JP2001265833A - 日影シミュレーションシステム、日影のシミュレーション方法、および日影をシミュレーションする方法をコンピュータで実行させるプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

日影シミュレーションシステム、日影のシミュレーション方法、および日影をシミュレーションする方法をコンピュータで実行させるプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001265833A
JP2001265833A JP2000082238A JP2000082238A JP2001265833A JP 2001265833 A JP2001265833 A JP 2001265833A JP 2000082238 A JP2000082238 A JP 2000082238A JP 2000082238 A JP2000082238 A JP 2000082238A JP 2001265833 A JP2001265833 A JP 2001265833A
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shade
building
customer
simulation system
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Giichi Kitagami
義一 北上
Hidefumi Asahina
秀文 朝比奈
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築しようとする建物への外部環境が及ぼす
日影の影響を模擬的に検証できる日影シミュレーション
システムを提供すること。 【解決手段】 日影シミュレーションシステム1によれ
ば、建物の建築を予定している顧客の氏名をネットワー
ク端末40の指定手段41から入力することで、この顧
客の建築予定地51の周辺の地図情報に基づいて、当該
建築予定地51の周囲に建てられた既存の建物52〜5
6や、顧客が建てようとする建物60の立体形状を自動
的に生成するとともに、併せて、これらの建物52〜5
6から延びる日影を自動的に生成する。従って、周囲の
建物52〜56等の外部環境が顧客の建物60に及ぼす
日影の影響を模擬的に検証できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、日影シミュレーシ
ョンシステム、日影のシミュレーション方法、および日
影をシミュレーションする方法をコンピュータで実行さ
せるプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【背景技術】建物を建築するにあたっては、建物への日
当たり具合が重要となる。建築を請け負うディーラの営
業担当者は、顧客に対して建築プランを提示する場合で
も、建築予定地の周辺環境を考慮し、良好な日照が得ら
れるような間取りの建物を提示する。特に、屋根面に太
陽電池パネルを備えた建物(例えば、特開平10−46
768号公報の図1参照)では、屋根面への日照量も重
要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、建物から伸びる日影の状態を長年の経験から大まか
に予測することはできたが、季節や時間毎の日影の変化
や、周辺に建物が密集している場合の日影などは、正確
に予測することが困難であった。一方、日影をシミュレ
ーションするツールとしては、建築しようとする建物の
影が周囲の建物や土地に与える影響を調べるものがあ
る。しかし、このツールは専ら、建物を設計する際、北
側斜線制限が守られていることを模擬的に検証するため
に用いられるものであって、周囲の建物等の影が特定の
建物に与える影響をシミュレーションするものではな
い。従って、このようなシミュレーションツールの開発
が望まれていた。
【0004】本発明の目的は、建築しようとする建物へ
の外部環境が及ぼす日影の影響を模擬的に検証できる日
影シミュレーションシステム、日影のシミュレーション
方法、および日影をシミュレーションする方法をコンピ
ュータで実行させるプログラムを記憶した記憶媒体を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の日影シミュレ
ーションシステムは、後述の実施形態での符号を用いて
説明すれば、建物(60)が建てられる土地(51)の
位置情報を含む顧客情報が記憶された顧客情報データベ
ースと、地図情報を記憶しかつ指定された位置情報に対
応した地図情報を出力可能な地図情報データベースと、
前記顧客情報データベースに記憶された顧客情報を指定
する指定手段(41)と、前記指定された顧客情報に関
連する土地の位置情報に基づいて前記地図情報データベ
