JP2001268446A - 二次元撮像素子の駆動制御方法 - Google Patents

二次元撮像素子の駆動制御方法

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JP2001268446A
JP2001268446A JP2000072979A JP2000072979A JP2001268446A JP 2001268446 A JP2001268446 A JP 2001268446A JP 2000072979 A JP2000072979 A JP 2000072979A JP 2000072979 A JP2000072979 A JP 2000072979A JP 2001268446 A JP2001268446 A JP 2001268446A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平シフトレジスタの飽和による画像劣化を
回避しつつ、不要画像領域に相当する信号電荷を可及的
速やかに排出可能とした二次元撮像素子の駆動制御方法
を提供する。 【解決手段】 マトリクス状に配列された複数のフォト
センサと、各フォトセンサの信号電荷を列毎に垂直方向
へと転送する複数の垂直シフトレジスタと、各垂直シフ
トレジスタから転送されてくる信号電荷を水平方向へと
転送して外部へと出力する水平シフトレジスタとを有す
る二次元撮像素子の駆動制御方法であって、垂直シフト
レジスタを1水平期間内に複数段転送させる連続垂直転
送動作と、水平シフトレジスタを1水平期間内に1水平
ライン画素相当段転送させる連続水平転送動作とを、同
時並行的に規定水平期間回数だけ繰り返し実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CCD撮像素子
に代表される二次元撮像素子の駆動制御方法に係り、特
に、水平シフトレジスタの飽和による画像劣化を回避し
つつ、不要画像領域に相当する信号電荷を可及的速やか
に排出して、有効画像の高速読み出しを可能とした二次
元撮像素子の駆動制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD撮像素子に代表される固体撮像素
子では、フォトダイオードやフォトトランジスタ等のフ
ォトセンサを複数個マトリクス状に配列し、各フォトセ
ンサ毎に入射された光情報に比例する信号電荷を蓄積す
ることにより、二次元画像データを生成している。各フ
ォトセンサに蓄積された信号電荷は、インターライン転
送方式やフレーム転送方式などの転送方法により一次元
の映像信号として外部に出力される。
【0003】図14は、インターライン転送方式型のC
CD撮像素子の基本構成を示すもので、m行×n列のマ
トリクス状に配列された複数個のフォトセンサPhと、
これらフォトセンサPhの列毎に配備されるn個の垂直
シフトレジスタVR1〜VRnと、各垂直シフトレジス
タVR1〜VRnの出力側に配備される水平シフトレジ
スタHRとを、主要構成として備えている。なお、図中
14は出力バッファである。
【0004】各垂直シフトレジスタVR1〜VRnの各
転送部(ステージ)には、それぞれその転送部に電荷を
転送するフォトセンサPhがm行×n列のマトリクスの
どの位置にあるかを示すアドレスが示してある。また水
平シフトレジスタHRの各転送部に示される数値は、そ
れぞれその転送部に何列目のフォトダイオードPhから
の電荷が転送されるかを示すものである。
【0005】各垂直シフトレジスタVR1〜VRn,水
平シフトレジスタHRは、CCD(電荷結合素子)によ
り構成されており、各フォトセンサPh,垂直シフトレ
ジスタVR1〜VRn,水平シフトレジスタHRは、そ
れぞれ図示しない駆動制御部よりビデオ規格に基づくタ
イミングで与えられる転送パルスTP1(電荷取込パル
ス),TP2(垂直転送パルス),TP3(水平転送パ
ルス)を受けて、内部に蓄積された信号電荷を転送す
る。なお、それらの転送パルスTP1,TP2,TP3
は、この明細書では便宜的に単一のパルスで表されてい
るが、実際は、単一のパルスで構成されているものでは
なく、2相、3相、4相と言った多相パルスで構成され
るのが通例である。一例としては、各転送パルスの1段
の転送に要する多相一組のパルスの期間は、TP1では
約7.5μs以上、TP2では約8.0μs以上、TP
3では約40ns以上である。
【0006】図15は、上記撮像素子から得られる映像
信号のフォーマットを示す。なお図中、1垂直期間毎の
映像信号(上段)の1ライン分の出力データには、それ
ぞれそのデータが何ライン目のフォトセンサPhに対応
するかを示す数値が、また各水平期間毎の詳細な映像信
号(下段)の1画素分の出力データには、そのデータに
対応するフォトセンサPhのアドレスが、それぞれ示さ
れている。
【0007】まず最初の垂直期間が開始され、垂直ブラ
ンキング期間内に第1の転送パルスTP1が出力され
る。この転送パルスTP1は各フォトセンサPhに同時
に与えられ、それぞれのフォトセンサPhに蓄積された
電荷が対応する垂直シフトレジスタVR1〜VRnに一
斉に転送される。
【0008】次に、第1の水平期間が開始され、水平ブ
ランキング期間内に、各垂直シフトレジスタVR1〜V
Rnに第2の転送パルスTP2が与えられる。この転送
パルスTP2により、各垂直シフトレジスタVR1〜V
Rn内の信号電荷は1画素ずつシフトされて、一番先頭
の1ライン分の信号電荷(図中、アドレス(1,1)
(1,2)・・・(1,n)の画素に対応する電荷)が
水平シフトレジスタHR側へと転送される。
【0009】次いで、1水平期間が終了するまでの間
に、水平シフトレジスタHRに対し、第3の転送パルス
TP3が1水平ライン画素相当数であるn個連続して与
えられる。これにより水平シフトレジスタHR内に蓄積
された1ライン分の信号電荷は1画素ずつシフトされ、
最前方の電荷より順次出力される。
【0010】以下同様にして、各水平期間毎に各垂直シ
フトレジスタVR1〜VRnに転送パルスTP2が与え
られて、1ライン分の信号電荷が水平シフトレジスタH
Rへと転送された後、水平シフトレジスタHR側にn個
の転送パルスTP3が与えられて前記転送された1ライ
ン分の信号電荷が1画素ずつ出力される。この水平期間
がm回繰り返されることにより1垂直期間が終了する。
【0011】図16は、上記の動作により生成された二
次元画像のデータ構成を示すもので、各フォトダイオー
ドPhに対応する各画素がフォトダイオードの配列状態
と同様のマトリクス状に配置された画像データが生成さ
