JP2001279781A - 便座装置 - Google Patents

便座装置

Info

Publication number
JP2001279781A
JP2001279781A JP2000100139A JP2000100139A JP2001279781A JP 2001279781 A JP2001279781 A JP 2001279781A JP 2000100139 A JP2000100139 A JP 2000100139A JP 2000100139 A JP2000100139 A JP 2000100139A JP 2001279781 A JP2001279781 A JP 2001279781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet seat
nozzle
human body
detecting
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000100139A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroki Fujimura
弘樹 藤村
Koji Kikusui
幸司 菊水
Rie Yamashita
理恵 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2000100139A priority Critical patent/JP2001279781A/ja
Publication of JP2001279781A publication Critical patent/JP2001279781A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルに付着した汚物の確認、清掃を容易
にすることで衛生面に配慮した、かつノズル内の残水を
処理できる便座装置を提供することにある。 【解決手段】 人体の肛門部もしくは女性局部を洗浄
するための吐水穴をもつノズル本体と、ノズル本体を伸
出駆動させるノズル伸出駆動手段と人体を検知する検知
手段を有する便座装置において、便座装置非使用時はノ
ズル本体が伸出していることを特徴とするので、ノズル
本体の汚物付着の確認および清掃が容易にできノズル本
体の衛生性を保つことができる。また、ノズル本体が下
方に伸出した状態であるため、ノズル本体の後洗浄で使
用した本体内の水が便器内に流出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体を洗浄するた
めのノズルを備えた便座装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人体の肛門部および女性局部等を
洗浄するノズルは、便座装置非使用時には便座装置内に
収納されており、使用時にのみ伸出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】局部を洗浄するために
伸出したノズルヘッドおよびノズル本体は、局部洗浄
時、局部を洗浄した水が飛び散って、汚物あるいは汚水
が付着する可能性がある。また、便意促進のため局部に
吐水させながら行う場合は汚物そのものが付着する可能
性もある。また、使用時、伸出前および収納直後には吐
水穴をもつノズル本体先端を自らの吐水で洗浄するセル
フクリーニング機構(前洗浄、後洗浄)、もしくは伸出
・収納時にノズル本体を洗浄する本体洗浄機構がある
が、ノズル本体に汚物が付着した場合、どの程度汚物が
除去されたかについてはすぐには確認できない。汚物除
去が完全でなければ、その汚物は乾燥固化し固着してし
まう。
【0004】また、ノズル本体収納後に、セルフクリー
ニング機構によるノズル本体先端の洗浄を行うため、洗
浄に使用した水がノズル本体内に残ってしまう。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、ノズルに付着した汚物の
確認、清掃を容易にすることで衛生面に配慮した、かつ
ノズル内の残水を処理できる便座装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、便座を開閉自在に支持するケーシング
と、人体の肛門部もしくは女性局部を洗浄するための吐
水穴をもつノズル本体と、該ノズル本体を前記ケーシン
グ内から伸出駆動させるノズル伸出駆動手段と人体を検
知する検知手段を有する便座装置において、便座装置非
使用時はノズル本体が伸出していることを特徴とするの
で、ノズル本体の汚物付着の確認および清掃が容易にで
きノズル本体の衛生性を保つことができる。また、ノズ
ル本体が下方に伸出した状態であるため、ノズル本体の
後洗浄で使用した本体内の水が便器内に流出することが
できる。
【0007】請求項2は、人体検知手段を、着座を検知
する着座検知手段としたため、使用者にノズル収納のス
イッチを押させるなどの特別な操作を強いることなく人
体の着座を検知できるので、使用者に新たな負荷をかけ
ることがない。また、人体が便座に着座した時、ノズル
本体が収納されるので排便等が当たらないようにするこ
とができる。
【0008】請求項3は、人体検知手段を、便座装置か
らの離座を検知する離座検知手段としたことを特徴とす
るため、使用者にノズル伸出のスイッチを押させるなど
の特別な操作を強いることなく人体の離座を検知できる
ので、使用者に新たな負荷をかけることがない。また、
人体が便座を離座した時、ノズル本体が伸出するので汚
物付着の確認および清掃を容易に行うことができ常に衛
生状態を保つことができる。
【0009】請求項4は、人体検知手段を、便座が閉状
態から開状態となる動作を検出する便座開動作検知手段
としたことを特徴とするため、使用者(特に男性使用
者)が使用前に便座を開けるという自然な動作により装
置の使用を検知できるので、使用者に新たな負荷をかけ
