JP2001282900A - 貿易手続きシステム及び貿易手続きセンター - Google Patents

貿易手続きシステム及び貿易手続きセンター

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JP2001282900A
JP2001282900A JP2000099380A JP2000099380A JP2001282900A JP 2001282900 A JP2001282900 A JP 2001282900A JP 2000099380 A JP2000099380 A JP 2000099380A JP 2000099380 A JP2000099380 A JP 2000099380A JP 2001282900 A JP2001282900 A JP 2001282900A
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JP2000099380A
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English (en)
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Tetsuji Kitao
哲司 北尾
Masako Okamoto
雅子 岡本
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】貿易関連手続き検索機能、必要取得書類検索機
能、貿易関連手続き進捗状況確認機能、輸送機関予約機
能及び書類自動作成機能を有する貿易手続きシステム及
び貿易手続センターを提供することを目的とする。 【解決手段】貿易手続きセンター10は、登録/修正機
能、貿易手続き検索機能、貿易手続き進捗状況確認機
能、輸送機関検索・手配機能、必要書類自動作成機能等
の機能及び送信手段、受信手段、端末からの要求に応答
する応答手段、関係データベースを検索する検索手段、
貿易手続関係書類を自動的に作成する書類自動作成手
段、輸送機関の予約を行う輸送機関予約手段等の手段を
有し、上記機能を実行するために貿易手続システム関連
データベース20を有する。端末31〜33は、データ
の登録又修正、貿易手続き検索、進捗状況確認、必要書
類自動作成、最適輸送機関検索及び輸送機関手配を行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貿易手続きシステ
ム及び貿易手続センターに関する。
【0002】
【従来の技術】貿易取引は、通常の国内の取引と比較し
て、国境を越える取引である点で異なる。貿易は、国に
よって取引慣行、法律、通貨、貿易管理体制などに差が
あり複雑である。
【0003】図1に、貿易取引における書類の流れの例
を示す。 (1)売主と買主とで、売買契約が結ばれ、売買契約書
が締結される。 (2)買主は、信用状(L/C:Letter of
Credit)の発行を、L/C発行銀行に依頼する。 (3)L/C発行銀行は、信用状を売主に開設する。 (4)信用状は、通知銀行から、売主に通知される。 (5)売主は、海貨・通関業者に、輸出貨物の船積み等
の依頼を行う。 (6)売主が、船積みを行うと、運輸会社は、船荷証券
(B/L:Bill of Lading)を、売主に
発行する。 (7)また、売主は、保険会社に海上保険の申し込みを
行う。 (8)保険会社は、売主に保険証券を発行する。 (9)その後、売主は、荷為替手形と共に、船荷証券、
保険証券等からなる買取(船積)書類を買取銀行に提出
する。 (10)買取銀行は、L/C発行銀行に買取(船積)書
類を送付する。 (11)L/C発行銀行は、買い主が提出した代金と引
き替えに、買取(船積)書類を買主に引き渡す。 (12)買主は、船荷証券を運輸会社に呈示して、貨物
を引き取る。 これらの、全ての処理に書類の授受が関係している。な
お、この他に、通産省等への国に対する申請・許可等の
処理があるが省略した。
【0004】ところで、多くの国では、貿易実務は、紙
ベースの業務処理が行われている。「APEC Rep
ort on Trade Impedimiment
s1995」によれば、取引1件当たりの貿易書類の重
複項目と転記作業は次のとおりである。
【0005】 関係する企業 :最大27社 書類の種類 :最大40種 データ項目 :200項目あり、そのうち30項目以
上が繰り返し データの再入力:60〜70% 一方、物流のシステムが向上して、物流が貿易取引手続
きを追い越すようになった。その結果、荷物が港に届い
ても、荷渡しできないという問題が生じてきた。
【0006】このような状況において、欧州で、電子メ
ールシステムを用いて、貿易実務の業務処理を行うシス
テムが開発された。
【0007】このシステムを「ボレロサービス」とい
う。ボレロサービスは、買い手、売り手、船会社、税
関、銀行、保険会社、エージェント等を、ボレロの運営
主体がメールで結ぶシステムである。ボレロの運営主体
は、メールタイトルの記録を行う等のサービスを行う。
【0008】欧州では、このボレロサービスにより、物
流が貿易取引手続きを追い越すことは無くなった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、製品の
輸出入について、輸出入相手国、数量、金額、用途等の
諸条件により、必要な手続き、管轄官庁等が異なり、そ
の概要をまとめたものも無いことから、輸出入者は、多
岐にわたる機関に問い合わせを行う必要があり、かなり
の時間と手間を必要としているという問題がある。
【0010】例えば、輸出入に際して、統計品目番号を
記載して、国の機関に申請する必要がある。統計品目番
号は、輸出統計品目表と輸入統計品目表に記載されてい
るが、その分類方法が複雑でわかりにくい。例を挙げれ
ば、同じ食品でも味付けの前の食料品と味付けの後の食
料品とで別の分類となり、調理前の食料品と調理後の食
料品とでは、別の分類が付与されている。同様に、化学
品についても、化学反応前のものと、化学反応後のもの
とは、別の分類が付与されている。
【0011】また、輸出入における必要手続きが異な
る。例を挙げれば、輸出入の品目、輸出入先、用途、金
額等の条件により、必要な書類が異なり、同じ品目(例
えば、薬品)でも、管轄官庁(例えば、通産省と厚生
省)により、作成すべき書類が異なる。
【0012】また、前記の通り、貿易手続きが複雑であ
り、貿易手続きの進捗状況の確認がしにくいという問題
がある。そこで、貿易手続きの関係者は、貿易手続きの
進捗状況を把握した上で、個々の手続きを遂行しておら
ず、効率の良くない手続きを行っているという問題があ
る。
【0013】また、前記の通り貿易関連の書類は、多数
に亘り、複雑である。そこで、手書きで作成するには、
多くの手間と時間を要するという問題がある。
【0014】なお、ボレロサービスは電子メールシステ
ムであり、これらの問題を解決することはできない。
【0015】そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされ
たものであり、貿易関連手続き検索機能、必要取得書類
検索機能、貿易関連手続き進捗状況確認機能、輸送機関
予約機能及び書類自動作成機能を有する貿易手続きシス
テム及び貿易手続センターを提供することを目的とする
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するた
めの手段を採用している。
【0017】請求項1に記載された発明は、複数の端末
と貿易手続きセンターから構成される貿易手続きシステ
ムであって、前記貿易手続きセンターは、輸出入品名と
輸出入統計品目番号とを対応させた輸出入統計品目番号
データベースと、前記端末から受信した輸出入品名をキ
ーに前記輸出入統計品目番号データベースを検索する検
索手段と、該検索手段が検索した輸出入統計品目番号
を、前記端末に送信して、該端末からの検索要求に応答
する応答手段と、前記端末は、輸出入品名を前記貿易手
続きセンターに送信して、前記輸出入統計品目番号を要
求する要求手段と、輸出入統計品目番号を受信して、該
端末の画面に輸出入統計品目番号を出力する出力手段と
を有することを特徴とする。
【0018】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の貿易手続きシステムにおいて、前記貿易手続きセン
ターは、前記検索手段が検索した結果、複数の輸出入統
計品目番号が出力された場合、複数の輸出入統計品目番
号とその輸出入統計品目番号に関する情報とを前記端末
に送信し、前記端末は、複数の輸出入統計品目番号とそ
の輸出入統計品目番号に関する情報とを表示し、その輸
出入統計品目番号の情報から最適な輸出入統計品目番号
