JP2001268600A - 放送番組スケジュール監視装置及びその監視方法 - Google Patents
放送番組スケジュール監視装置及びその監視方法Info
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- JP2001268600A JP2001268600A JP2000074535A JP2000074535A JP2001268600A JP 2001268600 A JP2001268600 A JP 2001268600A JP 2000074535 A JP2000074535 A JP 2000074535A JP 2000074535 A JP2000074535 A JP 2000074535A JP 2001268600 A JP2001268600 A JP 2001268600A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 デジタル放送の放送出力が放送番組スケジュ
ール通りに出力されているかを監視する。 【解決手段】 サーバ情報取得手段１１０は、放送番組
のスケジュールを管理する放送番組スケジュールサーバ
２２０より、スケジュールに関するイベント情報と放送
番組を構成するコンテンツを識別するコンテンツ識別情
報とを取得し、比較手段１３０へ送る。また、パケット
抽出手段１２０は、放送装置２００の出力信号であるト
ランスポートストリームから、イベント情報とコンテン
ツ識別情報を含むパケットを抽出し、パケットに含まれ
るイベント情報とコンテンツ識別情報とを比較手段１３
０へ送る。比較手段１３０では、サーバ情報取得手段１
１０から取得したイベント情報及びコンテンツ識別情報
と、パケット抽出手段１２０から取得したイベント情報
及びコンテンツ識別情報とが一致しているか否かを比較
することにより、放送出力が指示通りに提供されている
かを監視する。不一致の場合、切換え指令手段１４０
は、予備装置への切換え指令を生成する。
ール通りに出力されているかを監視する。 【解決手段】 サーバ情報取得手段１１０は、放送番組
のスケジュールを管理する放送番組スケジュールサーバ
２２０より、スケジュールに関するイベント情報と放送
番組を構成するコンテンツを識別するコンテンツ識別情
報とを取得し、比較手段１３０へ送る。また、パケット
抽出手段１２０は、放送装置２００の出力信号であるト
ランスポートストリームから、イベント情報とコンテン
ツ識別情報を含むパケットを抽出し、パケットに含まれ
るイベント情報とコンテンツ識別情報とを比較手段１３
０へ送る。比較手段１３０では、サーバ情報取得手段１
１０から取得したイベント情報及びコンテンツ識別情報
と、パケット抽出手段１２０から取得したイベント情報
及びコンテンツ識別情報とが一致しているか否かを比較
することにより、放送出力が指示通りに提供されている
かを監視する。不一致の場合、切換え指令手段１４０
は、予備装置への切換え指令を生成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は放送番組スケジュー
ル監視装置及びその監視方法に関し、特にデジタル放送
の放送出力が放送番組スケジュールの指示通りに提供さ
れているかを監視する放送番組スケジュール監視装置及
びその監視方法に関する。
ル監視装置及びその監視方法に関し、特にデジタル放送
の放送出力が放送番組スケジュールの指示通りに提供さ
れているかを監視する放送番組スケジュール監視装置及
びその監視方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、衛星放送から地上放送に至るまで
放送の世界のデジタル化が進んでいる。図５は、従来の
衛星デジタル放送に用いられる放送装置の概略構成図で
ある。放送番組スケジュール入力端末２１０から放送番
組スケジュール及び放送番組のコンテンツの構成に関す
る情報が放送番組単位で入力し、編集が行われた後、ス
ケジュール化された状態で放送番組スケジュールサーバ
２２０に格納される。また、ＥＰＧ（Electronic Progr
am Guide）サーバ２３０は、放送番組スケジュールサー
バ２２０により編集された各放送番組に関する情報が入
力し、放送番組表（プログラムガイド）として編集され
た後、格納する。放送番組スケジュールサーバ２２０に
格納された情報は、放送番組スケジュールに従って順次
読み出され、符号化制御装置２４０に供給された後、多
重化装置２８０に送られる。また、番組を構成するマル
チメディア情報は、ベースバンド装置２５０から供給さ
れ、符号化制御装置２４０に制御される各符号化装置２
６１、２６２、２６３、２６４により符号化され、多重
化装置２８０に送られる。一方、ＥＰＧサーバ２３０に
格納されているＥＰＧは、ＥＰＧ送出装置２７０を介し
て多重化装置２８０に送られる。多重化装置２８０は、
入力した情報を多重化し、アップリンク装置（図示せ
ず）により通信衛星へと送出する。
放送の世界のデジタル化が進んでいる。図５は、従来の
衛星デジタル放送に用いられる放送装置の概略構成図で
ある。放送番組スケジュール入力端末２１０から放送番
組スケジュール及び放送番組のコンテンツの構成に関す
る情報が放送番組単位で入力し、編集が行われた後、ス
ケジュール化された状態で放送番組スケジュールサーバ
２２０に格納される。また、ＥＰＧ（Electronic Progr
am Guide）サーバ２３０は、放送番組スケジュールサー
バ２２０により編集された各放送番組に関する情報が入
力し、放送番組表（プログラムガイド）として編集され
た後、格納する。放送番組スケジュールサーバ２２０に
格納された情報は、放送番組スケジュールに従って順次
読み出され、符号化制御装置２４０に供給された後、多
重化装置２８０に送られる。また、番組を構成するマル
チメディア情報は、ベースバンド装置２５０から供給さ
れ、符号化制御装置２４０に制御される各符号化装置２
６１、２６２、２６３、２６４により符号化され、多重
化装置２８０に送られる。一方、ＥＰＧサーバ２３０に
格納されているＥＰＧは、ＥＰＧ送出装置２７０を介し
て多重化装置２８０に送られる。多重化装置２８０は、
入力した情報を多重化し、アップリンク装置（図示せ
ず）により通信衛星へと送出する。
【０００３】この放送装置の放送出力が放送番組スケジ
ュール通りに出力されているかは、例えば、アップリン
ク装置により変調された後の信号をこの衛星放送用の受
信装置で受信し、表示された放送番組を監視することに
より行う方法が一般的である。
