JP2001261284A - 天井走行搬送装置 - Google Patents

天井走行搬送装置

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JP2001261284A
JP2001261284A JP2000073163A JP2000073163A JP2001261284A JP 2001261284 A JP2001261284 A JP 2001261284A JP 2000073163 A JP2000073163 A JP 2000073163A JP 2000073163 A JP2000073163 A JP 2000073163A JP 2001261284 A JP2001261284 A JP 2001261284A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送物を半導体製造装置のロードポートへ吊
り下げる際に、搬送物が人や不用意に置かれた物などの
障害物と接触する前にこれを検知して避ける対策を、安
価かつ確実に講じることができる天井走行搬送装置の提
供を課題とする。 【解決手段】 ホイスト付台車3が、当台車3と各製造
装置7のロードポート8間との昇降経路を光探索し障害
物21の有無を検知する各障害物検知センサ22を備
え、これら障害物検知センサ22は、前記昇降経路の周
囲を複数面で監視する構成を採用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、天井に配設された
軌道を走行し、搬送物を吊り下げ状態でクリーンルーム
内等に配置された各半導体製造装置間で搬送する天井走
行搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造を行う製造設備に
あっては、種々装置間において半導体ウェーハの搬送を
自動的に行う搬送装置が用いられているが、この種の搬
送装置の一つとして軌道式の搬送装置がある。一般的な
軌道式の搬送装置は、天井または床面に設置された軌道
にて搬送台車を走行させるよう構成されており、通常、
軌道の側方に各種半導体ウェーハの加工を行う製造装置
を備えている。一般に半導体デバイスは、シリコンなど
の半導体ウエーハが、様々な半導体製造装置(ウエーハ
処理装置、保管装置、作業台、バッファ装置等)の間を
往来して何百工程という工程処理を経て製造される。
【0003】軌道を天井に配した天井走行搬送装置の一
例について、図17を参照しながら、以下に説明する。
例えば、クリーンルームにおける半導体製造装置用の天
井走行搬送装置においては、天井側の軌道1を走行する
ホイスト付台車3を用い、半導体ウェーハ2の入ったウ
ェーハキャリア6を半導体製造装置7同志の間または半
導体製造装置7とストッカ7Aとの間で搬送しながら処
理することが行われている。同図に示すホイスト付台車
3は、軌道1に沿って走行する走行部3a、この走行部
3aに設けられたハンド吊り下げ部4により昇降自在に
吊り下げられたハンド5からなり、半導体製造装置7の
ロードポート8に置かれたウェーハキャリア6をハンド
5で把持し、ハンド吊り下げ部4がハンド5を上昇させ
た後、走行部3aにより軌道1に沿って走行する構造と
なっている。ところで、前記クリーンルーム内には、同
図に示すように、前記天井側に設けられた軌道1に沿っ
て複数の半導体製造装置7が並設されており、複数のホ
イスト付台車3により各半導体製造装置7のロードポー
ト8上からウェーハキャリア6を把持して、他の半導体
製造装置7に搬送するようになっている。
【0004】上記説明の天井走行搬送装置による半導体
ウェーハ2の搬送は、以下のように行われる。まず、軌
道1に沿ってホイスト付台車3を走行させ、これから搬
送を行うウェーハキャリア6のあるロードポート8の上
方にて停止させる。そして、ハンド吊り下げ部4を巻下
げてハンド5を下降させ、該ハンド5によってウェーハ
キャリア6を保持する。そして、ハンド吊り下げ部4を
巻き上げてウェーハキャリア6をロードポート8から取
り上げ、最上位高さに巻き上げた後、再びホイスト付台
車3は走行を開始する。そして、次工程を行う他の半導
体製造装置7やストッカ7Aのロードポート8などの上
方にて停止する。ハンド吊り下げ部4を巻下げてハンド
5を下降させ、このロードポート8上にウェーハキャリ
ア6が完全に載置された後、ハンド5はウェーハキャリ
ア6を放してハンド吊り下げ部4の巻き上げとともに上
昇し、次の搬送作業へと移る。
【0005】ところで、天井走行搬送装置は、ウェーハ
キャリア6等の搬送物をロードポート8上で上げ下げす
る関係上、搬送物の落下や、搬送物の吊り下げ時におけ
る、人や不用意に置かれた物などの障害物(図示せず)
