JP2001269170A - 骨格材で補強された微生物担体 - Google Patents

骨格材で補強された微生物担体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】長期の使用に耐えて、変形したり、これを充填
した固定床が圧密化されて通水抵抗が増加することの少
ない微生物担体、その製造法及びこれを応用した汚水浄
化槽を提供する。 【解決手段】フィルム状骨格材3を2枚のシート状多孔
性樹脂2で挟み、その短辺側の両辺を丸めて長辺側の両
辺で合わせ、その合せ面を接着させて中空筒状物とした
のち、これを所定の長さに切断し、微生物担体1とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨格材で補強され
た微生物担体に関する。更に詳しくは、家庭から排出さ
れる生活排水や有機物系産業廃水等の排水(汚水)を生
物学的に処理する汚水浄化槽に好適に用いられる中空筒
状の微生物担体、その製造法及び汚水浄化槽に関する。
【0002】
【従来の技術】家庭から排出される生活排水や有機物系
産業廃水等の排水(汚水)を汚水浄化槽で生物学的に処
理する場合、活性汚泥等の微生物を微生物担体(微生物
の棲み家となる。接触材、濾材ともいう。)に付着さ
せ、これに排水を接触させて処理する生物学的処理方法
及びそのための汚水浄化槽は、広く用いられている。ま
た、微生物担体としては、従来から種々の担体が知られ
ており、例えば、スポンジ状ポリエチレン連通気泡体等
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記スポンジ状ポリエ
チレン連通気泡体は、微生物の棲み家として又は浮遊性
懸濁物(SS)の濾過材として好適であるものの、長期
に亘り使用されるうちに一部が変形したり、これを充填
した固定床が圧密化されて通水抵抗が増す難点もある。
本発明は、長期の使用に耐えて、変形したり、これを充
填した固定床が圧密化されて通水抵抗が増加することの
少ない微生物担体、その製造法及びこれを応用した汚水
浄化槽を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の微生物担体では、以下の構成をとる。すな
わち、本発明の微生物担体1は、中空筒状の骨格材3
と、この骨格材3の内側及び外側の両面に形成される多
孔性樹脂2の層とからなる微生物担体である。
【0005】ここで、骨格材3は、多孔性樹脂2を補強
するためのものであり、微生物担体1の微生物付着性を
損なわないよう、微生物担体1の内部に形成させる。ま
た、骨格材3は汚水や微生物が内部に侵入しやすいよう
に、通水性部材で形成されることが好ましい。
【0006】多孔性樹脂2は、発泡倍率(空孔含みの多
孔性樹脂の全体積/多孔性樹脂のうちの空孔以外の樹脂
自体の体積)が概略5〜25倍程度の発泡体(気泡体)
で、その発泡体における気泡(セル)は各々連通してい
る連通気泡体であることが好ましい。
【0007】本発明は、また、上記微生物担体の製造
法、すなわち、フィルム状骨格材を2枚のシート状多孔
性樹脂で挟み、その短辺側の両辺を丸めて長辺側の両辺
で合わせ、その合せ面を接着させて中空筒状物としたの
ち、これを所定の長さに切断することを特徴とする微生
物担体の製造法にも関する。
【0008】本発明は、更に、上記微生物担体1を槽内
に備える汚水浄化槽、例えば、上流から順に、嫌気濾床
槽、好気濾床槽、処理水槽、消毒槽等を有する汚水浄化
槽であって、その嫌気濾床槽又は好気濾床槽の濾床へ上
記微生物担体が充填された汚水浄化槽にも関する。
【0009】なお、本発明において、「シート状」と
は、厚み0.5mm〜6mmを意味し、更に好ましいも
のは、1.0mm〜4.0mmである。また、「フィル
ム状」とは、厚み0.05mm〜2mmを意味し、更に
好ましいものは0.1mm〜0.5mmである。これら
の数値範囲は、製造される微生物担体の寸法などから規
定されるものである。
【0010】
【作用】本発明の微生物担体は中空筒状の骨格材3の内
側及び外側の両面に多孔性樹脂2の層が形成されてお
り、多孔性樹脂2の層は微生物の付着場として作用し、
骨格材3は外圧に対する変形防止のための強度保持材と
して作用する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面により本発明を更
に具体的に説明する。図1は、本発明の微生物担体の製
