JP2001285644A - ラインメモリの制御方法 - Google Patents

ラインメモリの制御方法

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JP2001285644A
JP2001285644A JP2000096961A JP2000096961A JP2001285644A JP 2001285644 A JP2001285644 A JP 2001285644A JP 2000096961 A JP2000096961 A JP 2000096961A JP 2000096961 A JP2000096961 A JP 2000096961A JP 2001285644 A JP2001285644 A JP 2001285644A
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Daisuke Koyanagi
大輔 小柳
Yuichi Ueki
勇一 植木
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    • G11CSTATIC STORES
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    • G11C7/10Input/output [I/O] data interface arrangements, e.g. I/O data control circuits, I/O data buffers
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  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラインメモリに2バンク分のメモリ容量を持
たせた場合、データの書き込み/読み出しについてはリ
アルタイムでの処理が可能となる反面、回路規模が大き
くなってしまう。 【解決手段】 メモリコントローラ15の制御によるラ
インメモリ14への画像データの書き込みに際して、先
ず、ラッチ回路11,12,13による前処理にて入力
画像データDATA_ccdのデータレートを落とす。
この前処理を経た画像データmerge_dataをラ
イン単位で順にラインメモリ14に書き込んだ後、ブロ
ック単位で画像データを読み出すときに、ブロックごと
にライン単位で順に読み出す一方、この読み出したブロ
ックに対してその読み出し時のアドレスと同じアドレス
で画像データを書き込む。そして、この読み出し/書き
込みの処理を全ブロックに対して順に行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラインメモリの制
御方法に関し、特にJPEGなどの画像圧縮処理を行う
信号処理系に用いるラインメモリに対する画像データの
書き込み/読み出しの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】静止画圧縮処理、例えばJPEG画像圧
縮処理を行うには、水平方向8×垂直方向8の画像デー
タが必要とされる。このJPEG画像圧縮処理を例えば
CCD撮像素子を撮像デバイスとして用いたカメラシス
テムの信号処理系に適用する場合を考えると、CCD撮
像素子の撮像信号を信号処理して得られる画像データは
1ラインごとに出力されるため、8×8以上の画像デー
タである場合には一度ラインメモリにデータを書き込
み、水平方向に1データずつ8×8のラインの順番で読
み出さなくてはならない。
【0003】図15に、CCD撮像素子を撮像デバイス
として用いた従来例に係るカメラシステムの信号処理系
の構成を示す。
【0004】図15において、CCD撮像素子101の
出力信号(撮像信号)は、信号処理回路102で各種の
信号処理が施された後、ラインメモリ103に入力され
る。この信号処理回路102から出力される画像データ
の原画に対してのイメージを図16に示す。同図におい
て、矢印が信号処理回路102から出力される画像デ
ータの順番である。また、矢印で示す領域がJPEG
画像圧縮の処理単位となる1ブロック(水平方向8×垂
直方向8)である。
【0005】一例として、画像サイズを水平方向128
×垂直方向16とする。この画像サイズに対してJPE
G画像圧縮処理を行うには、ラインメモリ103とし
て、水平方向128、垂直方向8(8ライン)、1デー
タ8ビットのメモリ容量のものを用いるものとする。こ
のとき、アドレスは1〜1028とする。また、このメ
モリ容量を1バンクとする。
【0006】1バンクの容量を持つラインメモリ103
に対するデータの書き込み(write)/読み出し
(read)の制御は、ラインメモリコントローラ10
4によって行われる。ラインメモリ103から読み出さ
れたデータは、JPEGモジュールのDCT(discrete
