JP2001266369A - 光ヘッド装置 - Google Patents

光ヘッド装置

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JP2001266369A
JP2001266369A JP2000083768A JP2000083768A JP2001266369A JP 2001266369 A JP2001266369 A JP 2001266369A JP 2000083768 A JP2000083768 A JP 2000083768A JP 2000083768 A JP2000083768 A JP 2000083768A JP 2001266369 A JP2001266369 A JP 2001266369A
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Takashi Yoshizawa
隆 吉澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の光ヘッド装置で用いられていたHOEで
は、特に、フォーカスエラー信号を生成するためのビー
ムは、数多くの異なる回折特性を持つ回折領域からの光
を合成した光として実現されるので、光源の波長変動に
よって各回折領域の影響の受け方が異なり、このために
フォーカスエラー信号の特性が劣化するという問題点が
あった。 【解決手段】本発明の光ヘッド装置では、集光手段は偏
光性回折手段を有し、該偏向性回折手段は、少なくとも
6つの相異なる回折領域を有し、かつ回折領域から得ら
れるN次(ただし、Nは0ではない正負の整数)の回折光
を、光電変換手段に導き、該光電変換手段からの信号を
もとに移動手段を制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、光ディス
クなどの情報記録媒体に記録する若しくはあらかじめ記
録されている情報の記録若しくは再生を行うための光ヘ
ッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスクドライブをはじめと
する、いわゆる光ディスクドライブは市場に多種多数供
給されており、様々な消費者の使用に供されている。こ
れらの技術的構成は例えば、文献「光ディスク技術」
(村山登ら著,1989年 ラジオ技術社)、あるいは文献
「光ディスクストレージの基礎と応用」(尾島 正啓
ら,1995年 電子情報通信学会)などに詳しく説明され
ている。
【0003】光ディスクドライブにおいて、光ヘッドな
いしは光ピックアップと呼ばれる部分は一般に、再生ま
たは記録・再生をすべき光ディスクに対して、所定のレ
ーザ光を供給するとともに、この光ディスクから反射し
て戻ってきた光ビームを電気信号に変換する、という基
本機能を有している。そして、その構成、動作等の詳細
も上記文献等に述べられている。
【0004】上記の光ヘッド装置の中には、ドライブ装
置全体の小型化あるいは薄型化のために、各種の回折光
学素子(以下、HOEと呼ぶ)を用いるものがある。こ
の一例として特開平8-22624号公報に開示されているも
のがあげられる。ここに開示されているものは、対物レ
ンズと一体的に駆動するHOEを用いて、いわゆるフォ
ーカスエラー信号を生成するための光学的変化、および
トラッキングエラー信号を生成するための光学的変化を
発現させている。上記公報以前の光ヘッドの構成と比較
して、格段に光学系の簡素化が図られているといえる。
上記公報では、HOEを略4分の1円の領域に分割し、
さらに各領域において、ビームサイズ法の原理でもあ
る、焦点の前後に対称なビームを生成するための回折パ
ターンが複数刻み込まれている。このような構成の中
で、このHOEのたとえば+1次回折光は上記のビーム
サイズ法によるフォーカスエラー信号の生成に用いら
れ、一方の−1次回折光はトラッキングエラー信号の生
成に用いられる。ところが、フォーカスエラー信号を生
成するためのビームは上記のように、数多くの異なる回
折特性を持つ回折領域からの光を合成した光として実現
されるので、光源の波長の変動によって各回折領域の影
響の受け方が異なり、このためにフォーカスエラー信号
の特性が劣化するという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ヘッド装置で
用いられていたHOEでは、フォーカスエラー信号を生
成するためのビームは、数多くの異なる回折特性を持つ
回折領域からの光を合成した光として実現されるので、
光源の波長変動によって各回折領域の影響の受け方が異
なり、このためにフォーカスエラー信号の特性が劣化す
るという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、上述した問題点を解決