れる。
【0012】上記インターライン方式の固体撮像素子を
用いた撮像装置は、現行のビデオ規格に伴い、1フィー
ルド分の映像信号を1/60秒の時間間隔で出力するよ
うに設定されている。したがってこの現行の方式により
出力される映像信号を画像処理装置に取り込んで処理を
行う場合、入力された映像信号をリアルタイムで処理し
ても1秒間に60回の処理を行うのが限度であり、それ
以上の高速化は図れないという問題がある。
【0013】特開平10−191176号公報には、一
画面分の映像信号をより高速に読み出すことを可能とす
る技術が開示されている。この公報開示技術にあって
は、一画面を構成する信号電荷の中で、不要画像領域に
相当する信号電荷については通常よりも高速で読み出す
一方、有効画像領域に相当する信号電荷については必要
な分解能で読み出すようにしたものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記の公報開示技術に
あっては、不要画像領域に相当する信号電荷を高速に読
み出すについて、垂直シフトレジスタを水平ブランキン
グ期間内に複数段転送させる連続垂直転送動作と、水平
シフトレジスタを水平ブランキング期間外に1水平ライ
ン画素相当段転送させる連続水平転送動作とを、交互に
規定水平期間回数だけ繰り返すと言う手法を採用してい
る。換言すれば、連続垂直転送動作中にあっては、水平
シフトレジスタの転送動作は停止され、複数行分の信号
電荷は水平シフトレジスタの各ステージにおいて列毎に
一括加算される。
【0015】そのため、不要画像領域に輝度の高い画像
が存在したり、或いは、一括加算される水平ライン数が
多いと、水平シフトレジスタのいずれかのステージにお
いて信号電荷が飽和する確率が高くなり、スミヤの発生
等により読み出される画像が劣化すると言う問題点が指
摘されている。
【0016】この発明は、上記問題点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、水平シフトレジス
タの飽和による画像劣化を回避しつつ、不要画像領域に
相当する信号電荷を可及的速やかに排出可能とした二次
元撮像素子の駆動制御方法を提供することにある。
【0017】この発明の他の目的とするところは、水平
シフトレジスタの飽和による画像劣化を回避しつつ、不
要画像領域に相当する信号電荷を可及的速やかに排出し
て、有効画像の高速読み出しを可能とした二次元撮像素
子の画像読出方法を提供することにある。
【0018】この発明の他の目的とするところは、応答
速度の速いビジュアル計測(例えば、光切断法を利用し
た変位計測、三次元計測等)に好適な計測方法を提供す
ることにある。
【0019】この発明の他の目的とするところは、応答
速度の速いビジュアル計測(例えば、光切断法を利用し
た変位計測、三次元計測等)に好適な撮像装置を提供す
ることにある。
【0020】この発明の他の目的とするところは、応答
速度の速いビジュアル計測(例えば、光切断法を利用し
た変位計測、三次元計測等)に好適な計測装置を提供す
ることにある。
【0021】この発明のさらに他の目的又は作用効果に
ついては、明細書の以下の記述により、当業者であれば
容易に理解されるであろう。
【0022】
【課題を解決するための手段】この発明の二次元撮像素
子の駆動制御方法は、マトリクス状に配列された複数の
フォトセンサと、各フォトセンサの信号電荷を列毎に垂
直方向へと転送する複数の垂直シフトレジスタと、各垂
直シフトレジスタから転送されてくる信号電荷を水平方
向へと転送して外部へと出力する水平シフトレジスタと
を有する二次元撮像素子を使用することを前提としてい
る。
【0023】ここで、二次元撮像素子には、少なくと
も、CCD撮像素子が含まれる。また、『水平』並びに
『垂直』の語は、この種の映像信号に関する技術用語に
ならったもので、物理的な意味での水平並びに垂直では
ないことは言うまでもない。
【0024】この発明の要部は、垂直シフトレジスタを
1水平期間内に複数段転送させる連続垂直転送動作と、
水平シフトレジスタを1水平期間内に1水平ライン画素
相当段転送させる連続水平転送動作とを、同時並行的に
規定水平期間回数だけ繰り返し実行させる、と言う点に
ある。
【0025】ここで、『同時並行的に』としたのは、連
続垂直転送動作と連続水平転送動作とを1水平期間内に
おいて時間帯をずらせて別々に行うようにした従来技術
との差異を明らかにするためである。『同時並行的』の
態様には、次の二つの態様が少なくとも含まれる。
【0026】第1の態様では、連続水平転送動作の開始
前に1若しくは2以上の段数の垂直転送動作を行ない、
かつ連続水平転送動作の開始後に1若しくは2以上の段
数の垂直転送動作を行う。
【0027】第2の態様では、連続水平転送動作の開始
前に垂直転送動作を行わず、かつ連続垂直転送動作の開
始後に2以上の段数の垂直転送動作を行う。
【0028】ここで、『連続水平転送動作の開始前』と
は、例えば、1水平期間内の前部に位置するブランキン
グ期間が含まれる。
【0029】このような構成によれば、各垂直シフトレ
ジスタにより連続垂直転送される複数個の信号電荷は、
水平シフトレジスタ上の2以上のステージに分散重畳し
て移送される。そのため、画面上の高輝度領域に対応し
て特定の垂直シフトレジスタの一連のステージに比較的
多量の信号電荷が格納されていても、そのような電荷は
水平シフトレジスタ上の複数のステージに分散して重畳
移送されるので、水平シフトレジスタ上のいずれかのス
テージにおいて信号電荷が飽和する確率が低くなり、水
平シフトレジスタの飽和による画像劣化を回避しつつ、
不要画像領域に相当する信号電荷を可及的速やかに排出
可能となる。
【0030】次に、この発明の二次元撮像素子の画像読
出方法は、マトリクス状に配列された複数のフォトセン
サと、各フォトセンサの信号電荷を列毎に垂直方向へと
転送する複数の垂直シフトレジスタと、各垂直シフトレ
ジスタから転送されてくる信号電荷を水平方向へと転送
して外部へと出力する水平シフトレジスタとを有する二
次元撮像素子から撮影画像に相当する信号電荷を読み出
すものであることを前提としている。
【0031】この発明の要部は、不要画像部分に相当す
る水平ライン帯については、先に説明した本発明の二次
元撮像素子の駆動制御方法を使用して信号電荷の高速読
み出しを行なう一方、有効画像部分に相当する水平ライ
ン帯については、垂直シフトレジスタを水平ブランキン
グ期間内に1若しくは複数段転送させる連続垂直転送動
作と、水平シフトレジスタを1水平期間内に1水平ライ
