JP2001267468A - セラミックス回路基板複合体 - Google Patents

セラミックス回路基板複合体

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JP2001267468A
JP2001267468A JP2000241184A JP2000241184A JP2001267468A JP 2001267468 A JP2001267468 A JP 2001267468A JP 2000241184 A JP2000241184 A JP 2000241184A JP 2000241184 A JP2000241184 A JP 2000241184A JP 2001267468 A JP2001267468 A JP 2001267468A
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circuit board
ceramic circuit
ceramic
alloy
brazing material
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Isao Sugimoto
勲 杉本
Manabu Uto
学 宇都
Morikazu Sakawa
盛一 坂輪
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Denki Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】放熱性に優れ、実使用下で繰り返し被る熱応力
の繰り返しを受けても、高信頼性を保つことのできるセ
ラミックス回路基板複合体を安価に提供する。 【解決手段】セラミックス回路基板を放熱部品にろう材
を介して接合してなるセラミックス回路基板複合体であ
って、前記ろう材の接合温度が530℃〜645℃であ
ることを特徴とするセラミックス回路基板複合体であ
り、好ましくは、セラミックス回路基板を構成している
セラミックス基板が窒化珪素からなることを特徴とする
前記のセラミックス回路基板複合体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーモジュール
等に使用される、放熱性に優れ、高信頼性を有する半導
体装置用回路基板複合体に関するもので、例えば、電鉄
や車両等の移動機器に搭載する電子部品に好適な、ヒー
トシンクと一体となったセラミックス回路基板、即ち、
セラミックス回路基板複合体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パワーエレクトロニクスの進歩に
より、MOS−FET、IGBT、IPMなどといった
パワーデバイスにより制御される機器が急速に増えつつ
あり、特に、電鉄や車両などの移動用機器のパワーデバ
イス化が注目されている。
【0003】特に、最近は環境問題への関心の高まりと
共に、電気自動車やガソリンエンジンと電気モーターを
併用するハイブリッドカーが市販され始めてきており、
それらに搭載されるパワーモジュールの需要の伸びが期
待されているが、このような車両等の移動機器用途に対
して、そこで使用されるパワーモジュールにはことに高
い信頼性が要求されている。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかし、従来公知のパ
ワーモジュールは、銅製ヒートシンク上に半田を介し
て、セラミックス基板の一方の面にCu回路、他方の面
に放熱用Cu板を接合した、セラミックス回路基板を搭
載した構造を有しているので、その信頼性についてみる
と、両者の材料間の熱膨張率のマッチングが悪く、半田
付け界面の剥離が実使用中に発生すること、又、前記剥
離はチップより発生した熱を遮断することになるため、
放熱性の悪化に由来するチップの劣化が引き起こされ、
パワーモジュール全体の信頼性が低下するという問題が
ある。
【0005】即ち、半導体素子であるSiチップをCu
回路に半田付けした回路基板は、通常、その放熱用Cu
板をCuからなるヒートシンクに半田付けし、そのヒー
トシンクをグリースを介して水冷板や放熱フィン等の放
熱部品に締め付けて使用されるが、半導体素子の作動に
伴う繰り返しの熱サイクルや動作環境における温度変化
