JP2001281421A - 光拡散層付き反射板 - Google Patents
光拡散層付き反射板Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 不要な光反射が少なく、均一な照明を行える
光拡散層付き反射板を提供する。 【解決手段】 光拡散層付き反射板光を光反射板7と、
光反射板7上に形成されたポリシラン層10及びポリシ
ラン層10の表面か、あるいは中に多数個分散された微
小体積の金属酸化物からなるゾル固着部9−1〜9−n
を有する光拡散層8とで構成することにより、光反射板
7と光拡散層8との間に空気層が介在したり、光反射板
7と光拡散層8との間の屈折率の違いによる不要な反射
光の発生が大幅に低減し、光強度の低下も抑えられる。
また、ゾル固着部9−1〜9−nにより光が散乱される
ので均一な照明を行うことができる。光反射板7と光拡
散層8とが一体的に形成されているので、表示装置を構
成する際のそれぞれの装置間での性能ばらつきが小さく
なり、コンパクトな実装を行うことができる。
光拡散層付き反射板を提供する。 【解決手段】 光拡散層付き反射板光を光反射板7と、
光反射板7上に形成されたポリシラン層10及びポリシ
ラン層10の表面か、あるいは中に多数個分散された微
小体積の金属酸化物からなるゾル固着部9−1〜9−n
を有する光拡散層8とで構成することにより、光反射板
7と光拡散層8との間に空気層が介在したり、光反射板
7と光拡散層8との間の屈折率の違いによる不要な反射
光の発生が大幅に低減し、光強度の低下も抑えられる。
また、ゾル固着部9−1〜9−nにより光が散乱される
ので均一な照明を行うことができる。光反射板7と光拡
散層8とが一体的に形成されているので、表示装置を構
成する際のそれぞれの装置間での性能ばらつきが小さく
なり、コンパクトな実装を行うことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光拡散層付き反射
板に関する。
板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコン、携帯電話、携帯情報端
末、カーナビゲーション機器等に液晶表示装置が大々的
に普及している。また、大画面表示装置としてプラズマ
ディスプレイ装置が実用化されつつある。このような表
示装置には画面照明用として、1個あるいは2個の光源
からの光を画面に均等に、かつ明るく照明するために、
光反射板や光拡散板が設けられている。さらに、主に屋
外で使用することの多い携帯用情報端末機器やビデオカ
メラ等においては、図9に示すように、反射型方式の照
明方法が用いられる。
末、カーナビゲーション機器等に液晶表示装置が大々的
に普及している。また、大画面表示装置としてプラズマ
ディスプレイ装置が実用化されつつある。このような表
示装置には画面照明用として、1個あるいは2個の光源
からの光を画面に均等に、かつ明るく照明するために、
光反射板や光拡散板が設けられている。さらに、主に屋
外で使用することの多い携帯用情報端末機器やビデオカ
メラ等においては、図9に示すように、反射型方式の照
明方法が用いられる。
【0003】図9は従来の照明方法の概念図である。
【0004】同図において、外部の光(日光、室内光、
発光ダイオードの光等)3−1、3−2を光反射板1で
反射させて反射光5を液晶セル2を通して取出す方式が
用いられている。液晶セル2の上方側には光を均一に拡
散させるための光拡散板(図示せず。)が設けられてい
る。
発光ダイオードの光等)3−1、3−2を光反射板1で
反射させて反射光5を液晶セル2を通して取出す方式が
用いられている。液晶セル2の上方側には光を均一に拡
散させるための光拡散板(図示せず。)が設けられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光反射板及び光反射板と光拡散板とを用いた照明方法に
は以下のような問題がある。
光反射板及び光反射板と光拡散板とを用いた照明方法に
は以下のような問題がある。
【0006】(1) 図9に示した構成において、反射光5
を少ない減衰量で前方側6へ伝搬させるには、光反射板
1の反射率をできるだけ高くしなければならない。その
ため、光反射板1の表面は鏡面状態に仕上げられてい
る。しかし、外部光3−1、3−2の入射方向は使用環
境条件によって常に異なるので、反射光5も方向性を有
して前方側6の光強度分布にむらを生じさせる。
を少ない減衰量で前方側6へ伝搬させるには、光反射板
1の反射率をできるだけ高くしなければならない。その
ため、光反射板1の表面は鏡面状態に仕上げられてい
る。しかし、外部光3−1、3−2の入射方向は使用環
境条件によって常に異なるので、反射光5も方向性を有
して前方側6の光強度分布にむらを生じさせる。
【0007】(2) (1) に示した問題点を解決するために
液晶セル2の表面側に光拡散板(図示せず。)が設けら