ン画素相当段転送させる連続水平転送動作とを、交互に
規定水平期間回数だけ繰り返し実行させる二次元撮像装
置の駆動制御方法を使用して信号電荷の読み出しを行
う、と言う点にある。
【0032】ここで、『不要画像部分』並びに『有効画
像部分』の定義については、予め特定の水平ライン帯を
そのように割り付けてもよいし、実際の画像をモニタに
て確認後、手動若しくは自動で該当する水平ライン帯を
そのように割り付けてもよいであろう。
【0033】このような構成によれば、水平シフトレジ
スタの飽和による画像劣化を回避しつつ、不要画像領域
に相当する信号電荷を可及的速やかに排出して、有効画
像を高速に読み出すことが可能となる。
【0034】次に、この発明の計測方法は、マトリクス
状に配列された複数のフォトセンサと、各フォトセンサ
の信号電荷を列毎に垂直方向へと転送する複数の垂直シ
フトレジスタと、各垂直シフトレジスタから転送されて
くる信号電荷を水平方向へと転送して外部へと出力する
水平シフトレジスタとを有する二次元撮像素子から撮影
画像を読み出し、該読み出した撮影画像に対して画像処
理を施すことにより、計測対象量を求めることを前提と
している。
【0035】この発明の要部は、前記画像処理に必要な
撮影画像の読み出し動作は、先に説明した画像読出方法
を使用して行われる、と言う点にある。
【0036】このような構成によれば、応答速度の速い
ビジュアル計測(例えば、光切断法を利用した変位計
測、三次元計測等)が可能となる。
【0037】この発明の撮像装置は、マトリクス状に配
列された複数のフォトセンサと、各フォトセンサの信号
電荷を列毎に垂直方向へと転送する複数の垂直シフトレ
ジスタと、各垂直シフトレジスタから転送されてくる信
号電荷を水平方向へと転送して外部へと出力する水平シ
フトレジスタとを有する二次元撮像素子と、前記二次元
撮像素子の各フォトセンサ,垂直シフトレジスタ,水平
シフトレジスタに対し、それぞれ保有する信号電荷を転
送させるための転送パルスを生成する転送パルス発生部
と、1水平期間内に何行分の画像データを出力するかを
示す転送ライン数を指定するための転送ライン数指定部
とを備える、ことを前提としている。
【0038】加えて、この発明の要部は、前記転送パル
ス発生部は、各垂直期間の開始時に各フォトセンサの信
号電荷を垂直シフトレジスタ側に取り込むための第1の
転送パルスを送出する電荷取込用転送パルス送出処理
と、各水平期間毎に、各垂直シフトレジスタに対して、
前記転送ライン数指定部にて指定された転送ライン数分
の第2の転送パルスを送出する垂直転送パルス列送出処
理と、各水平期間毎に、前記水平シフトレジスタに対し
て、1ライン画素数分の第3の転送パルスを送出する水
平転送パルス列送出処理と、を実行すると共に、前記垂
直転送パルス列送出処理と前記水平転送パルス列送出処
理とは同時並行的に実行される、と言う点にある。
【0039】この発明にあっても、『同時並行的』なる
概念には次のような少なくとも2つの態様が含まれる。
【0040】第1の態様においては、第3の転送パルス
列の送出開始前に1若しくは2以上の個数の第2の転送
パルスを送出し、かつ第3の転送パルス列の送出開始後
に1若しくは2以上の個数の第2の転送パルスを送出す
る。
【0041】第2の態様においては、第3の転送パルス
列の送出開始前に第2の転送パルスを送出せず、かつ第
3の転送パルス列の送出開始後に2以上の個数の第2の
転送パルスを送出する。なお、一般に良く知られている
ように、この種の二次元撮像素子(例えば、CCD撮像
素子等)の第1、第2、及び第3の転送パルスは、それ
ぞれ2相、3相、4相と言った多相パルスで構成されて
いる場合が多い。そのため、このような多相パルス列が
使用される場合には、第2及び第3の転送パルスに関し
て言う『1個のパルス』とは、該当するシフトレジスタ
を1段転送乃至移送するために必要な多相一組のパルス
のことを意味している。
【0042】このような構成によれば、応答速度の速い
ビジュアル計測(例えば、光切断法を利用した変位計
測、三次元計測等)に好適な撮像装置を提供できる。
【0043】この発明の好ましい実施の形態において
は、転送ライン数指定部は、各水平期間毎の転送ライン
数を記憶する転送ライン数テーブルを具備し、各水平期
間毎にその期間に対応する転送ライン数を前記転送ライ
ン数テーブルより読み出して転送ライン数の指定を行
う。
【0044】このような構成によれば、転送ライン数テ
ーブルの内容を外部から制御することにより、任意の水
平ライン帯に属する画像を水平シフトレジスタを飽和さ
せること無く、高速に読み出すことができる。
【0045】この発明の計測装置は、先に説明した本発
明の撮像装置と、この撮像装置より出力された画像デー
タを入力して、所定の画像処理を実施する画像処理装置
とを備えてなるものである。
【0046】このような構成によれば、応答速度の速い
ビジュアル計測(例えば、光切断法を利用した変位計
測、三次元計測等)が可能となる。
【0047】
【発明の実施の形態】この発明の一実施例にかかるビジ
ュアル計測装置(例えば、光切断法応用の変位センサ、
三次元センサ等)の構成を示すブロック図が図1に示さ
れている。
【0048】同図に示されるように、ビジュアル計測装
置100は、二次元画像の映像信号を生成して出力する
撮像装置1と、この撮像装置1から出力される映像信号
を取り込んで計測に必要な画像処理を実行する画像処理
装置2とを、主要構成として備えている。
【0049】撮像装置1は、固体撮像素子としてのCC
D撮像素子11(図中「CCD」と略す)と、転送パル
ス発生部12と、転送ライン数指定部13と、出力バッ
ファ14と、転送ラインテーブル15とを含んでいる。
【0050】画像処理装置2は、撮像装置1からの映像
信号をA/D変換するための画像入力部21と、変換処
理後のディジタル画像を用いて所定の計測のための画像
処理を実施する画像処理部22と、この画像処理結果を
外部に出力するための出力部23とを含んでいる。
【0051】CCD撮像素子11は、前記した図14の
ものと同様の構成を備えるもので、転送パルス発生部1
2より出力される第1〜第3の転送パルスTP1〜TP
3を受けて動作する。すなわち第1の転送パルスTP1
が与えられる毎に、各フォトセンサPhに蓄積された信
号電荷が垂直シフトレジスタVR1〜VRnに転送さ
れ、第2の転送パルスTP2が与えられる毎に、各垂直
シフトレジスタVR1〜VRnの蓄積電荷が1画素ずつ
シフトされて、先頭の1ライン分の信号電荷が水平シフ
