JP2001261016A - 開封装置 - Google Patents

開封装置

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JP2001261016A JP2000076625A JP2000076625A JP2001261016A JP 2001261016 A JP2001261016 A JP 2001261016A JP 2000076625 A JP2000076625 A JP 2000076625A JP 2000076625 A JP2000076625 A JP 2000076625A JP 2001261016 A JP2001261016 A JP 2001261016A
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Yoichi Endo
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Tomoyuki Takigami
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B69/00Unpacking of articles or materials, not otherwise provided for
    • B65B69/005Unpacking of articles or materials, not otherwise provided for by expelling contents, e.g. by squeezing the container
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被包装物を包装シートにより包装してなる包
装体を開封して、被包装物を取り出す。 【解決手段】 ローラ対12によりスライドを包装して
なるスライドパックの端部を挟持して矢印A方向に搬送
すると、しごき部材13によりスライドがしごかれてス
ライドパックの後端側に移動し、切断代が形成される。
ローラ対12のニップ圧を小さくしてさらにスライドパ
ックを搬送し、切断代をカッタ14により部分的に切断
する。その後ニップ圧を高くしてローラ対12を逆方向
に回転し、スライドパックを逆方向に搬送する。この
際、スライドはローラ対12により挟持されず、包装シ
ートのみがローラ対12により搬送されるため、スライ
ドはスライドパックからしごき出されてスライドと包装
シートとを分離できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被包装物を包装材
料により包装してなる包装体を開封して、包装体から被
包装物を取り出す開封装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、試料液の小滴を点着供給する
だけでこの試料液中に含まれている特定の化学成分また
は有形成分を定量分析することのできるドライタイプの
化学分析用のスライド(以下単にスライドとする)が実
用化されている。また、このようなスライドを用いて試
料液中の化学成分等の定量的な分析を行うには、試料液
をスライドに点着させた後、これをインキュベータ(恒
温器)内で所定時間恒温保持(インキュベーション)し
て呈色反応(色素生成反応)させ、次いで試料液中の所
定の生化学物質とスライドに含まれる試薬との組み合わ
せによりあらかじめ選定された波長を含む測定用照射光
をこのスライドに照射してその光学濃度を測定し、この
光学濃度から、あらかじめ求めておいた光学濃度と所定
の生化学物質の物質濃度との対応を表す検量線を用いて
試料液中の所定の生化学物質の物質濃度を求めるように
構成された生化学分析装置が用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような生化学分析
装置においては、スライドを複数枚重ねて保持するスラ
イド待機部が備えられており、ここにスライドを装填し
た後に分析が行われる。ここで、スライドは金属をラミ
ネートしたプラスチックフイルムを用いて1枚ずつ密封
包装されたもの、あるいは複数枚をカートリッジに装填
した状態で密封包装されたものが用いられているが、い
ずれの場合も包装を開封した後は、スライドに含まれる
試薬が劣化してしまうため、直ちに使用するか乾燥下に
おいて保管する必要がある。したがって、大量に分析を
行う場合を除いては、1枚ずつ包装されたスライドを用
いることが好ましいが、一度に複数の検体の分析を行う
場合には、1枚ずつ包装を破いてスライドを取り出す必
要があるため、分析の準備が非常に煩わしいものとな
る。
【0004】ここで、被包装物を包装フイルムのような
包装材料により包装してなる包装体を開封するための装
置としては例えば特開平9−237383号に記載され
た装置が知られている。この装置は、飲料原料を封入し
た複数のパッケージの上下面を包装材料により包装して
なる帯状の包装体を開封するためのものであり、上下面
の包装材料を剥がすことにより包装体内部のパッケージ
を取り出すことができる。しかしながら、このような装
置では、包装材料の一部分を分離可能なようにあらかじ
め剥がしておかないと、包装材料を上下に分離すること
ができないため、上述したようにスライドを1枚ずつ密
封包装してなる包装体を開封することはできない。
【0005】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
り、上記スライドのような被包装物を包装材料により包
装してなる包装体を自動的に開封できる開封装置を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の開封
装置は、被包装物をシート状の包装材料により被覆し、
該被包装物の周囲に空間部を形成した状態で、該空間部
の周囲の少なくとも一部を貼着して貼着部を形成するこ
とにより前記被包装物を密封包装してなる包装体の開封
装置であって、前記包装体を挟持して所定の搬送経路に
沿って搬送するよう回転駆動するローラ対と、前記ロー
ラ対に対して、該ローラ対を所定方向に回転駆動したと
きの前記包装体の搬送方向下流側に配設され、前記包装
体の先端部における前記貼着部近傍の空間部を切断して
開口部を形成する切断手段と、前記ローラ対のニップ圧
を前記包装体を挟持しての搬送および前記包装材料のみ
を挟持しての搬送を可能とするニップ圧に設定し、前記
ローラ対を前記所定方向に回転駆動して前記包装体を前
記所定の搬送経路に沿って搬送し、前記ローラ対が前記
