JP2001276297A - 情報読取玩具及び情報読取装置 - Google Patents

情報読取玩具及び情報読取装置

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JP2001276297A
JP2001276297A JP2000090919A JP2000090919A JP2001276297A JP 2001276297 A JP2001276297 A JP 2001276297A JP 2000090919 A JP2000090919 A JP 2000090919A JP 2000090919 A JP2000090919 A JP 2000090919A JP 2001276297 A JP2001276297 A JP 2001276297A
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Keizo Sugasawa
慶三 菅澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲームデータの情報の読取手段を二条とし、
二条の読取手段のうち一方に同期して読取手段を読み取
ることにより、就学前の児童であっても読み取りのスピ
ードに関係なく、確実に読み取ることができるゲームデ
ータの情報を記憶した玩具及びその読取装置を提供す
る。 【解決手段】 本発明は、ゲームデータの情報を記憶し
た玩具であって、前記情報を一定する又は一定しない間
隔で構成した読取手段が、二条によるバーコード、二列
による孔又は両側に設けた切欠きのうちのいずれかであ
って、一方に同期して読取手段を読み取ることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声データや画像
データなどの情報を記憶した玩具及び情報読取装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より各種情報を印刷した玩具として
は、バーコードを用いたものがあり、例えば、カード類
に独自のバーコードを印刷して遊ぶ玩具が存在した。こ
の玩具は、カードの表面に戦闘キャラクターを印刷し、
その裏面にはキャラクターの強さなどの情報をバーコー
ドを用いて印刷してあり、子供達が自分のカードをバー
コード読取装置に読み取らせカードの強さなどを対戦す
るものであった。また音声データの情報を記録した玩具
として、バーコードが印刷されている絵本と、バーコー
ドの読取装置が手の平に配設されているぬいぐるみとで
構成されたものが存在した。この玩具は、ぬいぐるみの
手の平で絵本のバーコードをなでると、そのページの話
や効果音がぬいぐるみから出力されるものであった。
【0003】しかしながら、従来の玩具は一条のバーコ
ードを印刷、その他の方法によって表示し、それを読み
取って所定の番号や記号を読み出す方式であった。この
読み取り方式は、コード部の幅の変化を時間で計測して
データとするために、読み取りのスピードが速すぎて
も、遅すぎても、読み取れない場合が生じるという大き
な欠点があった。そのため、例えばカードに一条のバー
コードが印刷されている場合に、カードを動かすスピー
ドによっては読み取れない場合が発生することがあっ
た。特に、指先の発達していない就学前の児童にあって
は、情報の読み取りスピードを全く意識しないので、ゲ
ームデータなどの情報を読み取れない場合が多々発生
し、ゲームを開始することができないことがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は上記
従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、ゲームデ
ータの情報の読取手段を二条とし、二条の読取手段のう
ち一方に同期して読取手段を読み取ることにより、就学
前の児童であっても読み取りのスピードに関係なく、確
実に読み取ることができるゲームデータの情報を記憶し
た玩具及びその読取装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ゲームデータの情報を記憶した玩具であって、前記情報
を一定する又は一定しない間隔で構成した読取手段が、
