JP2001269567A - 多チャネル定量制御バルブ装置 - Google Patents
多チャネル定量制御バルブ装置Info
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- A61M5/14—Infusion devices, e.g. infusing by gravity; Blood infusion; Accessories therefor
- A61M5/165—Filtering accessories, e.g. blood filters, filters for infusion liquids
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F16K99/0001—Microvalves
- F16K99/0003—Constructional types of microvalves; Details of the cutting-off member
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
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- B01L3/02—Burettes; Pipettes
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- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
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- B01L3/56—Labware specially adapted for transferring fluids
- B01L3/567—Valves, taps or stop-cocks
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/10—Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
- G01N35/1065—Multiple transfer devices
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多様な種類の液体の移送を逐次的、選択的、
定量的に制御することにより、溶液の外部漏出を極小化
し、溶液をパルス方式で供給して排出口の末端に液滴が
形成される現象を防止することにより、より厳密な定量
移送を可能にする新しい方式の多チャネル定量制御バル
ブ装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の多チャネル定量制御バルブ装置
は、溶液の選択的移送を制御する多チャネルメンブラン
バルブと、選択された溶液を精密に吸入又は排出する多
数のシリンジと、これらを連結する多数の流路と、シリ
ンジのピストンを駆動させるステッピングモーターと、
からなることを特徴とする。
定量的に制御することにより、溶液の外部漏出を極小化
し、溶液をパルス方式で供給して排出口の末端に液滴が
形成される現象を防止することにより、より厳密な定量
移送を可能にする新しい方式の多チャネル定量制御バル
ブ装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の多チャネル定量制御バルブ装置
は、溶液の選択的移送を制御する多チャネルメンブラン
バルブと、選択された溶液を精密に吸入又は排出する多
数のシリンジと、これらを連結する多数の流路と、シリ
ンジのピストンを駆動させるステッピングモーターと、
からなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多様な種類の溶液を
定量的、選択的に移送する多チャネル定量制御バルブ装
置に係り、特に溶液の選択的移送を制御する多チャネル
メンブランバルブと、選択された溶液を精密に吸入又は
排出する多数のシリンジと、これらを連結する多数の流
路と、からなる多チャネル定量制御バルブ装置に関す
る。
定量的、選択的に移送する多チャネル定量制御バルブ装
置に係り、特に溶液の選択的移送を制御する多チャネル
メンブランバルブと、選択された溶液を精密に吸入又は
排出する多数のシリンジと、これらを連結する多数の流