ることがない。
【0010】請求項5は、人体検知手段を、便座が開状
態から閉状態となる動作を検出する便座閉検出手段とし
たことを特徴とするため、使用者(特に男性使用者)が
使用後に便座を閉じるという自然な動作により装置の使
用を検知できるので、使用者に新たな負荷をかけること
がない。
【0011】請求項6は、人体検知手段を、人体が接近
した距離を測定する測距センサーとしたことを特徴とす
るため、人体の接近度合いで検知するため特別な操作を
強いることなく自動的にノズル本体が伸出もしくは収納
することができ、使用者に新たな負荷をかけることがな
い。
【0012】上記目的を達成するために請求項7は、便
座を開閉自在に支持するケーシングと、人体の肛門部も
しくは女性局部を洗浄するための吐水穴をもつノズル本
体と、該ノズル本体を前記ケーシング内から伸出駆動さ
せるノズル伸出駆動手段と、人体を検知する人体検知手
段を有する便座装置において、前記人体検知手段が人体
を検知していない時ノズル本体が伸出し、人体を検知し
た時ノズル本体が収納されることを特徴とするので、非
使用時には人体を検出していないのでノズル本体は伸出
したままで、使用時に人体を検出した後ノズル本体を収
納するため、ノズル本体が伸出したまま排泄し汚物飛沫
によって汚す心配がない。
【0013】上記目的を達成するために、請求項8で
は、便座を開閉自在に支持するケーシングと、人体の肛
門部もしくは女性局部を洗浄するための吐水穴を有する
ノズル本体と、該ノズル本体を前記ケーシング内から伸
出駆動させるノズル伸出駆動手段と、前記便座の開閉検
知手段と、前記便座への人体着座を検知する着座検知手
段を備えた便座装置において、前記便座開閉検知手段が
便座の閉じ状態を検知し、且つ前記着座検知手段が人体
着座を検知しない場合に、止水状態を維持したままノズ
ル本体を伸出させるので、ノズル本体への汚物付着の確
認および清掃を容易に行うことができ常に衛生状態を保
つことができる。請求項9では、前項において、前記便
座開閉検知手段が便座の開き状態を検知すると、前記ノ
ズル伸出駆動手段がノズル本体を後退させることを特徴
とし、請求項10では、前記着座検知手段が、便座への
人体着座を検知すると、前記ノズル伸出駆動手段がノズ
ル本体を後退させることを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するために、請求項11で
は、便座を開閉自在に支持するケーシングと、人体を洗
浄するためのノズルと、前記ノズルを人体洗浄を行う洗
浄位置から前記ノズルの洗浄を行う待機位置へ後退させ
て前記ノズルを洗浄する後洗浄処理、を行う制御手段を
備えた便座装置において、前記制御手段は、前記後洗浄
処理後に、前記ノズルを前進させる前進処理を行うこと
を特徴とする。
【0015】前進処理後のノズルの位置は、洗浄位置で
あることが好ましいが、待機位置に比べて視認性、清掃
性が良い位置であれば、それ以外の位置であっても良
い。
【0016】請求項12では、請求項11において、人
による便座の使用またはその可能性の有無を判断する判
断手段を備えるとともに、制御手段は、前進処理後に判
断手段が有りと判断した場合、人による指示入力が無く
とも、自動的にノズルを後退させることを特徴とする。
【0017】請求項13では、請求項11において、人
による便座の使用またはその可能性の有無を判断する判
断手段を備えるとともに、制御手段は、後洗浄処理後に
判断手段が有りと判断した場合、前進処理を留保するこ
とを特徴とする。
【0018】判断手段としては、上記で説明した人体を
検知する手段を用いることが好ましいが、その他、使用
後所定時間内や、使用頻度の高い時間帯では便座の使用
の可能性が有る、等の判断を行っても良い。
【0019】上記目的を達成するために、請求項14で
は、便座を開閉自在に支持するケーシングと、人体の肛
門部もしくは女性局部を洗浄するための吐水穴を有する
ノズル本体と、該ノズル本体を前記ケーシング内から伸
出駆動させるノズル伸出駆動手段と、ノズル本体への洗
浄水の給止水を制御する給水手段と、便座の姿勢を検知
する便座姿勢検知手段及び便蓋の姿勢を検知する便蓋姿
勢検知手段と、人体を検知する人体検知手段とを備える
便座装置において、便座姿勢検知手段、便蓋姿勢検知手
段、人体検知手段が発する信号に基づき、ノズル伸出駆
動手段及び給水手段を制御するので、ノズル本体の状態
を簡単に調べることができ、汚物付着の確認および清掃
を容易に行え常に衛生状態を保つことができる。
【0020】上記目的を達成するために、請求項15で
は、人体の肛門部もしくは女性局部を洗浄するための吐
水穴を有するノズル本体と、ノズル本体を伸出駆動させ
るノズル伸出駆動手段と、ノズル本体への洗浄水の給止
水を制御する給水手段と、便座の姿勢を検知する便座姿
勢検知手段と、人体を検知する人体検知手段とを備える
便座装置において、便座姿勢検知手段、人体検知手段が
発する信号に基づき、ノズル伸出駆動手段及び給水手段
を制御することを特徴とするので、ノズル本体の状態を
簡単に調べることができ、汚物付着の確認および清掃を
容易に行え常に衛生状態を保つことができる。
【0021】請求項16では、請求項14乃至15の人
体検知手段を、便座への着座を検知する着座検知センサ
ーとしたことを特徴とする。
【0022】請求項17では、請求項1乃至16の便座
装置において、止水状態のままケーシングから伸出して
いるノズル本体を前記ケーシングに収納させる操作スイ
ッチを備えることを特徴とするので、都合によりノズル
本体を収納しておくことができるので、ケーシングのみ
を掃除しようとする際などには便利である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を説
明する。本発明の一実施形態の便座装置は、便座を開閉
自在に支持するケーシングと、人体の肛門部もしくは女
性局部を洗浄するための吐水穴をもつノズル本体と、そ
