JP2001268753A - ワイヤハーネス保持部材の検知装置 - Google Patents

ワイヤハーネス保持部材の検知装置

Info

Publication number
JP2001268753A
JP2001268753A JP2000076681A JP2000076681A JP2001268753A JP 2001268753 A JP2001268753 A JP 2001268753A JP 2000076681 A JP2000076681 A JP 2000076681A JP 2000076681 A JP2000076681 A JP 2000076681A JP 2001268753 A JP2001268753 A JP 2001268753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire harness
binding band
holding member
detecting
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000076681A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Kobayashi
茂 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2000076681A priority Critical patent/JP2001268753A/ja
Publication of JP2001268753A publication Critical patent/JP2001268753A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、保持部材の取付け精度を高めるこ
とができるとともに、保持部材がワイヤハーネスの正確
な位置に取付けられたことを確実に検知することができ
るワイヤハーネス保持部材の検知装置を提供するもので
ある。 【解決手段】 検知装置13を、架台14と、架台14の長手
方向に沿って配設され、結束バンド12に接触する接点2
0、21を有する検知部材15と、検知部材15によって結束
バンド12が検知されたことを報知する報知部材16とから
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤハーネス保
持部材の検知装置に関し、ワイヤハーネスの延在方向に
沿ってクリップが設定された間隔で取付けられたか否か
を簡単に検知することができるワイヤハーネス保持部材
の検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワイヤハーネスを車体パネルに
取付けるには、ワイヤハーネスの任意の位置に結束バン
ド等の保持部材を取付け、この結束バンドに設けられた
逆止係止体を車体パネルに形成された開口部に抜け止め
係止するようになっている。
【0003】ところで、この結束バンドにあっては、車
体パネルの開口部に応じた位置になるようにワイヤハー
ネスに取付けられないと、逆止係止体と開口部の位置が
合わなくなるため、ワイヤハーネスを車体パネルに正常
に取付けることができない。
【0004】このため、結束バンドが開口部の位置に応
じた位置になるように結束バンドをワイヤハーネスに取
付けるために、図4に示すような方法が従来から採用さ
れている。
【0005】図4(a)において、1はワイヤハーネス
であり、このワイヤハーネス1の端部にはコネクタ2が
装着されているとともに、延在方向に亘って結束バンド
3が取付けられている。このワイヤハーネス1に結束バ
ンド3を取付けるには、メジャー4を用い、コネクタ2
を基準にしてこのコネクタ2からの距離を計測しながら
ワイヤハーネス1に結束バンド3を取付けることによ
り、基準品5を作成する。
【0006】この後、図4(b)に示すように、基準品
5にクリップを装着するためのワイヤハーネス6を並
べ、基準品5の結束バンド3の取付け位置に合わせてワ
イヤハーネス6に結束バンド7を取付ける。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
結束バンドの取付け方法にあっては、基準品5と照合し
ながらワイヤハーネス6に結束バンド7を取付けるよう
になっていたため、結束バンド7がワイヤハーネス6に
正確に取付けられたか否かを判断することが難しい上
に、結束バンド7の取付け位置にばらつきが発生してし
まうという問題があった。これに加えて、基準品5の使
用頻度が多くなるにつれて結束バンド3間の寸法を変化
してしまうため、この基準品5のばらつきによってワイ
ヤハーネス6に取付けられる結束バンド7の取付け位置
にばらつきが発生してしまうという問題があった。
【0008】そこで本発明は、保持部材の取付け精度を
高めることができるとともに、保持部材がワイヤハーネ
スに正確な位置に取付けられたことを確実に検知するこ
とができるワイヤハーネス保持部材の検知装置を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するために、ワイヤハーネスの延在方向
に沿って取付けられた複数の保持部材の取付け位置を検
知するワイヤハーネス保持部材の検知装置であって、架
台と、該架台上に該架台の長手方向に沿って配設され、
前記保持部材を検知する検知部材と、該検知部材によっ
て前記保持部材が検知されたことを報知する報知部材と
を備えたことを特徴としている。
【0010】その場合、ワイヤハーネスに保持部材に仮
装着した後、保持部材を検知部材に位置合わせし、報知
部材によって報知がなされたときに、保持部材がワイヤ
ハーネスの任意に位置に取付けられたものと判断するこ
とができる。この結果、保持部材の取付け精度を高める
ことができるとともに、保持部材がワイヤハーネスの正
確な位置に取付けられたことを確実に検知することがで
きる。
