JP2000331344A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JP2000331344A
JP2000331344A JP13973899A JP13973899A JP2000331344A JP 2000331344 A JP2000331344 A JP 2000331344A JP 13973899 A JP13973899 A JP 13973899A JP 13973899 A JP13973899 A JP 13973899A JP 2000331344 A JP2000331344 A JP 2000331344A
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JP13973899A
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English (en)
Inventor
Hisatoshi Shindou
久聡 進藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 疵や汚れがあっても効率よく正常な再生状態
へ復帰することのできる光ディスク再生装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 スピンドルモータ13と、レーザ光を照
射し反射光から信号を再生するピックアップ14と、情
報を生成処理する再生処理部17と、ROM20と、装
置全体の動作を司るCPU21とを有し、ROM20
は、再生可否判断手段101と、再生不可能発生領域を
判別しリード位置のスキップサイズを決定するスキップ
サイズ決定手段103と、スキップサイズに応じて再生
不可能発生領域をスキップするスキップ手段104とを
含み、再生可否判断手段101は再生要求を受信したと
き指定されたアドレスが再生可能かどうかをスキップサ
イズ決定手段103に基づいて判断し、スキップ手段1
04によりスキップすることを特徴とする光ディスク再
生装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROMドラ
イブ等の光学式ディスクドライブ装置におけるデジタル
オーディオデータ再生制御方法の改良に関し、更に詳細
には、光ディスク面上の疵・汚れ等により回避不可能な
リードエラーが発生した場合に、オーディオ再生不能状
態から最も効率よく正常な再生状態へ復帰することがで
きる光ディスク再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルオーディオデータが記録された
光ディスクであるCD−DA(Compact Disc Digital A
udio)をパーソナルコンピュータのメモリデバイスの一
つであるCD−ROMドライブで再生する場合を例に説
明する。
【0003】オーディオ再生中に光ディスク面上の疵・
汚れ等によりデータが正常にリードできなかった場合、
ドライブは既定回数あるいは再生アプリケーションが指
定した回数のリトライリードを行なう。それでも正常に
リードできなかったら、再生アプリケーションに対しリ
ードエラーを通知する。再生アプリケーションは再びエ
ラー発生アドレスから再生を要求する。これを数回繰り
返してもリードエラーになった場合、エラー発生アドレ
スからの再生をあきらめ、新たに既定値を加算したアド
レスからの再生をドライブに要求する。この一連の処理
を1回あるいは複数回繰り返すことで、回避不可能なリ
ードエラー発生の原因である光ディスク面上の疵・汚れ
を通過し、オーディオ再生を継続させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、疵や汚れの程
度が大きい場合、特にディスクの同心円上に連続して疵
や汚れがある場合には、その疵や汚れを通過し、正常な
再生状態になるまでに多くの時間を要するという課題を
有していた。
【0005】本発明は以上の課題を解決するためになさ
れたものであって、疵や汚れがあっても効率よく正常な
再生状態へ復帰することのできるCD−DA再生装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであって、光ディスクを回転
駆動するディスク回転手段と、光ディスクにレーザ光を
照射し反射光から信号を再生するピックアップ手段と、
再生した信号から情報を生成処理する再生処理手段と、
動作の制御手順を記憶するための記憶手段を含み装置全
体の動作を司る中央処理手段とを有し、記憶手段は、再
生可能か否かを判断する再生可否判断手段と、光ディス
クの再生不可能発生領域を判別しリード位置のスキップ
サイズを決定するスキップサイズ決定手段と、スキップ
サイズ決定手段が決定したスキップサイズに応じて再生
不可能発生領域をスキップするスキップ手段とを含み、
再生可否判断手段は再生要求を受信したとき指定された
アドレスが再生可能かどうかをスキップサイズ決定手段
に基づいて判断し、スキップ手段によりスキップするこ
とを特徴とする光ディスク再生装置である。
