JP2001285932A - 無線通信システム、通信チャネル確立方法、無線端末及び無線中継装置 - Google Patents

無線通信システム、通信チャネル確立方法、無線端末及び無線中継装置

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JP2001285932A
JP2001285932A JP2000101609A JP2000101609A JP2001285932A JP 2001285932 A JP2001285932 A JP 2001285932A JP 2000101609 A JP2000101609 A JP 2000101609A JP 2000101609 A JP2000101609 A JP 2000101609A JP 2001285932 A JP2001285932 A JP 2001285932A
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wireless
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control signal
radio
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JP2000101609A
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Takayuki Ishiguro
隆之 石黒
Osamu Nakamura
修 中村
Jiyunshin Arikawa
順進 有川
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NTT Docomo Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線中継装置の呼損率及び無線端末の通信利
用可能時間を改善することを目的とする。 【解決手段】 無線中継装置20は、制御チャネルを検
索(201)して、受信電力の最も大きな同期無線基地局
30の制御信号を待受け(202)、制御信号を無線端
末10に送信する(203)。無線端末10は、LCH確
立要求信号1を送信するが、同期無線基地局30から
拒否される(LCH割当拒否信号2)。そこで、無線中
継装置20は、同期無線基地局30以外の受信電力の
最も大きな同期無線基地局30に対して、同様の制御
を行い、同期無線基地局30から、LCH割当信号3
を受信する(LCH割当信号3)。無線中継装置20
は、LCH割当信号3を受信すると、同期無線基地局3
及び無線端末10と通信チャネルの確立を行う(2
04、205)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信システ
ム、通信チャネル確立方法、無線端末及び無線中継装置
に係り、特に無線基地局と無線端末と無線中継装置とか
ら構成され、無線端末と無線基地局との間で無線中継装
置を介することによって通信を行う無線通信システム、
通信チャネル確立方法、無線端末及び無線中継装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】無線端末、無線中継装置、及び複数の無
線基地局から構成され、無線端末と無線基地局とが無線
中継装置を介して通信を行う無線通信システムがある。
【0003】図1は、従来の無線通信システムの構成例
を示すものである。無線端末(無線装置)10と、無線
端末10と無線チャネルで接続される無線中継装置20
と、無線中継装置20と無線チャネルで接続される無線
基地局30〜30とで構成される。
【0004】無線基地局30〜30は、他の無線基
地局又はPSTN(Public Switched Telephone Netwo
rk: 公衆電話網)、ISDN(Integrated Services
Digital Network :総合サービスディジタル通信
網)、インターネット等の交換局、ルータ等に接続され
ている。
【0005】この従来の無線通信システムでの通信チャ
ネルの確立を図5を用いて説明する。図5は、PHS(Pe
rsonal Handy-phone System)を用いて発信によって通
信を行う場合を示している。
【0006】無線中継装置20は、無線基地局30から
送信される制御チャネルを予め定めた一定時間連続して
受信し、最も受信電力の高い無線基地局30を検索する
(101)。ここで、無線中継装置20は、最も受信電力
の高い無線基地局30として、無線基地局30を検索
したとする。
【0007】無線中継装置20は、無線基地局30
待受けるために無線基地局30の制御信号の受信を行
う(102)。そして、無線端末10に対して、無線基地
局30の制御信号と時間的に同期した制御信号を送信
する(103)。
【0008】無線端末10は、発信、着信等、通信チャ
ネルを確立する場合、新しい通信チャネルの割当を要求
するためにLCH(リンクチャネル)確立要求信号を無線
中継装置20に送信する(104)。
【0009】無線中継装置20は、LCH確立要求信号
を受信すると、待受けている無線基地局30に、LC
H確立要求信号を送信する(105)。
【0010】無線基地局30は、LCH確立要求信号
の受信後、無線中継装置20に対して空いている通信チ
ャネルを割り当てるためにLCH割当信号を無線中継装