ースから対応する地図情報を取得するとともに、この地
図情報から前記顧客の建物およびこれの周囲に建てられ
た他の建物(52〜56)の立体形状を生成し、かつ当
該立体形状および前記位置情報に基づいて前記他の建物
から延びる日影を生成する日影生成手段(35)と、を
備えていることを特徴とする。
【0006】このような構成では、建物の建築を予定し
ている顧客の顧客情報を指定手段から入力すると、この
顧客の建築予定地(土地)の周辺の地図情報に基づい
て、当該土地の周囲に建てられた既存の建物や、顧客が
建てようとする建物の立体形状が自動的に生成されると
ともに、併せて、これらの建物から延びる日影が自動的
に生成され、周囲の建物等の外部環境が顧客の建物に及
ぼす日影の影響を模擬的に検証可能である。
【0007】請求項2の日影シミュレーションシステム
では、前記位置情報を緯度・経度情報としたことを特徴
とする。このような構成では、顧客の土地を正確に割り
出すことが可能であるうえ、緯度・経度情報から太陽の
傾きや運航軌跡等が正確に計算され、日影の伸び具合な
どがより正確にシミュレーションされるようになる。
【0008】請求項3の日影シミュレーションシステム
では、前記日影生成手段は、前記地図情報から取得した
線情報と、前記地図情報から取得するかまたは前記指定
手段で指定された近隣高さ情報とに基づいて前記立体形
状を自動生成することを特徴とする。このような構成で
は、線情報の一つとして、既存の建物の平面の輪郭を線
で表示した住宅地図等のベクター情報を用いれば、これ
に高さ情報を加味して生成される立体形状が実際の建物
により近いものとなり、シミュレーション精度が向上す
る。
【0009】請求項4の日影シミュレーションシステム
では、前記日影生成手段は、前記地図情報に付帯された
建築規制情報から前記近隣高さ情報を算出することを特
徴とする。このような場合、地図情報の一つとして、周
辺建物の斜線制限や日影規制、あるいは都市計画図に基
づく用途の制限等の建築規制情報を設定しておくととも
に、周囲の建物がこれらに該当するときには、各種規制
に応じた高さが近隣高さ情報として自動的に算出される
ように日影生成手段を構成しておけばよく、周辺建物の
実際の高さ等を実測する必要がないなど、地図上の建物
の立体形状化が容易に行われる。
【0010】請求項5の日影シミュレーションシステム
では、前記日影生成手段の前記近隣高さ情報は、前記指
定手段で指定されることを特徴とする。このような構成
では、周辺建物の高さを実測によって取得し、これを指
定手段で入力することが可能であり、周辺建物の立体形
状がさらに現実に近いものとなる。
【0011】請求項6の日影シミュレーションシステム
では、前記日影生成手段は、所定時間経過毎の日影状態
を画像表示可能であることを特徴とする。このような構
成では、一日を通して移り変わるの日影の建物への影響
が容易かつ正確に把握されるようになる。
【0012】請求項7の日影シミュレーションシステム
は、前記建物に設けられた太陽電池パネルでの発電量を
試算する発電量試算手段(36)を備えていることを特
徴とする。このような構成では、建物に太陽電池パネル
を設けた場合の発電量が正確に試算されるようになる。
【0013】請求項8の日影シミュレーションシステム
では、前記顧客データベースおよび地図情報データベー
スはネットワーク(2)に接続されたネットワークサー
バ(3)に設定され、前記指定手段は当該ネットワーク
に接続されたネットワーククライアント(4)に設定さ
れていることを特徴とする。このような構成では、日影
シミュレーションシステムのネットワーク化が図れるの
で、複数のネットワーククライアントから別々の顧客の
建物に対する日影シミュレーションが行える。
【0014】請求項9の日影のシミュレーション方法
は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の日影シ
ミュレーションシステムを用いて日影をシミュレーショ
ンする方法であって、具体的には、顧客情報データベー
スに記憶された顧客情報を指定した後、前記指定された
顧客情報に関連する土地の位置情報に基づいて地図情報
データベースから対応する地図情報を取得するととも
に、この地図情報から顧客の建物およびこれの周囲に建
てられた他の建物の立体形状を生成し、かつ当該立体形
状および前記位置情報に基づいて前記他の建物から延び
る日影を生成して、前記顧客の建物に落ちる日影をシミ
ュレーションすることを特徴とする。このような方法で
も、前述した請求項1の作用効果が同様に得られる。
【0015】一方、請求項10の記憶媒体は、請求項9
に記載の日影のシミュレーション方法をコンピュータで
実行させるプログラムを記憶したことを特徴とするもの
であり、このような記憶媒体中のプログラムでコンピュ
ータを制御することで、やはり、請求項1の作用効果が
