JP2001262386A - 水電解装置 - Google Patents
水電解装置Info
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- electrolysis cells
- cells
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- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25B—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
- C25B1/00—Electrolytic production of inorganic compounds or non-metals
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- C25B1/04—Hydrogen or oxygen by electrolysis of water
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- C25B—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES FOR THE PRODUCTION OF COMPOUNDS OR NON-METALS; APPARATUS THEREFOR
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- C25B9/70—Assemblies comprising two or more cells
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電流の増大を抑制された,薄形の水電解装置
を提供する。 【解決手段】 水電解装置1は,固体高分子電解質膜3
と,その両側にそれぞれ配置された陽極7および陰極1
1を有する複数の水電解セル2を備え,それら水電解セ
ル2は1つの仮想平面上に展開されて,電気的に直列接
続されている。
を提供する。 【解決手段】 水電解装置1は,固体高分子電解質膜3
と,その両側にそれぞれ配置された陽極7および陰極1
1を有する複数の水電解セル2を備え,それら水電解セ
ル2は1つの仮想平面上に展開されて,電気的に直列接
続されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,主として水素の製
造に用いられる水電解装置に関する。
造に用いられる水電解装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,この種の装置としては特開平6−
33283号公報に開示されたものが公知である。
33283号公報に開示されたものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的な水電解装置は
数百cm2 程度の電極面積を持つもので,仮に,1A/cm
2 の電流密度で運転するのであれば数百Aの電流を要す
ることになり,オーム損失およびケーブルの極太化は避
けられない。また大電流を必要とする,ということは,
例えば,DC/DCコンバータを入力電力の上流側に設
ける場合,コンバータ効率の低下にもつながる。これら
の問題を回避して,同量の水素を得るためには電極面積
を減らし(1A/cm2 固定ならば面積が1/4で電流は
1/4),水電解セル数を増やす(面積を1/4にすれ
ば,水電解セル数を4倍にすると同一の水素量)必要が
ある。
数百cm2 程度の電極面積を持つもので,仮に,1A/cm
2 の電流密度で運転するのであれば数百Aの電流を要す
ることになり,オーム損失およびケーブルの極太化は避
けられない。また大電流を必要とする,ということは,
例えば,DC/DCコンバータを入力電力の上流側に設
ける場合,コンバータ効率の低下にもつながる。これら
の問題を回避して,同量の水素を得るためには電極面積
を減らし(1A/cm2 固定ならば面積が1/4で電流は
1/4),水電解セル数を増やす(面積を1/4にすれ
ば,水電解セル数を4倍にすると同一の水素量)必要が
ある。
【0004】しかしながら従来例のごとく,複数の水電
解セルを積層すると,その積層数に限度があり,水電解
セル面積を小さくして,その水電解セル数を多くすれば
するほど均質な性能維持が難しくなってくる。また積層
構造の水電解装置と,例えばパネル状太陽電池とを組合
わせて電源付水電解装置を構成する場合,コンパクト化
の要請から,それらを重ね合せると,高さが増すため,
屋根等に設置する上で適当ではない,という問題もあっ
た。
