JP2001262884A - 連絡システム - Google Patents

連絡システム

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Publication number
JP2001262884A
JP2001262884A JP2000073252A JP2000073252A JP2001262884A JP 2001262884 A JP2001262884 A JP 2001262884A JP 2000073252 A JP2000073252 A JP 2000073252A JP 2000073252 A JP2000073252 A JP 2000073252A JP 2001262884 A JP2001262884 A JP 2001262884A
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Japan
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password
controller
signal
terminal
switch
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Application number
JP2000073252A
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English (en)
Inventor
Shinji Wakura
慎治 和倉
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Asahi Electronics Institute Ltd
Original Assignee
Asahi Electronics Institute Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】セキュリティ性の高い施錠の解除が可能な連絡
システムの提供。 【解決手段】連絡用スイッチと、連絡用スイッチのオン
信号を受信する受信手段、及びオン信号を受信すると予
め設定された端末へ電話する呼出手段を有するコントロ
ーラと、ドアの施錠の解除手段とで構成され、コントロ
ーラには、スイッチのオン信号を受信すると施錠を解除
するパスワードを生成し且つ記憶するパスワード生成手
段と、予め設定されたスイッチの識別子と共にパスワー
ドを端末へ送信する送信手段とが設けられ、端末には、
コントローラから送信された識別子とパスワードを受信
する端末受信部と、受信したパスワードを記憶する記憶
手段と、記憶手段に記憶されたパスワードをコントロー
ラに送信する端末送信部とが設けられ、コントローラに
記憶されているパスワードと、端末から送信されたパス
ワードが一致すると、解除手段によりドアの施錠を解除
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連絡システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、老人人口の増加と共に、何らかの
介護の必要な被介護者が増加しており、訪問介護サービ
スを行う介護会社も増加している。被介護者又は介護を
している人が、このような介護会社に対して緊急時に連
絡を取る際には、介護会社に電話をかけて通報する方法
が一般的に取られている。介護会社は被介護者との契約
で被介護者宅の合い鍵が渡されており、通報を受ける
と、介護会社は担当者を被介護者宅へ派遣し、担当者は
合い鍵を用いて被介護者宅へ入り、必要な介護等を行
う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、介護会社が合
い鍵を預かっていると、その合い鍵のコピーを作って無
断で侵入する者がいる可能性があり、防犯上好ましくな
いという問題がある。
【0004】また、被介護者が一旦介護会社に電話をか
けてしまうと、介護会社の担当者が被介護者宅に到着す
るまでの間に介護を必要としなくなった場合にもキャン
セルすることができないので、被介護者が介護を望まな
くなっても担当者が家に入ることになり、被介護者の意
思がリアルタイムで反映されないという問題もある。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、セキュリティ性の高い施錠の解除