置20に送信する。しかし、空いている通信チャネルが
なければ、無線中継装置20に対して、LCH割当拒否
信号を送信する(106)。
【0011】無線中継装置20は、LCH割当拒否信号
を受信した場合、予め定めた回数、無線基地局30
に、LCH確立要求信号を送信する。しかし、予め定
めた回数、LCH確立要求信号を送信しても、無線基地
局30からLCH割当拒否信号しか、受信できなけれ
ば、通信チャネルの確立を停止する。
【0012】従来の通信チャネル確立方法では、無線中
継装置20は、制御信号の受信電力が最も大きい無線基
地局30の制御信号を受信し、無線基地局30に対
してのみ、通信チャネルの確立を行う。これは無線基地
局30において、空いている通信チャネルがない場
合、呼損率を大きくさせることとなる。
【0013】また、制御チャネルが時間的に同期してい
る同期無線基地局と同期していない無線基地局が混在し
ている無線通信システムでは、無線中継装置20が通信
チャネルを確立するために、無線基地局30以外の無
線基地局30〜30を検索する場合、制御信号を無
線端末10に送信することを停止して、新たに無線基地
局30〜30の制御信号を受信することが必要とな
る。
【0014】また、無線端末10は無線中継装置20か
らの制御信号が受信できなければ、発信、着信を行うこ
とができないので、通信利用可能時間が減少されること
となる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】以上の通り、従来の通
信チャネル確立方法では、制御信号の受信電力が最も大
きい無線基地局のみに、通信チャネルの確立を行ってい
た。このことが、無線中継装置の呼損率を大きくする原
因の一つとなっていた。
【0016】また、無線基地局への通信チャネル確立が
できなかった場合に、他の無線基地局を検索するため
に、無線端末の通信利用可能時間が減少してしまう原因
の一つとなっていた。
【0017】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、無線中継装置の呼損率及び無線端末の通信利用可
能時間を改善することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するた
めの手段を採用している。
【0019】請求項1に記載された発明は、無線基地局
と無線端末と無線中継装置とを備え、前記無線端末と前
記無線基地局とが前記無線中継装置を介してTDMA方
式によって通信を行う無線通信システムにおける前記無
線端末と前記無線基地局間の通信チャネル確立方法にお
いて、前記無線中継装置は、制御チャネルにおいて、受
信可能な前記無線基地局の制御信号を、所定時間、受信
する第1のステップと、前記無線中継装置は、複数の時
間的に同期した前記制御信号を受信した場合に、時間的
に同期した前記制御信号を送信する前記無線基地局の中
で、最も受信レベルの大きい前記無線基地局又は平均電
力が最も大きな前記無線基地局に待ち受ける第2のステ
ップと、その後、前記無線中継装置は、待ち受ける前記
無線基地局と、時間的に同期した制御信号を送信する他
の前記無線基地局の、制御信号の受信レベル若しくは平
均電力及び該制御信号の受信タイミングを前記無線中継
装置に記録する第3のステップと、前記無線中継装置
は、前記無線端末から通信チャネルを確立するための要
求信号を受信すると、前記無線端末と通信チャネルを確
立する前、又は確立した後に、待ち受けている前記無線
基地局との通信チャネルを確立するために前記無線基地
局に制御信号を送信し、もし、前記無線基地局から通信
チャネルを確立することができない旨の制御信号を受信
したならば、先に記録した待受けている前記無線基地局
と時間的に同期した他の前期無線基地局に対し、前記無
線基地局との通信チャネルを確立するために前記無線基
地に制御信号を送信し、前記無線基地局との通信チャネ
ルを確立する第4のステップとを含むことを特徴とす
る。
【0020】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の前記第2のステップにおいて、前記無線中継装置
は、予め定めた受信レベル以上の、複数の時間的に同期
した前記制御信号を受信した場合に、時間的に同期した
前記制御信号を送信する前記無線基地局の中で、最も受
信レベルの大きい前記無線基地局又は平均電力が最も大
きな前記無線基地局に待ち受けることを特徴とする。
【0021】請求項3に記載された発明は、無線基地局
と無線端末と無線中継装置とを備え、前記無線端末と前
記無線基地局とが前記無線中継装置を介してTDMA方
式によって通信を行う無線通信システムにおいて、前記
無線中継装置は、制御チャネルにおいて受信可能である
前記無線基地局の制御信号を所定時間、受信する手段
と、複数の時間的に同期した前記制御信号を受信した場
合に、時間的に同期した前記制御信号を送信する前記無
線基地局の中で、最も受信レベルの大きい前記無線基地
局又は平均電力が最も大きな前記無線基地局に待ち受け
る手段と、その後、待ち受ける前記無線基地局と、時間
的に同期した制御信号を送信する他の前記無線基地局の
受信レベル若しくは平均電力及び制御信号の受信タイミ
ングを前記無線中継装置に記録する手段と、前記無線端
末から通信チャネルを確立するための要求信号を受信す
ると、前記無線端末と通信チャネルを確立する前、又は
確立した後に、待ち受けている前記無線基地局との通信