解セルを積層すると,その積層数に限度があり,水電解
セル面積を小さくして,その水電解セル数を多くすれば
するほど均質な性能維持が難しくなってくる。また積層
構造の水電解装置と,例えばパネル状太陽電池とを組合
わせて電源付水電解装置を構成する場合,コンパクト化
の要請から,それらを重ね合せると,高さが増すため,
屋根等に設置する上で適当ではない,という問題もあっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は,電流の増大を
抑制された,薄形で,パネル状太陽電池と重ね合せた場
合にも高さを低く抑えることが可能な前記水電解装置を
提供することを目的とする。
抑制された,薄形で,パネル状太陽電池と重ね合せた場
合にも高さを低く抑えることが可能な前記水電解装置を
提供することを目的とする。
【0006】前記目的を達成するため本発明によれば,
固体高分子電解質膜と,その両側にそれぞれ配置された
陽極および陰極とを有する複数の水電解セルを備え,そ
れら水電解セルは仮想平面上に展開されて,電気的に直
列接続されている水電解装置が提供される。
固体高分子電解質膜と,その両側にそれぞれ配置された
陽極および陰極とを有する複数の水電解セルを備え,そ
れら水電解セルは仮想平面上に展開されて,電気的に直
列接続されている水電解装置が提供される。
【0007】前記のように構成すると,水電解装置にお
いて,電流の増大を抑制することができる。また水電解
装置の厚さを水電解セルの厚さと略同一にして,その装
置の薄形化を達成することができ,よって,この水電解
装置はパネル状太陽電池と重ね合せても,その高さを低
く抑えることが可能である。
いて,電流の増大を抑制することができる。また水電解
装置の厚さを水電解セルの厚さと略同一にして,その装
置の薄形化を達成することができ,よって,この水電解
装置はパネル状太陽電池と重ね合せても,その高さを低
く抑えることが可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】図1〜3において,水電解装置1
は複数の水電解セル2を備え,それら水電解セル2は1
つの仮想平面上に展開されて,電気的に直列に接続され
ている。
は複数の水電解セル2を備え,それら水電解セル2は1
つの仮想平面上に展開されて,電気的に直列に接続され
ている。
【0009】各水電解セル2は,全体として直方体形を
なし,且つ積層構造を持つもので,図2に明示するよう
に,中央にプロトン伝導性を有する固体高分子電解質膜
(例えば,デュポン社製,Nafion)3を備え,そ
の膜3の上面側に順次,外周部にシール部材4を有する
給電体5および同様に外周部にシール部材6を有する板
状陽極7が配置され,一方,下面側に順次,外周部にシ
ール部材8を有する給電体9および同様に外周部にシー
ル部材10を有する板状陰極11が配置されている。固
体高分子電解質膜3の,陽極7側の上面にIrを有する
触媒層12が,また陰極11側の下面にPtを有する触
媒層13がそれぞれ設けられている。
なし,且つ積層構造を持つもので,図2に明示するよう
に,中央にプロトン伝導性を有する固体高分子電解質膜
(例えば,デュポン社製,Nafion)3を備え,そ
の膜3の上面側に順次,外周部にシール部材4を有する
給電体5および同様に外周部にシール部材6を有する板
状陽極7が配置され,一方,下面側に順次,外周部にシ
ール部材8を有する給電体9および同様に外周部にシー
ル部材10を有する板状陰極11が配置されている。固
体高分子電解質膜3の,陽極7側の上面にIrを有する
触媒層12が,また陰極11側の下面にPtを有する触
媒層13がそれぞれ設けられている。
【0010】図1に明示するように,陽極7の一端部側
に在る陽端子14がシール部材6の一方の端面から外部
に突出する。陰極11においては,陽端子14と反対側
の他端部に在る陰端子15がシール部材10の他方の端
面から外部に突出する。
に在る陽端子14がシール部材6の一方の端面から外部
に突出する。陰極11においては,陽端子14と反対側
の他端部に在る陰端子15がシール部材10の他方の端
面から外部に突出する。
【0011】複数の水電解セル2は,相隣るものの長辺
部が平行し,且つ陽端子14(および陰端子15)がジ
グザクに配置されるように並べられている。これによ
り,複数の水電解セル2の各陽極7が1つ,したがって
上側の1つの仮想平面上に,また各陰極11が他の1
つ,したがって下側の1つの仮想平面上にそれぞれ配置
される。
部が平行し,且つ陽端子14(および陰端子15)がジ
グザクに配置されるように並べられている。これによ
り,複数の水電解セル2の各陽極7が1つ,したがって
上側の1つの仮想平面上に,また各陰極11が他の1