同様に得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本実施形態の日影シミュ
レーションシステム1の全体を示す模式図、図2は、日
影シミュレーションシステム1の要部を示すブロック図
である。
【0017】日影シミュレーションシステム1は、住宅
等の建物の建築を請け負うディーラが顧客に対して建物
の建築プランを提示する際に、プラン通りの建物を建て
た場合の周囲から受ける日影の影響をシミュレーション
するものであり、インターネット、LAN、WAN等の
ネットワーク(通信回線網)2を介して互いに接続され
たネットワークサーバ3と複数のネットワーククライア
ントとしてのネットワーク端末4A,4B,4C…とを
備えている。
【0018】ネットワークサーバ3は、住宅メーカ所有
の情報管理センター等に設置されており、全国のディー
ラにあるネットワーク端末4からの入力に基づいて日影
シミュレーションを行い、そのシミュレーション結果を
ネットワーク端末4(4A,4B,4C…)に出力する
機能を有している。
【0019】ネットワーク端末4は、パーソナルコンピ
ュータ等から構成され、キーボードやマウス等からなる
指定手段41、およびCRTディスプレイやLCD等の
表示装置42を備えている。任意のネットワーク端末4
の指定手段41から所定の指定を行うことで、サーバ3
に日影シミュレーションを実行させ、この結果を表示装
置42に表示させることが可能であり、ネットワーク端
末4に接続された図示しない出力装置でシミュレーショ
ン結果を印刷することも可能である。
【0020】以下には、ネットワークサーバ3をより具
体的に説明する。ネットワークサーバ3は、所定のプロ
グラムに基づいて日影シミュレーションを実行する制御
手段31と、当該プログラムや各種データが格納された
記憶媒体としてのハードディスク装置等からなる記憶手
段32とで概ね構成されている。
【0021】図2において、制御手段31は、ネットワ
ーク端末4から入力される入力信号を制御する入力制御
手段33と、逆にネットワーク端末4に出力される出力
信号を制御する出力制御手段34と、顧客が建てようと
する建物およびその周辺の建物を立体形状化し、かつ立
体形状に基づいて日影を生成する日影生成手段35と、
顧客の建物に設けられた太陽電池パネルの発電量を試算
する発電量試算手段36とを備えている。ここで、日影
生成手段35および発電量試算手段36は、それぞれイ
メージデータ処理プログラムおよび演算処理プログラム
等を実行するコンピュータ内のCPUなどからなる。
【0022】記憶手段32は、システム全体のメインプ
ログラムや、前記各手段32〜36を制御したり、各手
段32〜36で実行されるプログラム(例えば、前記イ
メージデータ処理プログラムおよび演算処理プログラム
等)が格納された第1記憶部37と、建築を予定してい
る顧客の情報(顧客情報)からなる顧客情報データベー
スが格納された第2記憶部38と、顧客の建築予定地で
ある土地を含んだ地図の情報(地図情報)からなる地図
情報データベースが格納された第3記憶部39とを備え
ている。
【0023】このうち、第2記憶部38に格納された顧
客情報としては、全ディーラが抱えている複数の顧客の
氏名、建築予定地の住所、当該住所に対応した緯度・経
度情報、希望する建物の間取り等を含む建築プランなど
であり、緯度・経度情報が本発明に係る土地の位置情報
である。第3記憶部39に格納された地図情報として
は、ベクター図面からなる全国の住宅地図、この住宅地
図のそれぞれの位置に対応した緯度・経度情報および斜
線制限や日影規制の情報、ラスター図面からなる都市計
画図、この都市計画図のそれぞれの位置に応じた建物用
途区分(第1種住居専用地域などの8種の地域区分)等
の情報である。
【0024】このような日影シミュレーションシステム
1では、ディーラ側のネットワーク端末4において、表
示装置42に表示されるシステム進行用の画面に従い、
抱えている顧客の氏名等を指定手段41で指定入力す
る。すると、サーバ3の日影生成手段35は、指定され
た氏名等に基づいて顧客の建築予定地の緯度・経度情報
を第2記憶部38から取得するとともに、この緯度・経
度情報に基づいて第3記憶部39から図3に示す住宅地
図50を取得する。住宅地図50としては、顧客の建築
予定地51を中心として、この建築予定地51の周辺に
建てられた他の建物52〜56を含む程度の大きさで取
得される。
【0025】同時に日影生成手段35は、第3記憶部に
格納された都市計画図や他の地図情報から、当該建築予
定地51を含む周辺の用途区分や各種規制などの建築規
制情報を調べ、周辺の建物52〜56に適用されている
であろう建物の高さを近隣高さ情報として自動的に算出
する。また、住宅地図50には建物52〜56の平面の
外郭や道路57の幅員等が所定の線分で表示されている
が(必ずしも実線で表示されているとは限らない)、こ