造法の一例を示す概略図である。平面フィルム状骨格材
3の上面及び下面に平面シート状の多孔性樹脂2を重ね
合わせ(工程A)、その重ね合わせた短辺側の一辺を丸
めながら対向する他の一辺へ向かって丸めていく。合せ
面X及びYを溶着装置4により接着させ(工程B)、得
られた筒状物を所定の長さ(L)に切断する(工程
C)。
【0012】なお、骨格材3と2枚の多孔性樹脂2を重
ね合わせる際、これらを接着させてもよい。接着する場
合には、ヒーター及び超音波等により熱溶着しても、接
着剤等で接着させてもよいが、生産性及びコスト等を考
慮すると熱溶着が好ましい。シート両端の合せ面(X,
Y)の接着もこれと同様である。
【0013】所定の長さ(L)は、微生物担体1の用途
に応じて異なるが、概ね5mm〜20mm程度であるこ
とが好ましい。あまり短かすぎると浄化槽における充填
性が悪くなり、逆に長すぎると微生物保持量が低下す
る。
【0014】微生物担体1の直径(D)は、平面フィル
ム状骨格材3及び平面シート状多孔性樹脂2の幅、すな
わち、X−Y間の距離により容易に調整することができ
る。また、微生物担体1の直径(D)を変えずに空洞部
の直径(d)のみを変更する場合は、フィルム状骨格材
3の内側に巻き込まれる方の多孔性樹脂シート2の厚み
を変えることにより、容易に調整することができる。す
なわち、空洞部の直径(d)は、フィルム状骨格材3の
内側に巻き込まれる方の多孔性樹脂シート2の厚みを厚
くすると小さくなり、薄くすると大きくなる。
【0015】本発明で使用される多孔性樹脂2には、ポ
リ塩化ビニル、ポリビニルフォルマール、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合体及び
ポリスチレン等の熱可塑性樹脂、ポリウレタン、フェノ
ール、ユリア及びメラミン等の熱硬化性樹脂が挙げら
れ、これらのものを用いることができる。多孔性樹脂2
は、樹脂材料に架橋剤(ラジカル発生剤含む)、発泡
剤、発泡助剤等が混ぜられ、更には必要に応じて充填
剤、酸化防止剤等が混ぜられて、多くは板状に発泡成形
される。発泡成形されたものは、通常成形物の表面に樹
脂層(スキン層)が形成されるが、この樹脂層には微生
物が付着しにくいものである。通常、機械的手段等によ
ってこの樹脂層は、剥がされて用いられる。
【0016】多孔性樹脂2には、セルが各々独立をして
いる独立気泡体(発泡体)、セルの壁が破れて各々のセ
ルが連通している連通気泡体が挙げられ、これらのもの
を用いることができる。好ましくは合成樹脂製多孔質部
材の内部まで、有機物を含んだ水や微生物等が進入し
て、微生物の住処として利用できる連通気泡体である。
【0017】骨格材3の材質としては、金属製及び樹脂
製等のものを用いることができるが、耐微生物性、耐久
性、接着性等の観点から、好ましくは合成樹脂製であ
る。合成樹脂としては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、
エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-プロピレン-
ジエン共重合体、エチレン-メタクリル酸共重合体、ポ
リスチレン、アクリル系樹脂、ナイロン、ポリカーボネ
イト、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂及
びフェノール樹脂、ユリア樹脂等の熱硬化性樹脂があ
り、これらのものを用いることができる。
【0018】骨格材3は、微生物担体1の内部に汚水や
微生物が容易に侵入するように好ましくは通水性部材
で、そのような部材として、フィルム状の織物布、不織
布又は網目状成形物等がある。その断面形状は、略円
形、多角形及び星形等様々な形状を取り得るが、製造の
容易さから好ましくは略円形である。また、骨格材3の
厚みは、その形状及び径(円筒形の場合は直径)により
異なるが、微生物担体1の強度を保つためには、0.0
5mm〜2.0mm程度、更には0.1mm〜0.5m
mであることが好ましい。
【0019】微生物担体の比重は、使用形態に応じて調
整する。例えば、微生物担体を流動床として生物反応に
使用する場合は、微生物担体が流動しながら生物反応が
起こるように、好ましくは、比重を0.95〜1.05
とする。
【0020】また、排水の流れを下向流とし微生物担体
を濾過材としても使用する場合は、良好な濾過効率と良
好な洗浄効率の確保のために、好ましくは、比重を1.