との接触などの不具合を避けるために、様々な対策が検
討されている。
【0006】この従来の対策案の例について、図18か
ら図21を参照しながら、以下に説明する。これら対策
案は、J300(Japan 300mm Semiconductor Technolo
gy Confer-ence)とI300I(International 300mm
Initiative)とのジョイントガイダンスで発表されたも
のである。なお、図17に説明したものと同一構成要素
には、同一符号を付し、その説明を省略する。
【0007】図18は、非常停止スイッチ9を半導体製
造装置7の近傍(例えば、この図では、ロードポート8
の上面)に設け、不具合が発生する前、または発生後に
図示されない運転者がこれを押すことで、ハンド5やウ
ェーハキャリア6の昇降動作を停止させるものである。
なお、説明のために、以降この案を対策案Aと呼ぶ。図
19は、ロードポート8の手前側に、光センサによる光
のカーテン10を巡らせ、人などの障害物がこの光のカ
ーテン10を遮った場合に、半導体製造装置7が異常を
検知してウェーハキャリア6の昇降動作を停止させるも
のである。なお、説明のために、以降この案を対策案B
と呼ぶ。
【0008】図20は、ロードポート8の上部に壁部1
1と手動扉12とを設けて、ロードポート8の上方の空
間を覆ったものである。メンテナンスなどのためにロー
ドポート8内にアクセスする必要がある場合には、手動
扉12を手動で開いて行うが、この手動扉12には、そ
の開状態を感知するセンサー13が設けられており、手
動扉12が開かれた状態では、センサー13が感知して
ウェーハキャリア6の昇降動作を停止させるものであ
る。なお、説明のために、以降この案を対策案Cと呼
ぶ。図21は、対策案Cにおける手動扉12の代わり
に、自動的に開閉する自動扉14を設けたものである。
この案においても、対策案Cと同様にセンサー13が設
けられている。なお、説明のために、以降、この案を対
策案Dと呼ぶ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記説明の
従来の対策案A、B、C、Dは、以下のような問題を有
しているため、現実的なものではなかった。すなわち、
対策案Aは、多数有る各半導体製造装置7の全てを前記
運転者が監視していなければならず、この運転者の咄嗟
の判断を必要とすることから、常時適切に対応できるも
のではなかった。また、対策案B、C、Dは、多数(一
般的には、300台〜400台。ちなみに、この場合の
ホイスト付台車3は、数十台程度)有る半導体製造装置
7の各ロードポート8(一般的には、1台あたり2〜4
個)全てに対応するには、1000箇所以上に対策を講
じる必要があり、半導体製造装置7の製造コストや保守
費用が高くなるという問題を起こすことになる。
【0010】本発明は、上記事情を鑑みてなされたもの
であって、下記をその目的としている。すなわち、吊り
下げ時の搬送物が、人や不用意に置かれた物などの障害
物と接触する前にこれを検知してこれを避ける対策を、
安価かつ確実に講じることができる天井走行搬送装置の
提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の天井走行搬送装
置は、上記課題を解決するために以下の手段を採用し
た。すなわち、請求項1記載の天井走行搬送装置は、天
井に設置された軌道と、該軌道に沿って走行するホイス
ト付台車とを備えた天井走行搬送装置において、前記ホ
イスト付台車が、当台車と各製造装置のロードポート間
との昇降経路を光探索し障害物の有無を検知する障害物
検知センサを備え、前記障害物検知センサが、前記昇降
経路の周囲を複数面で監視することを特徴とする。上記
請求項1記載の天井走行搬送装置によれば、障害物検知
センサにより、ホイスト付台車及びロードポート間にお
ける障害物の有無が監視され、障害物を発見した場合に
は、搬送物がこれと干渉する前に、搬送物の吊り下げ動
作が停止される。この障害物検知センサは、製造装置よ
りも台数の少ないホイスト付台車側に設けることで、そ
の所要台数が少なくされている。
【0012】また、請求項2記載の天井走行搬送装置
は、請求項1記載の天井走行搬送装置において、前記複
数面が、前記ホイスト付台車側から前記ロードポート側
を向く視線で前記昇降経路を見た場合に、該昇降経路を
前記ホイスト付台車の走行方向両側から挟み込む位置に
配された第1側面及び第2側面と、これら第1側面及び
第2側面間位置に配された第3側面との少なくとも3側
面で形成されていることを特徴とする。上記請求項2記
載の天井走行搬送装置によれば、昇降経路は、第1側面
及び第2側面及び第3側面の少なくとも3側面によって
覆われるように周囲から監視されるので、障害物が昇降