を選択することを特徴とする。
【0019】請求項1、2記載に係る発明は、貿易関連
手続き検索機能に関する発明で、これにより、次の効果
を有する。
【0020】輸出入統計品目番号を迅速かつ正確に得
ることができる。
【0021】輸出入手続きの調査にかかる時間を短縮
することができる。
【0022】請求項3に記載された発明は、複数の端末
と貿易手続きセンターから構成される貿易手続きシステ
ムであって、前記貿易手続きセンターは、輸出入国名、
輸出入統計品目番号、数量、金額及び用途の一つ又は複
数の組み合わせと輸出入手続きに必要な書類とを対応さ
せた貿易関連必要書類確認データベースと、輸出入国
名、輸出入統計品目番号、数量、金額及び用途の一つ又
は複数の組み合わせをキーに前記貿易関連必要書類確認
データベースを検索する検索手段と、該検索手段が検索
した輸出入手続きに必要な書類を、前記端末に送信し
て、該端末からの検索要求に応答する応答手段とを有
し、前記端末は、輸出入国名、輸出入統計品目番号、数
量、金額及び用途の一つ又は複数の組み合わせからなる
必要な書類を特定する情報を前記貿易手続きセンターに
送信して、前記輸出入手続きに必要な書類を要求する要
求手段と、輸出入手続きに必要な書類を受信して、該端
末の画面に輸出入手続きに必要な書類を出力する出力手
段とを有することを特徴とする。
【0023】請求項4に記載された発明は、請求項3記
載の貿易手続きシステムにおいて、前記貿易関連必要書
類確認データベースは、更に、前記必要な書類の提出
先、必要な書類を必要とする根拠法、手続きにかかる日
数又は手続きにかかる料金を前記必要な書類に関係づけ
て有しており、前記応答手段は、必要な書類の提出先、
必要な書類を必要とする根拠法、手続きにかかる日数及
び手続きにかかる料金の内、一つ又は複数の事項に関す
る情報を、前記必要な書類に付加して、前記端末に応答
し、前記端末の出力手段は、前記応答手段からの前記応
答を受信して、該端末の画面に、輸出入手続きに必要な
書類と関係づけて、必要な書類の提出先、必要な書類を
必要とする根拠法、手続きにかかる日数及び手続きにか
かる料金の内、一つ又は複数の事項に関する情報を出力
することを特徴とする。
【0024】請求項3、4記載に係る発明は、必要取得
書類検索機能に関する発明で、これにより、次の効果を
有する。
【0025】輸出入手続きに必要な書類を迅速かつ正
確に知ることができる。
【0026】必要な書類の欠落が防止でき、確実な輸
出入手続きを行うことができる。
【0027】必要な書類の提出先、必要な書類を必要
とする根拠法、手続きにかかる日数及び手続きにかかる
料金を、必要な書類との関係で知ることができ、輸出入
手続きを円滑に進めることができる。
【0028】輸出入手続きの調査にかかる時間を短縮
することができる。
【0029】請求項5に記載された発明は、複数の端末
と貿易手続きセンターから構成される貿易手続きシステ
ムであって、前記貿易手続きセンターは、個々の貿易取
引と該貿易取引に必要な手続きの状況を対応づけた進捗
状況確認データベースと、個々の貿易取引を特定する情
報をキーに前記進捗状況確認データベースを検索する検
索手段と、該検索手段が検索した特定の貿易取引の手続
きの状況を、前記端末に送信して、該端末からの検索要
求に応答する応答手段とを有し、前記端末は、個々の貿
易取引を特定する情報を記貿易手続きセンターに送信し
て、特定の貿易取引の手続きの状況を要求する要求手段
と、特定の貿易取引の手続きの状況を受信して、該端末
の画面に貿易取引の手続きの状況を出力する出力手段と
を有することを特徴とする。
【0030】請求項6に記載された発明は、請求項5記
載の貿易手続きシステムにおいて、前記進捗状況確認デ
ータベースは、更に、次に行うべきアクション又は手続
きに関する情報を前記貿易取引に必要な手続きに関係づ
けて有しており、前記応答手段は、前記次に行うべきア
クション又は手続きに関する情報を、前記必要な手続き
に付加して、前記端末に応答し、前記端末は、前記応答
手段からの前記応答を受信して、該端末の画面に、前記
必要な手続きに関係づけて、前記次に行うべきアクショ
ン又は手続きに関する情報を出力することを特徴とす
る。
【0031】請求項5、6記載に係る発明は、貿易関連
手続き進捗状況確認機能に関する発明で、これにより、
次の効果を有する。
【0032】手続きに要する時間を調整し、輸出入申
告までの手続きの消費時間の短縮が図れ、効率が向上す
る。
【0033】貿易関連手続き進捗状況の確認ができる
ので、手続きを確実に処理することができる。
【0034】請求項7に記載された発明は、請求項5記
載の貿易手続きシステムにおいて、前記貿易手続センタ
ーは、輸送機関の予約システムにアクセスして、前記進
捗状況確認データベースに輸送機関のタイムテーブル、
空き情報等の予約に必要な情報を格納し、前記貿易手続
センターの前記検索手段は、前記端末から受信した輸送
機関予約条件をキーにして、前記前記進捗状況確認デー
タベースを検索して、予約可能輸送機関を検索し、前記
貿易手続センターの前記応答手段は、該検索手段が検索
した予約可能輸送機関に関する情報を、前記端末に送信
して、該端末からの検索要求に応答し、前記端末の要求
手段は、当該貿易に関する必要な輸送機関の条件である
輸送機関予約条件を、貿易手続センターに送信して輸送
機関の予約を要求し、前記端末の出力手段は、前記応答
手段からの前記応答を受信して、該端末の画面に、前記
予約可能輸送機関に関する情報を出力することを特徴と
する。
【0035】請求項8に記載された発明は、請求項7記
載の貿易手続きシステムにおいて、前記貿易手続センタ
ーの前記検索手段は、予約可能輸送機関の検索の結果
を、前記輸送機関の条件に合致する順に輸送機関を出力
し、前記貿易手続センターの前記応答手段は、前記合致
する順位を含めて、前記端末に応答し、前記端末の出力
手段は、前記応答手段からの前記応答を受信して、該端
末の画面に、前記輸送機関の条件に合致する順に、前記
予約可能輸送機関に関する情報を出力することを特徴と
する。
【0036】請求項9に記載された発明は、請求項7記
載の貿易手続きシステムにおいて、前記端末は、該端末
の画面に出力された前記予約可能輸送機関の一つを選択
して、上記貿易手続センターに送信することにより、貿
易手続センターは、輸送機関の予約システムにアクセス
して、輸送機関の予約を行うことを特徴とする。
【0037】請求項7〜9記載に係る発明は、輸送機関
予約機能に関する発明で、これにより、次の効果を有す
る。
【0038】予め、早期に、輸送機関の予約ができる
ので、当該貿易取引に適した輸送機関を確実に確保する
ことができる。
【0039】多くの輸送機関の中から輸送機関を選択
できるので、適切な輸送機関を確保することができる。
【0040】端末から、輸送機関の予約ができるの
で、輸送機関の予約の手間が大幅に省ける。
【0041】請求項10に記載された発明は、複数の端
末と貿易手続きセンターから構成される貿易手続きシス
テムであって、前記貿易手続きセンターは、貿易手続関
係書類のフォーマットを記憶した輸出入関連書類フォー
マットデータベースと、前記端末が入力した書類作成に
必要な書類記載事項と前記輸出入関連書類フォーマット
データベースを用いて提出書類を自動作成する貿易関連
手続き書類自動作成手段とを有し、前記端末は、必要書
類を特定し、書類作成に必要な書類記載事項を入力する
書類記載事項入力手段と、該書類記載事項入力手段によ
り入力された書類記載事項を、前記貿易手続きセンター
に送信して、貿易関連手続き書類自動作成を要求する要
求手段とを有することを特徴とする。
【0042】請求項11に記載された発明は、請求項1
0記載の貿易手続きシステムにおいて、前記貿易手続き
センターは、前記貿易関連手続き書類自動作成手段が、
貿易関連手続き書類を自動作成した後に、当該貿易関連
手続き書類の自動作成の状態に関して、自動作成された
書類名とその書類番号、自動作成されなかった書類名と
その理由及び特定書類における自動記入されなかった事
項とその理由について、その一部又は全部の書類自動作
成状態情報を、自動的又は前記端末からの要求に基づい
て、前記端末に送信する送信手段を有し、前記端末は、
前記貿易手続センターからの前記書類自動作成状態情報
を受信して、該端末の画面に、前記書類自動作成状態情
報を出力することを特徴とする。
【0043】請求項10、11記載に係る発明は、書類
自動作成機能に関する発明で、これにより、次の効果を
有する。
【0044】ベーシックな貿易関連書類の自動作成に
よる作業の効率化が図れる。
【0045】同じ事項を異なる複数の書類に記載する
ことによる転記ミス、転記漏れの防止が図れる。
【0046】必要書類、手続きの検索システムと連携
