JP2001283539A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JP2001283539A
JP2001283539A JP2000097315A JP2000097315A JP2001283539A JP 2001283539 A JP2001283539 A JP 2001283539A JP 2000097315 A JP2000097315 A JP 2000097315A JP 2000097315 A JP2000097315 A JP 2000097315A JP 2001283539 A JP2001283539 A JP 2001283539A
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JP2000097315A
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Satoshi Kato
諭 加藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録時の記録条件ばらつき等による記録媒体
上の情報の不正確さが原因となって、アドレスが連続し
てリードできずに、再生処理でエラー発生した場合に、
従来よりも少ないリトライ回数で再生処理を正常終了す
ることができる情報再生装置を提供する。 【解決手段】 記録媒体から情報を再生する再生処理手
段と、エラー発生要因を判別するエラー発生要因判別手
段とを備え、ステップ3でエラー発生要因がアドレスを
連続してリードできないという要因によるものであると
判別した場合に、アドレスが連続してリードできない場
合に再生処理手段でエラー発生する基準となる設定回数
をステップ4にて変更し、再生のリトライを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体から情報
を再生する情報再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の情報再生装置では、再生処理でエ
ラー発生した場合には、エラー発生要因に関わらず、す
べて同条件のままリトライを行うか、あるいは再生信号
のゲインコントロールパラメータを変更してリトライを
行うものが主流であった。
【0003】また、従来の再生装置では、再生する記録
媒体に応じた再生信号のゲインコントロールパラメータ
だけを設定して、再生を行うものが主流であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】記録媒体上の傷、埃、
あるいは外乱などによるエラー発生であれば、従来の情
報再生装置でも問題はなかった。しかし、最近のライト
ワンスやリライタブル等の記録可能な記録媒体の普及に
伴い、記録媒体上の傷、埃、あるいは外乱などのエラー
発生要因に加え、記録時の記録条件ばらつき等による記
録媒体上の情報の不正確さが要因となるエラー発生が増
えつつある。
【0005】光ディスクという記録媒体を例にとり、少
し具体的に述べると、光ディスクではディスク上に記録
されるピットの長さで情報が決定される。すなわち、記
録しようとする情報に相当する長さのピットがディスク
上に正しく記録され、再生時に記録した時のピットの長
さをそのまま再生することができれば、正しい情報が得
られる。しかし、記録しようとする情報に相当する長さ
のピットをディスク上に正しく記録できない場合、ある
いは再生時にディスク上のピットの長さを正しく再生す
ることができない場合、その情報はエラーとなる。
【0006】一般に記録可能な光ディスクに記録する場
合、記録時の記録条件ばらつき等によっては、記録しよ
うとする情報に相当する長さのピットを正しくディスク
上に記録することができない場合があり、この場合には
再生時にその情報がエラーとなる。また、ディスク上の
ピットの長さが微妙にずれている場合、記録を行った装
置でその情報を再生した場合には正しく情報を得ること
ができるが、記録を行った装置とは異なる別の再生装置
で再生した場合、ディスク上のピットの微妙なずれが影
響して、再生した場合に別のピット長さとして再生さ
れ、エラー発生することもある。さらに、このようなエ
ラーはある特定のピット列パターンでエラー発生する確
率が高く、再生時に同じピット列パターンを同じように
別のパターンとして間違って再生することが多い。
