JP2001267530A - 半導体集積回路装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体集積回路装置およびその製造方法

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JP2001267530A
JP2001267530A JP2000072623A JP2000072623A JP2001267530A JP 2001267530 A JP2001267530 A JP 2001267530A JP 2000072623 A JP2000072623 A JP 2000072623A JP 2000072623 A JP2000072623 A JP 2000072623A JP 2001267530 A JP2001267530 A JP 2001267530A
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film
groove
silicon film
thickness
amorphous silicon
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Application number
JP2000072623A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Furukawa
亮一 古川
Masayuki Ishizaka
正行 石坂
Masayoshi Yoshida
正義 吉田
Hirohiko Yamamoto
裕彦 山本
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 深穴型の情報蓄積用容量素子を有するメモリ
セルにおいて、蓄積容量を確保することのできる技術を
提供する。 【解決手段】 段差被覆性の悪い条件で成膜された非晶
質シリコン膜を結晶化した多結晶シリコン膜49cと、
その表面に設けられたシリコン粒49bとによって下部
電極49を構成し、凹溝47の底部における多結晶シリ
コン膜49cの厚さを凹溝47の開口部における多結晶
シリコン膜49cの厚さよりも相対的に薄くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路装
置およびその製造技術に関し、特に、DRAM(Dynami
c Random Access Memory)に適用して有効な技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年のDRAMは、メモリセルの微細化
に伴う情報蓄積用容量素子の蓄積電荷量の減少を補うた
めに、情報蓄積用容量素子をメモリセル選択用MISF
ET(metal Insulator Semiconductor Field Effect T
ransistor )の上方に配置する、いわゆるスタックド・
容量素子構造を採用している。
【0003】スタックド・容量素子構造の一つに、例え
ば深穴型容量素子がある。例えば、株式会社プレスジャ
ーナル発行「セミコンダクタ・ワールド(Semiconducto
r World )」1999年4月号、P71の図2(c)に
は、BSTを採用した深穴型(コーンケープ型)キャパ
シタの基本構造が記載されている。
【0004】これは、メモリセル選択用MISFETの
上部の絶縁層に凹溝を形成し、この凹溝の内部に下部電
極(蓄積ノード)を形成し、続いて容量絶縁膜および上
部電極を順次埋め込むことで構成される容量素子であ
る。
【0005】以下は、公知とされた技術ではないが、本
発明者によって検討された深穴型容量素子の製造方法で
あり、その概略は次のとおりである。まず、凹溝の内部
を含む絶縁層の上部に多結晶シリコン膜を堆積した後、
凹溝の外部の多結晶シリコン膜をエッチングで除去する
ことにより、凹溝の内壁に沿って下部電極を形成し、さ
らに多結晶シリコン膜の表面にシリコン粒からなる複数
の突起物を設けることによって、下部電極の表面を粗面
化する。次に、下部電極の上部に高(強)誘電体材料、
例えばTa2 5 (酸化タンタル)膜を堆積し、続いて
Ta2 5 膜の上部に、例えばTiN(窒化チタン)膜
を堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにしたエッチ
ングでTiN膜およびTa2 5 膜を順次パターニング
することによって、Ta2 5 膜で容量絶縁膜を構成
し、TiN膜で上部電極を構成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、メモリ
セルの微細化がさらに進むと、前記深穴型容量素子の凹
溝の底径が極端に小さくなり、下部電極を構成する多結
晶シリコン膜によって凹溝の底部が埋め込まれて、期待
される蓄積電荷量が得られないという問題が生ずること
を本発明者は見い出した。さらに、凹溝の底部で向かい
合うシリコン粒が接すると容量絶縁膜および上部電極の
形成が不可能となり、底部には容量が構成されないこと
も考えられる。
【0007】本発明の目的は、深穴型の情報蓄積用容量
素子を有するメモリセルにおいて、蓄積容量を確保する
ことのできる技術を提供することにある。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
次のとおりである。すなわち、 (1)本発明の半導体集積回路装置は、メモリセル選択
用MISFETの上部の第1絶縁膜に形成された凹溝の
