JP2001268713A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の制御装置

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JP2001268713A
JP2001268713A JP2000084694A JP2000084694A JP2001268713A JP 2001268713 A JP2001268713 A JP 2001268713A JP 2000084694 A JP2000084694 A JP 2000084694A JP 2000084694 A JP2000084694 A JP 2000084694A JP 2001268713 A JP2001268713 A JP 2001268713A
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motor
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power
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JP2000084694A
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English (en)
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Tetsuo Matsumura
哲生 松村
Kinya Fujimoto
欽也 藤本
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

Abstract

(57)【要約】 【課題】運転者の要求する駆動トルクとバッテリを充電
するための発電トルクを、エンジンによって発生し、電
動発電機によってバッテリを充電しながら走行する走行
発電を行う場合に、発電効率の低下及び燃費の低下を抑
制すること。 【解決手段】運転者の要求する駆動トルクとバッテリを
充電するための発電トルクを、エンジンによって発生
し、電動発電機によってバッテリを充電しながら走行す
る走行発電を行う場合に、発電量や回転数に応じて最も
効率の良い発電を行うため、バッテリを充電するための
発電量と電動発電機の回転数に応じて、最も効率の良い
発電となるように、複数の電動発電機への発電トルクの
配分比を決定し、複数の電動発電機を同時に使用して走
行発電を行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行動力源とし
て、エンジンと電動発電機を備えたハイブリッド車両に
関し、特にハイブリッド車両に搭載されたエンジンと電
動発電機を制御するハイブリッド車両の制御装置および
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、運転者の要求する駆動トルクとバ
ッテリを充電するための発電トルクを、エンジンによっ
て発生し、電動発電機によって発電を行いながら走行す
る走行発電を行う場合には、例えば特開平11−343891号
公報のように、エンジンと第一の電動発電機と第二の電
動発電機を備え、運転者の要求する駆動トルクを第一電
動発電機によって発生しながら走行したり、運転者の要
求する駆動トルクとバッテリを充電するための発電トル
クを、エンジンによって発生し、第二電動発電機によっ
て発電を行いながら走行し、バッテリを充電できるよう
に構成される。
【0003】また、例えば特開平10−54262 号公報のよ
うに、エンジンと第一の電動発電機と第二の電動発電機
を備え、第一の電動発電機が故障したときは、エンジン
もしくは第二電動発電機を選択的に駆動し、運転者の要
求する駆動力を実現できるように構成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の制御技術
は、運転者の要求する駆動トルクとバッテリを充電する
ための発電トルクを、エンジンによって発生し、電動発
電機によってバッテリを充電しながら走行する走行発電
を行う場合には、複数の電動発電機を用いずに、特定の
単数の電動発電機のみを用いているため、発電量や回転
数によっては発電効率が低下し、燃費が低下するという
問題があった。
【0005】また、従来の技術では、発電している電動
発電機の温度が高温となった場合は、バッテリを充電す
るための走行発電の発電量を達成できなくなるという問
題があった。
【0006】また、従来の技術では、発電している電動
発電機が故障した場合、バッテリを充電するための前記
走行発電が行えなくなるという問題があった。
【0007】本発明の目的とするところは、前記走行発
電を行う際は、複数の電動発電機を使用し、発電量や回
転数に応じて、複数の電動発電機への発電トルクの配分
比を決定し、最も効率の良い走行発電を行うハイブリッ
ド車両の制御装置および制御方法を提案することにあ
る。
【0008】また、本発明の他の目的とするところは、
前記走行発電を行う際に、電動発電機の温度が高温とな
り、前記複数の電動発電機の発電可能トルクが制限され
た場合でも、制限された発電可能トルクの範囲で複数の
電動発電機を用いて、バッテリを充電するための発電量
を実現する走行発電を行うハイブリッド車両の制御装置
および制御方法を提案することにある。
【0009】またさらに、本発明の他の目的とするとこ
ろは、前記走行発電を行う際に、電動発電機の一つが故
障しても他の電動発電機を使用し、走行発電を行うハイ
ブリッド車両の制御装置および制御方法を提案すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】運転者の要求する駆動ト
ルクとバッテリを充電するための発電トルクを、エンジ
ンによって発生し、電動発電機によってバッテリを充電
しながら走行する走行発電を行う場合に、発電量や回転
数に応じて最も効率の良い発電を行うため、本発明で
は、バッテリを充電するための発電量と電動発電機の回
転数に応じて、最も効率の良い発電となるように、複数
の電動発電機への発電トルクの配分比を決定し、前記複
数の電動発電機を同時に使用して走行発電を行うように
構成したものである。
【0011】また、前記複数の電動発電機の温度が高温
