JP2001276321A - パチンコ機の入賞球検出スイッチ回路 - Google Patents

パチンコ機の入賞球検出スイッチ回路

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JP2001276321A JP2000091831A JP2000091831A JP2001276321A JP 2001276321 A JP2001276321 A JP 2001276321A JP 2000091831 A JP2000091831 A JP 2000091831A JP 2000091831 A JP2000091831 A JP 2000091831A JP 2001276321 A JP2001276321 A JP 2001276321A
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Shuichi Kobayashi
修一 小林
Wataru Kanai
渉 金井
Tetsuya Hoshino
哲也 星野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入賞球がその検出位置を高速通過して入賞球
チェック周期に満たない短時間の入賞球検出信号を出力
しても、その信号のパルス幅を伸張してチェック周期以
上の入賞球検出信号とすることで賞球検出漏れをなくす
パチンコ機において、主制御装置への信号伝送路で混入
するノイズ信号までをも伸張して主制御装置でそれを入
賞球検出信号と誤判定する弊害をなくす。 【解決手段】 入賞球チェック周期に満たない短時間の
入賞球検出信号のパルス幅を伸張してチェック周期以上
の入賞球検出信号とするパルス幅伸張回路2を、主制御
装置側ではなく入賞球検出スイッチ回路側に設け、主制
御装置への信号伝送路で混入するノイズ信号が主制御装
置で伸張されることのないようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の入賞
装置に入賞した遊技球(以下、入賞球という。)を誤り
なく検出、特に入賞球検出器を高速通過した入賞球も漏
れなく検出可能な入賞球検出スイッチ回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の入賞球検出スイッチ回路
が適用されたパチンコ機の全体構成を示すブロック図
で、この図7中、71は従来の入賞球検出スイッチ回
路、72はパチンコ機全般の制御を司る主制御装置(主
基板)、73はこの主制御装置72により各々制御され
る制御装置群である。なお、74は遊技者が遊技球を発
射するための発射装置である。
【0003】この図7から分かるように、従来の入賞球
検出スイッチ回路71は検出器71a及び出力回路71
bからなる。このうち、検出器71aは、入賞球通過
路、例えば入賞口部分を通過する入賞球を、磁気あるい
は光等を利用して検出するものである。出力回路71b
はこの検出器71aからの信号を主制御装置72の入力
信号として適合した信号にする回路である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術では、次のような問題点があった。図7に示すパチ
ンコ機において、入賞球の検出は、入賞球検出スイッチ
回路71の出力信号を主制御装置72に与え、主制御装
置72がその信号のレベルの高低、すなわち入賞球検出
信号の有無を、割込信号等を用いて例えば4msec間
隔で周期的にチェック処理することにより行っている。
【0005】この場合、上述したように入賞球検出器7
1aは入賞球通過路を通過する入賞球を磁気等を利用し
て検出するもので、したがって、入賞球検出信号(スイ
ッチ入力ON信号)は実際に入賞球を検出している期間
中継続して出力される信号となる。
【0006】このため、入賞球検出信号の継続時間(O
N期間)が主制御装置72による上記チェック処理周期
4msecより短かった場合、例えば入賞球が入賞球通
過路の入賞球検出位置を4msec未満という高速で通
過した場合には、主制御装置72はこれを検出すること
ができず、入賞球検出漏れという事態を生じさせる。
【0007】そこで従来、図7に示すように、主制御装
置72の本来の構成部分である主制御装置本体72aの
前段に、入力された入賞球検出信号のパルス幅を上記チ
ェック処理周期以上の一定パルス幅に伸張するパルス幅
伸張回路72bを設ける主制御装置構成が考えられた。
【0008】しかしこの構成では、入賞球検出スイッチ
回路71及び主制御装置72間の接続部、ここではハー
ネス接続部HCにおいて、そこを伝送する入賞球検出ス
イッチ回路71の出力信号にノイズ信号が混入した場
合、そのノイズ信号をもパルス幅伸張回路72bでパル