内部に、下部電極と、容量絶縁膜を挟んで上部電極とで
構成される容量素子を有しており、下部電極が、凹溝の
底部における厚さが凹溝の開口部における厚さよりも相
対的に薄い多結晶シリコン膜と、その表面に設けられた
複数のシリコン粒とによって構成されるものである。 (2)本発明の半導体集積回路装置は、メモリセル選択
用MISFETの上部の第1絶縁膜に形成された凹溝の
内部に、下部電極と、容量絶縁膜を挟んで上部電極とで
構成される容量素子を有しており、下部電極が、多結晶
シリコン膜と、その表面に設けられ、凹溝の底部におけ
る粒径が凹溝の開口部における粒径よりも相対的に小さ
い複数のシリコン粒とによって構成されるものである。 (3)本発明の半導体集積回路装置は、メモリセル選択
用MISFETの上部の第1絶縁膜に形成された凹溝の
内部に、下部電極と、容量絶縁膜を挟んで上部電極とで
構成される容量素子を有しており、下部電極が、凹溝の
底部における厚さが凹溝の開口部における厚さよりも相
対的に薄い多結晶シリコン膜と、その表面に設けられ、
凹溝の底部における粒径が凹溝の開口部における粒径よ
りも相対的に小さい複数のシリコン粒とによって構成さ
れるものである。 (4)本発明の半導体集積回路装置は、メモリセル選択
用MISFETの上部の第1絶縁膜に形成された凹溝の
内部に、下部電極と、容量絶縁膜を挟んで上部電極とで
構成される容量素子を有しており、下部電極は、凹溝の
底部における厚さが凹溝の開口部における厚さよりも相
対的に薄い多結晶シリコン膜と、その表面に設けられた
複数のシリコン粒とによって構成され、凹溝の底部での
多結晶シリコン膜の厚さを凹溝の底部の径の1/2未満
で、かつシリコン粒を設けても凹溝の底部が埋まらない
厚さとするものである。 (5)本発明の半導体集積回路装置は、メモリセル選択
用MISFETの上部の第1絶縁膜に形成された凹溝の
内部に、下部電極と、容量絶縁膜を挟んで上部電極とで
構成される容量素子を有しており、下部電極は、多結晶
シリコン膜と、その表面に設けられ、凹溝の底部におけ
る粒径が凹溝の開口部における粒径よりも相対的に小さ
いシリコン粒とによって構成され、凹溝の底部での多結
晶シリコン膜の厚さを凹溝の底部の径の1/2未満で、
かつシリコン粒を設けても凹溝の底部が埋まらない厚さ
とするものである。 (6)本発明の半導体集積回路装置は、メモリセル選択
用MISFETの上部の第1絶縁膜に形成された凹溝の
内部に、下部電極と、容量絶縁膜を挟んで上部電極とで
構成される容量素子を有しており、下部電極は、凹溝の
底部における厚さが凹溝の開口部における厚さよりも相
対的に薄い多結晶シリコン膜と、その表面に設けられ、
凹溝の底部における粒径が凹溝の開口部における粒径よ
りも相対的に小さいシリコン粒とによって構成され、凹
溝の底部での多結晶シリコン膜の厚さを凹溝の底部の径
の1/2未満で、かつシリコン粒を設けても凹溝の底部
が埋まらない厚さとするものである。 (7)本発明の半導体集積回路装置の製造方法は、メモ
リセル選択用MISFETの上部の第1絶縁膜に形成さ
れた凹溝の内部に、多結晶シリコン膜と複数のシリコン
粒とで構成される下部電極を形成し、続いて容量絶縁膜
を挟んで上部電極を形成する際、凹溝の底部での厚さが
凹溝の開口部での厚さよりも相対的に薄くなる段差被覆
性の悪い条件で、非晶質シリコン膜を凹溝の内部を含む
第1絶縁膜の上部に堆積する工程と、非晶質シリコン膜
の表面にシリコン粒を形成する工程と、凹溝の外部の非
晶質シリコン膜およびシリコン粒を除去する工程とを有
するものである。 (8)本発明の半導体集積回路装置の製造方法は、メモ
リセル選択用MISFETの上部の第1絶縁膜に形成さ
れた凹溝の内部に、多結晶シリコン膜と複数のシリコン
粒とで構成される下部電極を形成し、続いて容量絶縁膜
を挟んで上部電極を形成する際、凹溝の底部での厚さが
凹溝の開口部での厚さよりも相対的に薄くなる段差被覆
性の悪い条件で、非晶質シリコン膜を凹溝の内部を含む
第1絶縁膜の上部に堆積する工程と、凹溝の外部の非晶
質シリコン膜を除去する工程と、非晶質シリコン膜の表
面にシリコン粒を形成する工程とを有するものである。 (9)本発明の半導体集積回路装置の製造方法は、メモ
リセル選択用MISFETの上部の第1絶縁膜に形成さ
れた凹溝の内部に、多結晶シリコン膜と複数のシリコン
粒とで構成される下部電極を形成し、続いて容量絶縁膜
を挟んで上部電極を形成する際、第1の非晶質シリコン
膜を凹溝の内部を含む第1絶縁膜の上部に堆積する工程
と、凹溝の底部での厚さが凹溝の開口部での厚さよりも
相対的に薄くなる段差被覆性の悪い条件で、第2の非晶
質シリコン膜を第1の非晶質シリコン膜の上部に堆積す
る工程と、第2の非晶質シリコン膜を消費して第1の非
晶質シリコン膜の表面にシリコン粒を形成する工程と、
凹溝の外部の第1の非晶質シリコン膜およびシリコン粒
を除去する工程とを有するものである。 (10)本発明の半導体集積回路装置の製造方法は、メ
モリセル選択用MISFETの上部の第1絶縁膜に形成
された凹溝の内部に、多結晶シリコン膜と複数のシリコ
ン粒とで構成される下部電極を形成し、続いて容量絶縁
膜を挟んで上部電極を形成する際、第1の非晶質シリコ
ン膜を凹溝の内部を含む第1絶縁膜の上部に堆積する工
程と、凹溝の底部での厚さが凹溝の開口部での厚さより
も相対的に薄くなる段差被覆性の悪い条件で、第2の非
晶質シリコン膜を第1の非晶質シリコン膜の上部に堆積
する工程と、凹溝の外部の第1の非晶質シリコン膜およ
び第2の非晶質シリコン膜を除去する工程と、第2の非
