JP2001282700A - インタフェースカード、電子システム、及びインタフェースカードのインタフェース切り替え方法 - Google Patents

インタフェースカード、電子システム、及びインタフェースカードのインタフェース切り替え方法

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JP2001282700A
JP2001282700A JP2000095693A JP2000095693A JP2001282700A JP 2001282700 A JP2001282700 A JP 2001282700A JP 2000095693 A JP2000095693 A JP 2000095693A JP 2000095693 A JP2000095693 A JP 2000095693A JP 2001282700 A JP2001282700 A JP 2001282700A
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electronic device
interface
card
conductive
interface card
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Muneji Hamano
宗二 浜野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インタフェースケーブルを接続するための目
的とするインタフェースコネクタを容易に選択すること
ができるインタフェースカード等を提供する。 【解決手段】 インタフェースカードのインタフェース
選択状態について、1つの取付穴7または14と、カー
ド固定用導電ビス32と、コンピュータ(A)の板金3
3と、前記取付穴7または14に隣接した導電パターン
7,8または9,10とによって構成される導通ルート
によって検知する。これにより、インタフェースカード
がコンピュータ(A)に目的のコンピュータ(B)との
インタフェースを選択検知するように正しく装着されて
いれば、外部に露出した唯一のインタフェースコネクタ
を使って、前記コンピュータ(B)と前記コンピュータ
(A)をインタフェースケーブル52で接続し、前記コ
ンピュータ(B)と前記コンピュータ(A)間でデータ
通信を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主装置に装着され
て該主装置と他装置とのデータ通信を可能にするインタ
フェースカード等に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータや複写機等の電子装
置は、ネットワーク対応インタフェースや他のコンピュ
ータとのデータ通信を行う際に、装置の拡張スロットに
インタフェースカードをオプションとして装着し、使用
する方式が増えている。
【0003】これらインタフェースカードは、例えば非
同期型シリアルインタフェースや、同期型シリアルイン
タフェース等の類似したシリアルデータ通信方式を単独
で採るのが一般的である。
【0004】しかし、異なる通信方式のインタフェース
カードの装着を必要とする場合には、インタフェースカ
ードの種類が増えることになり、メーカーサイドの商品
管理費用が増大するという問題がある。
【0005】そのための一対策として、1つのインタフ
ェースカードで複数種の通信方式に対応可能なインタフ
ェースカードが考えられている。例えば、前記非同期型
シリアルインタフェースと同期型シリアルインタフェー
スの両方の回路を搭載し、そのための他装置とのインタ
フェースコネクタが複数外部に開放搭載した構成のもの
が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1つの
インタフェースカードで複数種の通信方式に対応可能な
インタフェースカードでは、上述したように複数のイン
タフェースコネクタが開放搭載されることになるので、
インタフェースケーブルを接続するための目的とするイ
ンタフェースコネクタを容易に選択することができな
い、という問題があった。
【0007】本発明は上記従来の問題点に鑑み、インタ
フェースケーブルを接続するための目的とするインタフ
ェースコネクタを容易に選択することができるインタフ
ェースカード等を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係るインタフェースカードで
は、第1の電子装置とのデータ通信が可能な複数のイン
タフェース手段と、第2の電子装置とのデータ通信が可
能な複数のインタフェース手段とを備え、前記第1の電
子装置に装着されて該第1の電子装置と前記第2の電子
装置との間のデータ通信を可能にするインタフェースカ
ードであって、前記複数のインタフェース手段を切り替
えるための所定の切り替え条件を検出する検出手段と、
前記検出手段の検出結果に応じて、前記第1の電子装置
との複数のインタフェース手段のうちの1つのインタフ
ェース手段だけを該第1の電子装置とのインタフェース
手段として選択すると共に、前記第2の電子装置との複
数のインタフェース手段のうちの1つのインタフェース
手段だけを前記第2の電子装置とのインタフェース手段
として選択する切り替え手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0009】請求項2記載の発明に係るインタフェース
カードでは、請求項1記載のインタフェースカードにお
いて、前記検出手段は、絶縁カード基板に穿設された複
数の取付穴のいずれを使用して、導電ビスによって前記
第1の電子装置にカード本体が固定されたかを検出する
構成とし、前記切り替え手段は、前記検出手段の検出結