し、光源の波長変動があっても安定したフォーカスエラ
ー信号が得られる光ヘッド装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の光ヘッド装置では、情報記録媒体に光ビー
ムを供給するための発光手段と、この発光手段から出射
された前記光ビームを、前記情報記録媒体に集光させる
ための集光手段と、この集光手段を移動するための移動
手段と、前記情報記録媒体からの反射光を電気信号に変
換するための光電変換手段とを備えた光ヘッド装置であ
って、前記集光手段は偏光性回折手段を有し、該偏向性
回折手段は、少なくとも6つの相異なる回折領域を有
し、かつ前記回折領域から得られるN次(ただし、Nは0
ではない正負の整数)の回折光を、前記光電変換手段に
導き、該光電変換手段からの信号をもとに前記移動手段
を制御することを特徴とする。
【0008】また、前記偏光性回折手段の少なくとも6
つの相異なる回折領域は、前記情報記録媒体からの反射
光の略中心が入射する位置を原点とし、該6つの相異な
る回折領域のうち、第一および第二の回折領域は、前記
原点を通り前記情報記録媒体の半径方向にのびる第一の
分割線により略二分され、該第一の分割線に対して対称
で、互いに相異なるパターンからなり、該第一および第
二の回折領域から得れるN次(ただし、Nは0ではない正
負の整数)回折光に基づいて、前記集光手段を前記情報
記録媒体表面と垂直方向に移動させることを特徴とす
る。
【0009】さらに、前記偏光性回折手段の少なくとも
6つの相異なる回折領域は、前記情報記録媒体からの反
射光の略中心が入射する位置を原点とし、該6つの相異
なる回折領域のうち、第一および第二の回折領域は、前
記原点を通り前記情報記録媒体の半径方向と直交方向に
のびる第一の分割線により略二分され、該第一の分割線
に対して対称で、互いに相異なるパターンからなり、該
第一および第二の回折領域から得れるN次(ただし、Nは
0ではない正負の整数)回折光に基づいて、前記集光手
段を前記情報記録媒体表面と垂直方向に移動させること
を特徴とする。
【0010】この他、前記6つの相異なる回折領域のう
ち、第三乃至第六の回折領域は、前記第一の分割線と直
交し、前記第一および第二の回折領域以外の領域を略4
等分する第二の分割線により略4等分された各領域で、
かつ互いに相異なるパターンからなり、前記第三乃至第
六の回折領域から得れるN次(ただし、Nは0ではない正
負の整数)回折光に基づいて、前記集光手段を前記情報
記録媒体表面方向に移動させることを特徴とする。
【0011】また、前記第一および第二の回折領域は、
互いに回折角が異なる回折格子からなることを特徴とす
る。
【0012】また、前記光電変換手段のうち、前記第三
乃至第六の回折領域から得られるN次(ただし、Nは0で
はない正負の整数)回折光を受光する領域は、互いに離
間していることを特徴とする。
【0013】また、前記光電変換手段は、前記第一およ
び第二の回折領域からの回折光を受光するための互いに
隣接した4つの受光部を有し、該受光部のうち2組の対
角位置にある受光部からの出力を合計した2組の出力に
対して、その差出力を検知し、これを、前記移動手段を
前記情報記録媒体表面と垂直方向に移動させる際の制御
に用いることを特徴とする。
【0014】また、前記光電変換手段は、前記第三乃至
第六の回折領域からの回折光を受光するための第三乃至
第六の受光部を有し、該受光部のうち、2組の対角位置
にある受光部からの出力を合計した2組の出力に対し
て、その位相差を検知し、これを、前記移動手段を前記
情報記録媒体表面方向に移動させる際の制御に用いるこ
とを特徴とする。
【0015】また、前記光電変換手段は、前記第三乃至
第六の回折領域からの回折光を受光するための第三乃至
第六の受光部を有し、該受光部のうち、前記第二の分割
線を挟んで同じ側にある2組の受光部からの出力を合計
して得られる2組の出力に対して、その差信号を検知
し、これを前記移動手段を前記情報記録媒体表面方向に
移動させる際の制御に用いることを特徴とする。
【0016】そして、前記偏向性回折手段は、前記集光
手段と一体化されていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例における
光ヘッド装置の光学系構成を示すものである。
【0018】光源である半導体レーザ6より出射された
光束31はコリメートレンズ7により発散光束から平行
光束に変換される。さらに偏光プリズム3を透過後、対
物レンズ2と一体化されている偏光性HOE5およびλ
/4板4を透過し、対物レンズ2によって集光され、光
ディスク1の所定位置に焦点を結ぶ。光源の偏光特性を
P偏光とすれば、光ディスク1へ至る光路(以下、往路
と呼ぶ)においてλ/4板4によって、その偏光特性は
左回り円偏光に変換される。この光束は光ディスク1で