経路内に入り込む恐れを効果的に取り除くことができ
る。
【0013】また、請求項3記載の天井走行搬送装置
は、請求項1記載の天井走行搬送装置において、前記複
数面が、前記ホイスト付台車の走行方向前進側に位置す
る前進側側面及び、前記昇降経路を挟んで前記前進側側
面と反対側に位置する後退側側面のいずれか1側面と、
前記製造装置を正面視した場合に前記昇降経路より手前
側に位置する1側面との少なくとも2側面で形成されて
いることを特徴とする。上記請求項3記載の天井走行搬
送装置によれば、例えば、平面視した場合のロードポー
トが横に長い形状で、かつ該ロードポート上の長手方向
一端側に偏った位置で搬送物の昇降作業を行うような場
合には、前記前進側側面または前記後退側側面のいずれ
か1側面と、前記手前側の1側面との少なくとも2側面
で十分に昇降経路周囲を監視することができる。すなわ
ち、前記前進側側面もしくは前記後退側側面のいずれか
の内、前記長手方向一端側に面する1側面を監視面の一
部として選ぶことで、この1側面と前記手前側の1側面
とによって形成される平面視略L字状の監視領域で昇降
経路の半分が覆われて障害物侵入の有無が監視される。
このとき、ロードポートの長手方向他端側から昇降経路
までは所定距離が有るので、この方向からの障害物侵入
の恐れを無視することができる。したがって、このよう
な場合には、設置すべき障害物検知センサの個数を減ら
して、天井走行搬送装置の製造コストを下げることが可
能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図3を参照しながら、本発
明の第1の実施の形態について以下に説明する。なお、
従来の技術で説明した図17と同一構成要素には、同一
符号を付し、その説明を省略する。本発明の天井走行搬
送装置は、図1に示すように、天井に設置された軌道1
と、該軌道1に沿って走行するホイスト付台車3とを備
えた天井走行搬送装置において、ホイスト付台車3が、
各半導体製造装置7のロードポート8へのウェーハキャ
リア6の吊り下げ時における、当台車3と各半導体製造
装置7のロードポート8間の昇降経路を光探索し、障害
物21の有無を検知する複数(本実施の形態では3個
の)の障害物検知センサ22を各側壁3aに備え、これ
ら障害物検知センサ22が、前記昇降経路の周囲の複数
面(本実施の形態では3面)で監視する構成となってい
る。
【0015】そして、図2に示すように、前記複数面
は、ホイスト付台車3側からロードポート8側を向く平
面視で前記昇降経路を見た場合に、該昇降経路をホイス
ト付台車3の走行方向両側から挟み込む位置に配された
第1側面20A及び第2側面20Bと、これら第1側面
20A及び第2側面20B間位置に配された第3側面2
0Cとの3側面で形成されている。したがって、前記昇
降経路は、これら第1側面20A及び第2側面20B及
び第3側面20Cの3側面で、周囲から覆われて監視さ
れるようになっている。なお、前記昇降経路の、前記半
導体製造装置7側を向いた側面部分は、半導体製造装置
7の盤面7aが面しており、ここからは障害物が昇降経
路内に入り込む恐れがない。以上により、前記昇降経路
(同図のウェーハキャリア6が紙面垂直方向に移動する
経路)は、第1側面20A及び第2側面20B及び第3
側面20Cからなる平面視コ字状の監視面によって周囲
から監視される上に、該監視面の開口側面部分は、前記
盤面7aによって遮蔽されているので、外部から障害物
21が侵入しようとしても、漏れなく検知可能となって
いる。
【0016】前記各障害物検知センサ22は、図示され
ない発光部と受光部とが一体となった光学式の距離セン
サであり、図3に示すように、該障害物検知センサ22
を中心に扇型形状のスキャン範囲20aをスキャンする
とともに、そのスキャン範囲20aを2枚の互いに平行
な鉛直方向仮想平面(図示せず)で区切るようにして監
視範囲20Aとし、この監視範囲20A内のデータをメ
モリに取り込み、その他の範囲のデータは除去するもの
である。このような調整により、障害物検知センサ22
とロードポート8との間に形成される略五角形状の光の
膜が、監視範囲20Aとして形成される。なお、監視範
囲20Aの幅tは、前記発光部からの光線の径で決めら
れるものであり、レーザービームを使用すれば、非常に
薄くすることが可能となる。なお、監視範囲20B及び
監視範囲20Cを形成する障害物検知センサ22,22
も、監視範囲20Aの障害物検知センサ22と同じ物で
ある。
【0017】さらに、各監視範囲20A,20B,20
Cは、各半導体製造装置7のロードポート8の高さに応
じて可変とされている。すなわち、図1に示す各障害物
検知センサ22が検知を行う範囲である監視範囲20