果に応じて、前記第1の電子装置とのインタフェース手
段及び前記第2の電子装置とのインタフェース手段を選
択する構成にしたことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明に係るインタフェース
カードでは、請求項2記載のインタフェースカードにお
いて、前記検出手段は、前記絶縁カード基板の取付穴の
1つに嵌入された前記導電ビスと、前記第1の電子装置
の導電板金と、前記取付穴に隣接した導電パターンとに
よって構成される導通ルートの電位に基づいて検出動作
を行う手段であることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明に係るインタフェース
カードでは、請求項2記載のインタフェースカードにお
いて、前記検出手段は、前記絶縁カード基板の複数の取
付穴にそれぞれ嵌入された複数の導電ビスと、前記第1
の電子装置の導電板金と、前記複数の取付穴にそれぞれ
隣接した複数の第1の導電パターンと、それらの第1の
導電パターンを結ぶ第2の導電パターンとによって構成
される導通ルートの電位に基づいて検出動作を行う手段
であることを特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明に係るインタフェース
カードでは、請求項1乃至請求項4記載のインタフェー
スカードにおいて、前記切り替え手段が、前記第1の電
子装置との複数のインタフェース手段うちのいずれも選
択しないとき、または前記第2の電子装置との複数のイ
ンタフェース手段のうちのいずれのインタフェース手段
も選択しないときは、その選択状態を示す第1の信号を
前記第1の電子装置に対して通知する構成としたことを
特徴とする。
【0013】請求項6記載の発明に係るインタフェース
カードでは、請求項1乃至請求項5記載のインタフェー
スカードにおいて、前記切り替え手段が、前記第1の電
子装置とのインタフェース手段を複数選択したとき、ま
たは前記第2の電子装置とのインタフェース手段を複数
選択したときは、その選択状態を示す第2の信号を前記
第1の電子装置に対して通知する構成としたことを特徴
とする。
【0014】請求項7記載の発明に係るインタフェース
カードでは、請求項1乃至請求項6記載のインタフェー
スカードにおいて、前記切り替え手段の選択状態を、予
め決められた一定時間毎に監視し、その監視中に異なる
選択結果が検出されたときは、その選択状態を示す第3
の信号を前記第1の電子装置に対して通知する構成とし
たことを特徴とする。
【0015】請求項8記載の発明に係る電子システムで
は、第1の電子装置と第2の電子装置とがインタフェー
スカードを介して接続された電子システムにおいて、前
記インタフェースカードは、前記第1の電子装置とのデ
ータ通信が可能な複数のインタフェース手段と、前記第
2の電子装置とのデータ通信が可能な複数のインタフェ
ース手段とを備え、さらに、前記第1の電子装置との複
数のインタフェース手段のうち1つのインタフェース手
段だけを該第1の電子装置とのインタフェース手段とし
て選択すると共に、前記第2の電子装置との複数のイン
タフェース手段のうちの1つのインタフェース手段だけ
を前記第2の電子装置とのインタフェース手段として選
択する切り替え手段を備えたことを特徴とする。
【0016】請求項9記載の発明に係る電子システムで
は、請求項8記載の電子システムにおいて、前記インタ
フェースカードの前記切り替え手段は、絶縁カード基板
に穿設された複数の取付穴のいずれを使用して、導電ビ
スによって前記第1の電子装置にカード本体が固定され
たかを検出する検出手段と、その検出結果に応じて、前
記第1の電子装置とのインタフェース手段及び前記第2
の電子装置とのインタフェース手段を選択する選択手段
とを備えたことを特徴とする。
【0017】請求項10記載の発明に係る電子システム
では、請求項9記載の電子システムにおいて、前記イン
タフェースカードの前記検出手段は、前記絶縁カード基
板の取付穴の1つに嵌入された前記導電ビスと、前記第
1の電子装置の導電板金と、前記取付穴に隣接した導電
パターンとによって構成される導通ルートの電位に基づ
いて検出動作を行う構成にしたことを特徴とする。
【0018】請求項11記載の発明に係る電子システム
では、請求項9記載の電子システムにおいて、前記イン
タフェースカードの前記検出手段は、前記絶縁カード基
板の複数の取付穴にそれぞれ嵌入された複数の導電ビス
と、前記第1の電子装置の導電板金と、前記複数の取付
穴にそれぞれ隣接した複数の第1の導電パターンと、そ
れらの第1の導電パターンを結ぶ第2の導電パターンと
によって構成される導通ルートの電位に基づいて検出動
作を行う構成にしたことを特徴とする。
【0019】請求項12記載の発明に係る電子システム
では、請求項8乃至請求項11記載の電子システムにお
いて、前記インタフェースカードは、前記切り替え手段
が、前記第1の電子装置との複数のインタフェース手段
うちのいずれも選択しないとき、または前記第2の電子
装置との複数のインタフェース手段のうちのいずれのイ
ンタフェース手段も選択しないときは、この選択状態を
示す第1の信号を前記第1の電子装置に対して通知する
第1の通知手段を有し、前記第1の電子装置は、前記第
1の信号に基づいて、前記選択状態を表す旨の情報を外
部に報知すると共に、前記第2の電子装置とのデータ通
信を禁止する手段を備えたことを特徴とする。
【0020】請求項13記載の発明に係る電子システム
では、請求項8乃至請求項12記載の電子システムにお
いて、前記インタフェースカードは、前記切り替え手段
が、前記第1の電子装置とのインタフェース手段を複数
選択したとき、または前記第2の電子装置とのインタフ