等で、Siチップとセラミックス回路基板との間の半田
層やセラミックス回路基板とヒートシンクとの間の半田
層にクラックが生じる等の問題がある。
【0006】そこで、(1)回路基板の放熱板とベース
板の間の半田を省いて放熱板を直接ベース板に接合す
る。(2)放熱板を省略してセラミックス基板を直接ベ
ース板に接合する。(3)ベース板まで省略して、セラ
ミックス基板を水冷板や放熱フィン等のヒートシンクに
直接搭載する等の試みが進められている。
【0007】(1)では、セラミックス基板と放熱板、
放熱板とベース板の2回の接合が必要となるのでコスト
アップになることから、敬遠され、(2)のセラミック
ス基板とベース板の直接接合、又は(3)のヒートシン
クへの直接接合の検討による改善が注目されている。
【0008】しかし、上記のように、放熱部品であるベ
ース板またはヒートシンクとセラミックス基板とを直接
接合した場合、セラミックス基板と金属からなる放熱部
品との熱膨張係数の差が大きい上、放熱部品が放熱用C
u板に比べて厚みをもっているため、セラミックス基板
に加わる繰り返し熱応力が大きくなり、窒化アルミニウ
ムのような強度の高くないセラミックス基板では、セラ
ミックス基板自体に微細なクラックが発生してしまう。
【0009】また、Al/SiC複合材をヒートシンク
とし、AlをSiCに含浸させると同時にセラミックス
基板と接合させることも検討されているが、ヒートシン
クの製造自体が非常に高度な技術であるうえ、セラミッ
クス基板がAl層に埋もれてしまう等、未解決な課題が
ある。しかも、ヒートシンクやセラミックス基板の形状
が変わると、ヒートシンクの製造条件を変えなくてはな
らなくなり、不都合である。
【0010】このように、ヒートシンクとセラミックス
基板とを直接接合すれば、安価で効率的な放熱性を有す
るモジュールが得られると期待されるにも拘わらず、工
業的な接合技術がなく、実現されていない。
【0011】上記事情から、高信頼性が要求される移動
機器用途のパワーモジュールでは、前記セラミックス回
路基板とヒートシンクとの間の半田層にクラックが発生
するのをさける目的で、Cuよりも熱膨張係数が小さい
材質のヒートシンクを用いることが検討されていて、セ
ラミックス基板との熱膨張率が近いAl−SiC複合材
からなるヒートシンクあるいはCu−Mo複合材からな
るヒートシンクを用いることが検討されている。
【0012】しかしながら、複合材料の適用は、パワー
モジュールの信頼性を高めるという点では有効である
が、複合材料が特殊な製法で作製されるため非常に高価
となってしまう欠点がある。更に、熱伝導率に関して、
銅製ヒートシンクが400W/mKであるのに対して、
Al−SiC複合材やCu−Mo複合材は200W/m
K程度であるため、得られるパワーモジュールの放熱性
が十分でないという大きな欠点がある。
【0013】そのため、高いコストパフォーマンスと共
に高い信頼性が要求される、自動車などの民生用途に
は、高価なヒートシンクを用いないで、高信頼性を維持
する放熱構造が検討されているが、高信頼性と低価格と
を両立させることが容易でなく、現在までに実用化され
ていない。
【0014】更に、近年、上述したとおりに、半導体装
置の高集積化、大電力化に伴って、益々高い放熱性が求
められているとともに、環境汚染問題から半田が鉛フリ
ー組成であることが望まれている。しかし、現在の代用
半田は、現在多用されているPb−Sn系半田に比べて
濡れ性に劣るので、それを用いた半導体装置の信頼性が
充分ではないという問題がある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、放熱
性に優れ、実使用下で繰り返し被る熱応力の繰り返しを
受けても、高信頼性を保つことのできる半導体搭載用回
路基板複合体、即ちセラミックス回路基板複合体を、安
価に提供することにある。
【0016】本発明者は、上記従来技術の状況に鑑み
て、パワーモジュールの構造とその信頼性との関係につ
いていろいろ実験的に検討した結果、安価な金属製のヒ
ートシンクを用いながらも、高信頼性のモジュールを達
成することができるという知見を得て、本発明に至った
ものである。
【0017】即ち、本発明は、セラミックス回路基板を
放熱部品にろう材を介して接合してなるセラミックス回
路基板複合体であって、前記ろう材の接合温度が530
