JP2001285963A

JP2001285963A - 多機能型冷蔵庫

Info

Publication number: JP2001285963A
Application number: JP2000096275A
Authority: JP
Inventors: Tamotsu Kojima; 保小島
Original assignee: Fujitsu General Ltd
Current assignee: Fujitsu General Ltd
Priority date: 2000-03-31
Filing date: 2000-03-31
Publication date: 2001-10-12

Abstract

(57)【要約】【課題】常時通電状態にある特質を利用し、テレビ受
信機やＶＴＲ又は電話機等の家庭内機器を遠隔制御する
中核的機能を具備した冷蔵庫を提供する。【解決手段】映像機器３又は電話機４等の外部機器に
対する指令を入力する操作部1a又はタッチパネルとして
の表示部1bと、前記外部機器が接続された通信網２を介
し前記操作部1a等より入力された前記外部機器に対する
指令のデータの送信及び同指令に応答した同外部機器か
らのデータの受信とをなす送受信部1iと、前記送受信部
で受信したデータを表示する表示部1bと、前記送受信部
及び表示部等とを制御する制御部1jとを冷蔵庫１に設
け、例えば、操作部1aよりテレビ受信機を選択し、指定
したチャンネルの映像信号等を送信させ、表示部1bに表
示させる。また、バーコードリーダ1eで商品データを読
み取り、これをメモリ部1fに管理情報として格納し、同
管理情報を表示部1bに表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は多機能型冷蔵庫に係
り、より詳細には、主にテレビ受信機やＶＴＲ又は電話
機等の家庭内機器を遠隔制御する機能を具備した冷蔵庫
に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、電気冷蔵庫は専ら食品や飲料等を
所要温度の下に保存することを目的に、他の機器と連動
することなく、単独で作動する機器であった。上記目的
から、電気冷蔵庫は昼夜を問わず電源通電状態にあり、
常時作動している。一方、テレビ受信機又はＶＴＲ等の
家庭内機器は、使用時に電源を入れ、使用を終了すれば
電源を切るという使用形態である。また、冷蔵庫は通常
キッチンルームに置くが、テレビ受信機又はＶＴＲ等の
機器は居間等に置くことが一般的であり、両者は物理的
に離れて設置される場合が多い。さらに、電話機につい
ても通常は冷蔵庫より離れた場所に設置される場合が多
い。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】従って、電気冷蔵庫が
常時電源通電状態にあるという特質を生かし、前記テレ
ビ受信機又はＶＴＲ等の機器、更には電話機とも通信網
を介して接続してこれら機器を電気冷蔵庫側から制御で
きれば便利である。また、上記通信網を介し、居間又は
外出先等から庫内の収納状態が確認できれば便利であ
る。本発明はこのような背景からなされたものであり、
常時通電状態にある冷蔵庫に家庭内機器の中核としての
機能を具備させた多機能型冷蔵庫を提供することを目的
とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明は、外部機器に対
する指令を入力する入力手段と、前記外部機器が接続さ
れた通信網を介し前記入力手段より入力された前記外部
機器に対する指令のデータの送信及び同指令に応答した
同外部機器からのデータの受信とをなす送受信部と、前
記送受信部で受信したデータを表示する表示部と、前記
入力手段、送受信部及び表示部とを制御する制御手段と
が設けられ、前記外部機器とデータの授受を行う多機能
型冷蔵庫を提供するものである。

【０００５】また、前記外部機器がテレビ受信機からな
り、同テレビ受信機の選択、電源オン又はオフ、チャン
ネル切換等予め定めた指令を前記入力手段より入力す
る。

【０００６】または、前記外部機器がビデオテープレコ
ーダ又はビデオディスク等の映像再生機器からなり、同
映像再生機器の選択、電源オン又はオフ、再生又は録画
の開始又は停止等予め定めた指令を前記入力手段より入
力する。

【０００７】また、前記テレビ受信機又は映像再生機器
を選択したときには、それぞれの映像信号を前記通信網
を介して前記送受信部へ送信させ、同送受信部で受信し
た映像信号を前記表示部に表示させる。