晶質シリコン膜を消費して第1の非晶質シリコン膜の表
面にシリコン粒を形成する工程とを有するものである。
【0010】上記した手段によれば、深穴型容量素子の
下部電極を、凹溝の底部における厚さが開口部における
厚さよりも相対的に薄い多結晶シリコン膜で構成するこ
とによって、凹溝の底部の多結晶シリコン膜による埋め
込みを防ぐことが可能となり、凹溝の底部に容量絶縁膜
および上部電極の形成が可能となる。
【0011】また、上記した手段によれば、深穴型容量
素子の下部電極を、多結晶シリコン膜と、凹溝の底部に
おける粒径が開口部における粒径よりも相対的に小さい
シリコン粒とによって構成することによって、凹溝の底
部で向かい合うシリコン粒が接するのを防ぐことが可能
となり、凹溝の底部に容量絶縁膜および上部電極の形成
が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0013】なお、実施の形態を説明するための全図に
おいて同一機能を有するものは同一の符号を付し、その
繰り返しの説明は省略する。
【0014】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態であるDRAMを示す半導体基板の要部断面図で
ある。同図の左側部分は記憶部(メモリアレイ)の一
部、右側部分は周辺回路部の一部をそれぞれ示してい
る。
【0015】記憶部を構成するDRAMは、メモリセル
選択用MISFETQsとこれに直列に接続された情報
蓄積用容量素子Cs1 とによって構成されている。情報
蓄積用容量素子Cs1 は、メモリセル選択用MISFE
TQsの上部に形成され、下部電極49と容量絶縁膜5
0と上部電極(プレート電極)51とによって構成され
ている。
【0016】情報蓄積用容量素子Cs1 の下部電極49
は、段差被覆性の悪い条件で成膜された非晶質シリコン
膜を結晶化した多結晶シリコン膜49cと、その表面に
設けられたシリコン粒49bからなる複数の突起物とに
よって構成される。ここで、凹溝47の開口部における
多結晶シリコン膜49cの厚さよりも凹溝47の底部に
おける多結晶シリコン膜49cの厚さは相対的に薄く、
凹溝47の底部における多結晶シリコン膜49cの厚さ
は凹溝47の底部の径の1/2未満であって、上記突起
物を設けても凹溝47の底部が埋まらない厚さに設定さ
れる。
【0017】また、周辺回路部は、nチャネル型MIS
FETQnとpチャネル型MISFETQpとを組み合
わせたCMOS(Complementary Metal Oxide Semicond
uctor )回路によって構成されている。
【0018】次に、本実施の形態1のDRAMの製造方
法を図4〜図24を用いて工程順に説明する。
【0019】まず、図2に示すように、例えばp型の単
結晶シリコンからなる半導体基板1の主面に素子分離溝
2を形成する。素子分離溝2は、素子分離領域の半導体
基板1をエッチングして深さ350μm程度の溝を形成
し、続いて半導体基板1上にCVD法で酸化シリコン膜
7を堆積した後、溝の外部の酸化シリコン膜7をCMP
(Chemical Mechanical Polishing )法で除去すること
によって形成する。
【0020】次に、半導体基板1の一部にp型不純物
(例えばホウ素)をイオン注入し、他の一部にn型不純
物(例えばリン)をイオン注入してp型ウエル3および
n型ウエル4、5を形成する。
【0021】次に、図3に示すように、記憶部にメモリ
セル選択用MISFETQsを形成し、周辺回路部にn
チャネル型MISFETQnおよびpチャネル型MIS
FETQpを形成する。メモリセル選択用MISFET
Qs、nチャネル型MISFETQnおよびpチャネル
型MISFETQpは、例えば次のような方法で形成す
る。
【0022】まず、半導体基板1を熱処理することによ
ってp型ウエル3およびn型ウエル4のそれぞれの表面
にゲート酸化膜8を形成する。次に、ゲート酸化膜8の
上部にゲート電極用の導電膜(図示せず)を形成し、続
いてその上部にCVD(Chemical Vapor Deposition )
法で窒化シリコン膜10を堆積した後、フォトレジスト
膜をマスクにしたドライエッチングで窒化シリコン膜1
0とゲート電極用の導電膜とをパターニングすることに
よって、記憶部にゲート電極9A(ワード線WL)を形
成し、周辺回路部にゲート電極9B、9Cを形成する。
ゲート電極用導電膜は、例えばCVD法で堆積した多結
晶シリコン膜とスパッタリング法で堆積したWN(窒化
タングステン)膜およびW(タングステン)膜との積層
膜などによって構成する。
【0023】次に、p型ウエル3にn型不純物(例えば
ヒ素)をイオン注入して低不純物濃度のn- 型半導体領
域11を形成し、n型ウエル4にp型不純物(ホウ素)
をイオン注入して低不純物濃度のp- 型半導体領域12
を形成した後、半導体基板1上にCVD法で窒化シリコ
ン膜13を堆積する。
【0024】次に、周辺回路部の窒化シリコン膜13を
異方的にエッチングしてゲート電極9B、9Cの側壁に
サイドウォールスペーサ13aを形成した後、周辺回路
部のp型ウエル3にn型不純物(例えばヒ素)をイオン
注入して高不純物濃度のn+型半導体領域14を形成
し、周辺回路部のn型ウエル4にp型不純物(ホウ素)
をイオン注入して高不純物濃度のp+ 型半導体領域15
を形成する。周辺回路部のn+ 型半導体領域14は、n
チャネル型MISFETQnのソース、ドレインを構成
し、p+ 型半導体領域15は、pチャネル型MISFE
TQpのソース、ドレインを構成する。