反射されることにより、その偏光特性が右回り円偏光に
なる。光ディスク1で反射された後の光路(以降、復路
と呼ぶ)において、λ/4板4を通過することにより往
路の光束32の偏光特性はS偏光に変換される。この
後、光束32は偏光性HOE5に入射する。前記公報に
もあるように、偏光性HOE5はS偏光に対してはHO
Eとして機能するため、光束32は+1次回折光33、
−1次回折光34、および若干の0次回折光と高次回折
光に分かれる。ただし、現実的には0次回折光と高次回
折光は、+1次回折光33、−1次回折光34と比べれ
ばごくわずかであるのでここでは以降、無視して考え
る。なお、図1では煩雑さを避けるため、+1次回折光
33と−1次回折光34は同一の復路として表現してあ
る。+1次回折光33、−1次回折光34は偏光プリズ
ム3によって反射されて、収束レンズ8で収束されて、
光検出器20へと至り、フォーカスエラー信号およびト
ラッキングエラー信号、あるいは情報信号の生成に寄与
する。
【0019】本発明の光ヘッド装置では、偏光性HOE
5の具体的なパターンに新たな改善が施されているのが
特徴である。
【0020】ここで、本発明の特徴点をより詳細に説明
するために、まず従来例の問題点についてあらためて詳
しく説明する。
【0021】図9には、従来例の偏光性HOEのパター
ンを示し、図10には従来例の光検出器20の受光部の
パターンを示す。図9で、回折領域の中の領域A1は2
つの回折領域から成っていて、この領域に入射した光デ
ィスク反射光はともに、図10の6A31に示す光ビー
ムになる。また、光ビーム6A31は2つの感受部FE
31とFE32にまたがって入射する。図9、図10か
らわかるように、領域A1を構成している回折領域は互
いに離間しているにもかかわらず、この2つの領域から
の光ビームは光検出器20の受光部上では、間隙などな
い1つのパターン6A31として実現されている。した
がって、領域A1を構成している2つの回折領域は、回
折角度など回折特性を違えて、上記のことを実現してい
る。ところで、一般に回折光学素子は用いる光の波長が
変動すると、回折角度などその特性が変化する。ことに
光ディスクシステムにおいては、光ヘッド自体やその周
囲の温度変化が数十度起こりえて、このために光源の半
導体レーザの波長が数nmほど変動することがある。し
たがって、上記のような回折領域の設定をすると、波長
変動が原因で所定の受光部に所定の光ビームパターンが
形成されないという不都合が生じる。これは、フォーカ
スエラー信号がフォーカスエラー状態を正しく反映して
いないことを意味しており、結果としていわゆるフォー
カスオフセットの発生につながる。このフォーカスオフ
セットは再生、あるいは記録・再生の際のC/N低下を
もたらし、ドライブ性能を低めることになってしまう。
上記の説明は、領域A1およびA2について行ったが、
他の領域についてもまったく同様のことがいえる。
【0022】次に、本発明の実施例について詳しく説明
していく。
【0023】図2には、本発明の第1の実施例に係る偏
光性HOE5の回折領域のパターンを示す。
【0024】図2では、光ディスク1のラジアル方向
(半径方向)に第一の分割線41がある場合を説明す
る。
【0025】本発明の実施例に係る偏光性HOE5は、
全体として略円形をしており、その中央部には略矩形を
した第一および第二の回折領域10a、10bが設けら
れている。光ディスク1からの反射光32の中心と略一
致するHOEの中心をOとし、この中心Oを通り、光デ
ィスク1のラジアル方向(半径方向)と同じ方向を向く
第一の分割線を41としたときに、回折領域10a、1
0bは、第一の分割線41を挟んで互いに反対側に対称
形状で位置し、ラジアル方向に細く延びた矩形形状をし
ている。さらに、偏光性HOE5には、中心Oを通り第
一の分割線41と直交する第二および第三の分割線4
2、43が設けられている。第二および第三の分割線4
2、43は、光ディスク1のタンジェンシャル方向(接
線方向)と同じ方向を向いている。第一、第二および第
三の分割線41、42および43で画され、第一および
第二の回折領域10a、10bを除いた領域は、同図に
示すように略4等分された4つの回折領域11a、11
b、11cおよび11dに分かれる。回折領域10aお
よび10bはフォーカスエラー信号を生成するためのパ
ターンが刻み込まれた領域であり、一方、回折領域11
a、11b、11cおよび11dはトラッキングエラー
信号を生成するためのパターンが刻み込まれた領域であ
る。回折領域10aおよび10bは互いにピッチの異な
る直線状の単純な回折格子からなっている。より詳しく
は、回折領域10aから得られる±1次回折光が0次回
折光となす角度は5度、回折領域10bから得られる±
1次回折光が0次回折光となす角度は3度である。回折