となり、前記複数の電動発電機の発電可能トルクが制限
された場合でも、制限された発電可能トルクの範囲で、
前記複数の電動発電機を用いて、バッテリを充電するた
めの走行発電を行うように構成したものである。
【0012】また、前記複数の電動発電機のうちの一つ
が故障したときは、他の電動発電機を用いて走行発電を
行い、バッテリを充電するための前記走行発電を行うよ
うに構成したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】ここで、本発明は、例えばクラッ
チ手段によって動力伝達を接続,遮断することによって
動力源を切り替える切替タイプや、遊星歯車などの合成
分配機構によってエンジンおよび電動発電機の出力を合
成したり、分配したりするミックスタイプ,電動発電機
またはエンジンを補助的に使うアシストタイプなど、エ
ンジンと電動発電機を車両走行時の動力源として備えて
いる種々のタイプのハイブリッド車両に適用され得る。
【0014】エンジンと電動発電機とを動力源として備
えているハイブリッド車両の運転モードには、例えば、
電動発電機のみを動力源として走行する電気走行モー
ド,エンジンのみを動力源として走行するエンジンモー
ド,エンジン及び電動発電機の両方を動力源として走行
するエンジン・電動発電機運転モード,エンジンを動力
源として走行しながら電動発電機で発電する走行発電モ
ード,動力源としては電動発電機のみを使用し、エンジ
ンは発電のみに使用されるシリーズ発電モードなどが挙
げられる。本発明では、これらの運転モードを識別する
運転モード判定手段を制御装置に備える。
【0015】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細
に説明する。図1は本発明の一実施形態をなす、ハイブ
リッド車両システム1の構成図である。ハイブリッド車
両システム1には、燃料の燃焼によってトルクを発生す
るエンジン2,動力を伝達,遮断するクラッチ3,駆動
や発電に使用する第一の電動発電機4,発電やエンジン
の始動等に使用する第二の電動発電機5,駆動輪8に連
結する変速機構6,バッテリ7,アクセルペダル12
7,ハイブリッド車両制御装置9が搭載される。さら
に、バッテリ温度センサ17,車速センサ18,運転者
がブレーキを踏んだことを検出するブレーキスイッチ1
9,シフトポジションセンサ20,運転者が踏み込んだ
前記アクセルペダル127の角度を検出するアクセルペ
ダルセンサ21,前記アクセルペダル127が前閉とな
る、すなわち前記アクセルペダル127を踏み込んでい
ないことを検出するアイドルスイッチ22が搭載され
る。前記エンジン2は前記ハイブリッド車両制御装置9
によってスロットル弁開度や燃料噴射量,点火時期など
を制御することにより、運転状態に応じて出力が制御さ
れる。前記第一の電動発電機4、および前記第二の電動
発電機5は前記ハイブリッド車両制御装置9によって電
流を制御することにより、運転状態に応じて出力が制御
される。前記ハイブリッド車両制御装置9は、エンジン
制御装置11,クラッチ制御装置12,第一電動発電機
制御装置13,第二電動発電機制御装置14,変速機構
制御装置15,バッテリ残量検出手段16,総合制御装
置10を備え、前記ハイブリッド車両制御装置9は、あ
らかじめ定められたプログラムにしたがって信号処理を
行う。
【0016】また、本発明は、図1のハイブリッド車両
システム1のクラッチ3,変速機構6の替わりに、遊星
歯車などの、動力分配機構105を用いた、図2に示す
ハイブリッド車両システム1に対しても適用できる。
【0017】図3に本発明の一実施形態をなす、図1の
ハイブリッド車両制御装置9のセンサ入力および操作量
の入出力を示す。前記エンジン制御装置11,前記クラ
ッチ制御装置12,前記第一電動発電機制御装置13,
前記第二電動発電機制御装置14,前記変速機構制御装
置15は、図面の煩雑さを避けるため、前記総合制御装
置10の左右両方に表記してある。前記ハイブリッド車
両制御装置9に備えられる前記エンジン制御装置11に
は、エンジン回転数センサ24,吸入空気流量センサ2
5,吸入空気温度センサ26,スロットル弁開度センサ
27,エンジン水温センサ28の信号が入力され、スロ
ットル弁開度42,燃料噴射量43,点火時期44によ
って前記エンジン2の出力を、運転状態に応じて制御す
る。前記ハイブリッド車両制御装置9に備えられる前記
クラッチ制御装置12には、クラッチ電流センサ,クラ
ッチ温度センサの信号が入力され、クラッチ電流47に
よって、動力の伝達,遮断を行う。前記第一電動発電機
制御装置13には、第一電動発電機回転数センサ29,
第一電動発電機電流センサ30,第一電動発電機温度セ
ンサ31の信号が入力され、第一電動発電機電流45に
よって、前記第一電動発電機4の出力を運転状態に応じ
て制御する。前記第二電動発電機制御装置14には、第
二電動発電機回転数センサ32,第二電動発電機電流セ
ンサ33,第二電動発電機温度センサ34の信号が入力
され、第二電動発電機電流46によって、第二電動発電
機5の出力である、トルクもしくは回転数を運転状態に
応じて制御する。前記変速機構制御装置15には、変速
機構入力軸回転数センサ37,変速機構出力軸回転数セ
ンサ38,変速機構油圧センサ39の信号が入力され、
変速機構油圧48を制御することによって前記変速機構
6の変速比を制御する。前記バッテリ残量検出手段16
には、バッテリ電流センサ40,バッテリ電圧センサ4
1,バッテリ温度センサ42の信号が入力される。
【0018】図4は図3のエンジン制御装置11,クラ
ッチ制御装置12,第一電動発電機制御装置13,第二
電動発電機制御装置14,変速機構制御装置15,バッ
テリ残量検出手段16,総合制御装置10の入出力図で
ある。前記エンジン制御装置11,前記クラッチ制御装
置12,前記第一電動発電機制御装置13,前記第二電
動発電機制御装置14,前記変速機構制御装置15は、
図面の煩雑さを避けるため、前記総合制御装置10の左
右両方に表記してある。前記総合制御装置10には、前
記エンジン制御装置11から、エンジン回転数49,吸
入空気流量50,吸入空気温度51,スロットル弁開度
52,エンジン水温53,全気筒燃料カット信号54,
半気筒燃料カット信号55が入力され、また、前記クラ
ッチ制御装置12から、クラッチ電流62,クラッチ温
度63が入力され、また、前記第一電動発電機制御装置