包装体の後端部を挟持したときに前記ローラ対を停止
し、該停止後前記包装体に前記開口部を形成し、該開口
部を形成後前記ローラ対を前記所定方向とは逆方向に回
転駆動して、前記包装材料のみを前記ローラ対により挟
持して搬送するよう、前記ローラ対および前記切断手段
を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0007】本発明による第2の開封装置は、被包装物
をシート状の包装材料により被覆し、該被包装物の周囲
に空間部を形成した状態で、該空間部の周囲の少なくと
も一部を貼着して貼着部を形成することにより前記被包
装物を密封包装してなる包装体の開封装置であって、前
記包装体を挟持して所定の搬送経路に沿って搬送するよ
う回転駆動するローラ対と、該ローラ対のニップ圧を変
動させるニップ圧変動手段と、前記ローラ対に対して、
該ローラ対を所定方向に回転駆動したときの前記包装体
の搬送方向下流側に配設され、前記包装体の先端部にお
ける前記貼着部近傍の空間部を切断して開口部を形成す
る切断手段と、前記ローラ対のニップ圧を第1のニップ
圧に設定し、前記ローラ対を前記所定方向に回転駆動し
て前記包装体を前記所定の搬送経路に沿って搬送し、前
記ローラ対が前記包装体の後端部を挟持したときに前記
ローラ対を停止し、該停止後前記包装体に前記開口部を
形成し、該開口部を形成後前記ニップ圧を前記第1のニ
ップ圧よりも高い第2のニップ圧に設定して前記ローラ
対を前記所定方向とは逆方向に回転駆動して、前記包装
材料のみを前記ローラ対により挟持して搬送するよう、
前記ローラ対、前記ニップ圧変動手段および前記切断手
段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするもの
である。
【0008】ここで、「包装体の先端部」とは、ローラ
対を所定方向に回転駆動した場合における包装体の搬送
方向下流側の端部のことをいう。逆に「包装体の後端
部」とは、ローラ対を所定方向に回転駆動した場合にお
ける包装体の搬送方向上流側の端部のことをいう。
【0009】「第1のニップ圧」とは、包装体をローラ
対により挟持して搬送した際に、ローラ対が包装体内の
被包装物を乗り越えることができる程度のニップ圧をい
う。「第2のニップ圧」とは、包装体をローラ対により
挟持して搬送した際に、ローラ対が包装体内の被包装物
を乗り越えることができず、包装体内の被包装物をその
空間部内においてしごき動かすことができる程度のニッ
プ圧をいう。
【0010】なお、本発明による第2の開封装置におい
ては、前記ローラ対を前記所定方向に回転駆動し、該ロ
ーラ対により前記包装体を挟持して前記所定の搬送経路
に沿って搬送したときに、前記ローラ対が前記包装材料
を介して前記被包装物に当接し、該被包装物が該空間部
内においてしごかれて該空間部の後端部に移動したこと
を検出する移動検出手段をさらに備え、前記制御手段
は、前記ローラ対のニップ圧を第1のニップ圧に設定し
て前記包装体を搬送する前に、前記ローラ対のニップ圧
を前記第1のニップ圧よりも高い第3のニップ圧に設定
して前記包装体を挟持して搬送し、前記移動検出手段に
より前記被包装物が前記空間部の後端部に移動したこと
が検出されたときに、前記ローラ対のニップ圧を前記第
1のニップ圧に設定して前記包装体を搬送するよう、前
記ローラ対、前記ニップ圧変動手段および前記移動検出
手段を制御する手段であることが好ましい。
【0011】ここで、「第3のニップ圧」とは、包装体
をローラ対により挟持して搬送した際に、ローラ対が包
装体内の被包装物を乗り越えることができず、包装体内
の被包装物をその空間部内においてしごき動かすことが
できる程度のニップ圧をいう。なお「第3のニップ圧」
は「第2のニップ圧」と同一であってもよい。
【0012】さらに、前記ローラ対に対して、該ローラ
対を前記所定方向に回転駆動したときの前記包装体の搬
送方向上流側において、前記所定の搬送経路上に進出お
よび退避可能に配設されたしごき部材をさらに備え、前
記制御手段は、前記ローラ対を前記第3のニップ圧に設
定して前記包装体を搬送する前に、前記しごき部材を前
記所定の搬送経路上に進出させ、前記移動検出手段によ
り前記被包装物が前記空間部の後端部に移動したことが
検出されたときに、前記しごき部材を前記所定の搬送経
路から退避させるよう該しごき部材の駆動を制御する手
段であることが好ましい。
【0013】また、前記ローラ対に対して、該ローラ対
を前記所定方向に回転駆動したときの前記包装体の搬送
方向上流側に配設され、前記包装体の先端部を検出する
先端検出手段をさらに備え、前記制御手段は、前記先端
検出手段により前記包装体の先端部が検出された後に、
前記ローラ対の前記所定方向への回転駆動を開始するよ
う該ローラ対の駆動を制御する手段であることが好まし
い。
【0014】さらに、前記ローラ対に対して、該ローラ
対を前記所定方向に回転駆動したときの前記包装体の搬
送方向下流側に配設され、前記包装材料と分離された前
記被包装物を整列させて収容する被包装物収容部をさら
に備えることが好ましい。
【0015】また、前記ローラ対に対して、該ローラ対
を前記所定方向に回転駆動したときの前記包装体の搬送
方向上流側に配設され、前記包装材料を収容する包装材
料収容部をさらに備えることが好ましい。
【0016】さらに、前記切断手段は、前記包装体の前
記貼着部近傍の空間部を部分的に切断して開口部を形成
する手段であることが好ましい。
【0017】
【発明の効果】本発明の第1の開封装置によれば、ロー
ラ対のニップ圧を包装体を挟持しての搬送および包装材
料のみを挟持しての搬送を可能とするニップ圧に設定し
て、ローラ対を所定方向に回転駆動し、包装体を所定の
搬送経路に沿って搬送する。そして、ローラ対が被包装
物を乗り越えて包装体の後端部を挟持するとローラ対が
停止され、切断手段により包装体の先端部における貼着
部近傍の空間部が切断されて包装体に開口部が形成され
る。この後ローラ対を所定方向とは逆方向に回転駆動す
ると、包装材料のみがローラ対により挟持されて逆方向
に搬送される。一方、被包装物はローラ対には挟持され
ず上記逆方向に移動できないため、被包装物はローラ対
により開口部からしごき出されて被包装物と包装材料と
が分離される。このため、本発明の第1の開封装置を用
いれば、包装体を自動的に開封して、包装材料と被包装
物とを分離することができる。また、分離された包装材
料はローラ対により挟持されて搬送されるため、ローラ
対によりプレスされた状態となって嵩張ることがなくな
り、これにより包装材料の廃棄処理を容易に行うことが