路と、からなる多チャネル定量制御バルブ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】各種実験室、化学製品の生産工場、廃水
処理施設、又はここで用いられる装置は、多様な種類の
液体の移送を逐次的、選択的、定量的に制御する装置を
必要とする。
処理施設、又はここで用いられる装置は、多様な種類の
液体の移送を逐次的、選択的、定量的に制御する装置を
必要とする。
【0003】特に、最近遺伝体研究、血液検査、作物種
子検査、農産物検疫、微生物環境検査などでは多数の試
料から核酸を分離及び精製する作業が求められる。核酸
の分離及び精製の過程は塩基序列認識、遺伝子増幅、ク
ローニングなどに必須的な過程であるが、各種溶液や試
料を注入及び分離する手続きが必要なので、結構時間が
かかり、労働が求められ、作業者の熟練度に応じて精製
される核酸の量も異なる。
子検査、農産物検疫、微生物環境検査などでは多数の試
料から核酸を分離及び精製する作業が求められる。核酸
の分離及び精製の過程は塩基序列認識、遺伝子増幅、ク
ローニングなどに必須的な過程であるが、各種溶液や試
料を注入及び分離する手続きが必要なので、結構時間が
かかり、労働が求められ、作業者の熟練度に応じて精製
される核酸の量も異なる。
【0004】かかる問題点を解決するために自動化され
た核酸分離精製装置が開発されつつあり、このような自
動核酸分離精製装置には、核酸含有溶液及び各種試料を
逐次選択して精密に定量移送する多チャネル定量制御バ
ルブ装置を用いなげればならない。
た核酸分離精製装置が開発されつつあり、このような自
動核酸分離精製装置には、核酸含有溶液及び各種試料を
逐次選択して精密に定量移送する多チャネル定量制御バ
ルブ装置を用いなげればならない。
【0005】しかし、現在まで常用化した回転方式の多
チャネルバルブは、各流路の接点で試料が外部に漏出さ
れるか、液体試料が排出口の末端に液滴形状に残留する
ようになるという問題点があるため、移送される溶液の
量を1μl誤差範囲以内に精密に定量制御することがで
きないので、多様な種類の試料を逐次選択して精密に定
量移送すべき自動核酸分離精製装置に用いることは困難
である。
チャネルバルブは、各流路の接点で試料が外部に漏出さ
れるか、液体試料が排出口の末端に液滴形状に残留する
ようになるという問題点があるため、移送される溶液の
量を1μl誤差範囲以内に精密に定量制御することがで
きないので、多様な種類の試料を逐次選択して精密に定
量移送すべき自動核酸分離精製装置に用いることは困難
である。
【0006】従って、各種実験室、化学製品の生産工
場、廃水処理施設、又はここで用いられる装置などのよ
うに多様な種類の液体の移送を逐次的、選択的、定量的
に制御することを必要とする装置、特に自動核酸分離精
製装置に用いることができる多チャネル定量制御バルブ
装置の開発が求められている。
場、廃水処理施設、又はここで用いられる装置などのよ
うに多様な種類の液体の移送を逐次的、選択的、定量的
に制御することを必要とする装置、特に自動核酸分離精
製装置に用いることができる多チャネル定量制御バルブ
装置の開発が求められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はかか
る従来の問題点を解決するためのもので、その目的は多
様な種類の液体の移送を逐次的、選択的、定量的に制御
することにより、溶液の外部漏出を極小化し、溶液をパ
ルス方式で供給して排出口の末端に液滴が形成される現
象を防止することにより、より厳密な定量移送を可能に
する新しい方式の多チャネル定量制御バルブ装置を提供
することにある。
る従来の問題点を解決するためのもので、その目的は多
様な種類の液体の移送を逐次的、選択的、定量的に制御
することにより、溶液の外部漏出を極小化し、溶液をパ
ルス方式で供給して排出口の末端に液滴が形成される現
象を防止することにより、より厳密な定量移送を可能に
する新しい方式の多チャネル定量制御バルブ装置を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の多チャネル定量制御バルブ装置は、溶液の
選択的移送を制御する多チャネルメンブランバルブと、
選択された溶液を精密に吸入又は排出する多数のシリン
ジと、これらを連結する多数の流路と、シリンジのピス
トンを駆動させるステッピングモーターと、からなる。
に、本発明の多チャネル定量制御バルブ装置は、溶液の
選択的移送を制御する多チャネルメンブランバルブと、