のような線分の長さや方向等は、ベクター図面の所定の
関数を介して導き出される線情報として日影生成手段3
5に取得される。
【0026】次いで、日影生成手段35は、第3記憶部
39から取得した住宅地図50と、各建物52〜56の
近隣高さ情報と、各建物52〜56の線情報と、第2記
憶部38に記憶された建築プランに基づく顧客の建物の
同様な高さ情報および線情報とにより、図4に示すよう
に、顧客の建物60および周辺の建物52〜55を立体
形状化し、指定のあったディーラのネットワーク端末4
の表示装置42に表示させる。
【0027】ここで、建築プランにある建物60の屋根
には、複数の太陽電池パネル61が設けられ、ディーラ
側では、太陽電池パネル61での発電量を試算するか否
かを選択することが可能になっている。
【0028】そして、図4に示す表示状態において、デ
ィーラ側のネットワーク端末4から、例えば、8:0
0、10:00、12:00、14:00、16:00
等、表示させたい日影の生成状況を時間別に指定すると
ともに、特定の緯度・経度にある建築予定地51での太
陽高度や太陽の運航軌跡を特定するために日付等を指定
する。これにより、日影生成手段35は、図5ないし図
9に示すように、各時間経過毎の日影を生成するととも
に、これらの状況を一度に表示装置42に表示する。
【0029】なお、指定する時刻は、1時間おきや30
分おき、あるいは朝昼晩等に限定するなど、任意であ
る。各状況を一度に表示装置42に表示しきれない場合
には、画面をスクロールさせて順次表示できるようにし
てもよい。図5ないし図9では、図面作成上白黒の2色
で表現されているが、表示装置42の機能に応じ、複数
色を用いてカラー表示させてもよい。
【0030】さらに、太陽電池パネル61での発電量を
試算させる場合には、指定手段41からその旨の入力を
行い、発電量試算手段36を駆動させる。こうすること
で発電量試算手段36は、太陽電池パネル61への一日
を通しての日照量ひいては発電量を日影生成手段でのデ
ータに基づいて自動的に算出し、この算出結果を表示装
置42に表示させることが可能である。
【0031】さらに、ディーラ側の営業担当者は、この
ような日影の生成状況を必要に応じて印刷し、顧客との
間で建築プランを決定する際の資料として役立てる。
【0032】このような本実施形態によれば、以下のよ
うな効果がある。 (1)日影シミュレーションシステム1では、建物の建築
を予定している顧客の氏名をネットワーク端末4の指定
手段41から入力するだけで、この顧客の建築予定地
(土地)51の周辺の地図情報に基づいて、当該建築予
定地の周囲に建てられた既存の建物52〜56や、顧客
が建てようとする建物60の立体形状を自動的に生成す
るとともに、併せて、これらの建物52〜56から延び
る日影を自動的に生成し、周囲の建物52〜56等の外
部環境が顧客の建物60に及ぼす日影の影響を模擬的に
検証できる。
【0033】(2)日影シミュレーションシステム1で
は、建築予定地51の位置を示す位置情報として緯度・
経度情報を用いているので、建築予定地51を正確に割
り出すことができるうえ、日付を入力することにより、
緯度・経度情報とあわせて太陽の傾きや運航軌跡等を正
確に計算でき、日影の伸び具合などをより正確にシミュ
レーションできる。
【0034】(3)日影生成手段35では、住宅地図に表
示された既存の建物52〜56の平面上の外郭線の長さ
や方向を、ベクター図面の所定の関数を介して導き出さ
れる線情報として用いているため、これに高さを加味し
て生成される立体形状を実際の建物52〜56により近
いものにでき、シミュレーション精度を向上させること
ができる。
【0035】(4)周辺の建物52〜56の高さは、斜線
制限や日影規制、あるいは都市計画法に基づく用途の制
限等の建築規制情報に基づき、近隣高さ情報として日影
生成手段35で自動的に算出されるので、周辺の建物5
2〜56の実際の高さを計測する必要がなく、建物52
〜56の立体形状化を容易にできる。
【0036】(5)日影生成手段35は、所定時間経過毎
の日影状態を表示装置42に示可能であるから、数時間
あるいは数十分おきの日影の生成状況を表示させるよう
に時間を設定すれば、一日を通して移り変わるの日影の
建物60への影響を容易かつ正確に把握できる。
【0037】(6)日影シミュレーションシステム1で
は、顧客の建物60に設けられた太陽電池パネル61で
の発電量を試算する発電量試算手段36が設けられてい
るため、太陽電池パネル61への日照量等を日影生成手
段35でのデータから算出し、これに基づいて太陽電池
パネル61での発電量を正確に試算できる。
【0038】(7)顧客データベースおよび地図情報デー
タベースはネットワーク2に接続されたネットワークサ
ーバ3に設定され、指定手段41はネットワーク2に接
続されたネットワーク端末4に設定され、日影シミュレ