できる。
【0018】本発明の第2の開封装置によれば、ローラ
対のニップ圧を第1のニップ圧に設定して、ローラ対を
所定方向に回転駆動し、包装体を所定の搬送経路に沿っ
て搬送する。そして、ローラ対が被包装物を乗り越えて
包装体の後端部を挟持するとローラ対が停止され、切断
手段により包装体の先端部における貼着部近傍の空間部
が切断されて包装体に開口部が形成される。この後ロー
ラ対のニップ圧を第1のニップ圧よりも高い第2のニッ
プ圧に設定してローラ対を所定方向とは逆方向に回転駆
動すると、包装材料のみがローラ対により挟持されて逆
方向に搬送される。一方、被包装物はローラ対には挟持
されず上記逆方向に移動できないため、被包装物はロー
ラ対により開口部からしごき出されて被包装物と包装材
料とが分離される。このため、本発明の第2の開封装置
を用いれば、包装体を自動的に開封して、包装材料と被
包装物とを分離することができる。また、分離された包
装材料はローラ対により挟持されて搬送されるため、ロ
ーラ対によりプレスされた状態となって嵩張ることがな
くなり、これにより包装材料の廃棄処理を容易に行うこ
とができる。
【0019】また、請求項3の発明によれば、ローラ対
のニップ圧を第1のニップ圧に設定して包装体を搬送す
る前に、ローラ対のニップ圧を第1のニップ圧よりも高
い第3のニップ圧に設定する。そして、第3のニップ圧
により包装体をローラ対により挟持して搬送すると、被
包装物はローラ対によりしごかれて、包装体内の空間部
の後端部に移動する。そして、移動検出手段により被包
装物が空間部の後端部に移動したことが検出されると、
ニップ圧が第1のニップ圧に設定され、第1のニップ圧
により包装体が搬送される。これにより、包装体は被包
装物が空間部の後端部に寄せられた状態で搬送され、さ
らにローラ対が包装体の後端部を挟持したときにローラ
対が停止される。この状態においては、被包装物が空間
部の後端部に寄せられているため、切断代を比較的多く
取ることができ、これにより切断手段による切断を容易
に行うことができる。
【0020】さらに、請求項4の発明によれば、請求項
3の発明において、第3のニップ圧により包装体を搬送
する前にしごき部材が所定の搬送経路上に進出し、包装
体が第3のニップ圧により所定の搬送経路に沿って搬送
されると、被包装物はしごき部材によりしごかれて、包
装体内の空間部の後端部に移動する。これにより、被包
装物が比較的薄いものであっても、被包装物を空間部の
後端部に容易に移動でき、切断代を包装体に容易に形成
することができる。
【0021】請求項5の発明によれば、先端検出手段に
より包装体の先端部が検出されたときにローラ対の回転
駆動が開始されることとなる。このため、包装体の開封
を開始する前には、ローラ対の回転駆動を停止しておく
ことができ、これにより開封待機時における消費電力を
低減することができる。
【0022】請求項6の発明によれば、包装材料と分離
された被包装物は被包装物収容部において整列されて収
容されるため、開封後の被包装物の整理を容易に行うこ
とができる。とくに被包装物が上述した化学分析用のス
ライドである場合、スライドを包装した複数の包装体を
開封してスライドを整列させて収容することにより、被
包装物収容部をそのまま生化学分析装置にセットでき、
これにより分析時におけるオペレータの負担を軽減でき
る。
【0023】請求項7の発明によれば、被包装物と分離
された包装材料は包装材料収容部に収容されるため、包
装材料の廃棄を容易に行うことができる。
【0024】請求項8の発明によれば、包装体の切断が
部分的になされるため、包装材料が2つに分離すること
がなくなり、被包装物を取り出した後の包装材料の廃棄
処理が容易となる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態について説明する。
【0026】図1は本発明の実施形態による開封装置を
備えてなる選別開封装置の構成を示す斜視図、図2はそ
の内部構造を示す斜視図である。図1に示すように本実
施形態による選別開封装置1は、生化学分析装置に用い
られるドライタイプの化学分析用のスライドをパックし
たスライドパックを選別および開封するためのものであ
り、検査項目に応じてスライドパックを収容する複数の
パッケージ用カートリッジ2を有する収容部3と、スラ
イドパックの選別を指示する指示部4とを備える。指示
部4にはスライドパックの選別指示を入力するための指
示ボタン5と、指示内容を表示するための表示部6とが
設けられている。また、指示部4の内部には本実施形態
による開封装置10が備えられており、その近傍に不図
示のモータにより駆動される搬送ベルト8が配設されて
いる。そしてこの搬送ベルト8により、開封装置10に
よってスライドパックから取り出されたスライドを整列
させて収容するためのカートリッジ7が選別開封装置1
内において搬送される。また、指示部4の内部には、後
述するようにスライドと分離された包装シートを廃棄す
るための廃棄箱17が選別開封装置1に対して取り外し
自在に設けられている。なお、開封装置10にはスライ
ドパックを挿入するための挿入口10Aが形成されてい
る。
【0027】図3は本実施形態により開封されるスライ
ドを示す斜視図、図4はスライドパックの構成を示す図
であり、(a)は斜視図、(b)は(a)のI−I線断
面図である。図3に示すように、スライド30は矩形状
のマウント内に少なくとも試薬層が配設されてなり、マ
ウントの表面に点着孔30aが形成されている。点着孔
30aには分析時に血漿が点着される。また、スライド
30の裏面には検査項目などを特定するためのバーコー
ドが取り付けられている。なお、スライド30として
は、幅24mm、長さ28mm、厚さ1.4mmのサイ
ズのものを使用できる。そして金属をラミネートしたプ
ラスチックフイルムからなる包装シート33をスライド
30の上下面に位置せしめ、スライド30の周囲に空間
部34を形成しつつ、空間部34の周囲を密着させて貼
着部35を形成することにより、スライド30が包装シ
ート33により密封包装されてスライドパック32が構
成される。なお、プラスチックフイルムの厚さとしては
0.05mmのものを使用でき、スライドパック32と
しては上記サイズのスライド30を使用した場合、その
サイズは幅46mm、長さ50mmとなる。そして、ス
ライドパック32は検査項目に応じてパッケージ42に
収容され、ユーザに提供される。なお、本実施形態によ
る選別開封装置1におけるパッケージ用カートリッジ2
は、パッケージ42ごとスライドパック32を収容可能
とされている。