℃〜645℃であることを特徴とするセラミックス回路
基板複合体であり、好ましくは、セラミックス回路基板
を構成しているセラミックス基板が窒化珪素からなるこ
とを特徴とする前記のセラミックス回路基板複合体であ
る。
【0018】また、本発明は、前記ろう材がAl−Zn
合金、或いはMgとCu、Ge及びSiからなる群から
選ばれる1種以上とを含有するAl合金であることを特
徴とする前記のセラミックス回路基板複合体であり、好
ましくは、セラミックス回路基板の前記ろう材側の面
に、Al、Al合金、Cu、Cu合金のいずれかからな
る金属層を設けていることを特徴とする前記のセラミッ
クス回路基板複合体である。
【0019】更に、本発明は、セラミックス回路基板の
前記ろう材側とは反対側の面に、Al又はAl合金から
なる回路を設けていることを特徴とする前記のセラミッ
クス回路基板複合体であり、好ましくは、放熱部品の表
面がCuまたはCu合金からなり、前記CuまたはCu
合金からなる面の少なくともセラミックス回路基板に接
する部分に、Niを主成分とする層を設けていることを
特徴とする前記のセラミックス回路基板複合体である。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、セラミックス回路基板
を放熱部品にろう接してなるセラミックス回路基板複合
体であって、前記ろう材の接合温度が530℃〜645
℃であることを特徴とする。本発明のセラミックス回路
基板複合体は、セラミックス回路基板と放熱部品である
ヒートシンクとをろう材を用いて接合しているので、両
者の接合界面が強固となり、長期信頼性を保つばかりで
なく、熱放散性にも優れるという効果が得られる。
【0021】ろう接に用いられるろう材の接合温度が5
30℃未満の場合には、ろう材の組成にも依るが、接合
不良が多く発生しやすくなるし、530℃未満の接合温
度で接合し得る組成のろう材を用いた場合には、従来公
知の半田を用いた場合と特性上大差ないことがある。一
方、645℃を超える接合温度では、セラミックス回路
基板上にアルミニウムからなる回路が形成されている場
合に、アルミニウムの融点直下の温度となるため、アル
ミニウム或いはアルミニウム合金からなる回路(以下、
アルミニウム回路という)の局所的な溶融が発生し品質
の安定した接合が得難くなることがある。
【0022】本発明の具体的な態様として、接合温度が
530℃〜645℃で好適な組成を有するろう材を選択
すれば良いが、本発明者の検討に依れば、ろう材とし
て、アルミニウム(Al)−亜鉛(Zn)合金、或いは
マグネシウム(Mg)と銅(Cu)、ゲルマニウム(G
e)及び珪素(Si)からなる群から選ばれる1種以上
とを含有するAl合金が好ましく選択される。
【0023】セラミックス基板と金属板との接合にはA
l−Si系合金やAl−Ge系合金が知られているが、
MgとCu、Ge及びSiからなる群から選ばれる1種
以上とを含有するAl合金、並びにZnを含有するAl
合金からなるろう材には、前記合金に比較して、セラミ
ックス基板との接合条件の許容幅が広く、真空中でなく
とも接合できる特徴があるので、生産性に優れた接合が
可能となる。
【0024】即ち、従来公知のAl−Si系合金やAl
−Ge系合金では、比較的多量にSiやGeを添加しな
いと融点が低下しないが、多量に添加すると合金が硬く
て脆くなる問題が生じる。このような問題を起こさせな
いように、例えばAl−Si系合金において、Siの割
合を5%まで下げると融点が615℃となり、加圧を行
っても620℃以下の温度での接合は困難となる。
【0025】これに対し、本発明に用いるMgを含有す
るAl合金、ことにAl−Mg−Cu系合金、Al−M
g−Ge系合金或いはAl−Mg−Si系合金では、C
u、Ge、Siの割合を4%程度まで下げても適切に加
圧等の手段を講じることによって、530℃程度での接
合が可能となり、接合条件の許容幅が広がる。更に、A
l−Mg−Cu系合金、Al−Mg−Ge系合金並びに
Al−Mg−Si系は、SiやGeが単独でAlに添加
されている場合に比べて、Cu、Ge、SiやMgがA
l中に均一に拡散し易いため、局部的な溶融が生じた
り、余分なろう材が押し出されてしまうはみ出し現象が
生じ難く、比較的短時間で安定した接合が可能となる。