チャネルを確立するために前記無線基地局に制御信号を
送信し、もし、前記無線基地局から通信チャネルを確立
することができない旨の制御信号を受信したならば、先
に記録した待受けている前記無線基地局と時間的に同期
した他の前期無線基地局に対し、前記無線基地局との通
信チャネルを確立するために前記無線基地局に制御信号
を送信し、前記無線基地局との通信チャネルを確立する
手段とを含むことを特徴とする。
【0022】請求項4に記載された発明は、無線基地局
と無線端末と無線中継装置とを備え、前記無線端末と前
記無線基地局とが前記無線中継装置を介してTDMA方
式によって通信を行う無線通信システムにおける無線中
継装置において、制御チャネルにおいて受信可能である
前記無線基地局の制御信号を所定時間、受信する手段
と、複数の時間的に同期した前記制確信号を受信した場
合に、時間的に同期した前記制御信号を送信する前記無
線基地局の中で、最も受信レベルの大きい前記無線基地
局に待ち受ける手段と、その後、待ち受ける前記無線基
地局と時間的に同期した制御信号を送信する他の前記無
線基地局の受信レベル若しくは平均電力及び制御信号の
受信タイミングを前記無線中継装置に記録する手段と、
前記無線端末から通信チャネルを確立するための要求信
号を受信すると、前記無線端末と通信チャネルを確立す
る前、又は確立した後に、持ち受けている前記無線墓地
局との通信チャネルを確立するために前記無線基地局に
制御信号を送信し、もし、前記無線基地局から通信チャ
ネルを確立することができない旨の制御信号を受信した
ならば、先に記録した待受けている前記無線基地局と時
間的に同期した他の前期無線基地局に対し、前記無線基
地局との通信チャネルを確立するために前記無線基地局
に制御信号を送信し、前記無線基地局との通信チャネル
を確立する手段とを含むことを特徴とする。
【0023】請求項5に記載された発明は、無線基地局
と無線端末とを備え、前記無線端末と前記無線基地局と
がTDMA方式によって通信を行う無線通信システムに
おける前記無線端末と前記無線基地局間における通信チ
ャネル確立方法において、前記無線端末は、制御チャネ
ルにおいて受信可能である前記無線基地局の制御信号を
所定時間、受信する第1のステップと、前記無線端末
は、複数の時間的に同期した前記制御信号を受信した場
合に、時間的に同期した前記制御信号を送信する前記無
線基地局の中で、最も受信レベルの大きい前記無線基地
局又は平均電力が最も大きな前記無線基地局に待ち受け
る第2のステップと、その後、前記無線端末は、待ち受
ける前記無線基地局と時間的に同期した制御信号を送信
する他の前記無線基地局の受信レベル若しくは平均電力
及び制御信号の受信タイミングを前記無線端末に記録す
る第3のステップと、前記無線端末は、待ち受けている
前記無線基地局との通信チャネルを確立するために前記
無線基地局に制御信号を送信し、もし、前記無線基地局
から通信チャネルを確立することができない旨の制御信
号を受信したならば、先に記録した待受けている前記無
線基地局と時間的に同期した他の前期無線基地局に対
し、前記無線基地局との通信チャネルを確立するために
前記無線基地局に制御信号を送信し、前記無線基地局と
の通信チャネルを確立する第4のステップとを含むこと
を特徴とする。
【0024】請求項6に記載された発明は、無線基地局
と無線端末とを備え、前記無線端末と前記無線基地局と
がTDMA方式によって通信を行う無線通信システムに
おいて、前記無線端末は、制御チャネルにおいて受信可
能である前記無線基地局の制御信号を所定時間、受信す
る手段と、前記無線端末は、複数の時間的に同期した前
記制御信号を受信した場合に、時間的に同期した前記制
御信号を送信する前記無線基地局の中で、最も受信レベ
ルの大きい前記無線基地局又は平均電力が最も大きな前
記無線基地局に待ち受ける手段と、その後、前記無線端
末は、待ち受ける前記無線基地局と時間的に同期した制
御信号を送信する他の前記無線基地局の受信レベル若し
くは平均電力及び制御信号の受信タイミングを前記無線
端末に記録する手段と、前記無線端末は、待ち受けてい
る前記無線基地局との通信チャネルを確立するために前
記無線基地局に制御信号を送信し、もし、前記無線基地
局から通信チャネルを確立することができない旨の制御
信号を受信したならば、先に記録した待受けている前記
無線基地局と時間的に同期した他の前期無線基地局に対
し、前記無線基地局との通信チャネルを確立するために
前記無線基地局に制御信号を送信し、前記無線基地局と
の通信チャネルを確立する手段とを含むことを特徴とす
る。
【0025】請求項7に記載された発明は、無線基地局
と無線端末とを備え、前記無線端末と前記無線基地局と
がTDMA方式によって通信を行う無線通信システムに
おける無線端末において、制御チャネルにおいて受信可
能である前記無線基地局の制御信号を所定時間、受信す
る手段と、複数の時間的に同期した前記制御信号を受信
した場合に、時間的に同期した前記制御信号を送信する
前記無線基地局の中で、最も受信レベルの大きい前記無
線基地局又は平均電力が最も大きな前記無線基地局に待
ち受ける手段と、その後、前記無線端末は、待ち受ける
前記無線基地局と時間的に同期した制御信号を送信する
他の前記無線基地局の受信レベル若しくは平均電力及び
制御信号の受信タイミングを前記無線端末に記録する手
段と、前記無線端末は、待ち受けている前記無線基地局
との通信チャネルを確立するために前記無線基地局に制
