JP2001265880A - 介護業務管理システムおよび介護業務管理方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 介護業務に関するデータの入力を簡単に行
い、迅速なスケジュールの調整を可能とする。 【解決手段】 ＷＷＷクライアント端末３に対し介護業
務管理データの介護業務スケジュールの入力欄を表示
し、入力欄に介護業務スケジュールを入力し、入力され
た介護業務スケジュールを介護業務管理サーバ１へ送信
し、介護業務管理サーバ１に接続される携帯電話端末２
ａに対し介護業務スケジュールを一覧表示し、介護業務
管理データの介護業務実績の入力欄を表示し、携帯電話
端末２ａに備える入力キーにより入力欄に介護業務実績
を入力し、入力された介護業務実績を示すデータを介護
業務管理サーバ１へ送信し、送信された介護業務実績を
示すデータを処理した処理済みのデータを表示すると共
に介護業務管理サーバ１に登録されている携帯電話端末
２ａに対してＷＷＷクライアント端末３より電子メール
を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ホームヘルパー等
の介護業務のスケジュール管理等を行うための介護業務
管理システムおよび介護業務管理方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】介護保険制度が施行され、介護保険で給
付の対象とされる在宅サービスの中でも訪問介護（ホー
ムヘルパー）は最も重要な介護として位置付けられてい
る。しかし、訪問看護や訪問リハビリに比べ、訪問介護
のノウハウの確立は非常に遅れている。とりわけ、家事
援助介護や折衷型介護に対する人員配置は重要かつ困難
な問題である。この介護の人材を低経費で求めるには、
事業所等を経由することなく被介護人宅とホームヘルパ
ーの自宅とを行き来する直行直帰と言われる非拘束型の
人材手配手法を用いることが重要である。

【０００３】また、介護保険の請求は伝送（電子請求）
により行うこととなっている。つまり、日々の日常業務
（介護業務）をスケジュール化し、そのデータを確実に
コンピュータへ入力をしなければならない。さらに、こ
の入力したデータは、介護支援センターにて管理するデ
ータと正確に合致させなければならない。しかしなが
ら、直行直帰のホームヘルパーはパートタイム等の勤怠
環境なため、このホームヘルパーに介護支援センター等
でのコンピュータへの入力業務を強制することは難し
い。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】また、このような直行
直帰のホームヘルパーは、介護支援センターに立ち寄る
ことなく被介護人宅とホームヘルパーの自宅とを行き来
するため、予め決められた数日間のスケジュールにより
介護業務がなされている。そのため、緊急に介護が必要
な場合等において、他のホームヘルパー等と連絡を取り
合いながらスケジュール調整を行うことは難しく、介護
業務がスムーズに行われない場合も生じる。

【０００５】そこで、本発明においては、ホームヘルパ
ー等の介護業務に関するデータの入力を簡単に行い、迅
速なスケジュールの調整を可能とした介護業務管理シス
テムおよび介護業務管理方法を提供する。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明の介護業務管理シ
ステムは、介護業務管理データを入力させるためのＷＷ
Ｗドキュメントを提供し入力された介護業務管理データ
に基づいて介護業務を管理する介護業務管理サーバと、
ＷＷＷドキュメントをブラウズ表示し介護業務管理デー
タを入力するためのＷＷＷクライアント端末と、ＷＷＷ
ドキュメントをブラウズ表示することが可能なディスプ
レイおよびデータを入力する入力キーを備えさらに電子
メールを受信しディスプレイに表示する機能を備えた携
帯電話端末とによって構成され、介護業務管理サーバに
より提供されるドキュメントが、介護業務管理データの
介護業務スケジュールの入力欄を表示し介護業務スケジ
ュールを入力させ介護業務管理サーバへ送信させるもの
と、介護業務管理サーバに登録されている携帯電話端末
に対して電子メールを送信させるものと、介護業務管理
データの介護業務スケジュールを携帯電話端末のディス
プレイに一覧表示させるものと、介護業務管理データの
介護業務実績の入力欄を携帯電話端末のディスプレイに
表示し入力キーにより入力欄に介護業務実績を入力させ
るものと、入力された介護業務実績を示すデータの介護
業務管理サーバへの送信を携帯電話端末の入力キーによ
り指示させるものと、送信された介護業務実績を示すデ
ータを処理した処理済みのデータを表示させるものとに
よって構成されたものである。

【０００７】これにより、ホームヘルパーは介護業務に
おいて、その都度、携帯電話端末を用いて介護業務管理
サーバへアクセスし、介護業務管理サーバによって提供
されるＷＷＷドキュメントにより介護業務内容および介
護業務スケジュール等の介護業務管理データを入力キー
により容易に入力し、介護業務管理サーバへ送信するこ
とが可能である。こうして送信された介護業務管理デー
タは即座に介護業務管理サーバによって処理がなされ、
処理済みのデータが出力される。すなわち、介護業務の
都度、介護業務管理データの入力および処理がなされ、
迅速に処理済みのデータがフィードバックされる。そし
て、この処理済みのデータに基づいて各ホームヘルパー
へ電子メールを送信することにより各ホームヘルパーの
スケジュールの迅速な調整が可能となる。

【０００８】また、本発明の介護業務管理システムにお
いては、常時電源が投入され、無線により通話を行う機
能およびＷＷＷドキュメントをブラウズ表示する機能を
備え、片手によって入力キーによりすべての操作を行う
ことが可能な携帯電話端末を用いる。無線により通話を
行うことを前提とした携帯電話端末は入力キーによる片
手操作が可能であるため、その利用場所を選ばず、介護
中においても即座に介護業務管理データを入力し、介護
業務管理サーバへ送信することが可能である。ノート型
パーソナルコンピュータやＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ
ＤｉｇｉｔａｌＡｓｓｉｓｔａｎｔｓ）等の携帯型の情
報端末では、データの入力操作を行うまでに電源を投入
したり、画面を開いたりするまでに時間を要し、また片
手で操作することも困難であるため、上記の利用方法に
は適さない。