ス幅伸張してしまう。
【0009】図8は、ノイズ信号がパルス幅伸張回路7
2bで伸張され、その伸張部分で入賞球検出のためのチ
ェック処理が行われてしまう様子を示すタイミングチャ
ートである。この図8中、(A)は入賞球検出信号の有
無を4msec間隔で周期的にチェック処理させるため
の割込信号、(B)は割込信号Aに基づいて主制御装置7
2が入賞球検出信号をチェック処理するタイミング信号
を示す。また、(C)は入賞球検出スイッチ回路71の出
力信号(スイッチ入力)、(D)は入賞球検出スイッチ回
路71の出力信号に混入したノイズ信号、(E)は主制
御装置72に設けられたパルス幅伸張回路72bでパル
ス幅伸張されたノイズ信号を示す。ノイズ信号E中の波
線部分がパルス幅伸張回路72bで伸張された部分で、
この波線部分内の時点teで、タイミング信号Bにより
入賞球検出信号の有無がチェック処理、ここでは入賞球
検出信号ありとチェック処理されてしまう。
【0010】すなわち、パルス幅伸張回路72bを設け
た主制御装置72では、ノイズ信号Dをも入賞球検出信
号と誤判定し、入賞制御処理をしてしまうという新たな
問題を生じさせた。
【0011】本発明は、上記従来技術の問題を解消する
ためになされたもので、入賞球がその検出位置を、入賞
球検出のチェック処理周期未満の高速で通過した場合で
も主制御装置で確実にそれを検出可能として入賞球検出
漏れをなくし、しかも主制御装置への伝送中にノイズ信
号の混入があっても主制御装置でそれを入賞球検出信号
と誤判定させることのないパチンコ機の入賞球検出スイ
ッチ回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、入賞球通過路の所定位置を通過する入賞球を検出し
てパルス信号を出力する検出器を備え、この検出器から
の前記パルス信号に基づく入賞球検出信号を、パチンコ
機各部を制御する主制御装置に与えてこの主制御装置に
よる当該入賞球検出信号に対しての一定周期のチェック
処理による入賞球ありの検出に供させるパチンコ機の入
賞球検出スイッチ回路において、前記検出器の出力信号
のパルス幅が、前記一定周期の値に応じて予め設定され
た規定時間に達しないときでも規定時間に達するパルス
幅の入賞球検出信号として出力させるパルス幅伸張回路
を具備することを特徴とする。
【0013】請求項1に記載の発明では、検出器からパ
ルス信号が出力されてはいるが、そのパルス幅が入賞球
ありと検出されるために必要な規定時間に達していない
場合に、入賞球検出スイッチ回路に備わるパルス幅伸張
回路がそのパルス幅を伸張し、規定時間に達するパルス
幅の入賞球検出信号として出力させる。
【0014】したがって、例えば入賞球がその検出位置
を高速で通過した場合のように、検出器からパルス信号
の幅が入賞球ありと検出されるために必要な規定時間に
達していない場合でも、主制御装置は通常の入賞球検出
信号として確実にそれを検出できる。
【0015】また、本発明の入賞球検出スイッチ回路を
備えたパチンコ機にあっては、主制御装置でパルス幅を
伸張せずに済むので、主制御装置への信号伝送中にノイ
ズ信号の混入があっても主制御装置で上記ノイズ信号が
伸張されことはなくなり、ノイズ信号が入賞球検出信号
と誤判定されることはない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。図1は、本発明による入賞球検出ス
イッチ回路の一実施形態を示すブロック図である。この
図1に示すように、本発明による入賞球検出スイッチ回
路は、検出器1とパルス幅伸張回路2とを備えてなる。
ここでは、出力回路3をも備える。
【0017】上記検出器1は、入賞球通過路、例えば入
賞口部分を通過する入賞球を検出して信号を出力するも
ので、ここでは検出コイル1a、発振回路1b、整流回
路1c及び電圧コンパレータ1dからなる。
【0018】上記検出コイル1aにおいて、入賞球の有
無(接近、通過)によりインピーダンスが変化し、発振
回路1bでは検出コイル1aのインピーダンス変化によ
り振幅が変化し、整流回路1cは発振回路1bからの信
号を整流し直流に変換するものである。電圧コンパレー
タ1dは、整流回路1cからの信号電圧が高い場合は入
賞球なしを意味するL(低)レベルパルス信号S1を、
低い場合は入賞球ありを意味するH(高)レベルパルス
信号S2を出力するものである。
【0019】検出器1は、上記のような検出コイル1a
を用いた磁界(磁気)利用のものでなく、フォトカップ
ラを用いた光利用や圧電素子を用いた圧力利用のもので
あってもよい。図2は光利用の検出器1を例示する。こ
こでは、検出器1は発光素子21a及び受光素子21b
からなるフォトカプラ21と、このフォトカプラ21の