【0026】Mgを含有するAl合金中のMgについて
は、少量添加することによって、接合状態が良好にな
る。これはAl表面の酸化物層の除去効果や窒化珪素基
板表面とろう材の濡れ性改善効果によると推察される。
Mgの割合は、0.05〜3質量%が好ましい。0.0
5質量%未満では添加効果が顕著でなくなり、3質量%
超ではAl又はAl合金の硬度に悪影響を与えるうえ、
接合時に多量に揮発して炉操業に支障をきたすことがあ
る。特に好ましくは、0.1〜1.0質量%である。
【0027】Al−Mg−Cu系合金中のCuの割合
は、2〜10質量%であることが好ましい。2質量%未
満では、接合温度が高くなってAlの融点に近くなって
しまい、また10質量%超では、接合後のろう材の拡散
部が特に硬くなって回路基板の信頼性が低下する恐れが
ある。好ましくは2〜6質量%である。
【0028】また、Al−Mg−Ge系合金中のGeの
割合は、2〜20質量%であることが好ましい。2質量
%未満では、接合温度が高くなってAlの融点に近くな
ってしまい、また20質量%超では、接合後のろう材の
拡散部が特に硬くなって回路基板の信頼性が低下する恐
れがある。好ましくは2〜10質量%である。
【0029】Al−Mg−Si系合金中のSiの割合
は、4〜14質量%あることが好ましい。4質量%未満
では、接合温度が高くなってAlの融点に近くなってし
まい、また14質量%超では、接合後のろう材の拡散部
が特に硬くなって回路基板の信頼性が低下する恐れがあ
る。好ましくは4〜12質量%である。
【0030】本発明で使用されるAl−Mg−Cu系合
金、Al−Mg−Ge系合金或いはAl−Mg−Si系
合金並びにAl−Zn系合金は、Al、Mg、Cu、G
e、Si、Znの主要成分はもとより、それ以外の成分
を含んでいてもよい。例えばAl、Mg、Cu、Ge、
Si、Zn以外に、In、Mn、Cr、Ti、Bi、
B、Fe等の成分を合計で5質量%程度以下を含んでい
てもよい。本発明で使用されるろう材の組成について日
本工業規格の例をあげれば、4質量%程度のCuと0.
5質量%程度のMgが含まれる2018合金、更に0.
5質量%程度のMn等が含まれる2017合金を始め、
2001、2005、2007、2014、2024、
2030、2034、2036、2048、2090、
2117、2124、2214、2218、2224、
2324、7050等が挙げられる。
【0031】加えて、セラミックス回路基板上にアルミ
ニウム回路が形成されている場合に、その表面は酸化層
が形成されていることが多いが、前記ろう材を用いると
きは、前記接合温度範囲内で前記酸化層が存在しても接
合力が十分に強固な接合層を形成することができる。ま
た、前記ろう材が好ましい理由については、本発明者
は、接合温度が前記温度範囲において溶解、あるいは部
分的に溶解することが必要で、このためZn、Si、G
e、Cuのうちから1種以上を含むアルミニウム合金で
あることが選択されるし、アルミニウム回路或いはろう
材そのものの表面に存在するアルミニウムの酸化層を除
去してゲッタリング作用をもたらすために、Zn又はM
gのうち少なくとも一種が選択されるものと考えてい
る。
【0032】本発明において、セラミックス回路基板
が、該セラミックス回路基板のろう材側の面に、Al、
Al合金、Cu、Cu合金のいずれかからなる金属層を
設けていることを特徴としている。この構成を採用する
ことにより、前記ろう材を用いて接合することが容易と
なり、得られるセラミックス回路基板複合体の品質も安
定する効果が得られる。前記金属層の厚みについては、
本発明者の検討結果に基づけば、50〜500μmのも
のが好ましく用いられる。
【0033】また、本発明において、放熱部品であるヒ
ートシンクの表面がCuまたはCu合金からなり、前記
CuまたはCu合金からなる面の少なくともセラミック
ス回路基板に接する部分に、ニッケル(Ni)を主成分
とする層を設けていることが好ましい。放熱部品の表面
がCuまたはCu合金から構成することで、熱放散が接
合部を通じて充分行われることが期待できる。更に、前
記接合層部分にNiを主成分とする層を設けることで、
Alを含有するろう材と前記Cu又はCu合金とが、接
合操作において発生しやすい両者間の過剰反応を防ぐこ
とができるので、その結果、良好で安定した接合状態を
有するセラミックス回路基板複合体を得ることができ