13から、第一電動発電機回転数56,第一電動発電機
電流57,第一電動発電機温度58が入力され、また、
前記第二電動発電機制御装置14から、第二電動発電機
回転数59,第二電動発電機電流60,第二電動発電機
温度61が入力され、また、前記変速機構制御装置15
から、変速機構入力軸回転数64,変速機構出力軸回転
数65,変速機構油圧66が入力され、前記バッテリ残
量検出手段から、バッテリ残量67とバッテリ温度68
が入力される。
【0019】前記全気筒燃料カット信号54は、前記エ
ンジン2の燃料を、全気筒カットしているときをON、
すなわち1、それ以外はOFF、すなわち0で表し、前
記半気筒燃料カット信号55は、前記エンジン2の燃料
を、一気筒でもカットしているときをON、すなわち
1、それ以外をOFF、すなわち0で表す。
【0020】また、車速77,ブレーキスイッチ信号7
8,シフトポジション信号79,アクセルペダル開度8
0,アイドルスイッチ信号81が、それぞれ前記総合制
御装置10に入力される。
【0021】前記ブレーキスイッチ信号78は、ブレー
キを踏んだときをON、すなわち1、ブレーキを離した
ときをOFF、すなわち0で表し、またアイドルスイッ
チ信号81は、前記アクセルペダル127を離したとき
をON、すなわち1、前記アクセルペダル127を踏ん
だときをOFF、すなわち0で表す。
【0022】前記総合制御装置10は、前記エンジン制
御装置11には、エンジントルク指令値69,燃料カッ
ト指令信号70を指令し、前記クラッチ制御装置12に
は、クラッチ締結指令信号75を指令し、前記第一電動
発電機制御装置13には、第一電動発電機トルク指令値
71を指令し、前記第二電動発電機制御装置14には、
第二電動発電機トルク指令値72,第二電動発電機回転
数指令値73,第二電動発電機指令切替信号74を指令
し、前記変速機構制御装置15には、変速機構入力軸回
転数指令値76を指令する。
【0023】前記エンジン制御装置11は、前記総合制
御装置10からの指令である、エンジントルク指令値6
9,燃料カット指令信号70に従い、図3に示すスロッ
トル弁開度42,燃料噴射量43,点火時期44によっ
て前記エンジン2の出力を制御する。前記クラッチ制御
装置12は、前記総合制御装置10からの指令である、
クラッチ締結指令信号75に従い、図3に示すクラッチ
電流47によって、動力の伝達,遮断を行う。前記第一
電動発電機制御装置13は、前記総合制御装置10から
の指令である、第一電動発電機トルク指令値71に従
い、図3に示す第一電動発電機電流45によって、前記
第一電動発電機4の出力を制御する。前記第二電動発電
機制御装置14は、前記総合制御装置10からの指令で
ある、第二電動発電機トルク指令値72,第二電動発電
機回転数指令値73,第二電動発電機指令切替信号74
に従い、図3に示す第二電動発電機電流46によって、
第二電動発電機5の出力である、トルクもしくは回転数
を制御する。前記第二電動発電機制御装置14は、制御
する出力を、第二電動発電機指令切替信号によって、ト
ルク制御または回転数制御に切り替えて、前記第二電動
発電機電流46を操作する制御切替手段を備える。前記
変速機構制御装置15は、総合制御装置10からの指令
である、変速機構入力軸回転数指令値76に従い、図3
に示す変速機構油圧48を制御することによって前記変
速機構6の変速比を制御する。
【0024】前記燃料カット指令信号70は、ONすな
わち1で燃料カット、OFFすなわち0で燃料噴射を表
し、前記第二電動発電機指令切替信号74は、前記第二
電動発電機制御装置14の制御方法を切り替える信号
で、ONすなわち1で回転数制御、OFFすなわち0で
トルク制御を表す。前記第二電動発電機指令切替信号7
4がON、すなわち回転数制御のときは、前記第二電動
発電機制御装置14は、前記第二電動発電機回転数指令
値73にしたがって前記第二電動発電機5を制御し、前
記第二電動発電機指令切替信号74がOFF、すなわち
トルク制御のときは、前記第二電動発電機トルク指令値
72にしたがって前記第二電動発電機5を制御する。前
記クラッチ締結指令信号75は、ONすなわち1でクラ
ッチ締結指令、OFFすなわち0でクラッチ開放指令を
表す。
【0025】図5は前記総合制御装置10に備えられ
る、走行発電配分手段104の制御フローチャートであ
る。前記走行発電配分手段104は、あらかじめ定めら
れた周期に従い、走行発電配分手段開始S10からはじ
まり、S11,S12,S13の順に、電動発電機制限値
演算手段S11,走行発電配分率基本値演算手段S1
2,走行発電配分演算手段S13を繰り返す。
【0026】図5の各演算手段を順次、次に示す。
【0027】図6は、図5の電動発電機制限値演算手段
S11の制御骨子図である。あらかじめ、第一電動発電
機温度58を入力とした第一電動発電機制限率テーブル
88のデータテーブルを作成しておき、前記第一電動発
電機制限率テーブル88を参照することによって、第一
電動発電機制限率82を算出する。また、あらかじめ第
一電動発電機回転数56を入力とした第一電動発電機最
大トルクテーブル90のデータテーブルを作成してお
き、前記第一電動発電機最大トルクテーブル90を参照
することによって、第一電動発電機最大トルク84を算
出する。前記第一電動発電機最大トルク84と第一電動
発電機制限率82を乗算することで第一電動発電機4で
発電可能なトルクの制限値である第一電動発電機制限ト
ルク86を算出する。
【0028】同様に、あらかじめ、第二電動発電機温度
61を入力とした第二電動発電機制限率テーブル89の
データテーブルを作成しておき、前記第二電動発電機制
限率テーブル89を参照することによって、第二電動発
電機制限率83を算出する。また、あらかじめ第二電動
発電機回転数59を入力とした第二電動発電機最大トル
クテーブル91のデータテーブルを作成しておき、前記
第二電動発電機最大トルクテーブル91を参照すること
によって、第二電動発電機最大トルク85を算出する。
前記第二電動発電機最大トルク85と第二電動発電機制
限率83を乗算することで第二電動発電機5で発電可能
なトルクの制限値である第二電動発電機制限トルク87
を算出する。
【0029】図7は、図6の第一電動発電機制限率82
を算出する第一電動発電機制限率テーブル88,第二電
動発電機制限率83を算出する第二電動発電機制限率テ
