JP2001274806A - 情報処理装置及びネットワークパラメータの設定支援方法 - Google Patents

情報処理装置及びネットワークパラメータの設定支援方法

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JP2001274806A
JP2001274806A JP2000084950A JP2000084950A JP2001274806A JP 2001274806 A JP2001274806 A JP 2001274806A JP 2000084950 A JP2000084950 A JP 2000084950A JP 2000084950 A JP2000084950 A JP 2000084950A JP 2001274806 A JP2001274806 A JP 2001274806A
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packet
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JP2000084950A
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Noriyuki Tatsuma
教之 立間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所望のネットワークパラメータを容易に設定
することができる情報処理装置を提供する。 【解決手段】 情報処理装置10は、ネットワーク20
0からパケットを取得するパケットキャプチャ部12
と、取得されたパケットからネットワークパラメータを
抽出するパケット解析部14と、抽出されたネットワー
クパラメータのネットワーク200における使用量に関
する使用量情報を含む入力支援データベース16aを構
築して格納する格納部16と、入力支援データベース1
6aに含まれる上記使用量情報に基づいて、情報処理装
置10においてネットワークパラメータの設定を行うた
めのユーザインタフェース画面を形成して表示するコン
トロールパネル18と、入力支援データベース16aに
含まれる上記使用量情報に基づいて、ネットワーク20
0の障害を検出する障害検出部20とを備えて構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された情報処理装置及びネットワークに接続された情
報処理装置におけるネットワークパラメータの設定支援
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワークに接続された情報処理装置
を用いる場合は、プロトコル、IPアドレス、ゲートウ
ェイアドレス等、種々のネットワークパラメータを設定
する必要がある。また、プロトコルの多様化や情報処理
装置の多機能化と相まって、設定を必要とするネットワ
ークパラメータは増加し、かかるネットワークパラメー
タの設定は極めて煩雑になっている。
【0003】ネットワークパラメータの設定の煩雑さを
解消すべく、ネットワークパラメータを自動的に設定す
る情報処理装置が例えば特開平9−200247号公報
に開示されている。かかる情報処理装置は、ネットワー
ク上のパケットを取得し、取得されたパケットに基づい
て仮IPアドレスを設定し、当該仮IPアドレス宛に応
答要求パケットを発行し、応答パケットが返信されない
場合に上記仮IPアドレスを正式なIPアドレスとして
設定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ネットワーク
パラメータを自動的に設定する上記従来の技術にかかる
情報処理装置は、以下に示すような問題点があった。す
なわち、上記従来の技術にかかる情報処理装置は、IP
アドレスを自動的に設定するため、ネットワークパラメ
ータの設定に関してユーザの意志を反映することができ
ず、従って、ネットワークパラメータをユーザにとって
所望のものとすることができない場合が生ずる。また、
上記仮IPアドレスを既に割り当てられている他の情報
処理装置がある場合であっても、当該他の情報処理装置
が動作していない場合等は応答パケットが返信されない
ため、IPアドレスが重複して割り当てられてしまう場
合が生ずる。その結果、自動的に設定されたネットワー
クパラメータ(例えばIPアドレス)を修正することが
必要となることが多く、この場合、ネットワークパラメ
ータの設定は、かえって煩雑となってしまう。
【0005】そこで本発明は、上記問題点を解決し、所
望のネットワークパラメータを容易に設定することがで
きる情報処理装置及びネットワークパラメータの設定支
援方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の情報処理装置は、ネットワークに接続され
た情報処理装置であって、上記ネットワーク上で送受信
されているパケットを取得するパケット取得手段と、上
記パケット取得手段によって取得されたパケットからネ
ットワークパラメータを抽出するネットワークパラメー
タ抽出手段と、上記ネットワークパラメータ抽出手段に
よって抽出されたネットワークパラメータの上記ネット
ワークにおける使用量に関する使用量情報を含むデータ
ベースを格納する格納手段と、上記格納手段に格納され
た上記データベースに含まれる上記使用量情報に基づい
て、上記情報処理装置においてネットワークパラメータ
の設定を行うためのユーザインタフェース画面を形成し
て表示する表示手段とを備えたことを特徴としている。
【0007】ネットワーク上で送受信されているパケッ
トからネットワークパラメータを抽出してネットワーク
パラメータのネットワークにおける使用量に関する使用
量情報を含むデータベースを構築し、当該使用量情報に
基づいて情報処理装置においてネットワークパラメータ
の設定を行うためのユーザインタフェース画面を形成す
ることで、ユーザはネットワークにおけるネットワーク
パラメータの使用量(使用の有無も含む)を把握あるい
は利用した状態でネットワークパラメータの設定を行う
ことができる。
【0008】また、本発明の情報処理装置においては、
上記ネットワークパラメータは、プロトコルまたはIP
アドレスまたはゲートウェイアドレスであることを特徴
とすることが好適である。
【0009】また、本発明の情報処理装置においては、
上記ネットワークパラメータは、プロトコルであり、上
記格納手段に格納された上記データベースに含まれる上
記使用量情報に基づいて、上記ネットワークの障害を検
出する障害検出手段をさらに備えたことを特徴とするこ
とが好適である。
【0010】使用量情報に基づいてネットワークの障害
を検出することで、ネットワークの障害の検出が容易と
なる。
【0011】また、上記課題を解決するために、本発明
のネットワークパラメータの設定支援方法は、ネットワ