二条によるバーコード、二列による孔又は両側に設けた
切欠きのうちのいずれかであって、一方に同期して読取
手段を読み取ることができることを特徴とする。
【0006】本発明は、ゲームデータの情報を記憶した
記憶手段が並列に配列されており、読取手段を相互に関
連させることにより、簡単にかつ確実に情報を読み取ら
せることができる。例えば、バーコードの場合には、二
条のバーコードの一方と、もう一方のバーコードで読み
取りのタイミングを調節することにより、何度繰り返し
ても同じタイミングで読み取ることができ、確実にゲー
ムを開始することができる。また、本発明はバーコード
の幅を時間で計測せず、バーコードの符号の変化をカウ
ントするために、読取時のスピードを気にする必要がな
いものである。そのため、指先の発達していない幼児や
児童であっても、ゲームデータの読み取りを簡単に行え
る玩具である。
【0007】また、孔や切欠きの場合には、読取手段と
して遮蔽の有無を使用したものである。例えば、光やス
イッチを用いて容易に読み取ることができ、色や材質に
影響されるものではない。
【0008】請求項2記載の発明は、ゲームデータの情
報を記憶した玩具であって、前記情報を一定する又は一
定しない間隔で構成した読取手段が二条によるバーコー
ド、二列による孔又は両側に設けた切欠きのうちのいず
れかであって、カード類、磁気テープ又は透明フィルム
のうちのいずれかに印刷されていて、一方に同期して読
取手段を読み取ることができることを特徴とする。
【0009】本発明は、カルタなどのカード類、磁気テ
ープ又は透明フィルムに読取手段を印刷するものであ
る。例えばカルタの読み札に読取手段を印刷することに
よって、文字の読めない小さい子供や目の悪いお年寄り
もゲームに参加することができる。
【0010】請求項3記載の発明は、ゲームデータの情
報読取装置であって、一定する又は一定しない間隔で構
成した読取手段によって記憶したゲームデータの情報を
一方に同期して読取手段を読み込んで電気信号に変換し
て制御部に出力する情報読取部と、情報読取部から信号
が入力されるとその入力信号に応じて情報を記憶部より
読み出して出力部に出力する制御部と、前記読取手段に
応じた情報が予め記憶されている記憶部と、前記制御部
がその情報を音声又は画像及び動作のいずれか1つ以上
で出力する出力部とを備えることを特徴とする。
【0011】本発明は、二条の読取手段のうち、一方に
同期して読取手段を読み取ることによって、読み取りス
ピードに関係なく、確実にゲームデータの情報を読み取
る装置である。例えば、二条の読取手段において、一方
の読取手段の変化に同期して読み取り、何度繰り返して
も同じタイミングで読み取ることができ、安定した読取
り結果が得られるものである。またこの情報読取装置
は、読取手段の符号の幅を時間で計測せず、符号の変化
をカウントするために、読取時のスピードを気にする必
要がないものである。
【0012】請求項4記載の発明は、ゲームデータの情
報読取装置であって、一定する又は一定しない間隔で構
成した読取手段が二条によるバーコード、二列による孔
又は両側に設けた切欠きのうちのいずれかであって、一
方に同期して読取手段を読み込んで電気信号に変換して
制御部に出力する情報読取部と、情報読取部から信号が
入力されるとその入力信号に応じて情報を記憶部より読
み出して出力部に出力する制御部と、前記読取手段に応
じた情報が予め記憶されている記憶部と、前記制御部が
その情報を音声又は画像及び動作のいずれか1つ以上で
出力する出力部とを備えることを特徴とする。
【0013】本発明は、ゲームデータの情報を記憶した
読取手段であるバーコード、孔、切欠きが並列に配列さ
れており、読取手段を相互に関連させて、情報を読み取
る装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、ゲームデータの情報を
記憶した玩具であり、その情報を一定する又は一定しな
い間隔で構成した読取手段が、二条によるバーコード、
二列による孔又は両側に設けた切欠きのうちいずれかで
あって、一方に同期して読取手段を読み取ることができ
る情報記憶玩具及びその読取装置である。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の読取手段に係るニ条によ