【0025】次に、図4に示すように、周辺回路部のn
チャネル型MISFETQnのソース、ドレイン(n+
型半導体領域14)およびpチャネル型MISFETQ
pのソース、ドレイン(p+ 型半導体領域15)のそれ
ぞれの表面に、それらに接続される配線(後述)とのコ
ンタクト抵抗を低減するためのシリサイド層16を形成
する。シリサイド層16は、例えば半導体基板1上にス
パッタリング法でCo(コバルト)膜またはTi(チタ
ン)膜を堆積し、続いて熱処理によって半導体基板1
(n+ 型半導体領域14、p+ 型半導体領域15)とC
o(またはTi)膜とを反応させて両者の界面にシリサ
イド層16を形成した後、未反応のCo(またはTi)
膜をエッチングで除去することによって形成する。
【0026】なお、リーク電流の増加によるリフレッシ
ュ特性の低下を防ぐため、記憶部に形成されたメモリセ
ル選択用MISFETQsのソース、ドレイン(n-
半導体領域11)の表面にはシリサイド層16は形成し
ない。
【0027】次に、半導体基板1上にCVD法で酸化シ
リコン膜17を堆積した後、記憶部のメモリセル選択用
MISFETQsのソース、ドレイン(n- 型半導体領
域11)の上部の酸化シリコン膜17と窒化シリコン膜
13とをドライエッチングしてコンタクトホール18、
19を形成する。
【0028】次に、上記コンタクトホール18、19の
内部にn型不純物(例えばリン)がドープされた多結晶
シリコンからなるプラグ22を形成する。プラグ22
は、コンタクトホール18、19の内部および酸化シリ
コン膜17の上部にCVD法でn型多結晶シリコン膜を
堆積した後、コンタクトホール18、19の外部のn型
多結晶シリコン膜をCMP法で除去することによって形
成する。
【0029】次に、図5に示すように、酸化シリコン膜
17の上部にCVD法で酸化シリコン膜23を堆積した
後、記憶部のコンタクトホール18の上部の酸化シリコ
ン膜23をエッチングしてスルーホール24を形成す
る。また、周辺回路部の酸化シリコン膜23、17と窒
化シリコン膜13とをエッチングしてn+ 型半導体領域
14、p+ 型半導体領域15およびゲート電極9Cのそ
れぞれの上部にコンタクトホール26〜30を形成す
る。
【0030】次に、上記スルーホール24の内部および
コンタクトホール26〜30の内部にプラグ33を形成
した後、記憶部のスルーホール24の上部にビット線B
Lを形成し、周辺回路部のコンタクトホール26〜30
の上部に第1層目の配線34〜38を形成する。プラグ
33は、スルーホール24の内部、コンタクトホール2
6〜30の内部および酸化シリコン膜23の上部にスパ
ッタリング法でTiN膜とW膜とからなる積層膜を堆積
した後、スルーホール24の外部およびコンタクトホー
ル26〜30の外部の上記積層膜(TiN膜/W膜)を
CMP法で除去することによって形成する。また、ビッ
ト線BLおよび配線34〜38は、酸化シリコン膜23
の上部にスパッタリング法でW膜を堆積した後、フォト
レジスト膜をマスクにしたドライエッチングで上記W膜
をパターニングすることによって形成する。
【0031】次に、図6に示すように、ビット線BLお
よび配線34〜38の上部にCVD法で酸化シリコン膜
41を堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにして酸
化シリコン膜41とその下層の酸化シリコン膜23とを
エッチングすることにより、記憶部のコンタクトホール
19の上部にスルーホール42を形成する。
【0032】次に、上記スルーホール42の内部にn型
多結晶シリコンからなるプラグ44を形成する。プラグ
44は、前記コンタクトホール18、19の内部にプラ
グ22を形成した時と同様の方法で形成する。
【0033】次に、図7に示すように、酸化シリコン膜
41の上部にCVD法で窒化シリコン膜45を堆積し、
続いて窒化シリコン膜45の上部にCVD法で酸化シリ
コン膜46を堆積した後、フォトレジスト膜をマスクに
して酸化シリコン膜46とその下層の窒化シリコン膜4
5とを順次エッチングすることにより、記憶部のスルー
ホール42の上部に凹溝47をする。なお、酸化シリコ
ン膜46をエッチングする際は、その下層の窒化シリコ
ン膜45をエッチングストッパとして使用し、下層の酸
化シリコン膜41が深く削れないようにする。
【0034】次に、図8に示すように、凹溝47の内部
にシリコン粒49bおよび多結晶シリコン膜49cで構
成される下部電極49を形成し、続いて下部電極49の
上部に容量絶縁膜50および上部電極(プレート電極)
51を形成することによって、記憶部に情報蓄積用容量
素子Cs1 を形成する。
【0035】上記情報蓄積用容量素子Cs1 を形成する
には、まず、図9に示すように、凹溝47の内部を含む
酸化シリコン膜46の上部に非晶質シリコン膜49aを
CVD法で堆積する。この際、非晶質シリコン膜49a
の成膜条件は、凹溝47の開口部での厚さ(d1 )より
も凹溝47の底部での厚さ(d2 )が相対的に薄くなる
ように段差被覆性の悪い条件が選択される。また、凹溝
47の底部での非晶質シリコン膜49aの厚さは凹溝4
7の底部の径の1/2未満で、かつ後工程で非晶質シリ
コン膜49aの表面に複数のシリコン粒を形成しても凹
溝47の底部が埋まらない厚さに設定される。
【0036】次に、非晶質シリコン膜49aの表面をH
F(フッ酸)系の溶液を使って洗浄した後、CVD装置
を用いて1Pa以下の真空中でSiH4 ガスを約150
秒程度照射して、非晶質シリコン膜49aの表面に複数
のシリコンの結晶核(図示せず)を形成する。次いで、