して、必要手続きの検索から必要書類の作成までを、一
貫して処理することが可能となり、貿易手続における効
率が向上する。
【0047】請求項12に記載された発明は、複数の端
末と共に貿易手続きシステムを構成する貿易手続きセン
ターであって、輸出入品名と輸出入統計品目番号とを対
応させた輸出入統計品目番号データベースと、前記端末
から受信した輸出入品名をキーに前記輸出入統計品目番
号データベースを検索する検索手段と、該検索手段が検
索した輸出入統計品目番号を、前記端末に送信して、該
端末からの検索要求に応答する応答手段とを有すること
を特徴とする。
【0048】請求項13に記載された発明は、請求項1
2記載の貿易手続きセンターにおいて、前記検索手段が
検索した結果、複数の輸出入統計品目番号が出力された
場合、複数の輸出入統計品目番号とその輸出入統計品目
番号に関する情報とを前記端末に送信することを特徴と
する。
【0049】請求項14に記載された発明は、複数の端
末と共に貿易手続きシステムを構成する貿易手続きセン
ターであって、輸出入国名、輸出入統計品目番号、数
量、金額及び用途の一つ又は複数の組み合わせと輸出入
手続きに必要な書類とを対応させた貿易関連必要書類確
認データベースと、輸出入国名、輸出入統計品目番号、
数量、金額及び用途の一つ又は複数の組み合わせをキー
に前記貿易関連必要書類確認データベースを検索する検
索手段と、該検索手段が検索した輸出入手続きに必要な
書類を、前記端末に送信して、該端末からの検索要求に
応答する応答手段とを有することを特徴とする。
【0050】請求項15に記載された発明は、請求項1
4記載の貿易手続きセンターにおいて、前記貿易関連必
要書類確認データベースは、更に、前記必要な書類の提
出先、必要な書類を必要とする根拠法、手続きにかかる
日数又は手続きにかかる料金に関する情報を前記必要な
書類に関係づけて有しており、前記応答手段は、前記必
要な書類の提出先、必要な書類を必要とする根拠法、手
続きにかかる日数又は手続きにかかる料金の内一つ又は
複数の事項に関する情報を付加して、前記端末に応答
し、前記端末は、前記応答手段からの前記応答を受信し
て、該端末の画面に、輸出入手続きに必要な書類と関係
づけて、前記必要な書類の提出先、必要な書類を必要と
する根拠法、手続きにかかる日数又は手続きにかかる料
金の内一つ又は複数の事項に関する情報を出力すること
を特徴とする。
【0051】請求項16に記載された発明は、複数の端
末と共に貿易手続きシステムを構成する貿易手続きセン
ターであって、個々の貿易取引と該貿易取引に必要な手
続きの状況を対応づけた進捗状況確認データベースと、
個々の貿易取引を特定する情報をキーに前記進捗状況確
認データベースを検索する検索手段と、該検索手段が検
索した特定の貿易取引の手続きの状況を、前記端末に送
信して、該端末からの検索要求に応答する応答手段とを
有することを特徴とする。
【0052】請求項17に記載された発明は、請求項1
6記載の貿易手続きセンターにおいて、前記進捗状況確
認データベースは、更に、次に行うべきアクション又は
手続きに関する情報を前記貿易取引に必要な手続きに関
係づけて有しており、前記応答手段は、前記次に行うべ
きアクション又は手続きに関する情報を、前記必要な手
続きに付加して、前記端末に応答することを特徴とす
る。
【0053】請求項18に記載された発明は、請求項1
6記載の貿易手続きセンターにおいて、前記進捗状況確
認データベースは、更に、輸送機関の予約システムにア
クセスして、前記進捗状況確認データベースに輸送機関
のタイムテーブル、空き情報等の予約に必要な情報を有
しており、前記端末から受信した輸送機関予約条件をキ
ーにして、前記前記進捗状況確認データベースを検索し
て、予約可能輸送機関を検索し、該検索手段が検索した
予約可能輸送機関に関する情報を、前記端末に送信し
て、該端末からの検索要求に応答することを特徴とす
る。
【0054】請求項19に記載された発明は、請求項1
8記載の貿易手続きセンターにおいて、前記検索手段
は、予約可能輸送機関の検索の結果を、前記輸送機関の
条件に合致する順に輸送機関を出力し、前記応答手段
は、前記合致する順位を含めて、前記端末に応答するこ
とを特徴とする。
【0055】請求項20に記載された発明は、複数の端
末と共に貿易手続きシステムを構成する貿易手続きセン
ターであって、貿易手続関係書類のフォーマットを記憶
した輸出入関連書類フォーマットデータベースと、提出
書類を自動作成する貿易関連手続き書類自動作成手段と
を有し、該貿易関連手続き書類自動作成手段は、前記端
末が入力した書類作成に必要な書類記載事項と前記輸出
入関連書類フォーマットデータベースを用いて、貿易関
連手続き書類の自動作成を行うことを特徴とする。
【0056】請求項21に記載された発明は、請求項2
0記載の貿易手続きセンターにおいて、前記貿易関連手
続き書類自動作成手段が、貿易関連手続き書類を自動作
成した後に、当該貿易関連手続き書類の自動作成の状態
に関して、自動作成された書類名とその書類番号、自動
作成されなかった書類名とその理由及び特定書類におけ
る自動記入されなかった事項とその理由について、その
一部又は全部の書類自動作成状態情報を、前記端末に送
信する送信手段をすることを特徴とする。
【0057】請求項12〜21記載の発明は、請求項1
〜11に記載された貿易手続システムに適した貿易手続
センターの発明である。
【0058】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0059】図2に、本発明の貿易手続きシステム概念
図を示す。
【0060】本システムは、インターネット17に接続
された、貿易手続きセンター10、保険端末11、銀行
端末12、荷主端末13、認証機関端末14、登録機関
端末15、運輸端末16等から構成されている。
【0061】貿易手続きセンター10は、貿易手続きに
関するセンターであって、貿易手続きシステム関連デー
タベース20を有し、貿易関連手続き検索機能、必要取
得書類検索機能、貿易関連手続き進捗状況確認機能、輸
送機関予約機能、書類自動作成機能を有する。
【0062】これらの機能は、インターネット17を介
して、保険端末11、銀行端末12、荷主端末13、認
証機関端末14、登録機関端末15、運輸端末16等の
端末から、利用することができる。
【0063】保険端末11、銀行端末12、荷主端末1
3、認証機関端末14、登録機関端末15、運輸端末1
6等は、貿易手続システム専用の端末である必要はな
い。貿易手続きセンター10にアクセスして、処理可能
であれば、保険会社等が有するコンピュータシステムの
端末であっても良い。
【0064】また、保険端末11、銀行端末12、荷主
端末13、認証機関端末14、登録機関端末15、運輸
端末16等が、物品の売買に関係する書類を相手側に送
るときは、必ず、登録機関端末15が設けられている登
録機関システムを介して行うようにしてもよい。
【0065】図3に、貿易手続センターの主要な機能及
び手段から見たシステム説明図である。
【0066】貿易手続きセンター10は、登録/修正機
能、貿易手続き検索機能、貿易手続き進捗状況確認機
能、輸送機関検索・手配機能、必要書類自動作成機能等
の機能及び端末へのデータの送信手段、端末からのデー
タを受信する受信手段、端末からの要求に応答する応答
手段、各種機能を実行する為に、関係データベースを検
索する検索手段、貿易手続関係書類を自動的に作成する
書類自動作成手段、輸送機関の予約を行う輸送機関予約
手段等の手段を有する。
【0067】また、貿易手続きセンター10は、輸出入
統計品目データベース、貿易関連必要書類確認データベ
ース、貿易取引管理データベース、進捗状況確認データ
ベース、輸出入関連書類フォーマットデータベース等の
貿易手続システム関連データベース20を有する。端末
31、端末32及び端末33は、保険端末11、銀行端
末12、荷主端末13、認証機関端末14、登録機関端
末15、運輸端末16等の端末であり、該端末から、デ
ータの登録又はデータの修正、貿易手続き検索、進捗状
況確認、必要書類自動作成、最適輸送機関検索及び輸送
機関手配を行うことができる。
【0068】なお、端末は、図示していないが、貿易手
続センターへデータを送信する送信手段、貿易手続セン
ターからデータを受信する受信手段、貿易手続センター
に必要なデータを送信するとともに、何らかの処理を要
求する要求手段、端末での印刷又は表示を行う出力手
段、書類作成に必要な書類記載事項を入力する書類記載
事項入力手段を有する。
【0069】また、貿易手続きセンター10には、各種
輸送機関予約システム34が接続されている。
【0070】図4に、各端末における貿易手続システム
のメインメニュー画面を示す。
【0071】メインメニュー画面の「1.」、