れているが、外部光3−1、3−2が光拡散板の入射面
で反射・拡散を生じること、液晶セル2の表面及び裏面
で反射が生じること、光反射板1の表面で反射が生じる
こと等少なくとも3箇所で不要な反射光が生じ、前方側
6への反射光5の光強度の低下を余儀なくさせられてい
る。また、個別部品をハイブリッド実装しているため実
装コストが高くなること、各々の部品間の空隙部での屈
折率の違いや各々の部品の屈折率の違いによって不要な
光反射損失が生じる。
液晶セル2の表面側に光拡散板(図示せず。)が設けら
れているが、外部光3−1、3−2が光拡散板の入射面
で反射・拡散を生じること、液晶セル2の表面及び裏面
で反射が生じること、光反射板1の表面で反射が生じる
こと等少なくとも3箇所で不要な反射光が生じ、前方側
6への反射光5の光強度の低下を余儀なくさせられてい
る。また、個別部品をハイブリッド実装しているため実
装コストが高くなること、各々の部品間の空隙部での屈
折率の違いや各々の部品の屈折率の違いによって不要な
光反射損失が生じる。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、不要な光反射が少なく、均一な照明を行える光拡散
層付き反射板を提供することにある。
し、不要な光反射が少なく、均一な照明を行える光拡散
層付き反射板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の光拡散層付き反射板は、光反射板と、光反射
板上に形成された低屈折率層及び低屈折率層の表面か、
あるいは中に多数個分散された高屈折率領域からなる光
拡散層とを備えたものである。
に本発明の光拡散層付き反射板は、光反射板と、光反射
板上に形成された低屈折率層及び低屈折率層の表面か、
あるいは中に多数個分散された高屈折率領域からなる光
拡散層とを備えたものである。
【0010】上記構成に加え本発明の光拡散層付き反射
板の高屈折率領域は低屈折率層の深さ方向に対して伸び
ると共に面方向に一様に分布していてもよい。
板の高屈折率領域は低屈折率層の深さ方向に対して伸び
ると共に面方向に一様に分布していてもよい。
【0011】本発明の光拡散層付き反射板は、光反射板
と、光反射板上に形成された高屈折率層及び高屈折率層
の表面か、あるいは中に多数個分散された低屈折率領域
からなる光拡散層とを備えたものである。
と、光反射板上に形成された高屈折率層及び高屈折率層
の表面か、あるいは中に多数個分散された低屈折率領域
からなる光拡散層とを備えたものである。
【0012】上記構成に加え本発明の光拡散層付き反射
板の低屈折率領域は高屈折率層の深さ方向に対して伸び
ると共に面方向に一様に分布していてもよい。
板の低屈折率領域は高屈折率層の深さ方向に対して伸び
ると共に面方向に一様に分布していてもよい。
【0013】上記構成に加え本発明の光拡散層付き反射
板の光拡散層は少なくとも2層構造であってもよい。
板の光拡散層は少なくとも2層構造であってもよい。
【0014】上記構成に加え本発明の光拡散層付き反射
板の光反射板はポリマ材料のシートで形成されていても
よい。
板の光反射板はポリマ材料のシートで形成されていても
よい。
【0015】上記構成に加え本発明の光拡散層付き反射
板の光反射板の形状は平面状か、あるいは湾曲面状であ
ってもよい。
板の光反射板の形状は平面状か、あるいは湾曲面状であ
ってもよい。
【0016】上記構成に加え本発明の光拡散層付き反射
板の光拡散層の低屈折率層がポリシランからなり、高屈
折率領域が微小体積の金属酸化物からなっていてもよ
い。
板の光拡散層の低屈折率層がポリシランからなり、高屈
折率領域が微小体積の金属酸化物からなっていてもよ
い。
【0017】本発明の光拡散層付き反射板によれば、従
来の問題の一つであった、光反射板と光拡散板との間の
空気層の介在や光反射板の屈折率と光拡散板の屈折率と
の違いによる不要な反射光が大幅に低減され、光強度の
低下も抑えることができる。また、光反射板に光拡散層
が一体的に形成されているので、部品数が減少し、表示
装置を構成する際の低コスト化が図れる。
来の問題の一つであった、光反射板と光拡散板との間の
空気層の介在や光反射板の屈折率と光拡散板の屈折率と
の違いによる不要な反射光が大幅に低減され、光強度の
低下も抑えることができる。また、光反射板に光拡散層
が一体的に形成されているので、部品数が減少し、表示
装置を構成する際の低コスト化が図れる。
【0018】また、金属酸化物を有するゾル固着部とし
て、Si、Zn、Ti、Ge、Al等の金属酸化物ゾル
を用いることができるので、ポリシラン層の屈折率に比
して極めて高い屈折率を実現することができる。すなわ
ち、屈折率差の大きい光拡散層が実現できることから、
光を広い領域に均一に拡散させることができるようにな
る。
て、Si、Zn、Ti、Ge、Al等の金属酸化物ゾル
を用いることができるので、ポリシラン層の屈折率に比
