JP2001282669A - ドキュメント管理システム - Google Patents

ドキュメント管理システム

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JP2001282669A
JP2001282669A JP2000101031A JP2000101031A JP2001282669A JP 2001282669 A JP2001282669 A JP 2001282669A JP 2000101031 A JP2000101031 A JP 2000101031A JP 2000101031 A JP2000101031 A JP 2000101031A JP 2001282669 A JP2001282669 A JP 2001282669A
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Nobumune Oshima
伸宗 大嶋
Toshiya Kobayashi
俊哉 小林
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】WANを用いてもLANにて構築された場合と同等の
性能を維持すること。 【解決手段】第1伝送路1と、各第1伝送路1に接続されテ゛
ータを受付ける入力部2と、各第1伝送路1に接続され同一
第1伝送路1に接続された入力部2を介し入力されたテ゛ータ
を記憶する第1記憶部3と、各第1伝送路1に接続され同一
第1伝送路1に接続された第1記憶部3に記憶されたテ゛ータを
承認する承認部2と、同一第1伝送路3に接続された承認
部2によって同一第1伝送路1に接続された第1記憶部3に
記憶されたテ゛ータが承認された場合には、そのテ゛ータを圧縮
し伝送する第1テ゛ータ圧縮伝送部4と、第1伝送路1よりも伝
送速度が遅く各第1テ゛ータ圧縮伝送部4と接続した第2伝送
路6と、第2伝送路6に接続され第1テ゛ータ圧縮伝送部4から
伝送されたテ゛ータを復元する第1テ゛ータ復元部7と、第1テ゛ータ
復元部7に接続され第1テ゛ータ復元部7によって復元されたテ
゛ータを記憶する第2記憶部8とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドキュメント管理
システムに係り、更に詳しくは、ドキュメントの作成お
よび承認を行うクライアントと、ドキュメントを保存す
るサーバとをネットワークを介して構成したクライアン
トサーバ構成によるドキュメント管理システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、情報の共有化の観点から、複
数のユーザがクライアントコンピュータを用いて作成し
たドキュメントなどのファイルを、共有のサーバに保存
して管理するドキュメント管理システムが用いられてい
る。
【0003】この種のドキュメント管理システムは、各
クライアントコンピュータとサーバとがLANを介して
接続された、いわゆる構内ネットワークから、近年で
は、構内ネットワークのみならず、WANを介して接続
されることによって、共通のサーバを遠隔地に配置され
たクライアントからも利用することができる広域ネット
ワークとして用いるのが一般的となっている。
【0004】また、このようなWANを用いたドキュメ
ント管理システムの場合、LANとLANとの間を、第
3者のネットワークサービスを利用して接続する方法が
一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のドキュメント管理システムでは、以下のよう
な問題がある。
【0006】すなわち、LANとLANとの間を第3者
のネットワークサービスを利用してWANを構成する場
合、WANの送信能力は、一般的に、LANの送信能力
よりも劣る。このため、WANを介してデータ送信、検
索等を行う場合、LANのみにより構成されたドキュメ
ント管理システムに比べて、処理が遅いという問題があ
る。特に、ファイルサイズの大きいデータを送信する場
合や、検索対象とするデータが多い場合にはそれが顕著
となる。
【0007】また、第3者によるネットワークサービス
は、他の利用者も利用するために、その利用状況によっ
ては、データ送信能力が更に低下する恐れがあるという
問題もある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、WANを介してデータを送信する場合、送
信側においてデータを圧縮してから送信し、圧縮された
データを受信側において受信した後に、解凍して復元す
るようにすることにより、WANの送信負荷を極力減ら