御信号を送信し、もし、前記無線基地局から通信チャネ
ルを確立することができない旨の制御信号を受信したな
らば、先に記録した待受けている前記無線基地局と時間
的に同期した他の前期無線基地局に対し、前記無線基地
局との通信チャネルを確立するために前記無線基地局に
制御信号を送信し、前記無線基地局との通信チャネルを
確立する手段とを含むことを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0027】本発明が適用される無線通信システムの構
成例は、従来例で示したものと同じである。
【0028】図1に示すように、複数の無線基地局30
〜30と無線端末10と無線中継装置20とから構
成され、無線端末10と無線基地局30〜30との
間で無線中継装置20を介することによって通信を行う
無線通信システムにおいて、本発明は適用される。
【0029】本発明によれば、無線中継装置が無線基地
局との通信チャネル確立時に、呼損率、通信利用時間を
改善することのできる。以下、本発明の実施の形態を図
1を参照して説明する。
【0030】図1は、本発明が適用される無線通信シス
テムの構成の1例を示すものである。無線端末10と、
無線端末10と無線チャネルで接続される無線中継装置
20と、無線中継装置20と通信チャネルで接続される
無線基地局30〜30とで構成される。
【0031】この発明の実施の形態では、無線中継装置
20は、待受ける無線基地局30を決定するために、所
定の時間、制御チャネルを受信し、少なくとも2つ以上
の時間的に同期した無線基地局30が存在するならば、
その無線基地局30のうち、最も受信電力の大きい無線
基地局30の制御信号を受信し、もし、通信チャネルを
確立する場合、制御信号を受信した無線基地局30から
通信チャネルの確立を拒否されたならば、その無線基地
局30と時間的に同期した他の無線基地局30に対して
通信チャネルの確立を行う手段を含むことを特徴とす
る。
【0032】次に本発明の実施の形態の動作を、無線通
信システムの発信シーケンス図である図2を用いて説明
する。
【0033】ここでシーケンスは、PHSを例にとって
示している。数字符号1は、無線端末10から無線中継
装置20に、又は、無線中継装置20から無線基地局3
0に送信されるLCH確立要求信号を、符号2は、無線
基地局30から無線中継装置20に送信されるLCH割
当拒否信号を、符号3は、無線基地局30から無線中継
装置20に、又は無線中継装置20から無線端末10に
送信されるLCH割当信号を示している。
【0034】また、無線基地局30が送信する制御チャ
ネル、通信チャネルのタイミングを図3を用いて説明す
る。PHSでは、TDMA-TDD(Time Division Mu
ltiplex Access Time Division Duplex)で通信を行
っている。
【0035】図に示すように、制御チャネル及び通信チ
ャネルは、上り、下り回線として、それぞれ4つのタイ
ムスロットとキャリア番号(各タイムスロットには、複
数の搬送周波数が割り当てられている。その搬送波を識
別する番号をキャリア番号という。)で割り当てられて
いる。
【0036】また、制御チャネルは、予め定めたキャリ
ア番号を用いている。
【0037】ここで、無線基地局30としては、同期無
線基地局と非同期無線基地局とがある。同期無線基地局
とは、無線基地局が制御チャネル及び通信チャネルのタ
イムスロットのタイミングを他の無線基地局の制御チャ
ネル及び通信チャネルのタイムスロットのタイミングに
合わせる無線基地局である(本発明では、無線基地局3
及び無線基地局30を同期無線基地局として説明
する)。非同期無線基地局とは、自己で決定したタイム
スロットのタイミングで通信信号及び制御信号を送信す
る無線基地局である(本発明では、無線基地局30
非同期無線基地局として説明する)。
【0038】無線中継装置20は、通信チャネルを確立
する無線基地局30を決定するために、制御チャネルに
おいて制御信号を予め定めた時間の間受信する(20
1)。
【0039】無線中継装置20は、少なくとも2つ以上
の同期無線基地局を検索したならば、検索した同期無線
基地局のうち、制御信号の受信電力の最も大きな同期無
線基地局の制御信号を受信して待受ける(202)。制御
信号を受信する同期無線基地局の決定方法としては、受
信電力の最も大きな無線基地局とする以外に、数回制御
信号を受信して、その平均電力が最も大きな無線基地局
とする方法もある。
【0040】また、少なくとも2つ以上の同期無線基地
局を検索できなかったならば、検索した全ての無線基地
局30のうち、制御信号の受信電力の最も大きな無線基
地局30に対して制御信号を受信する。
【0041】ここで、無線中継装置20は、同期無線基
地局として、同期無線基地局30と同期無線基地局3
を検索し、そのうち、同期無線基地局30から制
御信号を受信したとする。
【0042】また、制御信号を受信した同期無線基地局
30と同期している同期無線基地局のリストを作成
し、無線中継装置20に記録する。リストには同期無線
基地局の固有番号、送信する制御信号のタイムスロット
タイミング及び受信電力である。
【0043】無線中継装置20は、同期無線基地局30
の制御信号を受信すると、同期無線基地局30に時
間的に同期した制御信号を無線端末10に送信する(2
03)。
【0044】無線端末10は、発信、着信等により同期
無線基地局30と通信チャネルを確立する場合、無線