【０００８】また、前記制御手段のもとに音声出力部が
設けられ、前記テレビ受信機又は映像再生機器を選択し
たときには、前記映像信号とともにそれぞれの音声信号
を前記通信網を介して前記送受信部へ送信させ、同送受
信部で受信した音声信号を前記音声出力部より音声出力
させる。

【０００９】または、前記外部機器が洗濯機からなり、
同洗濯機の作動開始の指令を前記入力手段より入力す
る。

【００１０】また、前記入力手段を、冷蔵庫本体に設け
てなるキーボタンを備えた操作部とする。

【００１１】または、前記入力手段を、赤外線によるリ
モートコントロール信号を送信するリモコン送信部と、
冷蔵庫本体に設けられてなり、前記リモートコントロー
ル信号を受信する受光部とで構成する。

【００１２】または、前記入力手段を、タッチパネル式
にした前記表示部とする。

【００１３】または、前記入力手段を、マイク及び同マ
イクを介した音声を認識する音声認識部とを備えた音声
入力部とする。

【００１４】また、前記外部機器が電話機からなり、同
電話機がコール時には、フックアップ及び受信音声信号
の転送を前記入力手段より同電話機に対し指令し、同指
令により転送された受信音声信号を前記音声出力部より
出力し、前記音声入力部より入力した応答信号を前記送
受信部及び通信網を介し前記電話機ヘ送信する。

【００１５】また、冷蔵庫に収納する食品又は飲料等の
商品に付された商品データを読み取るバーコードリーダ
と、同バーコードリーダで読み取った商品データそれぞ
れを庫内収納商品に関する管理情報として格納するメモ
リ部とを前記制御手段のもとに設け、前記入力手段より
前記管理情報の表示の指令があったときには、前記メモ
リ部より格納データを読み出し、前記表示部に表示させ
る。

【００１６】または、前記通信網にパーソナルコンピュ
ータを接続し、同パーソナルコンピュータより前記管理
情報の転送の指令があったときには、前記メモリ部より
格納データを読み出し、前記送受信部及び通信網を介し
て前記パーソナルコンピュータへ転送し、同パーソナル
コンピュータに表示させる。

【００１７】または、前記テレビ受信機より前記管理情
報の転送の指令があったときには、前記メモリ部より格
納データを読み出し、前記送受信部及び通信網を介して
前記テレビ受信機へ転送し、同テレビ受信機に表示させ
る。

【００１８】または、前記通信網が電話回線と接続さ
れ、同電話回線と接続された遠隔地のパーソナルコンピ
ュータより前記管理情報の転送の指令があったときに
は、前記メモリ部より格納データを読み出し、前記送受
信部、通信網及び前記電話回線を介して前記パーソナル
コンピュータへ転送し、同パーソナルコンピュータに表
示させる。

【００１９】また、日時を計測する時計部と、前記メモ
リ部に格納されてなる商品データそれぞれにおける賞味
期限のデータを前記時計部よりの日時のデータと比較
し、賞味期限切れか否かを判定する判定部とを前記制御
手段のもとに設け、前記判定部で賞味期限切れの判定が
された商品については前記表示部に警告表示する。

【００２０】また、前記通信網を、ＩＥＥＥ１３９４規
格に即したものとする。

【００２１】

【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を実施例
にもとづき図面を参照して説明する。図１は本発明によ
る多機能型冷蔵庫の一実施例の要部ブロック図である。
最初に、本発明の構成につき図１をもとに説明する。１
は冷蔵庫であり、後述する機能のものを設ける。２は通
信網であり、冷蔵庫１と図示の各機器とにおいてネット
ワークを構築するものである。具体的には、動画転送も
可能なＩＥＥＥ１３９４規格（高速シリアルバス）に即
したものである。３は家庭内の映像機器（外部機器）で
あり、具体的にはテレビ受信機3a、ＶＴＲ（ビデオテー
プレコーダ）3b、ビデオディスク3c又はパソコン3d等で
あり、それぞれ通信網２と接続可能なインタフェースを
具備したものである。４は電話機（外部機器）であり、
電話回線4aとも接続されている。

