JP2001264141A - ガス保安装置 - Google Patents

ガス保安装置

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JP2001264141A
JP2001264141A JP2000081120A JP2000081120A JP2001264141A JP 2001264141 A JP2001264141 A JP 2001264141A JP 2000081120 A JP2000081120 A JP 2000081120A JP 2000081120 A JP2000081120 A JP 2000081120A JP 2001264141 A JP2001264141 A JP 2001264141A
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JP2000081120A
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English (en)
Inventor
Goji Honda
剛司 本田
Koichi Ueki
浩一 植木
Kaoru Onishi
薫 大西
Norio Niimura
紀夫 新村
Jiro Mizukoshi
二郎 水越
Noboru Isono
昇 磯野
Fujio Hori
富士雄 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Gas Meter Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Toyo Gas Meter Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス対象器具においてその積算使用
時間を計時してメンテナンス時期を知ることができるガ
ス保安装置を提供する。 【解決手段】 流量検出部1と、検出流量をしきい値と
比較して該当する流量区分に割り付ける流量区分登録部
2と、メンテナンス対象器具の流量区分を設定する流量
区分設定部3と、流量区分登録部2の流量区分が流量区
分登録部2の流量区分と一致している間次段に信号を出
力する流量区分判定部4と、流量区分判定部4が信号を
出力している間の計時を行い積算する運転時間計測部5
と、メンテナンスを必要とする使用時間を設定する基準
時間設定部6と、計測時間が設定時間を越えると警告信
号を出力する運転時間判定部7と、運転時間判定部の出
力によりメンテナンス警告を通報する通報手段8を備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス保安装置に関
し、特に器具の運転をガスの流量を計測することで判定
し、該当器具の積算使用時間が設定時間を越えるとメン
テナンス警告を通報するガス保安装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来例のガス保安装置の構成を図2に示
す。図2において、流量検出部11はガスの流量を検出
する。流量区分登録部12は複数段の流量しきい値を持
ち、流量検出部11で計測した流量を各流量しきい値と
比較することで、該当流量区分に割り付ける。運転時間
計測部13は流量区分登録部12で割り付けた流量区分
に変化があれば、初期値から計時を開始し、流量区分に
変化がない間は計時(以下継続使用時間とする)を継続
する。基準時間設定部14は予め流量区分毎に設定した
継続使用可能な設定時間の中から、流量区分登録部12
で割り付けた流量区分に基づく設定時間(以下設定時間
とする)を設定する。時間判定部15は継続使用時間と
設定時間を比較し、継続使用時間が設定時間を超えれば
警告信号を出力する。通報手段16は時間判定部15の
出力により警告を通報する。
【0003】以上の構成において、ガス器具を使用すれ
ば、流量検出部11はガス器具の流量を計測する。流量
区分登録部12は計測により得られたガス流量に基づい
て該当流量区分に割り付ける。運転時間計測部13は流
量区分登録部12で割り付けた流量区分に変化があれば
初期値から計時を開始し、その後流量区分に変化がなけ
れば計時を継続する。一方、基準時間設定部14は予め
流量区分毎に設定した継続使用可能な設定時間(ガス器
具の切り忘れ、ガス風呂での空焚き防止等、ガス器具の
使用において連続使用可能な最大時間に決めてある)の
中から設定時間を設定する。そして、運転時間判定部1
5は継続使用時間と設定時間を比較し、継続使用時間が
設定時間を超えれば警告信号を通報手段16に出力す
る。通報手段16は警告信号を表示や音声、警告音等に