A,20B,20Cの鉛直方向最大長さLmaxは、障
害物検知センサ22から各ロードポート8の上面までの
鉛直方向長さLaに応じて各半導体製造装置7毎に可変
とされており、いずれの半導体製造装置7にも対応でき
るようになっている。
【0018】以上に説明した本実施の形態の天井走行搬
送装置によるウェーハキャリア6の吊り下げ時には、各
障害物検知センサ22によりそれぞれの監視範囲20
A,20B,20C内において障害物21の有無が非接
触で監視され、各監視範囲20A,20B,20Cの内
のいずれかひとつでも障害物21を発見した場合には、
ウェーハキャリア6がこれと干渉する前に、ウェーハキ
ャリア6の吊り下げ動作を停止させる。なお、各障害物
検知センサ22は、半導体製造装置7よりも台数の少な
いホイスト付台車3側に設けることで、その所要台数が
少なくされている。
【0019】したがって、本実施の形態の天井走行搬送
装置によれば、半導体製造装置7よりもはるかに台数の
少ないホイスト付台車3側に各障害物検知センサ22を
設けたことで、吊り下げ時のウェーハキャリア6が、人
や不用意に置かれた物などの障害物21と接触する前に
これを検知して避ける対策を、安価かつ確実に講じるこ
とが可能となる。また、本実施の形態の天井走行搬送装
置によれば、前記昇降経路を、第1側面20A及び第2
側面20B及び第3側面20Cの少なくとも3側面によ
って覆うように周囲から監視するので、障害物21が前
記昇降経路内に入り込む恐れを効果的に取り除くことも
可能である。
【0020】また、各障害物検知センサ22として光学
式のセンサを採用することで、非接触で障害物21の有
無の確認がなされるので、障害物21を傷つけることな
く監視を行うことも可能となっている。また、各監視範
囲20A,20B,20Cの設定において、これら監視
範囲20A,20B,20Cの鉛直方向最大長さLma
xが、各半導体製造装置7のロードポート8と障害物検
知センサ22との間の鉛直方向長さLaに合うように予
め設定しておくことで、床面Fからの高さHが異なるロ
ードポート8を有する全ての半導体製造装置7に適用す
ることも可能となっている。
【0021】次に、図4〜図6を参照しながら本発明の
第2の実施の形態について以下に説明する。なお、上記
第1の実施の形態で説明した図1〜図3と同一構成要素
には、同一符号を付し、その説明を省略する。本実施の
形態では、図4に示すように、上記第1の実施の形態に
おける単一の障害物検知センサ22の代わりに、一対の
スキャン式の障害物検知センサ24及び25を一定間隔
Wを置いて各側壁3aにそれぞれ設けたものである。そ
して、これら障害物検知センサ24及び25が一対とな
って各側壁3aそれぞれに設けられることで、前記昇降
経路を、周囲の複数面(本実施の形態では3面)で監視
する構成となっている。
【0022】そして、図5に示すように、前記複数面
は、ホイスト付台車3側からロードポート8側を向く平
面視で前記昇降経路を見た場合に、該昇降経路をホイス
ト付台車3の走行方向両側から挟み込む位置に配された
第1側面20A及び第2側面20Bと、これら第1側面
20A及び第2側面20B間位置に配された第3側面2
0Cとの3側面で形成されている。したがって、前記昇
降経路は、これら第1側面20A及び第2側面20B及
び第3側面20Cの3側面で、周囲から覆われて監視さ
れるようになっている。なお、前記昇降経路の、前記半
導体製造装置7側を向いた側面部分は、半導体製造装置
7の盤面7aが面しており、ここからは障害物21が昇
降経路内に入り込む恐れがない。以上により、前記昇降
経路(同図のウェーハキャリア6が紙面垂直方向に移動
する経路)は、第1側面20A及び第2側面20B及び
第3側面20Cからなる平面視コ字状の監視面によって
周囲から監視される上に、該監視面の開口側面部分は、
前記盤面7aによって遮蔽されているので、外部から障
害物21が侵入しようとしても、漏れなく検知可能とな
っている。
【0023】前記各障害物検知センサ24及び25は、
図6に示すように、スキャニングビームと位置検出素子
(PSD)により網目状の検出エリアを持つ障害物検知
用光電センサであり、光学的三角側距離検出により検知
を行うものである。本実施の形態においても、上記第1
の実施の形態と同様の作用効果を得ることが可能であ
る。
【0024】次に、図7〜図9を参照しながら本発明の
第3の実施の形態について以下に説明する。なお、上記
第1の実施の形態で説明した図1〜図3と同一構成要素
には、同一符号を付し、その説明を省略する。本実施の
形態では、上記第1の実施の形態におけるスキャニング
式の障害物検知センサ22の代わりに、図示されない光
源や受光素子やレンズの形状によって発光及び受光範囲
が下方に向かって広い放物線外形となるように各監視範