「2.」、「3.」を選択することにより、貿易手続セ
ンターが、提供する次の機能の一つを選択する。
【0072】 1.貿易関連手続き検索機能及び必要取得書類検索機能 2.貿易関連手続き進捗状況確認機能及び輸送機関予約
機能 3.貿易関連手続き検索機能及び書類自動作成機能 一つの機能を選択した後、送信ボタンを押すと、各機能
を提供する画面に移行する。
【0073】図5に、メインメニュー画面からの、各機
能に移行したときの画面遷移図を示す。各画面の詳細
は、各機能を説明するときに説明する。
【0074】なお、画面例3は、画面例1からも画面例
2からも移行できることを示している。 (貿易関連手続き検索機能及び必要取得書類検索機能)
製品の輸出入において、輸出入相手国、数量、重量、金
額、用途等の諸条件により、必要な手続き、管轄官庁等
が異なり、かつ、その手続概要として、まとめられたも
のがないため、輸出入者は毎回、多岐にわたる問い合わ
せを行い、多くの手間と時間を必要としている。
【0075】そこで、貿易手続センターに貿易関連手続
き検索機能及び必要取得書類検索機能を付与し、これを
各端末で利用することにより、この問題を解決したもの
である。
【0076】図6に貿易関連手続き検索機能及び必要取
得書類検索機能に関する処理の概要を示す。
【0077】図6は、各端末での画面群61、貿易手続
センターでの処理60及び本機能に関係するデータベー
ス群62から構成されている。
【0078】画面例1〜6は、図5に示されている画面
例と同じである。
【0079】貿易手続センターは、本機能に関係するデ
ータベース群62を利用して、統計品目番号の検索、必
要手続きの検索、書類の検索、手続き及び書類について
の詳細な検索及び取引情報登録を行う。
【0080】本機能に関係するデータベース群62は、
輸出入品名と輸出入統計品目番号とを対応させて格納さ
れている輸出入統計品目データベース50、輸出入国
名、輸出入統計品目番号、数量、金額及び用途の一つ又
は複数の組み合わせと輸出入手続きに必要な書類とを対
応させた貿易関連必要書類確認データベース51及び貿
易取引に関する管理情報等の情報を格納した貿易取引管
理データベース52から構成されている。
【0081】また、貿易関連必要書類確認データベース
51は、貿易関連法規データ及び関係機関詳細情報を格
納している。
【0082】図6〜図14を用いて、貿易関連手続き検
索機能及び必要取得書類検索機能に関する処理を説明す
る。
【0083】なお、図7及び図8は、その処理の流れの
概要を示し、図9〜図14は、各端末での画面を示す。
【0084】貿易関連手続き検索機能及び必要取得書類
検索機能を利用する荷主等は、図4のメインメニュー画
面で、「1.貿易関連手続き機能及び必要取得書類検索
機能」を選択して、送信ボタンを押す。
【0085】すると、図9の入力画面(画面例1)が、
端末の画面に表示される。入力画面(画面例1)は、上
下に二つに分かれた入力画面である。上部(1)(2)
が、「手続き検索入力画面」で下部(3)〜(10)
が、「基本条件入力画面」となっている。
【0086】「基本条件入力画面」に、直接、基本条件
を入力する場合と、「手続き検索入力画面」に輸出入の
品目名等を入力して、輸出統計品目番号を得てから、
「基本条件入力画面」で基本条件を入力する場合とがあ
る。
【0087】ここでは、後者の場合について説明する。
【0088】輸出入統計品目番号が不明な場合、「手続
き検索入力画面」に、品名と輸出か輸入かのチェックを
行い、送信ボタンを押す。これにより、端末は、貿易手
続センターに、輸出入統計品目番号を要求する要求コマ
ンドを発行する。
【0089】貿易手続きセンターは、要求コマンドを受
信して、受信した輸出入品名をキーに輸出入統計品目番
号データベース50を検索し、検索した輸出入統計品目
番号を、端末に送信する。
【0090】端末は、輸出入統計品目番号を受信して、
図10に示すように、端末の画面に輸出入統計品目番号
を出力する(画面例2)。
【0091】なお、貿易手続きセンターは、検索した結
果、複数の輸出入統計品目番号が出力された場合、複数
の輸出入統計品目番号とその輸出入統計品目番号に関す
る情報とを前記端末に送信し、端末は、複数の輸出入統
計品目番号とその輸出入統計品目番号に関する情報(D
ESCRIPTION)とを表示する。図10の(画面
例2)は、輸出入品名に対して、複数の輸出入統計品目
番号がヒットした場合である。
【0092】システムの利用者は、その輸出入統計品目
番号に関する情報を参照して、最適な輸出入統計品目番
号を選択して、送信ボタンを押す。
【0093】すると、再度、入力画面が表示される。こ
のとき、図11に示すように、「基本条件入力画面」
(画面例3)の(3)には、選択した輸出統計品目番号
が設定されて表示される。なお、このときは、図9にお
いて、(4)〜(10)に入力していなければ、(4)
〜(10)はブランクとして出力される。
【0094】その後、このシステムの利用者は、(4)
輸出入対象国名、(5)数量、重量、(6)カートン
数、(7)単価、(8)金額、(9)原産地国及び(1
0)輸出の目的の各項目に記入又はチェックを入れる。
そして、送信ボタンを押し、入力した基本条件を貿易手
続センターに送信する。これにより、端末は、この基本
条件に合致する輸出入手続きに必要な書類を要求したこ
とになる。
【0095】すると、貿易手続きセンターは、端末から
の要求コマンドを受信して、輸出入国名、輸出入統計品
目番号、数量、金額及び用途の一つ又は複数の組み合わ
せた情報をキーにして、貿易関連必要書類確認データベ
ース51を検索し、検索した輸出入手続きに必要な書類
を、端末に送信する。
【0096】端末は、輸出入手続きに必要な書類を受信
して、端末の画面に、図12に示すような「関連書類、
手続、関係機関、法令出力画面及び詳細参照項目番号入
力、手続きシステム登録画面」(画面例4)を表示す
る。
【0097】「関連書類、手続、関係機関、法令出力画
面及び詳細参照項目番号入力、手続きシステム登録画
面」(画面例4)の上部には、輸出入品名、輸出入統計
品目番号、輸出入対象国名、数量、カートン数、価格が
予め確認のために設定されている。
【0098】下部に、輸出入手続きに必要な文書(書
類)、その文書の提出先、その文書の取得元、この文書
に関連する法規等が表示される。
【0099】「関連書類、手続、関係機関、法令出力画
面及び詳細参照項目番号入力、手続きシステム登録画
面」(画面例4)に示された個々の必要文書(必要手
続)の詳細は、項目番号をチェックし、送信ボタンを押
すことにより得ることができる。
【0100】送信ボタンを押すことにより、選択した項
目番号を貿易手続センターに送信して、この項目番号の
文書の詳細情報を要求するコマンドを発行する。
【0101】すると、貿易手続きセンターは、要求コマ
ンドを受信して、受信した項目番号等をキーにして、貿
易関連必要書類確認データベース51を検索し、検索し
たこの項目番号の文書の詳細情報を端末に送信する。
【0102】端末は、この項目番号の文書の詳細情報を
受信して、端末の画面に、図13に示すような「選択し
た必要手続についての詳細情報出力画面」(画面例4)
を表示する。
【0103】「選択した必要手続についての詳細情報出
力画面」(画面例4)には、文書名、この文書を得るた
めに必要となる書類(申請に必要となる書類)、提出機
関、関連法令、申請にかかる時間、料金等が表示され
る。
【0104】この画面をみて、必要な申請書類等を確認
する。
【0105】送信ボタンを押すと、図12の画面に戻
る。全ての必要文書について確認を終えたら、この画面
を登録する。画面の登録には、登録の送信ボタンを押
す。
【0106】すると、図14に示すように、「取引登録
確認情報出力画面」(画面例6)が表示される。
【0107】「取引登録確認情報出力画面」(画面例
6)には、登録完了日、品名、輸出入先国名(輸出入対
象国名)、数量及び重量、カートン数、単価、価格(金
額)、必要貿易文書(書類)、登録番号が表示される。
【0108】この「取引登録確認情報出力画面」(画面
例6)の確認ボタンを押すと、この確認画面の情報が、
貿易手続センターに送信され、貿易取引管理データベー
ス52に登録される。
【0109】この登録番号は、以下の説明では、管理番
号として利用される。 (貿易関連手続き進捗状況確認機能及び輸送機関予約機
能)貿易手続きが複雑である現状において、輸出入まで
の手続きの時間的効率化、迅速化が課題となっている。
現状では個々の手続きは、輸出入者、関連機関において
も全体的なスケジュールを踏まえて行われているとは言
い難い。
【0110】そこで、貿易手続センターに貿易関連手続
き進捗状況確認機能及び輸送機関予約機能を付与し、こ