05〜1.20とする。また、排水の流れを上向流とし
て微生物担体を濾過材としても使用する場合は、捕捉さ
れたSSが剥がれにくく良好な洗浄効率を確保するため
に、好ましくは、比重を0.60〜0.95とする。
【0021】微生物担体の比重の調整は、多孔性樹脂の
選定(種々の多孔度の選択)や骨格材の材料の選定、あ
るいは両者の体積比の調整等により行なうことができ
る。また、これとは別の方法で微生物担体の比重を大き
くする方法としては、多孔性樹脂と骨格材の両方又はい
ずれか一方に、予め、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、
硫酸マグネシウム、タルク、酸化アルミニウム、二酸化
ケイ素、ゼオライト、活性炭等の無機固形物を混ぜ成形
することにより行うこともできる。ただし、多孔性樹脂
に無機固形物を過剰に混入すると、微生物担体の重要な
連通性、多孔性又は耐久性等の特性を損なう。これを避
けるためには、多孔性樹脂に混ぜるよりも、骨格材に混
ぜる方が好ましい。
【0022】以下、本発明の微生物担体の例を図2〜図
4に示す。図2は、上記製造法で製造される微生物担体
の第1の例で、骨格材としては平面状フィルムを用いた
例である。微生物担体1は、中空筒状の骨格材3と、そ
の内側及び外側の両面に形成された多孔性樹脂2とから
なっている。図3は、上記製造法で製造される微生物担
体の第2の例で、骨格材としては網目状フィルムを用い
た例である。図4は、上記製造法で製造される微生物担
体の第3の例で、骨格材としてはスリットがあるフィル
ムを用いた例である。
【0023】図5は、本発明の微生物担体を槽内に備え
た一例を示す汚水浄化槽の概略断面図である。汚水浄化
槽21は、上流側から嫌気濾床槽(第一室)22、嫌気
濾床槽(第二室)23、好気濾床槽24、処理水槽25
及び消毒槽26の順で配置されている。また汚水浄化槽
21には、好気濾床槽24等に空気を送るためのブロワ
27が備えられている。好気濾床槽24には濾床の下方
に散気部材28及び汚泥排出部材29が設けられ、汚泥
排出部材29には返送管30が接続して配置されてい
る。
【0024】上記嫌気濾床槽(第一室)22及び嫌気濾
床槽(第二室)23の代わりに、沈殿分離槽だけを備え
ていてもよく、沈殿分離槽と嫌気濾床槽の両方を備えて
もよい。また処理水槽25に代えて沈殿槽を備えていて
もよい。また、各槽内を上側から点検できるようにマン
ホールとそれを塞ぐマンホールカバー31が設けられて
いる。
【0025】本発明の微生物担体は、嫌気濾床槽(第一
室)22、嫌気濾床槽(第二室)23及び好気濾床槽2
4の濾床のいずれかに充填しても、これらの全部に充填
してもよい。また、嫌気濾床槽(第一室)22、嫌気濾
床槽(第二室)23、又は好気濾床槽24の濾床は、固
定床でも流動床でもよい。
【0026】汚水浄化槽21では、排水は次のようにし
て処理される。まず排水は、流入口32から嫌気濾床槽
(第一室)22の上部に入り下向流で槽下部に向かう。
このとき、嫌気濾床槽(第一室)22では嫌気濾床33
を通過する間に固形物の捕捉と、嫌気濾床33に付着し
ている嫌気性微生物により有機物が分解され、さらに槽
の下部付近で固形物が沈殿する。嫌気濾床槽(第一室)
22で処理された排水は、嫌気濾床33の下方から移流
部を通り、嫌気濾床槽(第二室)23の上方に入り、下
向流で槽下部に向かう。このとき、嫌気濾床槽(第二
室)23では嫌気濾床34を通過する間に更なる固形物
の捕捉と嫌気性微生物による有機物分解が起こり、槽の
下部付近で固形物が沈殿する。
【0027】嫌気濾床槽(第二室)23で処理された排
水は、嫌気濾床34の下方から移流部を通り、好気濾床
槽24の上方に入る。好気濾床槽24では、好気状態を
保つようにブロワ27から送気される空気が散気部材2
8から吐出される。水は下向流で槽下部に向かう。この
とき、好気濾床35を通過する間に固形物の付着(若し
くは捕捉)と、好気濾床35に付着している好気性微生
物による有機物分解が進む。好気濾床槽24の好気濾床
35には、微生物担体が充填されていて、これによって
有機物の分解が効率よく行われる。
【0028】好気濾床槽24で処理された排水は、処理
水として処理水槽25に入り、この処理水槽25の上位
置に設けられている消毒槽26に至る。消毒槽26で消
毒された処理水は、放流口21から放流される。
【0029】
【実施例】実施例 図3に示す骨格材が網目形状である微生物担体を製造し