が可能な連絡システムを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた本発明に係る連絡システムは、請求項1記載
の如く、連絡用スイッチ1 と、前記連絡用スイッチ1 が
オンの時に出力されるオン信号を受信する受信手段16、
及び前記オン信号を受信すると予め設定された端末へ電
話する呼出手段17を有するコントローラ2 と、前記コン
トローラ2 に接続され、ドアの施錠を解除する解除手段
3 とで構成され、前記コントローラ2 には、前記スイッ
チ1 のオン信号を受信すると施錠を解除するためのパス
ワードを生成し、且つ記憶するパスワード生成手段18
と、予め設定された前記スイッチの識別子と共に前記パ
スワードを前記端末へ送信する送信手段19とが設けら
れ、前記端末4 には、前記コントローラから送信された
前記識別子とパスワードを受信する端末受信部24と、受
信した前記パスワードを記憶する記憶手段22と、前記記
憶手段22に記憶された前記パスワードを前記コントロー
ラに送信する端末送信部23とが設けられ、前記コントロ
ーラに記憶されているパスワードと、前記端末4から送
信されたパスワードが一致すると、ドアの施錠を解除す
るよう前記解除手段が構成されていることを特徴とす
る。このように、コントローラのパスワード生成手段18
で生成されて記憶されたパスワードと、予め設定された
端末に記憶されたパスワードが一致すればドアの施錠が
解除されるので、設定された端末であり、且つパスワー
ドがコントローラと一致する場合のみに施錠を解除する
ことができる。従って、合い鍵よりもセキュリティ性を
高く保つことが可能である。
【0007】本発明に係る連絡システムは、請求項2記
載の如く連絡用スイッチ1 と、前記連絡用スイッチ1 が
オンの時に出力されるオン信号を受信する受信手段16、
及び前記オン信号を受信すると予め設定された端末へ電
話する呼出手段17を有するコントローラ2 とで構成さ
れ、前記コントローラ2 には、前記スイッチ1 のオン信
号を受信すると施錠を解除するためのパスワードを生成
し且つ記憶するパスワード生成手段18と、予め設定され
た前記スイッチの識別子と共に前記パスワードを前記端
末4 へ送信する送信手段19とが設けられ、前記端末4 に
は、前記コントローラ2 から送信された前記識別子とパ
スワードを受信する端末受信部24と、受信した前記パス
ワードを記憶する記憶手段22と、前記記憶手段22に記憶
された前記パスワードを前記コントローラに送信する端
末送信部23とが設けられ、前記コントローラ2 に記憶さ
れているパスワードと、前記端末から送信されたパスワ
ードが一致するとパスワードが一致したことを示す表示
手段25がコントローラに設けられていることを特徴とす
る。このように、パスワードが一致したことを示す表示
手段がコントローラに設けられていると、間違いなく介
護会社の担当者が来たことを確認することができる。従
って、表示手段で確認した後、被介護者宅の家人等が施
錠を解除することによりセキュリティ性を高く保つこと
ができる。
【0008】本発明に係る連絡システムは、請求項3記
載の如く、前記連絡用スイッチには、オンの状態をリセ
ットするリセット手段11が設けられており、前記リセッ
ト手段11でオンの状態がリセットされると、前記コント
ローラのパスワード生成手段18がパスワードを変更し、
前記変更されたパスワードをパスワード生成手段18が記
憶すると、パスワード生成手段18に記憶されているパス
ワードは変更されているので、前記端末に記憶されてい
るパスワードとは異なる。従って、前記端末4からコン
トローラ2 に対してパスワードを送信しても、コントロ
ーラ2 内のパスワード生成手段18に記憶されているパス
ワードとは異なるため、施錠は解除されない。よって、
一度は端末に連絡したが、途中で必要がなくなった場合
等にも、リアルタイムで被介護者の意思に即することが
できる。
【0009】本発明の連絡システムは、請求項4に記載
の如く、前記コントローラ2 には、外部から受信した信
号の種類を判別する判別手段20と、受信した信号が前記
スイッチ1 に対する指示信号であると前記判別手段20が
判別すると、該指示信号に対応して、現状がオンかオフ
かを前記スイッチ1 に確認する確認信号を送信する確認
信号送信手段21とが設けられ、前記スイッチ1 には、前
記確認信号に対応して現状を示すオンとオフの何れかの
信号を前記コントローラ2 に送信する呼応信号送信手段
14が設けられ、前記コントローラ2 の送信手段19で前記