ュール通りに出力されているかは、例えば、アップリン
ク装置により変調された後の信号をこの衛星放送用の受
信装置で受信し、表示された放送番組を監視することに
より行う方法が一般的である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の受信装
置に表示された放送番組を監視するという方法には、人
為的なミスが避けられないという問題がある。
置に表示された放送番組を監視するという方法には、人
為的なミスが避けられないという問題がある。
【０００５】上記説明のように、従来は、アップリンク
装置を通過した信号を衛星放送受信装置で受信し、モニ
ターに表示された放送番組が放送番組スケジュールと一
致しているかどうかを、数人で交替して目視して監視し
ていた。このため、人為的な見逃しは、避けられない。
また、放送番組スケジュール表とモニターに表示された
画面とを比較し、監視しているため、誤認等の人為的な
ミスが避けられない。
装置を通過した信号を衛星放送受信装置で受信し、モニ
ターに表示された放送番組が放送番組スケジュールと一
致しているかどうかを、数人で交替して目視して監視し
ていた。このため、人為的な見逃しは、避けられない。
また、放送番組スケジュール表とモニターに表示された
画面とを比較し、監視しているため、誤認等の人為的な
ミスが避けられない。
【０００６】一方、放送番組を送出中は、誰かがモニタ
ーを監視していなければならず、その人件費が必要とな
るため、経済的でないという問題がある。本発明はこの
ような点に鑑みてなされたものであり、デジタル放送の
放送出力が放送番組スケジュール通りに出力されている
かを監視する放送番組スケジュール監視方法及びその監
視方法を提供することを目的とする。
ーを監視していなければならず、その人件費が必要とな
るため、経済的でないという問題がある。本発明はこの
ような点に鑑みてなされたものであり、デジタル放送の
放送出力が放送番組スケジュール通りに出力されている
かを監視する放送番組スケジュール監視方法及びその監
視方法を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、デジタル放送の放送出力が放送番組スケ
ジュールの指示通りに提供されているかを監視する放送
番組スケジュール監視装置において、前記デジタル放送
の放送番組スケジュールを管理する放送番組スケジュー
ルサーバの保有する放送番組のイベント情報及び放送番
組を構成するコンテンツを識別するコンテンツ識別情報
とを取得するサーバ情報取得手段と、前記デジタル放送
のための多重化装置から出力されるトランスポートスト
リームから前記放送番組のイベント情報及びコンテンツ
を識別するコンテンツ識別情報を有する所定のパケット
を抽出するパケット抽出手段と、前記サーバ情報取得手
段の取得した放送番組のイベント情報及びコンテンツ識
別情報と前記パケット抽出手段の取得した放送番組のイ
ベント情報及びコンテンツ識別情報とが一致しているか
否かを比較する比較手段と、を有することを特徴とする
放送番組スケジュール監視装置、が提供される。
決するために、デジタル放送の放送出力が放送番組スケ
ジュールの指示通りに提供されているかを監視する放送
番組スケジュール監視装置において、前記デジタル放送
の放送番組スケジュールを管理する放送番組スケジュー
ルサーバの保有する放送番組のイベント情報及び放送番
組を構成するコンテンツを識別するコンテンツ識別情報
とを取得するサーバ情報取得手段と、前記デジタル放送
のための多重化装置から出力されるトランスポートスト
リームから前記放送番組のイベント情報及びコンテンツ
を識別するコンテンツ識別情報を有する所定のパケット
を抽出するパケット抽出手段と、前記サーバ情報取得手
段の取得した放送番組のイベント情報及びコンテンツ識
別情報と前記パケット抽出手段の取得した放送番組のイ
ベント情報及びコンテンツ識別情報とが一致しているか
否かを比較する比較手段と、を有することを特徴とする
放送番組スケジュール監視装置、が提供される。
【０００８】このような構成の放送番組スケジュール監
視装置では、サーバ情報取得手段は、放送番組のスケジ
ュールを管理する放送番組スケジュールサーバよりスケ
ジュールに関するイベント情報と放送番組を構成するコ
ンテンツを識別するコンテンツ識別情報とを取得し、比
較手段へ送る。また、パケット抽出手段は、多重化装置
から出力されるトランスポートストリームから、イベン
ト情報とコンテンツ識別情報を含むパケットを抽出し、
パケットに含まれるイベント情報とコンテンツ識別情報
とを比較手段へ送る。比較手段では、サーバ情報取得手
段から取得したイベント情報及びコンテンツ識別情報
と、パケット抽出手段により放送出力信号から取得した
イベント情報及びコンテンツ識別情報とが一致している
か否かを比較することにより、放送出力が指示通りに提
供されているかを監視する。
視装置では、サーバ情報取得手段は、放送番組のスケジ
ュールを管理する放送番組スケジュールサーバよりスケ
ジュールに関するイベント情報と放送番組を構成するコ
ンテンツを識別するコンテンツ識別情報とを取得し、比
較手段へ送る。また、パケット抽出手段は、多重化装置
から出力されるトランスポートストリームから、イベン
ト情報とコンテンツ識別情報を含むパケットを抽出し、
パケットに含まれるイベント情報とコンテンツ識別情報
とを比較手段へ送る。比較手段では、サーバ情報取得手
段から取得したイベント情報及びコンテンツ識別情報
と、パケット抽出手段により放送出力信号から取得した
イベント情報及びコンテンツ識別情報とが一致している
か否かを比較することにより、放送出力が指示通りに提
供されているかを監視する。
【０００９】また、上記課題を解決するために、デジタ
ル放送の放送出力が放送番組スケジュールの指示通りに
提供されているかを監視する放送番組スケジュール監視
方法において、前記デジタル放送の放送番組スケジュー
ルを管理する放送番組スケジュールサーバの保有する放
送番組のイベント情報及び放送番組を構成するコンテン
ツを識別するコンテンツ識別情報とを取得し、前記デジ
タル放送のための多重化装置から出力されるトランスポ
ートストリームから前記放送番組のイベント情報及びコ
ンテンツ識別情報を有する所定のパケットを抽出し、前
記放送番組スケジュールサーバより取得した放送番組の
イベント情報及びコンテンツ識別情報と前記トランスポ
ートストリームの所定のパケットより取得した放送番組
のイベント情報及びコンテンツ識別情報とが一致してい