【0028】図2に戻り、選別開封装置1の収容部3の
基部41には、パッケージ用カートリッジ2の位置に応
じた複数の孔(不図示)が形成されており、パッケージ
用カートリッジ2に収容されたスライドパック32のパ
ッケージ42からスライドパック32を取り出すことが
できるようになっている。なお、パッケージ42の基部
41に載置される面にはスライドパック32取出用の開
口部42aが形成されている。
【0029】基部41の下方にはパッケージ42に収容
されているスライドパック32を吸着してパッケージ4
2から取出し、開封装置10の挿入口10Aに移動する
ための取出移動部50が配設されている。取出移動部5
0は、吸引手段59に接続されて負圧によりスライドパ
ック32を吸着する吸盤51を備える。吸盤51は吸盤
支持部52に支持され、吸盤支持部52に形成されたネ
ジ孔52aにはy軸方向に延在するネジロッド53が螺
合されている。ネジロッド53はその両端部を支持部5
4により支持されており、支持部54に取り付けられた
パルスモータ55によってその長軸周りに回転され、こ
れにより吸盤51がy軸方向に移動する。なお、図2に
おいては紙面手前側の支持部54のみが図示されてい
る。
【0030】一方、支持部54にはネジ孔54aが形成
されており、x軸方向に延在するネジロッド56A,5
6Bがネジ孔54aに螺合されている。なお、ネジロッ
ト56A,56Bは吸盤51が基部41の下方を自由に
移動可能なように間隔を持って互いに平行に配設されて
いる。ネジロッド56A,56Bはその一端部が軸受5
7A,57Bに支持され、他端部にパルスモータ58
A,58Bが取り付けられている。パルスモータ58
A,58Bは互いに同期して回転するよう制御されてい
るためネジロッド56A,56Bは互いに同期してその
長軸周りに回転され、これにより、吸盤51は図2に示
す矢印x方向に移動する。そしてこれにより、吸盤51
は基部41の下方において矢印x,y方向に2次元的に
移動可能とされている。
【0031】図5は開封装置10の構成を示す図であ
る。図5に示すように開封装置10は、スライドパック
32の搬送経路11上に、互いに同期して回転する金属
製のローラ対12(直径10mm)を備える。このロー
ラ対12はスライドパック32の包装シート33との摩
擦力を考慮した樹脂製のものであってもよい。なお、ス
ライドパック32はまず矢印A方向に搬送される。ロー
ラ対12の上流側にはローラ対12に近接して搬送経路
11に進出および退避可能なしごき部材13が配設さ
れ、さらにその上流側にはスライドパック32の先端を
検出するための反射型の先端検出センサ16Aが設けら
れている。また、ローラ対12の下流側にはスライドパ
ック32を部分的に切断する幅を有する上刃14Aおよ
び下刃14Bからなるカッタ14が配設され、さらにそ
の下流側には矢印A方向に搬送されるスライドパック3
2の先端部が当接したことを検出する接触式の当接セン
サ15が配設されている。なお、当接センサ15は後述
するようにスライドパック32の後端部をローラ対12
が挟持したときに、スライドパック32の先端部が当接
する位置に位置決めされている。また、カッタ14もス
ライドパック32の後端部をローラ対12が挟持したと
きに、スライドパック32の貼着部35近傍の空間部3
4を切断可能な位置に位置決めされている。なお、カッ
タ14の下刃14Bの刃厚は上刃14Aの刃厚よりも大
きいものとなっている。
【0032】一方、ローラ対12の下流側にはスライド
パック32から取り出されたスライド30を整列させて
収容するカートリッジ7が配設され、ローラ対12の上
流側にはスライド30と分離された包装シート33を廃
棄するための廃棄箱17が配設される。
【0033】図6はローラ対12を駆動および変位する
ローラユニット18の構成を示す図であり、(a)は平
面図、(b)は側面図、(c)および(d)は動作説明
図である。図6(a)、(b)に示すように、ローラ対
12を構成するローラ12A,12Bの一端部には互い
に噛合するギア19A,19Bが取り付けられており、
ローラ12A,12Bの回転軸は支持部20,21に軸
支されている。なお、支持部20,21のローラ12A
の回転軸が挿入される軸孔20A,21Aは長孔であ
り、これによりローラ12Aはローラ12Bに対して上
方へ移動可能とされている。一方、支持部20にはロー
ラ12Bの回転軸に接続されるモータ23が取り付けら
れており、このモータ23が駆動することにより、ロー
ラ対12が互いに同期して回転する。なお、モータ23
にはその駆動電流を検出するための電流計24が接続さ
れている。
【0034】また、支持部20,21にはローラ12A
に付与されるニップ圧を変動させるためのアクチュエー
タ25およびバネ26からなるニップ圧変動手段27が
設けられている。そして、図6(c)に示すようにアク
チュエータ25を縮めるとバネ26が伸びてローラ対1
2のニップ圧が低くなり、図6(d)に示すようにアク
チュエータ25を伸ばすとバネ26が縮んでローラ対1
2のニップ圧が高くなる。なお、本実施形態において
は、図6(c)に示す状態におけるローラ対12のニッ
プ圧を第1のニップ圧、図6(d)に示す状態における
ローラ対12のニップ圧を第2のニップ圧とする。
【0035】図7は開封装置を制御する制御部の構成を
示す概略ブロック図である。図7に示すように、開封装
置10を制御する制御部60には、当接センサ15、先
端検出センサ16A、モータ23を駆動するモータ駆動
部61、ニップ圧変動手段27のアクチュエータ25を
駆動するアクチュエータ駆動部62、しごき部材13を
搬送経路11に進出および退避させるためのしごき部材
駆動部63、カッタ14を駆動するためのカッタ駆動部
64、電流計24および後述するように制御部60を駆
動させるためのプログラムを記憶したROM65が接続
されている。
【0036】図8は、取出移動部50を制御する制御部
の構成を示す概略ブロック図である。図8に示すよう
に、取出移動部50を制御する制御部70には、パルス
モータ55を駆動する第1のモータ駆動部71、パルス
モータ58A,58Bを駆動する第2のモータ駆動部7
2、吸盤51を上下動させるように吸盤支持部52を駆
動する吸盤駆動部73、吸引手段59を駆動する吸引駆
動部74および後述するように制御部70を駆動させる
ためのプログラムを記憶したROM75が接続されてい
る。
【0037】次いで、本実施形態の動作について説明す
る。図9は、選別開封装置1においてスライドパック3
2を開封装置10に移動させるまでの動作を示すフロー
チャートである。まず、吸盤51が初期位置にあるか否