選択された溶液を精密に吸入又は排出する多数のシリン
ジと、これらを連結する多数の流路と、シリンジのピス
トンを駆動させるステッピングモーターと、からなる。
【0009】前記多チャネルメンブランバルブは、多数
の流路、前記流路とそれぞれ連結された多数の内部空間
と、前記それぞれの内部空間に設けられたメンブラン
と、前記内部空間に連結された空気通路と、が形成され
たボディー部が多数個結合された形態からなる。前記流
路は溶液の移送通路であり、前記空気通路はメンブラン
の作動のために空気圧が加えられる通路である。各チャ
ネル毎に、第1制御バルブ1、第2制御バルブ2、第3
制御バルブ3が形成され、この各制御バルブの駆動のた
めに空気圧が加えられる第1空気通路10、第2空気通
路20、第3空気通路21が形成され、この各メンブラ
ンバルブに、流路を通して連結される供給口30、排出
口70、シリンジ連結口51が形成される。
の流路、前記流路とそれぞれ連結された多数の内部空間
と、前記それぞれの内部空間に設けられたメンブラン
と、前記内部空間に連結された空気通路と、が形成され
たボディー部が多数個結合された形態からなる。前記流
路は溶液の移送通路であり、前記空気通路はメンブラン
の作動のために空気圧が加えられる通路である。各チャ
ネル毎に、第1制御バルブ1、第2制御バルブ2、第3
制御バルブ3が形成され、この各制御バルブの駆動のた
めに空気圧が加えられる第1空気通路10、第2空気通
路20、第3空気通路21が形成され、この各メンブラ
ンバルブに、流路を通して連結される供給口30、排出
口70、シリンジ連結口51が形成される。
【0010】前記内部空間に設けられるメンブランは、
フッ素樹脂、シリコン樹脂、又は各種ゴム、又は合成樹
脂のように弾性、耐化学薬品性、耐久性、可撓性などを
持つ公知の材料で製作されたシート、フィルム、又はこ
れらが積み重なた又は被服された公知のメンブランが用
いられる。このようなメンブランは、前記内部空間に挿
着され、前記空気通路を通して加えられる空気圧の作用
により流路を開閉する機能を遂行する。
フッ素樹脂、シリコン樹脂、又は各種ゴム、又は合成樹
脂のように弾性、耐化学薬品性、耐久性、可撓性などを
持つ公知の材料で製作されたシート、フィルム、又はこ
れらが積み重なた又は被服された公知のメンブランが用
いられる。このようなメンブランは、前記内部空間に挿
着され、前記空気通路を通して加えられる空気圧の作用
により流路を開閉する機能を遂行する。
【0011】前記シリンジ50は、各チャネルのシリン
ジ連結口51を通してメンブランバルブボディー部に連
結され、シリンジピストン52に連結されたステッピン
グモーター53の駆動によって溶液を定量吸入又は排出
する機能を遂行する。
ジ連結口51を通してメンブランバルブボディー部に連
結され、シリンジピストン52に連結されたステッピン
グモーター53の駆動によって溶液を定量吸入又は排出
する機能を遂行する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ、本
発明により多チャネル定量制御バルブ装置についてさら
に詳しく説明する。
発明により多チャネル定量制御バルブ装置についてさら
に詳しく説明する。
【0013】図1は本発明による多チャネル定量制御バ
ルブ装置の断面図である。
ルブ装置の断面図である。
【0014】メンブランバルブのボディー部内には、5
個の流路44乃至48が形成されており、流路と連結さ
れた3個の内部空間80乃至82が形成されている。内
部空間80乃至82にはメンブランが設けられ、前記空
気通路を通して空気圧が加えられると、前記メンブラン
が内部空間の下部に形成された流路口を遮断することに
より溶液の移送を遮断する。加えられた空気圧が除去(r
elease)されると、メンブランの復元によって内部空間
下部の流路口が開放されることにより溶液が移送され
る。
個の流路44乃至48が形成されており、流路と連結さ
れた3個の内部空間80乃至82が形成されている。内
部空間80乃至82にはメンブランが設けられ、前記空
気通路を通して空気圧が加えられると、前記メンブラン
が内部空間の下部に形成された流路口を遮断することに
より溶液の移送を遮断する。加えられた空気圧が除去(r
elease)されると、メンブランの復元によって内部空間
下部の流路口が開放されることにより溶液が移送され
る。
【0015】図2は多チャネルメンブランバルブと多数
のシリンジとが結合されてなる本発明の多チャネル定量
