JP2001278211A - 塗装鋼板コイルの梱包構造 - Google Patents

塗装鋼板コイルの梱包構造

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JP2001278211A
JP2001278211A JP2000093271A JP2000093271A JP2001278211A JP 2001278211 A JP2001278211 A JP 2001278211A JP 2000093271 A JP2000093271 A JP 2000093271A JP 2000093271 A JP2000093271 A JP 2000093271A JP 2001278211 A JP2001278211 A JP 2001278211A
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steel
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Yoshiaki Ando
嘉紹 安藤
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Nippon Kokan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コイルの梱包性能を殆ど損なうことなく、需
要家におけるコイルの梱包紙処理コストを軽減し、また
産業廃棄物処理負荷を軽減できる塗装鋼板コイルの梱包
構造を提供する。 【解決手段】 塗装鋼板コイルの梱包において、コイル
両側面部、コイル内周側鋼板端部3aとその近傍及びコ
イル外周側鋼板端部3bとその近傍のみをフィルム状保
護材料で被覆する。また、コイル両側面部を被覆するフ
ィルム状保護材料4a,4bが透明な合成樹脂フィルム
で構成し、またコイル内周側鋼板端部及びコイル外周側
鋼板端部を被覆するフィルム状保護材料5a,5bが透
明な粘着テープで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装鋼板コイルの
梱包構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、塗装鋼板コイル製品の梱包につい
ては、冷間圧延コイル製品、亜鉛めっきコイル等の表面
処理鋼板コイル製品等と同様、コイル全体を各種の梱包
紙で覆う梱包が一般的である。即ち、図7は従来の塗装
鋼板コイル製品の梱包構造を示す概略斜視図であり、コ
イル製品1の側面、内周面、外周面は、各々梱包紙14
a,14b,14cで全面覆われている。図7では、更
に、コイル内周部を補強する補強部材(内径リング)1
6、コイル外周端部を保護する保護部材17を備え、ま
たコイルを緊結する緊結部材(鋼フープ)18,19が
各々コイル外周、コイル胴長方向のコイル内周部と外周
部に設けられており、更に緊結部材(鋼フープ)18の
下部に保護部材20を備えている。そのため、前記梱包
構造では、梱包本来の目的であるコイル製品の保護につ
いては特に問題がない。
【0003】しかるに、近年、環境保全の観点から、梱
包紙の処理が問題になっている。すなわち、従来、コイ
ル製品の各需要家において、コイル製品を開梱後不要に
なった梱包紙を焼却炉で焼却等の処理を行うのが通例で
あったが、焼却炉での焼却に伴い発生する大気汚染の問
題等から、需要家で梱包紙を焼却処理することが困難に
なってきている。また、適正な産業廃棄物処理の手段を
講じると、多大なコスト負担が生じるという問題がある
のが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記事情を
考慮して、従来のコイルの梱包構造と比較して、コイル
の梱包性能を殆ど損なうことなく、需要家におけるコイ
ルの梱包紙処理コストを軽減し、また産業廃棄物処理負
荷を軽減できる塗装鋼板コイルの梱包構造を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の手段は以下の通りである。 (1)塗装鋼板コイルの梱包において、コイル両側面
部、コイル内周側鋼板端部とその近傍及びコイル外周側
鋼板端部とその近傍のみをフィルム状保護材料で被覆し
てなることを特徴とする塗装鋼板コイルの梱包構造。 (2)コイル両側面部を被覆するフィルム状保護材料が
透明な合成樹脂フィルムで構成され、またコイル内周側
鋼板端部及びコイル外周側鋼板端部を被覆するフィルム
状保護材料が透明な粘着テープで構成されていることを
特徴とする前記(1)に記載の塗装鋼板コイルの梱包構
造。 (3)塗装鋼板コイルの梱包構造が、コイル外周端部保
護部材、コイル内周補強部材及びコイル緊結部材の少な
くとも1つ以上の梱包部材を備えるとともに、該梱包部
材が何れも透明な合成樹脂材料で構成されていることを