かが判断され(ステップS1)、初期位置にない場合に
は第1および第2のモータ駆動部71,72によりパル
スモータ55およびパルスモータ58A,58Bが駆動
されて吸盤51が初期位置に移動される(ステップS
2)。次いで、スライドパック32を選別するための入
力があったか否かが判断され(ステップS3)、オペレ
ータが指示部4の指示ボタン5を操作して所望のスライ
ドパック32の選別指示を入力すると、ステップS3が
肯定されて、第1および第2のモータ駆動部71,72
によりパルスモータ55およびパルスモータ58A,5
8Bが駆動されて、初期位置から指示のあったスライド
パック32が収容されている所望のパッケージ用カート
リッジ2の位置に吸盤51を移動する(ステップS
4)。この移動は、例えばパッケージ用カートリッジ2
毎に座標位置が設定されており、吸盤51を初期位置か
らこの座標位置へ移動させるために必要なパルスを、第
1および第2のモータ駆動部71,72からパルスモー
タ55およびパルスモータ58A,58Bに入力するこ
とにより行われる。
【0038】そして、吸盤51が所望のパッケージ用カ
ートリッジ2の位置へ移動すると、吸盤駆動部73によ
り吸盤支持部52が駆動されて、吸盤51が上方へ移動
する(ステップS5)。これと同時に吸引駆動部74に
より吸引手段59が駆動されて、吸盤51に負圧が作用
する(ステップS6)。ここで、吸盤51にスライドパ
ック32が吸引されると吸引手段59における負圧が上
昇することから、吸引駆動部74により吸引手段59に
作用する圧力を検出し、負圧が上昇したか否かを判断す
る(ステップS7)。ステップS7が否定された場合は
さらに吸引を続け、ステップS7が肯定されると吸盤駆
動部73により吸盤支持部52を下方へ移動する(ステ
ップS8)。これにより、スライドパック32はパッケ
ージ用カートリッジ2内のパッケージ42から取り出さ
れる。
【0039】次いで、吸盤51にスライドパック32を
吸着させた状態で、第1および第2のモータ駆動部7
1,72によりパルスモータ55およびパルスモータ5
8A,58Bを駆動して吸盤51を開封装置10の挿入
口10Aの位置まで移動させる(ステップS9)。移動
後、吸引駆動部74により吸引手段59による吸引力を
低下させ(ステップS10)、第1のモータ駆動部71
によりパルスモータ55のみを駆動して、スライドパッ
ク32を挿入口10Aに挿入する(ステップS11)。
スライドパック32が開封装置10のローラ対12によ
り挟持されて開封装置10内にスライドパック32が引
き込まれると、スライドパック32は吸盤51から離れ
る。ここで、吸盤51からスライドパック32が離れる
と吸引手段59における負圧が減少することから、吸引
駆動部74により吸引手段59に作用する圧力を検出
し、負圧が減少したか否かを判断する(ステップS1
2)。ステップS12が否定された場合はステップS1
1に戻りさらにスライドパック32を挿入口10Aから
開封装置10内に挿入し、ステップS12が肯定される
とスライドパック32が開封装置10に引き込まれたも
のとして吸引手段59による吸引を停止し(ステップS
13)、さらに第1および第2のモータ駆動部71,7
2によりパルスモータ55およびパルスモータ58A,
58Bを駆動して吸盤51を初期位置へ移動して(ステ
ップS14)、処理を終了する。以上がスライドパック
32を開封装置10に挿入するまでの動作である。
【0040】図10は開封装置の動作を示すフローチャ
ートである。なお、初期状態においてしごき部材13は
搬送経路11から退避しているものとする。まず、先端
検出センサ16Aによりスライドパック32の先端が検
出されたか否かが判断され(ステップS21)、図11
に示すように先端が検出されると、図6(d)に示すよ
うにアクチュエータ駆動部62によりアクチュエータ2
5を伸ばしてバネ26を縮めて、ローラ対12のニップ
圧を第2のニップ圧に設定する(ステップS22)。ま
た、モータ駆動部61によりモータ23を駆動して図1
1の矢印C方向にローラ対12を回転する(ステップS
23)。これと同時にしごき部材駆動部63によりしご
き部材13を搬送経路11に進出させる(ステップS2
4)。
【0041】ここで、スライドパック32は吸盤51に
吸着された状態で矢印A方向に搬送され、スライドパッ
ク32の先端がローラ対12に挟持されると吸盤51が
外れ、図12に示すようにローラ対12によりスライド
パック32が搬送経路11に沿って搬送されることとな
る(ステップS25)。この際、しごき部材13が搬送
経路11に進出しているため、ローラ対12による搬送
を続けると、スライドパック32内のスライド30がし
ごき部材13によりしごかれ、図13に示すようにスラ
イドパック32の搬送方向に対して空間部34内を相対
的に反対方向に移動し、スライドパック32の搬送方向
側に切断代が形成される。そして、スライド30が空間
部34の後端部34Aに当接すると、スライドパック3
2内のスライド30が空間部34内をそれ以上移動でき
なくなるため、ローラ対12の回転負荷が大きくなり、
ローラ対12を回転するモータ23への供給電流が大き
くなる。したがって、モータ23への供給電流を電流計
24により監視して供給電流が大きくなったか否かを判
断し(ステップS26)、ステップS26が肯定された
場合には、図6(c)に示すようにアクチュエータ駆動
部62によりアクチュエータ25を縮めてバネ26を伸
ばして、ローラ対12のニップ圧を第1のニップ圧に設
定する(ステップS27)。さらに、しごき部材駆動部
63によりしごき部材13を搬送経路11から退避させ
る(ステップS28)。これにより、ローラ対12は図
14に示すようにスライドパック32のスライド30の
部分に乗り上げ、さらにスライドパック32を矢印A方
向に搬送する。なお、ステップS26が否定された場合
は、ステップS25に戻りさらに搬送を続ける。
【0042】その後、さらに搬送を続け(ステップS2
9)、スライドパック32の先端が当接センサ15に当
接したか否かが判断される(ステップS30)。ステッ
プS30が否定された場合は、ステップS29に戻りさ
らに搬送を続ける。そして、図15に示すようにスライ
ドパック32の先端が当接センサ15に当接するとステ
ップS30が肯定され、モータ駆動部61によりモータ
23の駆動を停止して、ローラ対12を停止する(ステ
ップS31)。そして、カッタ駆動部64によりカッタ
14を図15の矢印B方向に駆動して、スライドパック
32を部分的に切断する(ステップS32)。