し、もって、LANにて構築された場合と同等の性能を
維持することが可能なドキュメント管理システムを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0010】すなわち、請求項1の発明では、互いに独
立した複数の第1の伝送路と、各第1の伝送路に接続さ
れ、ドキュメント用データの入力を受け付ける入力手段
と、各第1の伝送路に接続され、同一の第1の伝送路に
接続された入力手段を介して入力されたドキュメント用
データを記憶する第1の記憶手段と、各第1の伝送路に
接続され、同一の第1の伝送路に接続された第1の記憶
手段に記憶されたドキュメント用データを承認する場合
には、承認可情報の入力を受け付ける一方、同一の第1
の伝送路に接続された第1の記憶手段に記憶されたドキ
ュメント用データを承認しない場合には、承認否情報の
入力を受け付ける承認手段と、各第1の記憶手段と各第
1の記憶手段が接続されている第1の伝送路との間に介
挿され、同一の第1の伝送路に接続された承認手段によ
って承認可情報が入力され、同一の第1の伝送路に接続
された第1の記憶手段に記憶されたドキュメント用デー
タが承認された場合には、承認されたドキュメント用デ
ータを圧縮して伝送する第1のデータ圧縮伝送手段と、
第1の伝送路よりも伝送速度が遅く、各第1のデータ圧
縮伝送手段と接続した第2の伝送路と、第2の伝送路に
接続され、第1のデータ圧縮伝送手段よって圧縮され伝
送されたドキュメント用データを復元する第1のデータ
復元手段と、第1のデータ復元手段に接続され、第1の
データ復元手段によって復元されたドキュメント用デー
タを記憶する第2の記憶手段とを備える。
【0011】従って、請求項1の発明のドキュメント管
理システムにおいては、以上のような手段を講じること
により、承認されたドキュメント用データを、第2の記
憶手段にまとめて記憶させることができる。更に、第2
の記憶手段側にドキュメント用データを伝送する場合に
は、圧縮してから伝送するようにすることによって、第
2の伝送路の負荷を減らすことができる。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明のド
キュメント管理システムにおいて、各第1の記憶手段と
それに接続した各第1のデータ圧縮伝送手段との間に介
挿され、同一の第1の伝送路に接続された承認手段によ
って、同一の第1の伝送路に接続された第1の記憶手段
に記憶されているドキュメント用データが承認された場
合には、第2の記憶手段に記憶されているドキュメント
用データを検索し、第2の記憶手段に当該ドキュメント
用データと同一のドキュメント用データが記憶されてい
ない場合には、当該ドキュメント用データを、承認され
たドキュメント用データとして第1のデータ圧縮伝送手
段に出力する重複データ確認手段を備える。
【0013】従って、請求項2の発明のドキュメント管
理システムにおいては、以上のような手段を講じること
により、承認されたドキュメント用データが、既に第2
の記憶手段に記憶されているか否かを確認することがで
きる。これによって、ドキュメント用データを重複して
伝送するようなことが回避され、第2の伝送路に無駄な
負荷をかけることが無くなる。
【0014】請求項3の発明では、請求項1または請求
項2の発明のドキュメント管理システムにおいて、各入
力手段は、承認されたドキュメント用データを検索する
ための検索条件の入力を受け付け、各第1の伝送路に接
続され、いずれかの入力手段より、検索条件の入力があ
った場合には、入力がなされた入力手段が接続されてい
る第1の伝送路に接続された第1の記憶手段から、検索
条件に該当するドキュメント用データを検索し、該当す
るドキュメント用データが存在する場合にはそのドキュ
メント用データを抽出し、入力がなされた入力手段が接
続されている第1の伝送路に接続された第1の記憶手段
から、検索条件に該当するドキュメント用データを検索
し、該当するドキュメント用データが存在しない場合に
は、第2の記憶手段から、検索条件に該当するドキュメ
ント用データを検索し、該当するドキュメント用データ
が存在する場合にはそのドキュメント用データを抽出す
る検索データ抽出手段と、第2の伝送路に接続され、検
索データ抽出手段によって、第2の記憶手段から、検索
条件に該当するドキュメント用データが抽出された場合
には、抽出されたドキュメント用データを圧縮して要求
側に伝送する第2のデータ圧縮伝送手段と、各第1の伝
送路に接続され、第2のデータ圧縮伝送手段によって圧
縮され伝送されたドキュメント用データを復元する第2
のデータ復元手段と、各第1の伝送路に接続され、検索