中継装置20に対して、LCH確立要求信号1を送信す
る。
【0045】無線中継装置20は、LCH確立要求信号
1を受信すると、同期無線基地局30に対してLCH
確立要求信号1を送信する。
【0046】同期無線基地局30は、無線中継装置2
0と通信チャネルを確立することが可能であれば、無線
中継装置20にLCH割当信号を送信するが、無線中継
装置20と通信チャネルを確立することができなけれ
ば、LCH割当拒否信号2を無線中継装置20に送信す
る。
【0047】同期無線基地局30が無線中継装置20
と通信チャネルを確立できない理由としては、同期無
線基地局30の無線チャネルに空きがない。
【0048】同期無線基地局301が他の無線基地局
又はPSTN、ISDN、インターネット等の交換局、
ルータ等に接続するための通信チャネルに空がない。
【0049】等である。
【0050】無線中継装置20は、LCH割当拒否信号
2を受信すると、同期無線基地局30と同期した同期
無線基地局のうち、同期無線基地局30以外の受信電
力の最も大きな同期無線基地局の制御信号の受信を行う
(203)。同期無線基地局は無線中継装置20に記録さ
れているリストから決定することができる。このとき、
同期無線基地局30の制御信号の受信を行ったとす
る。そして、無線中継装置20は、同期無線基地局30
に対して、通信チャネルを確立するためにLCH確立
要求信号1を送信する。同期無線基地局30は、LC
H確立要求信号を受信すると、無線中継装置20と通信
チャネルを確立することが可能であれば、無線中継装置
20にLCH割当信号3を送信する。
【0051】無線中継装置20は、LCH割当信号3を
受信すると、同期無線基地局30と通信チャネルの確
立を行う(204)。
【0052】しかしながら、このとき、無線中継装置2
0が、同期無線基地局30からLCH割当拒否信号2
を受信したならば、無線中継装置20に記録されている
リストから同期無線基地局30、同期無線基地局30
以外の同期無線基地局30を検索し、通信チャネルの
確立を試みる。もし、リストに記録されている全ての同
期無線基地局30に対して通信チャネルの確立が失敗し
たならば、通信チャネルの確立を停止することとなる。
【0053】図2では、無線中継装置20は、同期無線
基地局30からLCH割当信号3を受信し、同期無線
基地局30との間で通信チャネルの確立が行われたの
で、無線中継装置20は、無線端末10と通信チャネル
を確立することが可能であれば、無線端末10にLCH
割当信号3を送信する。
【0054】無線端末10は、LCH割当信号3を受信
すると、無線中継装置20と通信チャネルの確立を行う
(205)。
【0055】同期無線基地局の中から制御信号を受信す
る同期無線基地局を決定する方法としては、無線基地局
30の制御信号を受信する場合に、制御信号を受信した
全ての同期無線基地局のうち、予め定めた受信電力以上
の同期無線基地局の数が少なくとも2つ以上の場合、同
期無線基地局のうち最も受信電力が大きな同期無線基地
局に対して、制御信号を受信することも可能である。
【0056】上記の説明では、先に無線中継装置20と
無線基地局30との間で通信チャネルを確立した後、
無線端末10と無線基地局20との間で通信チャネルを
確立する場合であるが、先に無線端末10と無線中継装
置20との間で通信チャネルを確立した後、無線中継装
置20と無線基地局30との間で通信チャネルを確立
する場合も考えられる。先に、無線端末10と無線中継
装置20との間で通信チャネルを確立する通信チャネル
確立方法のシーケンスを図4を用いて説明する。システ
ム構成は、図1と同じであるとする。
【0057】無線中継装置20は、待受ける無線基地局
30を決定するために、制御チャネルにおいて制御信号
を予め定めた時間の間受信する(301)。
【0058】少なくとも2つ以上の同期無線基地局を検
索したならば、無線中継装置20は、検索した同期無線
基地局のうち、制御信号の受信電力の最も大きな同期無
線基地局の制御信号を受信する(302)。
【0059】制御信号を受信する同期無線基地局の決定
方法としては、受信電力の最も大きな無線基地局とする
以外に、複数回、制御信号を受信して、その平均電力が
最も大きな無線基地局とする方法もある。また、少なく
とも2つ以上の同期無線基地局を検索しなかったなら
ば、検索した全ての無線基地局30のうち、制御信号の
受信電力の最も大きな無線基地局30に対して制御信号
を受信する。
【0060】ここで、無線中継装置20は、同期無線基
地局として、同期無線基地局30と同期無線基地局3
を検索し、そのうち、同期無線基地局30とから
御信号を受信したとする。また、制御信号を受信した同
期無線基地局301と同期している同期無線基地局のリ
ストを作成し、無線中継装置20に記録する。リストに
は、同期無線基地局の固有番号、送信する制御信号のタ
イムスロットタイミング、及び受信電力等を記録する。
【0061】無線中継装置20は、同期無線基地局30
の制御信号を受信すると、同期無線基地局30に時
間的に同期した制御信号を無線端末10に送信する(3
03)。
【0062】無線端末10は、発信、着信等により同期
無線基地局30と通信チャネルを確立する場合、無線
中継装置20に対して、LCH確立要求信号1を送信す
る。無線中継装置20は、LCH確立要求信号1を受信
すると、無線端末10と通信チャネルを確立することが