10-5Pa以下の真空中で、例えば620℃程度の温度
で約150秒程度熱処理することによって、図10に示
すように、非晶質シリコン膜49aの表面のシリコンの
結晶核を成長させて複数のシリコン粒49bを形成す
る。
【0037】ここで、凹溝47の底部での非晶質シリコ
ン膜49aの厚さが凹溝47の開口部での非晶質シリコ
ン膜49aの厚さよりも相対的に薄いことから、凹溝4
7の底部に成長するシリコン粒49bの粒径を凹溝47
の開口部に成長するシリコン粒49bの粒径よりも相対
的に小さくすることも可能である。
【0038】この後、図11に示すように、凹溝47の
外部の非晶質シリコン膜49aおよびシリコン粒49b
をエッチングで除去することにより、凹溝47の内壁に
沿って非晶質シリコン膜49aおよびシリコン粒49b
とを形成する。
【0039】次に、図12に示すように、熱処理による
結晶化によって非晶質シリコン膜49aを多結晶シリコ
ン膜49cとして、シリコン粒49bと多結晶シリコン
膜49cとからなる下部電極49を形成した後、下部電
極49を構成するシリコン粒49bと多結晶シリコン膜
49cの酸化を防止するために、シリコン粒49bおよ
び多結晶シリコン膜49cの表面を窒化してSiON膜
(図示せず)を形成する。
【0040】次に、図13に示すように、下部電極49
の上部に薄いTa2 5 膜(図示せず)をCVD法で堆
積し、続いてTa2 5 膜の上部に例えばCVD法とス
パッタリング法とを併用してTiN膜を堆積する。この
後、フォトレジスト膜をマスクにしたエッチングでTi
N膜およびTa2 5 膜を順次パターニングすることに
より、上部電極51および容量絶縁膜50を形成する。
なお、情報蓄積用容量素子Cs1 の容量絶縁膜50は、
例えばBST、STO、BaTiO3 (チタン酸バリウ
ム)、PbTiO3 (チタン酸鉛)、PZT(PbZr
x Ti1-x 3)、PLT(PbLax Ti
1-x 3 )、PLZTなどの金属酸化物からなる高
(強)誘電体材料で構成することもできる。また、上部
電極51は、窒化チタン以外の導電材料、例えばタング
ステンなどを用いて形成することもできる。
【0041】次に、図14に示すように、情報蓄積用容
量素子Cs1 の上部にAl(アルミニウム)合金膜を主
体とする第2層目の配線56〜58を形成する。配線5
6〜58を形成するには、まず情報蓄積用容量素子Cs
1 の上部にCVD法で酸化シリコン膜52を堆積した
後、フォトレジスト膜をマスクにして酸化シリコン膜5
2およびその下層の酸化シリコン膜46、窒化シリコン
膜45および酸化シリコン膜41をエッチングすること
により、周辺回路部の第1層目の配線34の上部にスル
ーホール53をする。
【0042】次に、スルーホール53の内部および酸化
シリコン膜52の上部にCVD法でTiN膜とW膜とを
堆積した後、スルーホール53の外部のこれらの膜をエ
ッチング(またはCMP法)で除去することによって、
スルーホール53の内部にプラグ55を形成する。次
に、酸化シリコン膜52の上部にスパッタリング法でT
i膜、Al合金膜、Ti膜およびTiN膜を順次堆積し
た後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチン
グでこれらの膜をパターニングすることによって、配線
56〜58を形成する。
【0043】ここまでの工程により、前記図1に示す本
実施の形態1の半導体集積回路装置が略完成する。な
お、実際の半導体集積回路装置は、第2層目の配線56
〜58の上部に層間絶縁膜を介して1〜2層程度の配線
が形成され、さらにその上部に耐水性が高い緻密なパッ
シベーション膜(例えばプラズマCVD法で堆積した酸
化シリコン膜と窒化シリコン膜との積層膜)が形成され
るが、それらの図示は省略する。
【0044】なお、本実施の形態1では、非晶質シリコ
ン膜49aの表面に複数のシリコン粒49bを形成した
後、凹溝47の外部の非晶質シリコン膜49aおよびシ
リコン粒49bをエッチングで除去することにより、凹
溝47の内壁に沿って非晶質シリコン膜49aおよびシ
リコン粒49bを形成したが、まず、凹溝47の外部の
非晶質シリコン膜49aをエッチングで除去した後(図
15)、凹溝47の内壁に沿った非晶質シリコン膜49
aの表面に複数のシリコン粒49bを形成してもよい。
【0045】このように、本実施の形態1によれば、情
報蓄積用容量素子Cs1 の下部電極49を、凹溝47の
底部における厚さが開口部における厚さよりも相対的に
薄い多結晶シリコン膜49cで構成し、さらに底部にお
ける多結晶シリコン膜の厚さを凹溝47の底部の径の1
/2未満で、かつシリコン粒49bを設けても底部が埋
まらない厚さとすることによって、凹溝47の底部が多
結晶シリコン膜49bで埋め込まれるのを防ぐことがで
き、さらに、底部で向かい合うシリコン粒49bが接す
るのを防ぐことができて、底部にも容量を構成する容量
絶縁膜50および上部電極51の形成が可能となる。
【0046】(実施の形態2)図16は、本発明の他の
実施の形態である情報蓄積用容量素子Cs2 を示す半導
体基板の要部断面図である。
【0047】本実施の形態2のDRAMは、前記実施の
形態1のDRAMとは、情報蓄積用容量素子の構造およ
びその製造方法の点で異なるが、その他の構成および製
造方法は同様である。従って、以下では、その相違する
点についてのみ説明する。
【0048】情報蓄積用容量素子Cs2 の下部電極49
は、非晶質シリコン膜を結晶化した多結晶シリコン膜4