る。
【0034】前記Ni層を放熱部品の表面に設ける方法
については、従来公知の方法を適用すればよいが、無電
解めっき法は高価な設備を必要とせずに、厚みむらが少
なく品質の安定したNi層を得ることができるので、好
ましい。更に、前記Ni層の厚みについては、本発明者
の検討結果に依れば、3〜20μmが好ましい。
【0035】本発明に用いられるセラミックス回路基板
に関して、セラミックス基板は必要とされる絶縁特性や
熱伝導率や機械強度などの特性を満たしていればどの様
なものでも構わず、従来公知のアルミナ、窒化珪素等が
用いられるが、高い強度と比較的高い熱伝導率を兼ね備
えた窒化珪素(Si34)がより好適である。窒化珪素
基板は機械的強度に優れいるため、熱膨張係数の差が大
きくて厚みのある放熱部品に直接接合しても、窒化珪素
基板に加わる繰り返し熱応力によるクラックは発生し難
いからである。また、窒化珪素基板の熱伝導率は70W
/mK以上であることが好ましい。70W/mK以上の
熱伝導率を有する場合には、直接放熱部品に接合するこ
とで熱抵抗を低く押さえられるため、得られる回路基板
複合体を実質的に多くの用途に適用することが可能であ
る。
【0036】前記セラミックス基板上に設けられる回路
としては、良導電性の金属であれば何でもかまわない
が、安価で熱伝導率が高い銅やアルミニウムが好ましく
用いられる。また、前記銅やアルミニウムとしては、電
気伝導率が高く、応力発生に対して塑性変形能が高い、
高純度のものが好ましい。ここで、セラミックス基板に
接合される回路或いは金属板については、表面と裏面と
が同一種類の金属であることが好ましいが、目的に応じ
ていずれかの一主面がアルミニウムで他の一主面が銅で
ある構成でもかまわない。
【0037】セラミックス回路基板の回路、或いは金属
板と、セラミックス基板との接合に用いるろう材につい
ては、セラミックス基板と回路又は金属板を構成する金
属に応じて適宜選択すれば良いが、前記金属が銅の場合
にはAg−Cu−Ti系ろう材がセラミックス回路基板
と放熱部品或いは金属製ヒートシンク、セラミックス基
板と回路や金属板との接合力が高いので好ましい。こと
に、アルミニウムからなる回路を有するセラミックス回
路基板を銅製放熱部品或いは銅製ヒートシンクに接合す
る場合には、マグネシウムと、銅とゲルマニウムとケイ
素とからなる群から選ばれる2種以上の元素とを含有す
るアルミニウム合金が、窒化アルミニウム基板と銅製ヒ
ートシンクとの密着性に優れ、本発明の目的をより確実
に達成できるので、好ましい。
【0038】また、アルミニウムからなる回路を有する
セラミックス回路基板においては、ろう材としてJIS
呼称2017アルミニウム合金を用いると、前記アルミ
ニウム合金は接合の際に、回路のアルミニウムと容易に
一体化するので、一層好ましい。
【0039】また、本発明において、放熱部品或いはヒ
ートシンクに用いる金属については、前述したとおり
に、表面がCuまたはCu合金からなっておればどの様
なものであっても良いが、安価で熱伝導率が高いCu、
或いはCu合金が好ましく用いられる。
【0040】本発明のセラミックス回路基板複合体にお
いて、その生産性が著しく高められている。その理由の
一つは、接合が真空炉に限定されないことである。真空
炉は元来高価なうえ、連続化が難しく、またバッチ炉で
は容積効率が悪い。大型炉にすると温度分布が生じ易
く、高収率での生産は望めない。これに対し、本発明の
ろう材は接合温度が530〜645℃であり、真空下で
なくともN2、H2、不活性ガス及びこれらの混合ガスの
低酸素雰囲気下で接合することができるので、炉構造が
簡単になり、連続化も容易となる。更に、連続化によっ
て、温度分布等の製品のバラツキ要因を低減させること
ができ、歩留まりよく、品質の安定した製品を製造する
ことができるという特徴を示す。
【0041】尚、本発明のセラミックス回路基板複合体
は、200℃以上、好ましくは300〜350℃程度の
温度範囲で焼鈍することによって、セラミックス基板に
残留しがちな熱応力を緩和することができる。
【0042】
【実施例】〔実施例1〕セラミックス基板として、35
×35×0.635mmの大きさで、レーザーフラッシ
ュ法による熱伝導率が70W/mK、三点曲げ強さの平
均値が600MPaの窒化珪素基板を用意した。また、