のノズル本体を前記ケーシング内から伸出駆動させるノ
ズル伸出駆動手段と人体を検知する検知手段を有し、人
体検知手段により便座装置非使用を検知している時には
ノズル本体が伸出しているものである。この人体検知手
段として、着座を検知する着座検知手段、便座装置から
の離座を検知する離座検知手段、便座が閉状態から開状
態となる動作を検出する便座開動作検知手段、便座が開
状態から閉状態となる動作を検出する便座閉検出手段、
人体が接近した距離を測定する測距センサーなどを用い
ることができる。
【0024】また、本発明の別の実施形態の便座装置
は、便座を開閉自在に支持するケーシングと、人体の肛
門部もしくは女性局部を洗浄するための吐水穴をもつノ
ズル本体と、該ノズル本体を前記ケーシング内から伸出
駆動させるノズル伸出駆動手段と、人体を検知する人体
検知手段を有し、人体検知手段が人体を検知していない
時ノズル本体が伸出し、人体を検知した時ノズル本体が
収納されるものである。
【0025】また、本発明の、さらに別の実施形態の便
座装置は、便座を開閉自在に支持するケーシングと、人
体の肛門部もしくは女性局部を洗浄するための吐水穴を
有するノズル本体と、そのノズル本体を前記ケーシング
内から伸出駆動させるノズル伸出駆動手段と、便座の開
閉検知手段と、便座への人体着座を検知する着座検知手
段を備えており、便座開閉検知手段が便座の閉じ状態を
検知し、且つ着座検知手段が人体着座を検知していない
場合に、止水状態を維持したままノズル本体を伸出させ
るものである。この場合、便座開閉検知手段が便座の開
き状態を検知すると、ノズル伸出駆動手段がノズル本体
を後退させるのが好ましい。また、着座検知手段が、便
座への人体着座を検知すると、ノズル伸出駆動手段がノ
ズル本体を後退させるのが好ましい。
【0026】また、別の実施形態の便座装置は、便座を
開閉自在に支持するケーシングと、人体を洗浄するため
のノズルと、このノズルを人体洗浄を行う洗浄位置から
前記ノズルの洗浄を行う待機位置へ後退させてノズルを
洗浄する後洗浄処理、を行う制御手段を備えて、制御手
段は、前記後洗浄処理後に、前記ノズルを前進させる前
進処理を行うようにする。この場合、人による便座の使
用またはその可能性の有無を判断する判断手段を備える
とともに、前記制御手段は、前記前進処理後に前記判断
手段が前記有りと判断した場合、人による指示入力が無
くとも、自動的に前記ノズルを後退させるのが好まし
い。さらに、人による便座の使用またはその可能性の有
無を判断する判断手段を備えて、制御手段は、前記した
後洗浄処理後に判断手段が「便座の使用有り」と判断し
た場合、ノズルの前進処理を留保する。
【0027】また、本発明のさらに別の実施形態である
便座装置は、便座を開閉自在に支持するケーシングと、
人体の肛門部もしくは女性局部を洗浄するための吐水穴
を有するノズル本体と、該ノズル本体を前記ケーシング
内から伸出駆動させるノズル伸出駆動手段と、ノズル本
体への洗浄水の給止水を制御する給水手段と、便座の姿
勢を検知する便座姿勢検知手段及び便蓋の姿勢を検知す
る便蓋姿勢検知手段と、人体を検知する人体検知手段と
を備える便座装置において、便座姿勢検知手段、便蓋姿
勢検知手段、人体検知手段が発する信号に基づき、ノズ
ル伸出駆動手段及び給水手段を制御する制御部を設けて
いる。
【0028】また、別の実施形態の便座装置は、人体の
肛門部もしくは女性局部を洗浄するための吐水穴を有す
るノズル本体と、ノズル本体を伸出駆動させるノズル伸
出駆動手段と、ノズル本体への洗浄水の給止水を制御す
る給水手段と、便座の姿勢を検知する便座姿勢検知手段
と、人体を検知する人体検知手段とを備える便座装置に
おいて、便座姿勢検知手段、人体検知手段が発する信号
に基づき、ノズル伸出駆動手段及び給水手段を制御する
ようにする。
【0029】なお、前述したと同様に、人体検知手段
は、便座への着座を検知する着座検知センサーを利用で
きる。
【0030】また、上記いずれの便座装置においても、
止水状態のままケーシングから伸出しているノズル本体
をケーシングに収納させるために手動によるノズル収納
操作スイッチを備えるがより、望ましい。この操作スイ
ッチは、例えば、洗浄時の洗浄停止スイッチを代用して
もよいし、それ専用のスイッチを設けてもよい。なお、
このノズル収納操作スイッチは、便座に座している人が
使うものではなく、便座に対面して使用するものなの
で、壁掛けリモコンに設けるよりは、便座装置のケーシ
ングの側面に設ける方が操作しやすい。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例について図に基づいて
説明する。
【0032】図1は本発明を実施した便座装置の1実施
例を示す斜視図である。人体肛門部または女性局部への
吐水を実施するノズル本体1、人体の着座を検知する着
座センサー(図示なし)が、人体が着座する便座3と便
蓋4を開閉自在にするケーシング5に内臓されている。
また、ケーシング5の袖部にはノズル収納操作スイッチ
(図示なし)が付設された洗浄操作部2が設けられてい
る。そして、ケーシング5は便器6の上面に取付けられ
ている。
【0033】この図1のように、便蓋4が開き、便座3
が閉じている状態において、人体が便器(便座装置)に
接近している場合に、ノズル本体1がケーシング5から
伸出するように、装置は構成されている。なお、図2の
ように、便蓋4を閉じて、人体を検知していない時に、
ノズル本体1を下方に伸出した状態としてもよい。この
場合には、ノズル本体1による局部洗浄停止後にノズル
本体1の流路内に残る残水が、再度止水状態のままノズ
ル本体1を伸出させた勢いにより、ノズル本体先端の吐
水穴(図示なし)から排出できるという効果を有する。
【0034】図3は便蓋4が閉じた状態であるが、人体
を検知する場合の便座装置の横視図である。
【0035】この状態の後に、人体が便座3に着座した
り便座開などの動作を行うと、人体接近が検知され、伸