ークに接続された情報処理装置におけるネットワークパ
ラメータの設定支援方法であって、上記ネットワーク上
で送受信されているパケットを取得するパケット取得ス
テップと、上記パケット取得ステップにおいて取得され
たパケットからネットワークパラメータを抽出するネッ
トワークパラメータ抽出ステップと、上記ネットワーク
パラメータ抽出ステップにおいて抽出されたネットワー
クパラメータの上記ネットワークにおける使用量に関す
る使用量情報を含むデータベースを格納する格納ステッ
プと、上記格納ステップにおいて格納された上記データ
ベースに含まれる上記使用量情報に基づいて、上記情報
処理装置においてネットワークパラメータの設定を行う
ためのユーザインタフェース画面を形成して表示する表
示ステップとを備えたことを特徴としている。
【0012】ネットワーク上で送受信されているパケッ
トからネットワークパラメータを抽出し、ネットワーク
パラメータのネットワークにおける使用量に関する使用
量情報を含むデータベースを構築し、当該使用量情報に
基づいて情報処理装置においてネットワークパラメータ
の設定を行うためのユーザインタフェース画面を形成す
ることで、ユーザはネットワークにおけるネットワーク
パラメータの使用量(使用の有無も含む)を把握あるい
は利用した状態でネットワークパラメータの設定を行う
ことができる。
【0013】また、本発明のネットワークパラメータの
設定支援方法においては、上記ネットワークパラメータ
は、プロトコルまたはIPアドレスまたはゲートウェイ
アドレスであることを特徴とすることが好適である。
【0014】また、本発明のネットワークパラメータの
設定支援方法においては、上記ネットワークパラメータ
は、プロトコルであり、上記格納ステップにおいて格納
された上記データベースに含まれる上記使用量情報に基
づいて、上記ネットワークの障害を検出する障害検出ス
テップをさらに備えたことを特徴とすることが好適であ
る。
【0015】使用量情報に基づいてネットワークの障害
を検出することで、ネットワークの障害の検出が容易と
なる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態にかかる情報処
理装置について図面を参照して説明する。まず、本実施
形態にかかる情報処理装置の構成について説明する。図
1は、本実施形態にかかる情報処理装置の構成図であ
る。
【0017】本実施形態にかかる情報処理装置10は、
ネットワーク200に接続された情報処理装置であっ
て、例えばネットワークに接続されたプリンタ、複写
機、パソコン等である。本実施形態にかかる情報処理装
置10は、図1に示すように、パケットキャプチャ部1
2(パケット取得手段)と、パケット解析部14(ネッ
トワークパラメータ抽出手段)と、格納部16(格納手
段)と、コントロールパネル18(表示手段)と、障害
検出部20(障害検出手段)とを備えて構成される。以
下、各構成要素について詳細に説明する。
【0018】パケットキャプチャ部12は、ネットワー
ク200上で送受信されているパケットを取得する。パ
ケットキャプチャ部12は、より詳細には、ネットワー
ク200上で送受信されているパケットを、一定期間
(以下、パケットキャプチャ期間という)だけ取得し、
取得したパケットをパケット解析部14に対して出力す
る。パケットキャプチャ部12によってパケットを取得
するパケットキャプチャ期間は、例えば図2(a)に示
すように、情報処理装置10の電源投入時から、ウォー
ムアップ完了時(動作可能となる時)までの期間とすれ
ばよい。また、パケットキャプチャ期間は、図2(b)
に示すように、情報処理装置10の電源投入時から、予
め指定された指定期間が経過するまでの期間としてもよ
い。さらに、パケットキャプチャ期間は、図2(c)に
示すように、ユーザによってパケットキャプチャの指示
がなされてから、予め指定された指定期間が経過するま
での期間としてもよい。
【0019】パケット解析部14は、パケットキャプチ
ャ部12によって取得されたパケットからネットワーク
パラメータを抽出する。ここで、ネットワークパラメー
タとは、情報処理装置10がネットワーク200を利用
するために設定を要するパラメータであり、例えば、ネ
ットワークで使用されるプロトコル、IPアドレス、ゲ
ートウェイアドレス、EtherTalk(Apple
Computer.Inc.の登録商標)のゾーン
名、NetWare(Novell. Inc.の登録
商標)のサーバ名等である。
【0020】パケット解析部14は、より具体的には、
パケットキャプチャ部12によって取得されたパケット
からプロトコルを抽出する。ここで、パケットキャプチ
ャ部12によって取得されたパケットがIPのパケット
である場合、HTTP、SMTP、SMB、lpdなど
のプロトコルが使用されていると判断できる。また、パ
ケットキャプチャ部12によって取得されたパケットが
IPXのパケットである場合、NetWareなどのプ
ロトコルが使用されていると判断できる。さらに、パケ
ットキャプチャ部12によって取得されたパケットがE
therTalkのパケットである場合、AppleT
alk(Apple Computer. Inc.の
登録商標)などのプロトコルが使用されていると判断で
きる。パケットキャプチャ部12は、例えば、パケット
キャプチャ部12によって取得されたパケットを解析
し、当該パケットにおいて使用されているポート番号に
基づいてプロトコルを判別し、抽出する。
【0021】パケット解析部14は、また、パケットキ
ャプチャ部12によって取得されたパケットからIPア
ドレスを抽出する。パケット解析部14は、例えば、パ
ケットキャプチャ部12によって取得されたパケットを
解析し、当該パケットの送信元及び宛先が記述されてい
る部分から、IPアドレスを抽出する。
【0022】パケット解析部14は、また、パケットキ
ャプチャ部12によって取得されたパケットからゲート
ウェイアドレスを抽出する。パケット解析部14は、例
えば、ネットワーク上で送受信されているRIP(Ro
uting Information Protoco
l)パケットからゲートウェイアドレスを抽出する。
【0023】パケット解析部14は、また、パケットキ
ャプチャ部12によって取得されたパケットからEth
erTalkのゾーン名、NetWareのサーバ名等
を抽出してもよい。
【0024】パケット解析部14は、抽出したプロトコ
ル、IPアドレス、ゲートウェイアドレス、Ether
Talkのゾーン名、NetWareのサーバ名等のネ
ットワークパラメータを格納部16に対して出力する。
【0025】格納部16は、パケット解析部14によっ
て抽出されたネットワークパラメータのネットワーク2
00における使用量に関する使用量情報を含む入力支援
データベース16aを構築して格納する。より具体的に
は、格納部16は、図3〜図5に示すようなデータテー