るか否かを比較する手順を有することを特徴とする放送
番組のスケジュール監視方法、が提供される。
ル放送の放送出力が放送番組スケジュールの指示通りに
提供されているかを監視する放送番組スケジュール監視
方法において、前記デジタル放送の放送番組スケジュー
ルを管理する放送番組スケジュールサーバの保有する放
送番組のイベント情報及び放送番組を構成するコンテン
ツを識別するコンテンツ識別情報とを取得し、前記デジ
タル放送のための多重化装置から出力されるトランスポ
ートストリームから前記放送番組のイベント情報及びコ
ンテンツ識別情報を有する所定のパケットを抽出し、前
記放送番組スケジュールサーバより取得した放送番組の
イベント情報及びコンテンツ識別情報と前記トランスポ
ートストリームの所定のパケットより取得した放送番組
のイベント情報及びコンテンツ識別情報とが一致してい
るか否かを比較する手順を有することを特徴とする放送
番組のスケジュール監視方法、が提供される。
【００１０】このような手順の放送番組スケジュール監
視方法では、放送番組スケジュールサーバより符号化・
多重化される前の元のイベント情報とコンテンツ識別情
報とを取得し、符号化・多重化された後のトランスポー
トストリームからイベント情報とコンテンツ情報とを含
む所定のパケットを抽出する。放送番組スケジュールサ
ーバより取得したイベント情報及びコンテンツ識別情報
と、トランスポートストリームより取得したイベント情
報及びコンテンツ識別情報とを比較し、放送出力が指示
通りに提供されているかを監視する。
視方法では、放送番組スケジュールサーバより符号化・
多重化される前の元のイベント情報とコンテンツ識別情
報とを取得し、符号化・多重化された後のトランスポー
トストリームからイベント情報とコンテンツ情報とを含
む所定のパケットを抽出する。放送番組スケジュールサ
ーバより取得したイベント情報及びコンテンツ識別情報
と、トランスポートストリームより取得したイベント情
報及びコンテンツ識別情報とを比較し、放送出力が指示
通りに提供されているかを監視する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施の形態で
ある放送番組スケジュール監視装置が組み込まれた放送
装置の構成図である。本発明に係る放送番組スケジュー
ル監視装置１００は、放送装置２００と接続し、放送装
置２００の放送出力が放送番組スケジュール通りに出力
されているかを監視する。
を参照して説明する。図１は、本発明の一実施の形態で
ある放送番組スケジュール監視装置が組み込まれた放送
装置の構成図である。本発明に係る放送番組スケジュー
ル監視装置１００は、放送装置２００と接続し、放送装
置２００の放送出力が放送番組スケジュール通りに出力
されているかを監視する。
【００１２】放送番組スケジュール監視装置１００は、
放送装置２００の放送番組スケジュールサーバ２２０の
情報を取得するサーバ情報取得手段１１０と、放送装置
２００の多重化装置２８０の出力信号から所定のパケッ
トを抽出するパケット抽出手段１２０、サーバから取得
した情報とパケットに含まれる情報とを比較する比較手
段１３０、及び比較手段１３０の比較結果に応じて切換
え指令を生成する切換え指令生成手段１４０とから構成
される。
放送装置２００の放送番組スケジュールサーバ２２０の
情報を取得するサーバ情報取得手段１１０と、放送装置
２００の多重化装置２８０の出力信号から所定のパケッ
トを抽出するパケット抽出手段１２０、サーバから取得
した情報とパケットに含まれる情報とを比較する比較手
段１３０、及び比較手段１３０の比較結果に応じて切換
え指令を生成する切換え指令生成手段１４０とから構成
される。
【００１３】放送装置２００は、放送番組スケジュール
入力端末２１０、放送番組スケジュールサーバ２２０、
ＥＰＧサーバ２３０、符号化制御装置２４０、ベースバ
ンド装置２５０、符号化装置２６１、２６２、２６３、
ＥＰＧ送出装置２７０、及び多重化装置２８０とから構
成される。
入力端末２１０、放送番組スケジュールサーバ２２０、
ＥＰＧサーバ２３０、符号化制御装置２４０、ベースバ
ンド装置２５０、符号化装置２６１、２６２、２６３、
ＥＰＧ送出装置２７０、及び多重化装置２８０とから構
成される。
【００１４】説明の便宜上、放送装置２００について先
に説明する。放送番組スケジュール入力端末２１０は、
放送番組スケジュール及びこの放送番組のコンテンツに
関する情報、すなわち、オーディオ、ビデオ、データ、
字幕、文字スーパー等の放送番組を構成するマルチメデ
ィア情報に関する構成情報（以下、この構成情報をコン
ポーネント情報とする）を入力する入力端末である。コ
ンポーネント情報は、放送番組単位で入力し、放送番組
スケジュールサーバ装置２２０に送られる。
に説明する。放送番組スケジュール入力端末２１０は、
放送番組スケジュール及びこの放送番組のコンテンツに
関する情報、すなわち、オーディオ、ビデオ、データ、
字幕、文字スーパー等の放送番組を構成するマルチメデ
ィア情報に関する構成情報（以下、この構成情報をコン
ポーネント情報とする）を入力する入力端末である。コ
ンポーネント情報は、放送番組単位で入力し、放送番組
スケジュールサーバ装置２２０に送られる。
【００１５】放送番組スケジュールサーバ２２０は、放
送番組スケジュール及びコンポーネント情報を取得し、
これらに基づいて、放送番組の各コンポーネント情報に
識別子を割り当てる。さらに、放送番組が有料であるか
無料であるかの情報、デジタルコピー、各コンポーネン
トの符号化方式の情報も番組に対して一括して付加され
る。これらの情報は編集され、スケジュール化された形
態で格納される。放送番組の各コンポーネント情報に割
り当てられた識別子は、ＰＭＴ（Program Mａｐ Tabl
e）にまとめられて、ＴＳ（トランスポートストリー
ム、Transport Stream）パケットとして転送される。ま
た、ＰＭＳのＴＳパケットの識別子は、ＰＡＴ（Progra
m Association Table）で指定される。これらＰＭＴ、
ＰＡＴもまた、識別子の割り当て後に、この放送番組に
付加されて、放送番組スケジュールサーバ２２０に格納
される。さらに、各コンポーネント情報、例えば映像の
アスペクト比、解像度、音声モード、言語コード、当該
番組の属するジャンル、視聴制限年齢等の情報が放送番
組にまとめて付加され、ＥＩＴ（Electronic Informati
on Table）として放送番組スケジュールサーバ２２０に
格納される。このような放送番組名、放送日時、コンポ