データ抽出手段によって第1の記憶手段から抽出された
ドキュメント用データ、および第2のデータ復元手段に
よって復元されたドキュメント用データを表示する表示
手段とを付加する。
【0015】従って、請求項3の発明のドキュメント管
理システムにおいては、以上のような手段を講じること
により、ドキュメント用データの検索を行う場合、先ず
同一の伝送路に接続された第1の記憶手段に記憶されて
いるドキュメント用データを対象に検索を行い、第1の
記憶手段に該当するドキュメント用データが存在しない
場合にのみ、第2の記憶手段に記憶されているドキュメ
ント用データを対象とした検索を行う。これによって、
第2の伝送路に無駄な負荷をかけることが無くなる。
【0016】請求項4の発明では、請求項3の発明のド
キュメント管理システムにおいて、承認手段によって承
認否情報が入力された場合、その旨を承認手段が接続さ
れた第1の伝送路に接続された表示手段から表示する。
【0017】従って、請求項4の発明のドキュメント管
理システムにおいては、以上のような手段を講じること
により、ドキュメント作成者は、作成したドキュメント
用データが承認されなかったことを認識することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0019】本発明の実施の形態を図1から図5を用い
て説明する。
【0020】図1は、本発明の実施の形態に係るドキュ
メント管理システムの一例を示す構成図である。
【0021】すなわち、本発明の実施の形態に係るドキ
ュメント管理システムは、構内LAN1(#a、#b、
#c、・・)と、クライアント2(#a、#b、#c、
・・)と、ローカルサーバ3(#a、#b、#c、・
・)と、ローカルサーバ同期化処理装置4(#a、#
b、#c、・・)と、データサーバ8と、データサーバ
同期化処理装置7(#a、#b、#c、・・)と、WA
N6とを備えている。
【0022】構内LAN1は、TCP/IPプロトコル
で、ローカルサーバ3およびクライアント2を互いに接
続する。データ送信速度は10Mbpsまたは100M
bpsである。
【0023】クライアント2は、構内LAN1と接続し
ており、ドキュメント管理アプリケーションを備えてい
る。このドキュメント管理アプリケーションを用いて、
ドキュメント作成者からドキュメントの登録要求の入力
を受け付け、入力された登録要求のためのデータを同一
の構内LAN1に接続されているローカルサーバ3側に
出力する。また、ドキュメント作成者からの要求によ
り、同一の構内LAN1に接続されているローカルサー
バ3から所定のドキュメントオブジェクトを呼び出し、
必要な場合にはそれを更新して、再び元のローカルサー
バ3側に出力する。更に、ドキュメント承認者からの要
求により、同一の構内LAN1に接続されているローカ
ルサーバ3から未承認のドキュメントオブジェクトを呼
び出し、それを承認する場合には、承認データを入力し
て元のローカルサーバ3側に出力する。また、検索条件
を入力することによって、同一の構内LAN1に接続し
ているローカルサーバ3やデータサーバ8に記憶されて
いるドキュメントオブジェクトから、該当するドキュメ
ントオブジェクトを抽出する。なお、図1において、ク
ライアント2は、構内LAN1(#a、#b、#c、・
・)にそれぞれ1つずつしか記載していないが、同一の
構内LAN1に複数のクライアント2を接続しても良
い。
【0024】ローカルサーバ3は、後述するローカルサ
ーバ同期化処理装置4を介して構内LAN1と接続して
おり、同一の構内LAN1に接続されたクライアント2
によって作成されたドキュメントオブジェクトなどのデ
ータを記憶するデータ領域を備える。
【0025】ローカルサーバ同期化処理装置4は、構内
LAN1とローカルサーバ3との間に接続しており、更
に、WAN6と接続している。そして、同一の構内LA
N1に接続されたクライアント2から承認データが入力
された場合には、承認されたドキュメントが、後述する
データサーバ8に既に保存されているか否かを、WAN
6を介してデータサーバ8に問い合わせる。承認された
ドキュメントが、データサーバ8に保存されていない場
合には、承認されたドキュメントオブジェクトを圧縮
し、WAN6を介してデータサーバ8側に出力する。
【0026】ローカルサーバ同期化処理装置4は、更
に、クライアント2からデータの検索要求があった場合
には、自己に接続しているローカルサーバ3に検索条件
に該当するドキュメントオブジェクトが存在するか否か
を検索し、存在する場合には、それをクライアント2側
に返す。また、自己に接続しているローカルサーバ3
に、検索条件に該当するドキュメントオブジェクトが存