れを各端末で利用することにより、この問題を解決した
ものである。
【0111】図15に貿易関連手続き進捗状況確認機能
及び輸送機関予約機能に関する処理の概要を示す。
【0112】図15は、各端末での画面群66、貿易手
続センターでの処理65、個々の貿易取引と該貿易取引
に必要な手続きの状況を対応づけた進捗状況確認データ
ベース53及び輸送機関予約システム34から構成され
ている。
【0113】画面例7〜10は、図5に示されている画
面例と同じである。
【0114】貿易手続センターは、本機能に関係する進
捗状況確認データベース53を利用し、輸送機関予約シ
ステム34と連携して、希望指定期日より逆算した各々
の手続き必要完了時期算出処理、手続き期日のアラーム
通知機能、輸送機関のスケジュール照会、輸送機関予約
処理を行う。
【0115】進捗状況確認データベース53は、貿易手
続、必要書類検索機能の取引管理データ、各手続き所要
時間情報、各手続き詳細データ及び輸送機関タイムテー
ブル及び船舶等の空きスペース情報等を格納している。
【0116】図15〜図20を用いて、貿易関連手続き
進捗状況確認機能及び輸送機関予約機能に関する処理を
説明する。
【0117】なお、図16は、その処理の流れの概要を
示し、図17〜図20は、各端末での画面を示す。
【0118】貿易関連手続き進捗状況確認機能及び輸送
機関予約機能を利用する荷主等は、図4のメインメニュ
ー画面で、「2.貿易関連手続き進捗状況確認機能及び
輸送機関予約機能」を選択して、送信する。
【0119】すると、図17の入力画面(画面例7)
が、端末の画面に表示される。
【0120】入力画面(画面例7)は、上下に二つに分
かれた入力画面である。上部(1)、(2)が、「貿易
関連手続き進捗状況確認入力画面」で下部(3)〜(1
4)が、「輸送機関予約基本情報入力画面」となってい
る。
【0121】「貿易関連手続き進捗状況確認入力画面」
の所定事項を入力した後、輸送機関を手配する予定の場
合は、「輸送機関予約基本情報入力画面」の所定事項を
記入する。
【0122】輸送機関を手配する場合であっても、先
ず、「貿易関連手続き進捗状況確認入力画面」に記入す
る。
【0123】(1)管理番号(図14の登録番号と同じ
番号である。)と(2)希望輸出入申告日を記入する。
【0124】また、同時に、輸送機関を手配する予定の
場合は、「輸送機関予約基本情報入力画面」に所定事項
を記入する。
【0125】「輸送機関予約基本情報入力画面」の
(3)希望輸送機関、(4)貨物希望到達日、(5)貨
物搭載地、(6)貨物仕向地、(7)貨物希望搭載日、
(8)希望輸送運賃、(9)支払方法、(10)輸出者
名及び所在地、(11)通関業者名、(12)受取人及
び所在地、(13)貨物合計重量、(14)貨物の大き
さ等を記入する。
【0126】必要事項の記入後、送信ボタンを押す。入
力された管理番号と希望輸出入申告日を貿易手続センタ
ーに送信して、この管理番号に該当する貿易関連手続き
進捗状況確認情報を要求するコマンドを発行する。
【0127】すると、貿易手続きセンターは、要求コマ
ンドを受信して、受信した管理番号をキーにして、進捗
状況確認データベース53を検索し、検索した貿易関連
手続き進捗状況確認情報を端末に送信する。
【0128】端末は、貿易関連手続き進捗状況確認情報
を受信して、端末の画面に、図18に示すような「貿易
関連手続き進捗状況確認出力画面」(画面例8)を表示
する。
【0129】「貿易関連手続き進捗状況確認出力画面」
(画面例8)の上部には、輸出入品名、輸出入数量、輸
出入対象国名、金額、希望輸出入申告日、統計品目番号
が確認のために設定されている。
【0130】下部に、輸出入までの必要手続き/必要書
類、取得目標期日、期限、その文書の取得先機関、この
手続きの次のアクション及び完了のチェック欄等が表示
される。
【0131】なお、「貿易関連手続き進捗状況確認出力
画面」(画面例8)において、取得目標期日は、希望輸
出入通関申告日より、逆算して期日を得て設定される。
この期日は、変更することができる。変更したい場合
は、変更する期日の上にカーソルを合わせて、上書きす
る。
【0132】また、期限には、取得目標期日の1週間前
の場合は緑ランプ、3日前は黄色ランプ及び当日は赤ラ
ンプが点灯する。なお、ランプ表示の代わりに、必要手
続き/必要書類等を同色のカラーで表示してもよい。
【0133】また、完了欄に、チェックを入れると、自
動的に完了日時が表示される。この完了日時も変更可能
である。
【0134】「貿易関連手続き進捗状況確認出力画面」
(画面例8)に示された個々の必要手続き/必要書類の
詳細は、その項目番号をチェックし、送信ボタンを押す
ことにより得ることができる。
【0135】送信ボタンを押すことにより、選択した項
目番号を貿易手続センターに送信して、この項目番号の
文書の詳細情報を要求するコマンドを発行する。
【0136】すると、貿易手続きセンターは、要求コマ
ンドを受信して、受信した項目番号等をキーにして、貿
易関連必要書類確認データベース51を検索し、検索し
た項目番号の文書に関する詳細情報を端末に送信する。
【0137】端末は、この項目番号の文書の詳細情報を
受信して、端末の画面に、図13に示すような「選択し
た必要手続についての詳細情報出力画面」(画面例5)
を表示する。
【0138】個々の必要手続き/必要書類の詳細情報が
不要なときは、「入力情報の登録、保存」の送信ボタン
を押す。これにより、入力された期日情報等が貿易手続
センターに送信され、貿易取引管理データベースに格納
される。
【0139】貿易手続センターは、図17の「輸送機関
予約基本情報入力画面」の情報を受信すると、輸送機関
予約システムにアクセスして、「輸送機関予約基本情報
入力画面」で入力された当該輸送機関予約の条件と全部
又は大部分が一致する輸送手段を検出する。この検出さ
れた輸送手段が、当該端末によって、予約することが可
能な予約可能輸送機関情報となる。
【0140】貿易手続センターの検索手段は、予約可能
輸送機関の検索の結果を、前記輸送機関の条件に合致す
る順に輸送機関を出力する。
【0141】なお、前記輸送機関の条件に合致する順と
は、利用者が示した条件に適した順である。利用者が示
した条件に適した順を示すためには、各条件について予
め、利用者の観点から、適宜重み付を行っておく必要が
ある。
【0142】貿易手続センターは、端末が「入力情報の
登録、保存」の送信ボタンを押して、端末が入力情報の
登録、保存を行った後に、この予約可能輸送機関情報を
端末に送信する。
【0143】このとき、貿易手続センターは、合致する
順位を含めて、端末に送信する。
【0144】端末は、予約可能輸送機関情報を受信し
て、図19に示すような「希望輸送機関の照会、手配画
面」(画面例9)を表示する。
【0145】「希望輸送機関の照会、手配画面」(画面
例9)の上部には、希望輸送機関、搭載地、希望搭載
日、仕向地が確認のために設定されている。
【0146】下部に、輸送機関名、ルート、出発/到着
時間、料金、問い合わせ先等が表示される。
【0147】輸送機関は、当該貿易の輸送機関として、
好ましい順に、並んで出力されるこの画面から、上から
見て行き、好まし輸送機関を選択する。
【0148】また、システム利用者は、輸送機関の予約
が可能である。予約する場合には、「希望輸送機関の照
会、手配画面」(画面例9)の輸送機関名をクリックし
て送信する。
【0149】貿易手続センターは、予約情報を受信する
と、輸送機関予約システムにアクセスして、選択された
輸送手段の予約を行い、予約確認情報を端末に送信す
る。
【0150】端末は、予約確認情報を受信して、図20
に示すような「予約情報の確認画面」(画面例10)を
表示する。
【0151】この「予約情報の確認画面」(画面例1
0)の上部には、輸送機関、出発日時、料金、問い合わ
せ先、出港地、到着日時、仕向地等が表示され、「予約
情報の確認画面」(画面例10)の下部には、輸送貨物
の詳細が表示されている。
【0152】この「予約情報の確認画面」(画面例1
0)の確認ボタンを押すと、この確認画面の情報が、貿
易手続センターに送信され、貿易取引管理データベース
52に登録される。また、輸送機関予約システム34に
も通知され、予約の確認が成される。 (貿易関連手続き検索機能及び書類自動作成機能)貿易
において、記載すべき書類が多く、その作成に多大な労
力と時間を要している。
【0153】そこで、貿易手続センターに貿易関連手続
き検索機能及び書類自動作成機能を付与し、これを各端
末で利用することにより、この問題を解決したものであ
る。
【0154】図21に貿易関連手続き検索機能及び書類
自動作成機能に関する処理の概要を示す。
【0155】図21は、各端末での画面群68、貿易手
続センターでの処理66及び本機能に関係するデータベ