囲20を形成できる障害物検知センサ26を各側壁3a
に1個づつ備えたものである。そして、これら障害物検
知センサ6が各側壁3aにそれぞれ設けられることで、
前記昇降経路を、周囲の複数面(本実施の形態では3
面)で監視する構成となっている。
【0025】そして、図8に示すように、前記複数面
は、ホイスト付台車3側からロードポート8側を向く平
面視で前記昇降経路を見た場合に、該昇降経路をホイス
ト付台車3の走行方向両側から挟み込む位置に配された
第1側面20A及び第2側面20Bと、これら第1側面
20A及び第2側面20B間位置に配された第3側面2
0Cとの3側面で形成されている。したがって、前記昇
降経路は、これら第1側面20A及び第2側面20B及
び第3側面20Cの3側面で、周囲から覆われて監視さ
れるようになっている。なお、前記昇降経路の、前記半
導体製造装置7側を向いた側面部分は、半導体製造装置
7の盤面7aが面しており、ここからは障害物21が昇
降経路内に入り込む恐れがない。以上により、前記昇降
経路(同図のウェーハキャリア6が紙面垂直方向に移動
する経路)は、第1側面20A及び第2側面20B及び
第3側面20Cからなる平面視コ字状の監視面によって
周囲から監視される上に、該監視面の開口側面部分が、
前記盤面7aによって遮蔽されているので、外部から障
害物21が侵入しようとしても、漏れなく検知可能とな
っている。
【0026】前記各障害物検知センサ26は、反射光量
を見る反射型であり、ロードポート8の上面で光が反射
して誤作動を引き起こさないように、該ロードポート8
の上面には、艶消し黒の表面処理27が施されている。
本実施の形態においても、上記第1の実施の形態と同様
の作用効果を得ることが可能である。
【0027】次に、図10〜図12を参照しながら本発
明の第4の実施の形態について以下に説明する。なお、
上記第1の実施の形態で説明した図1〜図3と同一構成
要素には、同一符号を付し、その説明を省略する。本実
施の形態では、上記第1の実施の形態における単一のス
キャニング式の障害物検知センサ22の代わりに、3個
の測距タイプの障害物検知センサ28、29、30を一
組として各側壁3aにそれぞれ一列に設けたものであ
る。そして、これら障害物検知センサ28,29,30
が一組として各側壁3aにそれぞれ設けられることで、
前記昇降経路を、周囲の複数面(本実施の形態では3
面)で監視する構成となっている。
【0028】そして、図11に示すように、前記複数面
は、ホイスト付台車3側からロードポート8側を向く平
面視で前記昇降経路を見た場合に、該昇降経路をホイス
ト付台車3の走行方向両側から挟み込む位置に配された
第1側面20A及び第2側面20Bと、これら第1側面
20A及び第2側面20B間位置に配された第3側面2
0Cとの3側面で形成されている。したがって、前記昇
降経路は、これら第1側面20A及び第2側面20B及
び第3側面20Cの3側面で、周囲から覆われて監視さ
れるようになっている。なお、前記昇降経路の、前記半
導体製造装置7側を向いた側面部分は、半導体製造装置
7の盤面7aが面しており、ここからは障害物21が昇
降経路内に入り込む恐れがない。以上により、前記昇降
経路(同図のウェーハキャリア6が紙面垂直方向に移動
する経路)は、第1側面20A及び第2側面20B及び
第3側面20Cからなる平面視コ字状の監視面によって
周囲から監視される上に、該監視面の開口側面部分は、
前記盤面7aによって遮蔽されているので、外部から障
害物21が侵入しようとしても、漏れなく検知可能とな
っている。
【0029】なお、前記各障害物検知センサ28、2
9、30は、それぞれの監視エリアの和により、ひとつ
の監視範囲20A,20B,20Cをそれぞれ形成する
ものである。本実施の形態においても、上記第1の実施
の形態と同様の作用効果を得ることが可能である。
【0030】次に、図13〜図15を参照しながら本発
明の第5の実施の形態について以下に説明する。なお、
上記第1の実施の形態で説明した図1〜図3と同一構成
要素には、同一符号を付し、その説明を省略する。本実
施の形態では、図13に示すように、上記第1の実施の
形態におけるスキャニング式の障害物検知センサ22の
代わりに、各半導体製造装置7のロードポート8上にリ
フレクタ反射板41を設けると共に、ホイスト付台車3
の3つの側壁3aに、リフレクタ反射板41上面の所定
の検出エリア42に光を照射して該検出エリア42から
の反射光を受光する回帰反射型の障害物検知センサ40
をそれぞれ取り付けた構成を採用している。そして、こ
れら障害物検知センサ40を各側壁3aにそれぞれ設け
ることで、前記昇降経路を、周囲の複数面(本実施の形
態では3面)で監視する構成となっている。
【0031】そして、図14に示すように、前記複数面