ーネント情報等、放送番組に関する情報をイベント情報
と呼ぶこととする。ＰＡＴ、ＰＭＴ、ＥＩＴは総称し
て、ＰＳＩ（Program Specific Information）と呼ば
れ、放送番組毎に用意される。このＰＳＩは、ＭＰＥＧ
２システムに準拠した伝送制御信号でもある。以下、上
記説明のような放送番組スケジュールサーバ２２０に格
納された情報を総称して放送番組伝送制御情報と呼ぶこ
とにする。
送番組スケジュール及びコンポーネント情報を取得し、
これらに基づいて、放送番組の各コンポーネント情報に
識別子を割り当てる。さらに、放送番組が有料であるか
無料であるかの情報、デジタルコピー、各コンポーネン
トの符号化方式の情報も番組に対して一括して付加され
る。これらの情報は編集され、スケジュール化された形
態で格納される。放送番組の各コンポーネント情報に割
り当てられた識別子は、ＰＭＴ（Program Mａｐ Tabl
e）にまとめられて、ＴＳ（トランスポートストリー
ム、Transport Stream）パケットとして転送される。ま
た、ＰＭＳのＴＳパケットの識別子は、ＰＡＴ（Progra
m Association Table）で指定される。これらＰＭＴ、
ＰＡＴもまた、識別子の割り当て後に、この放送番組に
付加されて、放送番組スケジュールサーバ２２０に格納
される。さらに、各コンポーネント情報、例えば映像の
アスペクト比、解像度、音声モード、言語コード、当該
番組の属するジャンル、視聴制限年齢等の情報が放送番
組にまとめて付加され、ＥＩＴ（Electronic Informati
on Table）として放送番組スケジュールサーバ２２０に
格納される。このような放送番組名、放送日時、コンポ
ーネント情報等、放送番組に関する情報をイベント情報
と呼ぶこととする。ＰＡＴ、ＰＭＴ、ＥＩＴは総称し
て、ＰＳＩ（Program Specific Information）と呼ば
れ、放送番組毎に用意される。このＰＳＩは、ＭＰＥＧ
２システムに準拠した伝送制御信号でもある。以下、上
記説明のような放送番組スケジュールサーバ２２０に格
納された情報を総称して放送番組伝送制御情報と呼ぶこ
とにする。
【００１６】ＥＰＧサーバ２３０には、放送番組スケジ
ュールサーバ２２０より、放送番組スケジュールサーバ
２２０が編集した各放送番組の番組名、放送日時、放送
開始終了時刻、有料か無料か等の情報が送られてくる。
ＥＰＧサーバ２３０は、こららの情報を編集し、いわゆ
る放送番組表（プログラムガイド：ＥＰＧ）を作成し
て、これを格納する。視聴者は、このＥＰＧにより視聴
したい番組を選択することができる。
ュールサーバ２２０より、放送番組スケジュールサーバ
２２０が編集した各放送番組の番組名、放送日時、放送
開始終了時刻、有料か無料か等の情報が送られてくる。
ＥＰＧサーバ２３０は、こららの情報を編集し、いわゆ
る放送番組表（プログラムガイド：ＥＰＧ）を作成し
て、これを格納する。視聴者は、このＥＰＧにより視聴
したい番組を選択することができる。
【００１７】符号化制御装置２４０は、放送番組スケジ
ュールに従って、放送番組スケジュールサーバ２２０に
格納されている放送番組伝送制御情報を読み出すととも
に、符号化装置２６１、２６２、２６３の符号化処理を
制御する。放送番組制御情報は、さらに、多重化装置２
８０へ送出される。
ュールに従って、放送番組スケジュールサーバ２２０に
格納されている放送番組伝送制御情報を読み出すととも
に、符号化装置２６１、２６２、２６３の符号化処理を
制御する。放送番組制御情報は、さらに、多重化装置２
８０へ送出される。
【００１８】ベースバンド装置２５０は、当該放送番組
のマルチメディア情報を各符号化装置２６１、２６２、
２６３へ供給する。符号化装置２６１、２６２、２６３
は、符号化制御装置２４０の制御により、ベースバンド
装置２５０から供給されるマルチメディア情報を放送番
組スケジュールに従って符号化し、多重化装置２８０へ
供給する。
のマルチメディア情報を各符号化装置２６１、２６２、
２６３へ供給する。符号化装置２６１、２６２、２６３
は、符号化制御装置２４０の制御により、ベースバンド
装置２５０から供給されるマルチメディア情報を放送番
組スケジュールに従って符号化し、多重化装置２８０へ
供給する。
【００１９】ＥＰＧ送出装置２７０は、ＥＰＧサーバ２
３０に格納されているＥＰＧを放送番組スケジュールに
従って読み出し、多重化装置２８０へ供給する。多重化
装置２８０は、符号化されたマルチメディア情報、放送
番組伝送制御情報、及びＥＰＧを多重化し、所定のトラ
ンスポートストリームを生成し、これをアップリンク装
置（図示せず）に送出する。
３０に格納されているＥＰＧを放送番組スケジュールに
従って読み出し、多重化装置２８０へ供給する。多重化
装置２８０は、符号化されたマルチメディア情報、放送
番組伝送制御情報、及びＥＰＧを多重化し、所定のトラ
ンスポートストリームを生成し、これをアップリンク装
置（図示せず）に送出する。
【００２０】このような構成の放送装置の動作について
説明する。放送番組スケジュール入力端末２１０より入
力した放送番組スケジュールとコンポーネント情報は、
放送番組スケジュールサーバ２２０で各コンポーネント
情報に識別子が割り当てられ、編集されて格納される。
放送番組スケジュールサーバ２２０は、また、放送番組
の番組名や放送日時等の情報を、ＥＰＧサーバ２３０へ
送出する。ＥＰＧサーバ２３０は、これらの情報を編集
し、ＥＰＧを生成する。放送番組スケジュールサーバ２
２０に格納されている放送番組伝送制御情報と、ＥＰＧ
サーバ２３０に記憶されているＥＰＧとは、放送スケジ
ュールに従って順次読み出されて、それぞれ符号化制御
装置２４０とＥＰＧ送出装置２７０へ供給される。符号
化制御装置２４０の制御に従って、ベースバンド装置２
５０からマルチメディア情報が順次読み出され、放送番
組スケジュールに従って符号化された信号が多重化装置
２８０へ供給される。多重化装置２８０は、これらの情
報を多重化し、アップリンク装置へ送出する。
説明する。放送番組スケジュール入力端末２１０より入
力した放送番組スケジュールとコンポーネント情報は、
放送番組スケジュールサーバ２２０で各コンポーネント
情報に識別子が割り当てられ、編集されて格納される。
放送番組スケジュールサーバ２２０は、また、放送番組
の番組名や放送日時等の情報を、ＥＰＧサーバ２３０へ
送出する。ＥＰＧサーバ２３０は、これらの情報を編集
し、ＥＰＧを生成する。放送番組スケジュールサーバ２
２０に格納されている放送番組伝送制御情報と、ＥＰＧ