るバーコードを拡大して示す構成図を、図2は読取手段
に係る二列の孔を拡大して示す構成図を、図3は読取手
段に係る両側に設けた切欠きを拡大して示す構成図を、
それぞれ示したものである。また図4乃至図6は本発明
の読取手段に係るニ条によるバーコード、二列の孔、両
側に設けた切欠きのそれぞれ別の実施例を拡大して示す
構成図である。
【0016】図1は、カードに記された二条によるバー
コードを用いた読取手段11の一実施例を示す説明図で
ある。カードは光の反射率の高い明るい色であり、例え
ば読取時の上段a列と下段b列に沿って光の反射率の低
い暗い色で上段aに11a乃至11dが記され、下段に
11A乃至11Fが記されており、二条のバーコードを
成している。ここで反射率の高い色で示されるコードを
1と表現し、反射率の低い色で示されるコードは0と表
現して、カード右側から読み取りをおこなう例を説明す
る。まず読取部は下段b列のコードを右側から読み込み
コードが1から0即ち、色の明から暗の変化に同期して
上段a列のコードを順次読み取ってゆく。
【0017】最初に下段b列がカード地色のコード1か
らバーコード11Aのコード0に変化したときの上段a
列のコードは1である。続いてバーコード11Bのコー
ド0に変化したときの上段a列のコードは11aの0で
あり、同様に11Cに対して1であり、11Dに対して
1、11Eに対して11cの0、11Fに対して11d
の0となり、“101100”と読み込まれたことにな
る。これを読み込み順に重みをつけた2進数とすると、
10進数の44を示すことができる。読取手段11は6
桁のコードであるため10進数の0から63の64種類
のバーコードを作ることができる。
【0018】図2はカードに二列による孔を空けた読取
手段12の一実施例を示す説明図である。カードにはコ
ードをあらわす二列の孔が空けられており、読取時の上
段a列と下段b列に沿って上段aには12a乃至12c
の孔が空けられており、下段には12A乃至12Fの孔
が空けられ、カードの地の色を光の反射率の高いものと
することで、前記二条のバーコードとして読み取らせる
ことができる。また、カードの表裏から光の通過の有無
を順次センサー部で読み取らせることで、カード表裏面
を写真や絵などで自由にデザインすることができ、表裏
面の汚れの影響なども受けないものとすることができ
る。
【0019】図3はカードの両側設けた切欠きを用いた
読取手段13の一実施例を示す説明図である。カードの
両側にはコードをあらわす切欠きが設けられており、読
取時の上端a側と下端b側に沿って上段aには13a乃
至13cの切欠きが設けられており、下段には13A乃
至13Gの切欠きが設けられている。前述の読取手段同
様に、カードの地の色を光の反射率の高いものとするこ
とで、前述の二条のバーコードとして読み取らせること
が可能である。また、カードの表裏から光の通過の有無
を順次センサー部で読み取らせることで、カード表裏面
を写真や絵などで自由にデザインすることができ、表裏
面の汚れの影響なども受けないものとすることができ
る。さらに切欠きはさみなどを用いて、オリジナルのコ
ードを容易に作成したり、コードの変更を行うことがで
きる。
【0020】図4は、カードに記された二条によるバー
コードの別の実施例を用いた読取手段14を示す説明図
である。カードは光の反射率の高い明るい色であり、例
えば読取時の上段a列と下段b列に沿って光の反射率の
低い暗い色で上段aに14a乃至14eが記され、下段
に14A乃至14Cが記されており、二条のバーコード
を成している。またコードは上段、下段のいずれか一方
づつに間隔を空けて連続的に記されている。例えば、反
射率の低い色で示されるコードが上段にあるときは1と
表現して、下段にあるときは0と表現し、カード右側か
ら読み取りをおこなう例を説明する。まず読取部は上段
と下段のいずれかにコードを検知すると、上段下段のい
ずれに1を検知したかを判別し上段に検知した場合は1
下段に検知した場合は0として読み込み、続けて順次読
み込んでゆく場合、まず上段の11aが読み取られる。
続いて順次、上段11b、下段11A、上段11c、下