【００２２】また、５はマイコン制御機能の洗濯機（外
部機器）である。また、冷蔵庫１において、1aは入力手
段としての操作部であり、通信網２を介し接続された各
機器に対し所望の動作をさせるための指令を入力操作を
するものである。その形態としては、キーボード方式、
又は表示部1bを用いたタッチパネル方式、又は赤外線に
よるリモコン方式のいずれでもよい。この場合、各動作
に対応するキー（キーボード）又は表示（タッチパネ
ル）を予め設けておく。なお、リモコン方式とする場合
には図示しないが同操作部1aを、赤外線によるリモート
コントロール信号を送信するリモコン送信部及び冷蔵庫
本体側であって、前記リモートコントロール信号を受信
する受光部を制御部1jの下に設けて構成する。

【００２３】1bは表示部であり、前記操作部1aの操作に
応じた映像表示をする。その形態として、薄型である液
晶表示（ＬＣＤ）がベターである。また、上記表示部1b
をタッチパネル式とし、各種指令を入力する入力手段と
して兼用するようにしてもよい。また、この表示部1bは
その見易さという観点から冷蔵庫１の正面に設け、さら
に、見る方向（角度）を可変設定できる構造にするとよ
い。1cは音声出力部であり、前記操作部1a又はタッチパ
ネル式の表示部1bの操作に応じた音声出力をする。1dは
入力手段としての音声入力部であり、映像機器又は電話
機等の各機器に対する指令等を音声で行うためのもので
ある。具体的には、図示しないが、マイク及び音声認識
部からなり、同マイクを介し、いずれかの機器に対する
音声による指令が入力されたときにはこのマイク音声を
音声認識部で認識し、所要の認識データを制御部1jへ送
出する。この場合、指令する内容に対応する音声表現を
予め定めておく。

【００２４】1eはバーコードリーダであり、収納する食
品又は飲料等の商品に付されたバーコードを読み取るも
のである。このバーコードは、食品又は飲料等の商品の
名称、賞味期限及び価格等を示すようにしたものであ
り、冷蔵庫に商品を収納する時に読み取らせるようにす
る。そのため、このバーコードリーダ1eは各収納庫ごと
に、かつ上記読み取らせが容易な位置に設ける。1fはメ
モリ部であり、前記バーコードリーダ1eで読み取った商
品データそれぞれを庫内収納商品に関する管理情報とし
て格納する。1gは時計部であり、日時を計測する。1hは
判定部であり、前記メモリ部1fに格納されてなる商品デ
ータそれぞれにおける賞味期限のデータを時計部1gより
の日時のデータと比較し、賞味期限切れか否かを判定す
る。1iは送受信部であり、通信網２を介し各機器とデー
タの授受をする。1jは制御部（制御手段）であり、前述
の各機能ブロックを制御する。

【００２５】次に、本発明の動作について説明する。（１）映像機器３とのデータ授受映像機器３に対して所望の動作を指令する場合、操作者
は、操作部1aより対応するキーの操作又は表示部1bの表
示のタッチにより、又は音声入力部1dによる音声のいず
れかにより入力操作する。その指令する動作として、例
えばテレビ受信機3a、ＶＴＲ3b、ビデオディスク3c又は
パソコン3dの電源オン又はオフ（パソコン3dは除く）、
これら映像機器の中の一つの選択、同選択した機器から
の映像及び音声各信号の冷蔵庫１側への転送、テレビ受
信機3aのチャンネル切換、ＶＴＲ3b又はビデオディスク
3cの再生又はその停止、又はＶＴＲ3bの録画の開始やそ
の停止、等があるが、どの範囲の指令を可能にするかに
ついては予め定め、対応する入力操作部分を操作部1a又
は表示部1bの表示に設けておく。上記指令に係るデータ
は制御部1jの制御のもとに送受信部1iより通信網２へ送
出され、同通信網２を介し対応する映像機器へデータ転
送される。これにより、対応する映像機器が上記指令し
た動作をすることとなる。

【００２６】また、例えばテレビ受信機3aに対し指定チ
ャンネルの映像及び音声の各信号の転送を指令した場
合、同指令に従いテレビ受信機3aからはそれら信号が通
信網２へ送出され、通信網２を介し送受信部1iが受信す
る。同送受信部1iで受信された指定チャンネルの映像及
び音声の各信号は制御部1jの制御のもとに表示部1bで映
像表示され、音声出力部1cより音声出力される。これに
より、キッチンルームでのテレビ番組視聴が可能とな
り、特に、料理番組を見ながらの料理ができるという便
利性を提供できることとなる。ＶＴＲ3b又はビデオディ
スク3cよりの再生映像の転送も同様に処理される。以上
説明の機能はキッチンルームでのテレビ番組等の視聴で
あるが、これとは逆に、テレビ受信機3a又はパソコン3c
等に冷蔵庫内の商品収納状態（管理情報）の映像表示も
可能であるがこれについては後述する。