ーブル89,第一電動発電機最大トルク84を算出する
第一電動発電機最大トルクテーブル90,第二電動発電
機最大トルク85を算出する第二電動発電機最大トルク
テーブル91を抽出した図であり、いずれもあらかじめ
データテーブルを作成しておき、第一電動発電機制限率
82,第二電動発電機制限率83,第一電動発電機最大
トルク84,第二電動発電機最大トルク85を算出する
ように構成する。
【0030】図8は、図5の走行発電配分率基本値演算
手段S12の制御骨子図である。あらかじめ、目標発電
電力92と第一電動発電機回転数56を入力とした走行
発電配分率マップ97のマップデータを作成しておき、
目標発電電力92と第一電動発電機回転数56を用いて
前記走行発電配分率マップ97を参照することによっ
て、走行発電配分率基本値94を算出するように構成す
る。前記走行発電配分率マップ97のマップデータは、
目標発電電力92と第一電動発電機回転数56毎に、最
も効率の良い発電が実現できるような、第二電動発電機
5および第一電動発電機4への配分率が記憶され、10
0[%]である場合に、前記第二電動発電機5で100
[%]発電を行い、0[%]である場合に、前記第一電
動発電機4で100[%]発電を行う構成とする。ただ
し、100[%]である場合に、前記第一電動発電機4
で100[%]発電を行う構成とすることも可能であ
る。前記走行発電配分率マップ121のマップデータの
作成手段は後述する。さらに目標走行発電トルク93に
前記走行発電配分率基本値94を乗算することにより、
第二電動発電機発電トルク基本値96を算出する。ま
た、前記目標走行発電トルク93から前記第二電動発電
機発電トルク基本値96を減算し、第一電動発電機発電
トルク基本値95とする。
【0031】総合制御装置10には、バッテリ残量67
から前記目標発電電力92と目標走行発電トルク93を
算出する発電量演算手段を備える。
【0032】図9は、図5の走行発電配分演算手段S1
3の制御フローチャートである。走行発電配分演算開始
SA00から開始し、走行発電配分演算第一判定処理S
A01によって、前記第一電動機4が故障しているか否か
の判定を行う。前記第一電動機4が故障している場合
は、YESとなり、走行発電配分演算第二判定処理SA02
を行う。故障していない場合は、NOとなり、走行発電
配分演算第三判定処理SA03を行う。前記走行発電配
分演算第二判定処理SA02では、前記第二電動発電機
5が故障しているか否かの判定を行う。前記第二電動発
電機5が故障している場合は、YESとなり、走行発電
配分第一演算手段OP01を選択する。故障していない
場合は、NOとなり、走行発電配分第二演算手段OP0
2を選択する。前記走行発電配分演算第三判定処理SA
03では、前記第二電動発電機5が故障しているか否か
の判定を行う。前記第二電動発電機5が故障している場
合は、YESとなり、走行発電配分第三演算手段OP0
3を選択する。故障していない場合は、NOとなり、走
行発電配分第四演算手段OP04を選択する。前記走行
発電配分第一演算手段OP01は、前記第一電動発電機
4及び前記第二電動発電機5が両方とも故障している場
合の処理であり、走行発電を停止する。すなわち、第一
電動発電機トルク指令値71を0、第二電動発電機トル
ク指令値72も0とする。前記走行発電配分第二演算手
段OP02では、前記第一電動発電機4のみ故障してい
る場合の処理であり、第一電動発電機トルク指令値71
を0、前記第二電動発電機トルク指令値72は、前記目
標走行発電トルク93と、前記電動発電機制限値演算手
段S11で算出した前記第二電動発電機制限トルク87
の小さい方を選択する。前記走行発電配分第三演算手段
OP03は、前記第二電動発電機5のみ故障している場
合の処理であり、第一電動発電機トルク指令値71は、
前記目標走行発電トルク93と、前記電動発電機制限値
演算手段S11で算出した前記第一電動発電機制限トル
ク86の小さい方を選択し、前記第二電動発電機トルク
指令値72を0とする。前記走行発電配分第四演算手段
OP04は、前記第一電動発電機4及び前記第二電動発
電機5が両方とも故障していない場合の処理であり、処
理は図10に示す。
【0033】総合制御装置10には、第一電動発電機4
及び第一電動発電機5の故障を検出する電動発電機故障
検出手段を備え、図9の走行発電配分演算手段S13を
行う。
【0034】図10は、図9の走行発電配分第四演算手
段OP04の制御フローチャートである。図5の電動発
電機制限値演算手段S11によって算出された、前記第
一電動発電機制限トルク86をTLA、前記第二電動発
電機制限トルク87をTLBとし、図8の走行発電配分
率基本値演算手段S12で算出された、前記第一電動発
電機発電トルク基本値95をTA0、前記第二電動発電
機発電トルク基本値96をTB0とし、前記目標走行発
電トルク93をTG,第一電動発電機トルク指令値71
をTA,第二電動発電機トルク指令値72をTBとして
以下の処理を行う。
【0035】走行発電配分第四演算開始SA10から開
始し、走行発電配分第四演算第一判定処理SA11によ
って、(TA0≦TLA)かつ(TB0≦TLB)であ
るか否かの判定を行う。(TA0≦TLA)かつ(TB
0≦TLB)である場合は、YESとなり、走行発電配
分第一処理OP11を選択する。(TA0≦TLA)かつ
(TB0≦TLB)でない場合は、NOとなり、走行発
電配分第四演算第二判定処理SA12を行う。前記走行
発電配分第四演算第二判定処理SA12では、(TA0
≦TLA)かつ(TB0>TLB)であるか否かの判定
を行う。(TA0≦TLA)かつ(TB0>TLB)であ
る場合は、YESとなり、走行発電配分第四演算第三判
定処理SA13を行う。(TA0≦TLA)かつ(TB0
>TLB)でない場合は、NOとなり、走行発電配分第
四演算第四判定処理SA14を行う。前記走行発電配分
第四演算第三判定処理SA13では、TG−TLB≦T
LAであるか否かの判定を行う。TG−TLB≦TLA
である場合は、YESとなり、走行発電配分第二処理O
P12を選択する。TG−TLB≦TLAでない場合
は、NOとなり、走行発電配分第三処理OP13を選択
する。前記走行発電配分第四演算第四判定処理SA14
では、(TA0>TLA)かつ(TB0≦TLB)である
か否かの判定を行う。(TA0>TLA)かつ(TB0
≦TLB)である場合は、YESとなり、走行発電配分