ェース手段を複数選択したときは、その選択状態を示す
第2の信号を前記第1の電子装置に対して通知する第2
の通知手段を有し、前記第1の電子装置は、前記第2の
信号に基づいて、前記選択状態を表す旨の情報を外部に
報知すると共に、前記第2の電子装置とのデータ通信を
禁止する手段を備えたことを特徴とする。
【0021】請求項14記載の発明に係る電子システム
では、請求項8乃至請求項13記載の電子システムにお
いて、前記インタフェースカードは、前記切り替え手段
の選択状態を予め決められた一定時間毎に監視し、その
監視中に異なる選択結果が検出されたときは、この選択
状態を示す第3の信号を前記第1の電子装置に対して通
知する第3の通知手段を有し、前記第1の電子装置は、
前記第3の信号に基づいて、前記選択状態を表す旨の情
報を外部に報知すると共に、前記第2の電子装置とのデ
ータ通信を禁止する手段を備えたことを特徴とする。
【0022】請求項15記載の発明に係るインタフェー
スカードのインタフェース切り替え方法では、第1の電
子装置とのデータ通信が可能な複数のインタフェース手
段と、第2の電子装置とのデータ通信が可能な複数のイ
ンタフェース手段とを備え、前記第1の電子装置に装着
されて該第1の電子装置と第2の電子装置との間のデー
タ通信を可能にするインタフェースカードのインタフェ
ース切り替え方法であって、所定の切り替え条件を検出
する検出処理を行い、その検出結果に応じて、前記第1
の電子装置との複数のインタフェース手段のうちの1つ
のインタフェース手段だけを該第1の電子装置とのイン
タフェース手段として選択すると共に、前記第2の電子
装置との複数のインタフェース手段のうちの1つのイン
タフェース手段だけを前記第2の電子装置とのインタフ
ェース手段として選択することを特徴とする。
【0023】請求項16記載の発明に係るインタフェー
スカードのインタフェース切り替え方法では、請求項1
5記載のインタフェースカードのインタフェース切り替
え方法において、前記検出処理は、絶縁カード基板に穿
設された複数の取付穴のいずれを使用して、導電ビスに
よって前記第1の電子装置にカード本体が固定されたか
を検出することを特徴とする。
【0024】請求項17記載の発明に係るインタフェー
スカードのインタフェース切り替え方法では、請求項1
5記載のインタフェースカードのインタフェース切り替
え方法において、前記検出処理は、前記絶縁カード基板
の取付穴の1つに嵌入された前記導電ビスと、前記第1
の電子装置の導電板金と、前記取付穴に隣接した導電パ
ターンとによって構成される導通ルートの電位に基づい
て行うことを特徴とする。
【0025】請求項18記載の発明に係るインタフェー
スカードのインタフェース切り替え方法では、請求項1
5記載のインタフェースカードのインタフェース切り替
え方法において、前記検出処理は、前記絶縁カード基板
の複数の取付穴にそれぞれ嵌入された複数の導電ビス
と、前記第1の電子装置の導電板金と、前記複数の取付
穴にそれぞれ隣接した複数の第1の導電パターンと、そ
れらの第1の導電パターンを結ぶ第2の導電パターンと
によって構成される導通ルートの電位に基づいて行うこ
とを特徴とする。
【0026】請求項19記載の発明に係るインタフェー
スカードのインタフェース切り替え方法では、請求項1
5乃至請求項18記載のインタフェースカードのインタ
フェース切り替え方法において、前記インタフェースカ
ードが前記第1の電子装置との複数のインタフェース手
段うちのいずれも選択しないとき、または前記第2の電
子装置との複数のインタフェース手段のうちのいずれの
インタフェース手段も選択しないときは、この選択状態
を表す旨の情報を外部に報知すると共に、前記第2の電
子装置とのデータ通信を禁止することを特徴とする。
【0027】請求項20記載の発明に係るインタフェー
スカードのインタフェース切り替え方法では、請求項1
5乃至請求項19記載のインタフェースカードのインタ
フェース切り替え方法において、前記インタフェースカ
ードが前記第1の電子装置とのインタフェース手段を複
数選択したとき、または前記第2の電子装置とのインタ
フェース手段を複数選択したときは、その選択状態を表
す旨の情報を外部に報知すると共に、前記第2の電子装
置とのデータ通信を禁止することを特徴とする。
【0028】請求項21記載の発明に係るインタフェー
スカードのインタフェース切り替え方法では、請求項1
5乃至請求項20記載のインタフェースカードのインタ
フェース切り替え方法において、前記インタフェースカ
ードの選択状態を予め決められた一定時間毎に監視し、
その監視中に異なる選択結果が検出されたときは、その
選択状態を表す旨の情報を外部に報知すると共に、前記
第2の電子装置とのデータ通信を禁止することを特徴と
する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0030】[第1実施形態]図1は、本発明の第1実
施形態に係るインタフェースカードの構成を示す図であ
る。
【0031】このインタフェースカード50は、電気基
板(PCB)1を有し、この電気基板1上には、当該イ
ンタフェースカード50の動作を制御するICチップの
制御部2と、コンピュータ(A)とのインタフェースコ
ネクタ(A)3と、シリアルインタフェースI/F
(A)4と、コネクタ(A)3と排他的に使用されるコ
ンピュータ(A)とのインタフェースコネクタ(B)5
と、シリアルインタフェース(B)6とが搭載されてい
る。
【0032】シリアルインタフェース(A)4は、コネ
クタ(A)3を使用したときにインタフェースケーブル
46を介してコンピュータ(B)と通信を行い、シリア
ルインタフェース(B)6は、コネクタ(B)5を使用
したときにコンピュータ(B)とインタフェースケーブ