サーバ２３０に記憶されているＥＰＧとは、放送スケジ
ュールに従って順次読み出されて、それぞれ符号化制御
装置２４０とＥＰＧ送出装置２７０へ供給される。符号
化制御装置２４０の制御に従って、ベースバンド装置２
５０からマルチメディア情報が順次読み出され、放送番
組スケジュールに従って符号化された信号が多重化装置
２８０へ供給される。多重化装置２８０は、これらの情
報を多重化し、アップリンク装置へ送出する。
【００２１】このような放送装置２００の多重化装置２
８０より出力されるＴＳパケットについて説明する。図
２は、トランスポートストリーム及びそのＴＳパケット
の構成図である。トランスポートストリームは、放送番
組毎に放送番組の各コンポーネントのパケット（オーデ
ィオパケットとビデオパケット）とＰＳＩパケットとか
ら構成されている。さらに、各放送番組の案内をする番
組表であるＥＰＧパケットが付加されている。このよう
に、多重化装置２８０からは、各コンポーネントのパケ
ットと、ＰＳＩパケット、及びＥＰＧパケットが放送番
組スケジュールに従って順次生成され、アップリンク装
置へ送出されている。
８０より出力されるＴＳパケットについて説明する。図
２は、トランスポートストリーム及びそのＴＳパケット
の構成図である。トランスポートストリームは、放送番
組毎に放送番組の各コンポーネントのパケット（オーデ
ィオパケットとビデオパケット）とＰＳＩパケットとか
ら構成されている。さらに、各放送番組の案内をする番
組表であるＥＰＧパケットが付加されている。このよう
に、多重化装置２８０からは、各コンポーネントのパケ
ットと、ＰＳＩパケット、及びＥＰＧパケットが放送番
組スケジュールに従って順次生成され、アップリンク装
置へ送出されている。
【００２２】各ＴＳパケットは、４バイトのヘッダとオ
ーディオ、ビデオ等の各コンポーネント情報、ＥＰＧ、
ＰＭＴ、ＰＡＴ、ＥＩＴ等の情報が付加されて全体で１
８８バイトのパケットを構成する。さらに、ＴＳパケッ
トには誤り訂正符号が付加されているが、これについて
の説明は省略する。ヘッダには、パケットを識別するパ
ケット識別子（以下、ＰＩＤとする）が含まれている。
ーディオ、ビデオ等の各コンポーネント情報、ＥＰＧ、
ＰＭＴ、ＰＡＴ、ＥＩＴ等の情報が付加されて全体で１
８８バイトのパケットを構成する。さらに、ＴＳパケッ
トには誤り訂正符号が付加されているが、これについて
の説明は省略する。ヘッダには、パケットを識別するパ
ケット識別子（以下、ＰＩＤとする）が含まれている。
【００２３】ＰＳＩパケットは、上記説明のＥＩＴ、Ｐ
ＭＴ、ＰＡＴの３つのパケットを有している。図３は、
ＥＩＴ、ＰＭＴ、ＰＡＴの情報内容の説明である。ＥＩ
Ｔには、放送番組の放送スケジュールやコンポーネント
情報が含まれている。また、ＰＭＴには、放送番組を構
成する符号化されたマルチメディア情報のＴＳパケット
のＰＩＤ情報が含まれている。ＰＡＴには、ＰＭＴを伝
送するＴＳパケットのＰＩＤ情報が含まれている。すな
わち、ＰＭＴパケットを抽出するためには、まずＰＡＴ
パケットを抽出し、これによって指定されるＰＭＴパケ
ットを探す。
ＭＴ、ＰＡＴの３つのパケットを有している。図３は、
ＥＩＴ、ＰＭＴ、ＰＡＴの情報内容の説明である。ＥＩ
Ｔには、放送番組の放送スケジュールやコンポーネント
情報が含まれている。また、ＰＭＴには、放送番組を構
成する符号化されたマルチメディア情報のＴＳパケット
のＰＩＤ情報が含まれている。ＰＡＴには、ＰＭＴを伝
送するＴＳパケットのＰＩＤ情報が含まれている。すな
わち、ＰＭＴパケットを抽出するためには、まずＰＡＴ
パケットを抽出し、これによって指定されるＰＭＴパケ
ットを探す。
【００２４】図１に戻って、放送番組スケジュール監視
装置１００について説明する。サーバ情報取得手段１１
０は、放送番組スケジュールサーバ２２０に格納された
イベント情報と放送番組を構成するコンテンツを識別す
るコンテンツ識別情報とを取得し、比較手段１３０へ送
る。これらは、符号化・多重化処理が行われる前の情報
である。
装置１００について説明する。サーバ情報取得手段１１
０は、放送番組スケジュールサーバ２２０に格納された
イベント情報と放送番組を構成するコンテンツを識別す
るコンテンツ識別情報とを取得し、比較手段１３０へ送
る。これらは、符号化・多重化処理が行われる前の情報
である。
【００２５】パケット抽出手段１２０は、多重化装置２
８０から出力されるＴＳパケットのＰＩＤを監視し、Ｐ
ＩＤが所望のものであった場合、そのパケットを抽出
し、比較手段１３０へ送る。抽出するパケットは、ＥＭ
Ｉ、ＰＡＴ、ＰＡＴで指定されるＰＭＴである。
８０から出力されるＴＳパケットのＰＩＤを監視し、Ｐ
ＩＤが所望のものであった場合、そのパケットを抽出
し、比較手段１３０へ送る。抽出するパケットは、ＥＭ
Ｉ、ＰＡＴ、ＰＡＴで指定されるＰＭＴである。
【００２６】比較手段１３０は、サーバ情報取得手段１
１０により取得した情報とパケット抽出手段１２０より
取得した情報とを比較し、一致しているか否かを判定す
る。その結果は、切換え指令生成手段１４０へ送る。
１０により取得した情報とパケット抽出手段１２０より
取得した情報とを比較し、一致しているか否かを判定す
る。その結果は、切換え指令生成手段１４０へ送る。
【００２７】切換え指令生成手段１４０は、比較手段１
３０の結果に応じ、一致していないという判定がなされ
た場合、符号化装置から多重化装置に至る各装置を予備
装置へ切換える切換え指令を生成する。
３０の結果に応じ、一致していないという判定がなされ
た場合、符号化装置から多重化装置に至る各装置を予備
装置へ切換える切換え指令を生成する。
【００２８】このような構成の放送番組スケジュール監
視装置１００の動作及び放送番組スケジュール監視方法
について説明する。図４は、本発明の一実施の形態であ
る放送番組スケジュール監視装置における放送番組スケ
ジュール監視方法のフローチャートである。
視装置１００の動作及び放送番組スケジュール監視方法
について説明する。図４は、本発明の一実施の形態であ
る放送番組スケジュール監視装置における放送番組スケ
ジュール監視方法のフローチャートである。
【００２９】処理が開始される（Ｓ１）と、まず、多重
化装置２８０の出力するＴＳパケットのＰＩＤをチェッ
クし、ＥＩＴパケットを抽出する（Ｓ２）。ＥＩＴパケ
ットに含まれる各コンポーネントの情報、例えば、映像
のアスペクト比、解像度、音声モード、言語コード、当
該番組の属するジャンル、視聴制限年齢等の情報を放送
番組スケジュールサーバ２２０に保存された元の情報と