【0043】これにより、図16に示すように、スライ
ドパック32が切断され、当接センサ15に当接する側
の貼着部35の近傍に開口部80が形成されることとな
る。なお、カッタ14の下刃14Bの刃厚は上刃14A
の刃厚よりも大きいため、開口部80形成後のスライド
パック32の当接センサ15に当接する側の貼着部35
は上方に湾曲することとなる。
【0044】切断後、図6(d)に示すようにアクチュ
エータ駆動部62によりアクチュエータ25を伸ばして
バネ26を縮めて、ローラ対12のニップ圧を第2のニ
ップ圧に設定する(ステップS33)。そして、モータ
駆動部61によりモータ23を逆方向に駆動して、ロー
ラ対12を逆回転、すなわち図17の矢印D方向に回転
させて、スライドパック32を搬送経路11に沿って、
矢印A方向とは逆方向の矢印E方向に搬送する(ステッ
プS34)。ここで、スライド30はローラ対12には
挟持されないため、スライドパック32がローラ対12
により矢印E方向に搬送されると、図18に示すように
スライドパック32がしごかれて、開口部80からスラ
イド30がしごき出される。
【0045】さらにローラ対12が回転すると、図19
に示すように完全に包装シート33とスライド30とが
分離される。そして、図19に示すようにスライド30
はカートリッジ7に整列して収容され、包装シート33
は廃棄箱17に廃棄される。
【0046】そして、スライド30と分離された包装シ
ート33がローラ対12から外れると、ローラ対12の
負荷が小さくなり、ローラ対12を回転するモータ23
への供給電流が小さくなる。したがって、モータ23へ
の供給電流が小さくなったことが電流計24により検出
されると(ステップS35)、モータ駆動部61により
モータ23の駆動を停止することによりローラ対12を
停止して(ステップS36)、処理を終了する。
【0047】このように本実施形態による開封装置を用
いれば、スライドパック32を自動的に開封して、スラ
イド30と包装シート33とを分離することができる。
また、スライドパック32の切断は図16に示すように
部分的になされるため、切断後に包装シート33が分離
することがなくなり、スライド30を取り出した後の包
装シート33の処理が容易となる。さらに、分離された
包装シート33はローラ対12により搬送されるため、
ローラ対12によりプレスされた状態となって嵩張るこ
とがなくなり、これにより包装材料の廃棄処理を容易に
行うことができる。
【0048】なお、上記実施形態においては、しごき部
材13を設けてスライドパック32の空間部34内にお
いてスライド30を後端部34Aに移動させているが、
しごき部材13を設けることなく、ローラ対12にのみ
によってスライドパック32をしごくようにしてもよ
い。
【0049】また、上記実施形態においては、スライド
パック32の先端が当接センサ15に当接したことを検
出して図10のステップS31においてローラ対12を
停止しているが、図20に示すように、ローラ対12の
上流側の所定位置にスライドパック32の後端を検出す
る反射型のセンサ16Bを設け、このセンサ16Bによ
ってスライドパック32の後端を検出することによりロ
ーラ対12を停止してもよい。ここで、センサ16B
は、カッタ14による切断位置が図16に示すようにス
ライドパック32の貼着部35近傍の空間部34に対応
する位置となったときに、スライドパック32の後端が
検出されなくなる位置に位置決めされる。なお、当接セ
ンサ15をスライドパック32の先端を検出する反射型
のセンサとしてもよい。
【0050】さらに、上記実施形態においては、スライ
ドパック32内のスライド30が空間部34の後端部3
4Aに当接したことの検出を、図10のステップS26
において、モータ23への供給電流が大きくなったこと
を検出することにより行っているが、図21に示すよう
に、ローラ対12の下流側の所定位置にスライドパック
32の先端を検出する反射型のセンサ16Cを設け、こ
のセンサ16Cによってスライドパック32の先端を検
出することにより行ってもよい。また、スライドパック
32の後端を検出する反射型のセンサ16Dを設け、こ
のセンサ16Dによってスライドパック32の後端が検
出されなくなったことを検出することにより行ってもよ
い。ここで、しごき部材13にスライドパック32内の
スライド30が当接してそれ以上後端側に移動しなくな
ったときの、スライドパック32の先端を検出する位置
にセンサ16Cが、後端を検出する位置にセンサ16D
が位置決めされる。
【0051】また、上記実施形態においては、図4
(a)、(b)に示すように、スライドパック32の空
間部34の周囲を所定の幅を持って貼着して貼着部35
を形成しているが、包装シート33の縁部のみを貼着し
てこれを貼着部35としてもよい。また、包装シート3
3として3辺の端部を貼着した袋状のものを使用し、ス
ライド30を挿入後一辺にのみ所定の幅を持った貼着部
35を形成するようにしてもよい。
【0052】さらに、上記実施形態においては、図16
に示すようにスライドパック32の空間部34に対応す
る位置に開口部80を形成しているが、図22に示すよ
うに空間部34および一方の貼着部35を切断するよう
に開口部80を形成してもよい。また、図23に示すよ
うに、スライドパック32の全幅に亘って切断を行って
開口部80を形成してもよい。この場合、ローラ対12
に挟持されていない側の切断片は、ローラ対12に挟持
されている側の切断片とは別個に廃棄すればよい。
【0053】また、上記実施形態においては、先端検出
センサ16Aを設け、これによりスライドパック32の
先端を検出したときにローラ対12の駆動を開始してい
るが、とくに先端検出センサ16Aを設けることなく、
ローラ対12を常時駆動させておいてもよい。
【0054】さらに、上記実施形態においては、スライ
ドパック32が吸盤51から離れて吸引手段59におけ
る負圧が減少したことが検出されると、吸引手段59の
駆動を停止しているが、スライドパック32の先端がロ
ーラ対12に挟持されたことを検出することにより吸引
手段59の駆動を停止させてもよい。
【0055】さらにまた、上記実施形態においては、ス
テップS22およびステップS33においてローラ対1
2のニップ圧を第2のニップ圧に設定しているが、ステ
ップS22およびステップS33のニップ圧を異なるも
のとしてもよい。例えば、ステップS22において第2
のニップ圧に設定し、ステップS33においては第2の
ニップ圧とは異なるが、開口部80からスライド30を
しごき出すことができるようなニップ圧に設定してもよ