【0007】光ディスクに記録する際には、記録する情
報に対してスクランブルを施し変調したデータが記録さ
れるので、元の記録する情報が同じであっても、スクラ
ンブルを施すことで違った値となり、ディスク上に記録
されるピットの長さは異なる。しかし、アドレス情報は
再生時に素早く読みとるためにスクランブルが施されて
おらず、また各セクタ毎に連続しているため、ディスク
上に記録された場合でも同じようなピット列パターンで
記録される。
【0008】従って、記録時の記録条件ばらつき等によ
る記録媒体上の情報の不正確さが原因となりエラー発生
し、そのエラーが発生するピット列パターンがアドレス
部のパターンと一致してしまった場合、アドレス部で常
に同じエラーを発生し、アドレスが連続してリードでき
なくなるという現象が発生することがある。
【0009】このような記録時の記録条件ばらつき等に
よる記録媒体上の情報の不正確さが原因となって、ある
特定のパターンに対してエラーを発生し、これが原因で
アドレスが連続的にリードできなくなるようになり、再
生処理でエラーが発生する。このような要因による再生
処理のエラーの場合に、従来の情報再生装置では同条件
のままリトライを行い、何度リトライしても同じエラー
を発生するだけである。
【0010】あるいは再生信号のゲインコントロールパ
ラメータを変更してリトライを行った場合でも、このエ
ラーが記録時の記録条件ばらつき等による記録媒体上の
情報の不正確さが原因となっているものであり、パラメ
ータ変更によるリトライでは解決しない場合が多い。特
に、再生のために元々既に最適なゲインコントロールパ
ラメータ設定になっている可能性が高いのに、逆にパラ
メータを変更することでかえって他のエラー要因を付加
させてしまうので、再びエラー発生し、あげくのはてリ
トライを何度も繰り返した結果、最終的にエラー終了し
てしまうという課題があった。
【0011】また、異なる記録媒体の再生においても、
従来の情報再生装置では、記録媒体に応じた再生信号の
ゲインコントロールパラメータだけを設定して再生をし
ようとしても、このような記録時の記録条件ばらつき等
による記録媒体上の情報の不正確さが原因となって、あ
る特定のパターンに対してエラーを発生し、これが原因
でアドレスが連続的にリードできなくなるようになり、
再生処理がエラー終了してしまうという課題があった。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、記録時の記録条件ばらつき等による記録媒体上の情
報の不正確さが原因で、アドレスが連続的にリードでき
なくなり、再生処理でエラー発生した場合でも、従来の
情報再生装置よりも少ない回数のリトライ処理で再生処
理を正常終了できる情報再生装置を提供することを目的
とする。
【0013】また、記録時の記録条件ばらつき等による
記録媒体上の情報の不正確さが原因で、アドレスが連続
的にリードできなくなるような場合でも、再生処理を正
常終了できる情報再生装置を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の情報再生装置では、記録媒体から情報を再
生する再生処理手段と、再生処理手段で再生中にアドレ
スのリード状況を監視して、設定回数以上連続してアド
レスがリードできない場合にはエラーを通知するアドレ
スエラー通知手段と、再生処理手段で再生中にエラー発
生した場合にそのエラー発生要因を判別するエラー発生
要因判別手段とを備え、再生処理手段で再生中にエラー
発生し、エラー発生要因判別手段は、そのエラー発生要
因がアドレスエラー通知手段からのエラー通知によるも
のであると判別した場合に、アドレスエラー通知手段の
エラー通知基準となる設定回数を変更し、再生のリトラ
イを行うことで、アドレスが連続してリードできないと
いう要因による再生中のエラー発生を防ぎ、従来の再生
装置ではエラー終了あるいは何度もリトライ処理を繰り
返していたのを、従来よりも少ないリトライ回数で再生
を正常終了することができる情報再生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0015】さらに、本発明の情報再生装置では、記録
媒体の種類を判別する記録媒体種類判別手段と、記録媒
体から情報を再生する再生処理手段と、再生処理手段に
情報を再生中にアドレスのリード状況を監視して、設定
回数以上連続してアドレスがリードできない場合にはエ