トレジスタHRに転送される。さらに第3の転送パルス
TP3が与えられる都度、水平シフトレジスタHRに蓄
積された信号電荷が1画素ずつ走査され、先頭の信号電
荷が出力バッファ14を介して画像処理装置2へと出力
される。
【0052】後に詳細に説明するように、この実施形態
の撮像装置1は、1水平期間内に第2の転送パルスTP
2を複数個出力することにより、垂直シフトレジスタを
1水平期間内に複数段転送させる連続垂直転送動作と、
1水平期間内に第3の転送パルスTP3をn個出力する
ことにより、水平シフトレジスタを1水平期間内に1水
平ライン画素相当段転送させる連続水平転送動作とを、
同時並行的に規定水平期間回数だけ繰り返し実行するこ
とにより、不要画像に相当する信号電荷を高速に読み出
すことが可能に構成されている。
【0053】転送ライン数指定部13は、1水平期間内
に何ライン分の画像データを転送するかを設定するため
のもので、設定された転送ライン数は、2ビット構成の
転送ライン数信号L1,L2に変換されて、転送パルス
発生部4に出力される。
【0054】転送ライン数毎の転送ライン数信号L1,
L2のデータ構成が図2に示されている。同図に示され
るように、1〜4までの各転送ライン数について、それ
ぞれ「00」,「10」,「01」,「11」のコード
が割り当てられており、そのコードの上位ビットがL1
として、下位ビットがL2として、それぞれ設定されて
いる。
【0055】転送パルス発生部12における第2の転送
パルスTP2の生成部の内部構成が図3に示されてい
る。同図に示されるように、第2の転送パルス生成部に
は、4個のタイミング発生部121,122,123,
124と、各タイミング発生部121〜124からのパ
ルス列を選択的に出力するマルチプレクサ125とが含
まれている。
【0056】各タイミング発生部121〜124は、そ
れぞれ1〜4ライン分の転送用に用いられるもので、通
常のビデオ規格の水平期間と同じ長さの期間内に、対応
する転送ライン数分の第2の転送パルスTP2を出力す
る。各タイミング発生部121〜124からの転送パル
スTP2の出力態様が図4に示されている。なお、先に
説明したように、転送パルスTP2は多相パルスで構成
されており、図中1個のパルスで表されている部分は、
実際は、垂直シフトレジスタを1段転送乃至移送させる
に必要な多相一組のパルスを意味している。この例で
は、転送パルスTP2の1個のパルスに相当する多相一
組のパルスの出力期間は約8μs以上が必要であり、通
常の垂直ブランキング期間を想定すると、垂直ブランキ
ング期間内には約2個程度のパルスの出力が可能であ
る。
【0057】同図に示されるように、1ライン転送用の
タイミング発生部121は、水平ブランキング期間内に
1個のパルスを出力する。なお、1個のパルスとは、多
相一組のパルスの意味である。以下、同様である。
【0058】2ライン転送用のタイミング発生部122
は、水平ブランキング期間内に1個のパルスを、また水
平ブランキング期間外に1個のパルスを出力する。
【0059】3ライン転送用のタイミング発生部123
は、水平ブランキング期間内に1個のパルスを、また水
平ブランキング期間外に2個のパルスを出力する。
【0060】4ライン転送用のタイミング発生部124
は、水平ブランキング期間内に1個のパルスを、また水
平ブランキング期間外に3個のパルスを出力する。
【0061】マルチプレクサ125は、これらタイミン
グ発生部121〜124の中から転送ライン数信号L
1,L2の示す転送ライン数用のタイミング発生部を選
択し、その信号の入力経路をCCD撮像素子11への出
力経路に接続する。これにより選択されたタイミング発
生部の出力パルスが転送パルスTP2として採用され、
CCD撮像素子11へと与えられる。
【0062】なお、ここでは図示しないが、第1の転送
パルスTP1の生成部も、上記と同様に、各転送ライン
数用の4個のタイミング発生部とマルチプレクサとによ
り構成される。このうち1ライン転送用のタイミング発
生部は、通常のビデオ規格に基づくタイミングでパルス
信号を1個出力するのに対し、2ライン〜4ライン転送
用の各タイミング発生部は、転送ライン数で定まる一画
面分の電荷の出力周期毎にパルス信号を1個出力する。
マルチプレクサが前記と同様に転送ライン数信号L1,
L2に対応するタイミング発生部を選択することによ
り、そのタイミング発生部の出力パルスが転送パルスT
P1として出力され、CCD撮像素子11に与えられ
る。
【0063】CCD撮像素子11のより具体的な一例の
画素配列が図5に示されている。なお、説明の便宜上、
画素の大きさは実際よりもかなり誇張して描かれている
ことに注意されたい。
【0064】同図において、Phは標準的なビデオカメ
ラの視野に対応して垂直方向501行×水平方向700
列のマトリクス状に配列されたフォトセンサ群(画素
群)の各構成画素、VRは画素群を構成する各画素Ph
の出力を各列毎に垂直方向へと移送する垂直シフトレジ
スタ、HRは各列の垂直シフトレジスタVRから移送さ
れてくる電荷を受け取ると共にこれを水平方向へと移送
する水平シフトレジスタ、14は水平シフトレジスタH
Rから移送されてくる電荷を外部へ出力するための出力
バッファである。
【0065】画素Phの中で図中白抜きにて表された画
素Ph1は光感応画素であり、図中ハッチングにて塗り
つぶされて表された画素Ph2はオプティカルブラック
画素である。それらの画素Ph1,Ph2はいずれもフ
ォトダイオードを基本とした素子構造を有する。垂直並
びに水平シフトレジスタVR,HRはCCDを基本とし
た素子構造を有する。
【0066】当業者にはよく知られているように、オプ
ティカルブラック画素Ph2とは遮光マスクにより受光
不能としたり、受光しても電荷が蓄積されないようにし
たり、或いは受光により蓄積された電荷が取り出せない
ように改変した画素のことで、その出力は受光量に拘わ
らず常に規定の暗レベルとなる。光感応画素Ph1とは
そのような特別の改変を加えていない通常の画素のこと
で、その出力は受光量に応じた明レベルとなる。
【0067】図5の例では、画素群を構成する画素Ph
の中で、画面上縁部近傍の12本の水平ライン(水平画
素列の意味)に属する画素と画面下縁部近傍の3本の水
平ラインに属する画素は全てオプティカルブラック画素
Ph2とされている。それら上縁部12本の水平ライン
並びに下縁部3本の水平ラインに挟まれた中央部に位置
する485本の水平ラインに属する画素Phの大部分は
光感応画素Ph1とされている。
【0068】より厳密に言えば、中央部の485本の水