回路となる金属板と前記窒化珪素基板の放熱部品に対す
る面(以下、基板裏面という)に設けられる金属板とし
て32×32×0.4mmのJIS呼称1085アルミ
ニウム板を2枚用意した。
【0043】前記窒化珪素基板の表裏両面に、JIS呼
称2017アルミニウム合金箔(20μm厚さ)を介し
て前記アルミニウム板を重ね、垂直方向に300MPa
で加圧した。そして、10-2Paの真空中、温度630
℃×20minの条件下で加熱しながらアルミニウム板
と窒化珪素基板とを接合した。接合後、アルミニウム板
表面の所望部分にエッチングレジストをスクリーン印刷
して、塩化第二鉄溶液にてエッチング処理することによ
り回路パターンを形成し、セラミックス回路基板を作製
した。
【0044】次に、ヒートシンクとして、70×130
×3mmサイズの無酸素銅板に、厚み10μmの無電解
Ni−リン(P)メッキを全表面にほどこしたものを用
意した。そして、前記セラミックス回路基板と前記ヒー
トシンクとの間に、厚さ20μmのJIS呼称2017
アルミニウム合金箔を入れ、黒鉛治具で加圧力300M
Paで加圧した。その状態で加圧しながら10-2Paの
真空中において610℃×4minの加熱条件で接合し
た。最後に基板と放熱板全面に無電解Niメッキを行
い、セラミックス回路基板複合体を得た。
【0045】前記操作で得たセラミックス回路基板複合
体について、次に示す方法で、放熱特性の評価、熱サイ
クル負荷時の信頼性評価、更に熱抵抗の評価を行った。
この結果を表1と表2に示す。
【0046】<放熱特性の評価>セラミックス回路基板
上の回路にヒーターを半田付けし、セラミックス回路基
板複合体の底面に、放熱ユニットを放熱用シリコーング
リースを介して設置し、各部の温度を熱電対により測定
することによって、モジュールとしての冷却性能を調べ
る。評価は、ヒーター出力を100W、放熱ユニットの
温度が60℃となる条件とし、このときのヒーター温度
を測定する。
【0047】<信頼性試験>セラミックス回路基板複合
体について、−40℃で30分保持後に昇温して125
℃とし同温度で30分保持し−40℃に冷却することを
1回とするヒートサイクルを負荷し、ヒートサイクル5
00回、1000回、3000回経過後に、セラミック
ス回路基板とヒートシンクとの間の接合界面の接合状況
をSAT(超音波映像探傷装置)により調べ、異状が認
められた時のヒートサイクル回数を調べる。
【0048】<熱抵抗測定>セラミックス回路基板複合
体を、高熱伝導性グリースを介して、水冷式冷却ユニッ
ト上に、ネジ止め固定し、セラミックス回路基板上の回
路に設けたヒーターと水冷式冷却ユニット表面の温度差
を調べることにより熱抵抗を測定した。
【0049】
【表1】
【0050】
【表2】
【0051】〔実施例2〕セラミックス基板として、3
5×35×0.635mmの大きさで、レーザーフラッ
シュ法による熱伝導率が70W/m・K、3点曲げ強さ
の平均値が600MPaの窒化珪素基板を用意した。ま
た、回路用の金属板として32×32×0.4mmのJ
IS呼称1085アルミニウム板と基板裏面用の金属板
として32×32×0.3mm無酸素銅板を用意した。
【0052】銅板とセラミックスを接合するろう材とし
ては、Agと、Cuと、TiH2とからなる混合粉(A
g:Cu:TiH2=90:10:5mass%)にP
MMA樹脂とテルピネオール溶液とを適量添加し、らい
かい混合機と3本ロールとを用いて、混合と混練りを十
分におこないペースト化した(以下、ここで得られたも
のを、ペーストロウ材と呼ぶ)。
【0053】次に、アルミニウム板とセラミックスを接
合するろう材として、JIS呼称2017アルミニウム
合金箔(厚さ20μm)を、前記アルミニウム板と同一
寸法に切り取ったものを用意した。
【0054】前記窒化珪素基板の片面に、前記ペースト
ロウ材を10mg/cm2の塗布量でスクリーン印刷に
より塗布した。そして裏面に前記銅板を重ね、垂直方向
に10MPaで加圧した。そしてその状態で、10-2
aの真空中、温度850℃×20minの条件下で加熱
しながら銅板と窒化ケイ素板とを接合した。
【0055】次に、JIS呼称2017アルミニウム合
金箔(20μm厚さ)を介して前記アルミニウム板を重
ね、垂直方向に300MPaで加圧した。そして、10
-2Paの真空中、温度630℃×20minの条件下で