領域10aおよび10bから得られる±1次回折光のう
ち、+1次回折光のみをフォーカスエラー信号の生成に
用いる。
【0026】次に、フォーカスエラー検出方式につい
て、図3を参照しながら簡単に説明する。実施例のフォ
ーカスエラー検出方式はいわゆるナイフエッジ法を原理
としたものであり、このナイフエッジ法を二重に用いて
おり、ダブルナイフエッジ法などともいわれるものであ
る。図3に示すように、回折領域10aから得られる+
1次回折光35aは、光検出器20の受光部21a、2
1bに入射し、回折領域10bから得られる+1次回折
光35bは、光検出器20の受光部21c、21dに入
射する。
【0027】対物レンズ2によって集光されたスポット
が光ディスク1上で所望のフォーカス状態(ジャストフ
ォーカス状態)にあれば、図4(b)に示すように、+
1次回折光35aおよび35bはそれぞれ受光部21
a、21bの中間にある不感帯23、受光部21c、2
1dの中間にある不感帯24に入射し、受光部21a、
21b、21cおよび21dからの出力はほとんど生成
されない。これに対して、対物レンズ2によって集光さ
れたスポットが、光ディスク1の情報記録面に対して手
前側で焦点を結んでいる場合には、図4(a)に示すよ
うに、たとえば受光部21aおよび21cに入射する光
量が、受光部21bおよび21dに入射する光量よりも
多くなる。逆に、対物レンズ2によって集光されたスポ
ットが、光ディスク1の情報記録面に対して奥側で焦点
を結ぼうとする場合には、図4(c)に示すように、た
とえば受光部21bおよび21dに入射する光量が、受
光部21aおよび21cに入射する光量よりも多くな
る。
【0028】このような変化に対して、受光部21a、
21b、21cおよび21dからの電気的出力をそれぞ
れI21a、I21b、I21cおよびI21dとすれ
ば、ダブルナイフエッジ法におけるフォーカスエラー信
号FESは次の演算式で定義される。
【0029】FES=(I21a+I21c)−(I2
1b+I21d) ダブルナイフエッジ法は、グルーブのあるディスクに対
して適用しても、グルーブによる回折光強度の変調パタ
ーンの影響を受けにくい方式として定評がある。なお、
ダブルナイフエッジ法に関する詳細は特開平10-247331
号公報などに、より詳しく述べられている。
【0030】一方、回折領域11a、11b、11cお
よび11dから得られる±1次回折光のうち、+1次回
折光のみをトラッキングエラー信号の生成に用いる。次
に、トラッキングエラー検出方式について、図3を参照
しながら簡単に説明する。回折領域11a、11b、1
1cおよび11dからそれぞれ得られる+1次回折光3
6a、36b、36cおよび36dは、それぞれ光検出
器20の受光部22a、22b、22cおよび22dに
入射する。光検出器20の受光部22a、22b、22
cおよび22dに入射した、1次回折光36a、36
b、36cおよび36dは受光部22a、22b、22
cおよび22dの大きさに比較して、例えば10分の1
以下程度と小さく、また受光部22a、22b、22c
および22dの中央部付近に入射するので、対物レンズ
2が図示しないアクチュエータによって、いわゆるアク
セス動作等で大きくトラッキング方向にシフトした状態
(レンズシフト状態)でも、1次回折光36a、36
b、36cおよび36dは受光部22a、22b、22
cおよび22dからはみ出すことがない。これにより、
レンズシフト状態でも安定したトラッキング動作が可能
となる。
【0031】さて、実施例においては、プッシュプル法
および位相差法の2つのトラッキングエラー検出方式に
基づくトラッキングエラー信号の生成が可能である。受
光部22a、22b、22cおよび22dからの電気的
出力をそれぞれI22a、I22b、I22cおよびI
22dとすれば、プッシュプル法に基づくトラッキング
エラー信号TES1は、 TES1=(I22a+I22b)−(I22c+I2
2d) と定義される。プッシュプル法はグルーブによる回折光
の強度変化を、集光スポットの中心とグルーブの中心と
の相対的な位置関係として捕らえるものであり、今の場
合、両者にずれがなければ出力(I22a+I22b)
と(I22c+I22d)とは等しくなり、ずれが生じ
ている場合にはどちらかが大きくなり0ではない差信号
出力が現れる。
【0032】一方、位相差法に基づくトラッキングエラ
ー信号TES2は、 TES2=Ph(I22a+I22c)−Ph(I22
b+I22d) と定義される。ただし、上式でPhは信号の位相成分を
意味している。位相差法はピットのある光ディスクにお
けるトラッキングエラー検出方式として定評のあるもの
である。集光スポットの中心とピット列の中心との間に
ずれがなければ、出力(I22a+I22d)と(I2
2b+I22c)の間に位相の差は生じない。一方、ず