9cと、その表面に設けられたシリコン粒49bからな
る複数の突起物とによって構成される。ここで、凹溝4
7の開口部における多結晶シリコン膜49cの厚さと凹
溝47の底部における多結晶シリコン膜49cの厚さと
はほぼ同じであるが、凹溝47の開口部におけるシリコ
ン粒49bの粒径は、凹溝47の底部におけるシリコン
粒49bの粒径よりも相対的に大きい。
【0049】次に、本実施の形態2の情報蓄積用容量素
子Cs2 の製造方法を図17〜図21を用いて説明す
る。
【0050】まず、前記実施の形態1に記載した製造方
法と同様に、メモリセル選択用MISFETQsの上部
の酸化シリコン膜46に凹溝47を形成する。次いで、
図17に示すように、凹溝47の内部を含む酸化シリコ
ン膜46の上部に第1の非晶質シリコン膜49a1 をC
VD法で堆積する。この際、第1の非晶質シリコン膜4
9a1 の成膜条件は、凹溝47の開口部での厚さ
(d1 )と凹溝47の底部での厚さ(d2 )とがほぼ同
じとなるように段差被覆性の良い条件が選択される。
【0051】次に、図18に示すように、第1の非晶質
シリコン膜49a1 の上部に第2の非晶質シリコン膜4
9a2 をCVD法で堆積する。この際、第2の非晶質シ
リコン膜49a2 の成膜条件は、凹溝47の開口部での
厚さ(d1 )よりも凹溝47の底部での厚さ(d2 )が
相対的に厚くなるように段差被覆性の悪い条件が選択さ
れる。さらに、凹溝47の底部における第1の非晶質シ
リコン膜49a1 と第2の非晶質シリコン膜49a2
の重ね膜の厚さは、凹溝47の底部の径の1/2未満
で、かつ後工程で複数のシリコン粒49bからなる突起
物を形成しても凹溝47の底部が埋まらない厚さに設定
される。
【0052】次に、第2の非晶質シリコン膜49a2
表面をHF(フッ酸)系の溶液を使って洗浄した後、第
2の非晶質シリコン膜49a2 の表面に複数のシリコン
の結晶核(図示せず)を形成し、次いで、図19に示す
ように、第2の非晶質シリコン膜49a2 を消費するこ
とで結晶核を成長させて、第1の非晶質シリコン膜49
1 の表面に複数のシリコン粒49bを形成する。第2
の非晶質シリコン膜49a2 が消費されても第1の非晶
質シリコン膜49a1 が残ることで、下部電極49の抵
抗増大を防ぐことができる。さらに、凹溝47の底部で
の第2の非晶質シリコン膜49a2 の厚さが凹溝47の
開口部での第2の非晶質シリコン膜49a2 の厚さより
も相対的に薄いことから、凹溝47の底部におけるシリ
コン粒49bの成長に寄与するシリコン量が少なくな
る。これによって、凹溝47の底部でのシリコン粒49
bの粒径を凹溝47の開口部でのシリコン粒49bの粒
径よりも相対的に小さくすることが可能となり、隣接す
るシリコン粒が接触するのを防ぐことができる。
【0053】続いて、図20に示すように、凹溝47の
外部の第1の非晶質シリコン膜49a1 をおよびシリコ
ン粒49bをエッチングで除去することにより、凹溝4
7の内壁に沿って第1の非晶質シリコン膜49a1 およ
びシリコン粒49bとを形成する。
【0054】この後は、前記実施の形態1と同様に、熱
処理による結晶化によって第1の非晶質シリコン膜49
1 を多結晶シリコン膜49cとして、シリコン粒49
bを多結晶シリコン膜49cとからなる下部電極を形成
した後(図21)、下部電極49を構成するシリコン粒
49bと多結晶シリコン膜49cの酸化を防止するため
に、シリコン粒49bおよび多結晶シリコン膜49cの
表面を窒化してSiON膜(図示せず)を形成する。次
いで、下部電極49の上部に容量絶縁膜50を構成する
Ta2 5 膜、および容量絶縁膜50の上部に上部電極
51を構成するTiN膜を加工することによって、前記
図16に示す情報蓄積用容量素子Cs2が形成される。
【0055】なお、本実施の形態2では、第1の非晶質
シリコン膜49a1 の表面に複数のシリコン粒49bを
形成した後、凹溝47の外部の第1の非晶質シリコン膜
49a1 およびシリコン粒49bをエッチングで除去す
ることにより、凹溝47の内壁に沿って第1の非晶質シ
リコン膜49a1 およびシリコン粒49bを形成した
が、まず、凹溝47の外部の第1の非晶質シリコン膜4
9a1 および第2の非晶質シリコン膜49a2 をエッチ
ングで除去した後(図22)、凹溝47の内壁に沿った
第2の非晶質シリコン膜49a2 を消費することによっ
て、第1の非晶質シリコン膜49a1 の表面に複数のシ
リコン粒49bを形成してもよい。
【0056】このように、本実施の形態2によれば、情
報蓄積用容量素子Cs2 の下部電極49を、多結晶シリ
コン膜49bと、凹溝47の底部での粒径が凹溝47の
開口部での粒径よりも相対的に小さいシリコン粒49b
とによって構成し、さらに第1の非晶質シリコン膜49
1 と第2の非晶質シリコン膜49a2 との重ね膜の厚
さを凹溝47の底部の径の1/2未満で、かつシリコン
粒49bを設けても底部が埋まらない厚さとすることに
よって、底部で向かい合うシリコン粒49bが接するの
を防ぐことができて、底部にも容量を構成する容量絶縁
膜50および上部電極51の形成が可能となる。
【0057】以上、本発明者によってなされた発明を発
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を
逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでも
ない。
【0058】例えば、前記実施の形態では、DRAMに
適用した場合について説明したが、ロジック回路とDR