呼応信号送信手段14から送信された信号の示す現状を前
記受信した信号の送信元へ送信すると、外部からコント
ローラ2 に対してリアルタイムで連絡用スイッチの状態
を確認させ、確認させた結果を外部へと送信することが
できる。従って、連絡用スイッチがオンとなっており、
端末に対して電話がかけられたにも関わらず、何らかの
理由で端末とつながらなかった場合があったとしても、
端末等の外部から連絡用スイッチの状態を確認すること
ができる。ここで、外部とは、予めコントローラに設定
された端末、プログラムによりコントローラ2 へ指示信
号を送ることができる携帯電話等の一般の端末等をい
う。
【0010】本発明の連絡システムは、請求項5に記載
の如く、前記連絡用スイッチ1 及びコントローラの少な
くとも何れか一方には、前記コントローラ2 を介して前
記設定された端末4 に対して、所定時間毎に連絡用スイ
ッチ1 が正常であることを示すテスト信号を送信するテ
スト信号送信手段15が設けられていると、テスト信号が
送信されない場合には、連絡用スイッチが故障する等の
異常が発生しているとみなすことができ、従って連絡用
スイッチの異常を早期に知ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る連絡シ
ステムの構成の一実施形態を示すブロック図である。図
1において、1 は、被介護者が保持する連絡用スイッチ
を示し、2 は、該連絡用スイッチ1 がオンの時に出力さ
れるオン信号を受信する受信手段16を備えたコントロー
ラを示し、3 は、コントローラ2 に電気的に接続され、
コントローラ2 からの信号に基づいて、玄関のドアの解
除を行う解除手段を示し、4 は、コントローラ2 内で予
め設定された端末を示す。端末4 としては、送信と受信
が電話回線を通じて行え、且つ受信したデータを送信可
能なものであり、人が携帯可能な大きさのものが用いら
れる。
【0012】前記連絡用スイッチ1 は、押圧するとオン
となるオンボタン12、オンボタン12を押圧した後、スイ
ッチのオン状態を解除する際に用いるリセット手段11、
前記オンボタン12をオンにするとオン信号を発信する発
信部13が設けられている。リセット手段11としては、前
記オンボタン12とは視覚的な区別がつき、押圧するとオ
ンの信号をリセットすることができるボタンを用いるこ
とができる。
【0013】コントローラ2 には、連絡用スイッチ1 が
オンの状態になったときに発生するオン信号を受信する
受信手段16、該受信手段16でオン信号を受信すると、予
め設定された端末へ電話をする呼出手段17、オン信号を
受信するとパスワードを生成し且つ生成したパスワード
を記憶するパスワード生成手段18、パスワードと連絡用
スイッチの識別子を端末4 へ送信する送信手段19、及び
端末4 から受信したパスワードと、パスワード生成手段
2 に記憶されたパスワードが一致すると、一致したこと
を示す表示手段25が設けられている。尚、本実施形態に
おいて、パスワード生成手段18で生成されるパスワード
は、オン信号が入力される度に発生される乱数であり、
受信手段16及び送信手段19として例えばアンテナが用い
られる。また、表示手段25としては、パスワードが一致
すると発光するように構成され、コントローラ2 の表面
に視認可能に付着されたLEDが用いられる。
【0014】端末4 には、コントローラ2 から送信され
たパスワードと識別子を受信する端末受信部24、前記パ
スワードを記憶する記憶手段22、及び前記パスワードを
コントローラ2 へ送信する端末送信部23が設けられてい
る。端末送信部23からコントローラ2 に対しては、連絡
用スイッチ1 の状態(オンであるかオフであるか)を確
認するための指示信号を送信することもできる。尚、記
憶手段22として例えばメモリが用いられ、端末受信部2
4、端末送信部25として、例えばアンテナが用いられ
る。
【0015】前記コントローラ2 には、外部(即ち端
末)から送信された信号が、パスワードであるか、又は
連絡用スイッチに対しての信号であるかを判別するため
の判別手段20と、受信した信号が連絡用スイッチ1 に対
しての信号であると前記判別手段20で判別された場合、
換言すると、受信した信号が指示信号であった場合に、
連絡用スイッチ1 に対して確認信号を送信する、確認信
号送信手段21とが設けられている。判別手段20として
は、入力された信号を判別するためのプログラムを記憶
したIC等が用いられ、確認信号送信手段21としては例