【0011】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るために、請求項1記載の発明において、前記検知部材
が架台に対して移動可能であることを特徴としている。
【0012】その場合、仕様変更によって保持部材の取
付け位置の変更があったときに、その変更位置に応じて
検知部材を架台に対して移動させることにより、仕様変
更に簡単に対応することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0014】図1〜3は本発明に係るワイヤハーネス保
持部材の検知装置の一実施形態を示す図である。
【0015】まず、構成を説明する。図1において、11
はワイヤハーネスであり、このワイヤハーネス11には延
在方向に沿って結束バンド(保持部材)12が取付けられ
ている。この結束バンド12は逆止係止体12aが形成され
ており、この逆止係止体12aは図示しない車体パネルに
形成された開口部に抜け止め係止されるようになってい
る。
【0016】また、符号13は検知装置であり、この検知
装置13は、架台14と、検知部材15と、報知部材16とから
構成されている。架台14は長方形状に形成されており、
延在方向中央部にガイドレール17が設けられている。
【0017】検知部材15は結束バンド12が挿入される本
体18を備えており、この本体18の下部にはガイドレール
17に摺動自在に取付けられたガイド部材18aが形成され
ている。また、本体18にはガイド板19が設けられてお
り、このガイド板19はスプリング19aによって本体18の
壁面18b側に付勢されている。
【0018】また、ガイド板19の背面には接点20が設け
られているとともに本体18の壁面18cには接点21が設け
られており、結束バンド12が本体18に挿入されると、ス
プリング20の付勢力に抗してガイド板19が壁面18c側に
移動することにより、接点20が接点21に当接するように
なっている。
【0019】報知部材16は一端部が接点21に設けられた
リード線22と、リード線22の他端部に設けられたブザー
23とから構成されており、接点20が接点21に当接する
と、ブザー23が警報音を発生するようになっている。
【0020】次に、結束バンド12の検知方法を説明す
る。
【0021】まず、本体18をガイドレール17に沿って移
動させることにより、結束バンド12の取付け位置に応じ
た位置に移動させる。次いで、ワイヤハーネス11に結束
バンド12に仮装着した後、結束バンド12を本体18に位置
合わせする。次いで、結束バンド12を本体18に挿入する
と、スプリング19aの付勢力に抗してガイド板19が壁面
18c側に移動することにより、接点20が接点21に当接す
る。このとき、ブザー23が警報音を発生するため、結束
バンド12がワイヤハーネス11の取付け位置に取付けられ
ることが確認されるため、結束バンド12をワイヤハーネ
ス11に強固に固定する。
【0022】このように本実施形態では、本体18を結束
バンド12の取付け位置に合わせた位置に位置決めして、
本体18に結束バンド12を挿入することで結束バンド12の
取付け位置を検知することができるため、結束バンド12
の取付け精度を高めることができるとともに、結束バン
ド12がワイヤハーネス11に正確な位置に取付けられたこ
とを確実に検知することができる。
【0023】また、本体18を架台14に対して移動可能に
したため、仕様変更によって結束バンド12の取付け位置
の変更があったときに、その変更位置に応じて本体18を
架台14に対して移動させることにより、仕様変更に簡単
に対応することができる。
【0024】なお、本実施形態では、結束バンド12を本
体18に挿入することにより接点20を接点21に当接させて
警報を発するようにしているが、これに限らず、図2に
示すように本体31に対して摺動自在なスイッチ32を設
け、このスイッチ32に結束バンド12が接したときにスイ
ッチ32を下降させ、本体31に設けられた接点同士を当接
させることにより、ブザー23を鳴らすようにしても良
い。
【0025】また、本実施形態では、ワイヤハーネス11
と検知装置13を別体にしているが、これに限らず、図3
に示すように架台14の両端部にワイヤハーネス11を支持
するU治具41、42を設け、U治具41、42にワイヤハーネ
ス11を配線した後、結束バンド12をワイヤハーネス11に
取付けるようにしても良い。
【0026】また、本実施形態では、報知部材としてブ
ザー23による警報を行なうものを例にしているが、これ
に限らず、報知部材としてランプによる警報を行なうも
のから構成しても良い。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、保持部材
の取付け精度を高めることができるとともに、保持部材
がワイヤハーネスに正確な位置に取付けられたことを確
実に検知することができる。
【0028】請求項2記載の発明によれば、仕様変更に
よって保持部材の取付け位置の変更があったときに、そ
の変更位置に応じて検知部材を架台に対して移動させる
ことにより、仕様変更に簡単に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤハーネス保持部材の検知装
置の一実施形態を示す図であり、(a)はワイヤハーネ
スと検知装置の構成図、(b)は検知装置の上面図、
(c)は同図(a)のA−A断面図である。
【図2】一実施形態の検知装置の本体の他の形状を示す
図である。
【図3】一実施形態の検知装置にU治具を設けた例を示
す図である。
【図4】従来の結束バンドの取付け方法を示す図であ
り、(a)は基準となるワイヤハーネスにメジャーを使
用して結束バンドを取付ける状態を示す図、(b)は基
準となるワイヤハーネスに結束バンドを取付ける対象と
なるワイヤハーネスを照合する状態を示す図である。
【符号の説明】
