JP2001265627A - ファイル削除装置並びにファイル削除プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

ファイル削除装置並びにファイル削除プログラムを記録した記録媒体

Info

Publication number
JP2001265627A
JP2001265627A JP2000074414A JP2000074414A JP2001265627A JP 2001265627 A JP2001265627 A JP 2001265627A JP 2000074414 A JP2000074414 A JP 2000074414A JP 2000074414 A JP2000074414 A JP 2000074414A JP 2001265627 A JP2001265627 A JP 2001265627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
storage
deletion
period
directory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000074414A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Hioki
佳之 日置
Minoru Ikeda
稔 池田
Chika Kario
千夏 狩生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu FIP Corp
Original Assignee
Fujitsu FIP Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu FIP Corp filed Critical Fujitsu FIP Corp
Priority to JP2000074414A priority Critical patent/JP2001265627A/ja
Publication of JP2001265627A publication Critical patent/JP2001265627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要なファイルを削除するまでの期間を設定
することができ、記憶装置の管理を容易化することがで
き、記憶装置を効率的に利用することが可能なファイル
削除装置並びにファイル削除プログラムを記録した記録
媒体を提供することを目的とする。 【解決手段】 記憶手段に記録されているファイルを削
除するファイル削除装置において、供給されたファイル
を保存期間ごとに分けて格納する格納手段S1〜S3
と、格納されてからの経過期間が前記保存期間を超過し
ているファイルを検索し、そのファイルを前記格納手段
から削除する削除手段S4とを有することにより上記課
題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファイル削除装置
並びにファイル削除プログラムを記録した記録媒体に係
り、特に、不要なファイルを所定期間経過後に削除する
ファイル削除装置並びにファイル削除プログラムを記録
した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスクなどの記憶装置の
大容量化が進み、コンピュータシステムのユーザは数多
くのファイル,データなどを記録しておけるようになっ
た。例えば、1つのサーバシステム上で複数の業務シス
テムを運用する場合、各業務システムの担当ユーザは作
業用ファイル,退避・中間データ,テストデータなどの
一時的なファイル(以下、一時ファイルという)を作成
し、その一時ファイルが不要になるまで共有の記憶装置
に記録している。そして、各担当ユーザは、その一時フ
ァイルが不要になった時点で共有の記憶装置から削除し
ていた。
【0003】また、パーソナルコンピュータ(以下、P
Cという)上で複数のアプリケーションを実行する場
合、ユーザは複数のアプリケーションで利用する数多く
のファイル,データなどを記憶装置に記録している。そ
して、ユーザは、そのファイル,データなどが不要にな
った時点で記憶装置から削除していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1つの
サーバシステム上で複数の業務システムを運用する場
合、各担当ユーザが一時ファイルの削除を忘れたり、必
要以上に長く記録したままにしておくと、記憶装置上に
無駄な一時ファイルが増加していくことになる。この場
合、センタ側で一時ファイルの削除を行なえば良いが、
どのファイルが一時ファイルであるか、又、その一時フ
ァイルが不要であるかは各担当ユーザでなければ分から
ない場合が多い。
【0005】したがって、センタ側で一時ファイルの削
除を行なう場合、どのファイルが一時ファイルであり、
又、その一時ファイルが不要であるか否かを各担当ユー
ザに問い合わせる必要があり、記憶装置の管理が非常に
煩雑となるという問題が生じていた。
【0006】また、PC上で不要なファイル,データな
どを削除する場合、ユーザは不要となったファイル,デ
ータなどを、記憶装置から削除するファイル(以下、削
除ファイルという)として一時保存ディレクトリに移動