えばアンテナが用いられ得る。
【0016】前記連絡用スイッチ1 には、確認信号を受
信したときに、確認信号に対応すべく、連絡用スイッチ
1 の現状がオンであるかオフであるかをコントローラ2
に対して送信する呼応信号送信手段14が更に設けられて
いる。
【0017】また、連絡用スイッチ1 が正常に作動して
いることを示すテスト信号をコントローラ2 に対して送
信するテスト信号送信手段15が連絡用スイッチ1 に設け
られている。前記呼応信号送信手段14、及びテスト信号
送信手段15としては、例えばアンテナが用いられ得る。
【0018】このように構成された連絡用スイッチ1 、
コントローラ2 、解除手段3 、及び端末4 から、本発明
に係る連絡システムが構成されている。
【0019】次に、上述のように構成された連絡システ
ムの動作について説明する。まず、被介護者等が連絡用
スイッチ1 のオンボタン12を押す。オンボタン12を押す
ことによりコントローラ2 に送信されたオン信号は、コ
ントローラ2 の受信手段16で受信される。コントローラ
2 の受信手段16でオン信号を受信すると、パスワード生
成手段18でパスワードとしての乱数を生成し、且つ記憶
する。次に、呼出手段17により、コントローラ2 内で予
め設定されている、介護会社の所有する端末4 (例え
ば、予め電話番号が設定されている端末)へ電話がかけ
られ、生成されたパスワード及びコントローラ2 を特定
するための識別子(予め介護会社にて設定している)が
コントローラ2 の送信手段19から端末4 へ、電話回線を
介して送信される。
【0020】前記端末4 の端末受信部24においては、前
記コントローラ2 から送信されたパスワード(以下、第
1のパスワードという)と識別子を受信した後、受信し
たパスワードを記憶手段22に記憶する。尚、識別子は、
介護会社側の端末に表示される等して、介護会社の担当
者がどの被介護者宅からの呼び出しかを識別することが
できるようになっている。
【0021】介護会社側では、呼び出された端末4 を担
当者が所持して被介護者宅を訪問する。被介護者宅前へ
到着すると、端末4 から被介護者宅のコントローラ2 に
接続されている電話に対して電話をかける。前記端末4
の端末送信部23からは、記憶手段22に記憶されたパスワ
ードが電話回線を通じて前記コントローラ2 に送信され
る。送信されたパスワードは、前記コントローラ2 内の
判別手段20で受信され、判別手段20において受信した信
号が何であるかを判別する(図2の工程S1)。
【0022】前記判別手段20では、受信した信号が連絡
用スイッチ1 に対する指示信号であるかどうかが判別さ
れ(図2の工程S2)、前記指示信号ではないと判断さ
れると、受信した信号がパスワードであるか否かが判別
される(図2の工程S6)。ここで、受信した信号はパ
スワードであるから、判別手段20でパスワードであるこ
とが判断される(図2の工程S6における「Yes」方
向)。
【0023】判別手段20において、受信した信号がパス
ワードであると判断されると、コントローラ2 のパスワ
ード生成手段18に記憶されたパスワードと、端末4 の記
憶手段22に記憶されたパスワードを認証すべく、コント
ローラ2 内の比較部(図示せず)において比較する(図
2の工程S7)。ここで、両方のパスワードが第1のパ
スワードであるから、比較した結果、両者は一致する
(図2の工程S8の「Yes」方向)。
【0024】コントローラ2 内で記憶されたパスワード
と端末4 に記憶されたパスワードが一致すると、正当な
訪問であるとみなし、コントローラ2 の表示手段25であ
るLEDが発光し、被介護者に介護会社の担当者が来た
ことを知らせる。その後、所定時間後に解除手段3 が玄
関のドアの施錠を解除する(図2の工程S9)。
【0025】このように、パスワードが一致すると、L
EDが発光し、正当な訪問であることが示されるので、
被介護者が安心して訪問を待つことができる。また、パ
スワードの一致する端末を所持する者のみがドアの施錠
を解除できるので、合い鍵と比較してセキュリティ性を
高く保つことができる。
【0026】被介護者等が一旦は連絡用スイッチをオン
としたが、途中で必要なくなった場合等には、連絡用ス
イッチ1 のリセット手段11を用いて、オンの状態をリセ
ットする。リセット手段11を押すと、リセット手段11か
らコントローラ2 に対してリセットを示す信号が送信さ
れる。リセットを示す信号がコントローラ2 に送信され
ると、パスワード生成手段18で新たな乱数が発生する。