【０００９】さらに、処理済みのデータに基づいて送信
された各ホームヘルパーに対する電子メールは、常時電
源が投入されている携帯電話端末に対しては直接受信さ
せることが可能であるため、介護業務中においても緊急
な対応が可能となる。ノート型パーソナルコンピュータ
やＰＤＡ等の携帯型の情報端末において受信しようとす
ると、まず電源を投入し、受信の準備を行ってから電子
メールを蓄積するセンターへアクセスしてから受信しな
ければならず、ホームヘルパー側からの行動がなければ
対応することはできない。

【００１０】介護業務管理サーバにより携帯電話端末に
提供され、ディスプレイに表示される介護業務実績の入
力欄は、介護開始時間、介護終了時間および介護内容の
それぞれの項目を含むものであることが望ましい。これ
らの入力欄によって介護開始時間、介護終了時間および
介護内容を入力することによって、介護業務管理サーバ
により携帯電話端末を操作するそれぞれのホームヘルパ
ーの介護内容を時間単位で管理することが可能となる。

【００１１】介護業務管理サーバにより携帯電話端末に
提供され、ディスプレイに表示される介護内容の項目に
関する入力欄は、介護内容の一覧をディスプレイに表示
し入力キーにより一覧の中から選択入力させるものであ
ることが望ましい。定型的な入力項目である介護内容の
項目に関する入力欄をプルダウン方式等のメニューによ
り一覧表示し、この中から選択入力させることによって
入力キーの少ない携帯電話端末による文字の入力をより
容易に行えるようになる。

【００１２】介護業務管理サーバにより提供されるＷＷ
Ｗドキュメントが、さらに携帯電話端末のディスプレイ
に一覧表示した介護業務スケジュールの中から入力キー
により選択入力させるものと、選択入力された介護業務
スケジュールに対応する要介護者に関する個人情報をデ
ィスプレイに表示させるものとを含むことが望ましい。
これにより、介護業務スケジュールに組まれている要介
護者に関する個人情報を入力キーの簡単な操作により表
示させることができ、移動中においても要介護者に関す
る個人情報を確認することが可能となる。

【００１３】要介護者に関する個人情報は、要介護者の
介護内容、介護に際する特記事項、住所および地図を含
むことが望ましい。介護人は、携帯電話端末の入力キー
の簡単な操作によりこれらの個人情報を得ることがで
き、移動中においても介護内容等の情報を事前に得て介
護をスムーズに行えるよう検討することができる。ま
た、住所や地図によって要介護者の居所まで容易に辿り
つけるようになる。

【００１４】本発明の介護業務管理方法は、介護業務管
理サーバにより介護業務管理データを処理し介護業務を
管理する介護業務管理方法であって、介護業務管理サー
バに接続されるＷＷＷクライアント端末に対し介護業務
管理データの介護業務スケジュールの入力欄を表示し、
入力欄に介護業務スケジュールを入力し、入力された介
護業務スケジュールを介護業務管理サーバへ送信し、介
護業務管理サーバに接続される携帯電話端末に対し介護
業務スケジュールを一覧表示し、介護業務管理データの
介護業務実績の入力欄を表示し、携帯電話端末に備える
入力キーにより入力欄に介護業務実績を入力し、入力さ
れた介護業務実績を示すデータを介護業務管理サーバへ
送信し、送信された介護業務実績を示すデータを処理し
た処理済みのデータを表示すると共に介護業務管理サー
バに登録されている携帯電話端末に対してＷＷＷクライ
アント端末より電子メールを送信することを特徴とす
る。これにより、介護業務の都度、介護業務管理データ
の入力および処理がなされ、迅速に処理済みのデータが
フィードバックされ、処理済みのデータに基づいて各ホ
ームヘルパーへ電子メールを送信することにより各ホー
ムヘルパーのスケジュールの迅速な調整が可能となる。

【００１５】また、介護内容に対する項目の入力は、介
護業務管理サーバに接続される携帯電話端末に対し介護
内容の一覧を表示し、入力キーにより介護内容の一覧の
中から選択入力することにより行われることが望まし
い。これにより、入力キーの少ない携帯電話端末による
文字の入力をより容易に行えるようになる。

【００１６】さらに、介護業務管理サーバに接続される
携帯電話端末に対し、携帯電話端末のディスプレイに一
覧表示した介護業務スケジュールの中から入力キーによ
り選択入力し、選択入力された介護業務スケジュールに
対応する要介護者に関する個人情報をディスプレイに表
示することが望ましい。これにより、介護業務スケジュ
ールに組まれている要介護者に関する個人情報を入力キ
ーの簡単な操作により表示させることができ、移動中に
おいても要介護者に関する個人情報を確認することが可
能となる。

【００１７】

【発明の実施の形態】図１は本発明の実施の形態におけ
る介護業務管理システムの構成図、図２は図１の介護業
務管理システムの利用形態を示す説明図である。

【００１８】図１において、本実施形態における介護業
務管理システムは、入力された介護業務管理データに基
づいて介護業務を管理する介護業務管理サーバ１と、ヘ
ルパーＡ〜Ｎがそれぞれ携帯する携帯電話端末２ａ〜２
ｎと、ＷＷＷドキュメントをブラウズ表示するＷＷＷク
ライアント端末３とにより構成される。介護業務管理サ
ーバ１およびＷＷＷクライアント端末３は、それぞれイ
ンターネット網４へと接続される。