する。一時保存ディレクトリに移動した削除ファイルは
復元が可能な状態で保存されているため、一時保存ディ
レクトリに削除ファイルが多くなると一時保存ディレク
トリの記録領域が大きくなる。この場合、一時保存ディ
レクトリのクリアを行なうことにより、一時保存ディレ
クトリに移動した削除ファイルは記憶装置から削除され
る。
【0007】しかしながら、一時保存ディレクトリのク
リアを行なうことにより記憶装置から削除された削除フ
ァイルは復元が不可能となるが、削除ファイルの重要性
を考慮することなく記憶装置から削除されるという問題
があった。
【0008】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、不要なファイルを削除するまでの期間を設定するこ
とができ、記憶装置の管理を容易化することができ、記
憶装置を効率的に利用することが可能なファイル削除装
置並びにファイル削除プログラムを記録した記録媒体を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するため、請求項1記載のファイル削除装置は、記憶手
段に記録されているファイルを削除するファイル削除装
置において、供給されたファイルを保存期間ごとに分け
て格納する格納手段と、格納されてからの経過期間が前
記保存期間を超過しているファイルを検索し、そのファ
イルを前記格納手段から削除する削除手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0010】このように、供給されたファイルを保存期
間ごとに分けて格納し、格納されてからの経過期間が保
存期間を超過しているファイルを所定期間ごとに検索す
ることにより、一時ファイル,削除ファイルなどを保存
期間が経過するまで保存しておき、保存期間が経過した
あとで自動的に削除することができる。したがって、記
憶手段における不要なファイルの増加を防ぐことがで
き、システム資源を効率的に使用することが可能であ
る。
【0011】また、請求項2記載のファイル削除装置
は、前記ファイル削除装置において、前記削除手段は、
前記ファイルが格納されてからの経過期間をファイルご
とに算出する経過期間算出手段と、前記経過期間と保存
期間とを比較して、前記経過期間が保存期間を超過して
いるファイルを検索する検索手段と、前記検索されたフ
ァイルを前記格納手段から削除するファイル削除手段と
を有することを特徴とする。
【0012】このように、格納手段にファイルが格納さ
れてからの経過時間をファイルごとに算出し、経過期間
が保存期間を超過しているファイルを検索することによ
り、検索されたファイルごとに格納手段から削除するこ
とが可能である。
【0013】また、請求項3記載のファイル削除装置
は、前記ファイル削除装置において、前記格納手段は、
供給されたファイルの保存期間を取得する保存期間取得
手段と、前記供給されたファイルを前記取得した保存期
間ごとに分けて格納する複数のファイル格納手段とを有
することを特徴とする。
【0014】このように、供給されたファイルの保存期
間をファイルごとに取得し、その保存期間ごとにファイ
ルを分けて格納することにより、複数の保存期間に対応
させてファイルを削除することが可能である。
【0015】また、請求項4記載のファイル削除装置
は、前記ファイル削除装置において、前記保存期間取得
手段は、前記供給されたファイルのファイル名に対して
設定されている命名規約に従って前記供給されたファイ
ルの保存期間を取得することを特徴とする。
【0016】このように、ファイル名に対して設定され
ている命名規約を利用することにより、自動的にファイ
ルの保存期間を取得することができる。したがって、供
給されたファイルは、取得された保存時間に従って、自
動的にファイル格納手段へ格納される。
【0017】また、請求項5記載のファイル削除装置
は、前記ファイル削除装置において、前記削除手段は、
前記ファイル格納手段に格納されているファイルがなく
なると、前記ファイルがなくなったファイル格納手段を
削除することを特徴とする。
【0018】このように、ファイルを格納していないフ
ァイル格納手段を削除することにより、記憶手段に空の
ファイル格納手段が残ることを防ぐことができる。
【0019】また、請求項6記載のファイル削除装置
は、前記ファイル削除装置において、前記ファイル格納
手段は、ディレクトリであることを特徴とする。
【0020】このように、ファイル格納手段としてディ
レクトリを利用することが可能である。したがって、記
憶手段にファイル格納手段を作成すること及び記憶手段
からファイル格納手段を削除することが容易となる。
【0021】また、請求項7記載の記録媒体は、コンピ
ュータを、供給されたファイルを保存期間ごとに分けて
格納する格納手段と、格納されてからの経過期間が前記
保存する期間を超過しているファイルを検索し、そのフ
ァイルを前記格納手段から削除する削除手段として機能
させるためのプログラムを記録している。
【0022】上記の請求項7の記録媒体を使用すること
により、請求項1乃至6の発明を実現できる。なお、こ
のプログラムを記録する記録媒体は、CD−ROM、フ
ロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク(M