この乱数は、パスワード生成手段18で第2のパスワード
として第1のパスワードに上書きされる形で記憶され
る。
【0027】一方、介護会社の担当者が持つ端末4 に
は、連絡用スイッチ1 がオンとなったときに発生した第
1のパスワードが記憶されている。従って、リセットさ
れた後に端末4 からコントローラ2 に対して第1のパス
ワードが送られ、パスワードの認証がなされる、即ち両
パスワードが比較される(図2の工程S7)。しかし、
コントローラ2 には、第2のパスワードが記憶されてお
り、端末4 には第1のパスワードが記憶されているの
で、パスワードが一致しない(図2の工程S8におい
て、「No」の場合である)。よって、表示手段25とし
てのLEDは発光せず、且つドアの施錠も解除されない
(図2の工程S11)。
【0028】このように、リセット手段で連絡用スイッ
チをリセットすると、コントローラ2 に記憶されるパス
ワードが変更されるため、端末に記憶されたパスワード
と一致しなくなる。よって、ドアの施錠は解除されず、
担当者が被介護者宅へ入ることができない。即ち、被介
護者自身が自分の意思でドアの施錠を解除するか否かを
リアルタイムで決定することができる。換言すると、被
介護者の意思がリアルタイムでドアの施錠の解除に反映
することとなる。更に、介護会社の担当者の訪問に際し
て、一旦は呼ばれたが、被介護者側の都合で訪問を断ら
れた場合など、依頼したか否かの責任の所在が明確化さ
れる利点もある。
【0029】一方、コントローラで受信した信号が指示
信号である場合には、判別手段20で連絡用スイッチ1 に
対する指示信号であることが判別される(図2の工程S
2)。次に、コントローラ2 の確認信号送信手段21から
連絡用スイッチ1 に対して現状がオンであるかオフであ
るかを問い合わせる確認信号が送信される(図2の工程
S3)。連絡用スイッチ1 においては、前記確認信号に
対応すべく、スイッチの現状を示すオンかオフの何れか
の信号を呼応信号送信手段14からコントローラ2 へ送信
する(図2の工程S4)。
【0030】コントローラ2 は、前記呼応信号送信手段
14で受信した信号を受けて、コントローラ2 に対して指
示信号を送った端末4 に、スイッチの現状を送信する
(図2の工程S5)。このとき、コントローラ2 内にお
いては、オンであるかオフであるかの状態を端末4 に知
らせるべく、受信した信号を例えば自動音声や文字など
に変換して端末4 に送信する。
【0031】尚、電話回線を通じて通常の会話をしよう
とする場合には、判別手段20でスイッチに対する指示信
号でもなく、パスワードでもないことが判別されるた
め、コントローラ内で処理を行うことなく電話につなが
れる(図2の工程S10)。
【0032】また、連絡用スイッチ1 の駆動には、電池
を用いることができるが、電池切れやスイッチの故障等
の異常の発見を速やかに行うため、所定時間毎、例えば
1日1回連絡用スイッチ1 からコントローラ2 に対して
テスト信号を送ることができるよう、連絡用スイッチ1
にテスト信号送信手段15が設けられている。このように
テスト信号送信手段15が設けられていると、連絡用スイ
ッチの異常を早期に発見することができる。
【0033】尚、テスト信号送信手段15は連絡用スイッ
チに必須ではないが、電池切れ、故障等の異常を発見す
るため、設けられていることが好ましい。
【0034】本発明に係る端末の他の実施形態として、
例えば、NTT移動通信網株式会社のiモードを使用可
能な携帯電話等、プログラムを作成し、記憶することが
可能な一般の携帯電話を用いることもできる。このよう
な携帯電話を端末として利用する場合には、コントロー
ラから送信されたパスワード(乱数で構成されている)
と端末の識別子を携帯電話にて受信するプログラムを予
め携帯電話に記憶させておく。携帯電話には、更に、コ
ントローラの接続された電話番号へ電話すると、受信し
たパスワードと端末の識別子をコントローラへ送信する
プログラムが記憶されている。即ち、携帯電話を端末と
して用いる場合には、上記一実施形態に備わっている端
末送信部と端末受信部で送受信するための制御機構を、
携帯電話上のプログラムで作成して構成している。この
ように携帯電話で端末を構成すると、連絡用に別途の端
末を作成せずともよく、従って端末をローコストとする
ことができる。
【0035】本実施形態のように、携帯電話で端末を構
成した場合にも、コントローラに対して連絡用スイッチ
の現状を確認することも可能である。
【0036】尚、上記各実施形態において、パスワード