制御バルブ装置の正面図である。
のシリンジとが結合されてなる本発明の多チャネル定量
制御バルブ装置の正面図である。
【0016】図3は多チャネルメンブランバルブの正面
図であり、図4は多チャネルメンブランバルブの平面図
であって、12個のチャネルからなる多チャネルメンブ
ランバルブの実施例を示す図である。図4に示すよう
に、各チャネル毎に供給口とシリンジとの間の流路を遮
断する空気圧が加えられる空気通路10と、各シリンジ
間の流路を遮断する空気圧が加えられる空気通路20
と、シリンジと排出口との間の流路を遮断する空気通路
21と、が形成されている。
図であり、図4は多チャネルメンブランバルブの平面図
であって、12個のチャネルからなる多チャネルメンブ
ランバルブの実施例を示す図である。図4に示すよう
に、各チャネル毎に供給口とシリンジとの間の流路を遮
断する空気圧が加えられる空気通路10と、各シリンジ
間の流路を遮断する空気圧が加えられる空気通路20
と、シリンジと排出口との間の流路を遮断する空気通路
21と、が形成されている。
【0017】本発明の多チャネルメンブランバルブのボ
ディー部は、図5に示すように、多数個のブロックの組
合からなることができる。図6は、本発明の多チャネル
メンブランバルブを構成する多数個のブロックの中で第
2ブロックの平面図と側断面図である。図5と図6は1
2個のチャネルからなる本発明の多チャネルメンブラン
バルブを示す図である。
ディー部は、図5に示すように、多数個のブロックの組
合からなることができる。図6は、本発明の多チャネル
メンブランバルブを構成する多数個のブロックの中で第
2ブロックの平面図と側断面図である。図5と図6は1
2個のチャネルからなる本発明の多チャネルメンブラン
バルブを示す図である。
【0018】本発明の多チャネルメンブランバルブの一
実施例として、空気通路20は、図4に示すように、6
個のチャネルを一つに連結する第2連結通路90と連結
されているので、一回の加圧操作で各チャネルの第2制
御バルブの開閉を同時に調節することもできる。空気通
路21も、空気通路20のように一回の加圧操作で各チ
ャネルの第3制御バルブの開閉を同時に調節するため
に、第3連結通路91を通して相互連結されることもで
きる。前記第2、第3連結通路は本発明の多チャネル定
量制御バルブ装置のオプションである。
実施例として、空気通路20は、図4に示すように、6
個のチャネルを一つに連結する第2連結通路90と連結
されているので、一回の加圧操作で各チャネルの第2制
御バルブの開閉を同時に調節することもできる。空気通
路21も、空気通路20のように一回の加圧操作で各チ
ャネルの第3制御バルブの開閉を同時に調節するため
に、第3連結通路91を通して相互連結されることもで
きる。前記第2、第3連結通路は本発明の多チャネル定
量制御バルブ装置のオプションである。
【0019】また、図6の第2ブロックの平面図に示す
ように、各チャネルの供給口と連結された各流路は、第
1制御バルブを通過した後、連結流路92を通して相互
連結されている。このような連結流路92は本発明の多
チャネル定量制御バルブ装置のオプションである。
ように、各チャネルの供給口と連結された各流路は、第
1制御バルブを通過した後、連結流路92を通して相互
連結されている。このような連結流路92は本発明の多
チャネル定量制御バルブ装置のオプションである。
【0020】以下、本発明の多チャネルメンブランバル
ブとシリンジが作動して、必要とする溶液を選択して逐
次定量移送する方法について説明する。しかし、下記の
説明は本発明の多チャネル定量移送バルブ装置の作動を
例をあげて説明しただけで、本発明の装置の内容を限定
するものではない。
ブとシリンジが作動して、必要とする溶液を選択して逐
次定量移送する方法について説明する。しかし、下記の
説明は本発明の多チャネル定量移送バルブ装置の作動を
例をあげて説明しただけで、本発明の装置の内容を限定
するものではない。
【0021】それぞれのチャネルは第1制御バルブ、第
2制御バルブ、第3制御バルブからなる。
2制御バルブ、第3制御バルブからなる。
【0022】供給口30、第1空気通路10、第1内部
空間80、第1内部空間80と供給口30とを連結する
流路44、第1内部空間80と第2制御バルブ2とを連
結する流路45、そして第1内部空間80に設けられた
メンブラン、が結合して第1制御バルブ1を構成する。
空間80、第1内部空間80と供給口30とを連結する