出していたノズル本体1がケーシング5の中へ収納され
ることになる。
【0036】図4はこの実施例の洗浄水の供給系などを
示す概略構成図である。図4において、洗浄水を供給す
る給水配管7には、上流側から順に、定流量弁8、ノズ
ルへの給水・止水を行う給水手段としての電磁弁9、熱
交換器10が接続されている。熱交換器10の出口部に
は、バキュームブレーカ11が接続されている。バキュ
ームブレーカ11の下流は二方に分岐し、一方は余剰の
水を便器内に直接捨てるための捨水配管12へ、他方は
脈動発生装置13へ接続されている。
【0037】脈動発生装置13の下流には、流路切替兼
流量調整弁14が接続されている。流路切替兼流量調整
弁14の下流は二方に分岐し、一方は捨水路15へ、他
方は流路切替弁16を介して洗浄水を人体へ噴出するノ
ズル装置17へ接続されている。なおこの例では、流路
切替弁16はノズル装置17内に一体的に構成されてい
る。
【0038】また、熱交換器10内には温水ヒータ18
が、また熱交換器10の入水部と出水部には、それぞれ
冷水サーミスタ19及び温水サーミスタ20が設けてあ
る。また、捨水路15の排水先は、ノズル装置17の胴
体を洗浄できる位置にしている。また、ノズル装置17
には、おしり流路21、やわらか流路22、ビデ流路2
3の3つの流路が構成されている。なお上記各部の制御
は、制御器24によって行われる。
【0039】本実施例では、脈動発生装置13の上流に
アキュームレータ25を、熱交換器10内にはフロート
スイッチ26を、また、脈動発生装置13には温度ヒュ
ーズ27を設けてある。アキュームレータ25は、脈動
発生装置13で発生した脈動が上流へ伝播するのを防ぐ
ためのものであり、フロートスイッチ26は、所定の水
位を検知していない時には、温水ヒータ18への通電を
行わないようにすることで空焚きを防ぐためのものであ
り、また、温度ヒューズ27は、脈動発生装置17の異
常温度上昇時に駆動を停止し、安全を図るためのもので
ある。
【0040】上記の構成により、電磁弁9の開動作によ
り給水配管7から供給された洗浄水は、熱交換器10に
より適温の湯に加熱され、バキュームブレーカ11を押
し上げ、脈動発生装置13により脈動を付与され、流路
切替兼流量調整弁14へと至る。ここで洗浄水は、流路
切替兼流量調整弁14により流量調節され、流路切替弁
16へと至り、流路切替弁16により選択された流路を
通り、ノズル装置17から噴出されるのである。
【0041】これらの給水系の動作は制御部28により
制御される。この制御部28には、図示しないが、前述
した洗浄操作部2の操作指令が伝わり、上記した各部品
を適切に動作させる。また、この制御部28には、着座
センサー、便蓋4の開閉姿勢を検知する便蓋姿勢検知手
段、便座3の開閉姿勢を検知する便座開閉検知手段から
の出力信号が入力され、それらからの信号を受けて、ノ
ズル伸出駆動手段と給水手段の動作を電気的に制御する
のである。すなわち、図5乃至図7に示した表のごと
く、便蓋姿勢検知手段、便座姿勢検知手段、人体接近検
知手段、着座検知手段の検知状態により、ノズル本体1
が止水状態のまま伸出するかどうかを判断するのであ
る。
【0042】図8は、本発明のタイムチャートを示す。
便座(図示せず)に設けられた着座スイッチ(図示せ
ず)により着座を検知すると、待機状態でビデ洗浄位置
にあるノズル本体はケーシング5内に収納され、電磁弁
9の開動作により洗浄水の通水が始まり、熱交換器10
内の温水ヒータ18を起動する。熱交換器10の出水部
に設けられた温水サーミスタ20が所定温度を検知する
と、温水ヒータ18の出力を下げ、電磁弁9が閉じて洗
浄水の通水を停止する。これにより、熱交換器10内の
滞留水は所定温度の湯に置換されるのである。
【0043】なお、この動作中に供給された洗浄水は、
流路切替兼流量調整弁14で選択された捨水路15から
排出され、便器内に排出される。このとき捨水路15の
排水先をノズル装置17の胴体を洗浄できる位置にして
おくことにより、ノズル装置17の胴体洗浄を行うこと
ができる。また、これら一連の動作は制御器24で制御
されるが、熱交換器10の出水部に設けられた温水サー
ミスタ20に加え、熱交換器10の入水部に冷水サーミ
スタ19を設けて入水温を検知するようにすれば、温水
サーミスタ20の制御をより効果的に行うことができる
(通水加熱)。
【0044】上述したとおり、洗浄水の通水を停止した
後に温水ヒータ18の出力を下げるのであるが、このと
き、熱交換器10内に貯えられる洗浄水の温度が常に所
定温度を含む所定温度帯内に保たれるように、温水サー
ミスタ20からの信号を元に、温水ヒータ18の出力を
制御器24で制御する。例えば、所定温度を40℃、所
定温度帯を38℃〜42℃に設定したとき、熱交換器1
0内の洗浄水の温度が常にこの範囲内に納まるように制
御するのである。
【0045】この保温制御により、人体洗浄時に低温水
が出て不快を感じたり、高温のお湯が出て火傷をしたり
する心配がなくなる。なお、熱交換器10より下流の配
管内の滞留水にこの保温制御を行うことができないが、
後述する前洗浄時にこの滞留水は排出され、適温のお湯
に置換されるため実用上問題はない(保温制御)。
【0046】次に、おしり洗浄を開始するため、おしり
スイッチ(図示せず)が操作されると、電磁弁9、温水
ヒータ18、脈動発生装置13が順に起動される。これ
らの起動はおしりスイッチ操作に連動して行われるもの
であるが、勿論、おしりスイッチ操作後、所定時間遅延
させた後にそれぞれを起動させるように設定することも
できる。ここで、流路切替兼流量調整弁14は予めノズ
ル装置17側へ向かう流路に切り替えられており、その
下流の流路切替弁16はセルフクリーニング(SC)位
置に設定されているため、洗浄水はノズル装置17の吐
水口から吐水される。
【0047】すなわち、吐水口部の前洗浄が行われるの
である。なお、ここで言うセルフクリーニング位置と