可能であれば、無線端末10にLCH割当信号3を送信
する。無線端末10は、LCH割当信号3を受信する
と、無線中継装置20と通信チャネルの確立を行う(3
04)。
【0063】その後、無線中継装置20は、同期無線基
地局30に対してLCH確立要求信号1を送信する。
同期無線基地局30は、無線中継装置20と通信チャ
ネルを確立することが可能であれば、無線中継装置20
にLCH割当信号を送信するが、無線中継装置20と通
信チャネルを確立することができなければ、LCH割当
拒否信号2を無線中継装置20に送信する。
【0064】無線中継装置20はLCH割当拒否信号2
を受信すると、同期無線基地局30 と同期した同期無
線基地局のうち、同期無線基地局30以外の受信電力
の最も大きな同期無線基地局の制御信号の受信を行う
(305)。同期無線基地局は無線中継装置20に記録さ
れているリストから決定することができる。このとき、
同期無線基地局30の制御信号の受信を行ったとす
る。そして、無線中継装置20は同期無線基地局30
に対して、通信チャネルを確立するためにLCH確立要
求信号1を送信する。
【0065】同期無線基地局30は、LCH確立要求
信号1を受信すると、無線中継装置20と通信チャネル
を確立することが可能であれば、無線中継装置20にL
CH割当信号3を送信する。
【0066】無線中継装置20は、LCH割当信号3を
受信すると、同期無線基地局30と通信チャネルの確
立を行う(306)。
【0067】しかしながら、このとき、無線中継装置2
0が、同期無線基地局30からLCH割当拒否信号2
を受信したならば、無線中継装置20に記録されている
リストから同期無線基地局30、同期無線基地局30
以外の同期無線基地局を検索し、通信チャネルの確立
を試みる。もし、リストに記録されている全ての同期無
線基地局に対して通信チャネルの確立が失敗したなら
ば、通信チャネルの確立を停止する。
【0068】なお、上記説明では、無線基地局と無線端
末と無線中継装置とを備え、無線端末と無線基地局とが
無線中継装置を介してTDMA方式によって通信を行う
無線通信システムにおける無線端末と無線基地局間の通
信チャネル確立する場合の、無線通信システム、通信チ
ャネル確立方法、無線端末及び無線中継装置の例につい
て説明したが、本件発明は、無線基地局と無線端末とを
備え、無線端末と無線基地局とがTDMA方式によって
通信を行う無線通信システムにおける無線端末と無線基
地局間における通信チャネル確立する場合の、無線通信
システム、通信チャネル確立方法及び無線端末にも適用
できることは自明である。
【0069】つまり、本発明は、図1において、無線中
継装置20を介さずに、直接、無線端末と無線基地局間
における通信チャネル確立する場合にも適用できるもの
である。
【0070】
【発明の効果】上述のごとく、本発明によれば、無線中
継装置が少なくとも2つ以上の同期無線基地局が存在す
る場合に、受信電力の最も大きな同期無線基地局と制御
チャネルの同期を行い、その同期無線基地局と通信チャ
ネルの確立ができない場合に、その同期無線基地局1の
次に受信電力の大きな同期無線基地局との通信チャネル
の確立を行うことにより、無線端末の呼損率を小さくす
ることができる。
【0071】また、同期無線基地局間で、通信チャネル
の確立する無線基地局を変更しているため、無線端末に
対して送信する制御信号を停止する必要がなく、無線端
末の通信利用可能時間を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線通信システムの構成例を説明するための図
である。
【図2】本発明の通信チャネル確立を説明するためのシ
ーケンス図(その1)である。
【図3】同期無線基地局と非同期無線基地局を説明する
ための図である。
【図4】本発明の通信チャネル確立を説明するためのシ
ーケンス図(その2)である。
【図5】従来の通信チャネル確立を説明するためのシー
ケンス図である。
【符号の説明】
10 無線端末 20 無線中継装置 30 無線基地局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有川 順進 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K028 AA01 AA14 BB04 CC02 DD01 DD02 DD04 HH02 HH03 HH05 KK23 LL11 MM12 MM19 NN00 RR02 5K047 AA01 AA11 BB01 BB05 CC02 CC06 DD01 DD02 HH11 JJ06 LL06 MM02 MM05 MM11 5K067 AA11 AA15 AA25 BB04 CC04 DD25 EE02 EE06 EE10 EE16 GG11 HH21 HH23 JJ13 5K072 AA12 BB13 BB25 BB26 CC15 CC31 DD11 DD16 EE22 FF26 GG27

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局と無線端末と無線中継装置と
    を備え、前記無線端末と前記無線基地局とが前記無線中
    継装置を介してTDMA方式によって通信を行う無線通
    信システムにおける前記無線端末と前記無線基地局間の
    通信チャネル確立方法において、 前記無線中継装置は、制御チャネルにおいて、受信可能
    な前記無線基地局の制御信号を、所定時間、受信する第