は乱数であったが、例えば時間に応じて予め設定される
任意の数字の並び、介護会社への呼出毎に付与されるシ
リアル番号等でもよいが、乱数であることが介護会社内
においても改ざん等を防止することができ、よりセキュ
リティ性が高いため最も好ましい。
【0037】また、上記実施形態においては、解除手段
を玄関のドアに設置し、玄関のドアの施錠を解除するよ
う構成したが、解除手段は、勝手口等他の入り口のドア
に設置してもよい。要は介護会社が家の中へ入る入り口
のドアに解除手段を設置すればよい。
【0038】図2に示す前記実施形態においては、端末
からの信号がスイッチに対する指示信号か否かを確認し
た後、スイッチに対する指示信号でない場合にパスワー
ドを示す信号か否かを確認したが、パスワードを示す信
号か否かを先に確認し、パスワードを示す信号でない場
合にスイッチに対する指示信号であるか否かを確認する
よう、判別手段を構成してもよい。
【0039】また、上記実施形態においては、連絡用ス
イッチ1 にリセット手段が設けられいたが、コントロー
ラ2 にリセット手段11としてのリセットスイッチ等を設
け、コントローラ2 でリセットを行ってもよい。このよ
うな場合には、コントローラ2 のリセット手段11からパ
スワード生成手段18へとリセットを示す信号が送られ
て、パスワードが変更される。
【0040】更に、連絡用スイッチとコントローラの両
方にリセット手段が設けられていてもよい。その場合、
どちらのリセット手段もパスワード生成手段へと入力す
ることができるようにパスワード生成手段への入力部分
を構成すればよい。
【0041】前記実施形態においては、パスワードが一
致したことを表示する表示手段と、ドアの施錠を解除す
る解除手段が設けられているが、解除手段は必ずしも設
けられなくともよい。例えば、図2のうち、解除手段を
除いた他の装置である連絡用スイッチ1 、コントローラ
2 、端末4 から連絡システムを構成し、コントローラが
記憶しているパスワードと、担当者の持つ端末が記憶し
ているパスワードが一致すると、一致したことを表示手
段で表示させることで、被介護者等に介護会社の正当な
担当者が来たことを知らせ、被介護者自身がドアの施錠
を解除するものであってもよい。このときの表示手段25
としては、例えば上述と同様にLEDを用いることがで
きる。また、2種の異なる色のLEDをコントローラに
付着させ、パスワードが一致すれば表示手段としての一
方のLEDを点灯し、パスワードが一致しなければ他方
のLEDを点灯させることにより、正当な担当者が来た
か否かを被介護者側が判断することができる。尚、表示
手段としては、上記LEDの他、文字表示を行うことが
できるディスプレイ、音声を発するスピーカ等を用いる
ことができ、要は被介護者側に正当な担当者が来たこと
を示すことができるものであれば適宜変更可能である。
【0042】
【発明の効果】本発明の連絡システムによれば、ドアの
施錠を解除するにあたり、高セキュリティを実現可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連絡システムの一実施形態を示す
ブロック図。
【図2】本発明に係る連絡システムの動作を示すフロ
ー。
【符号の説明】
1 連絡用スイッチ 2 コントローラ
3 解除手段 4 端末 18 パスワード生成手段
19 送信手段 22 記憶手段 23 端末送信部
24 端末受信部
フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA02 BB08 BB30 BB49 BB59 CC20 CC25 EE08 FF22 FF27 FF34 FF36 5C087 AA02 AA03 AA11 AA23 BB12 BB64 BB65 BB74 CC23 DD03 DD49 EE06 EE07 EE18 GG06 GG19 GG36 GG57 GG67 5K048 AA15 BA13 BA53 BA54 DC07 EA12 EB02 FB05 HA02 HA24 5K101 KK13 KK19 LL01 LL12 NN21 PP04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連絡用スイッチと、前記連絡用スイッチ
    がオンの時に出力されるオン信号を受信する受信手段、
    及び前記オン信号を受信すると予め設定された端末へ電
    話する呼出手段を有するコントローラと、前記コントロ