cosine transformation;離散コサイン変換)回路105
に供給される。
【0007】図17(A),(B)に、ラインメモリ1
03に対するデータの書き込み時および読み出し時の順
番を示す。すなわち、書き込み時には、図17(A)か
ら明らかなように、128画素を1ラインとする画像デ
ータを1ラインから8ラインまでラインごとに順にライ
ンメモリ103に書き込む。一方、読み出し時には、図
17(B)から明らかなように、1ライン8画素×8ラ
インを1ブロックとして、このブロック内でラインごと
に1データずつ順に読み出す。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、ラインメ
モリ103を1バンク分しか持たない従来技術1の場合
は、ラインメモリ103に対して画像データをラインご
とに順に書き込む一方、ブロック単位でラインごとに1
データずつ順に読み出すことになるので、図18のタイ
ミングチャートに示すように、8×8の水平方向1ライ
ンのデータを読み終わるごとに、読み出し処理にウエイ
トが入ってしまう。
【0009】さらに、ラインメモリ103の容量が1バ
ンクであることから、データの書き込みと読み出しを交
互に行わなくてはいけないため、信号処理回路102か
らのデータをリアルタイムで処理することができない。
すなわち、1ライン目の始めでは書き込みと読み出しを
交互に行うことができるが、1つのアドレスに1データ
しか格納できないため、リアルタイムで処理することは
不可能である。
【0010】これに対して、ラインメモリのメモリ容量
を2バンクとした信号処理系も知られている。この従来
技術2に係る信号処理系では、図19に示すように、1
バンクの容量を持つ2つのラインメモリ103A,10
3Bを有し、これらラインメモリ103A,103Bに
対して画像サイズ128×6の画像データを交互に書き
込むとともに、書き込みが行われていないラインメモリ
から交互に画像データを読み出し、選択スイッチ106
を通してJPEGモジュールのDCT回路105に供給
する構成を採っている。
【0011】この従来技術2の場合は、図20のタイミ
ングチャートから明らかなように、ラインメモリに対す
る画像データの書き込み/読み出しについてはリアルタ
イムで処理することは可能であるが、その反面、ライン
メモリを2バンク分持つためにメモリ容量が従来技術1
の場合の2倍になり、したがって回路規模が大きくな
り、その分コストも高くなってしまう。
【0012】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、1バンク分のメモリ
容量で画像データのリアルタイム処理を実現できるライ
ンメモリの制御方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では、所定の画像
サイズの入力画像データを一旦ラインメモリに格納する
一方、このラインメモリに格納された画像データをブロ
ック単位で読み出すに当たり、先ず前処理にて入力画像
データのデータレートを落とし、最初の書き込み時に
は、前処理を経た上記画像サイズ分の画像データをライ
ン単位で順にラインメモリに書き込み、その書き込み終
了後のブロック単位での画像データの読み出し時にはブ
ロックごとにライン単位で順に読み出す一方、この読み
出したブロックに対してその読み出し時のアドレスと同
じアドレスで画像データを書き込む処理を全ブロックに
対して順に行うようにする。
【0014】ラインメモリへの画像データの書き込みに
際して、先ず、前処理にて入力画像データのデータレー
トを落とす。これにより、ラインメモリがシングルポー
トであっても、ラインメモリに対する画像データの書き
込みと読み出しを並行して行えることになる。そして、
前処理を経た画像サイズ分の画像データをライン単位で
順にラインメモリに書き込んだ後、ブロック単位での画
像データの読み出しに移行する。このとき、ブロックご
とにライン単位で順に読み出す一方、この読み出したブ
ロックに対してその読み出し時のアドレスと同じアドレ
スで画像データを書き込む。そして、この読み出し/書
き込みの処理を全ブロックに対して順に行うようにす
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係るラインメモリの制御方法が適用される信
号処理系の構成を示すブロック図である。
【0016】本実施形態では、JPEGデータをYCb
Cr4:2:2とし、Y(輝度)データの処理のみを例
に採って説明するが、CbCr(色差)データの処理に
ついてもYデータの処理の場合と同じである。また、画
像サイズについては、従来技術と同じサイズ、即ち水平
方向128×垂直方向16とする。そして、本実施形態
に係る信号処理系には、例えばCCD撮像素子から出力
され、信号処理回路で信号処理された画像データDAT
A_ccdが入力されるものとする。
【0017】図1において、入力された画像データDA