    1のステップと、 前記無線中継装置は、複数の時間的に同期した前記制御
    信号を受信した場合に、時間的に同期した前記制御信号
    を送信する前記無線基地局の中で、最も受信レベルの大
    きい前記無線基地局又は平均電力が最も大きな前記無線
    基地局に待ち受ける第2のステップと、 その後、前記無線中継装置は、待ち受ける前記無線基地
    局と、時間的に同期した制御信号を送信する他の前記無
    線基地局の、制御信号の受信レベル若しくは平均電力及
    び該制御信号の受信タイミングを前記無線中継装置に記
    録する第3のステップと、 前記無線中継装置は、前記無線端末から通信チャネルを
    確立するための要求信号を受信すると、前記無線端末と
    通信チャネルを確立する前、又は確立した後に、待ち受
    けている前記無線基地局との通信チャネルを確立するた
    めに前記無線基地局に制御信号を送信し、もし、前記無
    線基地局から通信チャネルを確立することができない旨
    の制御信号を受信したならば、先に記録した待受けてい
    る前記無線基地局と時間的に同期した他の前期無線基地
    局に対し、前記無線基地局との通信チャネルを確立する
    ために前記無線基地に制御信号を送信し、前記無線基地
    局との通信チャネルを確立する第4のステップとを含む
    ことを特徴とする通信チャネル確立方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の前記第2のステップにお
    いて、 前記無線中継装置は、予め定めた受信レベル以上の、複
    数の時間的に同期した前記制御信号を受信した場合に、
    時間的に同期した前記制御信号を送信する前記無線基地
    局の中で、最も受信レベルの大きい前記無線基地局又は
    平均電力が最も大きな前記無線基地局に待ち受けること
    を特徴とする通信チャネル確立方法。
  3. 【請求項3】 無線基地局と無線端末と無線中継装置と
    を備え、前記無線端末と前記無線基地局とが前記無線中
    継装置を介してTDMA方式によって通信を行う無線通
    信システムにおいて、 前記無線中継装置は、 制御チャネルにおいて受信可能である前記無線基地局の
    制御信号を所定時間、受信する手段と、 複数の時間的に同期した前記制御信号を受信した場合
    に、時間的に同期した前記制御信号を送信する前記無線
    基地局の中で、最も受信レベルの大きい前記無線基地局
    又は平均電力が最も大きな前記無線基地局に待ち受ける
    手段と、 その後、待ち受ける前記無線基地局と、時間的に同期し
    た制御信号を送信する他の前記無線基地局の受信レベル
    若しくは平均電力及び制御信号の受信タイミングを前記
    無線中継装置に記録する手段と、 前記無線端末から通信チャネルを確立するための要求信
    号を受信すると、前記無線端末と通信チャネルを確立す
    る前、又は確立した後に、待ち受けている前記無線基地
    局との通信チャネルを確立するために前記無線基地局に
    制御信号を送信し、もし、前記無線基地局から通信チャ
    ネルを確立することができない旨の制御信号を受信した
    ならば、先に記録した待受けている前記無線基地局と時
    間的に同期した他の前期無線基地局に対し、前記無線基
    地局との通信チャネルを確立するために前記無線基地局
    に制御信号を送信し、前記無線基地局との通信チャネル
    を確立する手段とを含むことを特徴とする無線通信シス
    テム。
  4. 【請求項4】 無線基地局と無線端末と無線中継装置と
    を備え、前記無線端末と前記無線基地局とが前記無線中
    継装置を介してTDMA方式によって通信を行う無線通
    信システムにおける無線中継装置において、 制御チャネルにおいて受信可能である前記無線基地局の
    制御信号を所定時間、受信する手段と、 複数の時間的に同期した前記制確信号を受信した場合
    に、時間的に同期した前記制御信号を送信する前記無線
    基地局の中で、最も受信レベルの大きい前記無線基地局
    に待ち受ける手段と、 その後、待ち受ける前記無線基地局と時間的に同期した
    制御信号を送信する他の前記無線基地局の受信レベル若
    しくは平均電力及び制御信号の受信タイミングを前記無
    線中継装置に記録する手段と、 前記無線端末から通信チャネルを確立するための要求信
    号を受信すると、前記無線端末と通信チャネルを確立す
    る前、又は確立した後に、持ち受けている前記無線墓地
    局との通信チャネルを確立するために前記無線基地局に
    制御信号を送信し、もし、前記無線基地局から通信チャ
    ネルを確立することができない旨の制御信号を受信した
    ならば、先に記録した待受けている前記無線基地局と時
    間的に同期した他の前期無線基地局に対し、前記無線基
    地局との通信チャネルを確立するために前記無線基地局
    に制御信号を送信し、前記無線基地局との通信チャネル
    を確立する手段とを含むことを特徴とする無線中継装
    置。
  5. 【請求項5】 無線基地局と無線端末とを備え、前記無
    線端末と前記無線基地局とがTDMA方式によって通信
    を行う無線通信システムにおける前記無線端末と前記無