して極めて高い屈折率を実現することができる。すなわ
ち、屈折率差の大きい光拡散層が実現できることから、
光を広い領域に均一に拡散させることができるようにな
る。
【0019】本発明の光拡散層付き反射板によれば、光
拡散層を少なくとも2層積層することにより、屈折率変
化の大きい光拡散層が多層状になるので、さらに光を均
一に拡散させることができる。
拡散層を少なくとも2層積層することにより、屈折率変
化の大きい光拡散層が多層状になるので、さらに光を均
一に拡散させることができる。
【0020】本発明の光拡散層付き反射板によれば、ゾ
ル固着部をポリシラン層の深さ方向に対して伸びると共
に面方向に一様に分布させ、屈折率をポリシラン層より
高くすることによって、より薄い拡散層でさらに一層の
均一な光拡散を行うことができる。また、光拡散層の薄
層化によって装置の薄型化、軽量化、低コスト化を期待
することができる。
ル固着部をポリシラン層の深さ方向に対して伸びると共
に面方向に一様に分布させ、屈折率をポリシラン層より
高くすることによって、より薄い拡散層でさらに一層の
均一な光拡散を行うことができる。また、光拡散層の薄
層化によって装置の薄型化、軽量化、低コスト化を期待
することができる。
【0021】本発明の光拡散層付き反射板によれば、光
反射板をポリマ材料のシートによって形成することによ
り、光拡散層付き反射板を用いた照明装置の、より薄型
化、軽量化を図れると共に、曲面状に形成することがで
き、種々の形状に適用することができる。
反射板をポリマ材料のシートによって形成することによ
り、光拡散層付き反射板を用いた照明装置の、より薄型
化、軽量化を図れると共に、曲面状に形成することがで
き、種々の形状に適用することができる。
【0022】本発明の光拡散層付き反射板によれば、光
拡散層付き反射板の形状を平面状か湾曲面状にすること
により、適用範囲を広げることができ、特に移動体用表
示装置のように曲面を有する表示部を実現するのに適し
ている。
拡散層付き反射板の形状を平面状か湾曲面状にすること
により、適用範囲を広げることができ、特に移動体用表
示装置のように曲面を有する表示部を実現するのに適し
ている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
図面に基づいて詳述する。
【0024】図1(a)は本発明の光拡散層付き反射板
の一実施の形態を示す断面図であり、図1(b)は図1
(a)の上面図である。
の一実施の形態を示す断面図であり、図1(b)は図1
(a)の上面図である。
【0025】本光拡散層付き反射板は、光反射板(光反
射フィルム)7と、光反射フィルム7の上に形成された
光拡散層8とで構成されたものである。
射フィルム)7と、光反射フィルム7の上に形成された
光拡散層8とで構成されたものである。
【0026】光反射フィルム7は、例えばポリエステ
ル、ポリイミド等のポリマフィルム上にAlのような高
反射率の金属薄膜層を形成したものを用いる。このポリ
マフィルム以外にガラス板や極薄のAlフィルム板を用
いてもよい。
ル、ポリイミド等のポリマフィルム上にAlのような高
反射率の金属薄膜層を形成したものを用いる。このポリ
マフィルム以外にガラス板や極薄のAlフィルム板を用
いてもよい。
【0027】光拡散層8は低屈折率層(ポリシラン層)
10及びポリシラン層10の中に多数個の微小体積の金
属酸化物を有する高屈折率領域(ゾル固着部)9−1〜
9−z(直径数μmから十数μm)とで構成されてい
る。このゾル固着部9−1〜9−zの屈折率はポリシラ
ン層10の屈折率よりも十分に高い値を有している。
10及びポリシラン層10の中に多数個の微小体積の金
属酸化物を有する高屈折率領域(ゾル固着部)9−1〜
9−z(直径数μmから十数μm)とで構成されてい
る。このゾル固着部9−1〜9−zの屈折率はポリシラ
ン層10の屈折率よりも十分に高い値を有している。
【0028】ゾル固着部9−1〜9−zは数μm〜数十
μmの間隔で設けられ、その表面形状は図では円形であ
るがこれ以外に、楕円形、多角形、星型等いずれの形状
であってもよい。ゾル固着部9−1〜9−zは図では光
拡散層8の表面近傍に浅く設けられているが、これ以外
に、光拡散層8の深さ方向に貫通させるようにしてもよ
い。
μmの間隔で設けられ、その表面形状は図では円形であ
るがこれ以外に、楕円形、多角形、星型等いずれの形状
であってもよい。ゾル固着部9−1〜9−zは図では光
拡散層8の表面近傍に浅く設けられているが、これ以外
に、光拡散層8の深さ方向に貫通させるようにしてもよ
い。
【0029】このように光拡散層8は低屈折率のポリシ
ラン層10の中に高い屈折率のゾル固着部9−1〜9−
zのように多数個(図では1521個であるが限定され
ない。)に分散させ、かつそれぞれのゾル固着部9−1
〜9−zの表面積を光源の波長を考慮に入れて数μm2
から数十μm2 の範囲の微小領域にすることによって光