O)等の様に情報を磁気的に記録する磁気記録媒体、R
OM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録す
る半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いるこ
とができる。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。
【0024】図1は、本発明のファイル削除装置を実現
するコンピュータシステムの一実施例の構成図を示す。
図1において、このコンピュータシステムは、それぞれ
バスBで相互に接続されている入力装置10と,表示装
置20と,ドライブ装置30と,記録媒体40と,補助
記憶装置50と,メモリ装置60と,演算処理装置70
とを含むように構成される。
【0025】入力装置10は、コンピュータシステムの
ユーザが操作するキーボード及びマウス等で構成され、
コンピュータシステムに各種操作信号を入力するために
用いられる。表示装置20は、コンピュータシステムを
操作するのに必要な各種ウインドウやデータ等を表示す
る。
【0026】ファイル削除装置に関するファイル削除プ
ログラムは、例えばCD−ROM等の記録媒体40によ
って提供される。ファイル削除プログラムを記録した記
録媒体40は、ドライブ装置30にセットされ、プログ
ラムが記録媒体40からドライブ装置30を介して補助
記憶装置50にインストールされる。
【0027】補助記憶装置50は、インストールされた
ファイル削除プログラムを格納すると共に、必要なファ
イル,データ等を格納する。メモリ装置60は、コンピ
ュータシステムの起動時に補助記憶装置50からファイ
ル削除プログラムを読み出し、格納する。演算処理装置
70は、メモリ装置60に読み出され格納されたファイ
ル削除プログラムに従って、ファイル削除装置に係る処
理を実行する。
【0028】次に、本発明の理解を容易とするために、
補助記憶装置50のディレクトリ構造について図2,3
を参照しつつ説明する。図2は、サーバシステムのディ
レクトリ構造の一実施例の構成図を示す。図3は、PC
のディレクトリ構造の一実施例の構成図を示す。
【0029】図2のディレクトリ構造は、ディレクトリ
homeの下に3つのディレクトリUSER1,USE
R2,USER3を論理的領域に分割して作成してい
る。各ディレクトリUSER1,USER2,USER
3は、それぞれUSER1用の領域,USER2用の領
域,USER3用の領域である。なお、ディレクトリU
SER1,USER2,USER3の構造は同様である
ので、以下、ディレクトリUSER1の構造について説
明していく。
【0030】ディレクトリUSER1は、作業領域およ
びWORK領域を含むように構成されている。作業領域
はユーザが作業用ファイルなどの一時ファイルを作成又
は処理する領域である。WORK領域は所定の期間だけ
保存しておきたい一時ファイルや不要となったが直に削
除したくない削除ファイルを格納する領域である。
【0031】例えば、WORK領域は、1日保存用WO
RK領域,1週間保存用WORK領域,1ケ月保存用W
ORK領域を含むように構成される。1日保存用WOR
K領域は、移動してきたファイルを1日だけ保存し、1
日が経過したファイルを自動的に削除する。また、1週
間保存用WORK領域は、移動してきたファイルを1週
間だけ保存し、1週間が経過したファイルを自動的に削
除する。なお、1ケ月保存用WORK領域も同様に、移
動してきたファイルを1ケ月だけ保存し、1ケ月が経過
したファイルを自動的に削除する。
【0032】ユーザは、所定の期間だけ保存しておきた
い一時ファイルや不要となったが直に削除したくない削
除ファイルを作業領域からWORK領域に移動しておく
ことにより、所定の期間が経過した後でそのファイルを
自動的に削除することができる。
【0033】一方、図3のディレクトリ構造は、ルート
ディレクトリの下にディレクトリOS,RECYCLE
D,RECYCLE2,RECYCLE3,RECYC
LE4を論理的領域に分割して作成している。ディレク
トリOSは、オペレーティングシステムに関するファイ
ル,データなどが格納されている。ディレクトリREC
YCLEDは標準の一時保存ディレクトリであり、他の
ディレクトリから移動してきた削除ファイルを復元が可
能な状態で保存している。そして、ディレクトリREC
YCLEDのクリアが行なわれると、ディレクトリRE
CYCLEDに格納されている削除ファイルは補助記憶
装置50から削除される。
【0034】ディレクトリRECYCLE2は保存期間
1日の一時保存ディレクトリであり、他のディレクトリ
から移動してきた削除ファイルを1日だけ復元が可能な
状態で保存する。そして、ディレクトリRECYCLE
2に保存されてから1日が経過した削除ファイルは、補
助記憶装置50から削除される。ディレクトリRECY
CLE3は保存期間1週間の一時保存ディレクトリであ
り、他のディレクトリから移動してきた削除ファイルを
1週間だけ復元が可能な状態で保存する。そして、ディ
レクトリRECYCLE3に保存されてから1週間が経
過した削除ファイルは、補助記憶装置50から削除され
る。
【0035】また、ディレクトリRECYCLE4は保
存期間1ケ月の一時保存ディレクトリであり、他のディ