つ,したがって下側の1つの仮想平面上にそれぞれ配置
される。
【0012】この場合,水電解セル2の数は偶数であ
り,一方の最外側に位置する水電解セル2の陽端子14
と,他方の最外側に位置する水電解セル2の陰端子15
とが同一側に配置されて,それらが電源に対する接続端
子として機能する。また相隣る両水電解セル2におい
て,上側に在る陽端子14と下側に在る陰端子15との
相対向する側の両側縁部が導電板16を介して接続され
る。これにより,複数の水電解セル2は電気的に直列接
続される。
り,一方の最外側に位置する水電解セル2の陽端子14
と,他方の最外側に位置する水電解セル2の陰端子15
とが同一側に配置されて,それらが電源に対する接続端
子として機能する。また相隣る両水電解セル2におい
て,上側に在る陽端子14と下側に在る陰端子15との
相対向する側の両側縁部が導電板16を介して接続され
る。これにより,複数の水電解セル2は電気的に直列接
続される。
【0013】図2,3に明示するように,全部の水電解
セル2を挟むように,それら水電解セル2の上側および
下側に偏平な箱形をなす第1,第2流路形成部材17,
18がそれぞれ配置される。第1流路形成部材17の内
部は水および酸素の流路19として機能するもので,そ
の一側壁に水の供給口20を,また他側壁に水および酸
素の排出口21をそれぞれ有する。またその底壁22に
は各陽極7に臨むように複数の開口23が形成され,各
開口23の周縁部は各陽極7のシール部材6に密着して
シールされる。各陽極7は,各開口23と給電体5,し
たがって固体高分子電解質膜3とを連通する複数の細長
い連通口24を有し,それら連通口24は水の出,入口
および酸素の出口として機能する。第2流路形成部材1
8の内部は水素の流路25として機能するもので,水お
よび酸素の排出口21が存する側の一側壁に水素の排出
口26を有する。またその天井壁27には各陰極11に
臨むように複数の開口28が形成され,各開口28の周
縁部は各陰極11のシール部材10に密着してシールさ
れる。各陰極11は,各開口28と給電体9,したがっ
て固体高分子電解質膜3とを連通する複数の連通口29
を有し,それら連通口29は陽極7の連通口24と同様
に細長く形成されて,水素の出口として機能する。これ
により1つの水および酸素の流路19および1つの水素
の流路25が複数の水電解セル2において共有されてい
る。これは,各水電解セル2に設けられて相互に独立す
る二種の流路19,25を一種毎に一連に接続する場合
に比べて,流路構造の簡素化および流路形成性の向上を
図ることができる。
セル2を挟むように,それら水電解セル2の上側および
下側に偏平な箱形をなす第1,第2流路形成部材17,
18がそれぞれ配置される。第1流路形成部材17の内
部は水および酸素の流路19として機能するもので,そ
の一側壁に水の供給口20を,また他側壁に水および酸
素の排出口21をそれぞれ有する。またその底壁22に
は各陽極7に臨むように複数の開口23が形成され,各
開口23の周縁部は各陽極7のシール部材6に密着して
シールされる。各陽極7は,各開口23と給電体5,し
たがって固体高分子電解質膜3とを連通する複数の細長
い連通口24を有し,それら連通口24は水の出,入口
および酸素の出口として機能する。第2流路形成部材1
8の内部は水素の流路25として機能するもので,水お
よび酸素の排出口21が存する側の一側壁に水素の排出
口26を有する。またその天井壁27には各陰極11に
臨むように複数の開口28が形成され,各開口28の周
縁部は各陰極11のシール部材10に密着してシールさ
れる。各陰極11は,各開口28と給電体9,したがっ
て固体高分子電解質膜3とを連通する複数の連通口29
を有し,それら連通口29は陽極7の連通口24と同様
に細長く形成されて,水素の出口として機能する。これ
により1つの水および酸素の流路19および1つの水素
の流路25が複数の水電解セル2において共有されてい
る。これは,各水電解セル2に設けられて相互に独立す
る二種の流路19,25を一種毎に一連に接続する場合
に比べて,流路構造の簡素化および流路形成性の向上を
図ることができる。
【0014】第1流路形成部材17の上面に,電源とし
てのパネル状をなす太陽電池30が重ね合せられ,その
陽端子側のリード線31が,水電解装置1の最外側の陽
端子14に,一方,陰端子側のリード線32が,水電解
装置1の最外側の陰端子15にそれぞれ接続される。
てのパネル状をなす太陽電池30が重ね合せられ,その
陽端子側のリード線31が,水電解装置1の最外側の陽
端子14に,一方,陰端子側のリード線32が,水電解
装置1の最外側の陰端子15にそれぞれ接続される。
【0015】前記のように構成すると,水電解装置1に