は、おしり流路21、やわらか流路22、ビデ流路23
の3つの流路全てを開とした状態を示す。このとき、脈
動を付与された洗浄水で前洗浄が行われるため、吐水口
部の汚れを効果的に洗い落とすことができる(前洗
浄)。
【0048】前洗浄が所定時間行われた後、流路切替兼
流量調整弁14により洗浄水の流路が捨水路15に切り
替わる。この捨水路15の排水先は、上述したとおりノ
ズル装置17の胴体を洗浄できる位置にしているので、
ノズル装置17の胴体洗浄を行うことができる。ここで
ノズルの胴体洗浄は、適温かつ脈動を付与された洗浄水
で行われるので、汚れを効果的に洗い落とすことができ
る。そしてノズルは収納位置からおしり洗浄位置に伸出
し、流路切替弁16はおしり流路21に切り替わる(ノ
ズル伸出)。
【0049】また、ノズル装置17の胴体洗浄を行う前
に、洗浄水を殺菌に適する温度になるまで温水ヒータ1
8により加熱し、高温になった湯を排出するようにすれ
ば、ノズル胴体の洗浄だけでなく殺菌まで行うことが可
能となり、非常に衛生的である。なお、流路切替弁16
をおしり流路21に切り替える時期を、温水サーミスタ
20が人体洗浄に適する湯温を検知した後になるよう設
定しておけば、高温のお湯がノズルから吐水されて火傷
することを防ぐことができる。
【0050】ノズルのおしり洗浄位置への伸出が終了す
ると、電磁弁9を短時間閉じ、流路切替兼流量調整弁1
4により洗浄水の流路を捨水路15からノズル装置17
側へ切り替え、かつ、流量が設定された水勢に向かって
徐々に上がるようにし、その動作中に電磁弁9を再び開
く。これにより設定された水勢が強い場合でも、ソフト
な吐水から徐々に設定水勢になるため、使用者に不快感
を与えることがない(ソフトスタート)。
【0051】上記は流路切替兼流量調整弁14によるソ
フトスタートの実施例であるが、脈動発生装置13を用
いて実施することもできる。例えば、洗浄開始時は高周
波の脈動を洗浄水に与え、次第に周波数を下げてやるこ
とにより同じ流量でも洗浄強度を徐々に上げることがで
きる。もちろん、洗浄強度を連続的に上昇させるため
に、流路切替兼流量調整弁14と脈動発生装置13の両
方を複合的に制御するようにしてもよい。
【0052】ソフトスタート動作が終了すると、設定さ
れた水勢の適温湯で、おしり洗浄が行われる。ここでも
脈動発生装置13の働きにより洗浄水に脈動が付与され
ているので、少量の水でも快適に洗浄を行うことができ
る(本洗浄)。
【0053】次に、おしり洗浄を停止するため、停止ス
イッチ(図示せず)が操作されると、脈動発生装置13
は駆動を停止し、流路切替兼流量調整弁14により洗浄
水の流路が捨水路15に切り替わる。このとき、ノズル
伸出の際と同様、ノズル装置17の胴体洗浄を行うこと
ができる。そしてノズルは後退し、収納位置に収納す
る。なお、流路切替弁16はセルフクリーニング位置に
切り替えられる(ノズル収納)。
【0054】ノズルの収納が終了すると、洗浄水の流路
は、再度流路切替兼流量調整弁14によりノズル装置1
7側へと切り替えられ、脈動発生装置13も起動する。
ここで、流路切替弁16はセルフクリーニング位置に設
定されており、洗浄水はノズル装置17の吐水口から吐
水される。すなわち、吐水口部の後洗浄が行われるので
ある。このとき、脈動を付与された洗浄水で後洗浄が行
われるため、吐水口部の汚れを効果的に洗い落とすこと
ができる(後洗浄)。
【0055】なお、上述の前洗浄から後洗浄に至る一連
の動作中、制御器24は、温水サーミスタ20や冷水サ
ーミスタ19からの信号を元に、熱交換器10から流出
する洗浄水が適温に保たれるように制御している。
【0056】後洗浄が所定時間行われた後、脈動発生装
置13、電磁弁9は順に駆動を停止し、温水ヒータ18
は出力を下げる。ここでも熱交換器10内に貯えられる
洗浄水の温度が常に所定温度を含む所定温度帯内に保た
れるように、保温制御を行う。これは、再び洗浄操作を
行う場合にも、低温水や高温のお湯の吐水を防ぐためで
ある(保温制御)。
【0057】そして、上記着座スイッチ(図示せず)に
より離座(着座オフ)を検知すると、ノズル本体は収納
位置からビデ洗浄位置に進出し、温水ヒータ18は駆動
を停止する。ただし、熱交換器10内の洗浄水の凍結を
防止するため、冷水サーミスタ19か温水サーミスタ2
0が凍結の恐れのある水温を検知した場合には、所定時
間温水ヒータ18を駆動して洗浄水を温める制御を行う
(待機)。
【0058】ところで、この実施例では、おしりスイッ
チが操作された場合について述べたが、ビデ洗浄を開始
するためのビデスイッチや、よりソフトな水流でおしり
を洗うやわらか洗浄を開始するためのやわらかスイッチ
が操作された場合も同様であるので、詳しい説明は割愛
する。
【0059】本実施例では、脈動発生装置13を、熱交
換器10の下流に配置するように構成している。これ
は、熱交換器10内に不要な脈動圧を与えないともに、
配管内での脈動圧の減衰を抑えるために脈動発生装置1
3をなるべく吐水部近くに配置するためである。
【0060】また、脈動発生装置13を、流路切替兼流
量調整弁14の上流に配置するように構成しているが、
流路切替兼流量調整弁14と流路切替弁16の間に設け
ても良い。この場合、脈動を付与した洗浄水でノズルの
胴体洗浄を行うことができなくなるが、脈動発生装置1
3をより吐水部近くに配置することができ、配管内での
脈動圧の減衰抑制効果は上がる。
【0061】また、脈動発生装置13を、前洗浄、ノズ
ル胴体洗浄、ソフトスタート、本洗浄、後洗浄のすべて
の動作中に駆動させるように構成しているが、これらの
うちいずれかの動作中のみ駆動させるようにしてもよ
い。さらに、各動作における脈動発生装置13の駆動ま
たは停止を、使用者が選択できるように選択スイッチを
設けてもよい。
【0062】また、人体接近若しくは使用を検知する手
段として着座スイッチを例にとったが、便座が閉状態か
ら開状態となる動作を検出する検出スイッチ、人体の接