レクトリから移動してきた削除ファイルを1ケ月だけ復
元が可能な状態で保存する。そして、ディレクトリRE
CYCLE4に保存されてから1ケ月が経過した削除フ
ァイルは、補助記憶装置50から削除される。なお、デ
ィレクトリOSの下のディレクトリは、各一時保存ディ
レクトリに移動したファイルを復元するときに必要な各
種情報を保存している。
【0036】ユーザは、所定の期間だけ保存しておきた
い一時ファイルや不要となったが直に削除したくない削
除ファイルを、保存期間1日の一時保存ディレクトリ,
保存期間1週間の一時保存ディレクトリ,保存期間1ケ
月の一時保存ディレクトリの何れかに移動しておくこと
により、所定の期間が経過した後でそのファイルを自動
的に削除することができる。
【0037】なお、図2の1日保存用WORK領域,1
週間保存用WORK領域,1ケ月保存用WORK領域
と、図3の保存期間1日の一時保存ディレクトリ,保存
期間1週間の一時保存ディレクトリ,保存期間1ケ月の
一時保存ディレクトリとは、他のディレクトリから移動
してきた一時ファイルまたは削除ファイルを所定の期間
が経過した後で自動的に削除する点で同様である。そこ
で、以後、図3のディレクトリ構造を利用して本発明の
ファイル削除装置の処理について説明する。
【0038】図4は、本発明のファイル削除装置の処理
の第1実施例のフローチャートを示す。図4中、ステッ
プS1では、ユーザは所定の期間だけ保存しておきたい
一時ファイルや不要となったが直に削除したくない削除
ファイルなどを例えば入力装置10を利用して指定す
る。ステップS1に続いてステップS2に進み、演算処
理装置70はユーザにより指定されたファイルの一時保
存期間を表示装置20などを利用してユーザに問い合わ
せる。ここで一時保存期間とは、ユーザにより指定され
たファイルを保存しておく期間であり、具体的には1
日,1週間,1ケ月などである。
【0039】ユーザにより一時保存期間が指定される
と、ステップS2に続いてステップS3に進み、演算処
理装置70はユーザが指定したファイルを一時保存期間
に対応する一時保存ディレクトリに移動する。例えば、
ユーザが一時保存期間として1週間を指定すれば、演算
処理装置70はユーザが指定したファイルを保存期間1
週間の一時保存ディレクトリであるディレクトリREC
YCLE3に移動することになる。なお、一時保存ディ
レクトリは一時保存期間ごとに予め作成しておくものと
する。
【0040】そして、ステップS3に続いてステップS
4に進み、演算処理装置70は、図6を参照しつつ後述
するように、各一時保存ディレクトリに移動されたあと
一時保存期間を経過したファイルを自動的に削除する。
【0041】図5は、本発明のファイル削除装置の処理
の第2実施例のフローチャートを示す。図5中、ステッ
プS11では、演算処理装置70はユーザにより指定さ
れたファイルの一時保存期間を自動的に設定する。一時
保存期間を自動的に設定する方法としては、例えば一時
保存期間を設定する命名規約に従ってファイル名または
ディレクトリ名を作成することにより、一時保存期間を
設定しておくことができる。
【0042】この命名規約は、ファイル名などを作成す
るときに、例えば一時保存期間が1ケ月のファイルには
頭文字がMのファイル名,一時保存期間が1週間のファ
イルには頭文字がWのファイル名,一時保存期間が1日
のファイルには頭文字がM,W以外のファイル名を作成
しておくことにより、ファイルごとの一時保存期間を設
定するものである。
【0043】ステップS11に続いてステップS12に
進み、演算処理装置70は設定した一時保存期間に対応
する一時保存ディレクトリが存在するか否かを判定す
る。一時保存ディレクトリが存在すると判定すると(S
12においてYES)、ステップS3に進む。なお、一
時保存ディレクトリが存在しないと判定すると(S12
においてNO)、ステップS13に進む。ステップS1
3では、演算処理装置70はステップS11にて設定し
た一時保存期間に対応する一時保存ディレクトリを作成
してステップS3に進む。
【0044】ステップS3では、演算処理装置70はユ
ーザが指定したファイルを一時保存期間に対応する一時
保存ディレクトリに移動する。そして、ステップS3に
続いてステップS4に進み、演算処理装置70は、図6
を参照しつつ後述するように、各一時保存ディレクトリ
に移動されたあと一時保存期間を経過したファイルを自
動的に削除する。
【0045】図6は、S4の処理について説明する一実
施例のフローチャートを示す。ステップS4の処理は、
例えばコンピュータシステムの起動時または所定期間ご
とに実行することが考えられる。
【0046】図6中、ステップS20では、演算処理装
置70は一時保存ディレクトリが存在するか否かを判定
する。一時保存ディレクトリが存在していなければ(S
20においてNO)、処理を終了する。また、一時保存
ディレクトリが存在していれば(S20においてYE
S)、ステップS21に進む。
【0047】ステップS21では、演算処理装置70は
選択した1つの一時保存ディレクトリに格納されている
ファイルから一つのファイルを検索し、そのファイルが
一時保存ディレクトリに格納されてからの経過期間と、
その一時保存ディレクトリの一時保存期間とを比較す
る。例えば、保存期間1日の一時保存ディレクトリに格