TA_ccdは、例えばフリップフロップ(F/F)か
らなる2つのラッチ回路11,12にクロックCloc
kに同期して1データ8ビット単位で交互に保持され
る。これらラッチ回路11,12に保持された2つのデ
ータは、例えばF/Fからなるラッチ回路13にクロッ
クClocに同期して保持されることによってマージ
(merge)され、16ビットのデータとなる。
【0018】すなわち、画像データDATA_ccd
は、ラッチ回路11,12,13による前処理にて、例
えば2データ分並列的に保持し、かつこれらをマージす
る処理が行われることによって時間軸方向に1/2に圧
縮され、1/2のデータレートになる。この1データ1
6ビットの画像データmerge_dataは、RAM
等からなるラインメモリ14に入力される。ラインメモ
リ14としては、デュアルポートのものよりもゲート数
が少なくて済み、回路規模が小さいシングルポートのも
のが用いられる。
【0019】このラインメモリ14において、1ライン
128のデータに対して1アドレスに2つのデータ(マ
ージされたデータmerge_data)を書き込むこ
とにより、1ラインは64アドレスで構成される。ま
た、JPEG圧縮処理を行う場合には8×8のブロック
単位でデータを必要とするため、ラインメモリ14は8
ライン分持っている。すなわち、ラインメモリ14のメ
モリ容量は1バンクとなる。
【0020】ラインメモリ14に対するデータの書き込
み(write)/読み出し(read)の制御は、ラ
インメモリコントローラ15によって行われる。すなわ
ち、ラインメモリコントローラ15はラインメモリ14
に対して、書き込み信号xwrまたは読み出し信号xr
dを供給するとともに、データの書き込み/読み出し位
置を特定するアドレス信号Addを与える。ラインメモ
リ14から読み出されたデータは、JPEGモジュール
のDCT回路16に供給される。
【0021】図2は、ラインメモリコントローラ15の
内部の回路構成の一例を示すブロック図である。図2に
おいて、ラインメモリコントローラ15は、基本アドレ
スカウンタ151、アドレス計算部152およびアドレ
ッシングセレクト部153を有する構成となっている。
【0022】基本アドレスカウンタ151は、クロック
Clockに同期して1〜512をカウントするカウン
タである。この基本アドレスカウンタ151がカウント
値512までカウントすると、アドレッシングセレクト
部153はアドレッシングが変化したことをアドレス計
算部152に知らせる。すると、アドレス計算部152
は、後述するアドレス0〜アドレス6のいずれかをセレ
クトし、アドレス信号Addとして出力する。
【0023】アドレス計算部152は、図3に示すよう
に、アドレス1〜アドレス6の計算を行う各計算部15
4-1〜154-6と、アドレス0(基本アドレスカウン
ト)およびアドレス1〜アドレス6の各計算部154-1
〜154-6で算出されたアドレス1〜6のうちのいずれ
か1つを選択してアドレス信号Addとして出力する選
択スイッチ155とを有する構成となっている。
【0024】ここで、初期の画像データの書き込みで
は、図4および図5のアドレスマップに示す基本アドレ
スカウント(アドレス0)を使用する。なお、図4およ
び図5には、1ブロックと16ブロックのみのアドレス
マップを代表して示し、途中の2ブロック〜15ブロッ
クのアドレスマップについては省略してある。また、図
4および図5で示すアドレスマップを、ラインメモリイ
メージで図6〜図9に示す。
【0025】すなわち、初期の画像データの書き込み時
には、図6(A)から明らかなように、64アドレスを
1ラインとする画像データを1ラインから8ラインまで
ラインごとに順にラインメモリ14に書き込む。データ
が全て書き終わり次第、引き続いてデータの読み出しを
行う。
【0026】ラインメモリ14から画像データを読み出
す際には、水平方向8×垂直方向8のブロックで水平方
向(ライン方向)にデータを読み出すためにアドレス1
を使用する。また、アドレス1を使うデータの読み出し
からは同じアドレス1を使って、1クロック遅れでデー
タの書き込みを交互に行っていく。すなわち、アドレス
1を使ってデータを読み出したブロックに対しては同じ
アドレス1を使い、1クロック遅れでデータを書き込む
処理を交互に行うようにする。
【0027】すなわち、初期の画像データの書き込み時
にのみ64アドレスを1ラインとする画像データを1ラ
インから8ラインまでラインごとに順に書き込み、ブロ
ック単位での読み出し時にはアドレス1,2,3,4,
5,6を順に使って読み出す一方、同じアドレス1,
2,3,4,5,6を使って書き込むアドレッシングで
ラインメモリ14に対する書き込み/読み出しの制御を
行う。
【0028】このように、初期の画像データの書き込み
が終わり次第、画像データの読み出しアドレスを変化さ
せることにより、画像データの書き込みアドレスも変化