拡散層8の表面、内部及び裏面での光源の光の拡散を均
一にするようにしたものである。
ラン層10の中に高い屈折率のゾル固着部9−1〜9−
zのように多数個(図では1521個であるが限定され
ない。)に分散させ、かつそれぞれのゾル固着部9−1
〜9−zの表面積を光源の波長を考慮に入れて数μm2
から数十μm2 の範囲の微小領域にすることによって光
拡散層8の表面、内部及び裏面での光源の光の拡散を均
一にするようにしたものである。
【0030】本光拡散層付き反射板は、光反射フィルム
7の表面上に光拡散層8が一体に形成されているので、
不要な反射による光強度の低下を抑えることができる。
光反射フィルム7の厚さは数十μmから1mmの範囲内
が好ましく、光拡散層8の厚みも十数μmから数百μm
の範囲内が好ましい。
7の表面上に光拡散層8が一体に形成されているので、
不要な反射による光強度の低下を抑えることができる。
光反射フィルム7の厚さは数十μmから1mmの範囲内
が好ましく、光拡散層8の厚みも十数μmから数百μm
の範囲内が好ましい。
【0031】次に光反射フィルム7の表面上にポリシラ
ン層10及び金属酸化物を有するゾル固着部9−1〜9
−zの製造方法について説明する。
ン層10及び金属酸化物を有するゾル固着部9−1〜9
−zの製造方法について説明する。
【0032】(1) 光反射フィルム7の表面上にポリシラ
ンを塗布してポリシラン層10を形成する。
ンを塗布してポリシラン層10を形成する。
【0033】(2) ポリシラン層10の上に所望のパター
ン形状の描かれたフォトマスク(図示せず。)を配置
し、そのフォトマスクの上から紫外線(波長250nm
〜350nm)の光を照射する。
ン形状の描かれたフォトマスク(図示せず。)を配置
し、そのフォトマスクの上から紫外線(波長250nm
〜350nm)の光を照射する。
【0034】(3) ポリシラン層10の形成された光反射
フィルム7を、金属酸化物の微粒子を含むゾル水溶液
(図示せず。)に浸漬する。
フィルム7を、金属酸化物の微粒子を含むゾル水溶液
(図示せず。)に浸漬する。
【0035】(4) ゾル水溶液から光反射フィルム7を取
出して水洗する。
出して水洗する。
【0036】(5) 光反射フィルム7を加熱乾燥する(約
120℃)。
120℃)。
【0037】(6) 乾燥した光反射フィルム7を焼成する
(約250℃〜300℃)ことにより、ポリシラン層1
0と、金属酸化物を有するゾル固着部9−1〜9−zと
が形成される。
(約250℃〜300℃)ことにより、ポリシラン層1
0と、金属酸化物を有するゾル固着部9−1〜9−zと
が形成される。
【0038】ここで、使用するポリシランは化1式で表
される。
される。
【0039】
【化1】
【0040】但し、化1式中、R1 、R2 、R3 及びR
4 はそれぞれ独立して水素、置換もしくは無置換の脂肪
族炭化水素基、置換もしくは無置換の脂環式炭化水素基
及びアルコキシル基からなる群より選択される基であ
り、m及びnは「0」以上の整数である。化1式で表さ
れる鎖状ポリシランか、あるいは隣接するSi原子との
結合数が「3」または「4」であるSi原子を含んだネ
ットワーク状ポリシランである。
4 はそれぞれ独立して水素、置換もしくは無置換の脂肪
族炭化水素基、置換もしくは無置換の脂環式炭化水素基
及びアルコキシル基からなる群より選択される基であ
り、m及びnは「0」以上の整数である。化1式で表さ
れる鎖状ポリシランか、あるいは隣接するSi原子との
結合数が「3」または「4」であるSi原子を含んだネ
ットワーク状ポリシランである。
【0041】これらの化合物は単独で有機溶剤に溶かし
て使用してもよく、感光性を向上させるため特開平7−
114188号公報に記載されている光ラジカル発生剤
や酸化剤及び特開平8−262728号公報に記載され
ているシリコーン化合物を適宜配合して使用してもよ
い。またフォトマスクを介して紫外線を照射する場合、
ポリシランの主鎖であるSi−Si結合からシラノール
に変換する際に必要な酸素が十分に供給されるよう特開
平11−65124号公報に記載のフォトマスクとポリ
シラン表面にギャップを設けた後、照射する方法を用い
てもよい。
て使用してもよく、感光性を向上させるため特開平7−
114188号公報に記載されている光ラジカル発生剤
や酸化剤及び特開平8−262728号公報に記載され
ているシリコーン化合物を適宜配合して使用してもよ
い。またフォトマスクを介して紫外線を照射する場合、
ポリシランの主鎖であるSi−Si結合からシラノール
に変換する際に必要な酸素が十分に供給されるよう特開
平11−65124号公報に記載のフォトマスクとポリ
シラン表面にギャップを設けた後、照射する方法を用い
てもよい。
【0042】ここで、使用する金属酸化物ゾル溶液は、
金属のアルコキシド、アセチルアセトナート、酢酸塩等
をアルコール等の溶媒で溶液化し、酸または塩基等の触