【００２７】（２）電話機４とのデータ授受キッチンルームで料理中に電話機４の外線等のコールが
あった場合、操作者は前項同様に操作部1a、表示部1b又
は音声入力部1dにより、電話音声信号を冷蔵庫１側へ転
送する指令を発する。同指令に係るデータは制御部1jの
制御のもとに送受信部1iより通信網２へ送出され、同通
信網２を介し電話機４へデータ転送される。このデータ
は電話機４に対するフックアップを命令するデータ及び
同フックアップ後の相手音声信号を冷蔵庫１側へ転送指
令するデータとからなる。これにより、電話機４がフッ
クアップされ、同電話機４からは相手音声信号が通信網
２を経て送受信部1iへ転送され、同送受信部1iがこれを
受信する。同送受信部1iで受信された電話音声信号は制
御部1jの制御のもとに音声出力部1cを構成するスピーカ
より音声出力される。また、相手に対する応答の音声は
音声入力部1dより入力し、同音声入力部1dで音声認識さ
れたデータが制御部1jの制御のもとに送受信部1i及び通
信網２を介し電話機４へ転送され、電話回線4aを経て相
手の電話へ送出される。これにより、電話機４が設置さ
れている場所まで出向く必要がなく、キッチンルームで
の電話応対が可能となる。

【００２８】（３）その他機器とのデータ授受例えば洗濯機５とのデータ授受も可能である。近年、マ
イクロコンピュータ搭載の全自動洗濯機が一般化してい
る。このような洗濯機を通信網２へ接続することでキッ
チンルームからの同洗濯機５の作動開始指令が可能とな
る。具体的には、前項までと同様に操作者が操作部1a、
表示部1b又は音声入力部1dにより、同洗濯機５の作動を
開始させる指令を入力し、同指令のデータを洗濯機５へ
転送する。これにより、洗濯機５の作動開始をキッチン
ルームから指令することができることとなる。また、洗
濯終了時には洗濯機５よりその旨のデータが冷蔵庫１側
へ転送され、表示部1bで洗濯終了の表示又は音声出力部
1cより洗濯終了の音声が発せられる。

【００２９】（４）庫内収納商品の情報管理冷蔵庫１に収納する食品又は飲料等の商品の収納状態が
電気的に管理できれば好都合である。このためのものが
バーコードリーダ1eであり、購入した商品を冷蔵庫に収
納する際に、その商品に付された商品の名称、賞味期限
及び価格等の商品データを示すバーコードをこのバーコ
ードリーダ1eで読み取らせる。同読み取られたデータは
制御部1jの制御のもとにメモリ部1fに格納される。これ
により、メモリ部1fは庫内収納商品に関する管理情報と
してのデータベースとなる。上記データベースをもと
に、庫内収納商品に関する管理情報の表示が可能とな
る。

【００３０】例えば、表示部1bに現在の収納商品管理情
報を表示させる場合、操作部1a又は同表示部1bのタッチ
により入力操作する。同操作にもとづき制御部1jはメモ
リ部1fより前記格納データを読み出し、これを表示部1b
に表示する。これにより、庫内に収納されている商品の
リスト、数量、各賞味期限及び価格等を把握できる。ま
た、この表示により、冷蔵庫を開けての商品確認の必要
がないので、扉等の開け閉めによる庫内温度の上昇を防
止でき、電力消費を低減できる。また、居間側から庫内
収納商品の管理情報を知ることも可能である。例えば、
パソコン3dを操作し、冷蔵庫１側より収納商品の管理情
報を読み出し、これを表示する。具体的には、パソコン
3dよりの指令信号が通信網２を経て送受信部1iで受信さ
れた場合、制御部1jはメモリ部1fより前記格納データを
読み出し、これを送受信部1i及び通信網２を介してパソ
コン3dへ転送する。同パソコン3dはこれを表示する。こ
れにより、キッチンルームへ出向くことなく庫内収納商
品の状況を確認できる。

