JP2001278274A - 連結できるプラスチックス製ボトル - Google Patents

連結できるプラスチックス製ボトル

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JP2001278274A
JP2001278274A JP2000090162A JP2000090162A JP2001278274A JP 2001278274 A JP2001278274 A JP 2001278274A JP 2000090162 A JP2000090162 A JP 2000090162A JP 2000090162 A JP2000090162 A JP 2000090162A JP 2001278274 A JP2001278274 A JP 2001278274A
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bottle
plastics
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recess
lower cap
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Kazuo Nishino
和夫 西野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチックス製ボトルの形状及び構造を変
え、多くの用途に使用できるようにしたプラスチックス
製ボトルを提供するものであり、これによって、社会問
題となっている公害対策の一助とし、再使用を積極的に
推進することを目的とする。 【解決手段】 ボトル上部に外側ねじ面を有する凸部注
ぎ口と、ボトル下部に内側ねじ面を有する開閉可能な凹
部とを備え、該ボトルの上下に上キャップと下キャップ
があり、上キャップは前記凸部注ぎ口の上からねじ式に
開閉でき、また下キャップは前記凹部に内側からねじ式
に開閉可能であり、かつ外側部ねじ面を有する凸部注ぎ
口は、同構造であるが別のボトルの内側ねじ面を有する
凹部にねじ式に連結可能である構造を備えていることを
特徴とする連結できるプラスチックス製ボトル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空になったプラ
スチックス製ボトルを有効活用できるように、多数のプ
ラスチックス製ボトルを簡単に連結でき、多用途に利用
可能なプラスチックス製ボトルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、飲料用の容器としてペットボトル
等のプラスチックス製ボトルが広く使用されている。こ
の容器は規格がないため、飲料各社が独自の仕様に合わ
せて製造し、その種類と生産量は膨大な数に上ってい
る。これらは、ビール瓶等のように洗浄して再使用され
ることはなく、廃棄された場合には腐ることなく、いつ
までも“ごみ”として存在し、また燃やしたりすると有
害ガスが発生するなど、大きな社会問題になっている。
このプラスチックス製ボトルを製造元が再生使用する提
案もなされているが、回収コストが増加するため、その
回収が充分に行われず、根本的な解決に至っていないの
が現状である。
【0003】本来、プラスチックス製ボトルの製造コス
トを考えると、洗浄して再使用するか、又は他に転用し
てそのまま使用するのが、最も効率が良い方法と考えら
れるが、現状ではそのような汎用性に富むプラスチック
ス製ボトルは存在していない。強いて言えば、子供の遊
びに使用するプラスチックス製ボトルの圧力式ロケット
程度である。しかし、これも使用後は廃棄されており、
問題は解決していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点を解決するものであり、プラスチックス製ボト
ルの形状及び構造を変え、多くの用途に使用できるよう
にしたプラスチックス製ボトルを提供するものであり、
これによって、社会問題となっている公害対策の一助と
し、再使用を積極的に推進することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1. ボトル上部に外側ねじ面を有する凸部注ぎ口と、
ボトル下部に内側ねじ面を有する開閉可能な凹部とを備
え、該ボトルの上下に上キャップと下キャップがあり、
上キャップは前記凸部注ぎ口の上からねじ式に開閉で
き、また下キャップは前記凹部に内側からねじ式に開閉
可能であり、かつ外側部ねじ面を有する凸部注ぎ口は、
同構造であるが別のボトルの内側ねじ面を有する凹部に
ねじ式に連結可能である構造を備えていることを特徴と
する連結できるプラスチックス製ボトル 2. 前記凹部にねじ式に開閉可能である下キャップは
深皿状の形状を有しており、該下キャップの中央にキャ
ップを回転するための取っ手を備えていることを特徴と
する上記1に記載の連結できるプラスチックス製ボトル 3. 2個のプラスチックス製ボトルを連結した時に、
一方の上面が他方の下面に整合する構造を備えているこ
とを特徴とする連結できる上記1又は2記載のプラスチ
ックス製ボトル、を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の一例を示すプラスチックス製ボ
トル1の断面説明図であり、図2は下キャップ2の一例
を示する平面説明図である。プラスチックス製ボトル1
は、その上部に外側ねじ面3を有する凸部注ぎ口4を有
し、この凸部注ぎ口4は上キャップ5により開閉する構
造となっている。したがって、凸部注ぎ口4の外側のね
じ面は、上キャップ5の内側のねじ面に係合する。
【0007】ボトル1の下部には、同様に内側ねじ面6
を有する凹部7とを備えている。そして、この凹部7を
開閉する深皿状下キャップ8を有する。下キャップ8に
は、内側ねじ面6に係合する外側ねじ面9を有する。ま
た、この下キャップ8は中央にキャップを回転させるた
めの取っ手10を有する。この取っ手の構造は深皿状に
下キャップ8が形成されているので、回転を容易にする
ために必要な構造である。この下キャップ8をボトル1
の下部の凹部7に挿入し、回転して閉塞した時に、取っ
手10の最高部又は下キャップ8の最高部が、ボトル1
の底面よりも突出させない構造とする。
【0008】また下キャップ8をボトル1の下部の凹部
7から取り外した後、別の同構造のボトル1を持ってき
て、その外側ねじ面3を有する凸部注ぎ口4を、該凹部
7にねじ込み、閉塞して連結できる構造を有している。
このように、2個のプラスチックス製ボトル1を連結し
た時に、一方の上面が他方の下面に整合する構造を備え
ている。すなわち、凸部注ぎ口4と凹部7を除き、ボト
ル1の底面と上面は平行な面となっている。
【0009】このようなプラスチックス製ボトル1のサ
イズの例を示すと、例えば直径16cm、高さ12cm
程度のボトルとし、注ぎ口4の口径を5〜10cmのサ
イズとすることができる。安定性から考えると、ずんぐ
りとした形状が望ましい。この場合、飲料用のボトルと
しては、比較的サイズが大きいが、紙コップ等を使用
し、小分けにして飲料することができる。個々に使用す
る上では便利さに欠けるかもしれないが、今日のような
公害問題を考えると、その程度の不便さを忍ぶことは当
然のことと考えられる。
【0010】このようなプラスチックス製ボトル1を、
例えば2リットル入りのボトルを2個連結すると、4リ
ットル入りの容器が形成できる。さらに、これを連結す
ると非常に大容量の容器を形成することができる。ま
た、連結個数を大きくした場合には、それに応じた厚み
と強度がある材料を使用することが望ましい。使用後の
プラスチックス製ボトル1の利用は極めて多種用途が考
えられる。例えば、非常用又は防火用の容器、太陽熱温
水器における水又は温水の貯蔵タンク、雨水用貯水タン
ク等がある。またボトル自体を透明体とすれば金魚鉢と
して使用でき、また植木鉢や花瓶としても使用できる。
【0011】上記のように、本発明のボトル1は内部が
容易に連通できるように、比較的広い注ぎ口4の口径を
取ることが望ましいのであるが、このようにより大きな
口径に作製した場合には、水や飲料水のような液体だけ
でなく、固体のものも挿入保管できる。例えば、米、大
豆等の穀類の保管にも使用できる。さらにまた、生ごみ
の一次的保管にも使用できる等の多目的用途がある。
【0012】
【発明の効果】上記のように、本来は飲料水用としての
み使用するものを、貯水タンクや容器等の他目的に使用
することができる優れた効果を有し、また従来使い捨て
のプラスチックス容器の廃棄量を減らし、また繰返して
使用できるので、総合的に再生コストを著しく減少でき
る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すプラスチックス製ボトル1
の断面説明図である。
【図2】本発明の下キャップの一例を示する平面説明図
である。
【符号の説明】
1 プラスチックス製ボトル 2 下キャップ 3 外側ねじ面 4 凸部注ぎ口 5 上キャップ 6 内側ねじ面 7 凹部 8 下キャップ 9 外側ねじ面 10 取っ手