い。逆にステップS33において第2のニップ圧に設定
し、ステップS22においては第2のニップ圧とは異な
るが、しごき部材13によりスライド30をしごくこと
ができるようなニップ圧に設定してもよい。
【0056】また、上記実施形態においては、ニップ圧
変動手段27によりローラ対12に付与されるニップ圧
を変動させているが、スライドパック32を挟持しての
乗り上げ搬送、および空間部34への開口部80の形成
後包装シート33とスライド30との分離が可能なニッ
プ圧を付与できれば、必ずしもニップ圧変動手段27を
設けてニップ圧を変動させる必要はないものである。
【0057】また、上記実施形態においては、図10の
ステップS22からステップS26において、スライド
パック32内においてスライド30を空間部34の後端
部34Aに移動して切断代を形成しているが、比較的空
間部34に余裕がある、あるいはスライドパック32内
においてスライド30がある程度空間部34の後端部3
4A側に位置決めされている場合には、とくにステップ
S22からステップS26の処理を行う(しごき部材1
3を使用する)ことにより切断代を形成することなく、
カッタ14による切断を行ってもよい。以下、切断代を
形成しない場合の開封装置を別の実施形態として説明す
る。
【0058】図24は本発明の別の実施形態による開封
装置の構成を示す図である。なお、図24において図5
と同一の構成については同一の参照番号を付し、詳細な
説明は省略する。別の実施形態による開封装置は、図5
に示す開封装置におけるローラ対12、カッタ14、当
接センサ15および先端検出センサ16Aのみを備えた
ものである。
【0059】次いで、この別の実施形態の動作について
説明する。図25は本発明の別の実施形態による開封装
置の動作を示すフローチャートである。なお、初期状態
においてローラ対12のニップ圧は第1のニップ圧に設
定されるものとする。まず、先端検出センサ16Aによ
りスライドパック32の先端が検出されたか否かが判断
され(ステップS41)、先端が検出されると、モータ
駆動部61によりモータ23を駆動して上記実施形態と
同様にローラ対12を回転する(ステップS42)。そ
して、ローラ対12によりスライドパック32を挟持し
て搬送する(ステップS43)。
【0060】ここでローラ対12のニップ圧は第1のニ
ップ圧に設定されているため、搬送を続けると、ローラ
対12は図26に示すようにスライドパック32のスラ
イド30の部分に乗り上げ、さらにスライドパック32
を矢印A方向に搬送する。さらに搬送を続け、スライド
パック32の先端が当接センサ15に当接したか否かが
判断される(ステップS44)。なお、スライドパック
32の後端部を検出するセンサを設けて、このセンサに
よりスライドパック32の後端部の位置を検出すること
により、ステップS44の判断を行ってもよい。ステッ
プS44が否定された場合は、ステップS43に戻りさ
らに搬送を続ける。そして、スライドパック32の先端
が当接センサ15に当接するとステップS44が肯定さ
れ、モータ駆動部61によりモータ23の駆動を停止し
て、ローラ対12を停止する(ステップS45)。そし
て、カッタ駆動部64によりカッタ14を駆動して、ス
ライドパック32を部分的に切断する(ステップS4
6)。切断後、図6(d)に示すようにアクチュエータ
駆動部62によりアクチュエータ25を伸ばしてバネ2
6を縮めて、ローラ対12のニップ圧を第2のニップ圧
に設定する(ステップS47)。そしてステップS48
からステップS50において、図10におけるステップ
S34からステップS36と同様の処理を行って、包装
シート33とスライド30とを分離する。
【0061】なお、上記各実施形態においては、化学分
析用のスライド30を包装したスライドパック32を開
封する装置について説明しているが、薬品などの固形物
を包装シートにより包装してなる包装体であれば、いか
なるものにも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による開封装置を備えてなる
選別開封装置の構成を示す斜視図
【図2】本発明の実施形態による開封装置を備えてなる
選別開封装置の内部構造を示す斜視図
【図3】本実施形態により開封されるスライドを示す斜
視図
【図4】スライドパックの構成を示す図
【図5】開封装置の構成を示す図
【図6】ローラユニットの構成を示す図
【図7】開封装置を制御する制御部の構成を示す概略ブ
ロック図
【図8】移動部を制御する制御部の構成を示す概略ブロ
ック図
【図9】選別開封装置においてスライドパックを開封装
置に移動させるまでの動作を示すフローチャート
【図10】開封装置の動作を示すフローチャート
【図11】開封装置の動作を示す図(その1)
【図12】開封装置の動作を示す図(その2)
【図13】開封装置の動作を示す図(その3)
【図14】開封装置の動作を示す図(その4)
【図15】開封装置の動作を示す図(その5)
【図16】開封されたスライドパックを示す斜視図
【図17】開封装置の動作を示す図(その6)
【図18】開封装置の動作を示す図(その7)
【図19】開封装置の動作を示す図(その8)
【図20】ローラ対を停止させる他の態様を示す図
【図21】しごき動作の他の態様を説明するための図
【図22】開封されたスライドパックの他の態様を示す
斜視図
【図23】開封されたスライドパックのさらに他の態様
を示す斜視図
【図24】本発明の別の実施形態による開封装置の構成
を示す図
【図25】本発明の別の実施形態による開封装置の動作
を示すフローチャート
【図26】本発明の別の実施形態による開封装置の動作
を示す図
【符号の説明】
1 選別開封装置 2 パッケージ用カートリッジ 3 収容部 4 指示部 5 指示ボタン 6 表示部 7 カートリッジ 10 開封装置 11 搬送経路 12 ローラ対 13 しごき部材 14 カッタ 15 当接センサ 16A 先端検出センサ 16B,16C,16D センサ 17 廃棄箱 18 ローラユニット 19A,19B ギア 23 モータ 24 電流計 25 アクチュエータ 26 バネ 27 ニップ圧変動手段 30 スライド 32 スライドパック 33 包装シート 34 空間部 35 貼着部 50 取出移動部 60,70 制御部 80 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 明広 神奈川県南足柄市竹松1250番地 富士機器 工業株式会社内 (72)発明者 滝上 知之 神奈川県南足柄市竹松1250番地 富士機器 工業株式会社内 Fターム(参考) 3E058 AA04 BA11 CA01 DA10 EA10 FA05 GA02 GA05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装物をシート状の包装材料により
