JP2001279930A - 柱筋の地組用架台 - Google Patents

柱筋の地組用架台

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JP2001279930A
JP2001279930A JP2000097766A JP2000097766A JP2001279930A JP 2001279930 A JP2001279930 A JP 2001279930A JP 2000097766 A JP2000097766 A JP 2000097766A JP 2000097766 A JP2000097766 A JP 2000097766A JP 2001279930 A JP2001279930 A JP 2001279930A
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gantry
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JP2000097766A
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Taro Terushima
太郎 照嶋
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Toda Corp
Original Assignee
Toda Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 柱筋の地組が簡単にできるとともに、柱筋を
つり上げる際に架台が簡単に取り外せるようにすること
を課題とする。 【解決手段】 対向配置された一対の載せ台2、3から
構成され、該載せ台2、3は台座5の一端部に適宜間隔
をもって支柱6が立設され、これらの支柱6間には複数
の主筋受けパイプ7、8が設けられ、前記台座5は横方
向に拡縮自在で、かつ一端部にキャスター12が設置さ
れ、一対の載せ台2、3間にはピッチ用テープ4が張ら
れた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は柱筋の地組用架台に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート構造物は鉄骨構造物な
どと比べ現場作業や設備が多くなるため工期が長くなる
傾向にある。そこで鉄筋コンクリート構造物の構築に際
しては、作業工程および工期の短縮、ならびに工費の低
減などを図るために、様々な箇所で効率化および省力化
が進められている。
【0003】このような効率化および省力化を図る作業
として柱筋の配筋作業があるが、従来は現場における地
組が行われていた。
【0004】このような地組として、例えば、図8に示
すような従来例が知られている。これは現場サイトにお
いて対向配置した架台33、34間に主筋35を設置
し、これらの主筋35に帯筋36を組み付けるものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の架台は
単なる台を利用したものであるため、地組の迅速化およ
び効率化を図ることが困難であり、柱筋を吊り上げる際
にも架台が簡単に取り外せないという問題があった。
【0006】そこで本発明は、柱筋の地組が簡単にでき
るとともに、柱筋をつり上げる際に架台が簡単に取り外
せるようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めの手段としての請求項1の発明が、対向配置された一
対の載せ台から構成され、該載せ台は台座の一端部に適
宜間隔をもって支柱が立設され、これらの支柱間には複
数の主筋受けパイプが設けられ、前記台座は横方向に拡
縮自在で、かつ一端部にキャスターが設置され、一対の
載せ台間にはピッチ用テープが張られたことを特徴と
し、請求項2の発明が、請求項1において、複数の主筋
受けパイプのうちの一部は移動自在であることを特徴と
し、また請求項3の発明が、請求項1または2におい
て、一方の載せ台の支柱には主筋端部当接用プレートが
設置されたことを特徴とし、また請求項4の発明が、請
求項1〜3のいずれかにおいて、主筋受けパイプには主
筋を挟み付ける挟持管が端部を中心に回転自在に設けら
れたことを特徴とする。
【0008】対向配置された一対の載せ台の主筋受けパ
イプに柱主筋が載せられ、該柱主筋に帯筋をピッチ用テ
ープの目盛りに応じて配筋する。また主筋受けパイプの
一部を柱の大きさに応じて上下に移動させ、かつ台座を
横方向に拡縮すると主筋の配筋位置を自由に変えること
ができる。また主筋の端部を主筋端部当接用プレート
(以下、単にプレートという)で揃えることができ、か
つ主筋を挟持管で主筋受けパイプにしっかり固定でき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の柱筋の地組用架台
