JP2001274452A - 光結合器 - Google Patents

光結合器

Info

Publication number
JP2001274452A
JP2001274452A JP2000088663A JP2000088663A JP2001274452A JP 2001274452 A JP2001274452 A JP 2001274452A JP 2000088663 A JP2000088663 A JP 2000088663A JP 2000088663 A JP2000088663 A JP 2000088663A JP 2001274452 A JP2001274452 A JP 2001274452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
lead
section
light emitting
leads
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000088663A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Nakahara
利典 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Tottori Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2000088663A priority Critical patent/JP2001274452A/ja
Publication of JP2001274452A publication Critical patent/JP2001274452A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出精度や光の利用効率を高めた薄型化の光
結合器を提供すること。 【構成】 一対のリードの一方4に配置した発光素子6
を他方のリード5に配線するとともに前記発光素子6の
周囲を樹脂モールドした発光部2と、一対のリードの一
方10に配置した受光素子12を他方のリード11に配
線するとともに前記受光素子12の周囲を樹脂モールド
した受光部3とを備え、前記リードの何れかを共通リー
ド16として前記発光部2と前記受光部3をこの共通リ
ード16によって連結するとともに、前記発光部の樹脂
モールド部8と前記受光部の樹脂モールド部14を互い
に分離した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検出対象物の有無
を非接触で検出する光結合器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光結合器は、図6に示すように、
一対のリード31,32(33,34)の一方のリード
31,33に発光素子35あるいは受光素子36を配置
し、他方のリード32,34にワイヤボンド配線を施し
た上で樹脂モールドして発光部37と受光部38を形成
している。そして、発光部37と受光部38をモールド
用の樹脂39によって連結することによって光結合器を
構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す従来の光結
合器は、以下のような問題を有している。すなわち、発
光部と受光部をモールド用の樹脂によって連結している
ので、この連結部分を通じて光漏れが生じ、検出精度が
低下するという問題が有る。また、リードに固定した発
光素子35の1つの側面の光しか利用されていないの
で、光の利用効率が悪いという問題が有る。
【0004】そこで本発明は上記の点を考慮し、検出精
度を高めた光結合器を提供することを課題の1つとす
る。また、光の利用効率を高めた光結合器を提供するこ
と課題の1つとする。また、薄型化の光結合器を提供す
ることを課題の1つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の光結合器は請求
項1に記載のように、一対のリードの一方に配置した発
光素子を他方のリードに配線するとともに前記発光素子
の周囲を樹脂モールドした発光部と、一対のリードの一
方に配置した受光素子を他方のリードに配線するととも
に前記受光素子の周囲を樹脂モールドした受光部とを備
え、前記リードの何れかを共通リードとして前記発光部
と前記受光部をこの共通リードによって連結するととも
に、前記発光部の樹脂モールド部と前記受光部の樹脂モ
ールド部を互いに分離していることを特徴とする。
【0006】また、本発明の光結合器は請求項2に記載
のように、前記共通リードと前記発光部の共通リード以
外のリードとの間隔と前記共通リードと前記受光部の共
通リード以外のリードとの間隔が相違することを特徴と
する。
【0007】また、本発明の光結合器は請求項3に記載
のように、前記発光部と前記受光部の各々のリードを同
一の平面に配置するとともに、前記発光部と前記受光部
を結ぶ光路が前記平面と平行な面に位置することを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面を参照
して説明する。まず、本発明の光結合器の実施例を透過
型光結合器1を例に取り図1、図2を参照して説明す
る。この光結合器1は、発光部2と受光部3が互いに連
結された構成となっている。
【0009】発光部2は、一対のリード4,5を備え、
その一方のリード4の先端部に配置した発光素子6を他
方のリード5にワイヤボンド線7によって配線してい
る。発光素子6は、光透過性が良く可視光の影響を受け
難い赤外線発光タイプの素子を採用しているが、それ以
外の発光素子を採用することもできる。前記発光素子6
の周囲は、一対のリード4,5の先端部及びワイヤボン
ド線7とともに発光素子6の光を透過することができる
樹脂8によってモールドしている。モールド用の樹脂8
には、前記リード4の延長線方向に位置する部分、すな
わち、発光素子6の上面方向に位置する部分に、発光素
子6の光を受光部3方向へ反射させるための45度前後
の傾斜角度を持った傾斜面9を形成している。
【0010】受光部3は、一対のリード10,11を備
え、その一方のリード10の先端部に配置した受光素子
12を他方のリード11にワイヤボンド線13によって
配線している。前記受光素子12の周囲は、一対のリー
ド10,11の先端部及びワイヤボンド線13とともに
発光素子6の光を透過することができる樹脂14によっ
てモールドしている。発光素子6に赤外線タイプのもの
を採用しているこの実施例では、可視光の影響を排除す
るために、樹脂14に可視光をカットする成分を含んだ
可視光カット樹脂を用いている。モールド用の樹脂14
には、前記リード10の延長線方向に位置する部分、す
なわち、受光素子12の上面方向に位置する部分に、発
光素子6からの光を受光素子12方向へ反射させるため
の45度前後の傾斜角度を持った傾斜面15を形成して
いる。
【0011】モールド用の樹脂8、14で構成される樹
脂モールド部が互いに分離独立して形成された発光部2
と受光部3は、そのリードの1つ、この例ではリード4
とリード10を互いに連結して共通リード16とし、こ
の共通リード16を介して一体化している。したがっ
て、この光結合器1は、樹脂モールド部を介在した光漏
れが生じない構造とすることができる。
【0012】発光部2と受光部3を構成する複数のリー
ドは、金属平板を打ち抜き形成したリードフレームの形
態で構成されているので、それぞれが同一の平面上に配