    ーラに接続され、ドアの施錠を解除する解除手段とで構
    成され、 前記コントローラには、前記スイッチのオン信号を受信
    すると施錠を解除するためのパスワードを生成し且つ記
    憶するパスワード生成手段と、予め設定された前記スイ
    ッチの識別子と共に前記パスワードを前記端末へ送信す
    る送信手段とが設けられ、 前記端末には、前記コントローラから送信された前記識
    別子とパスワードを受信する端末受信部と、受信した前
    記パスワードを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
    憶された前記パスワードを前記コントローラに送信する
    端末送信部とが設けられ、 前記コントローラに記憶されているパスワードと、前記
    端末から送信されたパスワードが一致すると、前記ドア
    の施錠を解除するよう前記解除手段が構成されてなる連
    絡システム。
  2. 【請求項2】 連絡用スイッチと、前記連絡用スイッチ
    がオンの時に出力されるオン信号を受信する受信手段、
    及び前記オン信号を受信すると予め設定された端末へ電
    話する呼出手段を有するコントローラとで構成され、 前記コントローラには、前記スイッチのオン信号を受信
    すると施錠を解除するためのパスワードを生成し且つ記
    憶するパスワード生成手段と、予め設定された前記スイ
    ッチの識別子と共に前記パスワードを前記端末へ送信す
    る送信手段とが設けられ、 前記端末には、前記コントローラから送信された前記識
    別子とパスワードを受信する端末受信部と、受信した前
    記パスワードを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
    憶された前記パスワードを前記コントローラに送信する
    端末送信部とが設けられ、 前記コントローラに記憶されているパスワードと、前記
    端末から送信されたパスワードとが一致するとパスワー
    ドが一致したことを示す表示手段がコントローラに設け
    られてなる連絡システム。
  3. 【請求項3】 前記連絡用スイッチには、オンの状態を
    リセットするリセット手段が設けられており、前記リセ
    ット手段でオンの状態がリセットされると、前記コント
    ローラのパスワード生成手段がパスワードを変更し、前
    記変更されたパスワードをパスワード生成手段が記憶す
    る請求項1又は2記載の連絡システム。
  4. 【請求項4】 前記コントローラには、外部から受信し
    た信号の種類を判別する判別手段と、受信した信号が前
    記連絡用スイッチに対する指示信号であると前記判別手
    段が判別すると、該指示信号に対応して、現状がオンか
    オフかを前記スイッチに確認する確認信号を送信する確
    認信号送信手段とが設けられ、前記スイッチには、前記
    確認信号に対応して現状を示すオンとオフの何れかの信
    号を前記コントローラに送信する呼応信号送信手段が設
    けられ、前記コントローラの送信手段で前記呼応信号送
    信手段から送信された信号の示す現状を前記受信した信
    号の送信元へ送信する請求項1〜3の何れかに記載の連
    絡システム。
  5. 【請求項5】 前記連絡用スイッチ及びコントローラの
    少なくとも一方には、前記コントローラを介して前記設
    定された端末に対して、所定時間毎に連絡用スイッチが
    正常であることを示すテスト信号を送信するテスト信号
    送信手段が設けられてなる請求項1〜4の何れかに記載
    の連絡システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003067003A1 (fr) * 2002-02-04 2003-08-14 Denaro Co., Ltd. Systeme de verrouillage/deverrouillage securise
JP2008025329A (ja) * 2006-06-23 2008-02-07 Seisuke Yanagawa 施錠装置
JP2011018156A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Exa Corp Id管理プログラム

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