えた。なお比較として、本発明の養
生シート1を使用せず、保温用シート11のみで覆った
場合のコンクリート内部温度も同時に測定した。
【0031】測定結果を図7に示す。本発明養生シート
を使用せず保温用シートのみで覆った従来例では、コン
クリート打込み後の初期、コンクリート硬化反応熱の保
温効果は認められるが、その後徐々にコンクリート温度
が低下し、3日後には5℃以下となったのに対し、本発
明例ではその後も、外気温が氷点下になっても、コンク
リート内部温度は確実に10℃以上に維持された。
【0032】
【発明の効果】本発明のコンクリート養生シートは、コ
ンクリート打込み現地にて、空気遮断袋から取り出し、
型枠などの所要面に装着することで、空気流入によって
発熱し、打込み後のコンクリートを保温しかつ所要温度
に加熱保持して養生することができる。寒冷などの低温
環境下でも凍結防止するための給熱養生に適用できる。
取扱容易で、養生中の監視は特に必要とせず、そのうえ
火災事故や酸欠のおそれもない。さらに養生中に燃料や
電気を必要としないので、環境悪化をもたらすこともな
い。また、本発明養生シートを装着した型枠を使用する
ことで、打込み直後の養生シート装着作業が不要とな
り、取扱はさらに容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明養生シートの例を示す断面図である。
【図2】本発明養生シートの使用例を示す断面図であ
る。
【図3】本発明養生シートの別の例を示す断面図であ
る。
【図4】本発明養生シートの別の例を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明型枠の例を示す断面図である。
【図6】本発明養生シートの製造法の例を示す説明図で
ある。
【図7】実施例における温度変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1…養生シート 2,3…非通水性シート 4…発熱材 5…端部 6…分割部 7…セル 8…コンクリート 9…型枠 10…ボルト 11…保温用シート 12…コイル 13…被膜 14…シュート 15…ダイロール 16…プレスローラー 17…巻取機
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E01C 23/03 B28B 11/00 A (72)発明者 谷藤 稔 釜石市甲子町9−71−6 (72)発明者 壹岐 直之 横浜市都築区勝田南1−1−30 Fターム(参考) 2D053 AA16 AD03 2E172 EA03 EA05 4G012 RA06 RD02 4G053 AA17 DA01 EB02 EB05 EB16 4G055 AA01 BA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の非通水性シートの一方または双方
    に通気孔が穿設され、該2枚の非通水性シートの間に、
    空気流入によって発熱する発熱材が挟包されていること
    を特徴とするコンクリート養生シート。
  2. 【請求項2】 前記発熱材が鉄粉と反応助剤からなり、
    該鉄粉の配合割合が40〜70質量%で、該割合と該鉄
    粉の粒径に応じて、前記通気孔の通気量が調整されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のコンクリート養生シ
    ート。
  3. 【請求項3】 前記発熱材が分割されて挟包されている
    ことを特徴とする請求項1または2記載のコンクリート
    養生シート。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のコンクリート養生シート
    が、通気孔が穿設された側を外側にして、型枠の打込み
    反対面に取外し可能に装着されていることを特徴とする
    コンクリート打込み用型枠。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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