れが生じている場合にはどちらかの位相が他方の位相よ
りも進むという関係が現れる。
【0033】なお、上記の説明では、回折領域11a、
11b、11cおよび11dから得られる±1次回折光
のうち、+1次回折光のみをトラッキングエラー信号の
生成に用いる例について述べたが、+1次回折光のみを
トラッキングエラー信号の生成に用いてもよく、さらに
+1次回折光と−1次回折光の両方を、つまり両者によ
る電気的信号を加算した信号を用いて構成することもも
ちろん可能である。適宜、最良の方法を選択すればよ
い。
【0034】さらに、情報信号RFは、 RF=I22a+I22b+I22c+I22d で定義される電気的出力から得ることができる。
【0035】そして、上記した実施例の光ヘッド装置に
よれば、対物レンズと一体的に駆動する、多分割の偏光
性回折素子と、4分の1波長板を用いて、光ディスク反
射光のみを回折させ、各回折領域からのN次回折光(た
だし、Nは0ではない正負の整数)を用いて、ダブルナイ
フエッジ法に基づいてフォーカスエラー信号を生成し、
かつプッシュプル法および位相差法に基づいてトラッキ
ングエラー信号を生成し、かつ情報信号の生成をするの
で、グルーブのあるディスクにおける、グルーブによる
回折光の強度変調の影響、およびピットのあるディスク
における、ピットによる回折光の強度変調の影響を大幅
に軽減しうるとともに、アクセス動作などに伴うレンズ
シフト状態での、光検出器の受光面上でのビームのずれ
に対する影響を解消しうる、フォーカスサーボ安定性か
つトラッキングサーボ安定性に優れた光ヘッド装置を実
現することができる。
【0036】次に、図5には、本発明の第2の実施例に
係る偏光性HOE5の回折領域のパターンを示す。ま
た、図6には、図5の偏向性回折素子を用いる場合の光
検出器20の受光部パターンを示す。
【0037】図5では、図1と同様に、光ディスク1の
ラジアル方向(半径方向)に第一の分割線41がある場
合であるが、図1とは異なり、タンジェンシャル方向に
細く延びた第一および第二の回折領域100a、100
bが設けられている。なお、第1の実施例と、同じ構成
要素には、同一の番号を付している。
【0038】本発明の実施例に係る偏光性HOE50
は、全体として略円形をしており、その中央部には略矩
形をした第一および第二の回折領域100a、100b
が設けられている。光ディスク1からの反射光32の中
心と略一致するHOEの中心をOとし、この中心Oを通
り、光ディスク1のラジアル方向(半径方向)と同じ方
向を向く第一の分割線を41としたときに、回折領域1
00a、100bは、第一の分割線41を挟んで互いに
反対側に対称形状で位置し、タンジェンシャル方向に細
く延びた矩形形状をしている。さらに、偏光性HOE5
には、中心Oを通り第一の分割線41と直交する第二お
よび第三の分割線42、43が設けられている。第二お
よび第三の分割線42、43は、光ディスク1のタンジ
ェンシャル方向(接線方向)と同じ方向を向いている。
第一、第二および第三の分割線41、42および43で
画され、第一および第二の回折領域100a、100b
を除いた領域は、同図に示すように略4等分された4つ
の回折領域11a、11b、11cおよび11dに分か
れる。回折領域100aおよび100bはフォーカスエ
ラー信号を生成するためのパターンが刻み込まれた領域
であり、一方、回折領域11a、11b、11cおよび
11dはトラッキングエラー信号を生成するためのパタ
ーンが刻み込まれた領域である。回折領域100aおよ
び100bは互いにピッチの異なる直線状の単純な回折
格子からなっている。より詳しくは、回折領域100a
から得られる±1次回折光が0次回折光となす角度は5
度、回折領域100bから得られる±1次回折光が0次
回折光となす角度は3度である。回折領域100aおよ
び100bから得られる±1次回折光のうち、+1次回
折光のみをフォーカスエラー信号の生成に用いる。
【0039】なお、フォーカスエラー検出方式及びトラ
ッキングエラー検出方式、並びに情報信号RFの検出に
ついては、第1の実施例と同一であり、異なるのは、図
3の光検出器20に変えて、図6の検出器20を用いる
点である。
【0040】図7には、本発明の第3の実施例に係る偏
光性HOE500の回折領域のパターンを示す。また、
図8には、図7の偏向性回折素子を用いる場合の光検出
器20の受光部パターンを示す。
【0041】図7、図8の第3の実施例と、図1乃至図
6の第1の実施例及び第2の実施例との違いは、第1の
実施例及び第2の実施例では、光ディスク1のラジアル
方向(半径方向)に第一の分割線41があるが、第3の
実施例では、光ディスク1のラジアル方向(半径方向)
と直交する方向(タンジェンシャル方向)に分割線41
がある点にある。なお、同じ構成要素には、同一の番号