出力信号を増幅する増幅器22とを備えてなる。この場
合、発光素子21a及び受光素子21bは入賞球通過路
を挟んだ位置に対向配置され、それら相互間を通過する
入賞球による発光素子21aからの光の遮断を受光素子
21bで検知することで入賞球検出を行う。
【0020】説明を図1に戻すと、パルス幅伸張回路2
は、検出器1の出力信号S2のパルス幅が詳細を後述す
る規定時間T1に達しないときでも規定時間T1に達す
るパルス幅(規定時間以上のパルス幅)の入賞球検出信
号を出力させる回路である。
【0021】このパルス幅伸張回路2は、ここでは検出
器1からの信号S2の立上り時に同期して立ち上がり、
規定時間T1以上の時間T2のHレベルパルス信号(伸
張入賞球検出信号S3)を出力する単安定発振回路(単
安定マルチバイブレータ)からなる。パルス幅伸張回路
2は、上記信号S2の入力開始時から時間T2持続する
伸張入賞球検出信号S3を出力可能であれば上記単安定
発振回路以外の回路であってもよい。
【0022】出力回路3は、オープンコレクタ形式やト
ーテムポール形式等の出力形式に基づいて信号を出力す
る回路で、パルス幅伸張回路2からの伸張入賞球検出信
号S3を後述主制御装置の入力信号として適合した信号
にする。
【0023】図3は、上述構成の入賞球検出スイッチ回
路、特にそのパルス幅伸張回路2の動作を説明するため
のタイミングチャートで、(a)は検出器1の出力信号
(パルス幅伸張回路2の入力信号)S1,S2、(b)
はパルス幅伸張回路2の出力信号S3(本発明の入賞球
検出スイッチ回路の出力信号OUT)を示す。
【0024】図示するように、パルス幅伸張回路2の入
力信号(入賞球ありを意味する信号S2)が規定時間T
1、例えば4msec未満でも、その出力信号S3(出
力信号OUT)は規定時間T1に達するパルス幅、ここ
では規定時間T1以上の時間T2の入賞球検出信号を出
力させる。
【0025】ここで、規定時間T1について説明する
と、入賞球がその検出位置を高速で通過した場合等にお
いては、検出器1の出力信号のパルス幅が後述パチンコ
機の主制御装置による入賞球検出信号の有無のチェック
処理の周期(時間)に達しないことがある。このような
場合、検出器出力信号は入賞球検出信号として主制御装
置で検出できなくなり、入賞球検出漏れを生じさせる。
【0026】この入賞球検出漏れをなくすには、検出器
出力信号のパルス幅を上記チェック処理周期の値近くま
でに伸ばせばよい。したがって、この時間T1を上記チ
ェック処理周期と同じ値にすればどんなに短いパルス幅
であっても入賞球検出漏れをなくすことができる。実際
には、検出器出力信号のパルス幅が0msecというこ
とはあり得ず、したがって、規定時間T1は上記チェッ
ク処理周期未満の適宜値であってよい。
【0027】上述したように本発明の入賞球検出スイッ
チ回路によれば、入賞球がその検出位置を規定時間T1
以上の高速(入賞球検出のチェック処理周期未満の速
度)で通過した場合でも、規定時間T1以上の時間の入
賞球検出信号を出力する。したがって、主制御装置はこ
れを通常の、すなわち規定時間T1に達するパルス幅の
入賞球検出信号として確実にそれを検出でき、入賞球検
出漏れを回避できる。
【0028】次に、上述本発明の入賞球検出スイッチ回
路を実際にパチンコ機に搭載した場合について説明す
る。図4は図1に示す本発明の入賞球検出スイッチ回路
を備えたパチンコ機の一例を示すブロック図である。
【0029】この図4から分かるように、パチンコ機
は、入賞球検出スイッチ回路41と主制御装置42と各
部制御装置である図柄制御装置43、音声制御装置4
4、ランプ制御装置45及び賞球制御装置46とを備え
てなる(図7では制御装置43〜46を制御装置群と総
称している)。なお、47は遊技者が遊技球を発射する
ための発射装置である。
【0030】ここで、入賞球検出スイッチ回路41は入
賞球を検出する回路で、詳細は上述した通りである。こ
の入賞球検出スイッチ回路41は、図示しないパチンコ
機盤面に設けられた複数の入賞口(図示せず)に1対1
対応で設けられている。
【0031】また、主制御装置42は各制御装置43〜
46(パチンコ機全般)を制御する装置である。この主
制御装置42は、ここでは入力バッファ42a、入力ポ
ート42b、CPU42c、出力ポート42d及び出力
バッファ42eからなり、パルス幅伸張回路72b(図
7参照)を備えていない。
【0032】この主制御装置42には、各入賞球検出ス
イッチ回路41…が接続されており、主制御装置42の
入力バッファ42aは、それら入賞球検出スイッチ回路
41からの信号を受け、入力ポート42bを介してCP
U42cに与える。CPU42cは、入賞球を検出する
と出力ポート43d及び出力バッファ43eを順に介し