流路44、第1内部空間80と第2制御バルブ2とを連
結する流路45、そして第1内部空間80に設けられた
メンブラン、が結合して第1制御バルブ1を構成する。
【0023】尚、シリンジ連結口51、第2空気通路2
0、第2内部空間81、第2内部空間81とシリンジ5
0とを連結する流路46、第2内部空間81と第1制御
バルブ1とを連結する流路45、そして第2内部空間8
1に設けられたメンブラン、が結合して第2制御バルブ
2と構成する。
0、第2内部空間81、第2内部空間81とシリンジ5
0とを連結する流路46、第2内部空間81と第1制御
バルブ1とを連結する流路45、そして第2内部空間8
1に設けられたメンブラン、が結合して第2制御バルブ
2と構成する。
【0024】尚、排出口70、第3空気通路21、第3
内部空間82、第3内部空間82と排出口70とを連結
する流路48、第3内部空間82とシリンジ50とを連
結する流路47、そして第3内部空間82に設けられた
メンブラン、が結合して第3制御バルブ3を構成する。
内部空間82、第3内部空間82と排出口70とを連結
する流路48、第3内部空間82とシリンジ50とを連
結する流路47、そして第3内部空間82に設けられた
メンブラン、が結合して第3制御バルブ3を構成する。
【0025】選択的には、連結流路92を通して各チャ
ネルの第1内部空間と第2制御バルブとを連結する流路
が相互連結され、各チャネルの第2空気通路20は第2
連結通路90を通して相互連結され、各チャネルの第3
空気通路21は第3連結通路91を通して相互連結され
る。
ネルの第1内部空間と第2制御バルブとを連結する流路
が相互連結され、各チャネルの第2空気通路20は第2
連結通路90を通して相互連結され、各チャネルの第3
空気通路21は第3連結通路91を通して相互連結され
る。
【0026】第1制御バルブ1が開放されると溶液が供
給口30と流路を経て溶液が供給されるが、この時は第
2制御バルブ2が遮断されて溶液がシリンジの内部に流
入されない。次いで、第1制御バルブ1が遮断され第2
制御バルブ2が開放されると同時に、モーターで駆動さ
れるピストンの作用により、溶液がシリンジ50の内部
に定量吸入される。シリンジの内部に定量吸入された溶
液は、駆動されるピストンの作動により定量的に排出さ
れ、開放された第3制御バルブを通過して排出口に排出
され、第2制御バルブの遮断により供給口に逆流されな
い。
給口30と流路を経て溶液が供給されるが、この時は第
2制御バルブ2が遮断されて溶液がシリンジの内部に流
入されない。次いで、第1制御バルブ1が遮断され第2
制御バルブ2が開放されると同時に、モーターで駆動さ
れるピストンの作用により、溶液がシリンジ50の内部
に定量吸入される。シリンジの内部に定量吸入された溶
液は、駆動されるピストンの作動により定量的に排出さ
れ、開放された第3制御バルブを通過して排出口に排出
され、第2制御バルブの遮断により供給口に逆流されな
い。
【0027】各供給口に互いに異なる種類の溶液を供給
しながら、このような多様な種類の溶液から特定溶液を
選択して移送しようとする場合には、特定溶液が供給さ
れるチャネルの第1制御バルブを開放し、他の溶液が供
給されるチャネルの第1制御バルブは遮断する。特定チ
ャネルの第1制御バルブを通して供給された溶液は、第
2制御バルブと連結流路とを通して全チャネルに供給さ
れ、各チャネルのシリンジに定量吸入される。続いて、
第1制御バルブと第2制御バルブとを遮断し、第3制御
バルブを開放し、シリンジを作動させることにより、特
定溶液を各チャネルの排出口を通して定量排出させる。
しながら、このような多様な種類の溶液から特定溶液を
選択して移送しようとする場合には、特定溶液が供給さ
れるチャネルの第1制御バルブを開放し、他の溶液が供
給されるチャネルの第1制御バルブは遮断する。特定チ
ャネルの第1制御バルブを通して供給された溶液は、第
2制御バルブと連結流路とを通して全チャネルに供給さ
れ、各チャネルのシリンジに定量吸入される。続いて、
第1制御バルブと第2制御バルブとを遮断し、第3制御
バルブを開放し、シリンジを作動させることにより、特
定溶液を各チャネルの排出口を通して定量排出させる。
【0028】上述したように、第1制御バルブは多数の
溶液から移送しようとする特定溶液を選択する機能を遂
行するので、各チャネルの制御バルブは相互独立的に開
閉されるが、第1制御バルブを通して流入される特定溶
液を全チャネルのシリンジに供給する各チャネル間の連