【0007】本発明によれば、疵や汚れによるリードエ
ラー発生の後にジャンプすることを繰り返す動作に代え
て、トラックジャンプをすることによりリードエラー発
生アドレスを回避することができ、効率よく正常な再生
状態へ復帰することのできる光ディスク再生装置を提供
することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、光ディスクを回転駆動するディスク回転手段と、光
ディスクにレーザ光を照射し反射光から信号を再生する
ピックアップ手段と、再生した信号から情報を生成処理
する再生処理手段と、動作の制御手順を記憶するための
記憶手段を含み装置全体の動作を司る中央処理手段とを
有し、記憶手段は、再生可能か否かを判断する再生可否
判断手段と、光ディスクの再生不可能発生領域を判別し
リード位置のスキップサイズを決定するスキップサイズ
決定手段と、スキップサイズ決定手段が決定したスキッ
プサイズに応じて再生不可能発生領域をスキップするス
キップ手段とを含み、再生可否判断手段は再生要求を受
信したとき指定されたアドレスが再生可能かどうかをス
キップサイズ決定手段に基づいて判断し、スキップ手段
によりスキップすることを特徴とする光ディスク再生装
置である。
【0009】本発明によれば、リードエラー発生の後に
ジャンプすることを繰り返す動作に代えて、トラックジ
ャンプをすることによりリードエラー発生アドレスを回
避することができ、効率よく正常な再生状態へ復帰する
ことのできる光ディスク再生装置を提供することができ
る。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、光ディ
スクを回転駆動するディスク回転手段と、光ディスクに
レーザ光を照射し反射光から信号を再生するピックアッ
プ手段と、再生した信号から情報を生成処理する再生処
理手段と、動作の制御手順を記憶するための記憶手段を
含み装置全体の動作を司る中央処理手段とを有し、記憶
手段は、再生可能か否かを判断する再生可否判断手段
と、スキップ手段によるスキップの発生したディスクが
装着されている間は再生不可能発生アドレスおよびスキ
ップサイズを保存するスキップ履歴保存手段と、スキッ
プ履歴保存手段を参照することによりスキップするスキ
ップ履歴検査手段とを含み、再生可否判断手段は再生要
求を受信したとき指定されたアドレスが再生可能かどう
かをスキップ履歴保存手段に基づいて判断し、スキップ
履歴検査手段によりスキップすることを特徴とする光デ
ィスク再生装置である。本発明によれば、2回目以降の
再生は速やかに正常な再生アドレスへのスキップをする
ことができる。
【0011】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の記憶手段において、スキップ
箇所の前後の時間情報から正常に再生した場合のスキッ
プ箇所の所要時間を算出するスキップ時間調整手段を有
し、スキップ後の再生開始時間をスキップ時間調整手段
の算出時間に合わせることを特徴とする光ディスク再生
装置である。本発明によれば、不自然な再生時間短縮を
防ぐことができる。
【0012】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1または請求項2に記載の記憶手段において、再生不可
能な箇所の発生箇所数を計数する再生不可能箇所カウン
ト手段を有し、一連の情報を記録した領域に含まれる再
生不可能な箇所が予め定めた箇所数を超えた場合、その
一連の情報を記録した領域を記憶しておき、当該一連の
情報を記録した領域に対する再生要求があるとエラーを
応答することを特徴とする光ディスク再生装置である。
本発明によれば、再生品質の低下した領域に対して、ト
ラック番号単位(オーディオであれば曲の単位)でノイ
ズ再生を防止することができる。
【0013】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態におけ
る光ディスク再生装置の機能ブロック図、図2は図1の
再生処理を示すフローチャート、図3は実施の形態1の
制御手順を示すフローチャート、図4は図3のステップ
303のスキップサイズテーブルを示す図、図5は実施
の形態2の制御手順を示すフローチャート、図6は実施
の形態4の制御手順を示すフローチャートである。
【0014】(実施の形態1)本実施の形態において
は、光ディスク再生装置内で本発明のCD−DA再生装
置が動作する場合を例に説明する。なお、データ保存領
域と本発明の動作に必要な作業領域とを装置内の記憶媒
体上に持つこと、更に本発明のCD−DA再生装置が動
作するシステムから現在時刻を取得可能であることを前
提とする。
【0015】本発明の実施の形態の説明するにあたり、
まず図1の光ディスク再生装置において、11は光ディ
スク(CD−DA)である。12は光ディスク11を載
置するターンテーブル、13はターンテーブル12を回
転駆動するスピンドルモータ、14は光ディスク11に
レーザ光を照射し反射光から信号を再生するピックアッ
プである。
【0016】15はプリアンプであって、再生信号を増
幅しデータ信号と各種制御信号を生成する。16はサー