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトル上部に外側ねじ面を有する凸部注
    ぎ口と、ボトル下部に内側ねじ面を有する開閉可能な凹
    部とを備え、該ボトルの上下に上キャップと下キャップ
    があり、上キャップは前記凸部注ぎ口の上からねじ式に
    開閉でき、また下キャップは前記凹部に内側からねじ式
    に開閉可能であり、かつ外側部ねじ面を有する凸部注ぎ
    口は、同構造であるが別のボトルの内側ねじ面を有する
    凹部にねじ式に連結可能である構造を備えていることを
    特徴とする連結できるプラスチックス製ボトル。
  2. 【請求項2】 前記凹部にねじ式に開閉可能である下キ
    ャップは深皿状の形状を有しており、該下キャップの中
    央にキャップを回転するための取っ手を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載の連結できるプラスチック
    ス製ボトル。
  3. 【請求項3】 2個のプラスチックス製ボトルを連結し
    た時に、一方の上面が他方の下面に整合する構造を備え
    ていることを特徴とする連結できる請求項1又は2記載
    のプラスチックス製ボトル。
JP2000090162A 2000-03-29 2000-03-29 連結できるプラスチックス製ボトル Withdrawn JP2001278274A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008518856A (ja) * 2004-11-08 2008-06-05 ハンゼン,ベルント 容器詳しくはアンプル
KR100857531B1 (ko) * 2006-03-29 2008-09-08 김균하 다목적 위생용기
JP2016190676A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 株式会社DentalBank 給水器用容器

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Effective date: 20070605