ラーを通知するアドレスエラー通知手段とを備え、記録
媒体種類判別手段の判別結果に応じて、アドレスエラー
通知手段の設定回数を変更してから再生処理手段で再生
処理を実行することで、アドレスが連続してリードでき
ないという要因による再生中のエラー発生を防ぎ、従来
の再生装置ではエラー終了していた再生処理を、正常終
了することができる情報再生装置を提供することを目的
とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、記録媒体
から情報を再生する再生処理手段と、前記再生処理手段
で再生中にアドレスのリード状況を監視して、設定回数
以上連続してアドレスがリードできない場合にはエラー
を通知するアドレスエラー通知手段と、前記再生処理手
段で再生中にエラー発生した場合にそのエラー発生要因
を判別するエラー発生要因判別手段とを備え、前記再生
処理手段で再生中にエラー発生し、前記エラー発生要因
判別手段は、そのエラー発生要因が前記アドレスエラー
通知手段からのエラー通知によるものであると判別した
場合に、前記アドレスエラー通知手段のエラー通知基準
となる前記設定回数を変更し、再生のリトライを行うこ
とを特徴とする情報再生装置であり、記録時の記録条件
ばらつき等による記録媒体上の情報の不正確さが原因に
より、ある特定のパターンに対するエラーが原因でアド
レスが連続してリードできないという要因で再生中にエ
ラー発生した場合に、従来よりも少ないリトライ回数で
再生処理を正常終了することができるという作用を有す
る。
【0017】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、前記アドレスエラー通知手段のエラー通知基準とな
る設定回数を複数通り準備し、前記再生処理手段で再生
中にエラー発生し、前記エラー発生要因判別手段はその
エラー発生要因が前記アドレスエラー通知手段からのエ
ラー通知によるものであると判別した場合に、前記アド
レスエラー通知手段のエラー通知基準となる前記設定回
数を複数準備した設定回数のいずれか1つを選択して設
定し、再生のリトライを行うことを特徴とする情報再生
装置であり、記録時の記録条件ばらつき等による記録媒
体上の情報の不正確さが原因により、ある特定のパター
ンに対するエラーが原因でアドレスが連続してリードで
きないという要因で再生中にエラー発生した場合に、従
来よりも少ないリトライ回数で再生処理を正常終了する
ことができるという作用を有する。
【0018】また、第3の発明は、記録媒体から情報を
再生する再生処理手段と、前記再生処理手段で再生中に
アドレスのリード状況を監視して、設定回数以上連続し
てアドレスがリードできない場合にはエラーを通知する
アドレスエラー通知手段と、前記再生処理手段で再生中
にエラー発生した場合にそのエラー発生要因を判別する
エラー発生要因判別手段とを備え、前記再生処理手段で
再生中にエラー発生し、前記エラー発生要因判別手段
は、そのエラー発生要因が前記アドレスエラー通知手段
からのエラー通知によるものであると判別した場合に、
前記アドレスエラー通知手段の機能を一時的に停止させ
て再生のリトライを行うことを特徴とする情報再生装置
であり、記録時の記録条件ばらつき等による記録媒体上
の情報の不正確さが原因により、ある特定のパターンに
対するエラーが原因でアドレスが連続してリードできな
いという要因で再生中にエラー発生した場合に、従来よ
りも少ないリトライ回数で再生処理を正常終了すること
ができるという作用を有する。
【0019】また、第4の発明は、記録媒体の種類を判
別する記録媒体種類判別手段と、記録媒体から情報を再
生する再生処理手段と、前記再生処理手段に情報を再生
中にアドレスのリード状況を監視して、設定回数以上連
続してアドレスがリードできない場合にはエラーを通知
するアドレスエラー通知手段とを備え、前記記録媒体種
類判別手段の判別結果に応じて、前記アドレスエラー通
知手段の設定回数を変更してから前記再生処理手段で再
生処理を実行することを特徴とする情報再生装置であ
り、記録時の記録条件ばらつき等による記録媒体上の情
報の不正確さが原因により、ある特定のパターンに対す
るエラーが原因でアドレスが連続してリードできない記
録媒体に対しても、従来エラー終了していた再生処理を
正常終了することができるという作用を有する。
【0020】また、第5の発明は、第4の発明におい
て、前記アドレスエラー通知手段のエラー通知基準とな