変換して器具使用者に知らせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ガス器具を連続使用している時間のみを
計時しているため、ガス器具が運転、停止を繰り返した
時の積算使用時間を計時することはできず、所定積算使
用時間毎にメンテナンスを必要とするメンテナンス対象
器具においてそのメンテナンス時期を知ることができな
いという問題があった。
【0005】また、第三者がメンテナンス対象器具を指
定する手段がないため、メンテナンス対象器具をガス保
安装置に認識させることができず、さらに使用している
器具の流量区分により設定時間が一義的に決まるため、
第三者がメンテナンスの必要な時間を設定することがで
きないという問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、メン
テナンス対象器具においてその積算使用時間を計時して
メンテナンス時期を知ることができるガス保安装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のガス保安装置
は、ガスの流量を計測する流量検出部と、複数段の流量
しきい値を持ち、計測した流量を各流量しきい値で比較
することで該当流量区分に割り付ける流量区分登録部
と、予めメンテナンス対象器具の流量区分を設定する流
量区分設定部と、流量区分設定部の流量区分が流量区分
登録部の流量区分と一致している間次段に信号を出力す
る流量区分判定部と、流量区分判定部が信号を出力して
いる間計時を行い積算する運転時間計測部と、予めメン
テナンスが必要となる時間を設定する基準時間設定部
と、運転時間計測部の計測時間が基準時間設定部の設定
時間を超えると警告信号を出力する運転時間判定部と、
運転時間判定部の出力によりメンテナンス警告を通報す
る通報手段を備えている。
【0008】この構成により、流量区分設定部に第三者
が指示したメンテナンス対象器具の流量区分と流量区分
登録部の流量区分とが一致していることを流量区分判定
部が判定し、一致している間次段に信号を出力し、その
出力がある間計時を行って積算する。そして、運転時間
判定部で、第三者によって基準時間設定部に予め設定さ
れたメンテナンスが必要となる時間(メンテナンス設定
時間)と積算使用時間とを比較し、積算使用時間がメン
テナンス設定時間を超えると警告信号を出力し、通報手
段がその警告信号を受けてメンテナンス警告を通報す
る。このことにより、指示したメンテナンス対象器具が
所定のメンテナンス設定時間を超えて使用された時、メ
ンテナンス警告を発することができる。
【0009】また、基準時間設定部はメンテナンスが必
要となる時間を予め複数個設定可能に構成し、運転時間
判定部は運転時間計測部の計測時間が基準時間設定部の
各設定時間を超える度に警告信号を出力するように構成
すると、運転時間判定部は運転時間計測部の計時する積
算時間が複数個設定したメンテナンス設定時間を超える
度に警告信号を出力するため、指示したメンテナンス対
象器具の使用時間に沿って定期的に(期間自体は不定期
でもよい)メンテナンス警告を出力することができる。
【0010】また、基準時間設定部はメンテナンスが必
要となる時間を予め複数個設定可能に構成し、運転時間
判定部は運転時間計測部の計測時間が基準時間設定部の
各設定時間を超える度に各設定時間に応じた警告信号を
出力するように構成し、通報手段は運転時間判定部の各
警告信号に対応したメンテナンス警告を通報するように
構成すると、運転時間判定部は運転時間計測部の計時す
る積算時間が複数個設定したメンテナンス設定時間を超
える度に各メンテナンス設定時間に応じた警告信号を出
力し、通報手段はこの出力に従ったメンテナンス通報を
するため、指示したメンテナンス対象器具の使用時間に
沿って定期的に(期間自体は不定期でもよい)異なった
メンテナンス警告を出力することができる。
【0011】また、流量区分設定部は複数個の流量区分
を予め設定可能に構成し、流量区分判定部は流量区分設
定部における各流量区分のいずれかが流量区分登録部の
流量区分と一致している間次段に信号を出力するように
構成すると、流量区分判定部は第三者が流量区分設定部
に複数個指示したメンテナンス対象器具の流量区分と流
量区分登録部の流量区分とが一致している間次段に信号
を出力するため、指示したメンテナンス対象器具が多段
に燃焼量を制御する器具であり、そのために流量区分登
録部の流量区分が複数区分にまたがって変化する場合で
あっても、変化する複数個の流量区分を予め流量区分設
定部に設定することで、正確に指示したメンテナンス対
象器具の使用時間に沿って、定期的に(期間自体は不定
期でもよい)メンテナンス警告を出力することができ
る。