ブルを有する入力支援データベース16aを構築して格
納する。
【0026】図3に示すデータテーブルは、パケット解
析部14によって抽出されたプロトコルのネットワーク
200における使用量割合(使用量情報)を示すプロト
コルデータテーブルである。すなわち、図3に示すプロ
トコルデータテーブルは、パケットキャプチャ部12に
よって上記パケットキャプチャ期間に取得されたパケッ
トのうち、SMBのプロトコルによって送受信されてい
るパケットの割合が25%、NetWareのプロトコ
ルによって送受信されているパケットの割合が30%、
EtherTalkのプロトコルによって送受信されて
いるパケットの割合が5%、lpdのプロトコルによっ
て送受信されているパケットの割合が10%、HTTP
のプロトコルによって送受信されているパケットの割合
が20%、SNMPのプロトコルによって送受信されて
いるパケットの割合が0%、SMTPのプロトコルによ
って送受信されているパケットの割合が10%であるこ
とを示している。ここで、図3によれば、ネットワーク
200上で送受信されているパケットに関しては、Ne
tWareのプロトコルの使用頻度が最も大きく、次い
でSMB、HTTP、lpd、SMTP、EtherT
alkのプロトコルの使用頻度がこの順に大きい(SN
MPのプロトコルの使用頻度はゼロである)。
【0027】図4に示すデータテーブルは、パケット解
析部14によって抽出されたIPアドレスのネットワー
ク200における使用量割合(使用量情報)を示すIP
アドレスデータテーブルである。より具体的には、図4
に示すIPアドレスデータテーブルは、IPアドレスの
ピリオドで区切られる4つの数字(IPアドレスが「A
AA.BBB.CCC.DDD」で表される場合のAA
A部分、BBB部分、CCC部分、DDD部分それぞれ
の数字)それぞれについてのネットワーク200におけ
る使用量割合(使用量情報)を示している。すなわち、
図4に示すIPアドレスデータテーブルは、上記AAA
部分の数字に関しては、パケットキャプチャ部12によ
って上記パケットキャプチャ期間に取得されたパケット
のうち、すべて(100%)のパケットについて「19
2」の数字が使用されていることを示している。また、
図4に示すIPアドレスデータテーブルは、上記BBB
部分の数字に関しては、パケットキャプチャ部12によ
って上記パケットキャプチャ期間に取得されたパケット
のうち、すべて(100%)のパケットについて「16
8」の数字が使用されていることを示している。また、
図4に示すIPアドレスデータテーブルは、上記CCC
部分の数字に関しては、パケットキャプチャ部12によ
って上記パケットキャプチャ期間に取得されたパケット
のうち、5%のパケットに「050」の数字が使用さ
れ、70%のパケットに「010」の数字が使用され、
15%のパケットに「120」の数字が使用され、10
%のパケットに「090」の数字が使用されていること
を示している。さらに、図4に示すIPアドレスデータ
テーブルは、上記DDD部分の数字に関しては、パケッ
トキャプチャ部12によって上記パケットキャプチャ期
間に取得されたパケットのうち、2%のパケットに「0
20」の数字が使用され、50%のパケットに「10
0」の数字が使用され、5%のパケットに「070」の
数字が使用され、10%のパケットに「150」の数字
が使用され、20%のパケットに「050」の数字が使
用され、10%のパケットに「200」の数字が使用さ
れ、3%のパケットに「130」の数字が使用されてい
ることを示している。
【0028】図5に示すデータテーブルは、パケット解
析部14によって抽出されたゲートウェイアドレスのネ
ットワーク200における使用量割合(使用量情報)を
示すゲートウェイアドレスデータテーブルである。すな
わち、図5に示すゲートウェイアドレスデータテーブル
は、パケットキャプチャ部12によって上記パケットキ
ャプチャ期間に取得されたパケットのうち、「192.
168.050.254」のゲートウェイアドレスを使
用しているパケットが20%、「192.168.01
0.254」のゲートウェイアドレスを使用しているパ
ケットが80%であることを示している。ここで、図5
によれば、ネットワーク200上で送受信されているパ
ケットに関しては、「192.168.010.25
4」のゲートウェイアドレスの使用頻度は、「192.
168.050.254」のゲートウェイアドレスの使
用頻度の4倍となっている。
【0029】格納部16に格納される入力支援データベ
ース16aは、さらに、パケット解析部14によって抽
出されたEtherTalkのゾーン名のネットワーク
200における使用量割合(使用量情報)を示すゾーン
名データテーブルや、パケット解析部14によって抽出
されたNetWareのサーバ名のネットワーク200
における使用量割合(使用量情報)を示すサーバ名デー
タテーブル等を含んでいても良い。
【0030】コントロールパネル18は、格納部16に
格納された入力支援データベース16aに含まれる上記
使用量情報に基づいて、情報処理装置10においてネッ
トワークパラメータの設定を行うためのユーザインタフ
ェース画面を形成して表示する。ここで、コントロール
パネル18は、物理的には、図6に示すように、液晶表
示パネル18aと、上矢印ボタン18b、下矢印ボタン
18c、右矢印ボタン18f、左矢印ボタン18e、決
定ボタン18g等の入力ボタンを備えて構成される。
【0031】コントロールパネル18は、より具体的に
は、情報処理装置10においてプロトコルの設定を行う
ためのユーザインタフェース画面を、図7に示すように
形成し、液晶表示パネル18aに表示する。すなわち、
コントロールパネル18は、プロトコルの設定を行うた
めのユーザインタフェース画面を液晶表示パネル18a
に表示するに際し、格納部16に格納された入力支援デ
ータベース16aに含まれるプロトコルデータテーブル
を参照し、ネットワーク200上で最も使用頻度が大き
いNetWareのプロトコルの設定画面を最初に表示
する。この状態でユーザにより決定ボタン18gが押下
されると、コントロールパネル18は、NetWare
のプロトコルに使用するパラメータ等を具体的に設定す
るための入力画面を表示する。従って、ユーザは、ネッ
トワーク200上で最も使用頻度が大きいNetWar
eのプロトコルを、まず最初に設定することができる。
【0032】一方、NetWareのプロトコルの設定
画面が表示されている状態で、ユーザにより下矢印ボタ
ン18cが押下されると、コントロールパネル18は、
格納部16に格納された入力支援データベース16aに
含まれるプロトコルデータテーブルを参照し、ネットワ
ーク200上でNetWareについで使用頻度の大き
いSMBのプロトコルの設定画面を表示する。この状態
でユーザにより決定ボタン18gが押下されると、コン
トロールパネル18は、SMBのプロトコルに使用する