していく。また、アドレッシングは6回で元に戻る。こ
のアドレッシングの変化の様子を図7に示す。
【0029】ここで、アドレッシングの規則性について
説明する。図4および図5に示す基本アドレスカウント
に対して、アドレス0,1,2,3,4,5,6との関
係を式で示す。
【0030】アドレス0=基本アドレスカウント アドレス1=60×(1ブロック内の処理しているライ
ン数−1)−28×(現在処理中のブロック数−1)+
基本アドレスカウント
【0031】アドレス2については、 *1〜8ブロックのデータを読み出し/書き込みすると
き アドレス2=4×(8ブロック内で処理しているライン
数−1)+基本アドレスカウント *9〜16ブロックのデータを読み出し/書き込みする
とき アドレス2=−252+4×(8ブロック内で処理して
いるライン数−1)+基本アドレスカウント なお、処理しているライン数は、8ブロック分(64ラ
イン)カウントしてクリアする。
【0032】アドレス3=2×62×(1ブロック内で
処理しているライン数−12)×(処理している1/2
ブロックのカウント数−1)+基本アドレスカウント ここで、1/2ブロックとは、1ブロックの半分(4ラ
イン)を言う。
【0033】アドレス4については、 *1〜4ブロックのとき アドレス4=12×(4ブロック内で処理しているライ
ン数−1)+基本アドレスカウント *5〜8ブロックのとき アドレス4=−124+12×(4ブロック内で処理し
ているライン数−1)+基本アドレスカウント *9〜12ブロックのとき アドレス4=−248+12×(4ブロック内で処理し
ているライン数−1)+基本アドレスカウント *13〜16ブロックのとき アドレス4=−372+12×(4ブロック内で処理し
ているライン数−1)+基本アドレスカウント
【0034】アドレス5については、 *処理しているライン数が奇数のとき アドレス5=−4×(処理している奇数ライン数−1)
+基本アドレスカウント *処理しているライン数が偶数のとき アドレス5=252−4×(処理している偶数ライン数
−1)+基本アドレスカウント
【0035】アドレス6=28×(2ブロック内で処理
しているライン数−1)−60×(2ブロック単位で処
理しているブロック数−1)+基本アドレスカウント
【0036】上記のアドレッシングを使用した場合のタ
イミングチャートを図11に示す。図11において、デ
ータa,b,c,dはそれぞれ例えば8ビットのデータ
とする。ここで、図11のタイミングチャートを用い
て、図1の回路動作について説明する。
【0037】図1において、データの書き込みを行うと
きには、ラッチ回路11,12に1クロックごとに入力
データDATA_ccdを保持する。次に、これらラッ
チ回路11,12に保持した2つのデータData_r
eg1,2(Data_reg1がMSB、Data_
reg2がLSB)をラッチ回路13に保持し、そのマ
ージしたデータmerge_dataをメモリコントロ
ーラ15の制御のもとにラインメモリ14に対して書き
込みかつ読み出す。
【0038】具体的には、先述したように、初期の画像
データの書き込み時には、64アドレスを1ラインとす
る画像データを1ラインから8ラインまでラインごとに
順にラインメモリ14に書き込む。初期の画像データが
全て書き終わり次第、引き続いて先述したアドレッシン
グにてブロック単位での画像データの読み出しおよび書
き込みを行う。
【0039】画像データの読み出しを行うときには、1
回の読み出し処理に対して2つのデータの読み出しを行
っているために、1バンク分のメモリ容量のラインメモ
リ14で2バンク分のメモリ容量のときと同じデータレ
ートになっている。
【0040】上述したことから明らかなように、本実施
形態に係るラインメモリ14の書き込み/読み出しの制
御方法、即ちアドレッシング方法によれば、1バンク分
のメモリ容量を持つラインメモリ14に対して、画像デ
ータの書き込み/読み出しにウエイトが入らずに、リア
ルタイムでの処理が実現可能となる。
【0041】これにより、1バンク分のメモリ容量のラ
インメモリ14で2バンク分のメモリ容量のラインメモ
リを持つ場合と同じ処理能力を持たせることができるこ
とから、2バンク時と同じ処理スピードを維持したまま
ラインメモリ14のメモリ容量を半減できるため、回路
規模の縮小化や低コスト化が図れる。特に、800画素
×600画素のVGAや、1024画素×768画素の
XGAなどのグラフィックス表示規格のように、画像サ
イズが多画素の場合に、ラインメモリ14のメモリ容量
を削減できることに伴う効果が大きい。
【0042】[応用例]ラインメモリ14の水平方向サ
イズは64の倍数であれば、上記実施形態に係るアドレ
ッシング方法が使用できる。以下に、アドレス1〜6の
発展形を示す。ここでは、ラインメモリの水平方向数を
HNと記すものとする。
【0043】アドレス1=(HN−4)×(1ブロック