第四演算第五判定処理SA15を行う。(TA0>TL
A)かつ(TB0≦TLB)でない場合は、NOとな
り、走行発電配分第六処理OP16を選択する。前記走
行発電配分第四演算第五判定処理SA15では、TG−
TLA≦TLBであるか否かの判定を行う。TG−TL
A≦TLBである場合は、YESとなり、走行発電配分
第四処理OP14を選択する。TG−TLA≦TLBで
ない場合は、NOとなり、走行発電配分第五処理OP1
5を選択する。
【0036】前記走行発電配分第一処理OP11では、
TA=TA0とし、TB=TB0とする。前記走行発電
配分第二処理OP12では、TA=TG−TB0とし、
TB=TLBとする。前記走行発電配分第三処理OP1
3では、TA=TLAとし、TB=TLBとする。前記
走行発電配分第四処理OP14では、TA=TLAと
し、TB=TG−TLAとする。前記走行発電配分第五
処理OP15では、TA=TLAとし、TB=TLBと
する。前記走行発電配分第六処理OP16では、TA=
TLAとし、TB=TLBとする。
【0037】図11に、図8の走行発電配分率マップ9
7のマップデータの作成手段である、配分率演算手段9
8のフローチャートを示す。前記走行発電配分率マップ
97のマップデータの、第一電動発電機回転数56軸デ
ータをNa,目標発電電力92軸データをP,出力値と
なる走行発電配分率基本値94のマップデータをRG
T,RGTの候補値である配分率候補値をRGとし、前
記電動発電機4および前記電動発電機5の損失の合計の
最小値をlossMIN 、損失最小候補値をLossとする。配分
率演算手段98のフローチャートの初期データ設定は、
軸データNa及び軸データPは、前記走行発電配分率マ
ップ97の設定したい軸データとし、また、配分率RG
Tおよび配分率候補値RGを100、損失の最小値loss
MIN および損失最小値候補値Lossを最大損失とする。初
期データ設定後に、配分率演算処理開始M10から開始
する。配分率演算第一処理M11によって、配分率候補
値RGのときの、第一電動発電機4および第二電動発電
機5のトルクを算出し、配分率演算第二処理M12によ
って、配分率候補値RGのときの前記電動発電機4およ
び前記電動発電機5の損失の合計を算出し、配分率演算
第三処理M13によって、配分率候補値RGが0である
か否かを判定し、0であればYESとなり、配分率演算
処理終了M15となり、配分率候補値RGが0でない場
合はNOとなり、配分率演算第四処理M14によって配
分率候補値RGをディクリメントし、再び前記配分率演
算第一処理M11以降の処理を行う。配分率候補値RG
が100から0となるまで前記配分率演算第一処理M1
1から前記配分率演算第四処理M14までの処理を繰り
返し、損失最小値lossMIN が最小となる配分率RGTを求
め、前記走行発電配分率マップ97のマップデータとす
る。
【0038】図12に、図11の配分率演算第一処理M
11のフローチャートを示す。配分トルク演算処理開始
T10からスタートし、配分トルク演算第一処理T11
によって、前記走行発電配分率マップ97の目標発電電
力92軸データをP,配分率候補値をRG,配分率がR
Gのときの第二電動発電機5へ配分される電力をPb,
第一電動発電機4へ配分される電力をPaとして、Pb
=P×RG÷100,Pa=P−Pbとする。
【0039】次に、配分トルク演算第二処理T12によ
って、第一電動発電機4への配分トルクをTa,前記走
行発電配分率マップ97の第一電動発電機回転数56軸
データをNa,電力[kW]÷回転数[rpm]をトルク
[Nm]に変換する変換係数をKTとして、Ta=Pa
×KT÷Naとする。
【0040】次に、配分トルク演算第三処理T13によ
って、第二電動発電機5への配分トルクをTb,電力
[kW]÷回転数[rpm]をトルク[Nm]に変換する
変換係数をKT、前記エンジン2と前記第二電動発電機
5のプーリー比ゲイン129をREとして、Tb=Pb
×KT÷(Na×RE)とし、配分トルク演算処理終了
T14とする。
【0041】図13に、図11の配分率演算第二処理M
12のフローチャートを示す。配分損失演算処理開始L
10からスタートし、第一電動発電機損失99をLa,
第二電動発電機損失100をLb、電動発電機合計損失
133をLossとして、配分損失演算第一処理L11によ
って、Laを算出する。
【0042】次に、配分損失演算第二処理L12によっ
て、Lbを算出する。
【0043】次に、配分損失演算第三処理L13によっ
て、LaとLbの合計損失である、電動発電機合計損失
133の最小候補値Lossを算出する。
【0044】次に、配分損失演算第四処理L14によっ
て、電動発電機合計損失133の最小候補値Lossが、電
動発電機の損失最小値lossMIN よりも小さいか否かを判
定し、大きい場合は、NOとなり、配分損失演算処理終
了L16となり、小さい場合は、YESとなり、配分損
失演算第五処理L15によって、電動発電機の損失最小
値lossMIN を損失の最小候補値Lossに更新し、また、配
分率RGTを配分率候補値RGに更新し、配分損失演算
処理終了L16とする。
【0045】図14は、図13の配分損失演算第一処理
L11の骨子図である。あらかじめ、第一電動発電機回
転数56と、第一電動発電機トルク指令値71を入力と
した第一電動発電機損失マップ101のマップデータを
作成しておき、前記走行発電配分率マップ97の第一電
動発電機回転数56の軸データNaと、図20の配分率
マップ演算第一処理M11で算出した、第一電動発電機
4への配分トルクTaを用いて前記第一電動発電機損失
マップ101を参照することによって、第一電動発電機
損失99であるLaを算出するように構成する。
【0046】図15は、図13の配分損失演算第二処理
L12の骨子図である。あらかじめ、第二電動発電機回
転数59と、第二電動発電機トルク指令値72を入力と
した第二電動発電機損失マップ102のマップデータを
作成しておき、前記走行発電配分率マップ97の第一電
動発電機回転数56の軸データNaにプーリー比ゲイン
129を乗算したものと、図20の配分率マップ演算第
一処理M11で算出した、第二電動発電機5への配分ト
ルクTbを用いて前記第二電動発電機損失マップ102
を参照することによって、第二電動発電機損失100で