パラメータ等を具体的に設定するための入力画面を表示
する。従って、ユーザは、ネットワーク200上でNe
tWareに次いで使用頻度が大きいSMBのプロトコ
ルを、NetWareのプロトコルの次に設定すること
ができる。
【0033】以下、下矢印ボタン18cが押下される度
に、コントロールパネル18は、格納部16に格納され
た入力支援データベース16aに含まれるプロトコルデ
ータテーブルを参照し、ネットワーク200上で使用頻
度の大きい順に、順次、HTTPのプロトコルの設定画
面、lpdのプロトコルの設定画面、SMTPのプロト
コルの設定画面、EtherTalkのプロトコルの設
定画面、SNMPのプロトコルの設定画面を液晶表示パ
ネル18に表示する。また、ユーザにより決定ボタン1
8gが押下されると、コントロールパネル18は、それ
ぞれのプロトコルに使用するパラメータ等を具体的に設
定するための入力画面をそれぞれ表示する。尚、コント
ロールパネル18は、ネットワーク200上での使用頻
度がゼロであるSNMPのプロトコルの設定画面を液晶
表示パネル18に表示しないものとしても良い。
【0034】また、コントロールパネル18は、情報処
理装置10においてIPアドレスの設定を行うためのユ
ーザインタフェース画面を、図8に示すように形成し、
液晶表示パネル18aに表示する。すなわち、コントロ
ールパネル18は、まず、「AAA.BBB.CCC.
DDD」で表されるIPアドレスのAAA部分、BBB
部分、CCC部分、DDD部分それぞれを「000」の
数字とした「000.000.000.000」をデフ
ォルトのIPアドレスとして液晶表示パネル18aに表
示し、AAA部分にカーソル100を配置する。この状
態で、ユーザにより上矢印ボタン18bあるいは下矢印
ボタン18cが押下されると、コントロールパネル18
は、液晶表示パネル18aに表示したIPアドレスのA
AA部分の数字を増加あるいは減少させ、右矢印ボタン
が押下されるとAAA部分の数字を確定させるとともに
カーソル100をBBB部分に移動させる。ここで、B
BB部分、CCC部分、DDD部分それぞれの数字の増
減、確定及びカーソルの移動も、同様の操作によって行
うことができ、ユーザによって決定ボタン18gが押下
されると、コントロールパネル18は、そのときに液晶
表示パネル18aに表示されているIPアドレスを情報
処理装置10のIPアドレスとして確定させる。
【0035】一方、液晶表示パネル18aに表示された
IPアドレスのAAA部分にカーソル100が配置され
た状態で、ユーザにより下矢印ボタン18cが素早く2
回押下されると、コントロールパネル18は、格納部1
6に格納された入力支援データベース16aに含まれる
IPアドレスデータテーブルを参照し、液晶表示パネル
18aに表示したIPアドレスのAAA部分の数値を、
ネットワーク200上で最も使用頻度が大きい数値であ
る「192」に変更する。また、この状態で、ユーザに
より右矢印ボタン18fが押下されると、コントロール
パネル18は、AAA部分の数字を「192」に確定さ
せるとともにカーソル100をBBB部分に移動させ
る。
【0036】液晶表示パネル18aに表示されたIPア
ドレスのBBB部分にカーソル100が配置された状態
で、ユーザにより下矢印ボタン18cが素早く2回押下
されると、コントロールパネル18は、格納部16に格
納された入力支援データベース16aに含まれるIPア
ドレスデータテーブルを参照し、液晶表示パネル18a
に表示したIPアドレスのBBB部分の数値を、ネット
ワーク200上で最も使用頻度が大きい数値である「1
68」に変更する。また、この状態で、ユーザにより右
矢印ボタン18fが押下されると、コントロールパネル
18は、BBB部分の数字を「168」に確定させると
ともにカーソル100をCCC部分に移動させる。
【0037】液晶表示パネル18aに表示されたIPア
ドレスのCCC部分にカーソル100が配置された状態
で、ユーザにより下矢印ボタン18cが素早く2回押下
されると、コントロールパネル18は、格納部16に格
納された入力支援データベース16aに含まれるIPア
ドレスデータテーブルを参照し、液晶表示パネル18a
に表示したIPアドレスのCCC部分の数値を、ネット
ワーク200上で最も使用頻度が大きい数値である「0
10」に変更する。以下、ユーザにより下矢印ボタン1
8cが素早く2回押下される度に、コントロールパネル
18は、格納部16に格納された入力支援データベース
16aに含まれるIPアドレスデータテーブルを参照
し、液晶表示パネル18aに表示したIPアドレスのC
CC部分の数値を、ネットワーク200上で使用頻度の
大きい順に、順次、「120」、「090」、「05
0」と変更していく。ユーザにより右矢印ボタン18f
が押下されると、コントロールパネル18は、CCC部
分の数字をそのとき液晶表示パネル18a表示されてい
る数字(図8においては「010」)に確定させるとと
もにカーソル100をDDD部分に移動させる。
【0038】液晶表示パネル18aに表示されたIPア
ドレスのDDD部分にカーソル100が配置された状態
で、ユーザにより下矢印ボタン18cが素早く2回押下
されると、コントロールパネル18は、格納部16に格
納された入力支援データベース16aに含まれるIPア
ドレスデータテーブルを参照し、液晶表示パネル18a
に表示したIPアドレスのDDD部分の数値を、ネット
ワーク200上で最も使用頻度が大きい数値である「1
00」に変更する。以下、ユーザにより下矢印ボタン1
8cが素早く2回押下される度に、コントロールパネル
18は、格納部16に格納された入力支援データベース
16aに含まれるIPアドレスデータテーブルを参照
し、液晶表示パネル18aに表示したIPアドレスのD
DD部分の数値を、ネットワーク200上で使用頻度の
大きい順に、順次、「050」、「150」、「20
0」、「070」、「130」、「020」と変更して
いく。従って、ユーザは、上矢印ボタン18bあるいは
下矢印ボタン18cを押下してIPアドレスのDDD部
分の数字を増加あるいは減少させ、上記「100」、
「050」、「150」、「200」、「070」、
「130」、「020」以外の数値を選択することで、
容易に情報処理装置10のIPアドレスを設定すること
ができる。DDD部分に適当な数値(図8においては
「123」)が表示された状態で、ユーザによって決定
ボタン18gが押下されると、コントロールパネル18
は、そのときに液晶表示パネル18aに表示されている
IPアドレスを情報処理装置10のIPアドレスとして
確定させる。
【0039】また、コントロールパネル18は、情報処
理装置10においてゲートウェイアドレスの設定を行う
ためのユーザインタフェース画面を、図9に示すように
形成し、液晶表示パネル18aに表示する。すなわち、
コントロールパネル18は、まず、「000.000.