【0012】また、流量区分設定部は複数個の流量区分
を予め設定可能に構成し、流量区分判定部は流量区分設
定部における各流量区分のいずれかが流量区分登録部の
流量区分と一致している間流量区分設定部の各流量区分
に応じた信号を次段に出力するように構成し、運転時間
計測部は流量区分判定部が各流量区分に応じた信号を出
力している間該当する流量区分の計時を行い積算する複
数個の計測部を持ち、運転時間判定部は運転時間計測部
の各流量区分の計測時間のいずれかが基準時間設定部の
設定時間を超えると警告信号を出力するように構成する
と、流量区分判定部は流量区分設定部に設定した複数個
のメンテナンス対象器具毎の流量区分のいずれかと流量
区分登録部の流量区分とが一致していれば、流量区分設
定部に設定した各流量区分に応じた信号を出力し、運転
時間計測部は流量区分判定部から信号が出力している
間、該当する流量区分ごとに計時を行って積算し、運転
時間判定部は運転時間計測部が計時する各流量区分毎の
積算使用時間のいずれかが基準時間設定部に設定してい
るメンテナンス設定時間を超えた時に警報信号を出力
し、通報手段がメンテナンス警告を出力することで、複
数個のメンテナンス対象器具の中で最も使用頻度の高い
器具が所定のメンテンナンス時間を超えて使用された時
にメンテナンス警告を出力することができる。
【0013】また、流量区分設定部は複数個のメンテナ
ンス対象器具の流量区分を予め器具毎に設定可能に構成
し、流量区分判定部は流量区分設定部における各流量区
分のいずれかが流量区分登録部の流量区分と一致してい
る間流量区分設定部の各流量区分に応じた信号を次段に
出力するように構成し、運転時間計測部は流量区分判定
部が各流量区分に応じた信号を出力している間該当する
流量区分の計時を行い積算する複数個の計測部を持ち、
運転時間判定部は運転時間計測部の各流量区分の計測時
間のいずれかが基準時間設定部の設定時間を超えると流
量区分設定部の流量区分に応じた警告信号を出力するよ
うに構成し、通報手段は運転時間判定部の各警告信号に
対応したメンテナンス警告を通報するように構成する
と、流量区分判定部は流量区分設定部に設定した複数個
のメンテナンス対象器具毎の流量区分のいずれかと流量
区分登録部の流量区分とが一致していれば流量区分設定
部に設定した各流量区分に応じた信号を出力し、運転時
間計測部は流量区分判定部から信号が出力している間、
該当する流量区分の計時を行って積算し、運転時間判定
部は運転時間計測部が計時する各流量区分毎の積算使用
時間のいずれかが基準時間設定部に設定しているメンテ
ナンス設定時間を超えたとき、流量区分設定部の流量区
分に応じた警告信号を出力し、この出力を受けて通報手
段がメンテナンス警告を出力することで、複数個のメン
テナンス対象器具の中で最も使用頻度の高い器具が所定
のメンテナンス時間使用された時、どのメンテナンス対
象器具がメンテナンス設定時間を超えたかを付加したメ
ンテナンス警告を出力することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガス保安装置の第
1の実施形態について、図1を参照して説明する。
【0015】図1において、1は例えば超音波式流量検
出方式や膜式流量検出方式等による流量検出部であり、
ガスの流量を検出する。2は流量区分登録部であり、複
数段の流量しきい値を持ち、流量検出部1で計測した流
量を各流量しきい値と比較することで、該当流量区分に
割り付ける。3は流量区分設定部であり、例えばガス給
湯機、ガス風呂等のメンテナンス対象器具の流量区分を
予め設定する。4は流量区分判定部であり、流量区分登
録部2の流量区分が流量区分設定部3の流量区分と一致
している間、次段に信号を出力する。5は運転時間計測
部であり、流量区分判定部から信号が出力している間、
計時を行って積算する。その積算時間を積算使用時間と
する。6は基準時間設定部であり、予めメンテナンスが
必要となる時間(メンテナンス設定時間と称す)を設定
する。メンテナンス設定時間は、例えば1か月〜10年
程度である。7は運転時間判定部であり、運転時間計測
部5の積算使用時間と基準時間設定部6のメンテナンス
設定時間を比較し、積算使用時間がメンテナンス設定時
間を超えると警告信号を出力する。8は通報手段であ
り、運転時間判定部7からの出力によりメンテナンス警
告を通報する。
【0016】次に、動作を説明すると、流量区分設定部
3に第三者が指示したメンテナンス対象器具の流量区分
と流量区分登録部2の流量区分とが一致していることを
流量区分判定部4が判定し、一致している場合にはその
間次段に信号を出力し、その出力がある間運転時間計測
部5が計時を行い、積算使用時間を積算する。そして、