加熱しながらアルミニウム板と窒化珪素基板とを接合し
た。
【0056】接合後、アルミニウム接合面には全面エッ
チングレジストを印刷し、銅板接合面の所望部分にエッ
チングレジストをスクリーン印刷して、塩化第二鉄溶液
にてエッチング処理することにより回路パターンを形成
した後に、フッ化アンモニウム塩と過酸化水素水の混合
溶液でエッチング処理をすることにより余分なろう材を
除去してセラミックス回路基板とした。
【0057】次に、放熱部品のヒートシンクとして、7
0×130×3mmサイズの無酸素銅板(C1020
P)に、厚み10μmの無電解Ni−Pメッキを全表面
にほどこしたものを用意した。そして、前記セラミック
ス回路基板と前記ヒートシンクとの間に、厚さ20μm
のJIS呼称2017アルミニウム合金箔を入れ、黒鉛
治具で加圧した。また、黒鉛治具で加圧しながら接合す
る際に、加圧力300MPaを負荷した状態で610℃
×4minの加熱条件で接合し目的とするセラミックス
回路基板複合体を得た。実施例1と同じ評価を行い、そ
の結果を表1と表2に示す。
【0058】〔比較例1〕実施例1と同一形状の窒化ア
ルミニウムセラミックスの両主面へアルミニウムが接合
されたセラミックス回路基板を作製した。そしてこの基
板の金属部分において、半田付けが可能となるようにす
るため、基板両面に無電解Niメッキをおこなった。次
に、実施例1と同一形状の無電解Ni−Pメッキされた
銅製ヒートシンクを用意し、セラミックス回路基板とヒ
ートシンクとを共晶半田で半田付けし、セラミックス回
路基板複合体を作製し、実施例1と同じ評価を行った。
その結果を、表1と表2に示す。
【0059】〔比較例2〕比較例1と同様に窒化アルミ
ニウムセラミックスの両主面にアルミニウムが接合され
たセラミックス回路基板を作製し、さらにNiメッキさ
れたAl−SiC複合材ヒートシンクを用意して基板と
ヒートシンクを共晶半田で半田付けしたものを作製し、
実施例1と同じ評価を行った。この結果を表1と表2に
示す。
【0060】表1より、比較例2は、実施例1、2に比
べてSiチップの温度が高く、パワーモジュールモジュ
ールとしての高負荷時の使用には制限があることがわか
る。また、表2より、比較例1はヒートサイクル500
回未満の時点で基板とヒートシンク間の半田にクラック
が発生しており、さらに1000回未満の時点でSiチ
ップの下に半田クラックが発生している。例えば、ハイ
ブリッドカーや電鉄車両用のモジュールに必要とされる
ヒートサイクル回数は3000回以上であるので、この
ような少ないヒートサイクル回数での半田クラック発生
は信頼性が低く実用的ではない。実施例1、2はいずれ
も、3000回以上のヒートサイクル経過後であっても
半田クラックの発生が無く、信頼性が極めて高く、熱放
散性にも優れていることが明らかである。
【0061】〔実施例3〜9、比較例3〜8〕 (1)セラミックス基板 40mm×40mm×0.635mmの窒化珪素及び窒
化アルミニウム基板で、レーザーフラッシュ法による熱
伝導率がそれぞれ95W/mK及び175W/mK、3
点曲げ強さの平均値がそれぞれ700MPa及び420
MPaであるものを用意した
【0062】(2)ベース板、ヒートシンク及びAl回
路 ベース板は、50mm×50mm×6mmの無酸素銅材
(C1020)の全面にNiメッキ(厚み5μm)を施
したものとしていないもの、及び純Al材(A105
0)を用いた。また、ヒートシンクは50mm×50m
m×20mmで上記ベース板と同じ無酸素銅材で全面N
iメッキしたものとしていないもの及びAl材を用い
た。また、Al回路は厚み0.4mmの市販のAl材
(純度≧99.99%)から、回路パターンを打ち抜い
て用いた。
【0063】(3)セラミックス回路基板複合体の作製 表3に示されるろう材(厚み30μm)と、前記のセラ
ミックス基板、放熱部品及びAl回路とを積層した。こ
れを炉外から油圧式の一軸加圧装置でカーボン製の押し
棒を介してセラミックス基板面と垂直方向に加圧しなが
ら加熱を行い、接合した。接合条件は、表4に示すとお
りであり、4×10-3Paの真空中(バッチ炉)又はN
2ガス中(連続炉)で行った。さらに、作製した各セラ
ミックス回路基板複合体のAl回路にNiメッキを施し
た後、裏がAuでメッキされた15mm×15mm×