おいて,電流の増大を抑制することができる。また水電
解装置1の厚さを水電解セル2の厚さと略同一にして,
その装置1の薄形化を達成することができ,よって,こ
の水電解装置1はパネル状太陽電池30と重ね合せて
も,その高さを低く抑えることが可能である。
おいて,電流の増大を抑制することができる。また水電
解装置1の厚さを水電解セル2の厚さと略同一にして,
その装置1の薄形化を達成することができ,よって,こ
の水電解装置1はパネル状太陽電池30と重ね合せて
も,その高さを低く抑えることが可能である。
【0016】水素の製造時には,陽極7側において,H
2 O→2H+ +1/2 O2 +2e- の反応が発生し,また
固体高分子電解質膜3においてプロトン伝導が行われ,
さらに陰極11側にて,2H+ +2e- →H2 の反応が
発生する。
2 O→2H+ +1/2 O2 +2e- の反応が発生し,また
固体高分子電解質膜3においてプロトン伝導が行われ,
さらに陰極11側にて,2H+ +2e- →H2 の反応が
発生する。
【0017】図4,5に示す水電解装置1は1つの平板
33上に複数の水電解セル2を展開させたもので,各水
電解セル2は,水および酸素の流路を有する第1流路形
成部材17と水素の流路を有する第2流路形成部材18
とを有する。図4,5において左,右方向に並ぶ第1,
第3列の複数の水電解セル2は,水,酸素用の第1流路
形成部材17を上側に,また水素用の第2流路形成部材
18を下側にそれぞれ位置させて平板33上に設置さ
れ,一方,第2,第4列の複数の水電解セル2は,水素
用の第2流路形成部材18を上側に,また水および酸素
用の第1流路形成部材17を下側にそれぞれ位置させて
平板33上に設置されている。第1列,左端の水電解セ
ル2の陽端子14および第4列,左端の水電解セル2の
陰端子15がそれぞれ電源に接続される。また第1,第
2列の複数の水電解セル2において,左端側より右端側
に向って,第1列→第2列→第1列→第2列……→第2
列の順序で,陽極7および陰極11が導体34を介して
直列接続され,一方,第3,第4列の複数の水電解セル
2において,右端側より左端側に向って,第3列→第4
列→第3列→第4列……→第4列の順序で,陽極7およ
び陰極11が導体35を介して直列に接続され,さらに
第2列,右端の水電解セル2の陰極11と第3列,右端
の水電解セル2の陽極7とが導体36を介して接続され
ている。これにより,複数の水電解セル2は電気的に直
列に接続される。第1〜第4列,左端の各水電解セル2
における第1流路形成部材17は導管37が介して水供
給管38に接続され,また第1〜第4列,右端の各水電
解セル2における第1流路形成部材17は導管39を介
して水および酸素排出管40に接続され,さらに各列に
おける相隣る両水電解セル2の第1流路形成部材17間
は導管41を介して接続される。
33上に複数の水電解セル2を展開させたもので,各水
電解セル2は,水および酸素の流路を有する第1流路形
成部材17と水素の流路を有する第2流路形成部材18
とを有する。図4,5において左,右方向に並ぶ第1,
第3列の複数の水電解セル2は,水,酸素用の第1流路
形成部材17を上側に,また水素用の第2流路形成部材
18を下側にそれぞれ位置させて平板33上に設置さ
れ,一方,第2,第4列の複数の水電解セル2は,水素
用の第2流路形成部材18を上側に,また水および酸素
用の第1流路形成部材17を下側にそれぞれ位置させて
平板33上に設置されている。第1列,左端の水電解セ
ル2の陽端子14および第4列,左端の水電解セル2の
陰端子15がそれぞれ電源に接続される。また第1,第
2列の複数の水電解セル2において,左端側より右端側
に向って,第1列→第2列→第1列→第2列……→第2
列の順序で,陽極7および陰極11が導体34を介して
直列接続され,一方,第3,第4列の複数の水電解セル
2において,右端側より左端側に向って,第3列→第4
列→第3列→第4列……→第4列の順序で,陽極7およ
び陰極11が導体35を介して直列に接続され,さらに
第2列,右端の水電解セル2の陰極11と第3列,右端
の水電解セル2の陽極7とが導体36を介して接続され
ている。これにより,複数の水電解セル2は電気的に直
列に接続される。第1〜第4列,左端の各水電解セル2
における第1流路形成部材17は導管37が介して水供
給管38に接続され,また第1〜第4列,右端の各水電
解セル2における第1流路形成部材17は導管39を介
して水および酸素排出管40に接続され,さらに各列に
おける相隣る両水電解セル2の第1流路形成部材17間
は導管41を介して接続される。
【0018】第1〜第4列,右端の各水電解セル2にお
ける第2流路形成部材18は導管42を介して水素排出