ース群69から構成されている。
【0156】画面例11〜14は、図5に示されている
画面例と同じである。
【0157】貿易手続センターは、本機能に関係するデ
ータベース群69を利用して、統計品目番号の確認、必
要手続の検索、書類の検索、入力事項のとりまとめ、必
要書類自動作成、自動作成不可能な書類の情報及び理
由、書類に自動記入されなかった事項の通知、自動作成
された文書の登録・管理を行う。
【0158】本機能に関係するデータベース群69は、
貿易関連必要書類確認データベース51、輸出入関連処
理フォーマットデータベース54及び貿易取引管理デー
タベース52から構成されている。
【0159】なお、貿易関連必要書類確認データベース
51は、貿易関連法規データを有する。
【0160】図21〜図26を用いて、貿易関連手続き
検索機能及び書類自動作成機能に関する処理を説明す
る。
【0161】なお、図22は、その処理の流れの概要を
示し、図23〜図26は、各端末での画面を示す。
【0162】貿易関連手続き検索機能及び書類自動作成
機能を利用する荷主等は、図4のメインメニュー画面
で、「3.貿易関連手続き検索機能及び書類自動作成機
能」を選択する。
【0163】すると、図23の入力画面(画面例11)
が、端末の画面に表示される。入力画面(画面例11)
には、(1)管理番号(図14の登録番号と同じ番号で
ある。)、(2)品目詳細、(3)ORDER NO、
(4)輸出者及び所在地、(5)荷受人及び所在地、
(6)勘定主及び所在地、(7)信用状番号、(8)信
用状発行銀行及び所在地、(9)船積地、(10)船積
予定日、(11)総重量、(12)備考、(13)支払
方法、(14)取引形態を記入す項目を有する。
【0164】本システムの利用者は、必要事項の記入
後、登録ボタンを押す。これにより、入力された情報が
貿易手続センターに送信され、貿易取引管理データベー
ス52に格納される。
【0165】また、貿易手続センターは、受信した管理
番号をキーにして、貿易関連必要書類確認データベース
51を検索し、検索した必要作成書類一覧情報を端末に
送信する。
【0166】端末は、必要作成書類一覧情報を受信し
て、端末の画面に、図24に示すような「必要作成書類
一覧画面」(画面例12)を表示する。
【0167】「必要作成書類一覧画面」(画面例12)
には、作成すべき書類と自動作成する場合にチェックす
る欄が設けられている。なお、自動作成できないドキュ
メントには、その旨が記載されている。
【0168】また、「必要作成書類一覧画面」(画面例
12)示された個々のドキュメントの詳細は、項目番号
をチェックし、送信ボタンを押すことにより得ることが
できる。送信ボタンを押すことにより、図13の画面例
5を得ることができる。
【0169】また、全ての自動作成欄をクリックした後
で、実行ボタンを押すことにより、選択した項目番号を
貿易手続センターに送信する。
【0170】貿易手続センターでは、自動作成する書類
を、貿易取引管理データベース52に登録し、更に、輸
出入関連処理フォーマットデータベース54と貿易取引
管理データベース52にアクセスして、自動作成すべき
項目番号の文書を自動的作成する。自動作成された文書
は、端末が必要に応じて、アクセスして取り出す。ま
た、自動作成した書類を、予め、端末がしたプリンタ又
はファイルに、自動的に出力することもできる。
【0171】その後、貿易手続センターは、図25に示
すような「自動作成文書確認画面」(画面例13)を端
末に送信する。
【0172】図25の「自動作成文書確認画面」(画面
例13)には、自動作成されたドキュメント名とその書
類番号、自動作成されなかったドキュメント名とその理
由及び書類に自動記入されなかった事項を確認するため
の文書番号の確認ボタンが表示される。
【0173】書類に自動記入されなかった事項を確認す
る場合は、文書番号を記入し確認ボタンを押す。
【0174】また、図25の「自動作成文書確認画面」
(画面例13)を登録する場合は、登録の実行ボタンを
押す。
【0175】利用者が、端末の登録の実行ボタンを押す
と、貿易手続きセンターは、貿易取引管理データベース
52に登録する。
【0176】図25の「自動作成文書確認画面」(画面
例13)において、自動記入されなかった事項を確認す
るために文書番号を入力し確認ボタンを押すと、貿易手
続センターは、図26に示すような「自動作成できなか
った文書の確認画面」(画面例14)を端末に送信す
る。
【0177】図26の「自動作成できなかった文書の確
認画面」(画面例14)には、選択した文書と自動記入
されなかった事項とその理由が示されている。
【0178】この画面で、前の画面に戻るを実行する
と、図25の「自動作成文書確認画面」(画面例13)
が表示される。
【0179】図25の「自動作成文書確認画面」(画面
例13)において、別の文書番号を入力し確認ボタンを
押すと、貿易手続センターは、その文書に対応した図2
6に示すような「自動作成できなかった文書の確認画
面」(画面例14)を端末に送信する。
【0180】最後に、冷凍エビフライをF.O.Bシン
ガポールでB社より500KG輸入する例の画面例2〜
7及び画面例9〜11を、図27〜図35に示す。
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を奏することができる。 (1)貿易関連手続き検索機能により、 輸出入統計品目番号を迅速かつ正確に得ることができ
る。
【0181】輸出入手続きの調査にかかる時間を短縮
することができる。 (2)必要取得書類検索機能により、 輸出入手続きに必要な書類を迅速かつ正確に知ること
ができる。
【0182】必要な書類の欠落が防止でき、確実な輸
出入手続きを行うことができる。
【0183】必要な書類の提出先、必要な書類を必要
とする根拠法、手続きにかかる日数及び手続きにかかる
料金を、必要な書類との関係で知ることができ、輸出入
手続きを円滑に進めることができる。
【0184】輸出入手続きの調査にかかる時間を短縮
することができる。 (3)貿易関連手続き進捗状況確認機能により、 手続きに要する時間を調整し、輸出入申告までの手続
きの消費時間の短縮が図れ、効率が向上する。
【0185】貿易関連手続き進捗状況の確認ができる
ので、手続きを確実に処理することができる。 (4)輸送機関予約機能により、 予め、早期に、輸送機関の予約ができるので、当該貿
易取引に適した輸送機関を確実に確保することができ
る。
【0186】多くの輸送機関の中から輸送機関を選択
できるので、適切な輸送機関を確保することができる。
【0187】端末から、輸送機関の予約ができるの
で、輸送機関の予約の手間が大幅に省ける。 (5)書類自動作成機能により、 ベーシックな貿易関連書類の自動作成による作業の効
率化が図れる。
【0188】同じ事項を異なる複数の書類に記載する
ことによる転記ミス、転記漏れの防止が図れる。
【0189】必要書類、手続きの検索システムと連携
して、必要手続きの検索から必要書類の作成までを、一
貫して処理することが可能となり、貿易手続における効
率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】貿易取引における書類の流れを説明するための
図である。
【図2】貿易手続きシステム概念図である。
【図3】貿易手続センターの主要な機能及び手段から見
たシステム説明図である。
【図4】貿易手続システムにおけるメインメニュー画面
である。
【図5】メインメニュー画面からの、各機能に移行した
ときの画面遷移図である。
【図6】貿易関連手続き検索機能及び必要取得書類検索
機能に関する処理の概要を示す図である。
【図7】貿易関連手続き検索機能及び必要取得書類検索
機能に関する処理の流れの概要を説明するための図(そ
の1)である。
【図8】貿易関連手続き検索機能及び必要取得書類検索
機能に関する処理の流れの概要を説明するための図(そ
の2)である。
【図9】画面例1を示す図である。
【図10】画面例2を示す図である。
【図11】画面例3を示す図である。
【図12】画面例4を示す図である。
【図13】画面例5を示す図である。
【図14】画面例6を示す図である。
【図15】貿易関連手続き進捗状況確認機能及び輸送機
関予約機能に関する処理の概要を説明する図である。
【図16】貿易関連手続き進捗状況確認機能及び輸送機
関予約機能に関する処理の流れの概要を説明する図であ
る。
【図17】画面例7を示す図である。
【図18】画面例8を示す図である。
【図19】画面例9を示す図である。
【図20】画面例10を示す図である。
【図21】貿易関連手続き検索機能及び書類自動作成機
能に関する処理の概要を説明する図である。
【図22】貿易関連手続き検索機能及び書類自動作成機