媒を用いて縮重合反応させることにより得られる。
金属のアルコキシド、アセチルアセトナート、酢酸塩等
をアルコール等の溶媒で溶液化し、酸または塩基等の触
媒を用いて縮重合反応させることにより得られる。
【0043】本発明ではこの金属酸化物ゾル溶液は無色
であることが望ましいことから、Si、Zr、Ti、G
e、Al等の金属酸化物ゾルが最適である。これらの元
素は単独で使用してもよく、2種類以上の金属酸化物が
存在するゾルを作製してから使用してもよい。さらに、
上述したゾルにBやPを含む屈折率制御用の微粒子(粒
径は数百nm以下)やカチオン性の水溶性組成物を加え
てもよい。例えばポリシランとしてポリメチルフェニル
シランを用い、金属酸化物を有するゾル固着部にアルミ
ナゾルを用いた場合にはその屈折率を1.74程度にす
ることができ、ポリシラン層10の屈折率1.62に比
して比屈折率差Δが約7%の高比屈折率差型の光拡散層
8を得ることができた。この比屈折率差Δはアルミナの
添加量で1%から10%の範囲で調節することができ
る。
であることが望ましいことから、Si、Zr、Ti、G
e、Al等の金属酸化物ゾルが最適である。これらの元
素は単独で使用してもよく、2種類以上の金属酸化物が
存在するゾルを作製してから使用してもよい。さらに、
上述したゾルにBやPを含む屈折率制御用の微粒子(粒
径は数百nm以下)やカチオン性の水溶性組成物を加え
てもよい。例えばポリシランとしてポリメチルフェニル
シランを用い、金属酸化物を有するゾル固着部にアルミ
ナゾルを用いた場合にはその屈折率を1.74程度にす
ることができ、ポリシラン層10の屈折率1.62に比
して比屈折率差Δが約7%の高比屈折率差型の光拡散層
8を得ることができた。この比屈折率差Δはアルミナの
添加量で1%から10%の範囲で調節することができ
る。
【0044】図2は本発明の光拡散層付き反射板の他の
実施の形態を示す断面図である。
実施の形態を示す断面図である。
【0045】図1に示した実施の形態との相違点は、光
拡散層を2層構造にした点である。
拡散層を2層構造にした点である。
【0046】すなわち、本光拡散層付き反射板は、光反
射フィルム7の表面上に二つの光拡散層8−1と光拡散
層8−2とを積層した構成であり、光拡散層8−1、8
−2の高屈折率領域9−1〜9−nと高屈折率領域9a
−1〜9a−nとが互いに深さ方向で重ならないように
形成されている。このように光拡散層8−1、8−2を
積層することによって光の拡散をより均一にすることが
できる。
射フィルム7の表面上に二つの光拡散層8−1と光拡散
層8−2とを積層した構成であり、光拡散層8−1、8
−2の高屈折率領域9−1〜9−nと高屈折率領域9a
−1〜9a−nとが互いに深さ方向で重ならないように
形成されている。このように光拡散層8−1、8−2を
積層することによって光の拡散をより均一にすることが
できる。
【0047】光拡散層は図では2層であるが、これ以外
に、3層以上の多層状に積層してもよく、多層化するこ
とによりさらに光の拡散効果を向上させることができ
る。
に、3層以上の多層状に積層してもよく、多層化するこ
とによりさらに光の拡散効果を向上させることができ
る。
【0048】図3は本発明の光拡散層付き反射板の他の
実施の形態を示す断面図である。
実施の形態を示す断面図である。
【0049】図2に示した実施の形態との相違点は、反
射板の形状が平面状ではなく湾曲面状である点である。
射板の形状が平面状ではなく湾曲面状である点である。
【0050】すなわち、本光拡散層付き反射板は、曲面
状の光反射板7aと、光反射板7a上に形成された低屈
折率のポリシラン層10a−1と、ポリシラン層10a
−1の表面(あるいは中)に多数個分散された微小体積
の金属酸化物からなる高屈折率のゾル固着部9c−1〜
9c−nを有する光拡散層8a−1と、光拡散層8a−
1の上に形成されポリシラン層10a−2の表面(ある
いは中)に多数個分散された微小体積の金属酸化物から
なるゾル固着部9b−1〜9b−nを有する光拡散層8
a−2とで構成されている。ゾル固着部9b−1〜9b
−n、9c−1〜9c−nは本実施の形態では半球状に
形成されているが、これに限定されるものではなく円錐
状でも角錐状でもよい。
状の光反射板7aと、光反射板7a上に形成された低屈
折率のポリシラン層10a−1と、ポリシラン層10a
−1の表面(あるいは中)に多数個分散された微小体積
の金属酸化物からなる高屈折率のゾル固着部9c−1〜
9c−nを有する光拡散層8a−1と、光拡散層8a−
1の上に形成されポリシラン層10a−2の表面(ある
いは中)に多数個分散された微小体積の金属酸化物から
なるゾル固着部9b−1〜9b−nを有する光拡散層8
a−2とで構成されている。ゾル固着部9b−1〜9b
−n、9c−1〜9c−nは本実施の形態では半球状に
形成されているが、これに限定されるものではなく円錐
状でも角錐状でもよい。