ボアンプであって、プリアンプ15の各種制御信号に基
づいてスピンドルモータ13の回転とピックアップ14
の位置とをサーボ制御する。17は再生処理部であっ
て、プリアンプ15のデータ信号からエラー訂正等の処
理をして、音楽情報を再生する。18はインターフェイ
スであって、ホスト側のコマンドを受信し、あるいは音
楽情報をホスト側へ送出する。19はRAMであって、
再生処理に必要なデータを一次RAM19に保存してお
く。20はROM、再生処理に必要なプログラム等を記
憶しておく。21は装置全体の動作を司るCPUであ
る。
【0017】続けて、ROM20の装置制御プログラム
の内容を説明する。装置制御プログラムのうち特に、本
発明に関する内容を以下に示す。再生可否判断手段10
1は、再生要求を受信したとき指定されたアドレスが再
生可能かどうかを以下のスキップ履歴検査手段102と
スキップサイズ決定手段103とに基づいて判断する。
スキップ履歴検査手段102は、2回目以降の再生にお
いてスキップサイズ決定の手順を経ることなく、スキッ
プ履歴の参照によって直ちにスキップする。スキップサ
イズ決定手段103は、光ディスクのリードエラー発生
領域を判別しリード位置のスキップサイズを決定する。
スキップ手段104は、スキップサイズ決定手段103
が決定したスキップサイズに応じてリードエラー発生箇
所をスキップする。スキップ時間調整手段105は、ス
キップ手段104によりスキップしたスキップ箇所の前
後の時間情報から、スキップ箇所が正常再生できる場合
の所要時間を算出し、スキップ後の再生開始時間をこれ
に合わせる。スキップ履歴保存手段106は、リードエ
ラーとスキップ処理の発生したディスクがディスク装置
に装着されている間、初回再生時のエラー発生アドレス
およびスキップサイズを保存する。再生不能箇所カウン
ト手段107は、リード不可能な箇所の発生回数をカウ
ントする。
【0018】次に、光ディスク再生装置がオーディオ再
生要求を受けてから、オーディオ再生を行なうまでの処
理手順における本発明の位置づけを、図2を用いて説明
する。光ディスク装置がオーディオ再生要求を受信し
(ステップ201)、指定されたアドレスが再生可能な
トラックか判断し(ステップ202)、再生可能でない
場合は直ちに終了する。
【0019】再生可能ならば過去のスキップ履歴を検査
し、該当する場合は指定アドレスを調整する(ステップ
203)。ここまでのステップで指定された再生アドレ
スからオーディオデータのリードを行なう(ステップ2
04)。
【0020】次に、リードに成功したか判断し(ステッ
プ205)、成功ならば終了アドレス判定(ステップ2
09)を経てオーディオ再生を行ない(ステップ21
0)、リードアドレスを更新し(ステップ211)、ス
テップ202へ戻る。
【0021】ステップ205で失敗と判断したら、諸条
件からリトライリードが可能か否かを判断し(ステップ
206)、可能ならばリトライリード処理を行ない(ス
テップ207)、ステップ205へ戻る。ステップ20
6にてリトライリードできないと判断した場合、指定ア
ドレスは回避不可能なリードエラーが発生したものとし
てスキップし(ステップ208)、ステップ209へ進
む。本発明は、これらの処理手順中のステップ202、
ステップ203およびステップ208に関するものであ
る。このうち、実施の形態1はステップ208に該当す
る。
【0022】次に、本実施の形態の説明について図1、
図3、および図4を用いて詳述する。図1のスキップサ
イズ決定手段103において、回避不可能なリードエラ
ーが発生したアドレスを変数RTへ格納する(ステップ
301)。次に疵判定回数−1を示す変数iに0をセッ
トする(ステップ302)。図4に示すようなスキップ
サイズテーブルから疵判定回数に応じたスキップサイズ
を取得し、変数RTに加算する(ステップ303)。更
に変数RTの値を再生要求時に指定された終了アドレス
と比較し(ステップ304)、終了アドレス以上であれ
ば直ちに終了する。終了アドレス未満の場合は、変数R
Tが示すアドレスをリードする(ステップ305)。リ
ード結果をチェックし(ステップ306)、成功したら
直ちに終了する。正常にリードできなかった場合、変数
iをインクリメントし(ステップ307)、疵判定終了
回数と比較し(ステップ308)、疵判定終了回数以下
なら、ステップ303へ戻る。
【0023】以降、ステップ303からステップ308
のループを繰り返し、ステップ308にて変数iが疵判
定終了回数を超えたらこのループを抜け、ステップ30
9へ進む。
【0024】このループは疵の種類を判別するためのも
のであり、スキップサイズテーブルが図4に示す値を持
つ場合、初めの3回はアドレスを1フレームずつ進めて
リードを試み、これが失敗した場合、次の3回は4フレ
ームずつ進め、これもリードできなかった場合には更に
8フレームずつ進めてリードを試みる。その全てのリー
ドに失敗した場合、リードエラー発生アドレスも含めて
ディスクに同心円上に連続した疵あるいは汚れがあると
判断する。
【0025】このような疵あるいは汚れがある場合、ト
ラックに沿って順にリードを繰り返す方法では、疵等が