段11B、上段11d、上段11e、下段11Cと読み
取られ、読み取った順に11010110とコード化し
て表すことが出来る。同期式よりも少ないコードで表す
ことができる。
【0021】また読取手段の両方に同期していずれか一
方に検知されたコードを例えば、上段の場合を1下段の
場合を0として順次読み込むことで、少ないコードで表
現することができるようになる。また、コードの表れる
順番の位置関係で表すため、コードとコードの隙間及び
コードの幅は情報読み取り手段が判別可能であるなら
ば、線状に表記することも可能となり、読取手段を目立
たなくすることができる。
【0022】図5はバーコードの別の実施例を二列によ
る孔を空けた読取手段15を用いた一実施例を示す説明
図である。カードにはコードをあらわす二列の孔が空け
られており、読取時の上段a列と下段b列に沿って上段
aに15a乃至15eの孔と、下段に15A乃至15C
の孔を空け、前記バーコードの別の実施例と同じコード
を記したものである。また、カードの地の色を光の反射
率の高いものとすることで、前記二条によるバーコード
の別の実施例として読み取らせることも可能である。
【0023】図6はバーコードの別の実施例をカードの
両側に設けた切欠きを用いた読取手段16の一実施例を
示す説明図である。カードの両側には切欠きが設けられ
ており、読取時の上端a側と下端b側に沿って上段aに
は16a乃至16eの切欠きを設け、下段には16A乃
至13Cの切欠きを設けることで、前記バーコードの別
の実施例と同じコードを記した例である。前述の二列の
孔による読取手段同様に、カードの地の色を光の反射率
の高いものとすることで、二条のバーコードと同様にし
て読み取らせることが可能である。また、読取センサー
部を容易にユニット化することができ、また調整などが
製品組み込み時に省けるため、コストを低減することが
可能である。
【0024】なお本発明は、コードの幅は情報としての
要素ではなく、順番と相互の位置関係を情報とするもの
であるため、上記実施例において、二条によるバーコー
ド、二列による孔又は両側に設けた切欠きのいずれのコ
ード幅及びコードとコードの間隔も情報読取手段が検出
可能な幅まで狭くすることができる。またコードの形状
なども相互の位置関係が検出可能な限り限定されない。
【0025】図7は情報読取手段の基本的な回路構成を
示すブロック図である。情報読取手段は、読取手段に相
対的に移動しながらコードを読み取りデジタル信号化し
て制御部1に出力する情報読取部3と、情報読取部3か
らの信号に応じた音声データ又は画像データを記憶部か
ら読み出し、音声データを音声出力部4に出力及び画像
データを表示部5に出力する又は、駆動手段6に制御信
号を出力する制御部1と、制御部1からの音声データを
音声に変換し出力する音声出力部4と、制御部1からの
画像データを表示する表示部5及び制御部1からの制御
信号により作動する駆動手段6からなる。
【0026】図8は読取手段11のニ条によるバーコー
ドをカードに用いた一実施例である。前記カードのバー
コード部を情報読取部手で一方のバーコードの変化に同
期して読み取るため、読み取り時のカードの扱い方に関
わらず同じタイミングでコードを読み取ることができ
る。前記カードにはカードの向きを揃えるために切欠き
を設けているが、バーコードをカードに表裏及び上下い
ずれの向きから見ても同じ位置となるよう印刷してお
き、4箇所のバーコードの信号を同一のものとし、カー
ドをそろえる手間を省くこともできる。さらにカード4
箇所全てのバーコードを異なる信号とすることでカード
の枚数を減らすことや、バーコードの種類を不均等にす
ることで、なかなか出てこないカードなどを含ませるこ
とも可能である。
【0027】図9は、情報読取手段20を用いたカルタ
取り遊びの一実施例を示す図である。複数の読取り手段
11の二条によるバーコードを読み取り、読み取ったコ
ードに応じたカルタの読み札の音声を出力する。カルタ
取り遊びとは、複数の対を成す読み札と絵札を使用し、
絵札を表向きに床に並べ、その周囲を参加者が囲むよう
に構えており、1人の読み手が読んだ読み札と対となる
絵札を取る早さを競い合い、最後に取った絵札の枚数に
応じて、勝負を決めるカードゲームである。
【0028】図9において読取手段11は本体20のカ