【0051】本湾曲面状の光拡散層付き反射板は、例え
ば自動車内のディスプレイ用に好適である。
ば自動車内のディスプレイ用に好適である。
【0052】図4〜図6は高屈折率領域の部分断面図で
ある。
ある。
【0053】図4に示した高屈折率領域9の形状は低屈
折率層10の厚さtに対してその表面から深さt1 まで
略垂直に形成した構成である。深さt1 としては10μ
mから数十μmの値であるので、深さt1 の値は数μm
から十数μmの範囲から選択するのが、光の拡散を光拡
散層内でより均一に行うことができる。高屈折率領域9
の幅dは数μmから十数μmの範囲が好ましく、高屈折
率領域9間の間隔sも数μmから十数μmの範囲が好ま
しい。但し、理想的には幅dも間隔sもできるだけ小さ
い値、すなわち光源の波長レベルの値が好ましいが現状
の作製技術では数μmから十数μmにせざるを得ない。
折率層10の厚さtに対してその表面から深さt1 まで
略垂直に形成した構成である。深さt1 としては10μ
mから数十μmの値であるので、深さt1 の値は数μm
から十数μmの範囲から選択するのが、光の拡散を光拡
散層内でより均一に行うことができる。高屈折率領域9
の幅dは数μmから十数μmの範囲が好ましく、高屈折
率領域9間の間隔sも数μmから十数μmの範囲が好ま
しい。但し、理想的には幅dも間隔sもできるだけ小さ
い値、すなわち光源の波長レベルの値が好ましいが現状
の作製技術では数μmから十数μmにせざるを得ない。
【0054】図5に示した高屈折率領域9は低屈折率層
10の厚さt方向に対して先細り形状に形成した例であ
る。このような形状は製法上容易に作ることができる。
例えば、低屈折率層10内に高屈折率のドーパントイオ
ンをイオン打ち込み、イオン注入等の方法でドープする
ことによって形成することができる。
10の厚さt方向に対して先細り形状に形成した例であ
る。このような形状は製法上容易に作ることができる。
例えば、低屈折率層10内に高屈折率のドーパントイオ
ンをイオン打ち込み、イオン注入等の方法でドープする
ことによって形成することができる。
【0055】図6に示した高屈折率領域9の形状は半球
状のものであり、これは低屈折率層10内に高屈折率の
ドーパントを熱拡散によって形成することができる。
状のものであり、これは低屈折率層10内に高屈折率の
ドーパントを熱拡散によって形成することができる。
【0056】図7(a)は本発明の光拡散層付き反射板
の他の実施の形態を示す断面図であり、図7(b)は図
7(a)の上面図である。
の他の実施の形態を示す断面図であり、図7(b)は図
7(a)の上面図である。
【0057】図1(a)、(b)に示した実施の形態と
の相違点は、高屈折率領域と低屈折率層とを逆にした点
である。
の相違点は、高屈折率領域と低屈折率層とを逆にした点
である。
【0058】すなわち、本光拡散層付き反射板の光拡散
層8は高屈折率層9内に低屈折率領域10−1〜10−
zを分散配置したものである。このような光拡散層付き
反射板においても図1(a)、(b)に示した光拡散層
付き反射板と同様の効果が得られる。
層8は高屈折率層9内に低屈折率領域10−1〜10−
zを分散配置したものである。このような光拡散層付き
反射板においても図1(a)、(b)に示した光拡散層
付き反射板と同様の効果が得られる。
【0059】図1(a)、(b)〜図7(a)、(b)
に示した光拡散層8の形成方法としては、種々の方法に
よって実現することができる。例えば、フォトブリーチ
ング用のポリマ材料を光反射フィルム7上に予めコーテ
ィングしておき、そのフォトブリーチング用ポリマ材料
の上に、図1(b)に示した上面図パターンの描かれた
フォトマスクを配置し、そのフォトマスクの上から紫外
光(UV光)を照射することにより、UV光の照射され
たフォトブリーチング用ポリマ材料部の屈折率が低下す
ることにより得られる。その屈折率の低下の度合いはU
V光のエネルギーにより制御できる。また屈折率が変化
した層の深さ方向の屈折率もUV光のエネルギーで制御
することができる。さらに光反射フィルム7の上には予
め通常の低屈折率(あるいは高屈折率)のポリマ層をコ
ーティングしておき、そのポリマ層の上にフォトブリー
チング用ポリマ層を形成してもよい。
に示した光拡散層8の形成方法としては、種々の方法に
よって実現することができる。例えば、フォトブリーチ
ング用のポリマ材料を光反射フィルム7上に予めコーテ
ィングしておき、そのフォトブリーチング用ポリマ材料
の上に、図1(b)に示した上面図パターンの描かれた
フォトマスクを配置し、そのフォトマスクの上から紫外
光(UV光)を照射することにより、UV光の照射され
たフォトブリーチング用ポリマ材料部の屈折率が低下す
ることにより得られる。その屈折率の低下の度合いはU
V光のエネルギーにより制御できる。また屈折率が変化
した層の深さ方向の屈折率もUV光のエネルギーで制御
することができる。さらに光反射フィルム7の上には予