管43に接続され,さらに各列における相隣る両水電解
セル2の第2流路形成部材18間は導管44を介して接
続される。
ける第2流路形成部材18は導管42を介して水素排出
管43に接続され,さらに各列における相隣る両水電解
セル2の第2流路形成部材18間は導管44を介して接
続される。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば前記のように構成するこ
とによって,電流の増大を抑制された,薄形で,パネル
状太陽電池と重ね合せた場合にも高さを低く抑えること
が可能な水電解装置を提供することができる。
とによって,電流の増大を抑制された,薄形で,パネル
状太陽電池と重ね合せた場合にも高さを低く抑えること
が可能な水電解装置を提供することができる。
【図1】複数の水電解セルを1つの仮想平面上に展開し
た状態を示す平面図である。
た状態を示す平面図である。
【図2】水電解装置の一例の断面図で,図1の2−2線
拡大断面図に相当する。
拡大断面図に相当する。
【図3】水電解装置の一例の分解斜視図である。
【図4】水電解装置の他例の平面図である。
【図5】水電解装置の他例の分解説明図である。
1 水電解装置 2 水電解セル 3 固体高分子電解質膜 7 陽極 11 陰極 19 水および酸素の流路 25 水素の流路 30 太陽電池
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 昌規 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 浦田 健多 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 4K021 AA01 BA02 CA05 CA08 CA09 DB02 DB07 DB12 DB31 DB43 DB46
Claims (4)
- 【請求項1】 固体高分子電解質膜(3)と,その両側
にそれぞれ配置された陽極(7)および陰極(11)と
を有する複数の水電解セル(2)を備え,それら水電解
セル(2)は仮想平面上に展開されて,電気的に直列接
続されていることを特徴とする水電解装置。 - 【請求項2】 複数の前記水電解セル(2)の電源とし
て太陽電池(30)を備えている,請求項1記載の水電
解装置。 - 【請求項3】 複数の前記水電解セル(2)の各陽極
(7)が1つの仮想平面上に,また各陰極(11)が他
の1つの仮想平面上にそれぞれ配置され,1つの水およ
び酸素の流路(19)および1つの水素の流路(25)
が複数の前記水電解セル(2)において共有されてい
る,請求項1または2記載の水電解装置。 - 【請求項4】 前記太陽電池(30)はパネル状をな
し,複数の前記水電解セル(2)上に重ね合せられてい
る,請求項2または3記載の水電解装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000076328A JP2001262386A (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | 水電解装置 |
US09/804,083 US20010035345A1 (en) | 2000-03-14 | 2001-03-13 | Water electrolytic apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000076328A JP2001262386A (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | 水電解装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001262386A true JP2001262386A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18594088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000076328A Pending JP2001262386A (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | 水電解装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20010035345A1 (ja) |
JP (1) | JP2001262386A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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