結流路を開閉するか、又はシリンジの溶液排出時に遮断
されて溶液が供給口に逆流することを防止する機能を遂
行する各チャネルの第2制御バルブは、それらの開閉作
動が各チャネル別に独立的である必要はない。従って、
各チャネルの第2制御バルブのメンブランを駆動する第
2空気通路20は、第2連結通路90を通して相互連結
されている。従って、いずれか一つの第2空気通路を通
した空気圧の作用により、全チャネルの第2制御バルブ
が開閉されることが望ましい、第2空気通路は全チャネ
ル毎に全て設ける必要はない。この場合、6個のチャネ
ル毎に1個乃至3個の第2空気通路を設けることが望ま
しい。
溶液から移送しようとする特定溶液を選択する機能を遂
行するので、各チャネルの制御バルブは相互独立的に開
閉されるが、第1制御バルブを通して流入される特定溶
液を全チャネルのシリンジに供給する各チャネル間の連
結流路を開閉するか、又はシリンジの溶液排出時に遮断
されて溶液が供給口に逆流することを防止する機能を遂
行する各チャネルの第2制御バルブは、それらの開閉作
動が各チャネル別に独立的である必要はない。従って、
各チャネルの第2制御バルブのメンブランを駆動する第
2空気通路20は、第2連結通路90を通して相互連結
されている。従って、いずれか一つの第2空気通路を通
した空気圧の作用により、全チャネルの第2制御バルブ
が開閉されることが望ましい、第2空気通路は全チャネ
ル毎に全て設ける必要はない。この場合、6個のチャネ
ル毎に1個乃至3個の第2空気通路を設けることが望ま
しい。
【0029】また、シリンジから排出される溶液を排出
口に送る流路を開閉する機能を持つ各チャネルの第3制
御バルブも同時に開閉されるので、好ましくはいずれか
一つの第3空気通路に対する空気圧作用により、各チャ
ネルの全ての第3制御バルブが開閉されるようにするた
めに、第3空気通路も第3連結通路を通して相互連結さ
れる。このような場合、6個のチャネル毎に1個乃至3
個の第2空気通路を設けることが望ましい。
口に送る流路を開閉する機能を持つ各チャネルの第3制
御バルブも同時に開閉されるので、好ましくはいずれか
一つの第3空気通路に対する空気圧作用により、各チャ
ネルの全ての第3制御バルブが開閉されるようにするた
めに、第3空気通路も第3連結通路を通して相互連結さ
れる。このような場合、6個のチャネル毎に1個乃至3
個の第2空気通路を設けることが望ましい。
【0030】一方、本発明の詳細な説明では特定の好ま
しい一実施例について説明したが、本発明の範囲から外
れない限度内で多様な変形が可能なのは当該分野で通常
の知識を有する者には明らかなことである。
しい一実施例について説明したが、本発明の範囲から外
れない限度内で多様な変形が可能なのは当該分野で通常
の知識を有する者には明らかなことである。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多チャネ
ル定量制御バルブ装置は、多様な種類の溶液を選択し、
同時に多数の排出口を通して定量的に移送することがで
き、従来の回転方式の多チャネルバルブとは異なり、溶
液の外部漏出が極小化され、溶液の供給がメンブランバ
ルブの作用によりパルス方式で行われるため、排出口の
末端に溶液が液滴形状に残留するようになる従来の回転
方式の各チャネルバルブの問題点を解決することができ
るので、より厳密な定量移送を可能にする。また、本発
明の多チャネル定量制御バルブ装置は、各種実験室、化
学製品の生産工場、廃水処理施設、又はこれらに用いら
れる装置、特に自動核酸分離精製装置などの多様な種類
の液体の逐次的、選択的、定量的な移送が求められる装
置に適した装置である。
ル定量制御バルブ装置は、多様な種類の溶液を選択し、
同時に多数の排出口を通して定量的に移送することがで
き、従来の回転方式の多チャネルバルブとは異なり、溶
液の外部漏出が極小化され、溶液の供給がメンブランバ
ルブの作用によりパルス方式で行われるため、排出口の
末端に溶液が液滴形状に残留するようになる従来の回転
方式の各チャネルバルブの問題点を解決することができ
るので、より厳密な定量移送を可能にする。また、本発
明の多チャネル定量制御バルブ装置は、各種実験室、化
学製品の生産工場、廃水処理施設、又はこれらに用いら
れる装置、特に自動核酸分離精製装置などの多様な種類
の液体の逐次的、選択的、定量的な移送が求められる装
置に適した装置である。
【図1】本発明の多チャネル定量制御バルブ装置のボデ