は、ホイスト付台車3側からロードポート8側を向く平
面視で前記昇降経路を見た場合に、該昇降経路をホイス
ト付台車3の走行方向両側から挟み込む位置に配された
第1側面20A及び第2側面20Bと、これら第1側面
20A及び第2側面20B間位置に配された第3側面2
0Cとの3側面で形成されている。したがって、前記昇
降経路は、これら第1側面20A及び第2側面20B及
び第3側面20Cの3側面で、周囲から覆われて監視さ
れるようになっている。なお、前記昇降経路の、前記半
導体製造装置7側を向いた側面部分は、半導体製造装置
7の盤面7aが面しており、ここからは障害物21が昇
降経路内に入り込む恐れがない。以上により、前記昇降
経路(同図のウェーハキャリア6が紙面垂直方向に移動
する経路)は、第1側面20A及び第2側面20B及び
第3側面20Cからなる平面視コ字状の監視面によって
周囲から監視される上に、該監視面の開口側面部分は、
前記盤面7aによって遮蔽されているので、外部から障
害物21が侵入しようとしても、漏れなく検知可能とな
っている。
【0032】図5に示す前記各障害物検知センサ40
は、図示されない制御手段に接続されている。この制御
手段は、障害物検知センサ40が検出エリア42の全面
から反射光を受光した場合には、出力をONとし、「リ
フレクタ反射板41の全面の存在が確認できたので、キ
ャリア6が移載可能である」と判断する。逆に、障害物
検知センサ40において検出エリア42の全面から反射
光が得られない場合(すなわち、障害物検知センサ40
側から見て、検出エリア42のどこか一箇所でも障害物
21が遮ったり、リフレクタ反射板41が真下に存在し
ない場合)には、出力をOFFとし、「キャリア6の移
載は不可能である」と判断する。
【0033】なお、これら障害物検知センサ40は、各
半導体製造装置7の構造により検出したい範囲が狭くな
ってしまう場合には、これに備えられている検出エリア
選択機能を使用することにより、検出エリア幅を制限さ
せることも可能となっている。逆に、大型の天井走行搬
送装置など、検出エリアを広げる必要がある場合には、
各障害物検知センサ40に備えられている相互干渉防止
機能(投光周波数の切り替え機能)を使用することによ
って、各側壁3a毎に複数の障害物検知センサ40を用
いて広い検出エリアをカバーすることも可能となる。ま
た、本実施の形態ではリフレクタ反射板41をロードポ
ート8上に設ける構成を採用しているが、このロードポ
ート8上への設置が難しい場合には、このロードポート
8を平面視した場合の該ロードポート8周囲部分の床面
F上(図13に二点鎖線で示す設置場所45)に設ける
ようにしても良い。本実施の形態においても、上記第1
の実施の形態と同様の作用効果を得ることが可能であ
る。
【0034】なお、上記説明の第1から第5の実施の形
態においては、前記昇降経路を周囲から監視する前記複
数面を、図16(a)の平面図に示すように3側面で監
視する構成としたが、これに限らず、4側面以上で監視
する構成を採用しても良い。さらには、例えば図16
(b)または図16(c)に示すように、前記ホイスト
付台車3の走行方向前進側に位置する前進側側面20D
及び、前記昇降経路を挟んで前進側側面20Dと反対側
に位置する後退側側面20Eのいずれか1側面と、製造
装置7を正面視した場合に前記昇降経路より手前側に位
置する1側面(手前側側面20F)との少なくとも2側
面で監視する構成を採用しても良い。
【0035】この構成によれば、例えば図16(b)及
び図16(c)に示すように、平面視した場合のロード
ポート8が横に長い形状で、かつ該ロードポート8上の
長手方向一端側(図16(b)では紙面右端側。図16
(c)では紙面左端側)に偏った位置でキャリア6の昇
降作業を行うような場合には、前進側側面20Dまたは
後退側側面20Eのいずれか1側面と、手前側側面20
Fの1側面との少なくとも2側面で十分に昇降経路周囲
を監視することができる。すなわち、前進側側面20D
もしくは後退側側面20Eのいずれかの内、前記長手方
向一端側に面する1側面を監視面の一部として選ぶこと
で、この1側面と手前側側面20Fの1側面とによって
形成される平面視略L字状の監視領域で昇降経路周囲側
面の半分が覆われて障害物侵入の有無が監視される。こ
のとき、ロードポート8の長手方向他端側から昇降経路
までは所定距離が有るので、この方向からの障害物侵入
の恐れを無視することができる。したがって、このよう
な場合には、設置すべき障害物検知センサの個数を減ら
して、天井走行搬送装置の製造コストをより下げること
が可能となる。
【0036】また、上記説明の第1から第5の実施の形
態に示した各障害物検知センサ22、24、25、2
6、28、29、30、40は、ホイスト付台車3の3