ル56を介して通信を行うように選択制御される。
【0033】また、図中の7,9は基板1表側の導電パ
ターンである。導電パターン7は、コネクタ(A)3と
シリアルI/F(A)4を使用してコンピュータ(B)
と通信する状態に設定するときに、基板1をコンピュー
タ(A)にねじ止めで固定するための取付穴12(穴の
中は導電パターンが無い)に丸く隣接して囲んだ導電パ
ターンであり、シルクパターンやレジストパターン等で
表面を覆われていない導電部が剥き出しのエリアを持
つ。
【0034】導電パターン9は、コネクタ(B)5とシ
リアルI/F(B)6を使用してコンピュータ(B)と
通信状態に設定するときに、基板1をコンピュータ
(A)にねじ止めで固定するための取付穴14(穴の中
は導電パターンが無い)に丸く隣接して囲んだ導電パタ
ーンであり、表面を覆われていない導電部が剥き出しの
エリアを持つ。
【0035】さらに、8,10は、導電パターン7,9
とそれぞれ対象に基板1の裏側にある導電パターンであ
り、同じく導電部が剥き出しのエリアを持つ。ここで、
上記導電パターン7,9は電源側に接続され、導電パタ
ーン8,10はグランド側に接続されている。
【0036】図2は、図1に示したインタフェースカー
ド50の回路図を示すものである。
【0037】導電パターン7,8は、基板1を導電性ビ
スで締め付け固定したときに、その導電性ビスとコンピ
ュータ(A)の基板固定用導電性板金とで通電し、*S
ABON端子を“H”レベルから“L”レベルに遷移さ
せることになる。
【0038】また、導電パターン9,10は、基板1を
導電性ビスで締め付け固定したときに、その導電性ビス
とコンピュータ(A)の基板固定用導電性板金とで通電
し、*SBBON端子を“H”レベルから“L”レベル
に遷移させることになる。
【0039】図3は、図1に示したインタフェースカー
ド50をコンピュータ(A)に固定したときの基板1の
固定用取付穴12または14の断面図である。
【0040】図中の32は、基板1を固定するための導
電性ビスであり、33はコンピュータ(A)の導電性板
金である。基板固定用の取付穴12(14)に隣接した
基板表裏面の導電パターン7(9)と8(10)は、導
電性ビス32を介さない状態では電気的に絶縁されてい
る。
【0041】ここで、図1に示したインタフェースカー
ド50を使用して、コンピュータ(A)とコンピュータ
(B)とを接続する際において、コネクタ(A)3をコ
ンピュータ(A)側に接続し、シリアルI/F(A)4
をコンピュータ(B)との通信用に接続した場合のシス
テム構成を図4に示す。また、この場合のシステム構成
において、コンピュータ(A)からコンピュータ(B)
に8ビットデータ「A5」(16進数)を送ったときの
タイミングチャートを図5に示し、逆に、コンピュータ
(B)からコンピュータ(A)に8ビットデータ「5
A」(16進数)を送ったときのタイミングチャートを
図6に示す。
【0042】一方、コネクタ(B)5をコンピュータ
(A)側に接続し、シリアルI/F(B)6をコンピュ
ータ(B)との通信用に接続した場合のシステム構成を
図7に示す。この場合のシステム構成において、コンピ
ュータ(A)からコンピュータ(B)に8ビットデータ
「5A」(16進数)を送ったときのタイミングチャー
トを図8に示し、逆に、コンピュータ(B)からコンピ
ュータ(A)に8ビットデータ「A5」(16進数)を
送ったときのタイミングチャートを図9に示す。
【0043】次に、本実施形態の動作について説明す
る。 〈コンピュータ(A)の動作の概要〉まず、本実施形態
に係るコンピュータ(A)の動作について、図10のフ
ローチャートを用いて説明する。なお、この図10のフ
ローチャートに従ったプログラムをコンピュータ(A)
の記憶装置に格納し動作することにより、以下の制御方
法を実現させることが可能となる。
【0044】システムの電源をオンにすると(ステップ
S101)、インタフェースカード50の*SABON
端子が“L”レベル(*SABON=0)か否かを判断
する(ステップS102)。その答えがNoであるとき
は、*SBBON端子が“L”レベル(*SBBON=
0)か否かを判断する(ステップS103)。その答え
がYesであるときは、シリアルI/F(B)6とコネ
クタ(B)5が接続状態にあると判断し、*SBRST
端子に“L”レベルパルスを出力する(ステップS10
4)。その後、コンピュータ(A)は、シリアルI/F
(B)を使ってコンピュータ(B)と通信を行う(ステ
ップS105)。
【0045】一方、ステップS102の処理でYes、
つまり*SABON=0であれば、さらに*SBBON
=0かを判断する(ステップS106)。その答えがY
esであるときはコンピュータ(A)はエラー表示を行
う(ステップSl07)。
【0046】また、ステップS106の答えがNo、つ
まり*SBBON=1であるときはシリアルI/F
(A)4とコネクタ(A)3が接続状態にあると判断
し、*SARST端子に“L”レベルパルスを出力する
(ステップS108)。その後、コンピュータ(A)は
シリアルI/F(A)4を使ってコンピュータ(B)と
通信する(ステップS109)。
【0047】〈シリアルI/F(A)4を使う場合〉シ
リアルI/F(A)4を使う場合のシステム設定は、シ
リアルI/F(A)4を使ってコンピュータ(A)とコ
ンピュータ(B)が通信できるように図4のシステムを
構成していくことになる。まず、コンピュータ(A)の
拡張スロットにインタフェースカード50のコネクタ
(A)3を挿入し、取付穴11と12をコンピュータ
(A)の固定用板金33に導電性ビス32で固定する。
その後、シリアルI/F(A)4とコンピュータ(B)
をインタフェースケーブル52で接続する。
【0048】シリアルI/F(A)4を使った場合のコ