納されたファイルの場合、そのファイルが一時保存ディ
レクトリに格納されてからの経過期間と一時保存期間で
ある1日とを比較する。
【0048】ステップS21に続いてステップS22に
進み、演算処理装置70はステップS22の結果に従っ
て、そのファイルが一時保存ディレクトリに格納されて
から一時保存期間を経過したファイルか否かを判定す
る。一時保存期間を経過したファイルであると判定する
と(S22においてYES)、ステップS23に進む。
一時保存期間を経過していないファイルであると判定す
ると(S22においてNO)、ステップS24に進む。
【0049】ステップS23では、演算処理装置70は
該当するファイルをメモリ装置60に記憶してステップ
S24に進む。ステップS24では、演算処理装置70
は一時保存ディレクトリに格納されている全ファイルの
処理が終了したか否かを判定する。全ファイルの処理が
終了したと判定すると(S24においてYES)、ステ
ップS25に進む。なお、全ファイルの処理が終了して
いないと判定すると(S24においてNO)、ステップ
S21に進み、処理を続ける。
【0050】ステップS25では、演算処理装置70は
全ての一時保存ディレクトリに対する処理が終了したか
否かを判定する。全ての一時保存ディレクトリに対する
処理が終了したと判定すると(S25においてYE
S)、ステップS27に進む。なお、全ての一時保存デ
ィレクトリに対する処理が終了していないと判定すると
(S25においてNO)、ステップS26に進む。ステ
ップS26では、演算処理装置70は、検索する一時保
存ディレクトリを切り換え、ステップS21に進み、処
理を続ける。
【0051】ステップS27では、演算処理装置70は
メモリ装置60に該当するファイルが記憶されているか
否かを判定する。該当するファイルが記憶されていると
判定すると(S27においてYES)、ステップS28
に進む。また、該当するファイルが記憶されていないと
判定すると(ステップS27においてNO)、処理を終
了する。
【0052】ステップS28では、演算処理装置70は
現在のモードが削除確認モードであるか否かを判定す
る。削除確認モードであれば(S28においてYE
S)、ステップS29に進む。また、削除確認モードで
なければ(S28においてNO)、ステップS31に進
む。
【0053】ステップS29では、演算処理装置70は
表示装置20を利用してユーザにファイル一覧を通知
し、また、削除を行なうか否かの削除確認の問い合わせ
を行なう。ステップS29に続いてステップS30に進
み、演算処理装置70は、ユーザから削除実行の指示が
あれば(S30においてYES)、ステップS31に進
む。また、ユーザから削除中止の指示があれば(S30
においてNO)、処理を終了する。なお、削除確認の問
い合わせの方法としては、削除可否を一括して問い合わ
せする方法と、削除対象として一覧表示された個々のフ
ァイルに対して削除可否を指示する方法とがある。
【0054】ステップS31では、演算処理装置70は
ステップS22において一時保存期間を経過したと判定
したファイルを補助記憶装置50から削除して処理を終
了する。なお、ステップS22において一時保存期間を
経過したと判定したファイルであっても、ユーザから削
除中止の指示があれば、そのファイルの削除を行なわな
い。
【0055】以上のように、ユーザは所定の期間だけ保
存しておきたい一時ファイルや不要となったが直に削除
したくない削除ファイルなどを一時保存場所に格納して
おくことにより、一時保存期間が経過した一時ファイル
や削除ファイルなどを自動的に削除することができる。
その結果、記憶装置に不要なファイルが増加していくこ
とを避けることができ、システム資源を効率的に使用す
ることが可能となる。
【0056】前述のように、本実施例ではハードディス
ク上のファイルを削除する場合について説明したが、こ
れに限ることなく、例えば受信メールに適用することも
可能である。電子メールは、例えばメ−ラーソフトウエ
ア(Mailer Software)を利用して電子
メールの送受信,保存,管理などが行われる。
【0057】メ−ラソフトウェアは、送信メール,受信
メールなどを図3に示すようなディレクトリ構造を利用
して管理することが多い。この場合、送信メール,受信
メールは、それぞれ送信メール用ディレクトリ,受信メ
ール用ディレクトリに保存されている。また、送信メー
ルは、送信日時が送信メールごとに設定されている。受
信メールは、受信日時が受信メールごとに設定されてい
る。
【0058】したがって、メ−ラソフトウェアに一時保
存場所として機能するディレクトリを一時保存期間ごと
に用意し、受信メールごとに設定されている受信日時を
利用することにより、一時保存期間が経過した受信メー
ルを自動的に削除することが可能である。また、送信メ
ールごとに設定されている送信日時を利用することによ
り、一時保存期間が経過した送信済みメールを自動的に
削除することが可能である。
【0059】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、供給され
たファイルを保存期間ごとに分けて格納し、格納されて
からの経過期間が保存期間を超過しているファイルを所
定期間ごとに検索することにより、一時ファイル,削除