在しない場合には、データサーバ8側に問い合わせを行
う。そして、データサーバ8に、検索条件に該当するド
キュメントオブジェクトが存在し、WAN6を介してデ
ータサーバ8側から該当するドキュメントオブジェクト
の圧縮データが送られてきた場合には、送られてきた圧
縮データを受け取り、解凍することにより復元してクラ
イアント2側に返す。
【0027】WAN6は、データ送信速度が64kbp
s程度であり、構内LAN1よりも低速のネットワーク
であり、各構内LAN1に備えられたローカルサーバ同
期化処理装置4とデータサーバ8に備えられたデータサ
ーバ同期化処理装置7と接続している。
【0028】データサーバ同期化処理装置7は、WAN
6とデータサーバ8とに接続しており、ローカルサーバ
同期化処理装置4によって圧縮され送信されたデータを
受け取り、解凍、復元してデータサーバ8に出力する。
また、データサーバ8に保存されているドキュメントオ
ブジェクトの出力要求がクライアント2側からあった場
合には、そのドキュメントオブジェクトをデータサーバ
8から取り出し、圧縮した後に、WAN6を介して要求
元のクライアント2側に出力する。
【0029】データサーバ8は、承認されたドキュメン
トオブジェクトを記憶するデータ領域を備える。
【0030】このネットワークシステムは、イーサネッ
ト(登録商標)等のLAN、あるいは公衆回線や専用回
線を介して複数のLANが接続されるWAN等からな
る。LANの場合には、必要に応じてルータを介した多
数のサブネットから構成される。また、WANの場合に
は、公衆回線に接続するためのファイアウォール等を適
宜備えているが、ここではその図示及び詳細説明を省略
する。
【0031】次に、以上のように構成した本発明の実施
の形態に係るドキュメント管理システムの動作について
説明する。
【0032】先ず、ドキュメント作成時の動作について
図2のフローチャートを用いて説明する。
【0033】ドキュメント作成時には、ドキュメント作
成者によってクライアント2を介してドキュメント登録
要求入力がなされる(S1)。
【0034】この登録要求入力は、構内LAN1を介し
て、同一の構内LAN1に接続しているローカルサーバ
3に出力され、ローカルサーバ3に新規ドキュメントの
登録がなされる(S2)。これによって、クライアント
2側は解放される。
【0035】引き続きドキュメントの内容を作成する場
合(S3:Yes)には、ローカルサーバ3に記憶され
ている承認前のドキュメントオブジェクトの中から、所
定のドキュメントオブジェクトを選択して(S4)必要
なデータを入力することにより、ドキュメントオブジェ
クトの作成がなされる(S5)。なお、ステップS4で
は、デフォルトとして、登録直後のドキュメントオブジ
ェクトが指定されており、特に指定しなければ登録直後
のドキュメントの作成が可能な状態となる。
【0036】ドキュメントオブジェクトの作成が終了す
ると、作成されたドキュメントオブジェクトがローカル
サーバに記憶される(S6)。
【0037】なお、ドキュメントオブジェクトの作成を
別のタイミングで行う場合(S3:No)には、一旦終
了し、必要な場合に、ドキュメント作成/更新ルーチン
に移行する。
【0038】ドキュメント作成/更新ルーチンにおいて
は、まず、ドキュメント作成者によって、クライアント
2から同一の構内LAN1に接続されているローカルサ
ーバ3に対して、ドキュメント作成/更新要求の入力が
なされる(S11)。
【0039】ローカルサーバ3側からは、データ領域に
記憶されている承認前のドキュメントオブジェクトのリ
ストがクライアント2側に返され、クライアント2にお
いては、そのリストの中から、所定のドキュメントオブ
ジェクトの指定がなされる(S12)。
【0040】この指定入力が、クライアント2からロー
カルサーバ3に対してなされ、ローカルサーバ3から、
指定されたドキュメントオブジェクトがクライアント2
側に送られる(S13)。
【0041】それ以降はステップS5、ステップS6と
同様である。
【0042】次に、ドキュメント承認時の動作について
図3のフローチャートを用いて説明する。
【0043】ドキュメント承認時には、ドキュメント承
認者によってクライアント2を介してドキュメント承認
要求入力が、同一の構内LAN1に接続しているローカ
ルサーバ3に対してなされる(S21)。
【0044】クライアント2からドキュメント承認要求
が出力されると、ローカルサーバ3において、データ領
域に記憶されている未承認のドキュメントがリストアッ
プされ、その結果がクライアント2側に戻される。ドキ
ュメント承認者によって、そのリストの中から、所定の