を付している。
【0042】本発明の実施例に係る偏光性HOE500
は、全体として略円形をしており、その中央部には略矩
形をした第一および第二の回折領域1000a、100
0bが設けられている。光ディスク1からの反射光32
の中心と略一致するHOEの中心をOとし、この中心O
を通り、光ディスク1のタンジェンシャル方向(半径方
向と直交する方向)(接線方向)と同じ方向を向く第一
の分割線を41としたときに、回折領域1000a、1
000bは、第一の分割線41を挟んで互いに反対側に
対称形状で位置し、タンジェンシャル方向に細く延びた
矩形形状をしている。さらに、偏光性HOE5000に
は、中心Oを通り第一の分割線41と直交する第二およ
び第三の分割線42、43が設けられている。第二およ
び第三の分割線42、43は、光ディスク1のラジアル
方向(接線方向)と同じ方向を向いている。第一、第二
および第三の分割線41、42および43で画され、第
一および第二の回折領域10a、10bを除いた領域
は、同図に示すように略4等分された4つの回折領域1
1a、11b、11cおよび11dに分かれる。回折領
域1000aおよび1000bはフォーカスエラー信号
を生成するためのパターンが刻み込まれた領域であり、
一方、回折領域11a、11b、11cおよび11dは
トラッキングエラー信号を生成するためのパターンが刻
み込まれた領域である。回折領域1000aおよび10
00bは互いにピッチの異なる直線状の単純な回折格子
からなっている。より詳しくは、回折領域1000aか
ら得られる±1次回折光が0次回折光となす角度は5
度、回折領域1000bから得られる±1次回折光が0
次回折光となす角度は3度である。回折領域1000a
および1000bから得られる±1次回折光のうち、+
1次回折光のみをフォーカスエラー信号の生成に用い
る。
【0043】次に、フォーカスエラー検出方式につい
て、図8を参照しながら簡単に説明する。実施例のフォ
ーカスエラー検出方式はいわゆるナイフエッジ法を原理
としたものであり、このナイフエッジ法を二重に用いて
おり、ダブルナイフエッジ法などともいわれるものであ
る。図8に示すように、回折領域1000aから得られ
る+1次回折光35aは、光検出器20の受光部21
a、21bに入射し、回折領域1000bから得られる
+1次回折光35bは、光検出器20の受光部21c、
21dに入射する。
【0044】対物レンズ2によって集光されたスポット
が光ディスク1上で所望のフォーカス状態(ジャストフ
ォーカス状態)にあれば、第1の実施例及び第2の実施
例と同様に、図4(b)に示すように、+1次回折光3
5aおよび35bはそれぞれ受光部21a、21bの中
間にある不感帯23、受光部21c、21dの中間にあ
る不感帯24に入射し、受光部21a、21b、21c
および21dからの出力はほとんど生成されない。これ
に対して、対物レンズ2によって集光されたスポット
が、光ディスク1の情報記録面に対して手前側で焦点を
結んでいる場合には、図4(a)に示すように、たとえ
ば受光部21aおよび21cに入射する光量が、受光部
21bおよび21dに入射する光量よりも多くなる。逆
に、対物レンズ2によって集光されたスポットが、光デ
ィスク1の情報記録面に対して奥側で焦点を結ぼうとす
る場合には、図4(c)に示すように、たとえば受光部
21bおよび21dに入射する光量が、受光部21aお
よび21cに入射する光量よりも多くなる。
【0045】このような変化に対して、受光部21a、
21b、21cおよび21dからの電気的出力をそれぞ
れI21a、I21b、I21cおよびI21dとすれ
ば、ダブルナイフエッジ法におけるフォーカスエラー信
号FESは次の演算式で定義される。
【0046】FES=(I21a+I21c)−(I2
1b+I21d) ダブルナイフエッジ法は、グルーブのあるディスクに対
して適用しても、グルーブによる回折光強度の変調パタ
ーンの影響を受けにくい方式として定評がある。なお、
ダブルナイフエッジ法に関する詳細は特開平10-247331
号公報などに、より詳しく述べられている。
【0047】一方、回折領域11a、11b、11cお
よび11dから得られる±1次回折光のうち、+1次回
折光のみをトラッキングエラー信号の生成に用いる。次
に、トラッキングエラー検出方式について、図8を参照
しながら簡単に説明する。回折領域11a、11b、1
1cおよび11dからそれぞれ得られる+1次回折光3
6a、36b、36cおよび36dは、それぞれ光検出
器20の受光部22a、22b、22cおよび22dに
入射する。光検出器20の受光部22a、22b、22
cおよび22dに入射した、1次回折光36a、36
b、36cおよび36dは受光部22a、22b、22
cおよび22dの大きさに比較して、例えば10分の1