近距離を測定する測距センサーなどであってもよい。特
に、測距センサーを用いた場合、便座への人体接近と便
座への着座を、一つの測距センサーの人体までの認識距
離の違いにより識別して検知することも可能なので、装
置の構成部品を少なくすることができる。
【0063】また、人体接近若しくは使用を検知すると
通水加熱制御を自動的に始めるように構成しているが、
この制御の実施の可否を使用者が選択することができる
節電スイッチを設けてもよい。この場合、使用者が節電
スイッチをオンに設定していると、人体接近若しくは使
用を検知した場合でも通水加熱制御を自動的に始めるこ
とはないため、より節電に寄与できる。ただしこのと
き、使用者が洗浄を開始するためのスイッチを押して
も、すぐには適温の洗浄水を吐出することはできないた
め、吐水を遅延させておいて、その間に温水ヒータ18
を起動させて洗浄水を適温に温めるような制御を行うと
よい。
【0064】また、洗浄水の吐水先をノズル吐出口と排
水位置とに変更する手段として流路切替兼流量調整弁1
4を例にとったが、ノズルの進退を司るノズル駆動手段
などであってもよい。この場合、ノズルの伸出時にはノ
ズル吐出口から、ノズルの収納時には排水位置から、洗
浄水が吐水するように構成すればよい。
【0065】また、空焚き防止のための水位検知手段と
してフロートスイッチ26を例にとったが、サーミスタ
を利用した空気検出サーミスタによる手段や、電極によ
り水位を検出する方法、光の屈折を利用した光センサー
による手段などの各種の手段であってもよい。
【0066】本実施形態は、以上の構成から次の効果が
得られる。
【0067】すなわち、人体の肛門部もしくは女性局部
を洗浄するための吐水穴をもつノズル本体と、ノズル本
体を伸出駆動させるノズル伸出駆動手段と人体を検知す
る検知手段を有する便座装置が、便座装置非使用時はノ
ズル本体が伸出していることを特徴とする場合、ノズル
本体の汚物付着の確認および清掃が容易にできノズル本
体の衛生性を保つことができる。また、ノズル本体が下
方に伸出した状態であるため、ノズル本体の後洗浄で使
用した本体内の水が便器内に流出することができる。ま
た、ノズルヘッドが下方に伸出した状態であるため、後
洗浄にて使用したノズル本体内の水を、ヘッド圧により
便器内に流出させることができ、ノズル本体内の残水の
処理を行うことができる。
【0068】上記便座装置において、人体の肛門部もし
くは女性局部を洗浄するための吐水穴をもつノズル本体
と、ノズル本体を伸出駆動させるノズル伸出駆動手段と
人体を検知する検知手段を有する便座装置が、人体を検
知していない時ノズル本体が伸出した状態で、人体を検
知した時ノズル本体が収納されることを特徴とする場
合、非使用時には人体を検出していないのでノズル本体
は伸出したままで、使用時に人体を検出した後ノズル本
体を収納するため、ノズル本体が伸出したまま排泄し汚
物飛沫によって汚す心配がない。
【0069】また、上記便座装置において、該装置への
人体を検知する検知手段が、着座を検知する着座手段に
より構成したことを特徴とする場合、使用者にノズル収
納のスイッチを押させるなどの特別な操作を強いること
なく人体の着座を検知できるので、使用者に新たな負荷
をかけることがない。また、人体が便座に着座した時、
ノズル本体が収納されるので排便等が当たらないように
することができる。
【0070】さらに、上記便座装置において、該装置へ
の人体を検知する検知手段が、離座を検知する離座手段
により構成したことを特徴とする場合、使用者にノズル
伸出のスイッチを押させるなどの特別な操作を強いるこ
となく人体の離座を検知できるので、使用者に新たな負
荷をかけることがない。また、人体が便座を離座した
時、ノズル本体が伸出するので汚物付着の確認および清
掃を容易に行うことができ常に衛生状態を保つことがで
きる。
【0071】また、上記便座装置において、該装置への
人体を検知する検知手段が、便座が閉状態から開状態と
なる動作を検出する検出する手段により構成したことを
特徴とする場合、主に男性使用者の小用時、ノズル本体
は便座開を検知し本体内に収納されるため、該部に小便
の飛沫が当たらないことから、汚水の付着をなくすこと
ができる。
【0072】さらには、上記便座装置において、該装置
への人体を検知する検知手段が、便座が開状態から閉状
態となる動作を検出する手段により構成したことを特徴
とする場合、主に男性使用者の小用使用後に便座を閉じ
るという自然な動作により装置の使用を検知できるの
で、使用者に新たな負荷をかけることがない。
【0073】上記便座装置において、該装置への人体を
検知する検知手段が、人体が接近した距離を測定する測
距センサーにより検出する手段により構成したことを特
徴とする場合、人体の接近度合いで検知するため特別な
操作を強いることなく自動的にノズル本体が伸出もしく
は収納することができ、使用者に新たな負荷をかけるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した便座装置の実施例を示す
斜視図
【図2】 本発明を実施した便座装置の実施例を示す
横視図
【図3】 本発明を実施した便座装置の実施例を示す
横視図
【図4】 本発明の実施例の洗浄水の供給系を示す概
略構成図
【図5】 本発明の実施例における、便蓋姿勢検知手
段、便座姿勢検知手段、人体接近検知手段の検知状態
と、ノズル及び給水手段の動作を示す表
【図6】 本発明の実施例における、便蓋姿勢検知手
段、便座姿勢検知手段、人体接近検知手段、着座検知手
段の検知状態と、ノズル及び給水手段の動作を示す表
【図7】 本発明の実施例における、便座姿勢検知手
段、人体接近検知手段、着座検知手段の検知状態と、ノ
ズル及び給水手段の動作を示す表
【図8】 本発明のタイムチャートを示す図
【符号の説明】