0.4mmのシリコンチップを、鉛と錫の質量割合がそ
れぞれ90:10である半田を用いてAl回路面に接合
した。なお、比較例5では、セラミックス基板の表裏両
面にAl板(厚み0.4mm)を接合し、上記方法によ
りシリコンチップを接合後、共晶半田で放熱部品に接合
した。
【0064】
【表3】
【0065】
【表4】
【0066】(4)セラミックス回路基板複合体の評価 得られたセラミックス回路基板複合体について、放熱部
品とセラミックス基板及びシリコンチップとAl回路と
の接合状態を超音波探傷装置(SAT)で観察し、直径1
mm以上の未接合部又は1面積%以上の未接合面積部が
確認できたものを接合不良とした。また、各試料は、−
40℃、30分→室温、10分→125℃、30分→室
温、10分を1サイクルとして3000サイクルのヒー
トサイクルを行った後、外観を肉眼で観察して異常の有
無を確認し、再びSATで接合状態を調べた。それらの
結果を表5に示す。
【0067】
【表5】
【0068】実施例3〜9、比較例3〜8から明らかな
ように、本発明の回路基板複合体では、いずれも良好な
接合状態を示した。これに対して、比較例3〜8では、
窒化アルミニウム板を用いた場合に全て基板クラックが
発生し、窒化珪素基板と放熱部品を半田で接合した場合
には全て窒化珪素基板/放熱部品間の半田層にクラック
が発生したほか、Mgを含まないろう材で接合したもの
については放熱部品とセラミックス基板との間の接合不
良品が多発している。また、実施例5を除く実施例で
は、簡易的な連続炉を用いたにも拘わらず、接合不良及
びシリコンチップ下の半田に半田クラックのない回路基
板複合体が得られている。
【0069】
【発明の効果】本発明のセラミックス回路基板複合体
は、安価な銅製放熱部品を用いながらも、高価な複合材
を用いたモジュールと同等以上の信頼性を有し、しかも
放熱特性が優れている特徴があり、産業上非常に有用で
ある。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミックス回路基板を放熱部品にろう材
    を介して接合してなるセラミックス回路基板複合体であ
    って、前記ろう材の接合温度が530℃〜645℃であ
    ることを特徴とするセラミックス回路基板複合体。
  2. 【請求項2】セラミックス回路基板を構成しているセラ
    ミックス基板が窒化珪素からなることを特徴とする請求
    項1記載のセラミックス回路基板複合体。
  3. 【請求項3】前記ろう材がAl−Zn合金、或いはMg
    とCu、Ge及びSiからなる群から選ばれる1種以上
    とを含有するAl合金であることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載のセラミックス回路基板複合体。
  4. 【請求項4】セラミックス回路基板の前記ろう材側の面
    に、Al、Al合金、Cu、Cu合金のいずれかからな
    る金属層を設けていることを特徴とする請求項1、請求
    項2又は請求項3記載のセラミックス回路基板複合体。
  5. 【請求項5】セラミックス回路基板の前記ろう材側とは
    反対側の面に、Al又はAl合金からなる回路を設けて
    いることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又
    は請求項4記載のセラミックス回路基板複合体。
  6. 【請求項6】放熱部品の表面がCuまたはCu合金から
    なり、前記CuまたはCu合金からなる面の少なくとも
    セラミックス回路基板に接する部分に、Niを主成分と
    する層を設けていることを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4又は請求項5記載のセラミック
    ス回路基板複合体。
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JP2021100896A (ja) * 2019-12-24 2021-07-08 三菱マテリアル株式会社 銅/セラミックス接合体、絶縁回路基板、及び、銅/セラミックス接合体の製造方法、絶縁回路基板の製造方法

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