ーションシステム1のネットワーク化が図られているの
で、全国各地のディーラにおいて、それぞれが抱える顧
客の建物に対する日影シミュレーションを行える。
【0039】なお、本発明は、前記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、建物52〜56の高さを地
図情報の一つである建築規制情報を基に日影生成手段3
5で自動的に算出したが、そのような高さを建物52〜
56の実測によって取得し、この実測値を近隣高さ情報
として指定手段41から日影生成手段35に入力しても
よい。このような場合には、建物52〜56の近隣高さ
情報が実測値である分、さらに現実に近い立体形状化を
実現でき、シミュレーション精度を一層向上させること
ができる。
【0040】前記実施形態の日影シミュレーションシス
テム1では、太陽電池パネル61の発電量を試算する発
電量試算手段36が設けられていたが、これは必要に応
じて設けられればよく、ない場合でも本発明に含まれ
る。
【0041】前記実施形態では、日影シミュレーション
システムをネットワーク化することで、全国各地のディ
ーラから顧客の建物に対するシミュレーションを行える
ようになっていたが、ネットワークを構築しない場合で
も本発明に含まれる。すなわち、各データベースやプロ
グラムが記憶されたハードディスク装置等を各ディーラ
で所有する場合には、特にネットワークを構築しなくと
も本シミュレーションを実施できる。
【0042】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
以下の効果がある。すなわち、請求項1の発明によれ
ば、顧客の建築予定地(土地)の周辺の地図情報に基づ
いて、当該土地の周囲に建てられた既存の建物や、顧客
が建てようとする建物の立体形状を自動的に生成すると
ともに、併せて、これらの建物から延びる日影を自動的
に生成し、周囲の建物等の外部環境が顧客の建物に及ぼ
す日影の影響を模擬的に検証することができるという効
果がある。
【0043】請求項2の発明によれば、位置情報を緯度
・経度情報としたので、顧客の土地を正確に割り出すこ
とができるうえ、緯度・経度情報から太陽の傾きや運航
軌跡等を正確に計算でき、日影の伸び具合などがより正
確にシミュレーションできるという効果がある。
【0044】請求項3の発明によれば、線情報の一つと
して、既存の建物の平面の輪郭を線で表示した住宅地図
等のベクター情報を用いればよく、これに高さ情報を加
味して生成される立体形状を実際の建物により近いもの
におでき、シミュレーション精度を向上させることがで
きるという効果がある。
【0045】請求項4の発明によれば、地図情報に付帯
された建築規制情報から近隣高さ情報を算出するので、
周辺建物の実際の高さ等を実測する必要がないなど、地
図上の建物の立体形状化を容易にできるという効果があ
る。
【0046】請求項5の発明によれば、周辺建物の高さ
を実測によって取得するから、これを指定手段で入力す
ることにより、周辺建物の立体形状をさらに現実に近い
ものとにできるという効果がある。
【0047】請求項6の発明によれば、一日を通して移
り変わるの日影の建物への影響を容易かつ正確に把握で
きるという効果がある。
【0048】請求項7の発明によれば、建物に太陽電池
パネルを設けた場合の発電量を正確に試算できるという
効果がある。
【0049】請求項8の発明によれば、日影シミュレー
ションシステムのネットワーク化を実現できるので、複
数のネットワーククライアントから別々の顧客の建物に
対する日影シミュレーションを行えるという効果があ
る。
【0050】請求項9の発明によれば、請求項1ないし
請求項8のいずれかに記載のシステムを用いたシミュレ
ーション方法を実施するから、少なくとも前述した請求
項1の効果を同様に得ることができる。
【0051】請求項10の発明によれば、記憶媒体内に
記憶されたプログラムを実行させることにより、請求項
1の効果を同様に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る日影シミュレーショ
ンシステムの全体を示す模式図である。
【図2】前記日影シミュレーションシステムの要部を示
すブロック図である。
【図3】前記日影シミュレーションシステムで用いられ
る一地図情報を示す図である。
【図4】前記地図情報を立体形状化した状態を示す図で
ある。
【図5】図4の状態に8:00の日影を組み合わせた図
である。
【図6】図4の状態に10:00の日影を組み合わせた
図である。
【図7】図4の状態に12:00の日影を組み合わせた
図である。
【図8】図4の状態に14:00の日影を組み合わせた
図である。
【図9】図4の状態に16:00の日影を組み合わせた
図である。
【符号の説明】