て、図柄制御装置43、音声制御装置44あるいはラン
プ制御装置45に制御コマンドを出力し、入賞に対応し
たゲーム処理を行う。また、賞球制御装置46へも制御
コマンドを出力し、入賞に対応した賞球払出処理を行
う。
【0033】なお主制御装置42は、入賞球検出スイッ
チ回路41から受ける信号(スイッチ入力)のレベルの
高低、すなわち入賞球検出信号の有無を、割込信号を用
いて4msec間隔で周期的にチェック処理することに
より入賞球の検出を行っている。
【0034】図柄制御装置43は遊技中に種々の図柄を
パチンコ機盤面に設けられたLCDやCRT等からなる
表示装置43aに表示させる装置、音声制御装置44は
遊技中に種々の音声をスピーカ等の音声出力装置44a
から発生させる装置である。ランプ制御装置45は遊技
中に種々のランプ45aを点消灯させる装置である。賞
球制御装置46は主制御装置42からの制御コマンドを
受けて所定の賞球処理を行わせる装置である。
【0035】以下に、上述構成のパチンコ機における入
賞球検出スイッチ回路41及び主制御装置42の動作に
ついて説明する。まず、入賞球検出スイッチ回路41に
おいて、その検出器1(図1参照)の出力信号S2のパ
ルス幅が規定時間T1未満の場合でも規定時間T1以上
の時間T2の入賞球検出信号を出力する様子について図
5を併用して説明する。
【0036】図5において、(A)は入賞球検出信号の
有無を4msec間隔で周期的にチェック処理させるた
めの割込信号、(B)は割込信号Aに基づいて主制御装
置42が入賞球検出信号をチェック処理するタイミング
信号、(C1)〜(C4)は各々入賞球検出信号(スイッ
チ入力)である。
【0037】図5中の入賞球検出信号C1〜C3におい
て、信号C1とC2は各々割込信号Aの周期4msec
以上のパルス幅(スイッチ入力ON)となっているた
め、主制御装置42のCPU42cは入賞球があったこ
とを認識できる。他方、信号C3は、割込信号Aの周期
以下のパルス幅しかないため、主制御装置42のCPU
42cはこの信号C3を認識することができず、入賞球
検出漏れを生じさせてしまう。
【0038】しかし本発明の入賞球検出スイッチ回路4
1では、入賞球検出信号C3を主制御装置42のCPU
42cに認識させるために、パルス幅伸張回路2(図1
参照)を設けており、ここでパルス幅を伸張している。
すなわち、規定時間T1未満のパルス幅の入賞球検出信
号C3をT1以上の時間T2の入賞球検出信号C4に変
えている。
【0039】信号C4中の波線部分がパルス幅伸張回路
2で伸張された部分で、この波線部分内の時点teで、
タイミング信号Bにより入賞球検出信号の有無がチェッ
ク処理、ここでは入賞球検出信号ありとチェック処理さ
れる。
【0040】したがって、主制御装置42のCPU42
cは入賞球検出信号C3についても時間T1以上の時間
T2をもつ入賞球検出信号として認識でき、入賞球検出
漏れが回避できる。
【0041】次に、入賞球検出スイッチ回路41の出力
信号の主制御装置42への伝送中にノイズ信号の混入が
あった場合の動作について図6を併用して説明する。図
6において、(A)、(B)、(C)及び(D)は各々
図8と同様で、順に割込信号、タイミング信号、入賞球
検出スイッチ回路41の出力信号(スイッチ入力)及び
ノイズ信号である。(F)は主制御装置42内のノイズ
信号である。
【0042】図6(C),(D)は、入賞球検出スイッ
チ回路41から入賞球検出信号が出力(スイッチ入力O
N)されてなく、入賞球検出スイッチ回路41及び主制
御装置42間のハーネス接続部HCにおいて、そこを伝
送する出力信号Cにノイズ信号Dが混入した場合を示し
ている。
【0043】本発明では、パルス幅伸張回路は入賞球検
出スイッチ回路41内に設けられている(主制御装置4
2にパルス幅伸張回路を設けていない)ので、ノイズ信
号Dのパルス幅が主制御装置42内で伸張されることは
ない。したがって、時点teでのタイミング信号Bによ
る入賞球検出信号の有無検出において入賞球検出信号な
しとチェック処理(正常処理)される。
【0044】すなわち、パルス幅伸張回路2(図1参
照)を備えた本発明の入賞球検出スイッチ回路41が搭
載されたパチンコ機においては、主制御装置42でノイ
ズ信号Dを入賞球検出信号と誤判定し、入賞制御処理を
することはない。
【0045】なお上述実施形態では、パルス幅伸張回路
2として、検出器1からの信号S2の立上り時に同期し
て立ち上がり、T1以上の時間T2経過後に立ち下がる
単安定発振回路を用いた場合について述べたが、これの
みに限定されることはない。要するに、規定時間T1未
満のパルス幅の入賞球検出信号をT1以上の時間の入賞
球検出信号に変えることができれば、いずれの回路でも
よい。例えば、規定時間T1未満のパルス幅の入賞球検