【００１９】携帯電話端末２ａ〜２ｎは、それぞれ無線
によって携帯電話網５へと接続され、携帯電話網５や一
般回線網（図示せず）等に接続される他の電話機器等と
相互通話を行うことが可能である。また、この携帯電話
網５は、データをパケット単位に伝送するパケット網お
よびその他の通信網としての機能を有し、インターネッ
ト網４へと接続される。すなわち、携帯電話端末２ａ〜
２ｎは、携帯電話網５を介してそれぞれインターネット
網４へと接続され、介護業務管理サーバ１と相互通信を
行うことが可能である。

【００２０】例えば、ＷＷＷクライアント端末３は、図
２に示すように、ヘルパーＡが所属する介護事業所へと
設置される。介護業務管理サーバ１は、複数の介護事業
所を管理する管理会社へと設置される。以下、携帯電話
端末２ａを例にとって説明するが、他の携帯電話端末２
ｂ〜２ｎについても同様の構成である。

【００２１】図３は図１に示す携帯電話端末２ａの詳細
を示す正面図である。図３に示すように、本実施形態に
おいて用いられる携帯電話端末２ａは、その本体１０
に、音声等を入力するマイク部１１、音声等を出力する
スピーカ部１２、文字や図形等をグラフィック表示可能
な液晶ディスプレイ１３、数字、文字や記号等を入力可
能な入力キーとしてのダイヤルキー１４、および、液晶
ディスプレイ１３に表示する画面のスクロール、漢字変
換や各種設定等を行うための入力キーとしてのマルチカ
ーソルキー１５等を備える。

【００２２】携帯電話端末２ａを使用するヘルパーＡ
は、通常、本体１０を片手で把持した状態のまま指でダ
イヤルキー１４を操作することにより通話相手先の電話
番号をダイヤルすることが可能である。通話相手先との
通話状態が確立されると、マイク部１１およびスピーカ
部１２によって通話相手先と無線通話することが可能で
ある。また、携帯電話端末２ａは、マルチカーソルキー
１５を操作することによって、インターネット網３へと
接続し、介護業務管理サーバ１等のＷＷＷサーバへアク
セスすることが可能である。

【００２３】さらに、携帯電話端末２ａは、インターネ
ット網３を介して電子メールを受信し液晶ディスプレイ
１３に表示する機能を備える。この電子メール受信機能
は、常時電源が投入されている携帯電話端末２ａに対
し、電子メールを直接受信させるものである。

【００２４】液晶ディスプレイ１３は、ダイヤルキー１
４やマルチカーソルキー１５等の操作結果や通話相手先
の電話番号等を表示すると共に、ＷＷＷサーバよりダウ
ンロードしてきたＷＷＷドキュメントをグラフィックに
よりブラウズ表示することが可能である。

【００２５】介護業務管理サーバ１は、インターネット
網４を介してアクセスしてきた携帯電話端末２ａに対し
て介護業務管理データを入力させるためのＷＷＷドキュ
メントを提供する。このＷＷＷドキュメントは携帯電話
端末２ａによって解釈され、携帯電話端末２ａの液晶デ
ィスプレイ１３に後述する介護業務管理データを入力す
るための様々な画面が表示される。ヘルパーＡは、液晶
ディスプレイ１３に表示された画面を見ながら、ダイヤ
ルキー１４やマルチカーソルキー１５等を用いて介護業
務管理データを入力し、介護業務管理サーバ１へ送信す
る。

【００２６】また、介護業務管理サーバ１は、インター
ネット網４を介してアクセスしてきたＷＷＷクライアン
ト端末３に対して介護業務管理データを入力させるため
のＷＷＷドキュメントを提供する。このＷＷＷドキュメ
ントはＷＷＷクライアント端末３によって解釈され、Ｗ
ＷＷクライアント端末３のディスプレイ上に後述する介
護業務管理データを入力するための様々な画面が表示さ
れる。介護事業所において、このＷＷＷクライアント端
末３のディスプレイ上に表示された画面を見ながらキー
ボード等を用いて介護業務管理データを入力し、介護業
務管理サーバ１へ送信する。

【００２７】介護業務管理サーバ１は、携帯電話端末２
ａ〜２ｎおよびＷＷＷクライアント端末３より送信され
た介護業務管理データに基づいて様々な介護業務管理処
理を行うものである。介護業務管理サーバ１は、複数の
各ヘルパーＡ〜Ｎのそれぞれの携帯電話端末２ａ〜２ｎ
およびＷＷＷクライアント端末３より送信された介護業
務管理データの集計等の業務管理を行い、その処理済み
の介護業務管理データをＷＷＷドキュメントとして処理
し、携帯電話端末２ａ〜２ｎやＷＷＷクライアント端末
３へブラウズ表示させる。

【００２８】ヘルパーＡは、介護業務において、その都
度、携帯電話端末２ａを用いて携帯電話網５およびイン
ターネット網４を介し、介護業務管理サーバ１へとアク
セスする。介護業務内容および介護業務実績等の介護業
務管理データを入力するためのＷＷＷドキュメントが介
護業務管理サーバ１より提供され、携帯電話端末２ａの
液晶ディスプレイ１３上にブラウズ表示される。ヘルパ
ーＡは携帯電話端末２ａのダイヤルキー１４やマルチカ
ーソルキー１５等を用いて介護業務管理データを入力
し、液晶ディスプレイ１３上に表示される画面によって
入力した介護業務管理データに誤りがないことを確認し
たのち、介護業務管理サーバ１へ介護業務管理データを
転送する。