AMとが混載されたロジック混載型DRAMに適用可能
である。
【0059】
【発明の効果】本願によって開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0060】本発明によれば、容量素子が形成される凹
溝の底部が下部電極を構成する多結晶シリコン膜で埋め
込まれるのを防ぐことができ、さらに、シリコン粒同士
が接するのを防ぐことができて、凹溝の底部にも容量絶
縁膜および上部電極の形成が可能となるので、深穴型容
量素子を有するメモリセルにおいて、蓄積容量を確保す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるDRAMを示す半
導体基板の要部断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法の一例を工程順に示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図3】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法の一例を工程順に示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法の一例を工程順に示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図5】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法の一例を工程順に示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図6】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法の一例を工程順にを示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図7】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法の一例を工程順に示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図8】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造方
法の一例を工程順に示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図9】本発明の一実施の形態である情報蓄積用容量素
子の製造方法の一例を工程順に示す半導体基板の要部拡
大断面図である。
【図10】本発明の一実施の形態である情報蓄積用容量
素子の製造方法の一例を工程順に示す半導体基板の要部
拡大断面図である。
【図11】本発明の一実施の形態である情報蓄積用容量
素子の製造方法の一例を工程順に示す半導体基板の要部
拡大断面図である。
【図12】本発明の一実施の形態である情報蓄積用容量
素子の製造方法の一例を工程順に示す半導体基板の要部
拡大断面図である。
【図13】本発明の一実施の形態である情報蓄積用容量
素子の製造方法の一例を工程順に示す半導体基板の要部
拡大断面図である。
【図14】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造
方法の一例を工程順に示す半導体基板の要部断面図であ
る。
【図15】本発明の一実施の形態であるDRAMの製造
方法の変形例を示す半導体基板の要部拡大断面図であ
る。
【図16】本発明の他の実施の形態である情報蓄積用容
量素子を示す半導体基板の要部拡大断面図である。
【図17】本発明の他の実施の形態である情報蓄積用容
量素子の製造方法の一例を工程順に示す半導体基板の要
部拡大断面図である。
【図18】本発明の他の実施の形態である情報蓄積用容
量素子の製造方法の一例を工程順に示す半導体基板の要
部拡大断面図である。
【図19】本発明の他の実施の形態である情報蓄積用容
量素子の製造方法の一例を工程順に示す半導体基板の要
部拡大断面図である。
【図20】本発明の他の実施の形態である情報蓄積用容
量素子の製造方法の一例を工程順に示す半導体基板の要
部拡大断面図である。
【図21】本発明の他の実施の形態である情報蓄積用容
量素子の製造方法の一例を工程順に示す半導体基板の要
部拡大断面図である。
【図22】本発明の他の実施の形態である情報蓄積用容
量素子の製造方法の変形例を示す半導体基板の要部拡大
断面図である。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 素子分離溝 3 p型ウエル 4 n型ウエル 5 n型ウエル 7 酸化シリコン膜 8 ゲート酸化膜 9A〜9C ゲート電極 10 窒化シリコン膜 11 n- 型半導体領域 12 p- 型半導体領域 13 窒化シリコン膜 13a サイドウォールスペーサ 14 n+ 型半導体領域 15 p+ 型半導体領域 16 シリサイド層 17 酸化シリコン膜 18、19 コンタクトホール 22 プラグ 23 酸化シリコン膜 24 スルーホール 26〜30 コンタクトホール 33 プラグ 34〜38 配線 41 酸化シリコン膜 42 スルーホール 44 プラグ 45 窒化シリコン膜 46 酸化シリコン膜 47 凹溝 49 下部電極 49a 非晶質シリコン膜 49a1 第1の非晶質シリコン膜 49a2 第2の非晶質シリコン膜 49b シリコン粒 49c 多結晶シリコン膜 50 容量絶縁膜 51 上部電極(プレート電極) 52 酸化シリコン膜 53 