平ラインに属する画素Phの中で、画面左縁部近傍の3
本の垂直ライン(垂直画素列の意味)に属する画素Ph
と画面右縁部近傍の40本の垂直ラインに属する画素P
hは全てオプティカルブラック画素Ph2とされてい
る。それら左縁部3本の垂直ライン並びに右縁部40本
の垂直ラインに挟まれた中央部に位置する657本の垂
直ラインに属する画素Phは全て光感応画素Ph1とさ
れている。
【0069】同CCD撮像素子(ビデオカメラ用)にお
ける光感応画素領域とオプティカルブラック画素領域と
の関係が実際の画面縦横比で図6に示されている。同図
に示されるように、光感応画素領域(486行×657
列)は、受光面全体(501行×700列)の大部分を
占めていることが理解される。
【0070】今仮に、ビジュアル計測装置100に必要
とされる光像が、図6に示される受光面上において、2
02〜301ラインの水平ライン帯(点線にて囲まれた
領域)に存在するものと想定する。この場合、同図に記
述されているように、受光面上の202〜301ライン
の100ラインが有効画像領域とされ、1〜201ライ
ンの201ライン並びに302〜501ラインの200
ラインが前段及び後段の不要画像領域とされる。応答性
の良好なビジュアル計測装置を実現するためには、この
ような一画面分の画像データ(信号電荷)を、有効画像
領域のデータを壊すことなく、できる限り速やかに読み
出す必要がある。
【0071】そこで、この実施形態においては、以下に
詳細に説明するように、不要画像領域に相当する水平ラ
イン帯(1〜200ラインの200ライン並びに302
〜500ラインの199ライン)については、第1のC
CD駆動制御方法を使用して信号電荷の高速読み出しを
行なう。一方、有効画像部分に相当する水平ライン帯
(201〜301ラインの100ライン)については、
第2のCCD駆動制御方法を使用して信号電荷の読み出
しを行う。水平ライン201および501については、
これらは不要画像領域の最後尾に位置するので、水平シ
フトレジスタHRの電荷を一掃するために、第2のCC
D駆動制御方法を使用する。
【0072】ここで、第1のCCD駆動制御方法では、
垂直シフトレジスタを1水平期間内に4段転送させる連
続垂直転送動作と、水平シフトレジスタを1水平期間内
に1水平ライン画素相当段転送させる連続水平転送動作
とを、同時並行的に規定水平期間回数だけ繰り返し実行
させる。これに対して、第2のCCD駆動制御方法で
は、1水平ラインづつ或いは複数ラインを列毎に加算し
て出力する二次元撮像装置の駆動制御方法を使用して信
号電荷の読み出しを行う。
【0073】図6に示した画像に対する転送ライン数テ
ーブル15の設定例が図7に示されている。同図に示さ
れるように、この転送ラインテーブル15には、何度目
の水平期間であるかを示す水平期間カウンタ値に対応さ
せて、それぞれその水平期間における転送ライン数の設
定値が、転送ライン数信号L1,L2の形式により記憶
されている。
【0074】この例は、有効画像領域に対応する映像信
号を1ラインずつ転送し、他の背景等の不要画像領域に
対応する映像信号を4ラインずつ転送するように設定し
た例であって、カウンタ値0〜49の50回の水平期間
における転送ラインを4ラインとした後、つぎのカウン
タ値50〜150の101回の水平期間における転送ラ
インを1ラインとし、カウンタ値151〜200番目の
50回の水平期間における転送ラインを再び4ラインに
設定している。
【0075】図1に戻って、転送ライン数指定部13
は、各水平期間毎に転送ライン数テーブル15に記憶さ
れた各転送ライン数信号L1,L2の設定値を読み込ん
で、各転送ライン数信号をその設定値に応じたレベルに
設定し、転送パルス発生部12に出力する。転送パルス
発生部12は、転送ライン数テーブル15にセットされ
た水平期間カウンタのMAX値(図7及び図8では「2
01」)に基づき第1の転送パルスの出力タイミングを
設定する(すなわちビデオ規格の垂直期間の2/5の時
間間隔で転送パルスTP1を出力することになる)。
【0076】この後、転送パルス発生部12は、各水平
期間毎に、転送ライン数指定部13より与えられた転送
ライン数信号L1,L2に基づき第2の転送パルスTP
2の出力回数を設定して、CCD撮像素子11に対する
一連の制御を実施する。
【0077】なお、画像処理装置2は、必要に応じて画
像処理部22より転送ライン数テーブル15の各転送ラ
イン数を設定するように構成される。
【0078】図1の撮像装置1におけるCCD撮像素子
11に対する1垂直期間内の動作制御の手順が図8のフ
ローチャートに示されている。一連の動作は、転送ライ
ン数指定部13に内蔵される水平期間カウンタLCの値
に基づき行われる。
【0079】垂直期間が開始されると、水平期間カウン
タLCがリセットされた後(ステップ801)、転送パ
ルス発生部12より各フォトセンサPhに対する転送パ
ルスTP1が出力される(ステップ802)。
【0080】垂直ブランキング期間が終了して第1番目
の水平期間が開始されると(ステップ803)、転送ラ
イン数テーブル15より水平期間カウンタLCの値(最
初は『0』)に対応する転送ライン数信号L1,L2の
設定値を読み出して、転送パルス発生部12に出力する
(ステップ804)。
【0081】次に、転送パルス発生部12は、転送ライ
ン数信号L1,L2に応じてマルチプレクサ125を切
り換えることにより、1水平期間内に設定された転送ラ
イン数分の転送パルスTP2を生成し、CCD撮像素子
11の各垂直シフトレジスタVR1〜VRn(図14参
照)へと出力する。この処理により、各垂直シフトレジ
スタVR1〜VRnから水平シフトレジスタHRに、そ
れぞれ転送パルスTP2の数分の信号電荷が転送される
(ステップ805)。
【0082】同時に、転送パルス発生部12は、水平シ
フトレジスタHRに対し、第3の転送パルスTP3を1
水平ライン分の画素数nだけ生成して出力する。これに
よりステップ805で水平シフトレジスタHRに転送さ
れた信号電荷が1画素ずつシフトされ、先頭より順に出
力される(ステップ806)。すなわち、ステップ80
5の転送パルス(TP2)の送出処理とステップ806
の転送パルス(TP3)の送出処理とは、同時並行的に
実行される。
【0083】以下、各水平期間毎に上記ステップ804
〜807の処理が繰り返し実行されることにより、水平
期間カウンタLCの値が歩進されてゆき、水平期間カウ
ンタLCの値が転送ライン数テーブルのMAX値に達し
た段階で、ステップ808が「YES」となり、1垂直
期間が終了する。