【００２９】転送された介護業務管理データは、介護業
務管理サーバ１へ蓄積され、この蓄積した介護業務管理
データを元に様々な処理がなされる。処理済みの介護業
務管理データは、ＷＷＷドキュメントとしてヘルパーＡ
の携帯電話端末２ａやＷＷＷクライアント端末３等へと
提供される。ヘルパーＡは、自身が過去に行った介護業
務の内容や今後のスケジュール等を確認することが可能
である。また、介護内容を介護事業所に戻って電子請求
のためのデータの入力を行う必要もない。

【００３０】一方、介護事業所においては、ＷＷＷクラ
イアント端末３によってインターネット網４を介し介護
業務管理サーバ１へアクセスする。ＷＷＷクライアント
端末３によれば、上記処理済みの介護業務管理データを
ブラウズ表示させることが可能であり、各ヘルパーＡ〜
Ｎの介護業務実績の内容や今後の介護業務スケジュール
等を確認することが可能である。また、介護業務スケジ
ュール等の介護業務管理データを入力するためのＷＷＷ
ドキュメントが介護業務管理サーバ１より提供され、こ
のＷＷＷクライアント端末３により各ヘルパーＡ〜Ｎの
介護業務スケジュールの入力等がなされる。すなわち、
介護事業所において、各ヘルパーＡ〜Ｎがどのような状
況にあるかを知ることができ、介護業務スケジュールの
調整を行うことが可能である。また、緊急時には、電子
メール等により緊急連絡を取ることも可能である。

【００３１】次に、図４から図１１を用いて、携帯電話
端末２ａによる介護業務管理データの入出力について詳
細に説明する。

【００３２】携帯電話端末２ａによって介護業務管理サ
ーバ１へのアクセスがなされると、介護業務管理サーバ
１より介護業務管理データを入力させるためのＷＷＷド
キュメントが携帯電話端末２ａへダウンロードされる。
以下において説明する液晶ディスプレイ１３への表示
は、このＷＷＷドキュメントをブラウズ表示することに
よって行われるものとする。

【００３３】介護業務管理サーバ１に接続の際、最初に
液晶ディスプレイ１３上へ図４に示す初期メニュー画面
２０が表示される。メニュー画面２０上には、「ｉヘル
パーデータ入力」、「ｉヘルパーサービス案内」や「ｉ
ヘルパー資料請求」等の各項目の表示がなされ、各項目
には各処理へのリンクがそれぞれ設定されている。ヘル
パーＡは、マルチカーソルキー１５を用いて目的の項目
にフォーカスを移動させ、マルチカーソルキー１５を押
下することによってその項目を選択入力することができ
る。

【００３４】ここで、「ｉヘルパーデータ入力」を選択
すると、介護業務管理サーバ１へ誰がアクセスしたのか
を判断してセキュリティー管理を行うために、ユーザＩ
Ｄおよびパスワード等の認証データを入力させる認証入
力画面２１が液晶ディスプレイ１３上へ表示される。ヘ
ルパーＡは、ダイヤルキー１４およびマルチカーソルキ
ー１５を用いてユーザＩＤおよびパスワードをそれぞれ
の入力欄２２，２３へ入力し、「送信」を選択入力する
ことにより介護業務管理サーバ１ａへユーザＩＤおよび
パスワードを送信する。

【００３５】ここで、介護業務管理サーバ１によってユ
ーザＩＤおよびパスワードのチェック判定がＮＧの場
合、次の処理は行われない。チェック判定がＯＫの場
合、図５に示す介護種別等入力画面２４に対するＷＷＷ
ドキュメントが介護業務管理サーバ１より携帯電話端末
２ａへダウンロードされ、液晶ディスプレイ１３上へ表
示される。

【００３６】介護種別等入力画面２４には、「身体介護
中心」、「家事援助中心」や「身体介護家事援助」等の
介護種別および「スケジュール」や「掲示板」等の情報
ツールなどの各機能の項目の一覧が表示される。ヘルパ
ーＡは、マルチカーソルキー１５を用いて目的の項目に
フォーカスを移動させ、マルチカーソルキー１５を押下
することによってその項目を選択入力することが可能で
ある。

【００３７】介護種別等入力画面２４の「身体介護中
心」の項目には、図６に示す身体介護中心の介護業務管
理データの入力画面２５へのリンクが設定されている。
図５の「身体介護中心」の項目を選択入力すると、液晶
ディスプレイ１３には介護業務管理データの介護業務実
績の入力画面２５が表示される。入力画面２５上には、
介護業務管理データとしてのそれぞれ介護者番号、日
付、介護開始時間、介護終了時間、介護内容およびヘル
パー数の各項目の入力欄２６，２７，２８，２９，３
０，３１が表示される。入力欄２６，２７，２８，２
９，３１については、ダイヤルキー１４およびマルチカ
ーソルキー１５を用いてそれぞれ直接入力することが可
能である。但し、日付の入力欄２７には予めその入力当
日の日付が初期値として表示されており、別の日付を入
力する場合以外はそのままにしておく。

【００３８】介護内容の入力欄３０については、介護内
容の一覧がプルダウンメニュー３２として表示される。
このプルダウンメニュー３２には、「食事介助」、「入
浴介助」、「掃除」、「選択」や「付き添い」等の介護
内容が表示されており、ヘルパーＡは、マルチカーソル
キー１５を押下することによってその項目を選択入力す
ることが可能である。

【００３９】すべての入力欄２６〜３１の入力が完了
し、その入力内容を液晶ディスプレイ１３上で確認した
後、「送信」を選択入力すると、入力した内容が介護業
務管理データとして介護業務管理サーバ１へ送信され
る。介護業務管理サーバ１は、この送信された介護業務
管理データを処理し、処理済みのデータを液晶ディスプ
レイ１３上へ表示させるためのドキュメントを携帯電話
端末１ａへ返信する。