運転時間判定部7で、第三者によって基準時間設定部6
に予め設定されたメンテナンスが必要となる時間(メン
テナンス設定時間)と積算使用時間とを比較し、積算使
用時間がメンテナンス設定時間を超えると警告信号を出
力する。通報手段8は、警告信号を受けると、メンテナ
ンス警告として、警告音、音声信号、警告表示等で通報
する。このことにより、指示したメンテナンス対象器具
が所定のメンテナンス設定時間を超えて使用された時、
通報手段8を用いてメンテナンス警告を発することがで
きる。
【0017】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。なお、以下の各実施形態においては、各構成要
素は上記実施形態と同じであり、その説明を援用し、相
違点についてのみ説明する。
【0018】本実施形態においては、基準時間設定部6
はメンテナンスが必要となる時間を予め複数個設定可能
に構成され、運転時間判定部7は運転時間計測部5の計
測時間が基準時間設定部6の各設定時間を越えるたびに
に警告信号を出力するように構成されている。
【0019】このように構成すると、運転時間判定部7
は運転時間計測部5の計時する積算時間が複数個設定し
たメンテナンス設定時間を超えるたびに警告信号を出力
するため、指示したメンテナンス対象器具の使用時間に
沿って定期的に(期間自体は不定期でもよい)メンテナ
ンス警告を出力することができる。
【0020】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。
【0021】本実施形態においては、基準時間設定部6
はメンテナンスが必要となる時間を予め複数個設定可能
に構成され、運転時間判定部7は運転時間計測部5の計
測時間が基準時間設定部6の各設定時間を越えるたびに
各設定時間に応じた警告信号を出力するように構成さ
れ、通報手段8は運転時間判定部7の各警告信号に対応
したメンテナンス警告を通報するように構成されてい
る。
【0022】このように構成すると、運転時間判定部7
は運転時間計測部5の計時する積算時間が複数個設定し
たメンテナンス設定時間を超えるたびに、各メンテナン
ス設定時間に応じた警告信号を出力し、通報手段8はそ
の出力に従ったメンテナンス通報を出力するため、指示
したメンテナンス対象器具の使用時間に沿って定期的に
(期間自体は不定期でもよい)異なったメンテナンス警
告を出力することができる。
【0023】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。
【0024】本実施形態においては、流量区分設定部3
は複数個の流量区分を予め設定可能に構成され、流量区
分判定部4は流量区分設定部3における各流量区分のい
ずれかが流量区分登録部2の流量区分と一致している間
次段に信号を出力するように構成されている。
【0025】このように構成すると、流量区分判定部4
は第三者が流量区分設定部3に複数個指示したメンテナ
ンス対象器具の流量区分と流量区分登録部2の流量区分
とが一致している間次段に信号を出力するため、指示し
たメンテナンス対象器具が多段に燃焼量を制御する器具
であり、そのために流量区分登録部2の流量区分が複数
区分にまたがって変化する場合であっても、変化する複
数個の流量区分を予め流量区分設定部3に設定すること
で、正確に指示したメンテナンス対象器具の使用時間に
沿って、定期的に(期間自体は不定期でもよい)メンテ
ナンス警告を出力することができる。
【0026】次に、本発明の第5の実施形態について説
明する。
【0027】本実施形態においては、流量区分設定部3
は複数個の流量区分を予め設定可能に構成され、流量区
分判定部4は流量区分設定部3における各流量区分のい
ずれかが流量区分登録部2の流量区分と一致している間
流量区分設定部3の各流量区分に応じた信号を次段に出
力するように構成され、運転時間計測部5は流量区分判
定部4が各流量区分に応じた信号を出力している間該当
する流量区分の計時を行い積算する複数個の計測部を持
つように構成され、運転時間判定部7は運転時間計測部
5の各流量区分の計測時間のいずれかが基準時間設定部
6の設定時間を越えると警告信号を出力するように構成
されている。
【0028】このように構成すると、流量区分判定部4
は流量区分設定部3に設定した複数個のメンテナンス対
象器具毎の流量区分のいずかと流量区分登録部2の流量
区分とが一致していれば、流量区分設定部3に設定した
各流量区分に応じた信号を出力し、運転時間計測部5は
流量区分判定判定部4から信号が出力している間、該当
する流量区分ごとに計時を行って積算し、運転時間判定
部7は運転時間計測部5が計時する各流量区分毎の積算