め通常の低屈折率(あるいは高屈折率)のポリマ層をコ
ーティングしておき、そのポリマ層の上にフォトブリー
チング用ポリマ層を形成してもよい。
【0060】図1(a)、(b)〜図7(a)、(b)
に示した光拡散層8の表面にはポリマ保護層(例えばU
V光カット層、UV光吸収層、酸素浸入抑圧層、吸湿抑
圧層、屈折率整合層あるいは光源光に対する反射防止層
等)を形成してもよい。
に示した光拡散層8の表面にはポリマ保護層(例えばU
V光カット層、UV光吸収層、酸素浸入抑圧層、吸湿抑
圧層、屈折率整合層あるいは光源光に対する反射防止層
等)を形成してもよい。
【0061】図8は本発明の光拡散層付き反射板を用い
て構成した表示装置の概略構成図である。
て構成した表示装置の概略構成図である。
【0062】すなわち、光反射フィルム7上に一体化さ
れた光拡散層8の上に液晶セル2を配置し、その液晶セ
ル2の上に表示部11を設けた構成である。
れた光拡散層8の上に液晶セル2を配置し、その液晶セ
ル2の上に表示部11を設けた構成である。
【0063】このような構成により、均一な照明を行う
ことができる。
ことができる。
【0064】以上において本発明の光拡散層付き反射板
によれば、 (1) 従来問題であった、光反射板と光拡散板との間の空
気層の介在や、光反射板の屈折率と光拡散板と屈折率と
の違いによる不要な反射光が大幅に低減され、光強度の
低下を抑えることができる。また、光反射板に光拡散層
が一体的に形成されているので、表示装置を構成した際
のそれぞれの装置間での性能ばらつきが小さくなること
と、コンパクトな実装ができるので低コスト化が図れ
る。
によれば、 (1) 従来問題であった、光反射板と光拡散板との間の空
気層の介在や、光反射板の屈折率と光拡散板と屈折率と
の違いによる不要な反射光が大幅に低減され、光強度の
低下を抑えることができる。また、光反射板に光拡散層
が一体的に形成されているので、表示装置を構成した際
のそれぞれの装置間での性能ばらつきが小さくなること
と、コンパクトな実装ができるので低コスト化が図れ
る。
【0065】(2) 光拡散層を積層することにより、光を
より均一に拡散させることができる。
より均一に拡散させることができる。
【0066】(3) 光拡散層付き反射板をポリマ材料で構
成することができるので、装置の軽量化を図ることがで
きると共に、曲面状に曲げて使用することができるの
で、例えば自動車の表示装置のような曲面を有する表示
装置や携帯電話の表示装置等幅広く使用することができ
る。
成することができるので、装置の軽量化を図ることがで
きると共に、曲面状に曲げて使用することができるの
で、例えば自動車の表示装置のような曲面を有する表示
装置や携帯電話の表示装置等幅広く使用することができ
る。
【0067】(4) 表示装置を少ない部品数で低コストに
実現することができる。
実現することができる。
【0068】(5) 光拡散層のポリシラン層と金属酸化物
を有するゾル固着部との比屈折率差を7%近くまで高く
することが容易になるので、より薄い光拡散層でより均
一に光拡散を行うことができる。
を有するゾル固着部との比屈折率差を7%近くまで高く
することが容易になるので、より薄い光拡散層でより均
一に光拡散を行うことができる。
【0069】(6) ポリマ材料で構成した光反射板のポリ
マの屈折率と光拡散層の屈折率を略等しい値に設定する
ことができるので、各層間での不要な反射による損失を
低減することができる。
マの屈折率と光拡散層の屈折率を略等しい値に設定する
ことができるので、各層間での不要な反射による損失を
低減することができる。
【0070】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
な優れた効果を発揮する。
【0071】不要な光反射が少なく、均一な照明を行え
る光拡散層付き反射板の提供を実現することができる。
る光拡散層付き反射板の提供を実現することができる。
【図1】(a)は本発明の光拡散層付き反射板の一実施
の形態を示す断面図であり、図(b)は(a)の上面図
である。
の形態を示す断面図であり、図(b)は(a)の上面図
である。
【図2】本発明の光拡散層付き反射板の他の実施の形態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図3】本発明の光拡散層付き反射板の他の実施の形態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】高屈折率領域の部分断面図である。
【図5】高屈折率領域の部分断面図である。
【図6】高屈折率領域の部分断面図である。
【図7】(a)は本発明の光拡散層付き反射板の他の実
施の形態を示す断面図であり、(b)は(a)の上面図
である。
施の形態を示す断面図であり、(b)は(a)の上面図
である。
【図8】本発明の光拡散層付き反射板を用いて構成した