ファイルなどを保存期間が経過するまで保存しておき、
保存期間が経過したあとで自動的に削除することができ
る。したがって、記憶手段における不要なファイルの増
加を防ぐことができ、システム資源を効率的に使用する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイル削除装置を実現するコンピュ
ータシステムの一実施例の構成図である。
【図2】サーバシステムのディレクトリ構造の一実施例
の構成図である。
【図3】PCのディレクトリ構造の一実施例の構成図で
ある。
【図4】本発明のファイル削除装置の処理の第1実施例
のフローチャートである。
【図5】本発明のファイル削除装置の処理の第2実施例
のフローチャートである。
【図6】S4の処理について説明する一実施例のフロー
チャートである。
【符号の説明】
10 入力装置 20 表示装置 30 ドライブ装置 40 記録媒体 50 補助記憶装置 60 メモリ装置 70 演算処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 狩生 千夏 東京都江東区青海2丁目45番 富士通エ フ・アイ・ピー株式会社内 Fターム(参考) 5B082 CA14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段に記録されているファイルを削
    除するファイル削除装置において、 供給されたファイルを保存期間ごとに分けて格納する格
    納手段と、 格納されてからの経過期間が前記保存期間を超過してい
    るファイルを検索し、そのファイルを前記格納手段から
    削除する削除手段とを有するファイル削除装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のファイル削除装置におい
    て、 前記削除手段は、前記ファイルが格納されてからの経過
    期間をファイルごとに算出する経過期間算出手段と、 前記経過期間と保存期間とを比較して、前記経過期間が
    保存期間を超過しているファイルを検索する検索手段
    と、 前記検索されたファイルを前記格納手段から削除するフ
    ァイル削除手段とを有するファイル削除装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のファイル削除装置におい
    て、 前記格納手段は、供給されたファイルの保存期間を取得
    する保存期間取得手段と、 前記供給されたファイルを前記取得した保存期間ごとに
    分けて格納する複数のファイル格納手段とを有するファ
    イル削除装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のファイル削除装置におい
    て、 前記保存期間取得手段は、前記供給されたファイルのフ
    ァイル名に対して設定されている命名規約に従って前記
    供給されたファイルの保存期間を取得することを特徴と
    するファイル削除装置。
  5. 【請求項5】 請求項3記載のファイル削除装置におい
    て、 前記削除手段は、前記ファイル格納手段に格納されてい
    るファイルがなくなると、前記ファイルがなくなったフ
    ァイル格納手段を削除することを特徴とするファイル削
    除装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のファイル削除装置におい
    て、 前記ファイル格納手段は、ディレクトリであることを特
    徴とするファイル削除装置。
  7. 【請求項7】 コンピュータを、 供給されたファイルを保存期間ごとに分けて格納する格
    納手段と、 格納されてからの経過期間が前記保存する期間を超過し
    ているファイルを検索し、そのファイルを前記格納手段
    から削除する削除手段として機能させるためのプログラ
    ムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2000074414A 2000-03-16 2000-03-16 ファイル削除装置並びにファイル削除プログラムを記録した記録媒体 Pending JP2001265627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000074414A JP2001265627A (ja) 2000-03-16 2000-03-16 ファイル削除装置並びにファイル削除プログラムを記録した記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000074414A JP2001265627A (ja) 2000-03-16 2000-03-16 ファイル削除装置並びにファイル削除プログラムを記録した記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001265627A true JP2001265627A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18592469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000074414A Pending JP2001265627A (ja) 2000-03-16 2000-03-16 ファイル削除装置並びにファイル削除プログラムを記録した記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001265627A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140863A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Murata Mach Ltd 電子文書管理装置および電子文書管理プログラム