の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は柱筋の
地組用架台(以下、単に架台という)の斜視図を示し、
図2は一方の載せ台の正面図、側面図および背面図であ
り、図3は他方の載せ台の正面図、側面図および背面図
である
【0010】架台1は対向設置される一対の載せ台2、
3から構成され、これらの載せ台2、3間にピッチ用テ
ープ(以下、単にテープという)4が張られている。
【0011】図2は、一方の載せ台2を示したものであ
り、台座5と、支柱6と、上部主筋受けパイプ(以下、
単に上部パイプという)7と、下部主筋受けパイプ(以
下、単に下部パイプという)8とから構成されている。
【0012】台座5は横枠9と縦枠10とから構成さ
れ、該縦枠10にはジャッキベース11が、横枠9には
キャスター12がそれぞれ設置されている。また横枠9
は分割した外筒9aに内筒9bが挿入されて横方向に伸
び縮みできるようになっており、その上面には支柱6が
立設されてブレース13で支持されている。
【0013】この支柱6間には上部パイプ7と下部パイ
プ8とがスライド自在に取り付けられるとともに、両支
柱6には主筋受けバー(以下、単に受けバーという)1
4が設けてある。この上部パイプ7および下部パイプ8
は分割された外筒7a、8aに内筒7b、8bが挿入さ
れて、前記横枠9に応じて伸び縮みできるようになって
いる。また上部パイプ7と下部パイプ8の上面には主筋
の配筋間隔を示す目盛り15が記されているとともに、
前記受けバー14も主筋の配筋間隔に応じて取り外しで
きるようになっている。
【0014】また上部パイプ7と下部パイプ8には挟持
管16が設けられ、この下面に主筋を固定するゴム板1
7が貼り付けられている。この挟持管16は分割された
外筒16aに内筒16bが挿入されて伸び縮みでき、後
端部を中心に回転するとともに、先端部には締付錠18
が取り付けられている。またゴム板17も分割され、挟
持管16が伸びることにより形成される隙間にはゴム片
17aが貼り付けられる(図3参照)。
【0015】また上部パイプに設けた軸19にはテープ
4が引出自在に巻き付けられ、引き出したときの先端が
固定される固定具20が、他方の載せ台3の上部パイプ
7に設けられている。このテープ4は帯筋の配筋間隔を
示すものであり、例えば50mmごとまたは100mm
ごとの目盛り15、あるいは50mmと100mmとを
組み合わせた目盛り15が記され、各目盛り15ごとに
マーカー21を取り付ける取付孔22が開いている。し
たがって、帯筋を50mmごとに配筋する場合は、50
mmごとの取付孔22にマーカー21を取り付ける(図
4参照)。
【0016】図5は、他方の載せ台3を示したものであ
り、理解を容易にするために一方の載せ台2と同じ部分
は同じ符号を付し、異なる部分のみに異なった符号を付
して説明する。この載せ台3は、新たに主筋端部当接用
プレート(以下、単にプレートという)23とU字形の
取っ手24が設けられたものである。
【0017】プレート23は、主筋の端部を揃えるもの
であり、固定ネジ25で支柱6に取り付けられている。
この固定ネジ25のネジ孔26は載せ台3が横方向に拡
縮できるように横長になっており、ネジ孔26の長さ分
だけ載せ台3を拡縮することができる。またプレート2
3は、簡単に持ち運びができるように把持部27を設け
ることもでき、軽量化のために角部をアールにし、かつ
パンチング加工とすることもできる(図6参照)。
【0018】取っ手24は支柱6の上端部がU字形に折
り曲げられて形成され、図7の(4)に示すように載せ
台3を倒したときの支えとなる。
【0019】次に、上記架台の使用方法を図1に基づい
て説明する。この架台1は、2つの載せ台2、3を使用
するものであり、これらの載せ台2、3を柱の形状およ
び大きさに応じた寸法に調整する。これは載せ台2、3
を柱筋28の長さに応じて適宜間隔をもって設置した後
に、これらの載せ台2、3を柱の横幅に応じて横方向に
拡縮するとともに、下部パイプ8を柱の縦幅に応じて所
定の位置にスライドさせ、かつ受けバー14を主筋の配
筋間隔に応じて取り付けるものである。すなわち柱筋2
8の長さは載せ台2、3の設置間隔、柱の横幅は載せ台
2、3の拡縮、柱の縦幅は下部パイプ8のスライド、縦
方向の主筋29bの配筋間隔は受けバー14の取付けに
より調整するということである。
【0020】そして、この寸法調整後に主筋29a、2
9bを両方の載せ台2、3の上部パイプ7、下部パイプ
8および受けバー14にわたって載せ、その端部をプレ
ート23で揃える。次いで各載せ台2、3における上部
パイプ7と下部パイプ8との主筋29aを等間隔ごとに
配置して挟持管16で固定するが、これらの主筋29
a、29bはゴム板17で押さえられているためずれる
ことがない(図3参照)。
【0021】このように主筋29a、29bが設置され