【0084】上記手順が図7の転送ライン数テーブルの
設定値に基づき行われた場合の映像信号の出力態様が水
平期間カウンタLCのカウント値並びに転送パルス列
(TP1,TP2,TP3)と関連づけて図9に示され
ている。なお、それらの転送パルスTP1,TP2,T
P3は、便宜的に単一のパルスで表されているが、実際
は、単一のパルスで構成されているものではなく、2
相、3相、4相と言った多相パルスで構成されるのが通
例である。一例としては、各転送パルスの1段の転送に
要する期間は、TP1では約7.5μs以上、TP2で
は約8.0μs以上、TP3では約40ns以上が必要
である。
【0085】垂直期間が開始された後、最初の水平期間
では水平期間カウンタLCの値が「0」であるから、転
送ライン数テーブル15によれば、転送ライン数信号L
1は「1」,L2は「1」にそれぞれ設定されている
(すなわち転送ライン数は「4」となる)。したがっ
て、このカウント値「0」の水平期間では、図10
(a)に示されるように、水平ブランキング期間内に1
個及び水平ブランキング期間以外に3個の垂直転送パル
スTP2が出力される。一方、2〜4個目の垂直転送パ
ルスTP2が出力される時点では、既に、水平転送パル
スTP3の出力が開始されている。そのため、各垂直シ
フトレジスタVR1〜VRnよりそれぞれ出力される4
画素分の信号電荷は、水平シフトレジスタHRの一連の
ステージへと1画素ずつ4つに分散して格納されること
となり、同一垂直シフトレジスタの電荷同士が相互に加
算される事態が回避される。その結果、画面の一部に局
部的高輝度領域が存在したり、或いは多数の水平ライン
を1水平期間に連続的に出力した場合にも、水平シフト
レジスタの特定ステージで電荷飽和の生ずる確率が低く
なり、水平シフトレジスタの飽和による画像劣化を回避
しつつ、不要画像領域に相当する信号電荷を可及的速や
かに排出できることとなる。
【0086】以下、カウンタLCの値が49に達するま
で転送ライン数信号L1,L2の値は保持されるから、
この50回の水平期間毎に前記ステップ804〜807
の処理を実施することにより、4ライン分ずつの映像信
号が分散重畳された信号が出力される。これにより前段
不要画像領域については、ライン数を標準画像の1/4
の51本に減縮された画像データとして高速に読み出す
ことができる。
【0087】次の水平期間が開始されてカウンタLCが
50になったとき、転送ライン数テーブル15の転送ラ
イン数信号L1,L2の設定値がいずれも「1」から
「0」に切り替わる。これを受けてこの水平期間では、
図10(b)に示されるように、転送パルス信号TP2
が1個だけ発生し、各垂直シフトレジスタVR1〜VR
mからはそれぞれ1画素分の信号電荷が単独で出力され
る。
【0088】以下、カウンタLCが149に達するま
で、転送ライン数信号L1,L2の設定値が固定されて
いるので、50回目〜150目の計101回の水平期間
においては、標準画像と同様の形態の映像信号が出力さ
れる。これにより有効画像領域について標準画像の解像
度が維持された画像データが生成される。
【0089】次に、カウンタLCが151になると、転
送ライン数テーブル15の転送ライン数信号L1,L2
の設定値が再びいずれも「1」に復帰する。これを受け
て、転送パルス発生部12は、再び各水平期間毎に4個
の転送パルスTP2を出力するので、この水平期間で
は、4ライン分の映像信号が分散重畳された信号が、1
ライン分の映像信号として出力される。
【0090】以下、カウンタLCがMAX値の201に
なるまで、同様の形態の映像信号が出力されることによ
り、後段不要画像領域についても、ライン数を標準画像
の1/4の50本に減縮された画像データとして高速に
読み出すことができる。
【0091】上記処理により生成された画像データが画
像処理装置2に取り込まれると、画像処理部22は、有
効画像領域の画像データに対し、例えば、2値化処理,
エッジ抽出処理などの手法を用いて画像上の対象物を抽
出した後、抽出された対象物について、面積,重心位置
などの特徴量を計測する。
【0092】このとき、前段並びに後段の不要画像領域
の合計401ライン分の画像データが通常の約4分1の
時間で取り込まれるので、画像入力にかかる時間が大幅
に短縮され、処理効率が向上する。しかも、水平シフト
レジスタHR上で電荷が飽和することがないため、飽和
によるスミヤ発生により有効画像領域の画像が劣化する
虞もない。加えて、詳細な処理が必要な有効画像領域に
ついては、通常のビデオ規格で生成された画像データと
同様の解像度の画像データを取得できるので、計測処理
の精度を維持できる。
【0093】その後、さらに必要に応じてこの計測結果
をあらかじめ設定された基準値と比較して対象物の良否
を判定する。この計測結果や判定結果は、出力部23を
介してモニタなどの外部装置に出力される。
【0094】なお上記の実施例は、いずれの水平期間で
転送ライン数を切り換えるかが既知であることを前提と
しているが、この切り換え時期が不明な場合、画像処理
装置2側に通常のビデオ規格により生成された標準画像
を取り込んで、前記転送ライン数テーブルの各設定デー
タを作成すればよい。
【0095】図11は、制御処理装置2に取り込まれた
標準画像をモニタに表示させて、オペレータが画像上で
転送ラインの切換え位置を指定することにより転送ライ
ン数の設定データを作成する手順を示す。なおここで
は、前記の例と同様に、計測対象となる有効画像領域に
対応する画像データは1ラインずつ転送し、不要画像で
ある背景等の画像データは4ラインずつ転送するように
設定するものとする。
【0096】まず撮像装置1を通常モードに設定して、
所定の観測位置に位置決めされた対象物のモデルを撮像
する。この場合、転送ライン数指定部13により指定さ
れる転送ライン数は「1」となるから、転送パルス発生
部4からは、ビデオ規格に基づくタイミングで転送パル
スTP1が出力されるとともに、各水平ブランキング期
間毎に、単独の転送パルスTP2が出力される。
【0097】この結果、各水平期間毎に1ライン分の映
像信号が出力されて、順次、制御処理部の画像入力部2
1に入力されるもので、取り込まれた画像信号は順次A
/D変換されて図示しない画像メモリに格納されるとと
もに、図示しないモニタ上に出力される(ステップ11
01)。
【0098】1フレーム分の映像信号により、モニタに
対象物の画像が表示されると、オペレータは、この表示
された画像上で、マウスなどのポインティングデバイス
を用いて計測領域の上限位置および下限位置を指定する
(ステップ1102)。図12は、この指定操作画面の