る設定回数を複数通り準備し、前記記録媒体種類判別手
段の判別結果に応じて、前記アドレスエラー通知手段の
エラー通知基準となる前記設定回数を、複数準備した設
定回数のいずれか1つを選択して設定してから前記再生
処理手段で再生処理を実行することを特徴とする情報再
生装置であり、記録時の記録条件ばらつき等による記録
媒体上の情報の不正確さが原因により、ある特定のパタ
ーンに対するエラーが原因でアドレスが連続してリード
できない記録媒体に対しても、従来エラー終了していた
再生処理を正常終了することができるという作用を有す
る。
【0021】また、第6の発明は、記録媒体の種類を判
別する記録媒体種類判別手段と、記録媒体から情報を再
生する再生処理手段と、前記再生処理手段に情報を再生
中にアドレスのリード状況を監視して、設定回数以上連
続してアドレスがリードできない場合にはエラーを通知
するアドレスエラー通知手段とを備え、前記記録媒体種
類判別手段の判別結果に応じて、前記アドレスエラー通
知手段の機能を一時的に停止させてから、前記再生処理
手段で再生処理を実行することを特徴とする情報再生装
置であり、記録時の記録条件ばらつき等による記録媒体
上の情報の不正確さが原因により、ある特定のパターン
に対するエラーが原因でアドレスが連続してリードでき
ない記録媒体に対しても、従来エラー終了していた再生
処理を正常終了することができるという作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態の情報再生装置
について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】(実施の形態1)図1は本発明の一実施の
形態の情報再生装置の構成を示すブロック図である。
【0024】図1において、1は光ディスク、2は光デ
ィスク1上に記録されたピット状の情報を読み取るピッ
クアップ、3はピックアップ2で読み取った信号を増幅
するRFアンプ、4はRFアンプ3で増幅された信号に
対して復調/エラー訂正を行う復調/エラー訂正処理
部、5は光ディスク1を回転させるスピンドルモータ、
6はスピンドルモータ5の制御を行うサーボ処理部であ
る。9は復調/エラー訂正処理部4でのアドレスのリー
ド状況を監視して、設定回数以上連続してアドレスがリ
ードできない場合にはエラーを通知するアドレスエラー
通知手段である。これらピックアップ2,RFアンプ
3、復調/エラー訂正処理部4、スピンドルモータ5、
サーボ制御部6、アドレスエラー通知手段9で再生処理
手段10を構成している。7はシステムコントローラで
あり、再生処理手段10に対して制御命令を送り光ディ
スク1から情報を再生し、再生処理手段10で再生され
たデータを、ホストインターフェース(I/F)8にデ
ータを送り出すように制御を行う。ホストI/F8はた
とえば、データ処理のためのいわゆるATAPIインタ
ーフェース等やデジタル映像・音声情報処理のためのA
VDecoderインターフェース等のような後段への
I/F部である。システムコントローラ7はエラー発生
要因判別手段11の機能も有する。
【0025】以上のように構成された情報再生装置につ
いて、図2のフローチャートを参照しながら説明する。
【0026】まず、システムコントローラ7が、光ディ
スク1から情報を再生するように再生処理手段10に制
御命令を送り、再生処理が開始される。ステップ1で再
生処理中にエラー発生したかどうかをチェックし、エラ
ー発生があればステップ2に移る。エラー発生がなけれ
ば、再生処理は正常終了する。エラー発生した場合、再
生処理手段10からシステムコントローラ7に対してエ
ラー発生の通知が行われ、さらにエラー発生要因判別手
段11に対して、このエラーの発生要因が通知される。
ステップ2ではエラー通知を受けたシステムコントロー
ラ7で再生処理のリトライ回数が規定回数内であるかど
うかをチェックする。リトライ回数が規定回数を超えて
いれば、これ以上のリトライを行わず再生処理をエラー
終了する。リトライ回数が規定回数内であれば、ステッ
プ3に移る。ステップ3では、エラー発生要因判別手段
10にてエラー発生要因がアドレスエラー通知手段9か
らの通知によるものであるかどうかをチェックする。エ
ラー発生要因がアドレスエラー通知手段9からの通知で
あれば、ステップ4に移り、そうでなければ、ステップ
5に移る。ステップ4では、アドレスエラー通知手段9