1 ノズル本体 2 着座センサー 3 便座 4 便蓋 5 ケーシング 6 便器 7 給水配管 8 定流量弁 9 電磁弁(給水手段) 10 熱交換器 11 バキュームブレーカ 12 捨水配管 13 脈動発生装置 14 流路切替兼流量調整弁 15 捨水路 16 流路切替弁 17 ノズル装置 18 温水ヒータ 19 冷水サーミスタ 20 温水サーミスタ 21 おしり流路 22 やわらか流路 23 ビデ流路 24 制御器 25 アキュームレータ 26 フロートスイッチ 27 温度ヒューズ
フロントページの続き Fターム(参考) 2D037 AB16 AC00 AD16 2D038 JA05 JC01 JC11 JF06 JH21 KA02 KA03 KA27

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座を開閉自在に支持するケーシング
    と、人体の肛門部もしくは女性局部を洗浄するための吐
    水穴をもつノズル本体と、該ノズル本体を前記ケーシン
    グ内から伸出駆動させるノズル伸出駆動手段と人体を検
    知する検知手段を有する便座装置において、便座装置非
    使用時はノズル本体が伸出していることを特徴とする便
    座装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の便座装置において、前記
    人体検知手段を、着座を検知する着座検知手段としたこ
    とを特徴とする便座装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の便座装置において、前記
    人体検知手段を、便座装置からの離座を検知する離座検
    知手段としたことを特徴とする便座装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の便座装置において、前記
    人体検知手段を、便座が閉状態から開状態となる動作を
    検出する便座開動作検知手段としたことを特徴とする便
    座装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の便座装置において、前記
    人体検知手段を、便座が開状態から閉状態となる動作を
    検出する便座閉検出手段としたことを特徴とする便座装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の便座装置において、前記
    人体検知手段を、人体が接近した距離を測定する測距セ
    ンサーとしたことを特徴とする便座装置。
  7. 【請求項7】 便座を開閉自在に支持するケーシング
    と、人体の肛門部もしくは女性局部を洗浄するための吐
    水穴をもつノズル本体と、該ノズル本体を前記ケーシン
    グ内から伸出駆動させるノズル伸出駆動手段と、人体を
    検知する人体検知手段を有する便座装置において、前記
    人体検知手段が人体を検知していない時ノズル本体が伸
    出し、人体を検知した時ノズル本体が収納されることを
    特徴とする便座装置。
  8. 【請求項8】 便座を開閉自在に支持するケーシング
    と、人体の肛門部もしくは女性局部を洗浄するための吐
    水穴を有するノズル本体と、該ノズル本体を前記ケーシ
    ング内から伸出駆動させるノズル伸出駆動手段と、前記
    便座の開閉検知手段と、前記便座への人体着座を検知す
    る着座検知手段を備えた便座装置において、前記便座開
    閉検知手段が便座の閉じ状態を検知し、且つ前記着座検
    知手段が人体着座を検知しない場合に、止水状態を維持
    したままノズル本体を伸出させることを特徴とする便座
    装置。
  9. 【請求項9】 前記便座開閉検知手段が便座の開き状態
    を検知すると、前記ノズル伸出駆動手段がノズル本体を
    後退させることを特徴とする請求項8記載の便座装置。
  10. 【請求項10】 前記着座検知手段が、便座への人体着
    座を検知すると、前記ノズル伸出駆動手段がノズル本体
    を後退させることを特徴とする請求項8又は9記載の便
    座装置。
  11. 【請求項11】 便座を開閉自在に支持するケーシング
    と、人体を洗浄するためのノズルと、前記ノズルを人体
    洗浄を行う洗浄位置から前記ノズルの洗浄を行う待機位
    置へ後退させて前記ノズルを洗浄する後洗浄処理、を行
    う制御手段を備えた便座装置において、前記制御手段
    は、前記後洗浄処理後に、前記ノズルを前進させる前進
    処理を行うことを特徴とする便座装置。
  12. 【請求項12】 人による便座の使用またはその可能性
    の有無を判断する判断手段を備えるとともに、前記制御
    手段は、前記前進処理後に前記判断手段が前記有りと判
    断した場合、人による指示入力が無くとも、自動的に前
    記ノズルを後退させることを特徴とする請求項11記載
    の便座装置。
  13. 【請求項13】 人による便座の使用またはその可能性
    の有無を判断する判断手段を備えるとともに、前記制御
    手段は、前記後洗浄処理後に前記判断手段が前記有りと
    判断した場合、前記前進処理を留保することを特徴とす
    る請求項11記載の便座装置。
  14. 【請求項14】 便座を開閉自在に支持するケーシング
    と、人体の肛門部もしくは女性局部を洗浄するための吐
    水穴を有するノズル本体と、該ノズル本体を前記ケーシ
    ング内から伸出駆動させるノズル伸出駆動手段と、ノズ
    ル本体への洗浄水の給止水を制御する給水手段と、便座
    の姿勢を検知する便座姿勢検知手段及び便蓋の姿勢を検
    知する便蓋姿勢検知手段と、人体を検知する人体検知手
    段とを備える便座装置において、便座姿勢検知手段、便
    蓋姿勢検知手段、人体検知手段が発する信号に基づき、
    ノズル伸出駆動手段及び給水手段を制御することを特徴