能に関する処理の流れの概要を説明する図である。
【図23】画面例11を示す図である。
【図24】画面例12を示す図である。
【図25】画面例13を示す図である。
【図26】画面例14を示す図である。
【図27】冷凍エビフライの画面例2を示す図である。
【図28】冷凍エビフライの画面例3を示す図である。
【図29】冷凍エビフライの画面例4を示す図である。
【図30】冷凍エビフライの画面例5を示す図である。
【図31】冷凍エビフライの画面例6を示す図である。
【図32】冷凍エビフライの画面例7を示す図である。
【図33】冷凍エビフライの画面例9を示す図である。
【図34】冷凍エビフライの画面例10を示す図であ
る。
【図35】冷凍エビフライの画面例11を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 貿易手続センター 11 保険端末 12 銀行端末 13 荷主端末 14 認証機関端末 15 登録機関端末 16 運輸端末 20 貿易手続システム関連データベース 31〜33 端末 34 輸送機関予約システム 35 輸送機関予約システム 40 貿易手続センターの機能及び手段 50 輸出入統計品目データベース 51 貿易関連必要書類確認データベース 52 貿易取引管理データベース 53 進捗状況確認データベース 60、65、66 貿易手続センターでの処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 BB00 BB11 BB31 CC00 CC02 CC03 CC06 DD01 DD05 EE00 EE05 FF03 GG04 GG07 5B075 KK07 ND20 PP02 PP03 PP12 PP22 PQ02 UU40

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末と貿易手続きセンターから構
    成される貿易手続きシステムであって、 前記貿易手続きセンターは、輸出入品名と輸出入統計品
    目番号とを対応させた輸出入統計品目番号データベース
    と、前記端末から受信した輸出入品名をキーに前記輸出
    入統計品目番号データベースを検索する検索手段と、該
    検索手段が検索した輸出入統計品目番号を、前記端末に
    送信して、該端末からの検索要求に応答する応答手段
    と、 前記端末は、輸出入品名を前記貿易手続きセンターに送
    信して、前記輸出入統計品目番号を要求する要求手段
    と、輸出入統計品目番号を受信して、該端末の画面に輸
    出入統計品目番号を出力する出力手段と、 を有することを特徴とする貿易手続きシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の貿易手続きシステムにお
    いて、 前記貿易手続きセンターは、前記検索手段が検索した結
    果、複数の輸出入統計品目番号が出力された場合、複数
    の輸出入統計品目番号とその輸出入統計品目番号に関す
    る情報とを前記端末に送信し、 前記端末は、複数の輸出入統計品目番号とその輸出入統
    計品目番号に関する情報とを表示し、その輸出入統計品
    目番号の情報から最適な輸出入統計品目番号を選択する
    ことを特徴とする貿易手続きシステム。
  3. 【請求項3】 複数の端末と貿易手続きセンターから構
    成される貿易手続きシステムであって、 前記貿易手続きセンターは、輸出入国名、輸出入統計品
    目番号、数量、金額及び用途の一つ又は複数の組み合わ
    せと輸出入手続きに必要な書類とを対応させた貿易関連
    必要書類確認データベースと、輸出入国名、輸出入統計
    品目番号、数量、金額及び用途の一つ又は複数の組み合
    わせをキーに前記貿易関連必要書類確認データベースを
    検索する検索手段と、該検索手段が検索した輸出入手続
    きに必要な書類を、前記端末に送信して、該端末からの
    検索要求に応答する応答手段とを有し、 前記端末は、輸出入国名、輸出入統計品目番号、数量、
    金額及び用途の一つ又は複数の組み合わせからなる必要
    な書類を特定する情報を前記貿易手続きセンターに送信
    して、前記輸出入手続きに必要な書類を要求する要求手
    段と、輸出入手続きに必要な書類を受信して、該端末の
    画面に輸出入手続きに必要な書類を出力する出力手段と
    を有することを特徴とする貿易手続きシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の貿易手続きシステムにお
    いて、 前記貿易関連必要書類確認データベースは、更に、前記
    必要な書類の提出先、必要な書類を必要とする根拠法、
    手続きにかかる日数又は手続きにかかる料金を前記必要
    な書類に関係づけて有しており、 前記応答手段は、必要な書類の提出先、必要な書類を必
    要とする根拠法、手続きにかかる日数及び手続きにかか
    る料金の内、一つ又は複数の事項に関する情報を、前記
    必要な書類に付加して、前記端末に応答し、 前記端末の出力手段は、前記応答手段からの前記応答を
    受信して、該端末の画面に、輸出入手続きに必要な書類
    と関係づけて、必要な書類の提出先、必要な書類を必要
    とする根拠法、手続きにかかる日数及び手続きにかかる
    料金の内、一つ又は複数の事項に関する情報を出力する
    ことを特徴とする貿易手続きシステム。
  5. 【請求項5】 複数の端末と貿易手続きセンターから構
    成される貿易手続きシステムであって、 前記貿易手続きセンターは、個々の貿易取引と該貿易取
    引に必要な手続きの状況を対応づけた進捗状況確認デー
    タベースと、個々の貿易取引を特定する情報をキーに前
    記進捗状況確認データベースを検索する検索手段と、該
    検索手段が検索した特定の貿易取引の手続きの状況を、
    前記端末に送信して、該端末からの検索要求に応答する
    応答手段とを有し、 前記端末は、個々の貿易取引を特定する情報を記貿易手
    続きセンターに送信して、特定の貿易取引の手続きの状
    況を要求する要求手段と、特定の貿易取引の手続きの状
    況を受信して、該端末の画面に貿易取引の手続きの状況
    を出力する出力手段とを有することを特徴とする貿易手
    続きシステム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の貿易手続きシステムにお
    いて、 前記進捗状況確認データベースは、更に、次に行うべき
    アクション又は手続きに関する情報を前記貿易取引に必
    要な手続きに関係づけて有しており、 前記応答手段は、前記次に行うべきアクション又は手続
    きに関する情報を、前記必要な手続きに付加して、前記
    端末に応答し、 前記端末は、前記応答手段からの前記応答を受信して、
    該端末の画面に、前記必要な手続きに関係づけて、前記
    次に行うべきアクション又は手続きに関する情報を出力
    することを特徴とする貿易手続きシステム。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の貿易手続きシステムにお
    いて、 前記貿易手続センターは、輸送機関の予約システムにア
    クセスして、前記進捗状況確認データベースに輸送機関
    のタイムテーブル、空き情報等の予約に必要な情報を格
    納し、 前記貿易手続センターの前記検索手段は、前記端末から
    受信した輸送機関予約条件をキーにして、前記前記進捗
    状況確認データベースを検索して、予約可能輸送機関を
    検索し、 前記貿易手続センターの前記応答手段は、該検索手段が
    検索した予約可能輸送機関に関する情報を、前記端末に
    送信して、該端末からの検索要求に応答し、 前記端末の要求手段は、当該貿易に関する必要な輸送機
    関の条件である輸送機関予約条件を、貿易手続センター
    に送信して輸送機関の予約を要求し、 前記端末の出力手段は、前記応答手段からの前記応答を
    受信して、該端末の画面に、前記予約可能輸送機関に関
    する情報を出力することを特徴とする貿易手続きシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の貿易手続きシステムにお
    いて、 前記貿易手続センターの前記検索手段は、予約可能輸送
    機関の検索の結果を、前記輸送機関の条件に合致する順
    に輸送機関を出力し、 前記貿易手続センターの前記応答手段は、前記合致する
    順位を含めて、前記端末に応答し、 前記端末の出力手段は、前記応答手段からの前記応答を