ンピュータ(A)とコンピュータ(B)の通信動作は、
次のようになる。
【0049】図4に示したシステムにおいて、システム
電源がオンされると(ステップS101)、インタフェ
ースカード50の*SABON端子が“L”レベルであ
るか否かを判断する(ステップS102)。
【0050】インタフェースカード50の基板1をコン
ピュータ(A)に固定する際に、導電パターン7,8が
基板1を止める導電ビス32と板金33で導通状態とな
っているため、*SABON=0と判断され、ステップ
S106へ遷移し、*SBBON=0であるか否かを判
断する。
【0051】ステップS106の答えがYesであれ
ば、シリアルI/F(A)4とシリアルI/F(B)6
の両方が選択されたことになるため、システムエラーを
表示する(ステップS107)。その答えがNoであれ
ばシリアルI/F(A)4が選択され、システムとして
正常な判断であるので、図5または図6に示すように*
SARST端子に“L”レベルパルスを出力する(ステ
ップS108)。その後、シリアルI/F(A)4を使
ってコンピュータ(B)と通信する(ステップS10
9)。
【0052】〈シリアルI/F(B)6を使う場合〉シ
リアルI/F(B)6を使う場合のシステム設定は、シ
リアルI/F(B)6を使ってコンピュータ(A)とコ
ンピュータ(B)が通信できるように図7のシステムを
構成していくことになる。まず、コンピュータ(A)の
拡張スロットにインタフェースカード50のコネクタ
(B)5を挿入し、取付穴13,14をコンピュータ
(A)の固定用板金33に導電ビス32で固定する。そ
の後に、シリアルI/F(B)6とコンピュータ(B)
とをインタフェースケーブル53で接続する。
【0053】シリアルI/F(B)6を使った場合のコ
ンピュータ(A)とコンピュータ(B)の通信動作は、
次のようになる。
【0054】図7に示したシステムにおいて、システム
電源をオンすると(ステップS101)、インタフェー
スカード50の*SABON端子が“L”レベル(*S
ABON=0)であるか否かを判断する(ステップS1
02)。正しい設置状況であれば、取付穴13,14で
インタフェースカード50が基板1が固定されているた
め、取付穴12の導電パターン7,8は絶縁状態となっ
ている。
【0055】従ってステップS102の答えはNoと判
断され、ステップS103へ遷移し、続いて*SBBO
N=0であるか否かを判断する(ステップS103)。
その答えがNoであれば、インタフェースカード50が
末装着と判断されるため、ステップS102に戻る。
【0056】インタフェースカード50の基板1をコン
ピュータ(A)に固定すると、取付穴14の導電パター
ン9と10が基板1を止める導電性ビス32と板金33
で導通状態となる。これによって、ステップS103は
Yesとなり、シリアルI/F(B)6が選択されたと
判断されて、図8または図9に示すように*SBRST
端子に“L”レベルパルスを出力する(ステップS10
4)。その後、シリアルI/F(B)6を使ってコンピ
ュータ(B)と通信する(ステップS105)。
【0057】このように、本実施形態では、インタフェ
ースカードのインタフェース選択状態について、1つの
取付穴7または14と、カード固定用導電ビス32と、
コンピュータ(A)の板金33と、前記取付穴7または
14に隣接した導電パターン7,8または9,10とに
よって構成される導通ルート(検出手段)によって検知
する。
【0058】これにより、インタフェースカードがコン
ピュータ(A)に目的のコンピュータ(B)とのインタ
フェースを選択検知するように正しく装着されていれ
ば、外部に露出した唯一のインタフェースコネクタを使
って、前記コンピュータ(B)と前記コンピュータ
(A)をインタフェースケーブル52で接続し、前記コ
ンピュータ(B)と前記コンピュータ(A)間でデータ
通信を行うことができ、インタフェースコネクタを選択
するに際し、たとえ初心者であっても迷うことなく容易
にインタフェースケーブルを接続できる。
【0059】また、上記検知手段により、当該インタフ
ェースカード50の装着状況をコンピュータ(A)が確
認し、ユーザに装着状況を知らせることができる。また
当該インタフェースカード50の装着が不適切であれ
ば、その取り付けを正しく修正するよう促すことができ
る(エラー表示)。さらにインタフェースカード50が
不充分な装着状態のときにコンピュータ(A)とコンピ
ュータ(B)とのデータ通信を停止し、当該システムの
故障を未然に防ぐことができる。
【0060】なお、本実施形態において、上記検出手段
がインタフェース(A)4と(B)6のいずれの選択も
検出していなければ、「当該カードのいずれのインタフ
ェースも選択されていない」旨をコンピュータ(A)の
操作者に対して表示し、コンピュータ(B)とのデータ
通信を行わないように構成してもよい。
【0061】さらに、上記検出手段で、複数のインタフ
ェースの選択が検出されていれば、「複数のインタフェ
ースが選択されているので当該拡張インタフェースカー
ドの取り付けを正しく修正するように促す情報」をコン
ピュータ(A)の操作者に表示し、コンピュータ(B)
とのデータ通信を行わないように構成することも可能で
ある。
【0062】また、上記検出手段の検出結果を予め決め
られた一定時間毎に監視し、一度でも異なる結果が出た
場合には、コンピュータ(A)は、操作者に対して「当
該インタフェースカードの装着状態が不安定である」旨
を表示し、コンピュータ(B)とのデータ通信をそれ以
後行わないように構成することも可能である。
【0063】[第2実施形態]図11は、本発明の第2
実施形態に係るインタフェースカードの構成を示す図で
あり、図1と共通の要素には同一の符合が付されてい
る。