特徴とする前記(1)又は(2)に記載の塗装鋼板コイ
ルの梱包構造。
【0006】
【発明の実施の形態】一般に塗装鋼板コイル製品の商品
価値を低下させる主要因には、取り扱い時の当て傷、雨
水や結露による水分との接触などがあり、これらが塗装
鋼板使用時の傷、錆、塗膜劣化の原因となる。
【0007】従来の塗装鋼板コイルの梱包構造では、図
7に示したように、梱包紙でコイル全体を被覆すること
によって外気を遮断し、上記の問題を軽減できる。しか
し、塗装鋼板コイルの搬送経路や塗装鋼板自体に要求さ
れる性能等を考えた場合、コイル全体を梱包紙で被覆す
る必要のない場合がある。本発明者らは、係る観点から
検討を行い本発明に至った。
【0008】即ち、塗装鋼板は、鋼板表面の塗膜自体に
耐錆性等の性能が付与されているため、コイル製品の一
部が露出していても、特定の条件下で使用される場合を
除き、使用上の支障がない。このことから、本発明で
は、コイル製品において、湿気を含む外部雰囲気や水分
の進入が起こり得る、鋼板が積層しているコイル両側面
部、及び、コイル内周部と外周部に存在する2箇所の鋼
板切断部近傍のみを外気から遮断することとし、その他
の部分は、鋼板面がそのまま露出する梱包構造とした。
【0009】この梱包構造によって、梱包紙の使用量を
大幅に削減できるので、製造者、需要家双方にとって合
理的であり、廃棄物処理負荷も大幅に軽減できる。一
方、コイル製品の性能面では、コイルの最内周面及び最
外周面において、若干の使用できない部分が発生するこ
とがあるが、それに伴う損失は軽微であり、総合的にみ
て経済的不利益は発生しない。
【0010】以下、本発明の実施の形態について詳しく
説明する。先ず、本発明の第1の実施の形態について、
図1及び図2を用いて説明する。
【0011】コイル側面部では湿気を含む大気や水分が
鋼板積層部間に進入し、コイル製品の品質を損なう可能
性がある。本発明では、図1に示すように、コイル製品
1の両側面部2a,2bに、コイル内径、最大外径に合
わせてドーナツ形状に加工したフィルム状保護材料4
a,4bを取り付け、コイル両側面部2a,2bから湿
気を含む大気や水分が鋼板積層部間に進入することを防
止する。
【0012】フィルム状保護材料4a,4bとしては、
従来から使用されている各種梱包紙を所要形状に加工し
たものを使用できる。保護材料4a,4bは梱包紙に限
定されず、大気や水分の進入を防止できるフィルム状材
料であれば、梱包紙に代えて使用してもさしつかえな
い。
【0013】積層されている鋼板間に大気や水分の進入
する可能性がある部位として、コイル両側面部4a,4
b以外に、コイル最内周の鋼板長手方向端部(鋼板切断
部)3a、及び、コイル最外周の鋼板長手方向端部(鋼
板切断部)3bがある。本発明では、図2に示すよう
に、保護材料4a,4b以外に、帯状に加工した保護材
料5a,5bが、それぞれその中間位置で鋼板切断部3
a,3bを覆うように取りつけられている。
【0014】鋼板切断部3a,3bを覆う保護材料4
a,4bとしては、従来から使用されている各種梱包紙
を帯状に加工し、これをコイルに貼り付けて使用するこ
とができる。保護材料5a,5bは梱包紙に限定され
ず、大気や水分の流入を防止できるフィルム状材料であ
れば、梱包紙に代えて使用してもさしつかえない。簡易
且つ確実に鋼板切断部3a,3bを被覆して大気や水分
の浸入を防止する効果を得る観点からは、保護材料5
a,5bは粘着樹脂テープが好適である。
【0015】前記した本発明の第1の実施の形態に係る
コイルの梱包構造では、図2に示すように、保護材料4
a,4b及び5a,5bによってコイル製品1を覆う部
分は、コイル両側面部2a,2b、鋼板切断部3a,3
bとその近傍のみであることが基本的な特徴である。コ
イルの梱包構造を前記のようにすることによって、塗装
鋼板の製品性能に悪影響を及ぼすことなく、コイルの梱
包に使用される梱包紙などの保護材料の使用量を大幅に
削減でき、また梱包構造自体を簡略化できる。
【0016】また、本発明では、図2に示すコイルの梱
包構造において、意匠的観点からより好ましい梱包構造
にできることが第2の特徴である。即ち、前記した保護
材料として、通常の無着色の梱包紙に代え、各種色彩又
は各種印刷を施した梱包紙を使用することができる。ま
た保護材料として梱包紙以外の材料を使用してもよい。
この場合、保護材料に各種色彩又は印刷を施し、あるい
は透明、半透明の保護材料、例えば透明又は半透明の合
成樹脂フィルムなどを使用してもよい。このようにする
ことによって、梱包されたコイル製品全体の意匠性を向
上することができる。
【0017】また、本発明では、図2に示した梱包構造
のままであっても良いが、コイルの保管、搬送に伴って
発生する各種作業からコイル製品をより効果的、強固に
保護するための梱包部材を備える梱包構造とすることが
できる。
【0018】次に前記梱包部材を備える梱包構造の例に