000.000」をデフォルトのゲートウェイアドレス
として液晶表示パネル18aに表示する。この状態で、
ユーザにより下矢印ボタン18cが素早く2回押下され
ると、コントロールパネル18は、格納部16に格納さ
れた入力支援データベース16aに含まれるゲートウェ
イアドレスデータテーブルを参照し、液晶表示パネル1
8aに表示したゲートウェイアドレスを、ネットワーク
200上で最も使用頻度が大きいゲートウェイアドレス
である「192.168.010.254」に変更す
る。この状態でユーザにより右矢印ボタン18fが押下
されると、コントロールパネル18は、液晶表示パネル
18a表示されているゲートウェイアドレスである「1
92.168.010.254」を情報処理装置10が
用いるゲートウェイアドレスとして確定させる。尚、液
晶表示パネル18aに表示したゲートウェイアドレスを
「192.168.010.254」に変更した後に、
さらに、ユーザにより下矢印ボタン18cが素早く2回
押下されると、コントロールパネル18は、格納部16
に格納された入力支援データベース16aに含まれるゲ
ートウェイアドレスデータテーブルを参照し、液晶表示
パネル18aに表示したゲートウェイアドレスを、ネッ
トワーク200上で次に使用頻度の大きい「192.1
68.050.254」に変更する。
【0040】コントロールパネル18は、同様に、格納
部16に格納された入力支援データベース16aに含ま
れるゾーン名、サーバ名等の使用量情報に基づいて、情
報処理装置10においてゾーン名、サーバ名等の設定を
行うためのユーザインタフェース画面を形成して表示し
てもよい。
【0041】障害検出部20は、格納部16に格納され
た入力支援データベース16aに含まれるプロトコルの
使用量情報に基づいて、ネットワーク200の障害を検
出する。障害検出部20は、具体的には、格納部16に
格納された入力支援データベース16aに含まれるプロ
トコルデータテーブルを参照し、ネットワーク200に
おいて特定のプロトコルの使用頻度がゼロの場合等、プ
ロトコルデータテーブルに含まれるデータが一定の条件
を満たす場合に、ネットワーク200に障害があると判
断し、その旨をコントロールパネル18に対して出力す
る。この場合、コントロールパネル18は、ネットワー
ク200に障害が検出されたことを液晶表示パネル18
aに表示する。
【0042】続いて、本実施形態にかかる情報処理装置
の動作について説明し、併せて本発明のネットワークパ
ラメータの設定支援方法について説明する。図10は、
本実施形態にかかる情報処理装置10において、ネット
ワークパラメータの設定を行う手順を示すフローチャー
トである。本実施形態にかかる情報処理装置10におい
ては、図10に示すように、まず、パケットキャプチャ
部12により、ネットワーク200上で送受信されてい
るパケットが取得される(S1)。より詳細には、パケ
ットキャプチャ部12により、上述のパケットキャプチ
ャ期間だけ、ネットワーク200上で送受信されている
パケットが取得される。取得されたパケットはパケット
キャプチャ部12からパケット解析部14に対して出力
される。
【0043】パケットキャプチャ部12によって取得さ
れたパケットがパケット解析部14に対して出力される
と、パケット解析部14により、パケットキャプチャ部
12によって取得されたパケットからネットワークパラ
メータが抽出される(S2)。ここで、ネットワークパ
ラメータとは、上述の通り、情報処理装置10がネット
ワーク200を利用するために設定を要するパラメータ
であり、例えば、ネットワークで使用されるプロトコ
ル、IPアドレス、ゲートウェイアドレス、Ether
Talkのゾーン名、NetWareのサーバ名等であ
る。パケット解析部14によって抽出されたプロトコ
ル、IPアドレス、ゲートウェイアドレス、Ether
Talkのゾーン名、NetWareのサーバ名等のネ
ットワークパラメータは、パケット解析部14から格納
部16に対して出力される。
【0044】パケット解析部14によって抽出されたネ
ットワークパラメータがパケット解析部14から格納部
16に対して出力されると、パケット解析部14によっ
て抽出されたネットワークパラメータのネットワーク2
00における使用量に関する使用量情報を含む入力支援
データベース16aが構築されて、格納部16に格納さ
れる(S3)。より具体的には、図3に示すようにパケ
ット解析部14によって抽出されたプロトコルのネット
ワーク200における使用量割合(使用量情報)を示す
プロトコルデータテーブルと、図4に示すようにパケッ
ト解析部14によって抽出されたIPアドレスのネット
ワーク200における使用量割合(使用量情報)を示す
IPアドレスデータテーブルと、図5に示すようにパケ
ット解析部14によって抽出されたゲートウェイアドレ
スのネットワーク200における使用量割合(使用量情
報)を示すゲートウェイアドレスデータテーブルとを有
する入力支援データベース16aが構築されて、格納部
16に格納される。尚、入力支援データベース16a
は、さらに、パケット解析部14によって抽出されたE
therTalkのゾーン名のネットワーク200にお
ける使用量割合(使用量情報)を示すゾーン名データテ
ーブルや、パケット解析部14によって抽出されたNe
tWareのサーバ名のネットワーク200における使
用量割合(使用量情報)を示すサーバ名データテーブル
等を含んでいても良い。
【0045】入力支援データベース16aが構築されて
格納部16に格納されると、ユーザからの要求に応じて
(すなわち、ユーザがネットワークパラメータの設定を
行う際に)、格納部16に格納された入力支援データベ
ース16aに含まれる上記使用量情報に基づいて、情報
処理装置10においてネットワークパラメータの設定を
行うためのユーザインタフェース画面が形成され、コン
トロールパネル18の液晶表示パネル18aに表示され
る(S4)。より具体的には、情報処理装置10におい
てプロトコルの設定を行うためのユーザインタフェース
画面が、図7に示すように形成されて、液晶表示パネル
18aに表示される。すなわち、プロトコルの設定を行