のエラー通知基準となる設定回数を変更し、ステップ6
に移る。ステップ5では従来の情報再生装置同様に再生
信号のゲインコントロールパラメータを変更し、ステッ
プ6に移る。ステップ6ではリトライ処理を実行し、再
度ステップ1に戻る。
【0027】従来の情報再生装置ではステップ3がな
く、再生処理中にエラー発生した場合はステップ2にて
リトライ回数が規定回数内であるかどうかだけを判断
し、規定回数内ならば無条件にステップ5に移行して再
生信号のゲインコントロールパラメータを変更し、ステ
ップ6に移行し、リトライ処理を行っていた。
【0028】しかし、記録時の記録条件ばらつき等によ
る記録媒体上の情報の不正確さが原因で、ある特定のパ
ターンに対するエラーが発生し、これによりアドレスが
連続してリードできないという要因による再生中のエラ
ー発生があった場合に、上述したように再生信号のゲイ
ンコントロールパラメータを変更しても、同様にアドレ
スが連続してリードできないか、さらにエラーが増大
し、リトライを何度も繰り返していた。
【0029】本発明の情報再生装置ではステップ3にお
いてエラー発生要因を区別し、アドレスエラー通知手段
からのエラー通知によるものであると判別した場合に、
再生信号のゲインコントロールパラメータは変更せず、
アドレスエラー通知手段のエラー通知基準となる設定回
数を変更して再生のリトライを行うことで、リトライ時
の再生処理では、アドレスが連続してリードできないと
いう要因によるエラーが発生せず、再生処理を正常に終
了することができる。また、もしリトライ時で同じ要因
でエラー発生した場合でもさらに、アドレスエラー通知
手段のエラー通知基準となる設定回数を再度変更してリ
トライを行うことで、再生処理を従来よりも少ないリト
ライ回数で正常終了させることができる。
【0030】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2について図3を参照しながら説明する。なお、図1に
示して説明した構成については同じ構成であるので、そ
の詳細な説明は省略する。
【0031】本実施の形態では前述の実施の形態1とは
ステップ14の処理が異なるので、この点について図3
を参照しながら説明する。
【0032】エラー発生要因判別手段11にてエラー発
生要因がアドレスエラー通知手段9からのエラー通知に
よるものであるかどうかをチェックするステップ3まで
のフローは、前述の実施の形態1の図2と同じであるの
で省略する。ステップ3で、エラー発生要因がアドレス
エラー通知手段9からのエラー通知によるものであると
判断された場合、ステップ14に移行する。ステップ1
4では、アドレスエラー通知手段のエラー通知基準とな
る設定回数を、あらかじめ準備されていた複数通りの設
定値の中から現在の設定値とは異なるものを設定し、ス
テップ5に移る。これ以降の処理は実施の形態1と同じ
であるので省略する。
【0033】このように本実施の形態によれば、ステッ
プ3においてエラー発生要因を判別し、そのエラー発生
要因がアドレスエラー通知手段9からのエラー通知によ
るものであると判別した場合に、再生信号のゲインコン
トロールパラメータは変更せず、アドレスエラー通知手
段9のエラー通知基準となる設定回数をあらかじめ準備
されていた複数通りの中の現在の設定値とは異なるもの
を設定し、再生のリトライを行うことで、リトライ時の
再生処理では、アドレスが連続してリードできないとい
う要因によるエラーが発生せず、再生処理を正常に終了
することができる。また、もしリトライ時で同じ要因で
エラー発生した場合でもさらに、アドレスエラー通知手
段のエラー通知基準となる設定回数を再度選択設定して
リトライを行うことで、再生処理を従来よりも少ないリ
トライ回数で正常終了させることができる。
【0034】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3について図4を参照しながら説明する。なお、図1に
示して説明した構成については同じ構成であるので、そ
の詳細な説明は省略する。
【0035】本実施の形態では前述の実施の形態1,2
とはステップ24の処理が異なるので、この点について
図4を参照しながら説明する。
【0036】エラー発生要因判別手段11にてエラー発
生要因がアドレスエラー通知手段9からのエラー通知に
よるものであるかどうかをチェックするステップ3まで
のフローは、前述の実施の形態1,2と同じであるので