11 ワイヤハーネス 12 結束バンド(保持部材) 13 検知装置 14 架台 15 検知部材 16 報知部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤハーネスの延在方向に沿って取付け
    られた複数の保持部材の取付け位置を検知するワイヤハ
    ーネス保持部材の検知装置であって、 架台と、該架台上に該架台の長手方向に沿って配設さ
    れ、前記保持部材を検知する検知部材と、該検知部材に
    よって前記保持部材が検知されたことを報知する報知部
    材とを備えたことを特徴とするワイヤハーネス保持部材
    の検知装置。
  2. 【請求項2】前記検知部材が架台に対して移動可能であ
    ることを特徴とする請求項1記載のワイヤハーネス保持
    部材の検知装置。
JP2000076681A 2000-03-17 2000-03-17 ワイヤハーネス保持部材の検知装置 Pending JP2001268753A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000076681A JP2001268753A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 ワイヤハーネス保持部材の検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000076681A JP2001268753A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 ワイヤハーネス保持部材の検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001268753A true JP2001268753A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18594383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000076681A Pending JP2001268753A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 ワイヤハーネス保持部材の検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001268753A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005076888A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Panduit Corp 電気スイッチ式検出器を備えたケーブルマウント用治具装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005076888A (ja) * 2003-08-29 2005-03-24 Panduit Corp 電気スイッチ式検出器を備えたケーブルマウント用治具装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6854415B2 (en) Seat belt tension sensing device
US20050033529A1 (en) Device for measuring force on a seat belt
US20180322747A1 (en) Security devices for products
KR20060010788A (ko) 에어백 폴딩 장치 및 방법
US7400947B2 (en) Seat status detecting device
WO2016157679A1 (ja) 固縛用張力確認具
CN106769487B (zh) 拉力测试装置及测试方法
DE59805553D1 (de) Vorrichtung zum testen von fahrzeuginsassen-rückhaltesystemen für einen seitenaufprall
JP2001268753A (ja) ワイヤハーネス保持部材の検知装置
JP2016536582A (ja) シートベルト張力センサープレート
US10739385B2 (en) Magnetic permeable member and current detection device
JP2019501816A (ja) シートベルトセンサの移動の検出
CN110419084A (zh) 线束固定用夹紧件设置夹具、线束组装用图板及线束的制造方法
EP0422819B1 (en) Rolamite sensor
JP2003072484A (ja) 電流センサの取付装置
US20080195283A1 (en) Seat belt tension-sensing device and method of determining an amount of tension being applied to a seat belt webbing
CN212808364U (zh) 一种用于汽车电子抗干扰测试的定位板
JP2021032796A (ja) 電流センサ
JP3470513B2 (ja) ワイヤハーネス用検査器
CN213398630U (zh) 一种用于载具设备辐射干扰测试的定位板
CN216485544U (zh) 一种上料装置和手机测试设备
CN213813734U (zh) 示波器探头点测辅助装置
US20040139605A1 (en) Apparatus for checking terminal lock and method of checking terminal lock
CZ2008351A3 (cs) Zarízení zabranující chybné sestave
JP4970311B2 (ja) 車両用側突検出装置及びそれを備えた車両用乗員保護システム