比較する（Ｓ３）。比較の結果、両者が一致していたか
否かを判定する（Ｓ４）。一致していなかった場合、Ｓ
９へ進む。一致していた場合、次へ進み、多重化装置２
８０の出力するＴＳパケットのＰＩＤをチェックし、Ｐ
ＡＴパケットを抽出し、ＰＡＴ中に指定されたＰＭＴパ
ケットのＰＩＤを参照する（Ｓ５）。Ｓ５で参照された
ＰＩＤに基づいて、多重化装置２８０の出力するＴＳパ
ケットのＰＩＤをチェックし、ＰＭＴパケットを抽出
し、ＰＭＴ中に指定された放送番組の各コンポーネント
のＰＩＤを参照する（Ｓ６）。Ｓ５及びＳ６で参照され
たＰＡＴ、ＰＭＴ及び各コンポーネントのＰＩＤを放送
番組スケジュールサーバ２２０に保存されている対応す
るＰＩＤと比較する（Ｓ７）。比較の結果、両者が一致
していたか否かを判定する（Ｓ８）。一致していた場
合、Ｓ２に戻り、監視を続ける。一致していない場合、
例えば、符号化装置から多重化装置に至る装置の出力が
異常であると判定し、多重装置の故障に備えて用意され
た予備多重装置の出力に切換えてアップリンク装置に供
給する（Ｓ９）。
化装置２８０の出力するＴＳパケットのＰＩＤをチェッ
クし、ＥＩＴパケットを抽出する（Ｓ２）。ＥＩＴパケ
ットに含まれる各コンポーネントの情報、例えば、映像
のアスペクト比、解像度、音声モード、言語コード、当
該番組の属するジャンル、視聴制限年齢等の情報を放送
番組スケジュールサーバ２２０に保存された元の情報と
比較する（Ｓ３）。比較の結果、両者が一致していたか
否かを判定する（Ｓ４）。一致していなかった場合、Ｓ
９へ進む。一致していた場合、次へ進み、多重化装置２
８０の出力するＴＳパケットのＰＩＤをチェックし、Ｐ
ＡＴパケットを抽出し、ＰＡＴ中に指定されたＰＭＴパ
ケットのＰＩＤを参照する（Ｓ５）。Ｓ５で参照された
ＰＩＤに基づいて、多重化装置２８０の出力するＴＳパ
ケットのＰＩＤをチェックし、ＰＭＴパケットを抽出
し、ＰＭＴ中に指定された放送番組の各コンポーネント
のＰＩＤを参照する（Ｓ６）。Ｓ５及びＳ６で参照され
たＰＡＴ、ＰＭＴ及び各コンポーネントのＰＩＤを放送
番組スケジュールサーバ２２０に保存されている対応す
るＰＩＤと比較する（Ｓ７）。比較の結果、両者が一致
していたか否かを判定する（Ｓ８）。一致していた場
合、Ｓ２に戻り、監視を続ける。一致していない場合、
例えば、符号化装置から多重化装置に至る装置の出力が
異常であると判定し、多重装置の故障に備えて用意され
た予備多重装置の出力に切換えてアップリンク装置に供
給する（Ｓ９）。
【００３０】以上説明したように、本発明の放送番組ス
ケジュール監視装置及びその監視方法によれば、多重化
装置の出力からＰＳＩパケットを抽出し、ＰＳＩパケッ
トの情報内容と放送番組スケジュール装置２２０に格納
された元に情報とを比較することにより、ＴＳパケット
の構成に異常がないかを各放送番組について常に監視
し、異常がある場合には、予備の多重装置の出力に切換
えるようにしている。
ケジュール監視装置及びその監視方法によれば、多重化
装置の出力からＰＳＩパケットを抽出し、ＰＳＩパケッ
トの情報内容と放送番組スケジュール装置２２０に格納
された元に情報とを比較することにより、ＴＳパケット
の構成に異常がないかを各放送番組について常に監視
し、異常がある場合には、予備の多重装置の出力に切換
えるようにしている。
【００３１】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、放送番組スケ
ジュール監視装置が有すべき機能の処理内容は、コンピ
ュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラ
ムに記述しておく。そして、このプログラムをコンピュ
ータで実行することにより、上記処理がコンピュータで
実現される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体と
しては、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場に
流通させる場合には、ＣＤ−ＲＯＭ(Compact Disc Read
Only Memory)やフロッピー（登録商標）ディスク等の
可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、
ネットワークを介して接続されたコンピュータの記憶装
置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコンピュ
ータに転送することもできる。コンピュータで実行する
際には、コンピュータ内のハードディスク装置等にプロ
グラムを格納しておき、メインメモリにロードして実行
する。
よって実現することができる。その場合、放送番組スケ
ジュール監視装置が有すべき機能の処理内容は、コンピ
ュータで読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラ
ムに記述しておく。そして、このプログラムをコンピュ
ータで実行することにより、上記処理がコンピュータで
実現される。コンピュータで読み取り可能な記録媒体と
しては、磁気記録装置や半導体メモリ等がある。市場に
流通させる場合には、ＣＤ−ＲＯＭ(Compact Disc Read
Only Memory)やフロッピー（登録商標）ディスク等の
可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、
ネットワークを介して接続されたコンピュータの記憶装
置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコンピュ
ータに転送することもできる。コンピュータで実行する
際には、コンピュータ内のハードディスク装置等にプロ
グラムを格納しておき、メインメモリにロードして実行
する。
【００３２】
【発明の効果】以上説明したように本発明の放送番組ス
ケジュール監視装置では、放送番組のスケジュールを管
理する放送番組スケジュールサーバからイベント情報と
コンテンツ識別情報とを取得するとともに、多重化装置
から出力されるトランスポートストリームパケットから
イベント情報とコンテンツ識別情報とを取得し、これら
が一致しているか否かを比較して、放送出力が指示通り
に提供されているかを監視する。
ケジュール監視装置では、放送番組のスケジュールを管
理する放送番組スケジュールサーバからイベント情報と
コンテンツ識別情報とを取得するとともに、多重化装置
から出力されるトランスポートストリームパケットから