使用時間のいずれかが基準時間設定部6に設定している
メンテナンス設定時間を超えた時に警報信号を出力し、
通報手段8がメンテナンス警告を出力することで、複数
個のメンテナンス対象器具の中で最も使用頻度の高い器
具が所定のメンテンナンス時間を超えて使用された時に
メンテナンス警告を出力することができる。
【0029】次に、本発明の第6の実施形態について説
明する。
【0030】本実施形態においては、流量区分設定部3
は複数個のメンテナンス対象器具の流量区分を予め器具
毎に設定可能に構成され、流量区分判定部4は流量区分
設定部3における各流量区分のいずれかが流量区分登録
部2の流量区分と一致している間流量区分設定部3の各
流量区分に応じた信号を次段に出力するように構成さ
れ、運転時間計測部5は流量区分判定部4が各流量区分
に応じた信号を出力している間該当する流量区分の計時
を行い積算する複数個の計測部を持つように構成され、
運転時間判定部7は運転時間計測部5の各流量区分の計
測時間のいずれかが基準時間設定部6の設定時間を越え
ると流量区分設定部3の流量区分に応じた警告信号を出
力するように構成され、通報手段8は運転時間判定部7
の各警告信号に対応したメンテナンス警告を通報するよ
うに構成されている。
【0031】このように構成すると、流量区分判定部4
は流量区分設定部3に設定した複数個のメンテナンス対
象器具毎の流量区分のいずれかと流量区分登録部2の流
量区分とが一致していれば流量区分設定部3に設定した
各流量区分に応じた信号を出力し、運転時間計測部5は
流量区分判定部4から信号が出力している間、該当する
流量区分の計時を行って積算し、運転時間判定部7は運
転時間計測部5が計時する各流量区分毎の積算使用時間
のいずれかが基準時間設定部6に設定しているメンテナ
ンス設定時間を超えたとき、流量区分設定部3の流量区
分に応じた警告信号を出力し、この出力を受けて通報手
段8がメンテナンス警告を出力することで、複数個のメ
ンテナンス対象器具の中で最も使用頻度の高い器具が所
定のメンテナンス時間を使用された時、どのメンテナン
ス対象器具がメンテナンス設定時間を超えたかを付加し
たメンテナンス警告を出力することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明のガス保安装置によれば、以上の
説明から明らかなように、メンテナンス対象器具の使用
当初に、対象器具の流量区分とメンテナンスが必要とな
る時間を設定するだけで、後はメンテナンス対象器具の
使用時間を自動的に計時積算し、メンテナンス設定時間
を超えるとメンテナンス警告が出力される。従って、各
器具の使用状況に合わせて、即ち使用頻度が高ければ高
いほど、また1回の使用時間が長ければ長い程メンテナ
ンス警告が早く出力され、このメンテナンス警告に基づ
いてメンテナンスを行うことにより、メンテナンスを漏
れなく適切な時期に確実に実施することができ、メンテ
ナンス対象器具の安全性を向上することができる。ま
た、メンテナンス対象器具を人が巡回して監視する必要
が無くなり、手間を削減できる。
【0033】また、メンテナンス対象器具の流量を検出
することで器具の判定を行うので、メンテナンス対象器
具にはメンテナンス警告を出力するための手段、すなわ
ち本発明に記した各手段、例えば流量を検出する手段や
流量区分を設定したり判定したりする手段、あるいは基
準時間を設定したり判定したりする手段等を何ら講じる
必要がなく、既に設置済みの器具についてもメンテナン
ス警告を発することができ、また器具の仕様や販売に不
要な制約を与えることもないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス保安装置の一実施形態の構成を示
すブロック図である。
【図2】従来例のガス保安装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 流量検出部 2 流量区分登録部 3 流量区分設定部 4 流量区分判定部 5 運転時間計測部 6 基準時間設定部 7 運転時間判定部 8 通報手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植木 浩一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大西 薫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 新村 紀夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 水越 二郎 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 (72)発明者 磯野 昇 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 (72)発明者 堀 富士雄 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 Fターム(参考) 2F030 CA03 CB01 CC13 CE02 CF11