あるLbを算出するように構成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態をなす、ハイブリッド車両
システムのハードウェア構成図である。
【図2】本発明の一実施形態をなす、ハイブリッド車両
システムのハードウェア構成図である。
【図3】図1のハイブリッド車両システムに搭載され
る、本発明の一実施形態をなす、ハイブリッド車両制御
装置のセンサ入力および操作量の入出力関係図である。
【図4】図3のハイブリッド車両制御装置に搭載され
る、エンジン制御装置,第一電動発電機制御装置,第二
電動発電機制御装置,クラッチ制御装置,変速機構制御
装置,バッテリ残量検出手段,総合制御装置の入出力関
係図である。
【図5】図4の総合制御装置に備えられる走行発電配分
手段の制御フローチャートである。
【図6】図5の電動発電機制限値演算手段の制御骨子図
である。
【図7】図6の第一電動発電機制限率テーブル,第二電
動発電機制限率テーブル,第一電動発電機最大トルクテ
ーブル,第一電動発電機最大トルクテーブルを抽出した
図である。
【図8】図5の走行発電配分率基本値演算手段の制御骨
子図である。
【図9】図5の走行発電配分演算手段の制御フローチャ
ートである。
【図10】図9の走行発電配分第四演算手段の制御フロ
ーチャートである。
【図11】図8の走行発電配分率マップのマップデータ
を算出する配分率演算手段の制御フローチャートであ
る。
【図12】図11の配分率演算第一処理の制御フローチ
ャートである。
【図13】図11の配分率演算第二処理の制御フローチ
ャートである。
【図14】図13の配分損失演算第一処理の骨子図であ
る。
【図15】図13の配分損失演算第二処理の骨子図であ
る。
【符号の説明】
1…ハイブリッド車両システム、2…エンジン、3…ク
ラッチ、4…第一電動発電機、5…第二電動発電機、6
…変速機構、7…バッテリ、8…駆動輪、9…ハイブリ
ッド車両制御装置、10…総合制御装置、11…エンジ
ン制御装置、12…クラッチ制御装置、13…第一電動
発電機制御装置、14…第二電動発電機制御装置、15
…変速機構制御装置、16…バッテリ残量検出手段、1
7…バッテリ温度センサ、18…車速センサ、19…ブ
レーキスイッチ、20…シフトポジションセンサ、21
…アクセルペダルセンサ、22…アイドルスイッチ、2
3…始動スイッチ、24…エンジン回転数センサ、25
…吸入空気流量センサ、26…吸入空気温度センサ、2
7…スロットル弁開度センサ、28…エンジン水温セン
サ、29…第一電動発電機回転数センサ、30…第一電
動発電機電流センサ、31…第一電動発電機温度セン
サ、32…第二電動発電機回転数センサ、33…第二電
動発電機電流センサ、34…第二電動発電機温度セン
サ、35…クラッチ電流センサ、36…クラッチ温度セ
ンサ、37…変速機構入力軸回転数センサ、38…変速
機構出力軸回転数センサ、39…変速機構油圧センサ、
40…バッテリ電流センサ、41…バッテリ電圧セン
サ、42…スロットル弁開度、43…燃料噴射量、44
…点火時期、45…第一電動発電機電流、46…第二電
動発電機電流、47…クラッチ電流、48…変速機構油
圧、49…エンジン回転数、50…吸入空気流量、51
…吸入空気温度、52…スロットル弁開度、53…エン
ジン水温、54…全気筒燃料カット信号、55…半気筒
燃料カット信号、56…第一電動発電機回転数、57…
第一電動発電機電流、58…第一電動発電機温度、59
…第二電動発電機回転数、60…第二電動発電機電流、
61…第二電動発電機温度、62…クラッチ電流、63
…クラッチ温度、64…変速機構入力軸回転数、65…
変速機構出力軸回転数、66…変速機構油圧、67…バ
ッテリ残量、68…バッテリ温度、69…エンジントル
ク指令値、70…燃料カット指令信号、71…第一電動
発電機トルク指令値、72…第二電動発電機トルク指令
値、73…第二電動発電機回転数指令値、74…第二電
動発電機指令切替信号、75…クラッチ締結指令信号、
76…変速機構入力軸回転数指令値、77…車速、78
…ブレーキスイッチ信号、79…シフトポジション信
号、80…アクセルペダル開度、81…アイドルスイッ
チ信号、82…第一電動発電機制限率、83…第二電動
発電機制限率、84…第一電動発電機最大トルク、85
…第二電動発電機最大トルク、86…第一電動発電機制
限トルク、87…第二電動発電機制限トルク、88…第
一電動発電機制限率テーブル、89…第二電動発電機制
限率テーブル、90…第一電動発電機最大トルクテーブ
ル、91…第二電動発電機最大トルクテーブル、92…
目標発電電力、93…目標走行発電トルク、94…走行
発電配分率基本値、95…第一電動発電機発電トルク基
本値、96…第二電動発電機発電トルク基本値、97…
走行発電配分率マップ、98…配分率演算手段、99…
第一電動発電機損失、100…第二電動発電機損失、1
01…第一電動発電機損失マップ、102…第二電動発
電機損失マップ、103…プーリー比ゲイン、104…
走行発電配分手段、105…動力分配機構、127…ア
クセルペダル、133…電動発電機合計損失、S10…
走行発電配分手段開始、S11…電動発電機制限値演算
手段、S12…走行発電配分率基本値演算手段、S13
…走行発電配分演算手段、SA10…走行発電配分演算
開始、SA11…走行発電配分演算第一判定処理、SA
12…走行発電配分演算第二判定処理、SA13…走行
発電配分演算第三判定処理、OP11…走行発電配分第
一演算手段、OP12…走行発電配分第二演算手段、OP1
3…走行発電配分第三演算手段、OP14…走行発電配
分第四演算手段、SA10…走行発電配分第四演算開
始、SA11…走行発電配分第四演算第一判定処理、S
A12…走行発電配分第四演算第二判定処理、SA13
…走行発電配分第四演算第三判定処理、SA14…走行
発電配分第四演算第四判定処理、SA15…走行発電配
分第四演算第五判定処理、OP11…走行発電配分第一処
理、OP12…走行発電配分第二処理、OP13…走行
発電配分第三処理、OP14…走行発電配分第四処理、
OP15…走行発電配分第五処理、OP16…走行発電
配分第六処理、M10…配分率演算処理開始、M11…配
分率演算第一処理、M12…配分率演算第二処理、M1
3…配分率演算第三処理、M14…配分率演算第四処
理、M15…配分率演算処理終了、T10…配分トルク
演算処理開始、T11…配分トルク演算第一処理、T1
2…配分トルク演算第二処理、T13…配分トルク演算