う場合は、格納部16に格納された入力支援データベー
ス16aに含まれるプロトコルデータテーブルが参照さ
れ、ネットワーク200上で最も使用頻度が大きいNe
tWareのプロトコルの設定画面が最初に液晶表示パ
ネル18aに表示される。この状態でユーザにより決定
ボタン18gが押下されると、NetWareのプロト
コルに使用するパラメータ等を具体的に設定するための
入力画面が液晶表示パネル18aに表示される。従っ
て、ユーザは、ネットワーク200上で最も使用頻度が
大きいNetWareのプロトコルを、最初に設定する
ことができる。
【0046】一方、NetWareのプロトコルの設定
画面が液晶表示パネル18aに表示されている状態で、
ユーザにより下矢印ボタン18cが押下されると、格納
部16に格納された入力支援データベース16aに含ま
れるプロトコルデータテーブルが参照され、ネットワー
ク200上でNetWareについで使用頻度の大きい
SMBのプロトコルの設定画面が液晶表示パネル18a
に表示される。この状態でユーザにより決定ボタン18
gが押下されると、SMBのプロトコルに使用するパラ
メータ等を具体的に設定するための入力画面が液晶表示
パネル18aに表示される。従って、ユーザは、ネット
ワーク200上でNetWareに次いで使用頻度が大
きいSMBのプロトコルを、NetWareのプロトコ
ルの次に設定することができる。
【0047】以下、下矢印ボタン18cが押下される度
に、格納部16に格納された入力支援データベース16
aに含まれるプロトコルデータテーブルが参照され、ネ
ットワーク200上で使用頻度の大きい順に、順次、H
TTPのプロトコルの設定画面、lpdのプロトコルの
設定画面、SMTPのプロトコルの設定画面、Ethe
rTalkのプロトコルの設定画面、SNMPのプロト
コルの設定画面が液晶表示パネル18aに表示される。
また、ユーザにより決定ボタン18gが押下されると、
それぞれのプロトコルに使用するパラメータ等を具体的
に設定するための入力画面それぞれが液晶表示パネル1
8aに表示される。尚、ネットワーク200上での使用
頻度がゼロであるSNMPのプロトコルの設定画面が液
晶表示パネル18に表示されないものとしても良い。
【0048】また、ユーザからの要求に応じて、情報処
理装置10においてIPアドレスの設定を行うためのユ
ーザインタフェース画面が、図8に示すように形成され
て、液晶表示パネル18aに表示される。すなわち、I
Pアドレスの設定を行う場合は、まず、「AAA.BB
B.CCC.DDD」で表されるIPアドレスのAAA
部分、BBB部分、CCC部分、DDD部分それぞれを
「000」の数字とした「000.000.000.0
00」がデフォルトのIPアドレスとして液晶表示パネ
ル18aに表示され、AAA部分にカーソル100が配
置される。この状態で、ユーザにより上矢印ボタン18
bあるいは下矢印ボタン18cが押下されると、液晶表
示パネル18aに表示されたIPアドレスのAAA部分
の数字が増加あるいは減少し、右矢印ボタン18fが押
下されるとAAA部分の数字が確定するとともにカーソ
ル100がBBB部分に移動する。ここで、BBB部
分、CCC部分、DDD部分それぞれの数字の増減、確
定及びカーソルの移動も、同様の操作によって行うこと
ができ、ユーザによって決定ボタン18gが押下される
と、そのときに液晶表示パネル18aに表示されている
IPアドレスが情報処理装置10のIPアドレスとして
確定する。
【0049】一方、液晶表示パネル18aに表示された
IPアドレスのAAA部分にカーソル100が配置され
た状態で、ユーザにより下矢印ボタン18cが素早く2
回押下されると、格納部16に格納された入力支援デー
タベース16aに含まれるIPアドレスデータテーブル
が参照され、液晶表示パネル18aに表示されたIPア
ドレスのAAA部分の数値が、ネットワーク200上で
最も使用頻度が大きい数値である「192」に変化す
る。また、この状態で、ユーザにより右矢印ボタンが押
下されると、AAA部分の数字が「192」に確定する
とともにカーソル100がBBB部分に移動する。
【0050】液晶表示パネル18aに表示されたIPア
ドレスのBBB部分にカーソル100が配置された状態
で、ユーザにより下矢印ボタン18cが素早く2回押下
されると、格納部16に格納された入力支援データベー
ス16aに含まれるIPアドレスデータテーブルが参照
され、液晶表示パネル18aに表示されたIPアドレス
のBBB部分の数値が、ネットワーク200上で最も使
用頻度が大きい数値である「168」に変化する。ま
た、この状態で、ユーザにより右矢印ボタン18fが押
下されると、BBB部分の数字が「168」に確定する
とともにカーソル100がCCC部分に移動する。
【0051】液晶表示パネル18aに表示されたIPア
ドレスのCCC部分にカーソル100が配置された状態
で、ユーザにより下矢印ボタン18cが素早く2回押下
されると、格納部16に格納された入力支援データベー
ス16aに含まれるIPアドレスデータテーブルが参照
され、液晶表示パネル18aに表示されたIPアドレス
のCCC部分の数値が、ネットワーク200上で最も使
用頻度が大きい数値である「010」に変化する。以
下、ユーザにより下矢印ボタン18cが素早く2回押下
される度に、格納部16に格納された入力支援データベ
ース16aに含まれるIPアドレスデータテーブルが参
照され、液晶表示パネル18aに表示されたIPアドレ
スのCCC部分の数値が、ネットワーク200上で使用
頻度の大きい順に、順次、「120」、「090」、
「050」と変化していく。ユーザにより右矢印ボタン
18fが押下されると、CCC部分の数字がそのとき液
晶表示パネル18a表示されている数字(図8において
は「010」)に確定するとともにカーソル100がD
DD部分に移動する。
【0052】液晶表示パネル18aに表示されたIPア
ドレスのDDD部分にカーソル100が配置された状態
で、ユーザにより下矢印ボタン18cが素早く2回押下
されると、格納部16に格納された入力支援データベー
ス16aに含まれるIPアドレスデータテーブルが参照