たらテープ4を載せ台2、3間に張り、マーカー21を
帯筋の配筋間隔、例えば50mmごとに取り付ける。そ
して前記配筋間隔にしたがって帯筋30を配筋して柱筋
28を完成させる。
【0022】次に、上記の柱筋の吊り上げ方法を図7に
基づいて説明する。まず、同図の(2)に示すように、
一方の載せ台2を柱筋28から取り外すとともに、該柱
筋28に吊り上げワイヤー31を取り付ける。そして、
同図の(3)に示すように、柱筋28を垂直に立ち上げ
ると載せ台3がキャスター12を支点にして転倒するた
め、下部を引きずることなくスムーズに吊り上げること
ができる。このとき作業者32は取っ手24をもって載
せ台3を支えることにより柱筋28の吊り上げを助ける
ことができる(同図の(5)および(6)参照)。
【0023】
【発明の効果】主筋が上部パイプおよび下部パイプの目
盛りで等間隔ごとに設置できるとともに、テープの目盛
りにより帯筋が等間隔ごとに配筋できるので、配筋精度
の向上を図ることができる。
【0024】柱の大きさに応じて下部パイプをスライド
させるとともに、載せ台を拡縮することができるので、
主筋の配筋位置を自由に変えることができる。
【0025】主筋の端部をプレートにより揃えることが
できるとともに、主筋を挟持管によって等間隔ごとに固
定することができる。
【0026】柱筋を、簡単に立ち上げることができ、か
つ下部を引きずることなくスムーズに吊り上げることが
できる。
【0027】キャスターにより架台を簡単に移動させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】二つの載せ台を適宜間隔ごとに設置した架台の
斜視図である。
【図2】(1)〜(3)は一方の載せ台の正面図、側面
図、背面図である。
【図3】(1)は挟持管の斜視図、(2)および(3)
は同正面図である。
【図4】(1)はテープの斜視図、(2)は同側面図、
(3)および(4)は同端部の斜視図、(5)および
(6)は同正面図、(7)〜(9)はマーカーの斜視図
である。
【図5】(1)〜(3)は他方の載せ台の正面図、側面
図、背面図である。
【図6】(1)〜(3)はプレートの斜視図である。
【図7】(1)〜(6)は柱筋の吊り上げ方法を示す工
程図である。
【図8】従来の柱筋の地組を示す正面図である。
【符号の説明】
1、33、34 架台 2、3 載せ台 4 テープ 5 台座 6 支柱 7 上部パイプ 8 下部パイプ 9 横枠 10 縦枠 11 ジャッキベース 12 キャスター 13 ブレース 14 受けバー 15 目盛り 16 挟持管 17 ゴム板 18 締付錠 19 軸 20 固定具 21 マーカー 22 取付孔 23 プレート 24 取っ手 25 固定ネジ 26 ネジ孔 27 把持部 28 柱筋 29a、29b、35 主筋 30、36 帯筋 31 ワイヤー 32 作業者

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向配置された一対の載せ台から構成さ
    れ、該載せ台は台座の一端部に適宜間隔をもって支柱が
    立設され、これらの支柱間には複数の主筋受けパイプが
    設けられ、前記台座は横方向に拡縮自在で、かつ一端部
    にキャスターが設置され、一対の載せ台間にはピッチ用
    テープが張られたことを特徴とする柱筋の地組用架台。
  2. 【請求項2】 複数の主筋受けパイプのうちの一部は移
    動自在であることを特徴とする請求項1に記載の柱筋の
    地組用架台。
  3. 【請求項3】 一方の載せ台の支柱に主筋端部当接用プ
    レートが設置されたことを特徴とする請求項1または2
    に記載の柱筋の地組用架台。
  4. 【請求項4】 主筋受けパイプには主筋を挟み付ける挟
    持管が端部を中心に回転自在に設けられたことを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の柱筋の地組用架
    台。
JP2000097766A 2000-03-31 2000-03-31 柱筋の地組用架台 Pending JP2001279930A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017186863A (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 東海メタル株式会社 可動式治具

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JP2017186863A (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 東海メタル株式会社 可動式治具

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