第三処理、T14…配分トルク演算処理終了、L10…
配分損失演算処理開始、L11…配分損失演算第一処
理、L12…配分損失演算第二処理、L13…配分損失
演算第三処理、L14…配分損失演算第四処理、L15
…配分損失演算第五処理、L16…配分損失演算処理終
了。
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Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料の燃焼によって作動するエンジンと、
    電気エネルギーで作動し、力行または回生を行う複数の
    電動発電機と、前記エンジンまたは前記電動発電機の出
    力によって駆動される駆動輪と、前記エンジンまたは前
    記電動発電機の出力を前記駆動輪に伝達する動力伝達機
    構を備えるハイブリッド車両の制御装置において、運転
    者の要求する駆動トルクとバッテリを充電するための発
    電トルクを、前記エンジンによって発生し、前記電動発
    電機によって発電を行いながら走行する走行発電を行う
    場合に、バッテリを充電するための発電量と電動発電機
    の回転数に応じて、予め定めた複数の電動発電機の発電
    量の配分比に基づき前記複数の電動発電機による発電制
    御を行うハイブリッド車両の制御装置。
  2. 【請求項2】燃料の燃焼によって作動するエンジンと、
    電気エネルギーで作動し、力行または回生を行う複数の
    電動発電機と、前記エンジンまたは前記電動発電機の出
    力によって駆動される駆動輪と、前記エンジンまたは前
    記電動発電機の出力を前記駆動輪に伝達する動力伝達機
    構を備えるハイブリッド車両の制御装置において、運転
    者の要求する駆動トルクとバッテリを充電するための発
    電トルクを、前記エンジンによって発生し、前記電動発
    電機によって発電を行いながら走行する走行発電を行う
    場合に、バッテリを充電するための発電量と電動発電機
    の回転数に応じて、最も効率の良い発電となるように、
    複数の電動発電機の発電量の配分比を決定し、前記複数
    の電動発電機を用いて、前記走行発電制御を行うことを
    特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  3. 【請求項3】燃料の燃焼によって作動するエンジンと、
    電気エネルギーで作動し、力行または回生を行う複数の
    電動発電機と、前記エンジンまたは前記電動発電機の出
    力によって駆動される駆動輪と、前記エンジンまたは前
    記電動発電機の出力を前記駆動輪に伝達する動力伝達機
    構を備えるハイブリッド車両の制御装置において、運転
    者の要求する駆動トルクとバッテリを充電するための発
    電トルクを、前記エンジンによって発生し、前記電動発
    電機によって発電を行いながら走行する走行発電を行う
    場合に、バッテリを充電するための発電量と電動発電機
    の回転数に応じて、前記複数の電動発電機の発電量の配
    分比を、配分による前記複数の電動発電機の合計損失が
    最も少なくなるように決定し、前記配分比に従い、前記
    複数の電動発電機を用いて、前記走行発電制御を行うこ
    とを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2において、前記配分比を前
    記複数の電動発電機の温度に基づき変化させ、前記複数
    の電動発電機の温度が高温となり、前記複数の電動発電
    機の発電可能量が制限された場合、制限された発電可能
    量の範囲で複数の電動発電機を用いて、バッテリを充電
    するための発電量を実現する走行発電制御を行うことを
    特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記複数の電動発電機
    の温度によって前記複数の電動発電機の制限値を算出
    し、前記制限値の範囲内で走行発電制御を行うことを特
    徴とする請求項3記載のハイブリッド車両の制御装置。
  6. 【請求項6】請求項1又は2において、前記複数の電動
    発電機の一つが故障した場合、前記複数の電動発電機の
    発電量の配分比を変化させて走行発電制御を行うことを
    特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  7. 【請求項7】燃料の燃焼によって作動するエンジンと、
    電気エネルギーで作動し、力行または回生を行う複数の
    電動発電機と、前記エンジンおよび前記電動発電機の出
    力を駆動輪に伝達するために前記駆動輪および前記エン
    ジンおよび前記電動発電機に連結される、遊星歯車やク
    ラッチ,変速機構などの動力伝達機構を備えているハイ
    ブリッド車両の、前記エンジン,前記電動発電機,前記
    動力伝達機構を制御する制御装置とを含むハイブリッド
    車両の制御装置において、運転者の要求する駆動トルク
    とバッテリを充電するための発電トルクを、前記エンジ
    ンによって発生し、前記電動発電機によって発電を行い
    ながら走行する走行発電を行う場合に、バッテリを充電
    するための発電量と電動発電機の回転数に応じて、最も
    効率の良い発電となるように、複数の電動発電機の発電
    量の配分比を決定し、前記複数の電動発電機を用いて、
    前記走行発電を行う走行発電配分手段を備えることを特
    徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  8. 【請求項8】燃料の燃焼によって作動するエンジンと、
    電気エネルギーで作動し、力行または回生を行う複数の
    電動発電機と、前記エンジンおよび前記電動発電機の出
    力を駆動輪に伝達するために前記駆動輪および前記エン
    ジンおよび前記電動発電機に連結される、遊星歯車やク
    ラッチ,変速機構などの動力伝達機構を備えているハイ
    ブリッド車両の、前記エンジン,前記電動発電機,前記
    動力伝達機構を制御する制御装置とを含むハイブリッド
    車両の制御装置において、運転者の要求する駆動トルク