    受信して、該端末の画面に、前記輸送機関の条件に合致
    する順に、前記予約可能輸送機関に関する情報を出力す
    ることを特徴とする貿易手続きシステム。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の貿易手続きシステムにお
    いて、 前記端末は、該端末の画面に出力された前記予約可能輸
    送機関の一つを選択して、上記貿易手続センターに送信
    することにより、 貿易手続センターは、輸送機関の予約システムにアクセ
    スして、輸送機関の予約を行うことを特徴とする貿易手
    続システム。
  10. 【請求項10】 複数の端末と貿易手続きセンターから
    構成される貿易手続きシステムであって、 前記貿易手続きセンターは、貿易手続関係書類のフォー
    マットを記憶した輸出入関連書類フォーマットデータベ
    ースと、前記端末が入力した書類作成に必要な書類記載
    事項と前記輸出入関連書類フォーマットデータベースを
    用いて提出書類を自動作成する貿易関連手続き書類自動
    作成手段とを有し、 前記端末は、必要書類を特定し、書類作成に必要な書類
    記載事項を入力する書類記載事項入力手段と、該書類記
    載事項入力手段により入力された書類記載事項を、前記
    貿易手続きセンターに送信して、貿易関連手続き書類自
    動作成を要求する要求手段とを有することを特徴とする
    貿易手続きシステム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の貿易手続きシステム
    において、 前記貿易手続きセンターは、前記貿易関連手続き書類自
    動作成手段が、貿易関連手続き書類を自動作成した後
    に、当該貿易関連手続き書類の自動作成の状態に関し
    て、自動作成された書類名とその書類番号、自動作成さ
    れなかった書類名とその理由及び特定書類における自動
    記入されなかった事項とその理由について、その一部又
    は全部の書類自動作成状態情報を、自動的又は前記端末
    からの要求に基づいて、前記端末に送信する送信手段を
    有し、 前記端末は、前記貿易手続センターからの前記書類自動
    作成状態情報を受信して、該端末の画面に、前記書類自
    動作成状態情報を出力することを特徴とする貿易手続き
    システム。
  12. 【請求項12】 複数の端末と共に貿易手続きシステム
    を構成する貿易手続きセンターであって、 輸出入品名と輸出入統計品目番号とを対応させた輸出入
    統計品目番号データベースと、前記端末から受信した輸
    出入品名をキーに前記輸出入統計品目番号データベース
    を検索する検索手段と、該検索手段が検索した輸出入統
    計品目番号を、前記端末に送信して、該端末からの検索
    要求に応答する応答手段と、 を有することを特徴とする貿易手続きセンター。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の貿易手続きセンター
    において、 前記検索手段が検索した結果、複数の輸出入統計品目番
    号が出力された場合、複数の輸出入統計品目番号とその
    輸出入統計品目番号に関する情報とを前記端末に送信す
    ることを特徴とする貿易手続きセンター。
  14. 【請求項14】 複数の端末と共に貿易手続きシステム
    を構成する貿易手続きセンターであって、 輸出入国名、輸出入統計品目番号、数量、金額及び用途
    の一つ又は複数の組み合わせと輸出入手続きに必要な書
    類とを対応させた貿易関連必要書類確認データベース
    と、輸出入国名、輸出入統計品目番号、数量、金額及び
    用途の一つ又は複数の組み合わせをキーに前記貿易関連
    必要書類確認データベースを検索する検索手段と、該検
    索手段が検索した輸出入手続きに必要な書類を、前記端
    末に送信して、該端末からの検索要求に応答する応答手
    段とを有することを特徴とする貿易手続きシステム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の貿易手続きセンター
    において、 前記貿易関連必要書類確認データベースは、更に、前記
    必要な書類の提出先、必要な書類を必要とする根拠法、
    手続きにかかる日数又は手続きにかかる料金に関する情
    報を前記必要な書類に関係づけて有しており、 前記応答手段は、前記必要な書類の提出先、必要な書類
    を必要とする根拠法、手続きにかかる日数又は手続きに
    かかる料金の内一つ又は複数の事項に関する情報を付加
    して、前記端末に応答し、 前記端末は、前記応答手段からの前記応答を受信して、
    該端末の画面に、輸出入手続きに必要な書類と関係づけ
    て、前記必要な書類の提出先、必要な書類を必要とする
    根拠法、手続きにかかる日数又は手続きにかかる料金の
    内一つ又は複数の事項に関する情報を出力することを特
    徴とする貿易手続きセンター。
  16. 【請求項16】 複数の端末と共に貿易手続きシステム
    を構成する貿易手続きセンターであって、 個々の貿易取引と該貿易取引に必要な手続きの状況を対
    応づけた進捗状況確認データベースと、個々の貿易取引
    を特定する情報をキーに前記進捗状況確認データベース
    を検索する検索手段と、該検索手段が検索した特定の貿
    易取引の手続きの状況を、前記端末に送信して、該端末
    からの検索要求に応答する応答手段とを有することを特
    徴とする貿易手続きセンター。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の貿易手続きセンター
    において、 前記進捗状況確認データベースは、更に、次に行うべき
    アクション又は手続きに関する情報を前記貿易取引に必
    要な手続きに関係づけて有しており、 前記応答手段は、前記次に行うべきアクション又は手続
    きに関する情報を、前記必要な手続きに付加して、前記
    端末に応答することを特徴とする貿易手続きセンター。
  18. 【請求項18】 請求項16記載の貿易手続きセンター
    において、 前記進捗状況確認データベースは、更に、輸送機関の予
    約システムにアクセスして、前記進捗状況確認データベ
    ースに輸送機関のタイムテーブル、空き情報等の予約に
    必要な情報を有しており、 前記検索手段は、前記端末から受信した輸送機関予約条
    件をキーにして、前記前記進捗状況確認データベースを
    検索して、予約可能輸送機関を検索し、 該検索手段が検索した予約可能輸送機関に関する情報
    を、前記端末に送信して、該端末からの検索要求に応答
    することを特徴とする貿易手続きセンター。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の貿易手続きセンター
    において、 前記検索手段は、予約可能輸送機関の検索の結果を、前
    記輸送機関の条件に合致する順に輸送機関を出力し、 前記応答手段は、前記合致する順位を含めて、前記端末
    に応答することを特徴とする貿易手続きシステム。
  20. 【請求項20】 複数の端末と共に貿易手続きシステム
    を構成する貿易手続きセンターであって、 貿易手続関係書類のフォーマットを記憶した輸出入関連
    書類フォーマットデータベースと、提出書類を自動作成
    する貿易関連手続き書類自動作成手段とを有し、 該貿易関連手続き書類自動作成手段は、前記端末が入力
    した書類作成に必要な書類記載事項と前記輸出入関連書
    類フォーマットデータベースを用いて、貿易関連手続き
    書類の自動作成を行うことを特徴とする貿易手続きセン
    ター。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の貿易手続きセンター
    において、 前記貿易関連手続き書類自動作成手段が、貿易関連手続
    き書類を自動作成した後に、当該貿易関連手続き書類の
    自動作成の状態に関して、自動作成された書類名とその
    書類番号、自動作成されなかった書類名とその理由及び
    特定書類における自動記入されなかった事項とその理由
    について、その一部又は全部の書類自動作成状態情報
    を、前記端末に送信する送信手段をすることを特徴とす
    る貿易手続きセンター。
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