ドキュメントが指定される(S22)。
【0045】指定されたドキュメントを承認する場合
(S23:Yes)には、ドキュメント承認者によって
クライアント2を介して、承認データがローカルサーバ
3側に送信される(S24)。これによって、承認行為
が完了する。
【0046】一方、ドキュメントを承認しない場合(S
23:No)には、必要な場合にはドキュメント作成者
に対するコメントが付され、そのドキュメントオブジェ
クトとともにローカルサーバ3に記憶される(S2
6)。
【0047】ステップS24によって承認行為が完了す
ると、ローカルサーバ同期化処理装置4とデータサーバ
同期化処理装置7とが連動することによって、同期処理
アプリケーションが起動される(S25)。
【0048】このような、同期処理アプリケーションの
動作について図4のフローチャートを用いて説明する。
【0049】同期処理アプリケーションでは、まず、ロ
ーカルサーバ同期化処理装置4によって、承認されたド
キュメントオブジェクトと同一のドキュメントオブジェ
クトがデータサーバ8に既に記憶されていないことがチ
ェックされる(S31)。
【0050】そして、データサーバ8に同一のドキュメ
ントオブジェクトが存在しないことが確認された場合
(S32:Yes)には、ローカルサーバ同期化処理装
置4によって、ローカルサーバ3に記憶されている承認
されたドキュメントオブジェクトが圧縮される(S3
3)。
【0051】なお、データサーバ8に同一のドキュメン
トオブジェクトが存在する場合(S32:No)には、
同期処理アプリケーションが終了する。
【0052】ローカルサーバ3において圧縮されたドキ
ュメントオブジェクトは、ローカルサーバ同期化処理装
置4によってWAN6を介してデータサーバ8側に転送
される(S34)。
【0053】転送された圧縮ファイルは、データサーバ
同期化処理装置7によって解凍され、データサーバ8に
記憶される(S35)。
【0054】次に、データ検索時における動作について
図5のフローチャートを用いて説明する。
【0055】ドキュメントを検索する場合には、クライ
アント2側から検索キーワードなどの検索条件の入力が
なされ(S41)、入力された検索条件に基づいて、同
一の構内LAN1に接続されたローカルサーバ3のデー
タ領域で検索がなされる(S42)。
【0056】ローカルサーバ3に記憶されたドキュメン
トオブジェクトの中から、検索条件に該当したドキュメ
ントオブジェクトが検索された場合(S43:Yes)
には、該当するドキュメントオブジェクトが要求元のク
ライアント2側に返され(S44)、検索が終了する。
【0057】一方、ローカルサーバ3に記憶されたドキ
ュメントオブジェクトの中に、検索条件に該当したドキ
ュメントが存在しない場合(S43:No)には、デー
タサーバ8のデータ領域を対象とした検索がなされる
(S45)。
【0058】データサーバ8に記憶されたドキュメント
オブジェクトの中から、検索条件に該当したドキュメン
トが検索された場合(S46:Yes)には、データサ
ーバ同期化処理装置7によって、該当するドキュメント
オブジェクトが圧縮された後に要求元のクライアント2
側に転送される(S47)。この転送された圧縮データ
は、要求元のクライアント2と同一の構内LAN1に接
続されたローカルサーバ同期化処理装置4によって解凍
され復元された後に要求元のクライアント2に返される
(S48)。
【0059】一方、データサーバ8に記憶されたドキュ
メントオブジェクトの中に、検索条件に該当したドキュ
メントオブジェクトが存在しない場合(S46:No)
には、該当データ無しとしてその旨が要求元のクライア
ント2に返される(S49)。
【0060】また、請求項でいう入力手段、承認手段、
表示手段はクライアント2に相当する。第1の伝送路、
第2の伝送路は、構内LAN1、WAN6にそれぞれ相
当する。第1の記憶手段、第2の記憶手段は、ローカル
サーバ3、データサーバ8にそれぞれ相当する。第1の
データ圧縮伝送手段、重複データ確認手段、検索データ
抽出手段、第2のデータ復元手段はローカルサーバ同期
化処理装置4に相当する。第1のデータ復元手段、第2
のデータ圧縮伝送手段はデータサーバ同期化処理装置7
に相当する。
【0061】上述したように、本発明の実施の形態に係
るドキュメント管理システムにおいては、上記のような
作用により、構内LAN1よりもデータ送信速度の劣る
WAN6を用いた場合であっても、圧縮したドキュメン
トオブジェクトデータをWAN6を介して転送すること
によって、構内LAN1により構築された環境と同等の
処理速度を維持するとともに、データの一元管理を行う