【0064】このインタフェースカード100は、上記
第1実施形態と異なるパターンが形成された電気基板
(PCB)101を有している。すなわち、基板101
の表面上には、取付穴12に隣接して電源側に接続され
た導電パターン7が形成され、取付穴11(穴の中は導
電パターンが無い)に隣接してグラウンド側に接続され
た導電パターン8aが形成されている。
【0065】これに対応して、基板101の裏面には、
導電パターン120,121が形成されている。導電パ
ターン120は、コンピュータ(A)にコネクタ(A)
3を接続してビス止めしたときに、その導電ビス32と
板金33と導電パターン120によって導電パターン7
と8aを導通接続するための導電パターンである。
【0066】さらに、基板101の表面上には、取付穴
14に隣接して電源側に接続された導電パターン9が形
成され、取付穴13(穴の中は導電パターンが無い)に
隣接してグラウンド側に接続された導電パターン10a
が形成されている。導電パターン121は、コンピュー
タ(A)にコネクタ(B)5を接続してビス止めしたと
きにその導電性ビス32と板金33とパターン120に
よって導電パターン9と10aを導通接続するための導
電パターンである。
【0067】本実施形態では、2つの取付穴11,12
または13,14と、表側のパターン7,10a,9,
10aと、裏側のパターン120または121と、導電
性ビス32と、コンピュータ(A)の板金33とによっ
て構成される導通ルート(検出手段)によって検出する
ことになる。その他の構成及び動作は上記第1実施形態
と同様ある。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
インタフェースカードが目的とする第2の電子装置との
インタフェース手段を選択検知するように第1の電子装
置に正しく装着されていれば、第1の電子装置と第2の
電子装置をインタフェースケーブルで接続するために、
第2の電子装置の外部に露出した唯一のインタフェース
コネクタをユーザが迷うことなく使用することができ
る。
【0069】すなわち、インタフェースカードの取付穴
の1つを、導電ビスにより正しく第1の電子装置に固定
するだけで、インタフェースカードの目的のインタフェ
ースコネクタを容易に選択することが可能である。イン
タフェースカードの複数の取付穴を、導電ビスにより正
しく第1の電子装置に固定するだけで、インタフェース
カードのインタフェースコネクタを容易に選択すること
が可能である。
【0070】また、インタフェースカードの装着状況を
前記第1の電子装置が確認し、ユーザに装着状況を知ら
せることが可能である。さらに、インタフェースカード
装着状況が不適切であれば、その取り付けを正しく修正
するように促すことができる。
【0071】また、不充分な装着状態のときに第1の電
子装置と前記第2の電子装置とのデータ通信を停止し、
当該システムの故障を末然に防ぐことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るインタフェースカ
ードの構成を示す図である。
【図2】図1に示したインタフェースカードの回路図を
示すものである。
【図3】図1に示したインタフェースカードをコンピュ
ータ(A)に固定したときの基板の固定用取付穴の断面
図である。
【図4】シリアルI/F(A)4をコンピュータ(B)
との通信用に接続した場合のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】コンピュータ(A)からコンピュータ(B)に
データを送ったときのタイミングチャートである。
【図6】コンピュータ(B)からコンピュータ(A)に
データを送ったときのタイミングチャートである。
【図7】シリアルI/F(B)をコンピュータ(B)と
の通信用に接続した場合のシステム構成を示すブロック
図である。
【図8】コンピュータ(A)からコンピュータ(B)に
データを送ったときのタイミングチャートである。
【図9】コンピュータ(B)からコンピュータ(A)に
データを送ったときのタイミングチャートである。
【図10】第1実施形態に係るコンピュータ(A)の動
作を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第2実施形態に係るインタフェース
カードの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 電気基板(PCB) 2 制御部 3 インタフェースコネクタ(A) 4 シリアルインタフェースI/F(A) 5 インタフェースコネクタ(B) 6 シリアルインタフェース(B) 7,9 基板1表側の導電パターン 8,10 基板1の裏側にある導電パターン 46,56 インタフェースケーブル 50 インタフェースカード

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電子装置とのデータ通信が可能な
    複数のインタフェース手段と、第2の電子装置とのデー
    タ通信が可能な複数のインタフェース手段とを備え、前
    記第1の電子装置に装着されて該第1の電子装置と前記
    第2の電子装置との間のデータ通信を可能にするインタ
    フェースカードであって、 前記複数のインタフェース手段を切り替えるための所定
    の切り替え条件を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて、前記第1の電子装置
    との複数のインタフェース手段のうちの1つのインタフ
    ェース手段だけを該第1の電子装置とのインタフェース
    手段として選択すると共に、前記第2の電子装置との複
    数のインタフェース手段のうちの1つのインタフェース