され、液晶表示パネル18aに表示されたIPアドレス
のDDD部分の数値が、ネットワーク200上で最も使
用頻度が大きい数値である「100」に変化する。以
下、ユーザにより下矢印ボタン18cが素早く2回押下
される度に、格納部16に格納された入力支援データベ
ース16aに含まれるIPアドレスデータテーブルが参
照され、液晶表示パネル18aに表示されたIPアドレ
スのDDD部分の数値が、ネットワーク200上で使用
頻度の大きい順に、順次、「050」、「150」、
「200」、「070」、「130」、「020」と変
化していく。従って、ユーザは、上矢印ボタン18bあ
るいは下矢印ボタン18cを押下してIPアドレスのD
DD部分の数字を増加あるいは減少させ、上記「10
0」、「050」、「150」、「200」、「07
0」、「130」、「020」以外の数値を選択するこ
とで、容易に情報処理装置10のIPアドレスを設定す
ることができる。DDD部分に適当な数値(図8におい
ては「123」)が表示された状態で、ユーザによって
決定ボタン18gが押下されると、そのときに液晶表示
パネル18aに表示されているIPアドレスが情報処理
装置10のIPアドレスとして確定する。
【0053】また、ユーザからの要求に応じて、情報処
理装置10においてゲートウェイアドレスの設定を行う
ためのユーザインタフェース画面が、図9に示すように
形成され、液晶表示パネル18aに表示される。すなわ
ち、ゲートウェイアドレスの設定を行う場合は、まず、
「000.000.000.000」がデフォルトのゲ
ートウェイアドレスとして液晶表示パネル18aに表示
される。この状態で、ユーザにより下矢印ボタン18c
が素早く2回押下されると、格納部16に格納された入
力支援データベース16aに含まれるゲートウェイアド
レスデータテーブルが参照され、液晶表示パネル18a
に表示されたゲートウェイアドレスが、ネットワーク2
00上で最も使用頻度が大きいゲートウェイアドレスで
ある「192.168.010.254」に変化する。
この状態でユーザにより右矢印ボタン18fが押下され
ると、液晶表示パネル18a表示されているゲートウェ
イアドレスである「192.168.010.254」
が情報処理装置10の用いるゲートウェイアドレスとし
て確定する。尚、液晶表示パネル18aに表示されたゲ
ートウェイアドレスが「192.168.010.25
4」に変化した後に、さらに、ユーザにより下矢印ボタ
ン18cが素早く2回押下されると、格納部16に格納
された入力支援データベース16aに含まれるゲートウ
ェイアドレスデータテーブルが参照され、液晶表示パネ
ル18aに表示されたゲートウェイアドレスが、ネット
ワーク200上で次に使用頻度の大きい「192.16
8.050.254」に変化する。
【0054】また、ユーザからの要求に応じて、情報処
理装置10においてゾーン名、サーバ名等のネットワー
クパラメータの設定を行う場合も、格納部16に格納さ
れた入力支援データベース16aに含まれるゾーン名、
サーバ名等の使用量情報に基づいて、情報処理装置10
においてゾーン名、サーバ名等の設定を行うためのユー
ザインタフェース画面が形成されて表示されるものとす
ることもできる。
【0055】続いて、本実施形態にかかる情報処理装置
10において、ネットワーク200の障害を検出する手
順について説明する。図11は、本実施形態にかかる情
報処理装置10において、ネットワーク200の障害を
検出する手順を示すフローチャートである。パケット取
得(S1)、ネットワークパラメータの検出(S2)、
入力支援データベースの構築及び格納(S3)について
は、上述の通りである。 入力支援データベース16a
が構築されて格納部16に格納されると、障害検出部2
0により、格納部16に格納された入力支援データベー
ス16aに含まれるプロトコルの使用量情報に基づい
て、ネットワーク200の障害が検出される(S5)。
具体的には、ユーザからの要求に基づいて、あるいは、
定期的に、格納部16に格納された入力支援データベー
ス16aに含まれるプロトコルデータテーブルが障害検
出部20によって参照され、ネットワーク200におい
て特定のプロトコルの使用頻度がゼロの場合等、プロト
コルデータテーブルに含まれるデータが一定の条件を満
たす場合に、ネットワーク200に障害があると判断さ
れ、その旨が液晶表示パネル18aに表示される。
【0056】続いて、本実施形態にかかる情報処理装置
の作用及び効果について説明する。本実施形態にかかる
情報処理装置10は、パケットキャプチャ部12がネッ
トワーク200上で送受信されているパケットを取得
し、パケット解析部14が当該パケットからプロトコ
ル、IPアドレス、ゲートウェイアドレス等のネットワ
ークパラメータを抽出し、当該ネットワークパラメータ
のネットワーク200における使用量に関する使用量情
報を含む入力支援データベース16aを構築して格納部
16に格納し、コントロールパネル18が当該使用量情
報に基づいて情報処理装置10においてネットワークパ
ラメータの設定を行うためのユーザインタフェース画面
を形成して表示する。従って、ユーザはネットワーク2
00におけるネットワークパラメータの使用量(使用の
有無も含む)を把握あるいは利用(例えば、使用頻度の
高い順に設定画面を表示する、あるいは、使用頻度の高
いものを表示する)した状態でネットワークパラメータ
の設定を行うことができる。その結果、ユーザは、所望
のネットワークパラメータを容易に設定することが可能
となる。
【0057】また、本実施形態にかかる情報処理装置1
0は、障害検出部20が、格納部16に格納された入力
支援データベース16aに含まれるプロトコルデータテ
ーブルの使用量情報に基づいてネットワーク200の障
害を検出する。従って、ネットワーク200の障害の検
出が容易となる。
【0058】
【発明の効果】本発明の情報処理装置及びネットワーク
パラメータの設定支援方法は、ネットワーク上で送受信
されているパケットからネットワークパラメータを抽出
し、ネットワークパラメータのネットワークにおける使
用量に関する使用量情報を含むデータベースを構築し、
当該使用量情報に基づいて情報処理装置においてネット