内のライン数−1)−28×(現在処理中までのブロッ
ク数−1)+基本アドレスカウント
【0044】アドレス2については、 *1〜HN/8ブロックのデータを読み出し/書き込み
するとき アドレス2=4×(処理しているライン数−1)+基本
アドレスカウント *HN/8+1以降のデータを読み出し/書き込みする
とき アドレス2=−252+4×(処理しているライン数−
1)+基本アドレスカウント ここで、(処理しているライン数)とは、ラインメモリ
の水平方向数HN/8内でのライン数である。
【0045】アドレス3=2×(HN−2)×ライン数
−12×(処理している1/2ブロックのカウント数−
1)+基本アドレスカウント ここで、1/2ブロックとは、1ブロックの半分(4ラ
イン)である。
【0046】アドレス4=−124×{(処理ブロック
数−1)/4}+12×(4ブロック内で処理している
ライン数−1)+基本アドレスカウント ここで、(処理ブロック数−1)/4は整数であり、少
数は考えない。
【0047】アドレス5については、 *処理しているライン数が奇数のとき アドレス5=−4×(処理している奇数ライン数−1)
+基本アドレスカウント *処理しているライン数が偶数のとき アドレス5=(総アドレス数/2−4)×−4×(処理
している偶数ライン数−1)+基本アドレスカウント ここで、奇数、偶数ライン数はそれぞれ処理したライン
数である。
【0048】アドレス6=(HN/2−4)×(2ブロ
ック内で処理しているライン数−1)−60×(2ブロ
ック単位で処理しているブロック数−1)+基本アドレ
スカウント
【0049】[変形例]なお、上記実施形態では、4:
2:2フォーマットの場合を例に採って説明したが、こ
のフォーマットの場合に限られるものではなく、例えば
4:1:1フォーマットの場合でも同様に使用すること
ができる。
【0050】図12に示すように、4:1:1フォーマ
ットにおいて、Yデータのブロック読み出しの順番は、
ブロック→ブロック→ブロック→ブロックのた
め、8ラインではデータが足りない。そのため、4:
1:1フォーマットの場合は、図13に示すように、ラ
インメモリ14´として、16ライン(8ラインのライ
ンメモリ×2)のメモリ容量のものを用いるようにす
る。
【0051】ここで、4:1:1フォーマットに対し
て、従来のアドレッシングを使用し、リアルタイムでの
処理を可能とするためには、一度16ライン全てのデー
タを書き込み、次にデータの読み出しおよび書き込みを
行わなくてはならないため、32ラインのラインメモリ
を持つ必要がある。
【0052】これに対して、先述した実施形態に係るア
ドレッシングを多少変化させることにより、4:1:1
フォーマットの場合のブロックの読み出し順番にも対応
できる。したがって、4:1:1フォーマットの場合に
も、16ライン分のメモリ容量を有するラインメモリ1
4´を持つことにより、リアルタイムでの処理が可能と
なる。
【0053】図14は、本発明に係るラインメモリの制
御方法が適用されるカメラシステムの一例を示す概略構
成図である。図14において、本カメラシステムは、撮
像デバイスとしての固体撮像素子、例えばCCD撮像素
子21、光学系の一部を構成するレンズ22、CCD撮
像素子21を駆動するCCD駆動回路23およびCCD
撮像素子21の出力信号を処理するカメラ信号処理回路
24を有する構成となっている。
【0054】かかる構成のカメラシステムにおいて、被
写体(図示せず)からの入射光(像光)は、光学系のレ
ンズ22によってCCD撮像素子21の撮像面上に結像
される。CCD撮像素子22は、光電変換素子(画素)
が2次元マトリクス状に配置されてなり、各画素ごとに
光電変換素子での光電変換によって得られた信号電荷を
転送後、電気信号に変換して出力する。
【0055】カメラ信号処理回路24は、CCD撮像素
子22から出力されるアナログ信号に対して、例えば、
相関二重サンプリング(CDS)処理等の信号処理を施
し、さらにデジタルデータに変換後例えばY(輝度)デ
ータおよびCbCr(色差)データに変換する前処理を
行った後、一度ラインメモリに格納し、かつJPEGな
どの画像圧縮処理を行う。この画像圧縮処理に用いられ
るラインメモリの制御に、先述した実施形態に係るライ
ンメモリの制御方法が用いられる。
【0056】このように、デジタルスチルカメラなどの
カメラシステムにおいて、例えばJPEGの画像圧縮処
理に対して、先述した実施形態に係るラインメモリの制
御方法を適用することにより、1バンク分のメモリ容量
のラインメモリで2バンク分のメモリ容量のラインメモ
リを持つ場合と同じ処理能力を持たせることができるこ
とから、2バンク時と同じ処理スピードを維持したまま
メモリ容量を半減できるため、回路規模の縮小化や低コ
スト化が図れる。
【0057】なお、ここでは、デジタルスチルカメラな
どのカメラシステムに適用する場合を例に挙げたが、こ
れに限られるものではなく、本発明に係るラインメモリ