JP2008017294A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd 時刻証明取得システム、時刻証明取得装置および時刻証明取得プログラム
JP2011065640A (ja) * 2009-08-21 2011-03-31 Youtohands Co Ltd 文書管理システム及びその方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007140863A (ja) * 2005-11-17 2007-06-07 Murata Mach Ltd 電子文書管理装置および電子文書管理プログラム
JP4577190B2 (ja) * 2005-11-17 2010-11-10 村田機械株式会社 電子文書管理装置および電子文書管理プログラム
JP2008017294A (ja) * 2006-07-07 2008-01-24 Fuji Xerox Co Ltd 時刻証明取得システム、時刻証明取得装置および時刻証明取得プログラム
JP2011065640A (ja) * 2009-08-21 2011-03-31 Youtohands Co Ltd 文書管理システム及びその方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7472142B2 (en) System and method for archiving objects in an information store
CN101253484B (zh) 一种用于保存来自客户端的数据的方法及一种客户端
US7386855B2 (en) Application mobility service
US7587402B2 (en) Backup and restore for heterogeneous file server environment
US7979649B1 (en) Method and apparatus for implementing a storage lifecycle policy of a snapshot image
JP2005510794A (ja) 選択的データ複製システムおよび方法
WO2005081942A2 (en) Hierarchical storage management
JP2011527799A (ja) 個人情報ファイル管理ツール
JP2003330782A (ja) 計算機システム
JP4198920B2 (ja) バックアップシステム、バックアップ用プログラムおよびバックアップ方法
US20060085508A1 (en) E-mail communication apparatus, attached-file updating apparatus, E-mail communication method, attached-file updating method, and E-mail communication program
US7366858B2 (en) Framework for taking shadow copies and performing backups in a networked environment
US20120185440A1 (en) Method and apparatus for providing address book restoration
JP3888100B2 (ja) ファイル・リロケーション・システムおよびその処理プログラム
JP2001265627A (ja) ファイル削除装置並びにファイル削除プログラムを記録した記録媒体
JPH1091513A (ja) ハイパーテキスト処理装置及びその方法
CN111858158B (zh) 数据处理方法、装置及电子设备
CN103559100B (zh) 利用服务器保存客户端数据的方法及服务器
KR100448900B1 (ko) 디렉토리를 이용하여 데이터를 관리하는 이동단말기에서디렉토리의 하위 파일들을 일괄삭제하는 방법
KR101678561B1 (ko) 변경정보 유지 및 선택 기능을 구비한 정보통신장치 복원방법
JP2001109618A (ja) 履歴管理ファイルシステム
JP2000267820A (ja) 差分バックアップ機能付きdisk装置
JP2004258801A (ja) データ処理装置
JP4064180B2 (ja) 情報通信端末、情報通信方法、情報通信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体
CN105677855A (zh) 多媒体管理方法及装置