ついて説明する。図3は本発明の第2の実施の形態に係
るコイルの梱包構造を示す概略斜視図、図4は図3のA
−A断面図である。図3及び図4では、前記した図2の
梱包構造に加え、更にコイル内周部両端にコイル内周部
を補強しコイル潰れを防止するリング状支持部材6、コ
イル外周部両端にコイル外周部端部を保護する円弧状保
護部材7、更に及びコイル外周面を鋼板幅方向中央部で
緊結する緊結部材8、コイル胴長方向のコイル内周部と
外周部を緊結する緊結部材9を備え、更に緊結部材(鋼
フープ)8の下部に保護部材10を備えている。
【0019】リング状支持部材6、円弧状保護部材7、
保護部材10としては、従来から使用されている梱包部
材、例えば各々鋼製リング、鋼製コーナー当金、鋼製シ
ート当金を使用でき、また緊結部材8、9としては、前
記と同様、従来から使用されている鋼フープを使用でき
る。しかし、前記は鋼製素材に限定されず、必要に応じ
て鋼以外の金属素材や合成樹脂素材を使用でき、また合
成樹脂素材は透明又は半透明であってもよい。
【0020】図3に示す梱包構造では、保護部材4a,
4b及び保護部材5a,5bによって大気や水分流入の
鋼板積層部への浸入を防止し、意匠性を向上する効果に
加えて、更に保管、搬送時において、コイルをより確実
に保護できる。
【0021】また、図3の梱包構造において、コイル製
品の搬送、保管条件等を考慮して、適宜、支持部材6、
保護部材7,10,緊結部材8、9の少なくとも1つの
使用を省略することもできる。
【0022】
【実施例】以下、実施例に基づいて、本発明を説明す
る。 <実施例1> (1)梱包対象コイル 板厚:0.5mm、幅:914mm、質量:5T、内周
部直径:508mmの塗装溶融亜鉛めっき鋼板。
【0023】(2)梱包方法 図5を参照しながら梱包方法について説明する。 対象コイル1の内周部、外周部の各鋼板切断部3a,
3bを覆うように、幅100mm、厚さ0.1mmの透
明の粘着樹脂テープ5a,5bを貼り付けた。 対象コイル1の両側面部に側面形状に合わせて加工し
た防水性能を有する通常の梱包紙4a,4bをあてがっ
た後、これをコイル外周面、内周面に透明な粘着テープ
(図示なし)で隙間を生じないようにして貼り付け、固
定した。 上記,の作業終了後、コイル内周部にコイルの潰
れを防止する目的で鋼製リング6をはめ込んで固定し
た。 その後、コイルの外周面円周方向、及びコイル内周部
と外周部の胴長方向に、各々1本の鋼製フープ8、3本
の鋼製フープ9をかけて締め付け、コイル1、鋼製リン
グ6、梱包紙4a,4bをより強固に固定した。図5は
このようにして得られたコイルの梱包構造を示す斜視図
である。
【0024】(3)使用結果 本実施例の梱包構造では、コイル製品全体を梱包紙で
覆う図7に示す従来の梱包構造と比較して、梱包紙の使
用量が著しく削減されている。そのため、需要家におけ
る梱包紙の産業廃棄物としての処理負荷を従来に比べて
著しく低減できた。 本実施例の梱包構造のコイルを梱包後需要家で使用さ
れるまでの間の保管期間を3ヶ月、6ヶ月、1年とし、
保管中の状況及びその後の需要家での使用状況について
調査した。本実施例の梱包構造では、性能劣化の原因と
なる大気や水分のコイル内への進入をほぼ完全に阻止す
ることができるため、何れも製品の状況は良好であり、
使用に際してコイル性能面での問題が全く発生せず、図
7に示す従来方式の梱包構造と差異のないことが確認さ
れた。 コイル製品のロス分についても、本実施例の梱包構造
と図7に示す従来方式の梱包構造の間に殆ど差が認めら
れなかった。
【0025】従って、本実施例のコイルの梱包構造にお
いては、製品使用上の問題を発生することなく、産業廃
棄物として多大な処理負荷を発生する梱包紙の使用量を
大幅に削減することが可能になる。
【0026】<実施例2> (1)梱包対象コイル 板厚:0.5mm、幅:914mm、質量:5T、内周
部直径:508mmの塗装溶融亜鉛めっき鋼板。
【0027】(2)梱包方法 図6を参照しながら梱包方法について説明する。 対象コイル1の内周部、外周部の各鋼板切断部3a,
3bを覆うように、幅100mm、厚さ0.1mmの透
明の粘着樹脂テープ5a,5bを貼り付けた。 対象コイル1の両側面部に側面形状に合わせて加工し
た透明な合成樹脂フィルム4a,4bをあてがった後、
これをコイル外周面、内周面に、透明な粘着テープ(図
示なし)で隙間を生じないようにして貼り付け、固定し
た。 上記,の作業終了後、コイル内周部にコイルの潰
れを防止する目的で鋼製リング6をはめ込んで固定し
た。 その後、コイル外周両端部に外周端部保護用の鋼製外
周当金7を巻き付けるように取り付け、粘着テープ(図
示なし)によって仮止めした。 その後、コイルの外周面円周方向、及びコイル内周部
と外周部の胴長方向に、各々1本の鋼製フープ8、3本
の鋼製フープ9をかけて締め付け、コイル1、鋼製内径