の制御方法は、JPEGやMPEGなどの画像圧縮処理
を行うシステム全般に適用可能である。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
先ず前処理にて入力画像データのデータレートを落と
し、最初の書き込み時には、前処理を経た画像サイズ分
の画像データをライン単位で順にラインメモリに書き込
み、その書き込み終了後のブロック単位での画像データ
の読み出し時にはブロックごとにライン単位で順に読み
出す一方、この読み出したブロックに対してその読み出
し時のアドレスと同じアドレスで画像データを書き込む
処理を全ブロックに対して順に行うようにしたことによ
り、2バンク時と同じ処理スピードを維持したままライ
ンメモリのメモリ容量を半減できるため、回路規模の縮
小化およびそれに伴う低コスト化が図れることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像信号処理回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】ラインメモリコントローラの内部の回路構成の
一例を示すブロック図である。
【図3】アドレス計算部の内部構成を示すブロック図で
ある。
【図4】アドレスマップを示す図(その1)である。
【図5】アドレスマップを示す図(その2)である。
【図6】ラインメモリイメージを示す図(その1)であ
る。
【図7】ラインメモリイメージを示す図(その2)であ
る。
【図8】ラインメモリイメージを示す図(その3)であ
る。
【図9】ラインメモリイメージを示す図(その4)であ
る。
【図10】アドレッシングのループを示す図である。
【図11】本実施形態に係る回路動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図12】JPEGにおける4:1:1フォーマットを
示す図である。
【図13】本実施形態の変形例を示すブロック図であ
る。
【図14】本発明に係るカメラシステムの一例を示す概
略構成図である。
【図15】従来技術1に係る画像信号処理回路の構成を
示すブロック図である。
【図16】原画イメージを示す図である。
【図17】ラインメモリに対するデータの書き込み時
(A)および読み出し時(B)の順番を示す図である。
【図18】従来技術1の場合のタイミングチャートであ
る。
【図19】従来技術2に係る画像信号処理回路の構成を
示すブロック図である。
【図20】従来技術2の場合のタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
11,12,13…ラッチ回路、14,14´…ライン
メモリ、15…ラインメモリコントローラ、16…DC
T回路、21…CCD撮像素子、24…カメラ信号処理
回路
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AB04 BB04 CA21 CB25 EA07 EB02 EB05 EB12 5C059 KK08 MA00 MA23 PP01 SS14 UA02 UA36 UA38 5C078 AA04 BA57 CA27 DA01 DB18 5C082 AA27 BA20 BA34 BA35 BB44 CB01 DA26 DA59 MM04 MM07 9A001 BB03 BB04 EE01 HH27

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の画像サイズの入力画像データを一
    旦ラインメモリに格納する一方、このラインメモリに格
    納された画像データをブロック単位で読み出すラインメ
    モリの制御方法であって、 先ず前処理にて入力画像データのデータレートを落と
    し、 最初の書き込み時には、前処理を経た前記画像サイズ分
    の画像データをライン単位で順に前記ラインメモリに書
    き込み、 その書き込み終了後のブロック単位での画像データの読
    み出し時にはブロックごとにライン単位で順に読み出す
    一方、この読み出したブロックに対してその読み出し時
    のアドレスと同じアドレスで画像データを書き込む処理
    を全ブロックに対して順に行うことを特徴とするライン
    メモリの制御方法。
  2. 【請求項2】 前記前処理では、入力画像データを1デ
    ータ単位で複数データ分並列的に保持し、この並列的に
    保持した複数データ分の各データをマージすることによ
    って画像データを時間軸方向に圧縮することを特徴とす
    る請求項1記載のラインメモリの制御方法。
JP2000096961A 2000-03-31 2000-03-31 ラインメモリの制御方法 Pending JP2001285644A (ja)

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