省略する。ステップ3で、エラー発生要因がアドレスエ
ラー通知手段9からのエラー通知によるものであると判
断された場合、ステップ24に移行する。ステップ24
では、アドレスエラー通知手段9のエラー通知機能を停
止し、アドレスが連続してリードできない場合でもアド
レスエラー通知手段9でエラー通知しないように設定
し、ステップ5に移る。これ以降の処理は実施の形態
1,2と同じであるので省略する。
【0037】このように本実施の形態によれば、ステッ
プ3においてエラー発生要因を区別し、そのエラー発生
要因がアドレスエラー通知手段9からのエラー通知によ
るものであると判別した場合に、アドレスエラー通知手
段9のエラー通知機能を停止し、アドレスが連続してリ
ードできない場合でもアドレスエラー通知手段でエラー
発生しないように設定して、リトライを行うことで、リ
トライ時の再生処理では、アドレスが連続してリードで
きないという要因によるエラーが発生せず、再生処理を
正常に終了することができる。
【0038】(実施の形態4)次に、記録媒体を交換し
た時の処理について、実施の形態4〜6で説明する。
【0039】まず、本発明の実施の形態4について図5
を参照しながら説明する。なお、図1に示して説明した
構成については同じ構成であるので、その詳細な説明は
省略する。
【0040】まず、ステップ51でこれから再生しよう
とする記録媒体がどのような種類の記録媒体であるかを
判別する判別処理を行う。次にステップ52では、ステ
ップ51での判別結果を元に、アドレスエラー通知手段
9のエラー通知の基準となる設定回数を変更する必要が
あるかどうかを判断する。必要なしと判断した場合には
ステップ54に、必要ありと判断した場合はステップ5
3に移る。ステップ53では、ステップ51での判別結
果に応じたアドレスエラー通知手段9のエラー通知基準
となる設定回数を変更し、ステップ54に移る。ステッ
プ54では、ステップ51での判別結果に応じた再生信
号のゲインコントロールパラメータの変更を行い、ステ
ップ55に移る。ステップ55では再生処理を行う。
【0041】このように本実施の形態によれば、ステッ
プ52において、アドレスエラー通知手段9からのエラ
ー通知基準の変更が必要かどうかを記録媒体の種類に応
じて判別し、必要と判断した場合には、エラー通知基準
を変更してから再生を行うことで、従来の情報再生装置
では、アドレスが連続してリードできないという要因に
よるエラーが発生して再生処理がエラー終了していたい
ような記録媒体に対しても、再生処理を正常終了するこ
とができる。
【0042】(実施の形態5)次に本発明の実施の形態
5について図6を参照しながら説明する。なお、図1に
示して説明した構成については同じ構成であるので、そ
の詳細な説明は省略する。
【0043】本実施の形態では前述の実施の形態4とは
ステップ63の処理が異なるので、この点について図6
を参照しながら説明する。
【0044】ステップ51での判別結果を元に、アドレ
スエラー通知手段9のエラー通知の基準となる設定回数
を変更する必要があるかどうかを判断するステップ52
までのフローは前述の実施の形態4と同じであるので省
略する。ステップ52で、エラー通知基準変更の必要あ
りと判断した場合、ステップ63で、アドレスエラー通
知手段9のエラー通知基準となる設定回数を、あらかじ
め準備されていた複数通り設定値の中から記録媒体の種
類に応じた設定値を設定し、ステップ54に移る。これ
以降の処理は実施の形態4と同じであるので省略する。
【0045】このように本実施の形態によれば、ステッ
プ52において、アドレスエラー通知手段9からのエラ
ー通知基準の変更が必要かどうかを記録媒体の種類に応
じて判別し、必要と判断した場合には、エラー通知基準
となる設定回数を、あらかじめ準備されていた複数通り
設定値の中から現在の記録媒体の種類に応じた設定値を
設定してから、再生を行うことで、従来の情報再生装置
では、アドレスが連続してリードできないという要因に
よるエラーが発生して再生処理がエラー終了していたい
ような記録媒体に対しても、再生処理を正常終了するこ
とができる。
【0046】(実施の形態6)次に本発明の実施の形態
6について図7を参照しながら説明する。なお、図1に
示して説明した構成については同じ構成であるので、そ
の詳細な説明は省略する。
【0047】本実施の形態では前述の実施の形態4,5