つの側壁3aにそれぞれ設けた構成としたが、これに限
らず、平面視した場合に前記昇降経路を複数面で監視で
きれば良く、前記ウェーハキャリア6及びこの昇降経路
を避けるようにした上で、ホイスト付台車3の下端に設
ける構成を採用しても良い。
【0037】また、上記説明の第1から第5の実施の形
態に示した各障害物検知センサ22、24、25、2
6、28、29、30、40のタイプに限らず、その他
のタイプの光学式センサを採用しても良い。また、上記
説明の第4の実施の形態においては、3個の測距タイプ
の障害物検知センサ28、29、30を一組として各側
壁3aに設ける構成を採用したが、この代わりに、上記
第5の実施の形態で説明した回帰反射型の障害物検知セ
ンサ40と同様のものを各側壁3aに複数個(例えば3
個)設けると共に、ロードポート8上に前記リフレクタ
反射板41と同様のものを設けて(図示せず)、これら
障害物検知センサの監視エリアの和によって、各監視範
囲20を形成する構成を採用しても良い。この場合にお
いても、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を得る
ことが可能である。なお、この場合のリフレクタ反射板
41の配置としては、ロードポート8上への設置が難し
い場合には、このロードポート8を平面した場合の周囲
部分に位置する床面F上に設けるようにしても良い。
【0038】また、上記説明の第4の実施の形態におい
て、各側壁3a毎の障害物検知センサ28、29、30
の個数は3個としたが、これに限らず、必要十分な広さ
または大きさの監視範囲20を形成できれば良く、2個
または4個以上としても良い。また、上記説明の第1か
ら第5の実施の形態においては、本発明の天井走行搬送
装置を、半導体ウェーハを処理して半導体デバイスの製
造を行う半導体製造設備に設けた場合を例に説明を行っ
たが、これに限らず、工場におけるファクトリーオート
メーションライン等、その他の設備にも適用可能であ
る。
【0039】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の天井走行搬送装
置は、ホイスト付台車が、当台車と各製造装置のロード
ポート間との昇降経路を光探索し障害物の有無を検知す
る障害物検知センサを備え、障害物検知センサが、昇降
経路の周囲を複数面で監視する構成を採用した。この構
成によれば、製造装置よりもはるかに台数の少ないホイ
スト付台車側に障害物検知センサを設けることで、吊り
下げ時の搬送物が、人や不用意に置かれた物等の障害物
と接触する前にこれを検知して避ける対策を、安価かつ
確実に講じることが可能となる。
【0040】また、請求項2記載の天井走行搬送装置
は、前記複数面が、ホイスト付台車側からロードポート
側を向く視線で昇降経路を見た場合に、該昇降経路をホ
イスト付台車の走行方向両側から挟み込む位置に配され
た第1側面及び第2側面と、これら第1側面及び第2側
面間位置に配された第3側面との少なくとも3側面で形
成されている構成を採用した。この構成によれば、昇降
経路は、第1側面及び第2側面及び第3側面の少なくと
も3側面によって覆われるように周囲から監視されるの
で、障害物が昇降経路内に入り込む恐れを効果的に取り
除くことが可能となる。
【0041】また、請求項3記載の天井走行搬送装置
は、前記複数面が、前記ホイスト付台車の走行方向前進
側に位置する前進側側面及び、前記昇降経路を挟んで前
記前進側側面と反対側に位置する後退側側面のいずれか
1側面と、前記製造装置を正面視した場合に前記昇降経
路より手前側に位置する1側面との少なくとも2側面で
形成されている構成を採用した。この構成によれば、例
えば、平面視した場合のロードポートが横に長い形状
で、かつ該ロードポート上の長手方向一端側に偏った位
置で搬送物の昇降作業を行うような場合には、前記前進
側側面または前記後退側側面のいずれか1側面と、前記
手前側の1側面との少なくとも2側面で十分に昇降経路
周囲を監視することができる。すなわち、前記前進側側
面もしくは前記後退側側面のいずれかの内、前記長手方
向一端側に面する1側面を監視面の一部として選ぶこと
で、この1側面と前記手前側の1側面とによって形成さ
れる平面視略L字状の監視領域で昇降経路の半分が覆わ
れて障害物侵入の有無が監視される。このとき、ロード
ポートの長手方向他端側から昇降経路までは所定距離が
有るので、この方向からの障害物侵入の恐れを無視する
ことができる。したがって、このような場合には、設置
すべき障害物検知センサの個数を減らして、天井走行搬
送装置の製造コストをより下げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の天井走行搬送装置の第1の実施の