【００３１】また、テレビ受信機3aに表示させることも
可能である。但し、この場合には対応する操作キー及び
外部ビデオ入力端子を予め設定しておく。これにより、
同操作キーの操作があった場合、前記同様にして冷蔵庫
１側より収納商品の管理情報のデータがテレビ受信機3a
に転送され、所定の外部ビデオ入力端子に設定すること
で表示される。更に、外出先からの庫内収納商品の管理
情報を知ることも可能である。例えば、外出先からパソ
コン等を使用して冷蔵庫１にアクセスした場合、電話回
線4a及び通信網２を介し冷蔵庫１の送受信部1iと接続さ
れる。同アクセスに従い、制御部1jはメモリ部1fより前
記格納データを読み出し、同データを送受信部1i、通信
網２及び電話回線4aを介して前記外出先のパソコンへ転
送する。同パソコンはこれを表示する。これにより、外
出先からも庫内収納商品の状況を確認できることとな
り、無駄な買い物等を未然に防止できる。また、賞味期
限切れの商品を表示し、警告を与える機能も有する。即
ち、判定部1hにおいて、メモリ部1fに格納されてなる商
品データそれぞれにおける賞味期限のデータを時計部1g
よりの日時のデータと比較し、賞味期限切れか否かを判
定する。この判定で賞味期限切れの商品については表示
部1bに警告表示する。

【００３２】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、常
時通電状態にあるという特質を有する冷蔵庫を中核とし
た家庭内電気機器又は電話機等とから成るネットワーク
システムの構築が可能となる。これにより、冷蔵庫の設
置されたキッチンルームにおいて、居間に設置されたテ
レビ受信機等の映像機器、または洗濯機等の制御の他、
テレビ番組等の視聴、電話の応答等が可能となる。ま
た、庫内に収納された商品に関する管理情報をデータベ
ースとして保有しているので、その収納状況を冷蔵庫の
表示部により、又は居間のテレビ受信機等、更には外出
先のパソコン等で表示させ、確認できる。特に、常時通
電状態にあるという特質から外出先からはいつでも管理
情報を取り出すことができるという利点を有する。ま
た、賞味期限切れの商品があるときにはこれが警告表示
される。以上より、本発明は従来単独で使用していた冷
蔵庫の機能を拡張し、主に、キッチンルームに居ること
の多い主婦等に大いなる利便性を提供するという効果を
奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による多機能型冷蔵庫の一実施例を示す
要部ブロック図である。

【符号の説明】

１冷蔵庫 1a 操作部 1b 表示部 1c 音声出力部 1d 音声入力部 1e バーコードリーダ 1f メモリ部 1g 時計部 1h 判定部 1i 送受信部 1j 制御部２通信網３映像機器 3a テレビ受信機 3b ＶＴＲ 3c ビデオディスク 3d パソコン４電話機 4a 電話回線５洗濯機