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスの流量を計測する流量検出部と、複
    数段の流量しきい値を持ち、計測した流量を各流量しき
    い値で比較することで該当流量区分に割り付ける流量区
    分登録部と、予めメンテナンス対象器具の流量区分を設
    定する流量区分設定部と、流量区分設定部の流量区分が
    流量区分登録部の流量区分と一致している間次段に信号
    を出力する流量区分判定部と、流量区分判定部が信号を
    出力している間計時を行い積算する運転時間計測部と、
    予めメンテナンスが必要となる時間を設定する基準時間
    設定部と、運転時間計測部の計測時間が基準時間設定部
    の設定時間を超えると警告信号を出力する運転時間判定
    部と、運転時間判定部の出力によりメンテナンス警告を
    通報する通報手段を備えたことを特徴とするガス保安装
    置。
  2. 【請求項2】 基準時間設定部はメンテナンスが必要と
    なる時間を予め複数個設定可能に構成し、運転時間判定
    部は運転時間計測部の計測時間が基準時間設定部の各設
    定時間を超える度に警告信号を出力するように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載のガス保安装置。
  3. 【請求項3】 基準時間設定部はメンテナンスが必要と
    なる時間を予め複数個設定可能に構成し、運転時間判定
    部は運転時間計測部の計測時間が基準時間設定部の各設
    定時間を超える度に各設定時間に応じた警告信号を出力
    するように構成し、通報手段は運転時間判定部の各警告
    信号に対応したメンテナンス警告を通報するように構成
    したことを特徴とする請求項1記載のガス保安装置。
  4. 【請求項4】 流量区分設定部は複数個の流量区分を予
    め設定可能に構成し、流量区分判定部は流量区分設定部
    における各流量区分のいずれかが流量区分登録部の流量
    区分と一致している間次段に信号を出力するように構成
    したことを特徴とする請求項1記載のガス保安装置。
  5. 【請求項5】 流量区分設定部は複数個の流量区分を予
    め設定可能に構成し、流量区分判定部は流量区分設定部
    における各流量区分のいずれかが流量区分登録部の流量
    区分と一致している間流量区分設定部の各流量区分に応
    じた信号を次段に出力するように構成し、運転時間計測
    部は流量区分判定部が各流量区分に応じた信号を出力し
    ている間該当する流量区分の計時を行い積算する複数個
    の計測部を持ち、運転時間判定部は運転時間計測部の各
    流量区分の計測時間のいずれかが基準時間設定部の設定
    時間を超えると警告信号を出力するように構成したこと
    を特徴とする請求項1記載のガス保安装置。
  6. 【請求項6】 流量区分設定部は複数個のメンテナンス
    対象器具の流量区分を予め器具毎に設定可能に構成し、
    流量区分判定部は流量区分設定部における各流量区分の
    いずれかが流量区分登録部の流量区分と一致している間
    流量区分設定部の各流量区分に応じた信号を次段に出力
    するように構成し、運転時間計測部は流量区分判定部が
    各流量区分に応じた信号を出力している間該当する流量
    区分の計時を行い積算する複数個の計測部を持ち、運転
    時間判定部は運転時間計測部の各流量区分の計測時間の
    いずれかが基準時間設定部の設定時間を超えると流量区
    分設定部の流量区分に応じた警告信号を出力するように
    構成し、通報手段は運転時間判定部の各警告信号に対応
    したメンテナンス警告を通報するように構成したことを
    特徴とする請求項1記載のガス保安装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101774229B1 (ko) * 2015-10-21 2017-09-04 조인현 반도체식 가스센서를 이용한 가스 경보장치

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