    とする便座装置。
  15. 【請求項15】 便座を開閉自在に支持するケーシング
    と、人体の肛門部もしくは女性局部を洗浄するための吐
    水穴を有するノズル本体と、該ノズル本体を前記ケーシ
    ング内から伸出駆動させるノズル伸出駆動手段と、ノズ
    ル本体への洗浄水の給止水を制御する給水手段と、便座
    の姿勢を検知する便座姿勢検知手段と、人体を検知する
    人体検知手段とを備える便座装置において、便座姿勢検
    知手段、人体検知手段が発する信号に基づき、ノズル伸
    出駆動手段及び給水手段を制御することを特徴とする便
    座装置。
  16. 【請求項16】 前記人体検知手段は、便座への着座を
    検知する着座検知センサーであることを特徴とする請求
    項14乃至請求項15のいずれかに記載の便座装置。
  17. 【請求項17】 止水状態のままケーシングから伸出し
    ているノズル本体を前記ケーシングに収納させる操作ス
    イッチを備えることを特徴とする請求項1乃至16のい
    ずれかに記載の便座装置。
JP2000100139A 2000-03-31 2000-03-31 便座装置 Pending JP2001279781A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000100139A JP2001279781A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 便座装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000100139A JP2001279781A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 便座装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001279781A true JP2001279781A (ja) 2001-10-10

Family

ID=18614384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000100139A Pending JP2001279781A (ja) 2000-03-31 2000-03-31 便座装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001279781A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020752A1 (ja) * 2002-08-29 2004-03-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 衛生洗浄装置
WO2014132531A1 (ja) * 2013-02-26 2014-09-04 株式会社Lixil 局部洗浄装置付き便器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004020752A1 (ja) * 2002-08-29 2004-03-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 衛生洗浄装置
CN100376753C (zh) * 2002-08-29 2008-03-26 松下电器产业株式会社 卫生清洗装置
WO2014132531A1 (ja) * 2013-02-26 2014-09-04 株式会社Lixil 局部洗浄装置付き便器
JP2014163153A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Lixil Corp 局部洗浄装置付き便器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4560807B2 (ja) 人体洗浄装置
WO2012001980A1 (ja) 衛生洗浄装置
KR20100125847A (ko) 좌변기용 비데
JP2003278219A (ja) 洗浄装置
JP2001279781A (ja) 便座装置
JP4586947B2 (ja) 人体洗浄装置
JP4560747B2 (ja) 人体洗浄装置
JP2001311200A (ja) 衛生洗浄装置
JP2553667B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP2000328630A (ja) 人体洗浄装置
JP2000309972A (ja) 人体洗浄装置
JP2004116151A (ja) 衛生洗浄装置
JP2537986B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP7513849B2 (ja) フラッシングの際の飛沫の飛散を防止することができる腰掛便器用ビデ
US20230257981A1 (en) Device and method for automatically sterilizing and cleaning inside toilet bowl under bidet seat
JP2629850B2 (ja) 衛生洗浄装置
JP2009243266A (ja) 人体洗浄装置
JP4657260B2 (ja) 知能型便器及びその使用方法
JP2003278233A (ja) 衛生洗浄装置
JP2004100191A (ja) 局部洗浄装置付き便器
JP2024508349A (ja) フラッシングの際の飛沫の飛散を防止することができる腰掛便器用ビデ
JP2000120143A (ja) 人体局部洗浄装置
JPH04285225A (ja) 衛生洗浄装置及びその残水処理方法
JP2000204634A (ja) 人体洗浄装置
JP3700520B2 (ja) 温水洗浄装置