ード差込口20aに向きをそろえ重ねて差し込む。この
とき情報読取部3が二条によるバーコードを検出する
が、逆向きに読み取っていることを判別した制御部1は
音声の出力はしない。本体20には制御部1と記憶部2
が収められた制御ユニット7と読み取りが正常におこな
われたか否かをLEDの点灯で表示する表示部5と読み
取ったバーコードの情報に対応した音声データを音声に
変換して出力する音声出力部4が配設されている。
【0029】玩具使用者は、二条によるバーコードが印
刷されたカードを重ねて中間のカードを抜取り上に重ね
戻すことを繰り返し、カードの順番をばらばらにする。
またカードの模様が同一であるため、どの読み札の音声
が出力されるか目視では分からなくなっている。カード
の向きをそろえて情報読取手段20の差込口20aに差
し込む。カードの二条によるバーコードは情報読取部を
通過してすぐ下に二条によるバーコードの先頭が位置す
る所でカードが差込口20aの底にあたる位置に印刷さ
れている。情報読取部側のカードを1枚抜き取ると、抜
き出す際に情報読取部によってカードの二条によるバー
コードが読み取られ、読み札の音声が出力される。二条
によるバーコードは一方に同期して読み取るため抜き取
りの速度に依存せず早く引き抜いても、ゆっくり引き抜
いても安定した読み取りをおこなうことができる。
【0030】図10は情報読取手段の表示部として液晶
画面等を使用した例で、カードを1枚づつ引き抜くごと
に表示部にトランプの絵柄が表示され、玩具使用者が交
互にカードを引き抜くことでポーカーゲームなどを楽し
むことができる。
【0031】図11はぬいぐるみ30に本装置を用いた
実施例を示すものである。ぬいぐるみ30の腹部の読取
手段差込口30aに、読取手段11乃至16を記したカ
ードを差し込む又は差し込んだ後に引き抜くことで読取
手段を読み取らせることができる。制御ユニット7は読
み取った情報に応じて、駆動手段6を作動させぬいぐる
みを動作させたり、音声出力部4のスピーカから音声を
出力させ、餌をもらってはしゃぐ愉快な動物を表現する
ことができる。また複数の読取手段に対応するデータを
記憶部2に備えておくことで、色々な動きを楽しんだ
り、玩具使用者がオリジナルのカードを作成して個性的
な動きをおこなわせることもできる。
【0032】情報読取部において、発光素子からカード
の読取手段に光を照射し、その反射光又は通過光を2つ
の受光素子で検出する場合、発光素子に照射角の広いも
のを使用する又は反射鏡などを用いて分光して読取手段
に照射することにより光源を1つとすることができ、情
報読取部の小型化、簡略化を容易に実現できる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次のような効果を奏する。
【0034】本発明は、ゲームデータの情報を記憶した
記憶手段が並列に配列されており、読取手段を相互に関
連させ読み取ることにより、簡単にかつ確実に情報を読
み取らせることができ、読み取らせる時の操作スピード
を気にする必要がない。そのため、指先の発達していな
い幼児や児童であっても、ゲームデータの読み取りを簡
単に行える玩具である。
【0035】また本発明は、カルタ遊びなどにおいて、
文字の読めない小さい子供や目の悪いお年寄りも読取装
置にカルタの読み札に印刷された読取手段を読み取らせ
ることで、読み札を読むことを気にせずゲームに参加す
ることができる。
【0036】そして本発明は、二条の読取手段の一方に
同期して読取手段を読み取ることによって、読み取りス
ピードに関係なく、確実にゲームデータの情報を読み取
る装置であるため、何度繰り返しても同じタイミングで
読み取ることができ、安定した読取り結果が得られるも
のである。
【0037】また本発明は、ゲームデータの情報を記憶
した読取手段であるバーコード、孔、切欠きが並列に配
列されており、読取手段を相互に関連させて、情報を読
み取る装置であり、読み取った情報に応じた音声、映像
のいずれか一つ以上の出力手段を備えているため、種々
のゲームに対応、応用することができる。
【0038】本発明は、音声データや画像データなどの
情報を記憶した玩具において、二条によるバーコードを
使用し、バーコードの一方に同期して読み取ることによ