一例を示すもので、対象物の画像が位置する上限および
下限の各座標位置V1,V2が指定されている。
【0099】次に、画像処理部22は、この指定された
座標位置V1,V2を取り込んだ後、1フィールド分の
標準画像上で、これら座標V1,V2に対応する座標を
認識し、これら座標間の領域を計測対象である有効画像
領域として、またこの計測領域の上方および下方の各領
域を前段及び後段の不要画像領域として、それぞれ設定
する。さらに画像処理部22は、有効画像領域について
領域内のライン数分の水平期間を、前段並びに後段の不
要画像領域背景の領域についてそれぞれ領域内のライン
数の4分の1の水平期間を、それぞれ設定した後、各領
域毎に、その水平期間の設定数分の水平期間カウンタ値
を確保して、それぞれのカウンタ値に前記設定した転送
ライン数を対応づけし、転送ライン数テーブルを作成す
る。(ステップ1104)。
【0100】こうして作成された転送ライン数テーブル
は、撮像装置1側へ転送される(ステップ1105)。
これにより以後、撮像装置1を計測モードに切り換える
ことにより、撮像装置1は、転送されたテーブルの設定
値に基づき、前記図8のフローチャートと同様の手順で
動作する。
【0101】図13は、画像処理部22により画像上の
転送ライン数の切換え位置を自動的に抽出するようにし
た場合の制御手順を示す。なおこの例についても、前記
と同様、有効画像領域に対する転送ライン数を「1」
に、前段並びに後段の不要画像領域に対する転送ライン
数を「4」に、それぞれ設定することを前提として説明
する。
【0102】まず、撮像装置1を通常モードに設定して
対象物を撮像し、出力された標準画像の映像信号を入力
する。入力された映像信号は、画像入力部21で順次A
/D変換され、画像メモリ内に格納される(ステップ1
301)。
【0103】画像メモリに1フレーム分のディジタル画
像が格納されると、画像処理部22は、このディジタル
画像を所定のしきい値で2値化処理し、たとえば対象物
の画像を黒画素、背景の画像を白画素とする2値画像を
生成する(ステップ1302)。
【0104】次に、画像処理部22は、2値画像上の各
ラインを順次走査して対象物を示す黒画素をサーチし、
画像上の対象物の位置する上限および下限位置を特定し
た後、その特定された座標位置に基づき、有効画像領域
と不要画像領域とを設定する(ステップ1303)。
【0105】この後、画像処理部22は、前記と同様に
して、転送ライン数テーブルを作成し、これを撮像装置
1へと転送する(ステップ1304〜1306)。
【0106】このように撮像装置1を通常モードに設定
して得られた対象物の画像上で計測領域を設定し、その
設定結果に基づき転送ライン数テーブルを自動生成する
ことが可能であるので、計測対象の大きさや形状に応じ
て撮像装置1の動作態様を自在に設定でき、汎用性の高
い装置を提供することができる。
【0107】なお、本発明においては、1水平期間内に
出力される複数の垂直転送パルスTP2は、全て水平ブ
ランキング期間外に出力するようにしてもよい。また、
水平ブランキング期間に出力されるパルスTP2(実際
には多相パルス)の個数は2個以上でもよい。
【0108】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
の二次元撮像素子の駆動制御方法は、垂直シフトレジス
タを1水平期間内に複数段転送させる連続垂直転送動作
と、水平シフトレジスタを1水平期間内に1水平ライン
画素相当段転送させる連続水平転送動作とを、同時並行
的に規定水平期間回数だけ繰り返し実行させるものであ
るから、水平シフトレジスタの飽和による画像劣化を回
避しつつ、不要画像領域に相当する信号電荷を可及的速
やかに排出可能なる。
【0109】そのため、水平シフトレジスタの飽和によ
る画像劣化を回避しつつ、不要画像領域に相当する信号
電荷を可及的速やかに排出して、有効画像の高速読み出
しを可能とした二次元撮像素子の画像読出方法、応答速
度の速いビジュアル計測(例えば、光切断法を利用した
変位計測、三次元計測等)に好適な計測方法、応答速度
の速いビジュアル計測(例えば、光切断法を利用した変
位計測、三次元計測等)に好適な撮像装置、さらには、
応答速度の速いビジュアル計測(例えば、光切断法を利
用した変位計測、三次元計測等)に好適な計測装置を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビジュアル計測装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】転送ライン数信号L1,L2と転送ライン数と
の関係を示す図である。
【図3】転送パルス発生部内の第2の転送パルスTP2
の生成部の構成を示すブロック図である。
【図4】水平転送用パルス(TP2)の出力態様を示す
タイムチャートである。
【図5】撮像素子における受光面上の画素配列を模式的
に示す図である。
【図6】撮像素子の受光面上における有効画像領域と不
要画像領域の関係を示す図である。
【図7】転送ライン数テーブルの構成を示す図である。
【図8】1垂直期間内で転送ラインを切り換える場合の
撮像装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図9】1垂直期間分の映像信号と転送パルスとの関係
を示すタイムチャートである。
【図10】転送パルスと映像信号との関係を拡大して示
すタイムチャートである。
【図11】画像処理部における転送ライン数テーブルの
作成手順を示すフローチャートである。
【図12】オペレータによる座標位置の指定画面の一例
を示す説明図である。
【図13】画像処理部における転送ラインテーブルの作
成手順を示すフローチャートである。
【図14】撮像素子における電荷移送動作を説明するた
めのブロック図である。
【図15】従来の撮像装置における映像信号のフォーマ
ットを示す図である。
【図16】従来の撮像素子における1画面分の画像デー