以下程度と小さく、また受光部22a、22b、22c
および22dの中央部付近に入射するので、対物レンズ
2が図示しないアクチュエータによって、いわゆるアク
セス動作等で大きくトラッキング方向にシフトした状態
(レンズシフト状態)でも、1次回折光36a、36
b、36cおよび36dは受光部22a、22b、22
cおよび22dからはみ出すことがない。これにより、
レンズシフト状態でも安定したトラッキング動作が可能
となる。
【0048】さて、実施例においては、プッシュプル法
および位相差法の2つのトラッキングエラー検出方式に
基づくトラッキングエラー信号の生成が可能である。受
光部22a、22b、22cおよび22dからの電気的
出力をそれぞれI22a、I22b、I22cおよびI
22dとすれば、プッシュプル法に基づくトラッキング
エラー信号TES1は、 TES1=(I22a+I22b)−(I22c+I2
2d) と定義される。プッシュプル法はグルーブによる回折光
の強度変化を、集光スポットの中心とグルーブの中心と
の相対的な位置関係として捕らえるものであり、今の場
合、両者にずれがなければ出力(I22a+I22b)
と(I22c+I22d)とは等しくなり、ずれが生じ
ている場合にはどちらかが大きくなり0ではない差信号
出力が現れる。
【0049】一方、位相差法に基づくトラッキングエラ
ー信号TES2は、 TES2=Ph(I22a+I22c)−Ph(I22
b+I22d) と定義される。ただし、上式でPhは信号の位相成分を
意味している。位相差法はピットのある光ディスクにお
けるトラッキングエラー検出方式として定評のあるもの
である。集光スポットの中心とピット列の中心との間に
ずれがなければ、出力(I22a+I22d)と(I2
2b+I22c)の間に位相の差は生じない。一方、ず
れが生じている場合にはどちらかの位相が他方の位相よ
りも進むという関係が現れる。
【0050】なお、上記の説明では、回折領域11a、
11b、11cおよび11dから得られる±1次回折光
のうち、+1次回折光のみをトラッキングエラー信号の
生成に用いる例について述べたが、+1次回折光のみを
トラッキングエラー信号の生成に用いてもよく、さらに
+1次回折光と−1次回折光の両方を、つまり両者によ
る電気的信号を加算した信号を用いて構成することもも
ちろん可能である。適宜、最良の方法を選択すればよ
い。
【0051】さらに、情報信号RFは、 RF=I22a+I22b+I22c+I22d で定義される電気的出力から得ることができる。
【0052】なお、上式における電気的出力I22a、
I22b、I221cおよびI22dは、上記の説明と
同様に、回折領域11a、11b、11cおよび11d
から得られる±1次回折光のうちの、+1次回折光のみ
から得た出力としてもよいし、−1次回折光のみから得
た出力としてもよく、さらには+1次回折光と−1次回
折光の両方から得た出力としてもよい。
【0053】
【発明の効果】本発明の光ヘッド装置によれば、光源の
波長変動があっても安定したフォーカスエラー信号が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ヘッド装置の実施例の光学系の基本
構成を示す図。
【図2】本発明の第1の実施例の偏光性回折素子の分割
領域を模式的に示す図。
【図3】本発明の第1の実施例の光検出器の受光部パタ
ーンを示す図。
【図4】本発明の実施例の光検出器のフォーカス用受光
部パターンに入射した光ビームの様子を、集光スポット
の合焦状態に応じて示した図。
【図5】本発明の第2の実施例の偏光性回折素子の分割
領域を模式的に示す図。
【図6】本発明の第2の実施例の光検出器の受光部パタ
ーンを示す図。
【図7】本発明の第2の実施例の偏光性回折素子の分割
領域を模式的に示す図。
【図8】本発明の第2の実施例の光検出器の受光部パタ
ーンを示す図。
【図9】従来例の偏光性回折素子の分割領域を模式的に
示す図。
【図10】従来例の光検出器の受光部パターンを示す
図。
【符号の説明】
1 光ディスク 2 対物レンズ 3 偏光プリズム 4 λ/4板 5、50 偏光性HOE 6 半導体レーザ 7 コリメートレンズ 8 収束レンズ 10a、10b、11a、11b、11c、11d、1
00a、100b、1000a、1000b 回折領域 20 光検出器 21a、21b、21c、21d、22a、22b、2
2c、22d 光感受部 31、32、33、34、35、35a、35b、36
光束 41、42、43 分割線

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録媒体に光ビームを供給するための
    発光手段と、 この発光手段から出射された前記光ビームを、前記情報
    記録媒体に集光させるための集光手段と、 この集光手段を移動するための移動手段と、 前記情報記録媒体からの反射光を電気信号に変換するた