形態を示す図であって、斜視図である。
【図2】 同天井走行搬送装置における各障害物検知
センサの検知範囲を示す平面図である。
【図3】 同天井走行搬送装置における障害物検知セ
ンサ単体の検知範囲を説明する斜視図である。
【図4】 本発明の天井走行搬送装置の第2の実施の
形態を示す図であって、斜視図である。
【図5】 同天井走行搬送装置における各障害物検知
センサの検知範囲を示す平面図である。
【図6】 同天井走行搬送装置における障害物検知セ
ンサ単体の検知範囲を説明する斜視図である。
【図7】 本発明の天井走行搬送装置の第3の実施の
形態を示す図であって、斜視図である。
【図8】 同天井走行搬送装置における各障害物検知
センサの検知範囲を示す平面図である。
【図9】 同天井走行搬送装置における障害物検知セ
ンサ単体の検知範囲を説明する斜視図である。
【図10】 本発明の天井走行搬送装置の第4の実施
の形態を示す図であって、斜視図である。
【図11】 同天井走行搬送装置における各障害物検
知センサの検知範囲を示す平面図である。
【図12】 同天井走行搬送装置における障害物検知
センサ単体の検知範囲を説明する斜視図である。
【図13】 本発明の天井走行搬送装置の第5の実施
の形態を示す図であって、斜視図である。
【図14】 同天井走行搬送装置における各障害物検
知センサの検知範囲を示す平面図である。
【図15】 同天井走行搬送装置における障害物検知
センサ単体の検知範囲を説明する斜視図である。
【図16】 (a)は本発明の天井走行搬送装置の第
1〜第5の実施の形態における監視範囲を示す平面図で
あり、(b)及び(c)は、その変形例を示す平面図で
ある。
【図17】 従来の天井走行搬送装置を示す図であっ
て、斜視図である。
【図18】 従来の他の天井走行搬送装置を示す図で
あって、斜視図である。
【図19】 従来の他の天井走行搬送装置を示す図で
あって、斜視図である。
【図20】 従来の他の天井走行搬送装置を示す図で
あって、斜視図である。
【図21】 従来の他の天井走行搬送装置を示す図で
あって、斜視図である。
【符号の説明】
1・・・軌道 3・・・ホイスト付台車 7・・・半導体製造装置(製造装置) 8・・・ロードポート 20A・・・第1側面 20B・・・第2側面 20C・・・第3側面 20D・・・前進側側面 20E・・・後退側側面 20F・・・手前側側面(手前側に位置する1側面) 21・・・障害物 22、24、25、26、28、29、30、40・・・
障害物検知センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 3F022 BB09 CC02 EE05 LL12 NN57 QQ11 3F203 AA10 BA10 CA02 CC01 DA08 3F204 CA05 DA07 FC02 5F031 CA02 FA01 FA03 FA12 GA36 GA58 JA06 JA13 JA17 JA31 NA02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に設置された軌道と、該軌道に沿っ
    て走行するホイスト付台車とを備えた天井走行搬送装置
    において、 前記ホイスト付台車は、当台車と各製造装置のロードポ
    ート間との昇降経路を光探索し障害物の有無を検知する
    障害物検知センサを備え、 前記障害物検知センサは、前記昇降経路の周囲を複数面
    で監視することを特徴とする天井走行搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の天井走行搬送装置におい
    て、 前記複数面は、前記ホイスト付台車側から前記ロードポ
    ート側を向く視線で前記昇降経路を見た場合に、該昇降
    経路を前記ホイスト付台車の走行方向両側から挟み込む
    位置に配された第1側面及び第2側面と、これら第1側
    面及び第2側面間位置に配された第3側面との少なくと
    も3側面で形成されていることを特徴とする天井走行搬
    送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の天井走行搬送装置におい
    て、 前記複数面は、前記ホイスト付台車の走行方向前進側に
    位置する前進側側面及び、前記昇降経路を挟んで前記前
    進側側面と反対側に位置する後退側側面のいずれか1側
    面と、前記製造装置を正面視した場合に前記昇降経路よ
    り手前側に位置する1側面との少なくとも2側面で形成
    されていることを特徴とする天井走行搬送装置。
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