ワークパラメータの設定を行うためのユーザインタフェ
ース画面を形成することで、ユーザはネットワークにお
けるネットワークパラメータの使用量(使用の有無も含
む)を把握あるいは利用した状態でネットワークパラメ
ータの設定を行うことができる。その結果、ユーザは、
所望のネットワークパラメータを容易に設定することが
可能となる。
【0059】また、本発明の情報処理装置及びネットワ
ークパラメータの設定支援方法においては、上記使用量
情報に基づいてネットワークの障害を検出することで、
ネットワークの障害の検出が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報処理装置のシステム構成図である。
【図2】パケットキャプチャ期間を示す図である。
【図3】プロトコルデータテーブルの構成図である。
【図4】IPアドレスデータテーブルの構成図である。
【図5】ゲートウェイアドレスデータテーブルの構成図
である。
【図6】コントロールパネルの構成図である。
【図7】ユーザインタフェース画面の変化を示す図であ
る。
【図8】ユーザインタフェース画面の変化を示す図であ
る。
【図9】ユーザインタフェース画面の変化を示す図であ
る。
【図10】ネットワークパラメータの設定を行う手順を
示すフローチャートである。
【図11】ネットワークの障害を検出する手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10…情報処理装置、12…パケットキャプチャ部、1
4…パケット解析部、16…格納部、16a…入力支援
データベース、18…コントロールパネル、20…障害
検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 29/14 H04L 13/00 313 5K035 9A001 Fターム(参考) 5B089 GA21 HA10 HB02 KA13 KB10 KC14 KC53 LB01 LB02 LB14 MB01 MC01 5E501 AC25 BA05 DA13 EA05 EA10 FA03 FA14 FA21 5K030 GA14 HA08 HC01 HC14 HD03 HD09 JA07 JA10 JT02 KA05 KA13 MA06 MD04 5K033 AA06 BA04 CB14 CC01 DA01 DB12 DB20 EA04 EA07 EC01 EC03 5K034 AA18 DD03 FF04 HH04 HH06 HH63 KK21 LL01 5K035 AA03 BB03 CC10 DD01 EE01 FF02 FF04 JJ01 KK01 MM03 9A001 CC06 CC07 DD10 DD13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された情報処理装置
    において、 前記ネットワーク上で送受信されているパケットを取得
    するパケット取得手段と、 前記パケット取得手段によって取得されたパケットから
    ネットワークパラメータを抽出するネットワークパラメ
    ータ抽出手段と、 前記ネットワークパラメータ抽出手段によって抽出され
    たネットワークパラメータの前記ネットワークにおける
    使用量に関する使用量情報を含むデータベースを格納す
    る格納手段と、 前記格納手段に格納された前記データベースに含まれる
    前記使用量情報に基づいて、前記情報処理装置において
    ネットワークパラメータの設定を行うためのユーザイン
    タフェース画面を形成して表示する表示手段とを備えた
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークパラメータは、プロト
    コルまたはIPアドレスまたはゲートウェイアドレスで
    あることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークパラメータは、プロト
    コルであり、 前記格納手段に格納された前記データベースに含まれる
    前記使用量情報に基づいて、前記ネットワークの障害を
    検出する障害検出手段をさらに備えたことを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続された情報処理装置
    におけるネットワークパラメータの設定支援方法におい
    て、 前記ネットワーク上で送受信されているパケットを取得
    するパケット取得ステップと、 前記パケット取得ステップにおいて取得されたパケット
    からネットワークパラメータを抽出するネットワークパ
    ラメータ抽出ステップと、 前記ネットワークパラメータ抽出ステップにおいて抽出
    されたネットワークパラメータの前記ネットワークにお
    ける使用量に関する使用量情報を含むデータベースを格
    納する格納ステップと、 前記格納ステップにおいて格納された前記データベース
    に含まれる前記使用量情報に基づいて、前記情報処理装
    置においてネットワークパラメータの設定を行うための
    ユーザインタフェース画面を形成して表示する表示ステ
    ップとを備えたことを特徴とするネットワークパラメー
    タの設定支援方法。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークパラメータは、プロト
    コルまたはIPアドレスまたはゲートウェイアドレスで
    あることを特徴とする請求項4に記載のネットワークパ
    ラメータの設定支援方法。
  6. 【請求項6】 前記ネットワークパラメータは、プロト
    コルであり、 前記格納ステップにおいて格納された前記データベース
    に含まれる前記使用量情報に基づいて、前記ネットワー
    クの障害を検出する障害検出ステップをさらに備えたこ
    とを特徴とする請求項4に記載のネットワークパラメー
    タの設定支援方法。
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