    被覆し、該被包装物の周囲に空間部を形成した状態で、
    該空間部の周囲の少なくとも一部を貼着して貼着部を形
    成することにより前記被包装物を密封包装してなる包装
    体の開封装置であって、 前記包装体を挟持して所定の搬送経路に沿って搬送する
    よう回転駆動するローラ対と、 前記ローラ対に対して、該ローラ対を所定方向に回転駆
    動したときの前記包装体の搬送方向下流側に配設され、
    前記包装体の先端部における前記貼着部近傍の空間部を
    切断して開口部を形成する切断手段と、 前記ローラ対のニップ圧を前記包装体を挟持しての搬送
    および前記包装材料のみを挟持しての搬送を可能とする
    ニップ圧に設定し、前記ローラ対を前記所定方向に回転
    駆動して前記包装体を前記所定の搬送経路に沿って搬送
    し、前記ローラ対が前記包装体の後端部を挟持したとき
    に前記ローラ対を停止し、該停止後前記包装体に前記開
    口部を形成し、該開口部を形成後前記ローラ対を前記所
    定方向とは逆方向に回転駆動して、前記包装材料のみを
    前記ローラ対により挟持して搬送するよう、前記ローラ
    対および前記切断手段を制御する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする開封装置。
  2. 【請求項2】 被包装物をシート状の包装材料により
    被覆し、該被包装物の周囲に空間部を形成した状態で、
    該空間部の周囲の少なくとも一部を貼着して貼着部を形
    成することにより前記被包装物を密封包装してなる包装
    体の開封装置であって、 前記包装体を挟持して所定の搬送経路に沿って搬送する
    よう回転駆動するローラ対と、 該ローラ対のニップ圧を変動させるニップ圧変動手段
    と、 前記ローラ対に対して、該ローラ対を所定方向に回転駆
    動したときの前記包装体の搬送方向下流側に配設され、
    前記包装体の先端部における前記貼着部近傍の空間部を
    切断して開口部を形成する切断手段と、 前記ローラ対のニップ圧を第1のニップ圧に設定し、前
    記ローラ対を前記所定方向に回転駆動して前記包装体を
    前記所定の搬送経路に沿って搬送し、前記ローラ対が前
    記包装体の後端部を挟持したときに前記ローラ対を停止
    し、該停止後前記包装体に前記開口部を形成し、該開口
    部を形成後前記ニップ圧を前記第1のニップ圧よりも高
    い第2のニップ圧に設定して前記ローラ対を前記所定方
    向とは逆方向に回転駆動して、前記包装材料のみを前記
    ローラ対により挟持して搬送するよう、前記ローラ対、
    前記ニップ圧変動手段および前記切断手段を制御する制
    御手段とを備えたことを特徴とする開封装置。
  3. 【請求項3】 前記ローラ対を前記所定方向に回転駆
    動し、該ローラ対により前記包装体を挟持して前記所定
    の搬送経路に沿って搬送したときに、前記ローラ対が前
    記包装材料を介して前記被包装物に当接し、該被包装物
    が該空間部内においてしごかれて該空間部の後端部に移
    動したことを検出する移動検出手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記ローラ対のニップ圧を第1のニッ
    プ圧に設定して前記包装体を搬送する前に、前記ローラ
    対のニップ圧を前記第1のニップ圧よりも高い第3のニ
    ップ圧に設定して前記包装体を挟持して搬送し、前記移
    動検出手段により前記被包装物が前記空間部の後端部に
    移動したことが検出されたときに、前記ローラ対のニッ
    プ圧を前記第1のニップ圧に設定して前記包装体を搬送
    するよう、前記ローラ対、前記ニップ圧変動手段および
    前記移動検出手段を制御する手段であることを特徴とす
    る請求項2記載の開封装置。
  4. 【請求項4】 前記ローラ対に対して、該ローラ対を
    前記所定方向に回転駆動したときの前記包装体の搬送方
    向上流側において、前記所定の搬送経路上に進出および
    退避可能に配設されたしごき部材をさらに備え、 前記制御手段は、前記ローラ対を前記第3のニップ圧に
    設定して前記包装体を搬送する前に、前記しごき部材を
    前記所定の搬送経路上に進出させ、前記移動検出手段に
    より前記被包装物が前記空間部の後端部に移動したこと
    が検出されたときに、前記しごき部材を前記所定の搬送
    経路から退避させるよう該しごき部材の駆動を制御する
    手段であることを特徴とする請求項3記載の開封装置。
  5. 【請求項5】 前記ローラ対に対して、該ローラ対を
    前記所定方向に回転駆動したときの前記包装体の搬送方
    向上流側に配設され、前記包装体の先端部を検出する先
    端検出手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記先端検出手段により前記包装体の
    先端部が検出された後に、前記ローラ対の前記所定方向
    への回転駆動を開始するよう該ローラ対の駆動を制御す
    る手段であることを特徴とする請求項2から4のいずれ
    か1項記載の開封装置。
  6. 【請求項6】 前記ローラ対に対して、該ローラ対を
    前記所定方向に回転駆動したときの前記包装体の搬送方
    向下流側に配設され、前記包装材料と分離された前記被
    包装物を整列させて収容する被包装物収容部をさらに備
    えたことを特徴とする請求項2から5のいずれか1項記
    載の開封装置。
  7. 【請求項7】 前記ローラ対に対して、該ローラ対を
    前記所定方向に回転駆動したときの前記包装体の搬送方
    向上流側に配設され、前記包装材料を収容する包装材料
    収容部をさらに備えたことを特徴とする請求項2から6
    のいずれか1項記載の開封装置。
  8. 【請求項8】 前記切断手段は、前記包装体の前記貼
    着部近傍の空間部を部分的に切断して開口部を形成する
    手段であることを特徴とする請求項2から7のいずれか
    1項記載の開封装置。
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