ことができる。
【0062】また、この圧縮および転送は、データサー
バ8とローカルサーバ3との間でのみ行われるために、
クライアント2を早期に解放することができ、クライア
ント2の作業性を落とすことなく行われる。
【0063】一方、データ検索を行う場合においては、
クライアント2から検索キーワードなどの検索条件が入
力されると、先ず、当該クライアント2が接続している
構内LAN1に接続しているローカルサーバ3に記憶さ
れているドキュメントオブジェクトを対象に検索が行わ
れ、このローカルサーバ3に検索条件に該当するドキュ
メントオブジェクトが存在しない場合にのみデータサー
バ8を対象とした検索が行われる。
【0064】これによって、WAN6を介さねばならな
いデータサーバ8へのアクセスを極力減らすことができ
る。
【0065】また、データサーバ8において該当するド
キュメントオブジェクトを検索することができた場合に
おいても、そのドキュメントオブジェクトを圧縮したの
ちに転送することによって、WAN6の送信負荷を極力
減らすことができる。
【0066】すなわち、WAN6を介してドキュメント
オブジェクトを送信する場合、送信側においてそのドキ
ュメントオブジェクトを圧縮してから送信し、圧縮され
たドキュメントオブジェクトを受信側において受信後、
解凍して復元することができる。
【0067】これにより、データ送信能力の劣るWAN
6を用いても、構内LAN1上に構築された場合と同等
の性能を維持したドキュメント管理システムを実現する
ことが可能となる。
【0068】以上、本発明の好適な実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかか
る構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技
術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更
例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及
び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと
了解される。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のドキュメ
ント管理システムによれば、WANを介してデータを送
信する場合、送信側においてデータを圧縮してから送信
し、圧縮されたデータを受信側において受信した後に、
解凍して復元するようにすることにより、WANの送信
負荷を極力減らすことができる。
【0070】以上により、LANにて構築された場合と
同等の性能を維持することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るドキュメント管理シ
ステムの一例を示す構成図。
【図2】ドキュメント作成時の動作を示すフローチャー
ト。
【図3】ドキュメント承認時の動作を示すフローチャー
ト。
【図4】同期処理アプリケーションの動作を示すフロー
チャート。
【図5】データ検索時の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…構内LAN、 2…クライアント、 3…ローカルサーバ、 4…ローカルサーバ同期化処理装置、 6…WAN、 7…データサーバ同期化処理装置、 8…データサーバ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに独立した複数の第1の伝送路と、 前記各第1の伝送路に接続され、ドキュメント用データ
    の入力を受け付ける入力手段と、 前記各第1の伝送路に接続され、同一の前記第1の伝送
    路に接続された入力手段を介して入力された前記ドキュ
    メント用データを記憶する第1の記憶手段と、 前記各第1の伝送路に接続され、同一の前記第1の伝送
    路に接続された第1の記憶手段に記憶された前記ドキュ
    メント用データを承認する場合には、承認可情報の入力
    を受け付ける一方、同一の前記第1の伝送路に接続され
    た第1の記憶手段に記憶された前記ドキュメント用デー
    タを承認しない場合には、承認否情報の入力を受け付け
    る承認手段と、 前記各第1の記憶手段と前記各第1の記憶手段が接続さ
    れている前記第1の伝送路との間に介挿され、同一の前
    記第1の伝送路に接続された前記承認手段によって承認
    可情報が入力され、同一の前記第1の伝送路に接続され
    た前記第1の記憶手段に記憶された前記ドキュメント用