リング6、鋼製外周当金7、合成樹脂フィルム4a,4
bをより強固に固定した。図6はこのようにして得られ
たコイルの梱包構造を示す斜視図である。
【0028】(3)使用結果 本実施例では、前記実施例1で得られたのと同様の効
果が得られた。 更に本実施例では、コイルを被覆する保護材料を全て
透明の合成樹脂製フィルム、透明な粘着テープとしたの
で、以下の効果が追加された。即ち、従来の不透明な梱
包紙によってコイル全体を梱包する場合と比較し、コイ
ルの色彩等が一目瞭然で判り、また、梱包状態のままで
コイル両側面部の状態、すなわちコイルエッジ状態の良
否が一目で判るので、扱いキズ防止の観点からより効果
的なコイルハンドリング作業を行えるようになり、また
コイルの識別管理や品質管理を従来よりも迅速且つ確実
に行えるようになった。 また、塗装鋼板コイルは、元々、着色した合成樹脂塗
料を表裏鋼板面に塗装されて美麗なため、本実施例の梱
包構造では、美麗な塗装鋼板自体の外観が見えるため、
美的、意匠的効果も認められる。
【0029】なお、図6の梱包構造において、鋼製内径
リング6、鋼製外周当金7、鋼フープ8.9に透明な合
成樹脂素材を使用することも可能であり、この場合、従
来の梱包構造では得られない独特の美麗さを実現するこ
とができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
塗装鋼板コイルのコイル製品の性能を、従来の全体を覆
う梱包形式と比較して、実用上殆ど変わりなく保持で
き、梱包紙などの保護材料の使用量を大幅に削減するこ
とができ、従来問題であった梱包紙の廃棄に伴う問題を
改善できる。
【0031】また、コイルの一部が外部に露出するた
め、コイル全体を梱包紙で覆う従来の梱包構造と比較
し、コイル製品の内容を一目瞭然で把握できるので、コ
イルの識別管理を従来より迅速且つ確実に行えるように
なる。
【0032】また、保護材料として透明の合成樹脂フィ
ルム及びテープを使用すると、梱包状態のままでコイル
両側面部の状態、すなわちコイルエッジ状態の良否が一
目で判るので、扱いキズ防止の観点からより効率的なコ
イルハンドリング作業を行えるようになり、またコイル
の品質管理を従来よりも迅速且つ確実に行えるようにな
る。
【0033】また、前記の場合、あるいは更にコイル外
周端部保護部材、コイル内周補強部材及びコイル緊結部
材を備える場合にこれらを透明な合成樹脂材料で構成す
ることによって、従来の梱包構造では得られない独特の
美麗さを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るコイルの梱包
構造の梱包過程を示す斜視図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るコイルの梱包
構造の基本的構成を示す斜視図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るコイルの梱包
構造を示す斜視図。
【図4】図3の梱包構造のA−A断面図。
【図5】本発明の実施例1に係るコイルの梱包構造を示
す斜視図。
【図6】本発明の実施例2に係るコイルの梱包構造を示
す斜視図。
【図7】従来のコイル梱包構造を示す概略斜視図。
【符号の説明】
1 コイル製品 2a,2b コイル側面部 3a,3b 鋼板端部(鋼板切断部) 4a,4b,5a,5b,14a〜14c フィルム状
保護材料 6,16 支持部材(補強部材) 7,17 保護部材 8,9,18,19 緊結部材 10,20 保護部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗装鋼板コイルの梱包において、コイル
    両側面部、コイル内周側鋼板端部とその近傍及びコイル
    外周側鋼板端部とその近傍のみをフィルム状保護材料で
    被覆してなることを特徴とする塗装鋼板コイルの梱包構
    造。
  2. 【請求項2】 コイル両側面部を被覆するフィルム状保
    護材料が透明な合成樹脂フィルムで構成され、またコイ
    ル内周側鋼板端部及びコイル外周側鋼板端部を被覆する
    フィルム状保護材料が透明な粘着テープで構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の塗装鋼板コイルの
    梱包構造。
  3. 【請求項3】 塗装鋼板コイルの梱包構造が、コイル外
    周端部保護部材、コイル内周補強部材及びコイル緊結部
    材の少なくとも1つ以上の梱包部材を備えるとともに、
    該梱包部材が何れも透明な合成樹脂材料で構成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗装鋼板コ
    イルの梱包構造。
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