列されている。そして、共通リード16と発光部2の他
方のリード5の間隔をD1、共通リード16と受光部3
の他方のリード11の間隔をD2とした場合、D1とD
2が相違するようにリードの間隔を設定し、発光部2と
受光部3を区別しているので、この光結合器1を基板に
取り付けるためにリードを基板の孔に挿入する際の誤挿
入を防止することができる。
【0013】発光素子6や受光素子12は、リードの先
端部の端面(リードの表面と直交する方向の面)に配置
している。このように配置することによって、受発光素
子間に形成される光路を、リード配置面と平行、この例
ではリード配置面と同一面内に配置することができるの
で、リードの厚み、もしくは樹脂8,14の厚みと同程
度の範囲内に受発光素子の光路を収めることができ、光
結合器の薄型化を図ることができる。
【0014】発光素子6を配置するリード4の先端は、
発光素子6の側面方向からでる光を上面方向に効率よく
ガイドするために、図3に示すように、リードの先端方
向に向いた平面四角形あるいは平面円形状でカップ状の
面とすることもできる。
【0015】上記の光結合器1は、以下のようにして製
造される。初めにリードフレーム形態のリードを用意
し、ペレットボンド工程によって、リード4の先端に発
光素子6を、リード10の先端に受光素子12を導電接
着剤によって固定する。次に、ワイヤボンド工程によっ
て、発光素子6とリード5の間、受光素子12とリード
11の間にワイヤボンド線7,13を配線する。次に、
硬化前の樹脂8,14が入れられたキャスティングケー
スにリードの先端を挿入し、樹脂の硬化を行なって樹脂
8,14の成型を行なうことによって樹脂モールド工程
を行なう。このように、従来の樹脂モールドタイプのL
ED発光ランプと同様の手順で製造することができるの
で、製造装置の共用を図ることができるとともに、組立
作業性を良好にすることができる。
【0016】このようにして製造された光結合器1は、
リードを基板に差し込み半田されて使用されるが、外部
光の侵入を防ぐために、必要に応じて樹脂8,14の周
囲に遮光用のケーシングや被膜を配置してもよい。そし
て、通電によって発光素子6から出た光の大部分は、傾
斜面9,15によって反射される主光路L1を通って受
光素子12に入射し、リード11,16間に所定の出力
を発生させる。発光素子6から出た光の一部は、副光路
L2を通って直接的に受光素子12に入射する。受発部
2,3の間に検出対象物Aが位置して光路L1,L2が
遮断されると、受光素子12への入射光量が低下して前
記出力が変化する。
【0017】発光部2と受光部3の対向する面には、光
の集光性を高めるために、必要に応じて半円柱状のレン
ズ部17,18を形成することができる。このようなレ
ンズ部は、樹脂8,14の厚さ範囲に収まるので、光結
合器の厚さ増大の要因にはならない。したがって、レン
ズ部17,18は、薄型化を図りつつ光の利用効率を高
める上で有用である。
【0018】上記実施例は透過型を例に取ったが、本発
明は反射型にも適用することができるので、図4、図5
を参照して反射型光結合器20の実施例を説明する。
【0019】透過型の実施例と共通の要素については同
一の符号を付してその説明を省略し、相違点を中心に説
明する。先の実施例との主たる相違点は、モールド用の
樹脂8,14の形状にあるので、この部分を中心に説明
する。すなわち、透過型の場合に設けていた傾斜面9,
15を削除し、リードの先端方向に位置する樹脂の側面
(先端面)をフラットにしている。このようにすること
によって、発光素子6からその上方に出た光が検査対象
物Aに当たって反射し、受光素子12に至る光路L3が
形成される。この光路L3もリードの厚み範囲、もしく
はモールド用樹脂の厚み範囲に収まるので、光結合器2
0の厚さを薄く維持することができる。そして、反射光
の有無によって検出対象物Aの有無を検出することがで
きる。
【0020】ここで、発光部2、受光部3の集光性を高
めるために、各モールド用の樹脂の先端面に一点鎖線で
示すような半球状のレンズ部21,22を形成してもよ
い。また、この光結合器20の使用形態において、発光
部2から受光部3に直接光が入らないように、光の遮蔽
物Bを発光部2と受光部3の対面する領域に別途配置し
ておくことが望ましい。
【0021】この反射型の実施例においても、透過型の
実施例と同様の効果を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光結合器
の検出精度を高めることができる。また、光結合器の光
の利用効率を高めることができる。さらにまた、光結合
器の薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光結合器の一実施例を示す正面図であ
る。
【図2】同実施例の平面図である。
【図3】同実施例のリードの変形例を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の光結合器の他の実施例を示す正面図で
ある。
【図5】同実施例の平面図である。
【図6】従来の光結合器の斜視図である。
【符号の説明】
1 透過型光結合器 2 発光部 3 受光部 4 リード 5 リード 6 発光素子 8 モールド用樹脂 10 リード 11 リード 12 受光素子 14 モールド用樹脂 16 共通リード 20 反射型光結合器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のリードの一方に配置した発光素子
    を他方のリードに配線するとともに前記発光素子の周囲
    を樹脂モールドした発光部と、一対のリードの一方に配
    置した受光素子を他方のリードに配線するとともに前記
    受光素子の周囲を樹脂モールドした受光部とを備え、前
    記リードの何れかを共通リードとして前記発光部と前記
    受光部をこの共通リードによって連結するとともに、前
    記発光部の樹脂モールド部と前記受光部の樹脂モールド
    部を互いに分離していることを特徴とする光結合器。
  2. 【請求項2】 前記共通リードと前記発光部の共通リー
    ド以外のリードとの間隔と前記共通リードと前記受光部
    の共通リード以外のリードとの間隔が相違することを特
    徴とする請求項1記載の光結合器。
  3. 【請求項3】 前記発光部と前記受光部の各々のリード
    を同一の平面に配置するとともに、前記発光部と前記受
    光部を結ぶ光路が前記平面と平行な面に位置することを
    特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の光結合器。
JP2000088663A 2000-03-28 2000-03-28 光結合器 Pending JP2001274452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000088663A JP2001274452A (ja) 2000-03-28 2000-03-28 光結合器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000088663A JP2001274452A (ja) 2000-03-28 2000-03-28 光結合器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001274452A true JP2001274452A (ja) 2001-10-05