た。骨格材には、目開き0.95mm、線径0.32m
mの網目状を有するポリエチレンテレフタレート網を、
多孔性樹脂には、厚さ1.5mmの低密度ポリエチレン
連続気泡体(発泡倍率20倍)を用い、長さ(L)10
mm、直径(D)10mm、空洞部直径(d)3.5m
mの略円筒体の微生物担体を製造した。
【0030】(評価試験)このようにして得られた微生
物担体の圧縮強度(50%圧縮応力)を測定した。比較
対照の微生物担体として、骨格材が形成されていない同
形状の低密度ポリエチレン連通気泡体を用いた。50%
圧縮応力を測定すると、本発明の微生物担体は34,0
00Pa、比較対照は3,500Paで、本発明の微生
物担体は、比較対照の約10倍であった。
【0031】
【発明の効果】
(1)本発明の微生物担体は、長期の使用に耐えて、変
形したり、これを充填した固定床が圧密化されて通水抵
抗が増加することが少ない。また、変形しにくいので、
微生物を大量に付着させることができる。 (2)本発明の製造法によれば、上記微生物担体を容易
に製造できる。 (3)本発明の汚水浄化槽によれば、固定床が圧密化さ
れて通水抵抗が増加することが少ない。また、排水を長
期に安定に処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の微生物担体の製造法の一例を示す概略
図。
【図2】本発明の第1の例の微生物担体で、(a)は斜
視図、(b)正面図。骨格材は平面状フィルムである。
【図3】本発明の第2の例の微生物担体で、(a)は斜
視図、(b)正面図。骨格材は網目状フィルムである。
【図4】本発明の第3の例の微生物担体で、(a)は斜
視図、(b)正面図。骨格材はスリットがあるフィルム
である。
【図5】本発明の一例の汚水浄化槽の概略断面図。
【符号の説明】
1:微生物担体 2:多孔性樹脂 3:骨格材 4:溶着装置 21:汚水浄化槽 22:嫌気濾床槽 23:嫌気濾床槽 24:好気濾床槽 25:処理水槽 26:消毒槽 27:ブロワ 28:散気部材 29:汚泥排出部材 30:返送管 31:マンホールカバー 32:流入口 33:嫌気濾床 34:嫌気濾床 35:好気濾床 36:放流口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12M 1/40 C12M 1/40 Z (72)発明者 小泉 裕二 茨城県下館市大字下江連1250番地 日立化 成工業株式会社結城事業所内 (72)発明者 藤田 信次 茨城県下館市大字下江連1250番地 日立化 成工業株式会社結城事業所内 (72)発明者 新タ 和人 茨城県下館市大字下江連1250番地 日立化 成工業株式会社結城事業所内 Fターム(参考) 4B029 AA02 AA04 BB01 CC03 CC10 DA05 4B033 NA01 NA11 NB13 NB22 NB32 NB61 NB64 NB68 ND04 ND11 NE02 4D003 AA02 AB02 BA06 EA01 EA15 EA19 EA28 EA30 EA31 EA38 4D027 AB07 AB12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中空筒状の骨格材と、この骨格材の内側及
    び外側の両面に形成される多孔性樹脂の層とからなる微
    生物担体。
  2. 【請求項2】骨格材は通水性部材である、請求項1の微
    生物担体。
  3. 【請求項3】多孔性樹脂は発泡倍率が5〜25の発泡体
    であり、その発泡体における気泡は各々が連通してい
    る、請求項1又は2の微生物担体。
  4. 【請求項4】中空筒状の骨格材と、この骨格材の内側及
    び外側の両面に形成される多孔性樹脂の層とからなる微
    生物担体の製造法であって、 フィルム状骨格材を2枚のシート状多孔性樹脂で挟み、
    その短辺側の両辺を丸めて長辺側の両辺で合わせ、その
    合せ面を接着させて中空筒状物としたのち、これを所定
    の長さに切断する、微生物担体の製造法。
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれかの微生物担体を槽
    内に備える汚水浄化槽。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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