なくなるアドレスに到達するまでに長い時間を要するこ
とになる。したがって、同心円上に連続した疵あるいは
汚れがあると判断したら、以降はトラックジャンプをス
キップサイズとする。トラックジャンプ後、ピック位置
をリードし(ステップ309)、リードに成功するまで
(ステップ310)ステップ309と310のループを
繰り返し、成功したら終了する。
【0026】こうして、リードエラー発生の後にジャン
プを繰り返す動作に代えてトラックジャンプをすること
によりリードエラー発生アドレスを回避することがで
き、効率よく正常な再生状態へ復帰することができる。
【0027】(実施の形態2)次に、本実施の形態の説
明について図1、図2、および図5を用いて詳述する。
図5において、本実施の形態のフローチャートは実施の
形態1の図3の開始および終了時にスキップ履歴保存の
ための処理を追加したものである。図1のスキップ履歴
保存手段106において、回避不可能なリードエラーが
発生したアドレスをスキップ履歴保存領域に保存する
(ステップ501)。ステップ301からステップ31
0は、図3にて説明しているので省略する。ステップ3
04、ステップ306、またはステップ310を経て、
スキップ処理を終了した時点のアドレスを、ステップ5
01で保存したリードエラー発生アドレスに対応してス
キップ履歴保存領域に保存する(ステップ502)。
【0028】このように、回避不可能なリードエラーが
発生し、スキップ処理が完了する毎にそのエラー発生ア
ドレスとスキップ後のアドレスの履歴を保存する。スキ
ップ履歴検査手段102において、リードしようとする
アドレスが履歴のエラー発生アドレスの中に該当するも
のがあった場合、エラー発生アドレスに対応するスキッ
プ後のアドレスを履歴中から取得し、リードアドレスと
する(図2ステップ203参照)。これにより、エラー
発生箇所を含む2回目以降の再生においては、ステップ
501、ステップ502を含め、スキップサイズ決定手
順をカットすることができる。従って、2回目以降の再
生は、速やかに正常な再生アドレスへスキップすること
ができる。
【0029】(実施の形態3)次に、本実施の形態の説
明について図1および図2を用いて詳述する。本実施の
形態は実施の形態2によって生成されたスキップ履歴が
有効に働く際の追加処理として動作する。具体的には、
図2のステップ203にてスキップ履歴をチェックし、
リードアドレスの調整がなされ、次のステップ204に
てリードが行われるが、ステップ204が実行される前
に、図1のスキップ時間調整手段105により、スキッ
プ履歴中のエラー発生アドレスと、これに対をなすスキ
ップ後のアドレスから、それぞれの時間情報を取得し、
その差分を求め、差分時間だけウェイトを入れる。これ
により、不自然な再生時間短縮を防ぐことができる。
【0030】(実施の形態4)次に、本実施の形態の説
明について図1、図3、および図6を用いて詳述する。
図6において、本実施の形態のフローチャートは実施の
形態1の図3の開始直後に追加するものである。図1の
再生不能箇所カウント手段107において、回避不可能
なリードエラーが発生したアドレスのアドレス情報から
トラック番号を取得し(ステップ601)、前回のトラ
ック番号と比較する(ステップ602)。前回と異なる
場合はカウンタ変数をリセットし(ステップ603)、
次回の比較のために今回のトラック番号を保存する(ス
テップ604)。
【0031】ステップ602の比較において、前回と同
じ場合には、カウンタ変数をインクリメントし(ステッ
プ605)、該カウンタ値と予め定めた限界値を比較す
る(ステップ606)。限界値以下なら図3のステップ
301を実行する。限界値を超えた場合、その時点のト
ラック番号が示すトラックは著しく低品質であると判断
し、該トラック番号を再生不可トラック番号保存領域に
保存する(ステップ607)。
【0032】これらのトラック番号はディスクが光ディ
スク再生装置から取り出されるまで維持する。オーディ
オ再生要求を受け、指定アドレスをリードし、アドレス
情報から取得したトラック番号が、保存した再生不可ト
ラック番号に該当した場合にはエラーを通知し要求され
たオーディオ再生を停止する。これにより、疵や汚れで
著しく品質が低下した領域に対しトラック番号単位、即
ち曲単位でノイズ出力を防ぐことが可能となる。
【0033】
【発明の効果】本発明の光ディスク再生装置によれば、
オーディオ再生要求を受けた場合に、要求されたアドレ
スを含むトラックの品質により再生の可否を決め、要求
アドレスとエラーによるスキップ履歴とを比較し、履歴
に該当する場合には効率よくスキップ処理を行ない、ま
た疵の種別や程度をチェックすることで効率よくスキッ
プさせるためのスキップサイズを決定し、決定されたス
キップサイズに基づいてスキップ処理を行ない、また、
スキップ処理による不自然な再生時間短縮を防ぎ、更に
リードエラーによるスキップ処理発生時にその履歴を保
存し、トラック番号単位でリードエラーをカウントする
ように構成したので、オーディオ再生中に回避不可能な
リードエラーが発生した場合に、最も効率良く、正常な
オーディオ再生状態に復帰させることができるという効