出信号の後縁にパスルを付加するような回路であっても
よい。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、入賞
球を検出する検出器の出力信号のパルス幅が、入賞球検
出信号の有無のチェック処理周期に応じて設定された、
入賞球ありと検出されるために必要な規定時間に達しな
いときでも、その規定時間に達するパルス幅の入賞球検
出信号として出力させるパルス幅伸張回路を設けた。
【0047】したがって、例えば入賞球がその検出位置
を高速で通過した場合のように、検出器からのパルス信
号の幅が上記規定時間に達しない場合でも、主制御装置
は通常の(規定時間に達するパルス幅の)入賞球検出信
号として確実にそれを検出できるようになり、入賞球検
出漏れがなくなる。
【0048】また、本発明の入賞球検出スイッチ回路を
備えたパチンコ機にあっては、上記のように入賞球検出
スイッチ回路にパルス幅伸張回路を設けた(主制御装置
でパルス幅伸張せずに済む)。
【0049】したがって、主制御装置への信号伝送中に
ノイズ信号の混入があってもその後にそのノイズ信号が
伸張されことはなく、主制御装置内でノイズ信号が入賞
球検出信号と誤判定されることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による入賞球検出スイッチ回路の一実施
形態を示すブロック図である。
【図2】同上回路中の検出器の他の例を示すブロック図
である。
【図3】同上回路中のパルス幅伸張回路の動作を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図4】同上回路を備えたパチンコ機の全体構成例を示
すブロック図である。
【図5】同上パチンコ機において、入賞球を検出する検
出器の出力信号パルス幅が規定時間未満でも規定時間以
上の信号を出力する様子を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【図6】同上パチンコ機において、スイッチ入力にノイ
ズ信号が混入した場合の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図7】従来の入賞球検出スイッチ回路が適用されたパ
チンコ機の全体構成を示すブロック図である。
【図8】同上パチンコ機において、スイッチ入力にノイ
ズ信号が混入した場合の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1 検出器 2 パルス幅伸張回路 3 出力回路 41 入賞球検出スイッチ回路 42 主制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 哲也 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 Fターム(参考) 2C088 BA03 BA04 BA05 BA09 EA10

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入賞球通過路の所定位置を通過する入賞
    球を検出してパルス信号を出力する検出器を備え、この
    検出器からの前記パルス信号に基づく入賞球検出信号
    を、パチンコ機各部を制御する主制御装置に与えてこの
    主制御装置による当該入賞球検出信号に対しての一定周
    期のチェック処理による入賞球ありの検出に供させるパ
    チンコ機の入賞球検出スイッチ回路において、 前記検出器の出力信号のパルス幅が、前記一定周期の値
    に応じて予め設定された規定時間に達しないときでも規
    定時間に達するパルス幅の入賞球検出信号として出力さ
    せるパルス幅伸張回路を具備することを特徴とするパチ
    ンコ機の入賞球検出スイッチ回路。
JP2000091831A 2000-03-29 2000-03-29 パチンコ機の入賞球検出スイッチ回路 Pending JP2001276321A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010521686A (ja) * 2007-03-22 2010-06-24 エレンベルガー ウント ペンスゲン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 急速な電流変化の評価方法および装置
JP2013042877A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Heiwa Corp パチンコ機の制御装置

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