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】外部機器に対する指令を入力する入力手
段と、前記外部機器が接続された通信網を介し前記入力
手段より入力された前記外部機器に対する指令のデータ
の送信及び同指令に応答した同外部機器からのデータの
受信とをなす送受信部と、前記送受信部で受信したデー
タを表示する表示部と、前記入力手段、送受信部及び表
示部とを制御する制御手段とが設けられ、前記外部機器
とデータの授受を行うことを特徴とする多機能型冷蔵
庫。
【請求項２】前記外部機器がテレビ受信機からなり、
同テレビ受信機の選択、電源オン又はオフ、チャンネル
切換等予め定めた指令を前記入力手段より入力すること
を特徴とする請求項１記載の多機能型冷蔵庫。
【請求項３】前記外部機器がビデオテープレコーダ又
はビデオディスク等の映像再生機器からなり、同映像再
生機器の選択、電源オン又はオフ、再生又は録画の開始
又は停止等予め定めた指令を前記入力手段より入力する
ことを特徴とする請求項１記載の多機能型冷蔵庫。
【請求項４】前記テレビ受信機又は映像再生機器を選
択したときには、それぞれの映像信号を前記通信網を介
して前記送受信部へ送信させ、同送受信部で受信した映
像信号を前記表示部に表示させることを特徴とする請求
項２又は請求項３記載の多機能型冷蔵庫。
【請求項５】前記制御手段のもとに音声出力部が設け
られ、前記テレビ受信機又は映像再生機器を選択したと
きには、前記映像信号とともにそれぞれの音声信号を前
記通信網を介して前記送受信部へ送信させ、同送受信部
で受信した音声信号を前記音声出力部より音声出力させ
ることを特徴とする請求項４記載の多機能型冷蔵庫。
【請求項６】前記外部機器が洗濯機からなり、同洗濯
機の作動開始の指令を前記入力手段より入力することを
特徴とする請求項１記載の多機能型冷蔵庫。
【請求項７】前記入力手段が、冷蔵庫本体に設けてな
るキーボタンを備えた操作部からなることを特徴とする
請求項１記載の多機能型冷蔵庫。
【請求項８】前記入力手段が、赤外線によるリモート
コントロール信号を送信するリモコン送信部と、冷蔵庫
本体に設けられてなり、前記リモートコントロール信号
を受信する受光部とからなることを特徴とする請求項１
記載の多機能型冷蔵庫。
【請求項９】前記入力手段が、タッチパネル式にした
前記表示部からなることを特徴とする請求項１記載の多
機能型冷蔵庫。
【請求項１０】前記入力手段が、マイク及び同マイク
を介した音声を認識する音声認識部とを備えた音声入力
部からなることを特徴とする請求項１記載の多機能型冷
蔵庫。
【請求項１１】前記外部機器が電話機からなり、同電
話機がコール時には、フックアップ及び受信音声信号の
転送を前記入力手段より同電話機に対し指令し、同指令
により転送された受信音声信号を前記音声出力部より出
力し、前記音声入力部より入力した応答信号を前記送受
信部及び通信網を介し前記電話機ヘ送信することを特徴
とする請求項１、請求項５及び請求項１０記載の多機能
型冷蔵庫。
【請求項１２】冷蔵庫に収納する食品又は飲料等の商
品に付された商品データを読み取るバーコードリーダ
と、同バーコードリーダで読み取った商品データそれぞ
れを庫内収納商品に関する管理情報として格納するメモ
リ部とを前記制御手段のもとに設け、前記入力手段より
前記管理情報の表示の指令があったときには、前記メモ
リ部より格納データを読み出し、前記表示部に表示させ
ることを特徴とする請求項１記載の多機能型冷蔵庫。
【請求項１３】前記通信網にパーソナルコンピュータ
が接続され、同パーソナルコンピュータより前記管理情
報の転送の指令があったときには、前記メモリ部より格
納データを読み出し、前記送受信部及び通信網を介して
前記パーソナルコンピュータへ転送し、同パーソナルコ
ンピュータに表示させることを特徴とする請求項１２記
載の多機能型冷蔵庫。
【請求項１４】前記テレビ受信機より前記管理情報の
転送の指令があったときには、前記メモリ部より格納デ
ータを読み出し、前記送受信部及び通信網を介して前記
テレビ受信機へ転送し、同テレビ受信機に表示させるこ
とを特徴とする請求項１２記載の多機能型冷蔵庫。
【請求項１５】前記通信網が電話回線と接続され、同
電話回線と接続された遠隔地のパーソナルコンピュータ
より前記管理情報の転送の指令があったときには、前記
メモリ部より格納データを読み出し、前記送受信部、通
信網及び前記電話回線を介して前記パーソナルコンピュ
ータへ転送し、同パーソナルコンピュータに表示させる
ことを特徴とする請求項１２記載の多機能型冷蔵庫。
【請求項１６】日時を計測する時計部と、前記メモリ
部に格納されてなる商品データそれぞれにおける賞味期
限のデータを前記時計部よりの日時のデータと比較し、
賞味期限切れか否かを判定する判定部とを前記制御手段
のもとに設け、前記判定部で賞味期限切れの判定がされ
た商品については前記表示部に警告表示することを特徴
とする請求項１２記載の多機能型冷蔵庫。
【請求項１７】前記通信網が、ＩＥＥＥ１３９４規格
に即したものからなることを特徴とする請求項１記載の
多機能型冷蔵庫。