    データが承認された場合には、承認されたドキュメント
    用データを圧縮して伝送する第1のデータ圧縮伝送手段
    と、 前記第1の伝送路よりも伝送速度が遅く、前記各第1の
    データ圧縮伝送手段と接続した第2の伝送路と、 前記第2の伝送路に接続され、前記第1のデータ圧縮伝
    送手段よって圧縮され伝送されたドキュメント用データ
    を復元する第1のデータ復元手段と、 前記第1のデータ復元手段に接続され、前記第1のデー
    タ復元手段によって復元されたドキュメント用データを
    記憶する第2の記憶手段とを備えたことを特徴とするド
    キュメント管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のドキュメント管理シス
    テムにおいて、 前記各第1の記憶手段とそれに接続した前記各第1のデ
    ータ圧縮伝送手段との間に介挿され、同一の前記第1の
    伝送路に接続された前記承認手段によって、同一の前記
    第1の伝送路に接続された前記第1の記憶手段に記憶さ
    れているドキュメント用データが承認された場合には、
    前記第2の記憶手段に記憶されているドキュメント用デ
    ータを検索し、前記第2の記憶手段に当該ドキュメント
    用データと同一のドキュメント用データが記憶されてい
    ない場合には、当該ドキュメント用データを、承認され
    たドキュメント用データとして前記第1のデータ圧縮伝
    送手段に出力する重複データ確認手段を備えたことを特
    徴とするドキュメント管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のドキュ
    メント管理システムにおいて、 前記各入力手段は、承認されたドキュメント用データを
    検索するための検索条件の入力を受け付け、 前記各第1の伝送路に接続され、前記いずれかの入力手
    段より、前記検索条件の入力があった場合には、入力が
    なされた入力手段が接続されている前記第1の伝送路に
    接続された第1の記憶手段から、前記検索条件に該当す
    るドキュメント用データを検索し、該当するドキュメン
    ト用データが存在する場合にはそのドキュメント用デー
    タを抽出し、入力がなされた入力手段が接続されている
    前記第1の伝送路に接続された第1の記憶手段から、前
    記検索条件に該当するドキュメント用データを検索し、
    該当するドキュメント用データが存在しない場合には、
    前記第2の記憶手段から、前記検索条件に該当するドキ
    ュメント用データを検索し、該当するドキュメント用デ
    ータが存在する場合にはそのドキュメント用データを抽
    出する検索データ抽出手段と、 前記第2の伝送路に接続され、前記検索データ抽出手段
    によって、前記第2の記憶手段から、前記検索条件に該
    当するドキュメント用データが抽出された場合には、抽
    出されたドキュメント用データを圧縮して要求側に伝送
    する第2のデータ圧縮伝送手段と、 前記各第1の伝送路に接続され、前記第2のデータ圧縮
    伝送手段によって圧縮され伝送されたドキュメント用デ
    ータを復元する第2のデータ復元手段と、 前記各第1の伝送路に接続され、前記検索データ抽出手
    段によって前記第1の記憶手段から抽出されたドキュメ
    ント用データ、および前記第2のデータ復元手段によっ
    て復元されたドキュメント用データを表示する表示手段
    とを付加したことを特徴とするドキュメント管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のドキュメント管理シス
    テムにおいて、 前記承認手段によって承認否情報が入力された場合、そ
    の旨を前記承認手段が接続された第1の伝送路に接続さ
    れた前記表示手段から表示するようにしたことを特徴と
    するドキュメント管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103676823A (zh) * 2012-09-07 2014-03-26 株式会社东芝 变电站自动化系统

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CN103676823A (zh) * 2012-09-07 2014-03-26 株式会社东芝 变电站自动化系统

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