イベント情報とコンテンツ識別情報とを取得し、これら
が一致しているか否かを比較して、放送出力が指示通り
に提供されているかを監視する。
【００３３】このように、多重化装置から出力される放
送信号と放送番組スケジュールサーバから取得した符号
化及び多重化前の元の情報とを比較することによって、
多重化装置からアップリンクに送られ、さらに通信衛星
に送られる放送信号が番組スケジュールに従って構成さ
れているかを常に監視することができる。目視による監
視ではないため、目視によって生じる様々な人為的ミス
を防止し、かつ経済的な放送番組のスケジュール監視が
可能になる。
送信号と放送番組スケジュールサーバから取得した符号
化及び多重化前の元の情報とを比較することによって、
多重化装置からアップリンクに送られ、さらに通信衛星
に送られる放送信号が番組スケジュールに従って構成さ
れているかを常に監視することができる。目視による監
視ではないため、目視によって生じる様々な人為的ミス
を防止し、かつ経済的な放送番組のスケジュール監視が
可能になる。
【００３４】また、本発明の放送番組スケジュール監視
方法では、放送番組スケジュールサーバより、符号化・
多重化される前の元のイベント情報とコンテンツ識別情
報とを取得し、符号化・多重化された後のトランスポー
トストリームからイベント情報とコンテンツ情報とを含
む所定のパケットを抽出する。これら元の情報と出力信
号の情報とを比較し、放送出力が指示通りに提供されて
いるかを監視する。
方法では、放送番組スケジュールサーバより、符号化・
多重化される前の元のイベント情報とコンテンツ識別情
報とを取得し、符号化・多重化された後のトランスポー
トストリームからイベント情報とコンテンツ情報とを含
む所定のパケットを抽出する。これら元の情報と出力信
号の情報とを比較し、放送出力が指示通りに提供されて
いるかを監視する。
【００３５】このように、多重化装置から出力される放
送信号と放送番組スケジュールサーバから取得した符号
化及び多重化前の元の情報とを比較することによって、
放送信号が番組スケジュールに従って構成されているか
を常に監視することができる。この結果、目視によって
生じる様々な人為的ミスを防止し、かつ経済的な放送番
組のスケジュール監視が可能になる。
送信号と放送番組スケジュールサーバから取得した符号
化及び多重化前の元の情報とを比較することによって、
放送信号が番組スケジュールに従って構成されているか
を常に監視することができる。この結果、目視によって
生じる様々な人為的ミスを防止し、かつ経済的な放送番
組のスケジュール監視が可能になる。
【図１】本発明の一実施の形態である放送番組スケジュ
ール監視装置が組み込まれた放送装置の構成図である。
ール監視装置が組み込まれた放送装置の構成図である。
【図２】トランスポートストリーム及びそのＴＳパケッ
トの構成図である。
トの構成図である。
【図３】ＥＩＴ、ＰＭＴ、ＰＡＴの情報内容の説明であ
る。
る。
【図４】本発明の一実施の形態である放送番組スケジュ
ール監視装置における放送番組スケジュール監視方法の
フローチャートである。
ール監視装置における放送番組スケジュール監視方法の
フローチャートである。
【図５】従来の衛星デジタル放送に用いられる放送装置
の概略構成図である。
の概略構成図である。
１００…放送番組スケジュール監視装置、１１０…サー
バ情報取得手段、１２０…パケット抽出手段、１３０…
比較手段、１４０切換え指令生成手段、２００…放送装
置、２１０…放送番組スケジュール入力端末、２２０…
放送番組スケジュールサーバ、２３０…ＥＰＧサーバ、
２４０…符号化制御装置、２５０…ベースバンド装置、
２６１、２６２、２６３…符号化装置、２７０…ＥＰＧ
送出装置、２８０多重化装置
バ情報取得手段、１２０…パケット抽出手段、１３０…
比較手段、１４０切換え指令生成手段、２００…放送装
置、２１０…放送番組スケジュール入力端末、２２０…
放送番組スケジュールサーバ、２３０…ＥＰＧサーバ、
２４０…符号化制御装置、２５０…ベースバンド装置、
２６１、２６２、２６３…符号化装置、２７０…ＥＰＧ
送出装置、２８０多重化装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 7/035
Claims (7)
- 【請求項１】 デジタル放送の放送出力が放送番組スケ
ジュールの指示通りに提供されているかを監視する放送
番組スケジュール監視装置において、 前記デジタル放送の放送番組スケジュールを管理する放
送番組スケジュールサーバの保有する放送番組のイベン
ト情報及び放送番組を構成するコンテンツを識別するコ
ンテンツ識別情報とを取得するサーバ情報取得手段と、 前記デジタル放送のための多重化装置から出力されるト
ランスポートストリームから前記放送番組のイベント情
報及びコンテンツ識別情報を有する所定のパケットを抽
出するパケット抽出手段と、 前記サーバ情報取得手段の取得した放送番組のイベント
情報及びコンテンツ識別情報と前記パケット抽出手段の
取得した放送番組のイベント情報及びコンテンツ識別情
報とが一致しているか否かを比較する比較手段と、 を有することを特徴とする放送番組スケジュール監視装
置。 - 【請求項２】 前記放送番組スケジュール監視装置は、
さらに、前記比較手段により一致していないという判定
が行われた場合、前記放送番組を構成するマルチメディ
ア情報を符号化する符号化装置から前記符号化された情
報を多重化する多重化装置に至る稼働中の各装置を前記
各装置の予備装置へ切換える切換え指令を生成する切換
え指令生成手段を有することを特徴とする請求項１記載
の放送番組スケジュール監視装置。 - 【請求項３】 前記パケット抽出手段は、前記放送番組
の放送番組名と放送時間を含むイベント情報を有するパ
ケットを抽出し、 前記比較手段は、前記パケットに含まれるイベント情報
と前記サーバ情報取得手段により取得したイベント情報
とを比較し、一致しているか否かを判定することを特徴
とする請求項１記載の放送番組スケジュール監視装置。 - 【請求項４】 前記パケット抽出手段は、前記トランス
ポートストリームを構成するパケットの識別子を調べ、
前記識別子がＥＩＴ（Event Information Table）であ
るパケットを抽出することを特徴とする請求項３記載の
放送番組スケジュール監視装置。 - 【請求項５】 前記パケット抽出手段は、前記放送番組
を構成する符号化されたマルチメディア情報を伝送する
ためのパケットの識別子を有するパケットを抽出し、 前記比較手段は、前記パケットに含まれる符号化された