ィー部の断面図である。
ィー部の断面図である。
【図2】 本発明の多チャネル定量制御バルブ装置の正
面図である。
面図である。
【図3】 本発明の多チャネルメンブランバルブの正面
図である。
図である。
【図4】 本発明の多チャネルメンブランバルブの平面
図である。
図である。
【図5】 本発明の多チャネルメンブランバルブの分解
斜視図である。
斜視図である。
【図6】 本発明の多チャネルメンブランバルブを構成
する多数個のブロックの中で第2ブロックの平面図と側
断面図である。
する多数個のブロックの中で第2ブロックの平面図と側
断面図である。
10、20、21 空気通路 30 供給口 44乃至48 流路 51 シリンジ連結口 53 ステッピングモーター 70 排出口 80乃至82 内部空間 90 第2連結通路 91 第3連結通路 92 連結流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 權 南旋 大韓民国忠清北道清原郡南二面尺北里124 番地 株式會社 バイオニア内 Fターム(参考) 4B029 AA23 AA27 BB20 CC01 4G068 AA02 AA06 AB11 AD24 AF01 AF04
Claims (4)
- 【請求項1】 供給口30、第1空気通路10、第1内
部空間80、第1内部空間80と供給口30とを連結す
る流路44、第1内部空間80と第2制御バルブ2とを
連結する流路45、そして第1内部空間80に設けられ
たメンブラン、からなる第1制御バルブ1と;シリンジ
連結口51、第2連結通路20、第2内部空間81、第
2内部空間81とシリンジ50とを連結する流路46、
第2内部空間81と第1制御バルブ1とを連結する流路
45、そして第2内部空間81に設けられたメブラン、
からなる第2制御バルブ2と;排出口70、第3空気通
路21、第3内部空間82、第3内部空間と排出口とを
連結する流路48、第3内部空間82とシリンジ50と
を連結する流路47と、そして第3内部空間82に設け
られたメンブラン、からなる第3制御バルブ3を形成す
るメンブランバルブボディーが2個以上結合された多チ
ャネルメンブランバルブと;前記メンブランバルブボデ
ィーのそれぞれのシリンジ連結口51に連結された多数
のシリンジ50と;前記多数のシリンジ50のピストン
52を作動させるステッピングモーター53と;を含む
ことを特徴とする多チャネル定量制御バルブ装置。 - 【請求項2】 前記それぞれのメンブランバルブボディ
ーの内部に形成された各チャネルの第1内部空間80と
第2制御バルブ2とを連結する流路45を相互連結させ
る連結流路92を付設してさらに含むことを特徴とする
請求項1記載の多チャネル定量制御バルブ装置。 - 【請求項3】 前記それぞれのメンブランバルブボディ
ーの内部に形成された各チャネルの第2空気通路20を
相互連結させる第2連結通路90を付設してさらに含む
ことを特徴とする請求項2記載の多チャネル定量制御バ
ルブ装置。 - 【請求項4】 前記それぞれのメンブランバルブボディ
ーの内部に形成された各チャネルの第3空気通路21を
相互連結させる第3連結通路91を付設してさらに含む
ことを特徴とする請求項3記載の多チャネル定量制御バ
ルブ装置。
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KR2000-15206 | 2000-09-23 |
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2000
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-
2001
- 2001-03-22 CN CN01109194A patent/CN1319736A/zh active Pending
- 2001-03-23 WO PCT/KR2001/000471 patent/WO2001070933A1/en active Application Filing
- 2001-03-23 AU AU44775/01A patent/AU4477501A/en not_active Abandoned
- 2001-03-26 US US09/816,783 patent/US20010043886A1/en not_active Abandoned
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