Family

ID=18604508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000088663A Pending JP2001274452A (ja) 2000-03-28 2000-03-28 光結合器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001274452A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009130022A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Toshiba Corp インタラプタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009130022A (ja) * 2007-11-21 2009-06-11 Toshiba Corp インタラプタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2962563B2 (ja) 表面実装可能なオプトデバイス
JPH08330608A (ja) 受光センサおよび受発光センサ
CN101207165A (zh) 光耦合装置及其制造方法以及使用光耦合装置的电子设备
JP2000098192A (ja) 光受信モジュール
JP2000105327A (ja) 光受信モジュール
US7956338B2 (en) Optoelectronic apparatus for transmitting digital and/or analog signals between galvanically separated circuits
JP5266859B2 (ja) 光電センサ
JP2001274452A (ja) 光結合器
JP2000277796A (ja) フォトセンサ及びその製造方法
JPH1093132A (ja) 光結合装置
JPH05218491A (ja) 光結合装置
JP2626760B2 (ja) 光回路基板の製造方法
WO2020012776A1 (ja) 光モジュール及び反射型エンコーダ
CN101995965B (zh) 光学装置
JP2011044125A (ja) 光学装置
JP2003075690A (ja) トランスミッタ及びレシーバ
JPH04252082A (ja) 光結合装置
JPH0983011A (ja) 光半導体装置
JPH10223926A (ja) 光結合装置
JP2005050839A (ja) チップ型フォトカプラ
JP2001217453A (ja) 光結合装置及びその製造方法
KR20240067465A (ko) 표면 실장형 포토인터럽터
JP2559764Y2 (ja) 反射型フォトインタラプタ
JPH09312414A (ja) 投光装置と受光装置及びそれらを備えた物体検出装置
JP2009115919A (ja) 光路変換部材およびその組立方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20051227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060214