マルチメディア情報を伝送するためのパケットの識別子
と前記サーバ情報取得手段により取得した符号化された
マルチメディア情報を伝送するためのパケットの識別子
とを比較し、一致しているか否かを判定することを特徴
とする請求項１記載の放送番組スケジュール監視装置 - 【請求項６】 前記パケット抽出手段は、前記トランス
ポートストリームを構成するパケットの識別子を調べ、
前記識別子がＰＡＴ（Program AssociationTable）であ
るパケットを抽出し、前記ＰＡＴパケットに含まれる所
定のＰＭＴ（Program Map Table）パケットの識別子を
参照して前記所定のＰＭＴパケットを抽出することを特
徴とする請求項５記載の放送番組スケジュール監視装
置。 - 【請求項７】 デジタル放送の放送出力が放送番組スケ
ジュールの指示通りに提供されているかを監視する放送
番組スケジュール監視方法において、 前記デジタル放送の放送番組スケジュールを管理する放
送番組スケジュールサーバの保有する放送番組のイベン
ト情報及び放送番組を構成するコンテンツを識別するコ
ンテンツ識別情報とを取得し、 前記デジタル放送のための多重化装置から出力されるト
ランスポートストリームから前記放送番組のイベント情
報及びコンテンツ識別情報を有する所定のパケットを抽
出し、 前記放送番組スケジュールサーバより取得した放送番組
のイベント情報及びコンテンツ識別情報と前記トランス
ポートストリームの所定のパケットより取得した放送番
組のイベント情報及びコンテンツ識別情報とが一致して
いるか否かを比較する手順を有することを特徴とする放
送番組スケジュール監視方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000074535A JP2001268600A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 放送番組スケジュール監視装置及びその監視方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000074535A JP2001268600A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 放送番組スケジュール監視装置及びその監視方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001268600A true JP2001268600A (ja) | 2001-09-28 |
Family
ID=18592567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000074535A Pending JP2001268600A (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | 放送番組スケジュール監視装置及びその監視方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001268600A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007036798A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | トランスポート・ストリーム監視装置 |
| KR100748684B1 (ko) | 2005-12-19 | 2007-08-13 | 삼성전자주식회사 | 방송 시스템의 방송 스케쥴 경합 검사 방법 및 그 장치 |
| JP2007318452A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Fujitsu Ltd | 映像受信装置および誤配信防止方法 |
| JP2009077164A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Hitachi Koukiyou Syst Eng Kk | 放送配信監視システムおよび放送配信監視方法、並びに放送配信情報取得装置および取得方法 |
| US7764280B2 (en) | 2006-04-26 | 2010-07-27 | Pioneer Corporation | Content display system and method |
-
2000
- 2000-03-16 JP JP2000074535A patent/JP2001268600A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007036798A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | トランスポート・ストリーム監視装置 |
| JP4573723B2 (ja) * | 2005-07-28 | 2010-11-04 | 日本放送協会 | トランスポート・ストリーム監視装置 |
| KR100748684B1 (ko) | 2005-12-19 | 2007-08-13 | 삼성전자주식회사 | 방송 시스템의 방송 스케쥴 경합 검사 방법 및 그 장치 |
| US7774813B2 (en) | 2005-12-19 | 2010-08-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Apparatus and method for checking for broadcasting schedule overlap in broadcasting system |
| US7764280B2 (en) | 2006-04-26 | 2010-07-27 | Pioneer Corporation | Content display system and method |
| JP2007318452A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Fujitsu Ltd | 映像受信装置および誤配信防止方法 |
| JP2009077164A (ja) * | 2007-09-20 | 2009-04-09 | Hitachi Koukiyou Syst Eng Kk | 放送配信監視システムおよび放送配信監視方法、並びに放送配信情報取得装置および取得方法 |
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