【００４０】図７は処理済みの介護業務管理データの表
示画面３３を示している。処理済みの介護業務管理デー
タの表示画面３３上には、今回の介護業務に要した介護
費用総額と要介護者側の負担金額が表示される。さら
に、この表示画面３３上には、要介護者からの負担額の
支払の有無を入力させるための項目として「負担額受
領」の「受領」または「未納」を選択入力させるものが
表示される。ここで選択入力した内容は介護業務管理デ
ータとして介護業務管理サーバ１へ送信される。

【００４１】なお、介護種別等入力画面２４の「家事援
助中心」および「身体介護家事援助」の項目についても
上記と同様の構成である。

【００４２】介護種別等入力画面２４の「スケジュー
ル」の項目には、図８に示す介護業務スケジュール表示
画面３４へのリンクが設定されている。図５の「スケジ
ュール」を選択入力すると、液晶ディスプレイ１３に
は、図８に示す介護業務スケジュール表示画面３４が表
示される。介護業務スケジュール表示画面３４上には、
携帯電話端末２ａにより入力および送信した介護業務実
績とＷＷＷクライアント端末３により入力および送信し
た介護業務スケジュールとの介護業務管理データを処理
したものが表示される。

【００４３】図８（ａ）に示すように、まず介護業務ス
ケジュール（介護業務実績）を月ごとに選択するメニュ
ーが表示され、例えばこの中から「２月」を選択すると
同図（ｂ）に示す２月の期間選択メニューが表示され
る。さらにこの中から「１１日〜２０日」の期間を選択
すると同図（ｃ）に示す日付選択メニューが表示され、
日付「１５日」を選択すると同図（ｄ）に示す時間毎の
介護業務スケジュール（介護業務実績）が一覧表示され
る。

【００４４】さらにここで、図８（ｄ）の中から任意の
ものを選択入力すると、図９に示す要介護者の個人情報
表示画面３５が液晶ディスプレイ１３に表示される。図
９に示すように、個人情報表示画面３５には、要介護者
の氏名および年齢、要介護者の介護内容、介護に際する
特記事項、要介護者の住所および連絡先、および地図が
表示される。

【００４５】すなわち、ヘルパーＡは、携帯電話端末１
ａのマルチカーソルキー１５の簡単な操作によりこれら
の個人情報を得ることができ、移動中においても介護内
容等の情報を事前に得て介護をスムーズに行えるよう検
討することができる。また、住所や地図によって要介護
者の居所まで容易に辿りつける。

【００４６】図５に示す介護種別等入力画面２４の「掲
示板」の項目には、図１０に示す掲示板表示画面３６へ
のリンクが設定されている。図５の「掲示板」を選択入
力すると、液晶ディスプレイ１３には、図１０に示す掲
示板表示画面３６が表示される。掲示板表示画面３６上
には、後述するＷＷＷクライアント端末３によって入力
される掲示板の題名が一覧表示される。ヘルパーＡは、
携帯電話端末２ａのマルチカーソルキー１５を用いて任
意の題名を選択入力することが可能である。例えば「研
修会のお知らせ」を選択入力すると、図１１に示す掲示
板詳細画面３７が表示される。

【００４７】次に、図１２から図２０を用いて、ＷＷＷ
クライアント端末３による介護業務管理データの入出力
について説明する。

【００４８】ＷＷＷクライアント端末３によって介護業
務管理サーバ１へのアクセスがなされると、介護業務管
理サーバ１より介護業務管理データを入力させるための
ＷＷＷドキュメントがＷＷＷクライアント端末３へダウ
ンロードされる。以下において説明するＷＷＷクライア
ント端末３への表示は、このＷＷＷドキュメントをブラ
ウズ表示することによって行われるものとする。

【００４９】介護業務管理サーバ１に接続の際、最初に
ＷＷＷクライアント端末３上にへ図１２に示す初期メニ
ュー画面４０が表示される。メニュー画面４０上には、
図１２に示す介護に関する様々な情報の他、各介護事業
所専用のホームページへの更新用画面へのリンクが設定
されている。介護事業所の職員は、キーボードやマウス
等の入力デバイスを用いてメニュー画面４０上の「Ｏ
Ｋ」ボタン４１を選択入力する。

【００５０】「ＯＫ」ボタン４１を指示すると、介護業
務管理サーバ１へ誰がアクセスしたのかを判断してセキ
ュリティー管理を行うために、ユーザＩＤおよびパスワ
ード等の認証データを入力させる認証入力画面４２が表
示される。職員は、ユーザＩＤおよびパスワードをそれ
ぞれの入力欄４３，４４へ入力し、「ＯＫ」を選択入力
することにより介護業務管理サーバ１へユーザＩＤおよ
びパスワードを送信する。

【００５１】ここで、介護業務管理サーバ１によってユ
ーザＩＤおよびパスワードのチェック判定がＮＧの場
合、次の処理は行われない。チェック判定がＯＫの場
合、図１３に示す介護事業所ごとの介護業務管理データ
の入力画面４６に対するＷＷＷドキュメントが介護業務
管理サーバ１よりＷＷＷクライアント端末３へダウンロ
ードされ、表示される。

【００５２】介護業務管理データ入力画面４６には、
「事業所基本情報入力」、「ヘルパースケジュール入
力」、「ヘルパー登録」、「要介護者登録」、「ヘルパ
ー情報送信」、「掲示板」および「巡回監視」などの各
機能の項目の一覧が表示される。職員は、入力デバイス
を用いて目的の項目を選択入力することが可能である。