    手段だけを前記第2の電子装置とのインタフェース手段
    として選択する切り替え手段とを備えたことを特徴とす
    るインタフェースカード。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、絶縁カード基板に穿設
    された複数の取付穴のいずれを使用して、導電ビスによ
    って前記第1の電子装置にカード本体が固定されたかを
    検出する構成とし、 前記切り替え手段は、前記検出手段の検出結果に応じ
    て、前記第1の電子装置とのインタフェース手段及び前
    記第2の電子装置とのインタフェース手段を選択する構
    成にしたことを特徴とする請求項1記載のインタフェー
    スカード。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記絶縁カード基板の
    取付穴の1つに嵌入された前記導電ビスと、前記第1の
    電子装置の導電板金と、前記取付穴に隣接した導電パタ
    ーンとによって構成される導通ルートの電位に基づいて
    検出動作を行う手段であることを特徴とする請求項2記
    載のインタフェースカード。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記絶縁カード基板の
    複数の取付穴にそれぞれ嵌入された複数の導電ビスと、
    前記第1の電子装置の導電板金と、前記複数の取付穴に
    それぞれ隣接した複数の第1の導電パターンと、それら
    の第1の導電パターンを結ぶ第2の導電パターンとによ
    って構成される導通ルートの電位に基づいて検出動作を
    行う手段であることを特徴とする請求項2記載のインタ
    フェースカード。
  5. 【請求項5】 前記切り替え手段が、前記第1の電子装
    置との複数のインタフェース手段うちのいずれも選択し
    ないとき、または前記第2の電子装置との複数のインタ
    フェース手段のうちのいずれのインタフェース手段も選
    択しないときは、その選択状態を示す第1の信号を前記
    第1の電子装置に対して通知する構成としたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項4記載のインタフェースカー
    ド。
  6. 【請求項6】 前記切り替え手段が、前記第1の電子装
    置とのインタフェース手段を複数選択したとき、または
    前記第2の電子装置とのインタフェース手段を複数選択
    したときは、その選択状態を示す第2の信号を前記第1
    の電子装置に対して通知する構成としたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5記載のインタフェースカード。
  7. 【請求項7】 前記切り替え手段の選択状態を、予め決
    められた一定時間毎に監視し、その監視中に異なる選択
    結果が検出されたときは、その選択状態を示す第3の信
    号を前記第1の電子装置に対して通知する構成としたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項6記載のインタフェ
    ースカード。
  8. 【請求項8】 第1の電子装置と第2の電子装置とがイ
    ンタフェースカードを介して接続された電子システムに
    おいて、 前記インタフェースカードは、 前記第1の電子装置とのデータ通信が可能な複数のイン
    タフェース手段と、前記第2の電子装置とのデータ通信
    が可能な複数のインタフェース手段とを備え、 さらに、前記第1の電子装置との複数のインタフェース
    手段のうち1つのインタフェース手段だけを該第1の電
    子装置とのインタフェース手段として選択すると共に、
    前記第2の電子装置との複数のインタフェース手段のう
    ちの1つのインタフェース手段だけを前記第2の電子装
    置とのインタフェース手段として選択する切り替え手段
    を備えたことを特徴とする電子システム。
  9. 【請求項9】 前記インタフェースカードの前記切り替
    え手段は、 絶縁カード基板に穿設された複数の取付穴のいずれを使
    用して、導電ビスによって前記第1の電子装置にカード
    本体が固定されたかを検出する検出手段と、 その検出結果に応じて、前記第1の電子装置とのインタ
    フェース手段及び前記第2の電子装置とのインタフェー
    ス手段を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする
    請求項8記載の電子システム。
  10. 【請求項10】 前記インタフェースカードの前記検出
    手段は、 前記絶縁カード基板の取付穴の1つに嵌入された前記導
    電ビスと、前記第1の電子装置の導電板金と、前記取付
    穴に隣接した導電パターンとによって構成される導通ル
    ートの電位に基づいて検出動作を行う構成にしたことを
    特徴とする請求項9記載の電子システム。
  11. 【請求項11】 前記インタフェースカードの前記検出
    手段は、 前記絶縁カード基板の複数の取付穴にそれぞれ嵌入され
    た複数の導電ビスと、前記第1の電子装置の導電板金
    と、前記複数の取付穴にそれぞれ隣接した複数の第1の
    導電パターンと、それらの第1の導電パターンを結ぶ第
    2の導電パターンとによって構成される導通ルートの電
    位に基づいて検出動作を行う構成にしたことを特徴とす
    る請求項9記載の電子システム。
  12. 【請求項12】 前記インタフェースカードは、前記切
    り替え手段が、前記第1の電子装置との複数のインタフ