とはステップ73の処理が異なるので、この点について
図7を参照しながら説明する。
【0048】ステップ51での判別結果を元に、アドレ
スエラー通知手段9のエラー通知の基準となる設定回数
を変更する必要があるかどうかを判断するステップ52
までのフローは前述の実施の形態4,5と同じであるの
で省略する。ステップ52で、エラー通知基準変更の必
要ありと判断した場合、ステップ73で、アドレスエラ
ー通知手段9のエラー通知機能を停止するように設定
し、ステップ54に移る。これ以降の処理は実施の形態
4,5と同じであるので省略する。
【0049】このように本実施の形態によれば、ステッ
プ52において、アドレスエラー通知手段9からのエラ
ー通知基準の変更が必要かどうかを記録媒体の種類に応
じて判別し、必要と判断した場合には、アドレスエラー
通知手段9からエラー通知が発生しないように機能を停
止させてから、再生を行うことで、従来の情報再生装置
では、アドレスが連続してリードできないという要因に
よるエラーが発生して再生処理がエラー終了していたい
ような記録媒体に対しても、再生処理を正常終了するこ
とができる。
【0050】なお、実施の形態4,5,6のステップ5
5の再生処理は、従来の情報再生装置と同じ再生処理で
あっても、実施の形態1,2,3で示したような再生処
理であってもよい。
【0051】また、上述の実施の形態では、記録媒体と
して光ディスクを例示して説明したが、光磁気ディスク
(いわゆるMOディスク)でも良く、さらに、円盤状の
形態でなくともかまわないことはいうまでもない。
【0052】さらに、本発明は上述した実施の形態に限
定されるものではない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、再
生処理中にエラー発生した場合にそのエラー発生要因が
アドレスを連続してリードできないという要因によるも
のであるかどうかをチェックし、もしエラー発生要因が
アドレスが連続してリードできないという要因によるも
のであれば、設定回数以上連続してアドレスがリードで
きない場合にはエラーを通知するアドレスエラー通知手
段の設定回数を変更または、エラー通知機能を停止させ
て、再生のリトライを行うので、従来の情報再生装置よ
りも少ないリトライ回数で再生処理を正常終了させるこ
とができる。
【0054】また、記録媒体の種類を判別し、それに応
じて、設定回数以上連続してアドレスがリードできない
場合にはエラーを通知するアドレスエラー通知手段の設
定回数を変更または、エラー通知機能を停止させた後、
再生処理を行うので、従来の情報再生装置ではアドレス
がリードできないという要因でエラー終了して再生処理
を正常終了させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の情報再生装置のブロッ
ク図
【図2】同、実施の形態1の制御手順をしめすフローチ
ャート
【図3】同、実施の形態2の制御手順をしめすフローチ
ャート
【図4】同、実施の形態3の制御手順をしめすフローチ
ャート
【図5】同、実施の形態4の制御手順をしめすフローチ
ャート
【図6】同、実施の形態5の制御手順をしめすフローチ
ャート
【図7】同、実施の形態6の制御手順をしめすフローチ
ャート
【符号の説明】
1 光ディスク 2 ピックアップ 3 RFアンプ 4 復調/エラー訂正処理部 5 スピンドルモータ 6 サーボ処理部 7 システムコントローラ 8 ホストI/F 9 アドレスエラー通知手段 10 再生処理手段 11 エラー発生要因判別手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 572 G11B 20/18 572F 574 574H 7/005 7/005 Z

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から情報を再生する装置であっ
    て、記録媒体から情報を再生する再生処理手段と、前記
    再生処理手段で再生中にアドレスのリード状況を監視し
    て、設定回数以上連続してアドレスがリードできない場
    合にはエラーを通知するアドレスエラー通知手段と、前
    記再生処理手段で再生中にエラー発生した場合にそのエ
    ラー発生要因を判別するエラー発生要因判別手段とを備
    え、前記再生処理手段で再生中にエラー発生し、前記エ
    ラー発生要因判別手段は、そのエラー発生要因が前記ア