    線基地局間における通信チャネル確立方法において、 前記無線端末は、制御チャネルにおいて受信可能である
    前記無線基地局の制御信号を所定時間、受信する第1の
    ステップと、 前記無線端末は、複数の時間的に同期した前記制御信号
    を受信した場合に、時間的に同期した前記制御信号を送
    信する前記無線基地局の中で、最も受信レベルの大きい
    前記無線基地局又は平均電力が最も大きな前記無線基地
    局に待ち受ける第2のステップと、 その後、前記無線端末は、待ち受ける前記無線基地局と
    時間的に同期した制御信号を送信する他の前記無線基地
    局の受信レベル若しくは平均電力及び制御信号の受信タ
    イミングを前記無線端末に記録する第3のステップと、 前記無線端末は、待ち受けている前記無線基地局との通
    信チャネルを確立するために前記無線基地局に制御信号
    を送信し、もし、前記無線基地局から通信チャネルを確
    立することができない旨の制御信号を受信したならば、
    先に記録した待受けている前記無線基地局と時間的に同
    期した他の前期無線基地局に対し、前記無線基地局との
    通信チャネルを確立するために前記無線基地局に制御信
    号を送信し、前記無線基地局との通信チャネルを確立す
    る第4のステップとを含むことを特徴とする通信チャネ
    ル確立方法。
  6. 【請求項6】 無線基地局と無線端末とを備え、前記無
    線端末と前記無線基地局とがTDMA方式によって通信
    を行う無線通信システムにおいて、 前記無線端末は、制御チャネルにおいて受信可能である
    前記無線基地局の制御信号を所定時間、受信する手段
    と、 前記無線端末は、複数の時間的に同期した前記制御信号
    を受信した場合に、時間的に同期した前記制御信号を送
    信する前記無線基地局の中で、最も受信レベルの大きい
    前記無線基地局又は平均電力が最も大きな前記無線基地
    局に待ち受ける手段と、 その後、前記無線端末は、待ち受ける前記無線基地局と
    時間的に同期した制御信号を送信する他の前記無線基地
    局の受信レベル若しくは平均電力及び制御信号の受信タ
    イミングを前記無線端末に記録する手段と、 前記無線端末は、待ち受けている前記無線基地局との通
    信チャネルを確立するために前記無線基地局に制御信号
    を送信し、もし、前記無線基地局から通信チャネルを確
    立することができない旨の制御信号を受信したならば、
    先に記録した待受けている前記無線基地局と時間的に同
    期した他の前期無線基地局に対し、前記無線基地局との
    通信チャネルを確立するために前記無線基地局に制御信
    号を送信し、前記無線基地局との通信チャネルを確立す
    る手段とを含むことを特徴とする無線通信システム。
  7. 【請求項7】 無線基地局と無線端末とを備え、前記無
    線端末と前記無線基地局とがTDMA方式によって通信
    を行う無線通信システムにおける無線端末において、 制御チャネルにおいて受信可能である前記無線基地局の
    制御信号を所定時間、受信する手段と、 複数の時間的に同期した前記制御信号を受信した場合
    に、時間的に同期した前記制御信号を送信する前記無線
    基地局の中で、最も受信レベルの大きい前記無線基地局
    又は平均電力が最も大きな前記無線基地局に待ち受ける
    手段と、 その後、前記無線端末は、待ち受ける前記無線基地局と
    時間的に同期した制御信号を送信する他の前記無線基地
    局の受信レベル若しくは平均電力及び制御信号の受信タ
    イミングを前記無線端末に記録する手段と、 前記無線端末は、待ち受けている前記無線基地局との通
    信チャネルを確立するために前記無線基地局に制御信号
    を送信し、もし、前記無線基地局から通信チャネルを確
    立することができない旨の制御信号を受信したならば、
    先に記録した待受けている前記無線基地局と時間的に同
    期した他の前期無線基地局に対し、前記無線基地局との
    通信チャネルを確立するために前記無線基地局に制御信
    号を送信し、前記無線基地局との通信チャネルを確立す
    る手段とを含むことを特徴とする無線端末。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8032172B2 (en) 2002-06-27 2011-10-04 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for forward link gain control in a power controlled repeater
JP2016502810A (ja) * 2012-12-10 2016-01-28 株式会社日立製作所 無線通信システム、無線通信方法、動的関連制御装置及び動的関連制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016502810A (ja) * 2012-12-10 2016-01-28 株式会社日立製作所 無線通信システム、無線通信方法、動的関連制御装置及び動的関連制御方法

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