果を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における光ディスク再生
装置の機能ブロック図
【図2】図1の再生処理を示すフローチャート
【図3】実施の形態1の制御手順を示すフローチャート
【図4】図3のステップ303のスキップサイズテーブ
ルを示す図
【図5】実施の形態2の制御手順を示すフローチャート
【図6】実施の形態4の制御手順を示すフローチャート
【符号の説明】
101 再生可否判断手段 102 スキップ履歴検査手段 103 スキップサイズ決定手段 104 スキップ手段 105 スキップ時間調整手段 106 スキップ履歴保存手段 107 再生不能箇所カウント手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/18 572 G11B 20/18 572C 572F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクを回転駆動するディスク回転手
    段と、光ディスクにレーザ光を照射し反射光から信号を
    再生するピックアップ手段と、再生した信号から情報を
    生成処理する再生処理手段と、動作の制御手順を記憶す
    るための記憶手段を含み装置全体の動作を司る中央処理
    手段とを有し、 前記記憶手段は、再生可能か否かを判断する再生可否判
    断手段と、光ディスクの再生不可能発生領域を判別しリ
    ード位置のスキップサイズを決定するスキップサイズ決
    定手段と、前記スキップサイズ決定手段が決定したスキ
    ップサイズに応じて前記再生不可能発生領域をスキップ
    するスキップ手段とを含み、 前記再生可否判断手段は再生要求を受信したとき指定さ
    れたアドレスが再生可能かどうかを前記スキップサイズ
    決定手段に基づいて判断し、前記スキップ手段によりス
    キップすることを特徴とする光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】光ディスクを回転駆動するディスク回転手
    段と、光ディスクにレーザ光を照射し反射光から信号を
    再生するピックアップ手段と、再生した信号から情報を
    生成処理する再生処理手段と、動作の制御手順を記憶す
    るための記憶手段を含み装置全体の動作を司る中央処理
    手段とを有し、 前記記憶手段は、再生可能か否かを判断する再生可否判
    断手段と、前記スキップ手段によるスキップの発生した
    ディスクが装着されている間は再生不可能発生アドレス
    および前記スキップサイズを保存するスキップ履歴保存
    手段と、前記スキップ履歴保存手段を参照することによ
    りスキップするスキップ履歴検査手段とを含み、 前記再生可否判断手段は再生要求を受信したとき指定さ
    れたアドレスが再生可能かどうかを前記スキップ履歴保
    存手段に基づいて判断し、前記スキップ履歴検査手段に
    よりスキップすることを特徴とする光ディスク再生装
    置。
  3. 【請求項3】前記記憶手段は、スキップ箇所の前後の時
    間情報から正常に再生した場合のスキップ箇所の所要時
    間を算出するスキップ時間調整手段を有し、スキップ後
    の再生開始時間を前記スキップ時間調整手段の算出時間
    に合わせることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の光ディスク再生装置。
  4. 【請求項4】前記記憶手段は、再生不可能な箇所の発生
    箇所数を計数する再生不可能箇所カウント手段を有し、
    一連の情報を記録した領域に含まれる再生不可能な箇所
    が予め定めた箇所数を超えた場合、その一連の情報を記
    録した領域を記憶しておき、当該一連の情報を記録した
    領域に対する再生要求があるとエラーを応答することを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の光ディスク再
    生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7380160B2 (en) 2003-08-06 2008-05-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus for and method of handling failure in reading motion picture data from storage medium and reproducing the same
US7916593B2 (en) 2004-02-24 2011-03-29 Sony Corporation Optical disk device and method of control of an optical disk utilizing retry feature

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