【００５３】介護業務管理データ入力画面４６の「事業
所基本情報入力」の項目には、図１４に示す基本情報入
力画面４７へのリンクが設定されている。図１３の「事
業所基本情報入力」の項目を選択入力すると、ＷＷＷク
ライアント端末３へ図１４の基本情報入力画面４７が表
示される。基本情報入力画面４７上には、介護業務管理
データとして、各介護事業所の会社名、住所、電話番号
および会社概要（資本金、ヘルパー数および基本的考え
方）の各項目の入力欄が表示される。

【００５４】これらの各入力欄は、ＷＷＷクライアント
端末３のキーボード等を用いてそれぞれ直接入力するこ
とが可能である。すべての入力欄の入力が完了し、その
入力内容をＷＷＷクライアント端末３上で確認した後、
「ＯＫ」を選択入力すると、入力した内容が介護業務管
理データとして介護業務管理サーバ１へ送信される。介
護業務管理サーバ１は、前述と同様、この送信された介
護業務管理データを処理する。

【００５５】図１３の介護業務管理データ入力画面４６
の「ヘルパースケジュール入力」の項目には、図１５に
示すスケジュール管理画面４８へのリンクが設定されて
おり、この項目を選択入力すると、ＷＷＷクライアント
端末３へ図１５のスケジュール管理画面４８が表示され
る。スケジュール管理画面４８上には、介護業務管理デ
ータとして、ヘルパーＩＤ、日付、時間、要介護者およ
び介護形態の各項目の入力欄が表示される。

【００５６】ヘルパーＩＤおよび日付の入力欄は、ＷＷ
Ｗクライアント端末３のキーボード等を用いてそれぞれ
直接入力することが可能である。時間、要介護者および
介護形態については、それぞれの入力項目の一覧がプル
ダウンメニューとして表示され、表示された一覧の中か
ら選択入力することが可能である。すべての入力欄の入
力が完了し、その入力内容をＷＷＷクライアント端末３
上で確認した後、「ＯＫ」を選択入力すると、入力した
内容が介護業務管理データの介護業務スケジュールとし
て介護業務管理サーバ１へ送信される。介護業務管理サ
ーバ１は、前述と同様、この送信された介護業務管理デ
ータを処理する。

【００５７】図１３の介護業務管理データ入力画面４６
の「ヘルパー登録」の項目には、図１６に示すヘルパー
登録画面４９へのリンクが設定されており、この項目を
選択入力すると、ＷＷＷクライアント端末３へ図１６の
ヘルパー登録画面４９が表示される。ヘルパー登録画面
４９上には、介護業務管理データとして、介護業務管理
サーバ１に登録するヘルパーの氏名、住所、生年月日、
電話番号、ｉヘルパーＮｏ．（ヘルパーの携帯電話端末
に対して電子メールを送信するための情報）、銀行情
報、銀行名、支店名および口座番号の各項目の入力欄が
表示される。

【００５８】これらの各入力欄は、ＷＷＷクライアント
端末３のキーボード等を用いてそれぞれ直接入力するこ
とが可能である。すべての入力欄の入力が完了し、その
入力内容をＷＷＷクライアント端末３上で確認した後、
「ＯＫ」を選択入力すると、入力した内容が介護業務管
理データとして介護業務管理サーバ１へ送信される。介
護業務管理サーバ１は、前述と同様、この送信された介
護業務管理データを処理する。

【００５９】図１３の介護業務管理データ入力画面４６
の「要介護者登録」の項目には、図１７に示す要介護者
登録画面５０へのリンクが設定されており、この項目を
選択入力すると、ＷＷＷクライアント端末３へ図１７の
要介護者登録画面５０が表示される。ヘルパー登録画面
５０上には、介護業務管理データとして、要介護者の氏
名、住所、生年月日、電話番号、連絡者名とその続柄、
特記事項および地図の各項目の入力欄が表示される。

【００６０】これらの各入力欄は、ＷＷＷクライアント
端末３のキーボード等を用いてそれぞれ直接入力するこ
とが可能である。すべての入力欄の入力が完了し、その
入力内容をＷＷＷクライアント端末３上で確認した後、
「ＯＫ」を選択入力すると、入力した内容が介護業務管
理データとして介護業務管理サーバ１へ送信される。介
護業務管理サーバ１は、前述と同様、この送信された介
護業務管理データを処理する。

【００６１】図１３の介護業務管理データ入力画面４６
の「情報送信」の項目には、図１８に示す情報送信画面
５１へのリンクが設定されており、この項目を選択入力
すると、ＷＷＷクライアント端末３へ図１８の情報送信
画面５１が表示される。情報送信画面５１は、介護業務
管理サーバ１に登録されている各ヘルパーＡ〜Ｎの使用
する携帯電話端末２ａ〜２ｎに対して電子メールを送信
するためのものであり、送信先およびメール内容をそれ
ぞれ入力するための入力欄が表示される。

【００６２】送信先の入力欄は、介護業務管理サーバ１
に登録されている各ヘルパーＡ〜Ｎの一覧がプルダウン
メニューとして表示され、表示された一覧の中から選択
入力することが可能である。メール内容の入力欄は、Ｗ
ＷＷクライアント端末３のキーボード等を用いてそれぞ
れ直接入力することが可能である。すべての入力欄の入
力が完了し、その入力内容をＷＷＷクライアント端末３
上で確認した後、「ＯＫ」を選択入力すると、入力した
内容が介護業務管理データの介護業務スケジュールとし
て介護業務管理サーバ１へ送信される。