    とバッテリを充電するための発電トルクを、前記エンジ
    ンによって発生し、前記複数の電動発電機によって発電
    を行いながら走行する走行発電を行う場合に、バッテリ
    を充電するための発電量と電動発電機の回転数に応じ
    て、前記複数の電動発電機の発電量の配分比を、配分に
    よる前記複数の電動発電機の合計損失が最も少なくなる
    ように決定する配分率演算手段を備え、前記配分率に従
    い、前記複数の電動発電機を用いて、前記走行発電を行
    う走行発電配分手段を備えることを特徴とするハイブリ
    ッド車両の制御装置。
  9. 【請求項9】燃料の燃焼によって作動するエンジンと、
    電気エネルギーで作動し、力行または回生を行う複数の
    電動発電機と、前記エンジンおよび前記電動発電機の出
    力を駆動輪に伝達するために前記駆動輪および前記エン
    ジンおよび前記電動発電機に連結される、遊星歯車やク
    ラッチ,変速機構などの動力伝達機構を備えているハイ
    ブリッド車両の、前記エンジン,前記電動発電機,前記
    動力伝達機構を制御する制御装置とを含むハイブリッド
    車両の制御装置において、運転者の要求する駆動トルク
    とバッテリを充電するための発電トルクを、前記エンジ
    ンによって発生し、前記電動発電機によって発電を行い
    ながら走行する走行発電を行う場合に、前記複数の電動
    発電機の温度が高温となり、前記複数の電動発電機の発
    電可能量が制限された場合でも、制限された発電可能量
    の範囲で複数の電動発電機を用いて、バッテリを充電す
    るための発電量を実現する前記走行発電を行う走行発電
    配分手段を備えることを特徴とするハイブリッド車両の
    制御装置。
  10. 【請求項10】燃料の燃焼によって作動するエンジン
    と、電気エネルギーで作動し、力行または回生を行う複
    数の電動発電機と、前記エンジンおよび前記電動発電機
    の出力を駆動輪に伝達するために前記駆動輪および前記
    エンジンおよび前記電動発電機に連結される、遊星歯車
    やクラッチ,変速機構などの動力伝達機構を備えている
    ハイブリッド車両の、前記エンジン,前記電動発電機,
    前記動力伝達機構を制御する制御装置とを含むハイブリ
    ッド車両の制御装置において、運転者の要求する駆動ト
    ルクとバッテリを充電するための発電トルクを、前記エ
    ンジンによって発生し、前記電動発電機によって発電を
    行いながら走行する走行発電を行う場合に、前記複数の
    電動発電機の温度によって前記複数の電動発電機の制限
    値を算出する電動発電機制限値演算手段を備え、前記制
    限値の範囲内で複数の電動発電機を用いて、バッテリを
    充電するための発電量を実現する前記走行発電を行う走
    行発電配分手段を備えることを特徴とするハイブリッド
    車両の制御装置。
  11. 【請求項11】燃料の燃焼によって作動するエンジン
    と、電気エネルギーで作動し、力行または回生を行う複
    数の電動発電機と、前記エンジンおよび前記電動発電機
    の出力を駆動輪に伝達するために前記駆動輪および前記
    エンジンおよび前記電動発電機に連結される、遊星歯車
    やクラッチ,変速機構などの動力伝達機構を備えている
    ハイブリッド車両の、前記エンジン,前記電動発電機,
    前記動力伝達機構を制御する制御装置とを含むハイブリ
    ッド車両の制御装置において、運転者の要求する駆動ト
    ルクとバッテリを充電するための発電トルクを、前記エ
    ンジンによって発生し、前記電動発電機によって発電を
    行いながら走行する走行発電を行う場合に、前記複数の
    電動発電機の一つが故障した場合でも、他の電動発電機
    を用いて、前記走行発電を行う走行発電配分手段を備え
    ることを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  12. 【請求項12】燃料の燃焼によって作動するエンジン
    と、電気エネルギーで作動し、力行または回生を行う複
    数の電動発電機と、前記エンジンまたは前記電動発電機
    の出力によって駆動される駆動輪と、前記エンジンまた
    は前記電動発電機の出力を前記駆動輪に伝達する動力伝
    達機構と、前記エンジン,前記電動発電機,前記動力伝
    達機構を制御する制御装置と、を備えたハイブリッド車
    両であって、運転者の要求する駆動トルクとバッテリを
    充電するための発電トルクを、前記エンジンによって発
    生し、前記電動発電機によって発電を行いながら走行す
    る走行発電を行う場合に、バッテリを充電するための発
    電量と電動発電機の回転数に応じて、予め定めた複数の
    電動発電機の発電量の配分比に基づき前記複数の電動発
    電機による発電を行うようにしたことを特徴とするハイ
    ブリッド車両。
  13. 【請求項13】請求項12において、前記複数の電動発
    電機の発電量の配分比を前記電動発電機の温度に応じて
    変化させることを特徴とするハイブリッド車両。
  14. 【請求項14】請求項12において、前記複数の電動発
    電機の何れかが故障した場合に前記複数の電動発電機の
    発電量の配分比を変化させるハイブリッド車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7340330B2 (en) 2003-06-05 2008-03-04 Aisin Aw Co., Ltd. Hybrid type vehicle driving controller, hybrid type vehicle driving control method and its program
WO2014202154A1 (en) * 2013-06-21 2014-12-24 John Victor Gano Asymetric multi generator electric vehicle power supply unit

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