1 日影シミュレーションシステム 2 ネットワーク 3 ネットワークサーバ 4 ネットワーククライアントであるネットワーク端末 35 日影生成手段 36 発電量試算手段 41 指定手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物が建てられる土地の位置情報を含む
    顧客情報が記憶された顧客情報データベースと、地図情
    報を記憶しかつ指定された位置情報に対応した地図情報
    を出力可能な地図情報データベースと、前記顧客情報デ
    ータベースに記憶された顧客情報を指定する指定手段
    と、前記指定された顧客情報に関連する土地の位置情報
    に基づいて前記地図情報データベースから対応する地図
    情報を取得するとともに、この地図情報から前記顧客の
    建物およびこれの周囲に建てられた他の建物の立体形状
    を生成し、かつ当該立体形状および前記位置情報に基づ
    いて前記他の建物から延びる日影を生成する日影生成手
    段と、を備えていることを特徴とする日影シミュレーシ
    ョンシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の日影シミュレーション
    システムにおいて、前記位置情報は緯度・経度情報であ
    ることを特徴とする日影シミュレーションシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の日影シ
    ミュレーションシステムにおいて、前記日影生成手段
    は、前記地図情報から取得した線情報と、前記地図情報
    から取得するかまたは前記指定手段で指定された近隣高
    さ情報とに基づいて前記立体形状を自動生成することを
    特徴とする日影シミュレーションシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の日影シミュレーション
    システムにおいて、前記日影生成手段は、前記地図情報
    に付帯された建築規制情報から前記近隣高さ情報を算出
    することを特徴とする日影シミュレーションシステム。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の日影シミュレーション
    システムにおいて、前記日影生成手段の前記近隣高さ情
    報は、前記指定手段で指定されることを特徴とする日影
    シミュレーションシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の日影シミュレーションシステムにおいて、前記日影
    生成手段は、所定時間経過毎の日影状態を画像表示可能
    であることを特徴とする日影シミュレーションシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
    載の日影シミュレーションシステムにおいて、前記建物
    に設けられた太陽電池パネルでの発電量を試算する発電
    量試算手段を備えていることを特徴とする日影シミュレ
    ーションシステム。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の日影シミュレーションシステムにおいて、前記顧客
    データベースおよび地図情報データベースはネットワー
    クに接続されたネットワークサーバに設定され、前記指
    定手段は当該ネットワークに接続されたネットワークク
    ライアントに設定されていることを特徴とする日影シミ
    ュレーションシステム。
  9. 【請求項9】 顧客情報データベースに記憶された顧客
    情報を指定した後、前記指定された顧客情報に関連する
    土地の位置情報に基づいて地図情報データベースから対
    応する地図情報を取得するとともに、この地図情報から
    顧客の建物およびこれの周囲に建てられた他の建物の立
    体形状を生成し、かつ当該立体形状および前記位置情報
    に基づいて前記他の建物から延びる日影を生成して、前
    記顧客の建物に落ちる日影をシミュレーションすること
    を特徴とする日影のシミュレーション方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の日影のシミュレーシ
    ョン方法をコンピュータで実行させるプログラムを記憶
    したことを特徴とする記憶媒体。
JP2000082238A 2000-03-23 2000-03-23 日影シミュレーションシステム、日影のシミュレーション方法、および日影をシミュレーションする方法をコンピュータで実行させるプログラムを記憶した記憶媒体 Pending JP2001265833A (ja)

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