【００６３】介護業務管理サーバ１は、前述と同様、こ
の送信された介護業務管理データを処理し、送信先とし
て選択入力された各ヘルパーＡ〜Ｎの使用する携帯電話
端末２ａ〜２ｎに対して電子メールを送信する。ここ
で、送信先として「全員」が選択入力されている場合に
は、介護業務管理サーバ１に登録されているすべての携
帯電話端末２ａ〜２ｎに対して一斉に電子メールが送信
される。

【００６４】図１３の介護業務管理データ入力画面４６
の「掲示板」の項目には、図１９に示す掲示板入力画面
５２へのリンクが設定されており、この項目を選択入力
すると、ＷＷＷクライアント端末３へ図１９の掲示板入
力画面５２が表示される。掲示板入力画面５２には、掲
示板の題名とその掲示内容のそれぞれの入力欄が表示さ
れる。

【００６５】これらの各入力欄は、ＷＷＷクライアント
端末３のキーボード等を用いてそれぞれ直接入力するこ
とが可能である。すべての入力欄の入力が完了し、その
入力内容をＷＷＷクライアント端末３上で確認した後、
「ＯＫ」を選択入力すると、入力した内容が介護業務管
理データとして介護業務管理サーバ１へ送信される。介
護業務管理サーバ１は、前述と同様、この送信された介
護業務管理データを処理する。

【００６６】図１３の介護業務管理データ入力画面４６
の「巡回監視」の項目には、図２０に示す巡回監視表示
画面５３へのリンクが設定されており、この項目を選択
入力すると、ＷＷＷクライアント端末３へ図２０の巡回
監視表示画面５３が表示される。巡回監視表示画面５３
には、各携帯電話端末２ａ〜２ｎによってそれぞれ入力
および介護業務管理サーバ１へ送信され、処理された処
理済みのデータとして、それぞれのヘルパーＡ〜Ｎがい
つどの要介護者の介護を行ったのかを示す時間、要介護
者名およびヘルパー名が表示される。

【００６７】ＷＷＷクライアント端末３においては、こ
の巡回監視表示画面５３によって、それぞれのヘルパー
Ａ〜Ｎが介護業務スケジュールどおりに介護を行ってい
るか、どこにいるのか、ある要介護者の介護は終了して
いるか等を確認し、各ヘルパーＡ〜Ｎの管理を容易に行
うことが可能となる。また、この巡回監視表示画面５３
によって表示される内容に基づいて各ヘルパーＡ〜Ｎへ
図１８の情報送信画面５１より電子メールを送信するこ
とにより、介護業務スケジュールの迅速な調整を行うこ
とも可能となる。

【００６８】

【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。

【００６９】（１）携帯電話端末を用いて介護業務管理
サーバへアクセスし、介護業務管理サーバによって提供
されるＷＷＷドキュメントにより介護業務内容および介
護業務スケジュール等の介護業務管理データを入力キー
により容易に入力し、介護業務管理サーバへ送信するこ
とにより、介護業務の都度、介護業務管理データの入力
および処理を行うことが可能となり、迅速に処理済みの
データがフィードバックされる。そして、この処理済み
のデータに基づいて各ホームヘルパーへ電子メールを送
信することにより各ホームヘルパーのスケジュールの迅
速な調整が可能となる。

【００７０】（２）介護業務実績の入力欄は、介護開始
時間、介護終了時間および介護内容のそれぞれの項目を
含むものとすることによって、これらの入力欄によって
介護開始時間、介護終了時間および介護内容を入力する
ことによって、介護業務管理サーバにより携帯電話端末
を操作するそれぞれのホームヘルパーの介護内容を時間
単位で管理することが可能となる。

【００７１】（３）介護内容の項目に関する入力欄は、
介護内容の一覧をディスプレイに表示し入力キーにより
一覧の中から選択入力させるものとすることにより、入
力キーの少ない携帯電話端末による文字の入力をより容
易に行えるようになる。

【００７２】（４）介護業務管理サーバにより提供され
るＷＷＷドキュメントを、さらに携帯電話端末のディス
プレイに一覧表示した介護業務スケジュールの中から入
力キーにより選択入力させるものと、選択入力された介
護業務スケジュールに対応する要介護者に関する個人情
報をディスプレイに表示させるものとを含むように構成
することによって、介護業務スケジュールに組まれてい
る要介護者に関する個人情報を入力キーの簡単な操作に
より表示させることができ、移動中においても要介護者
に関する個人情報を確認することが可能となる。

【００７３】（５）要介護者に関する個人情報は、要介
護者の介護内容、介護に際する特記事項、住所および地
図を含むものとすることによって、介護人は、携帯電話
端末の入力キーの簡単な操作によりこれらの個人情報を
得ることができ、移動中においても介護内容等の情報を
事前に得て介護をスムーズに行えるよう検討することが
できる。また、住所や地図によって要介護者の居所まで
容易に辿りつけるようになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の実施の形態における介護業務管理シ
ステムの構成図である。

【図２】 図１の介護業務管理システムの利用形態を示
す説明図である。

【図３】 図１に示す携帯電話端末の詳細を示す正面図
である。

【図４】 初期メニュー表示画面の例を示す図である。

【図５】 介護種別等入力画面の例を示す図である。

【図６】 介護業務管理データ入力画面の例を示す図で
ある。

【図７】 処理済みの介護業務管理データ表示画面の例
を示す図である。

【図８】 介護業務スケジュール表示画面の例を示す図
である。

【図９】 要介護者の個人情報表示画面の例を示す図で
ある。

【図１０】 掲示板表示画面の例を示す図である。

【図１１】 掲示板詳細画面の例を示す図である。

【図１２】 初期メニュー表示画面の例を示す図であ
る。

【図１３】 介護業務管理データの入力画面の例を示す
図である。

【図１４】 基本情報入力画面の例を示す図である。

【図１５】 スケジュール管理画面の例を示す図であ
る。

【図１６】 ヘルパー登録画面の例を示す図である。

【図１７】 要介護者登録画面の例を示す図である。

【図１８】 情報送信画面の例を示す図である。

【図１９】 掲示板入力画面の例を示す図である。

【図２０】 巡回監視表示画面の例を示す図である。

【符号の説明】

１ 介護業務管理サーバ ２ａ〜２ｎ 携帯電話端末 ３ ＷＷＷクライアント端末 ４ インターネット網 ５ 携帯電話網 １０ 本体 １１ マイク部 １２ スピーカ部 １３ 液晶ディスプレイ １４ ダイヤルキー １５ マルチカーソルキー