表示装置の概略構成図である。
表示装置の概略構成図である。
【図9】従来の照明方法の概念図である。
7 光反射板(光反射フィルム) 8 光拡散層 9−1〜9−n ゾル固着部(高屈折率領域、高屈折率
層) 10 ポリシラン層(低屈折率層、低屈折率領域)
層) 10 ポリシラン層(低屈折率層、低屈折率領域)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住吉 岩夫 大阪府寝屋川市池田中町19番17号 日本ペ イント株式会社内 Fターム(参考) 2H042 BA02 BA12 BA15 BA20 2H091 FA16Z FB06 LA03 5G435 AA02 BB12 BB16 FF02 FF03 FF06 GG16 HH02 KK07
Claims (8)
- 【請求項1】 光反射板と、該光反射板上に形成された
低屈折率層及び該低屈折率層の表面か、あるいは中に多
数個分散された高屈折率領域からなる光拡散層とを備え
たことを特徴とする光拡散層付き反射板。 - 【請求項2】 上記高屈折率領域は上記低屈折率層の深
さ方向に対して伸びると共に面方向に一様に分布してい
る請求項1に記載の光拡散層付き反射板。 - 【請求項3】 光反射板と、該光反射板上に形成された
高屈折率層及び該高屈折率層の表面か、あるいは中に多
数個分散された低屈折率領域からなる光拡散層とを備え
たことを特徴とする光拡散層付き反射板。 - 【請求項4】 上記低屈折率領域は上記高屈折率層の深
さ方向に対して伸びると共に面方向に一様に分布してい
る請求項3に記載の光拡散層付き反射板。 - 【請求項5】 上記光拡散層は少なくとも2層構造であ
る請求項1から4のいずれかに記載の光拡散層付き反射
板。 - 【請求項6】 上記光反射板はポリマ材料のシートで形
成されている請求項1から5のいずれかに記載の光拡散
層付き反射板。 - 【請求項7】 上記光反射板の形状は平面状か、あるい
は湾曲面状である請求項1から6のいずれかに記載の光
拡散層付き反射板。 - 【請求項8】 上記光拡散層の低屈折率層がポリシラン
からなり、上記高屈折率領域が微小体積の金属酸化物か
らなる請求項1から7のいずれかに記載の光拡散層付き
反射板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000097894A JP2001281421A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 光拡散層付き反射板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000097894A JP2001281421A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 光拡散層付き反射板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001281421A true JP2001281421A (ja) | 2001-10-10 |
Family
ID=18612456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000097894A Pending JP2001281421A (ja) | 2000-03-30 | 2000-03-30 | 光拡散層付き反射板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001281421A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013105556A1 (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-18 | 三菱化学株式会社 | コーティング用組成物、多孔質膜、光散乱膜及び有機電界発光素子 |
-
2000
- 2000-03-30 JP JP2000097894A patent/JP2001281421A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013105556A1 (ja) * | 2012-01-10 | 2013-07-18 | 三菱化学株式会社 | コーティング用組成物、多孔質膜、光散乱膜及び有機電界発光素子 |
JP2014208748A (ja) * | 2012-01-10 | 2014-11-06 | 三菱化学株式会社 | コーティング用組成物、多孔質膜、光散乱膜及び有機電界発光素子 |
TWI580732B (zh) * | 2012-01-10 | 2017-05-01 | 三菱化學股份有限公司 | 塗佈用組成物、多孔質膜、光散射膜及有機電場發光元件 |
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