    ドレスエラー通知手段からのエラー通知によるものであ
    ると判別した場合に、前記アドレスエラー通知手段のエ
    ラー通知基準となる前記設定回数を変更し、再生のリト
    ライを行うことを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレスエラー通知手段のエラー通
    知基準となる設定回数を複数通り準備し、前記再生処理
    手段で再生中にエラー発生し、前記エラー発生要因判別
    手段は、そのエラー発生要因が前記アドレスエラー通知
    手段からのエラー通知によるものであると判別した場合
    に、前記アドレスエラー通知手段のエラー通知基準とな
    る前記設定回数を複数準備した設定回数のいずれか1つ
    を選択して設定し、再生のリトライを行うことを特徴と
    する請求項1記載の情報再生装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体から情報を再生する装置であっ
    て、記録媒体から情報を再生する再生処理手段と、前記
    再生処理手段で再生中にアドレスのリード状況を監視し
    て、設定回数以上連続してアドレスがリードできない場
    合にはエラーを通知するアドレスエラー通知手段と、前
    記再生処理手段で再生中にエラー発生した場合にそのエ
    ラー発生要因を判別するエラー発生要因判別手段とを備
    え、前記再生処理手段で再生中にエラー発生し、前記エ
    ラー発生要因判別手段は、そのエラー発生要因が前記ア
    ドレスエラー通知手段からのエラー通知によるものであ
    ると判別した場合に、前記アドレスエラー通知手段の機
    能を停止させて再生のリトライを行うことを特徴とする
    情報再生装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体から情報を再生する装置であっ
    て、記録媒体の種類を判別する記録媒体種類判別手段
    と、記録媒体から情報を再生する再生処理手段と、前記
    再生処理手段で情報を再生中にアドレスのリード状況を
    監視して、設定回数以上連続してアドレスがリードでき
    ない場合にはエラーを通知するアドレスエラー通知手段
    とを備え、前記記録媒体種類判別手段の判別結果に応じ
    て、前記アドレスエラー通知手段の設定回数を変更して
    から前記再生処理手段で再生処理を実行することを特徴
    とする情報再生装置。
  5. 【請求項5】 前記アドレスエラー通知手段のエラー通
    知基準となる設定回数を複数通り準備し、前記記録媒体
    種類判別手段の判別結果に応じて、前記アドレスエラー
    通知手段のエラー通知基準となる前記設定回数を、複数
    準備した設定回数のいずれか1つを選択して設定し、前
    記再生処理手段で再生処理を実行することを特徴とする
    請求項4記載の情報再生装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体から情報を再生する装置であっ
    て、記録媒体の種類を判別する記録媒体種類判別手段
    と、記録媒体から情報を再生する再生処理手段と、前記
    再生処理手段に情報を再生中にアドレスのリード状況を
    監視して予め設定した設定回数以上連続してアドレスが
    リードできない場合にはエラーを通知するアドレスエラ
    ー通知手段とを備え、前記記録媒体種類判別手段の判別
    結果に応じて、前記アドレスエラー通知手段の機能を停
    止させてから、前記再生処理手段で再生処理を実行する
    ことを特徴とする情報再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7251750B2 (en) * 2002-06-28 2007-07-31 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Apparatus diagnostic device and diagnosed device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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