スルーホール 55 プラグ 56〜58 配線 WL ワード線 BL ビット線 Cs 1 情報蓄積用容量素子 Cs 2 情報蓄積用容量素子 Qn nチャネル型MISFET Qp pチャネル型MISFET Qs メモリセル選択用MISFET d1 厚さ d2 厚さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石坂 正行 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 吉田 正義 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 山本 裕彦 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 5F083 AD42 AD48 AD60 AD61 GA30 JA06 JA13 JA14 JA15 JA35 JA39 JA40 MA06 MA17 MA19 MA20 NA01 PR03 PR21 PR22 PR40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上の第1絶縁膜に形成された
    凹溝の内部に、下部電極と、容量絶縁膜を挟んで上部電
    極とで構成される容量素子を有する半導体集積回路装置
    であって、 前記下部電極は、前記凹溝の底部における厚さが前記凹
    溝の開口部における厚さよりも相対的に薄い多結晶シリ
    コン膜と、その表面に設けられた複数のシリコン粒とに
    よって構成されることを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上の第1絶縁膜に形成された
    凹溝の内部に、下部電極と、容量絶縁膜を挟んで上部電
    極とで構成される容量素子を有する半導体集積回路装置
    であって、 前記下部電極は、多結晶シリコン膜と、その表面に設け
    られ、前記凹溝の底部における粒径が前記凹溝の開口部
    における粒径よりも相対的に小さい複数のシリコン粒と
    によって構成されることを特徴とする半導体集積回路装
    置。
  3. 【請求項3】 半導体基板上の第1絶縁膜に形成された
    凹溝の内部に、下部電極と、容量絶縁膜を挟んで上部電
    極とで構成される容量素子を有する半導体集積回路装置
    であって、 前記下部電極は、前記凹溝の底部における厚さが前記凹
    溝の開口部における厚さよりも相対的に薄い多結晶シリ
    コン膜と、その表面に設けられ、前記凹溝の底部におけ
    る粒径が前記凹溝の開口部における粒径よりも相対的に
    小さい複数のシリコン粒とによって構成されることを特
    徴とする半導体集積回路装置。
  4. 【請求項4】 メモリセル選択用MISFETの上部の
    第1絶縁膜に形成された凹溝の内部に、多結晶シリコン
    膜とその表面に設けられた複数のシリコン粒とで構成さ
    れる下部電極を形成し、容量絶縁膜を挟んで上部電極を
    形成する半導体集積回路装置の製造方法であって、(a).
    前記凹溝の底部での厚さが前記凹溝の開口部での厚さよ
    りも相対的に薄くなる段差被覆性の悪い条件で、非晶質
    シリコン膜を前記凹溝の内部を含む前記第1絶縁膜の上
    部に堆積する工程と、(b).前記非晶質シリコン膜の表面
    に前記シリコン粒を形成する工程と、(c).前記凹溝の外
    部の前記非晶質シリコン膜および前記シリコン粒を除去
    する工程とを有することを特徴とする半導体集積回路装
    置の製造方法。
  5. 【請求項5】 メモリセル選択用MISFETの上部の
    第1絶縁膜に形成された凹溝の内部に、多結晶シリコン
    膜とその表面に設けられた複数のシリコン粒とで構成さ
    れる下部電極を形成し、容量絶縁膜を挟んで上部電極を
    形成する半導体集積回路装置の製造方法であって、(a).
    第1の非晶質シリコン膜を前記凹溝の内部を含む前記第
    1絶縁膜の上部に堆積する工程と、(b).前記凹溝の底部
    での厚さが前記凹溝の開口部での厚さよりも相対的に薄
    くなる段差被覆性の悪い条件で、第2の非晶質シリコン
    膜を前記第1の非晶質シリコン膜の上部に堆積する工程
    と、(c).前記第2の非晶質シリコン膜を消費して前記第
    1の非晶質シリコン膜の表面に前記シリコン粒を形成す
    る工程と、(d).前記凹溝の外部の前記第1の非晶質シリ
    コン膜および前記シリコン粒を除去する工程とを有する
    ことを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006024899A (ja) * 2004-06-10 2006-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd キャパシタおよびその製造方法
JP2006041497A (ja) * 2004-06-24 2006-02-09 Elpida Memory Inc 半導体装置及びその製造方法
KR20200020612A (ko) 2018-08-17 2020-02-26 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 성막 방법 및 성막 장치

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