    めの光電変換手段とを備えた光ヘッド装置であって、 前記集光手段は偏光性回折手段を有し、 該偏向性回折手段は、少なくとも6つの相異なる回折領
    域を有し、かつ前記回折領域から得られるN次(ただ
    し、Nは0ではない正負の整数)の回折光を、前記光電変
    換手段に導き、該光電変換手段からの信号をもとに前記
    移動手段を制御することを特徴とする光ヘッド装置。
  2. 【請求項2】前記偏光性回折手段の少なくとも6つの相
    異なる回折領域は、 前記情報記録媒体からの反射光の略中心が入射する位置
    を原点とし、 該6つの相異なる回折領域のうち、第一および第二の回
    折領域は、 前記原点を通り前記情報記録媒体の半径方向にのびる第
    一の分割線により略二分され、 該第一の分割線に対して対称で、互いに相異なるパター
    ンからなり、 該第一および第二の回折領域から得れるN次(ただし、N
    は0ではない正負の整数)回折光に基づいて、前記集光
    手段を前記情報記録媒体表面と垂直方向に移動させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ヘッド装置。
  3. 【請求項3】前記偏光性回折手段の少なくとも6つの相
    異なる回折領域は、 前記情報記録媒体からの反射光の略中心が入射する位置
    を原点とし、 該6つの相異なる回折領域のうち、第一および第二の回
    折領域は、 前記原点を通り前記情報記録媒体の半径方向と直交方向
    にのびる第一の分割線により略二分され、 該第一の分割線に対して対称で、互いに相異なるパター
    ンからなり、 該第一および第二の回折領域から得れるN次(ただし、N
    は0ではない正負の整数)回折光に基づいて、前記集光
    手段を前記情報記録媒体表面と垂直方向に移動させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の光ヘッド装置。
  4. 【請求項4】前記6つの相異なる回折領域のうち、第三
    乃至第六の回折領域は、 前記第一の分割線と直交し、前記第一および第二の回折
    領域以外の領域を略4等分する第二の分割線により略4
    等分された各領域で、かつ互いに相異なるパターンから
    なり、 前記第三乃至第六の回折領域から得れるN次(ただし、N
    は0ではない正負の整数)回折光に基づいて、前記集光
    手段を前記情報記録媒体表面方向に移動させることを特
    徴とする請求項2及び3記載の光ヘッド装置。
  5. 【請求項5】前記第一および第二の回折領域は、互いに
    回折角が異なる回折格子からなることを特徴とする請求
    項2及び3記載の光ヘッド装置。
  6. 【請求項6】前記光電変換手段のうち、前記第三乃至第
    六の回折領域から得られるN次(ただし、Nは0ではない
    正負の整数)回折光を受光する領域は、互いに離間して
    いることを特徴とする請求項4記載の光ヘッド装置。
  7. 【請求項7】前記光電変換手段は、前記第一および第二
    の回折領域からの回折光を受光するための互いに隣接し
    た4つの受光部を有し、 該受光部のうち2組の対角位置にある受光部からの出力
    を合計した2組の出力に対して、その差出力を検知し、
    これを、前記移動手段を前記情報記録媒体表面と垂直方
    向に移動させる際の制御に用いることを特徴とする請求
    項2及び3記載の光ヘッド装置。
  8. 【請求項8】前記光電変換手段は、前記第三乃至第六の
    回折領域からの回折光を受光するための第三乃至第六の
    受光部を有し、 該受光部のうち、2組の対角位置にある受光部からの出
    力を合計した2組の出力に対して、その位相差を検知
    し、これを、前記移動手段を前記情報記録媒体表面方向
    に移動させる際の制御に用いることを特徴とする請求項
    4記載の光ヘッド装置。
  9. 【請求項9】前記光電変換手段は、前記第三乃至第六の
    回折領域からの回折光を受光するための第三乃至第六の
    受光部を有し、 該受光部のうち、前記第二の分割線を挟んで同じ側にあ
    る2組の受光部からの出力を合計して得られる2組の出力
    に対して、その差信号を検知し、これを前記移動手段を
    前記情報記録媒体表面方向に移動させる際の制御に用い
    ることを特徴とする請求項4記載の光ヘッド装置。
  10. 【請求項10】前記偏向性回折手段は、前記集光手段と
    一体化されていることを特徴とする請求項1記載の光ヘ
    ッド装置。
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