タの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 撮像装置 2 画像処理装置 11 CCD撮像素子 12 転送パルス発生部 13 転送ライン指定部 14 出力バッファ 15 転送ラインテーブル 21 画像入力部 22 画像処理部 23 出力部 100 ビジュアル計測装置 121 1ライン垂直転送用のタイミング発生部 121 2ライン垂直転送用のタイミング発生部 121 3ライン垂直転送用のタイミング発生部 121 4ライン垂直転送用のタイミング発生部 L1,L2 転送ライン数信号 TP1 電荷取り込み用の転送パルス TP2 垂直転送用の転送パルス TP3 水平転送用の転送パルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA06 AA09 AA53 DD06 FF01 FF02 FF09 JJ03 JJ26 MM22 NN11 QQ03 QQ04 QQ12 QQ24 4M118 AB01 BA10 BA13 CA02 CA17 DA01 DB03 DB07 FA06 5C024 CX12 GY04 GZ18 GZ25 GZ38 GZ39 GZ40 JX09 JX24

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配列された複数のフォト
    センサと、各フォトセンサの信号電荷を列毎に垂直方向
    へと転送する複数の垂直シフトレジスタと、各垂直シフ
    トレジスタから転送されてくる信号電荷を水平方向へと
    転送して外部へと出力する水平シフトレジスタとを有す
    る二次元撮像素子の駆動制御方法であって、 垂直シフトレジスタを1水平期間内に複数段転送させる
    連続垂直転送動作と、水平シフトレジスタを1水平期間
    内に1水平ライン画素相当段転送させる連続水平転送動
    作とを、同時並行的に規定水平期間回数だけ繰り返し実
    行させる、二次元撮像素子の駆動制御方法。
  2. 【請求項2】 連続水平転送動作の開始前に1若しくは
    2以上の段数の垂直転送動作を行ない、かつ連続水平転
    送動作の開始後に1若しくは2以上の段数の垂直転送動
    作を行う、請求項1に記載の二次元撮像素子の駆動制御
    方法。
  3. 【請求項3】 連続水平転送動作の開始前に垂直転送動
    作を行わず、かつ連続垂直転送動作の開始後に2以上の
    段数の垂直転送動作を行う、請求項1に記載の二次元撮
    像素子の駆動制御方法。
  4. 【請求項4】 マトリクス状に配列された複数のフォト
    センサと、各フォトセンサの信号電荷を列毎に垂直方向
    へと転送する複数の垂直シフトレジスタと、各垂直シフ
    トレジスタから転送されてくる信号電荷を水平方向へと
    転送して外部へと出力する水平シフトレジスタとを有す
    る二次元撮像素子から撮影画像に相当する信号電荷を読
    み出す方法であって、 不要画像部分に相当する水平ライン帯については、請求
    項1〜3に記載の二次元撮像素子の駆動制御方法を使用
    して信号電荷の読み出しを行なう、一方有効画像部分に
    相当する水平ライン帯については、垂直シフトレジスタ
    を水平ブランキング期間内に1若しくは複数段転送させ
    る連続垂直転送動作と、水平シフトレジスタを1水平期
    間内に1水平ライン画素相当段転送させる連続水平転送
    動作とを、交互に規定水平期間回数だけ繰り返し実行さ
    せる二次元撮像装置の駆動制御方法を使用して信号電荷
    の読み出しを行う、二次元撮像素子の画像読出方法。
  5. 【請求項5】 マトリクス状に配列された複数のフォト
    センサと、各フォトセンサの信号電荷を列毎に垂直方向
    へと転送する複数の垂直シフトレジスタと、各垂直シフ
    トレジスタから転送されてくる信号電荷を水平方向へと
    転送して外部へと出力する水平シフトレジスタとを有す
    る二次元撮像素子から撮影画像を読み出し、該読み出し
    た撮影画像に対して画像処理を施すことにより、計測対
    象量を求める計測方法であって、 前記画像処理に必要な撮影画像の読み出し動作は、請求
    項4に記載の画像読出方法を使用して行われる、計測方
    法。
  6. 【請求項6】 マトリクス状に配列された複数のフォト
    センサと、各フォトセンサの信号電荷を列毎に垂直方向
    へと転送する複数の垂直シフトレジスタと、各垂直シフ
    トレジスタから転送されてくる信号電荷を水平方向へと
    転送して外部へと出力する水平シフトレジスタとを有す
    る二次元撮像素子と、 前記二次元撮像素子の各フォトセンサ,垂直シフトレジ
    スタ,水平シフトレジスタに対し、それぞれ保有する信
    号電荷を転送させるための転送パルスを生成する転送パ
    ルス発生部と、 1水平期間内に何行分の画像データを出力するかを示す
    転送ライン数を指定するための転送ライン数指定部とを
    備え、 前記転送パルス発生部は、 各垂直期間の開始時に各フォトセンサの信号電荷を垂直
    シフトレジスタ側に取り込むための第1の転送パルスを
    送出する電荷取込用転送パルス送出処理と、 各水平期間毎に、各垂直シフトレジスタに対して、前記
    転送ライン数指定部にて指定された転送ライン数分の第
    2の転送パルスを送出する垂直転送パルス列送出処理
    と、 各水平期間毎に、前記水平シフトレジスタに対して、1
    ライン画素数分の第3の転送パルスを送出する水平転送
    パルス列送出処理と、を実行すると共に、 前記垂直転送パルス列送出処理と前記水平転送パルス列
    送出処理とは同時並行的に実行される、撮像装置。
  7. 【請求項7】 第3の転送パルス列の送出開始前に1若
    しくは2以上の個数の第2の転送パルスを送出し、かつ
    第3の転送パルス列の送出開始後に1若しくは2以上の
    個数の第2の転送パルスを送出する、請求項6に記載の
    撮像装置。
  8. 【請求項8】 第3の転送パルス列の送出開始前に第2
    の転送パルスを送出せず、かつ第3の転送パルス列の送
    出開始後に2以上の個数の第2の転送パルスを送出す
    る、請求項6に記載の撮像装置。
  9. 【請求項9】 転送ライン数指定部は、各水平期間毎の
    転送ライン数を記憶する転送ライン数テーブルを具備
    し、各水平期間毎にその期間に対応する転送ライン数を
    前記転送ライン数テーブルより読み出して転送ライン数
    の指定を行う請求項6〜8に記載の撮像装置。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9のいずれかに記載の撮像
    装置と、この撮像装置より出力された画像データを入力
    して、所定の画像処理を実施する画像処理装置とを備え
    てなる計測装置。
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