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5B049 BB41 CC02 CC21 CC32 DD01 EE05 EE07 EE23 FF04 FF06 GG03 GG06 GG07 5B089 GA11 GA25 GB04 HA13 JA21 JA31 JB22 KA01 KB04 KC22 LA01 LB04 LB15 5E501 AA25 AB03 AC25 BA05 CB02 DA02 EA02 EB05 EB06 FA05 FA13 FA23

Claims (8)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 介護業務管理データを入力させるための
   ＷＷＷドキュメントを提供し入力された介護業務管理デ
   ータに基づいて介護業務を管理する介護業務管理サーバ
   と、ＷＷＷドキュメントをブラウズ表示し前記介護業務
   管理データを入力するためのＷＷＷクライアント端末
   と、ＷＷＷドキュメントをブラウズ表示することが可能
   なディスプレイおよびデータを入力する入力キーを備え
   さらに電子メールを受信し前記ディスプレイに表示する
   機能を備えた携帯電話端末とによって構成され、 前記介護業務管理サーバにより提供されるドキュメント
   が、前記介護業務管理データの介護業務スケジュールの
   入力欄を表示し前記介護業務スケジュールを入力させ前
   記介護業務管理サーバへ送信させるものと、前記介護業
   務管理サーバに登録されている携帯電話端末に対して電
   子メールを送信させるものと、前記介護業務管理データ
   の介護業務スケジュールを前記携帯電話端末のディスプ
   レイに一覧表示させるものと、前記介護業務管理データ
   の介護業務実績の入力欄を前記携帯電話端末のディスプ
   レイに表示し前記入力キーにより前記入力欄に介護業務
   実績を入力させるものと、入力された介護業務実績を示
   すデータの前記介護業務管理サーバへの送信を前記携帯
   電話端末の入力キーにより指示させるものと、送信され
   た前記介護業務実績を示すデータを処理した処理済みの
   データを表示させるものとによって構成された介護業務
   管理システム。
2. 【請求項２】 前記介護業務実績の入力欄は、介護開始
   時間、介護終了時間および介護内容のそれぞれの項目を
   含むものであることを特徴とする請求項１記載の介護業
   務管理システム。
3. 【請求項３】 前記介護内容の項目に関する入力欄は、
   介護内容の一覧を前記ディスプレイに表示し前記入力キ
   ーにより前記一覧の中から選択入力させるものであるこ
   とを特徴とする請求項２記載の介護業務管理システム。
4. 【請求項４】 さらに前記介護業務管理サーバにより提
   供されるＷＷＷドキュメントが、前記携帯電話端末のデ
   ィスプレイに一覧表示した介護業務スケジュールの中か
   ら前記入力キーにより選択入力させるものと、前記選択
   入力された介護業務スケジュールに対応する要介護者に
   関する個人情報を前記ディスプレイに表示させるものと
   を含むことを特徴とする請求項１から３のいずれかに記
   載の介護業務管理システム。
5. 【請求項５】 前記要介護者に関する個人情報は、前記
   要介護者の介護内容、介護に際する特記事項、住所およ
   び地図を含むことを特徴とする請求項４記載の介護業務
   管理システム。
6. 【請求項６】 介護業務管理サーバにより介護業務管理
   データを処理し介護業務を管理する介護業務管理方法で
   あって、前記介護業務管理サーバに接続されるＷＷＷク
   ライアント端末に対し介護業務管理データの介護業務ス
   ケジュールの入力欄を表示し、前記入力欄に介護業務ス
   ケジュールを入力し、入力された介護業務スケジュール
   を前記介護業務管理サーバへ送信し、前記介護業務管理
   サーバに接続される携帯電話端末に対し前記介護業務ス
   ケジュールを一覧表示し、前記介護業務管理データの介
   護業務実績の入力欄を表示し、前記携帯電話端末に備え
   る入力キーにより前記入力欄に介護業務実績を入力し、
   入力された介護業務実績を示すデータを前記介護業務管
   理サーバへ送信し、送信された前記介護業務実績を示す
   データを処理した処理済みのデータを表示すると共に前
   記介護業務管理サーバに登録されている携帯電話端末に
   対して前記ＷＷＷクライアント端末より電子メールを送
   信する介護業務管理方法。
7. 【請求項７】 前記介護内容に対する項目の入力は、前
   記介護業務管理サーバに接続される携帯電話端末に対し
   介護内容の一覧を表示し、前記入力キーにより前記介護
   内容の一覧の中から選択入力することにより行われるこ
   とを特徴とする請求項６記載の介護業務管理方法。
8. 【請求項８】 さらに、前記介護業務管理サーバに接続
   される携帯電話端末に対し、前記携帯電話端末のディス
   プレイに一覧表示した介護業務スケジュールの中から前
   記入力キーにより選択入力し、前記選択入力された介護
   業務スケジュールに対応する要介護者に関する個人情報
   を前記ディスプレイに表示することを特徴とする請求項
   ６または７記載の介護業務管理方法。