り、読み取り速度に関わらず確実に読み取ることがで
き、手間を使用者に感じさせない。また小さな子供にも
手軽に遊ぶことができ、しかもゆっくりと操作をするこ
ともできるため、落ち着いたゲームの雰囲気などを壊す
ことがなく、さまざまな玩具の用途に対応することがで
きる。
【0039】また本発明は、読取手段の読み取りのタイ
ミングを読取手段から得るため、情報読取手段は時間を
計測したりする必要がなく制御部の回路やプログラムを
簡略することができ、安価な装置を製作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の読取手段に係るニ条によるバ
ーコードを拡大して示す構成図である。
【図2】図2は読取手段に係る二列の孔を拡大して示す
構成図である。
【図3】図3は読取手段に係る両側に設けた切欠きを拡
大して示す構成図である。
【図4】図4は読取手段に係るニ条によるバーコードに
よる別の実施例を拡大して示す構成図である。
【図5】図5は読取手段に係る二列の孔による別の実施
例を拡大して示す構成図である。
【図6】図6は読取手段に係る両側に設けた切欠きによ
る別の実施例を拡大して示す構成図である。
【図7】図7は、本発明の読取手段に係るニ条によるバ
ーコードをカードに印刷した一実施例を示す構成図であ
る。
【図8】図8は、本発明の読み取り装置の基本的な回路
構成を示すブロック図である。
【図9】図9は、本発明の一実施例における情報読取手
段の構成図である。
【図10】図10は、別の情報読取手段の実施例を示す
図である。
【図11】図11は、本発明の一実施例における情報読
取手段の応用例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 制御部 2 記憶部 3 情報読取部 4 音声出力部 5 表示部 6 駆動手段 7 制御ユニット 11 二条のバーコードを用いた読取手段 12 二列の孔を用いた読取手段 13 両側の切欠きを用いた読取手段 14 二条のバーコードを用いた読取手段 15 二列の孔を用いた読取手段 16 両側の切欠きを用いた読取手段 20 情報読取手段 20a カード差込口 30 ぬいぐるみ 30a 読取手段差込口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 7/10 G06K 7/10 R

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゲームデータの情報を記憶した玩具であっ
    て、前記情報を一定する又は一定しない間隔で構成した
    読取手段が、二条によるバーコード、二列による孔又は
    両側に設けた切欠きのうちのいずれかであって、一方に
    同期して読取手段を読み取ることができることを特徴と
    する情報記憶玩具。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記読取手段がカード
    類、磁気テープ又は透明フィルムのうちのいずれかに印
    刷されていることを特徴とする情報記憶玩具。
  3. 【請求項3】一定する又は一定しない間隔で構成した読
    取手段によって記憶したゲームデータの情報を一方に同
    期して読取手段を読み込んで電気信号に変換して制御部
    に出力する情報読取部と、情報読取部から信号が入力さ
    れるとその入力信号に応じて情報を記憶部より読み出し
    て出力部に出力する制御部と、前記読取手段に応じた情
    報が予め記憶されている記憶部と、前記制御部がその情
    報を音声又は画像及び動作のいずれか1つ以上で出力す
    る出力部とを備えることを特徴とする情報読取手段。
  4. 【請求項4】請求項3において、前記読取手段が二条に
    よるバーコード、二列による孔又は両側に設けた切欠き
    のうちのいずれかであって、一方に同期して読取手段を
    読み取ることを特徴とする情報読取手段。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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