    ェース手段うちのいずれも選択しないとき、または前記
    第2の電子装置との複数のインタフェース手段のうちの
    いずれのインタフェース手段も選択しないときは、この
    選択状態を示す第1の信号を前記第1の電子装置に対し
    て通知する第1の通知手段を有し、 前記第1の電子装置は、前記第1の信号に基づいて、前
    記選択状態を表す旨の情報を外部に報知すると共に、前
    記第2の電子装置とのデータ通信を禁止する手段を備え
    たことを特徴とする請求項8乃至請求項11記載の電子
    システム。
  13. 【請求項13】 前記インタフェースカードは、前記切
    り替え手段が、前記第1の電子装置とのインタフェース
    手段を複数選択したとき、または前記第2の電子装置と
    のインタフェース手段を複数選択したときは、その選択
    状態を示す第2の信号を前記第1の電子装置に対して通
    知する第2の通知手段を有し、 前記第1の電子装置は、前記第2の信号に基づいて、前
    記選択状態を表す旨の情報を外部に報知すると共に、前
    記第2の電子装置とのデータ通信を禁止する手段を備え
    たことを特徴とする請求項8乃至請求項12記載の電子
    システム。
  14. 【請求項14】 前記インタフェースカードは、前記切
    り替え手段の選択状態を予め決められた一定時間毎に監
    視し、その監視中に異なる選択結果が検出されたとき
    は、この選択状態を示す第3の信号を前記第1の電子装
    置に対して通知する第3の通知手段を有し、 前記第1の電子装置は、前記第3の信号に基づいて、前
    記選択状態を表す旨の情報を外部に報知すると共に、前
    記第2の電子装置とのデータ通信を禁止する手段を備え
    たことを特徴とする請求項8乃至請求項13記載の電子
    システム。
  15. 【請求項15】 第1の電子装置とのデータ通信が可能
    な複数のインタフェース手段と、第2の電子装置とのデ
    ータ通信が可能な複数のインタフェース手段とを備え、
    前記第1の電子装置に装着されて該第1の電子装置と第
    2の電子装置との間のデータ通信を可能にするインタフ
    ェースカードのインタフェース切り替え方法であって、 所定の切り替え条件を検出する検出処理を行い、 その検出結果に応じて、前記第1の電子装置との複数の
    インタフェース手段のうちの1つのインタフェース手段
    だけを該第1の電子装置とのインタフェース手段として
    選択すると共に、前記第2の電子装置との複数のインタ
    フェース手段のうちの1つのインタフェース手段だけを
    前記第2の電子装置とのインタフェース手段として選択
    することを特徴とするインタフェースカードのインタフ
    ェース切り替え方法。
  16. 【請求項16】 前記検出処理は、絶縁カード基板に穿
    設された複数の取付穴のいずれを使用して、導電ビスに
    よって前記第1の電子装置にカード本体が固定されたか
    を検出することを特徴とする請求項15記載のインタフ
    ェースカードのインタフェース切り替え方法。
  17. 【請求項17】 前記検出処理は、前記絶縁カード基板
    の取付穴の1つに嵌入された前記導電ビスと、前記第1
    の電子装置の導電板金と、前記取付穴に隣接した導電パ
    ターンとによって構成される導通ルートの電位に基づい
    て行うことを特徴とする請求項15記載のインタフェー
    スカードのインタフェース切り替え方法。
  18. 【請求項18】 前記検出処理は、前記絶縁カード基板
    の複数の取付穴にそれぞれ嵌入された複数の導電ビス
    と、前記第1の電子装置の導電板金と、前記複数の取付
    穴にそれぞれ隣接した複数の第1の導電パターンと、そ
    れらの第1の導電パターンを結ぶ第2の導電パターンと
    によって構成される導通ルートの電位に基づいて行うこ
    とを特徴とする請求項15記載のインタフェースカード
    のインタフェース切り替え方法。
  19. 【請求項19】 前記インタフェースカードが前記第1
    の電子装置との複数のインタフェース手段うちのいずれ
    も選択しないとき、または前記第2の電子装置との複数
    のインタフェース手段のうちのいずれのインタフェース
    手段も選択しないときは、この選択状態を表す旨の情報
    を外部に報知すると共に、前記第2の電子装置とのデー
    タ通信を禁止することを特徴とする請求項15乃至請求
    項18記載のインタフェースカードのインタフェース切
    り替え方法。
  20. 【請求項20】 前記インタフェースカードが前記第1
    の電子装置とのインタフェース手段を複数選択したと
    き、または前記第2の電子装置とのインタフェース手段
    を複数選択したときは、その選択状態を表す旨の情報を
    外部に報知すると共に、前記第2の電子装置とのデータ
    通信を禁止することを特徴とする請求項15乃至請求項
    19記載のインタフェースカードのインタフェース切り
    替え方法。
  21. 【請求項21】 前記インタフェースカードの選択状態
    を予め決められた一定時間毎に監視し、その監視中に異
    なる選択結果が検出されたときは、その選択状態を表す
    旨の情報を外部に報知すると共に、前記第2の電子装置
    とのデータ通信を禁止することを特徴とする請求項15
    乃至請求項20記載のインタフェースカードのインタフ
    ェース切り替え方法。
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