JP2001260991A - 飛行体の揚力発生装置 - Google Patents

飛行体の揚力発生装置

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JP2001260991A
JP2001260991A JP2000077962A JP2000077962A JP2001260991A JP 2001260991 A JP2001260991 A JP 2001260991A JP 2000077962 A JP2000077962 A JP 2000077962A JP 2000077962 A JP2000077962 A JP 2000077962A JP 2001260991 A JP2001260991 A JP 2001260991A
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健次 石原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成による回転翼によって大きな揚力
が得らる回転翼を備え、飛行体を空中で飛行させること
が可能な飛行体の揚力発生装置に関する。 【解決手段】 垂直軸線yから水平軸線z方向へ延在さ
せた複数の各回転翼片1A,1Bで回転翼1を構成し、
回転翼1を回転駆動手段によって垂直軸線yの周りで公
転Reさせると共に、各回転翼片1A,1Bを水平軸線
zの周りで自転させて揚力を発生する装置であって、回
転翼片1A,1Bは先端側を次第に拡径させた円錐台状
で外周テーパ面に沿った突条部3を備え、各回転翼片1
A,1Bは回転駆動手段によって反時計方向へ回転(自
転Ro2)させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂直軸線の周りを
回転(公転)する回転翼を水平軸線の周りで自転させる
ことによって揚力を与え、この回転翼を装着した飛行体
を空中で飛行させることが可能な飛行体の揚力発生装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の揚力発生装置の提案としては、
例えば特開昭53−124896号公報における「遠心
力推進機」や、特開平6−329095号公報における
「ヘリコプターのローター」などがあり、これらの提案
による揚力発生手段では前者の場合は物理的な重量差
を、後者の場合はマグヌス効果をそれぞれ利用して飛行
体に揚力を与えている。
【0003】既提案による後者の揚力発生手段では、図
1で示すように、水平軸線x上に配置した一対の回転翼
片1A,1Bで構成した回転翼1を垂直軸線yの周りで
回転(公転Re)させると共に、回転翼1を直交状に横
切る水平軸線z方向に流体の流れ2を発生させると共
に、回転翼片1A,1Bを水平軸線xの周りで回転(自
転Ro1)させ、回転翼1の上下に流速の相違による圧
力差を生じさせることにより、流体の流れ2と回転翼1
の双方に垂直上方へ作用する揚力を与えている。
【0004】この揚力発生手段では、円錐台状又は階段
状に先端側を拡径した一対の回転翼片1A,1Bを回転
翼1に用い、この回転翼1を回転(公転Re)させなが
ら回転翼片1A,1Bを自転Ro1させているが、自転
Ro1する方向は時計方向へ即ち上面側が流体の流れ2
に沿った順方向で下面側が流体の流れ2に逆らった逆方
向になるように行われ、また安定した乱流を発生させる
ための手段として、回転翼1の外周面には凹み(図示を
省略)を設けて凹凸上に形成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本件出願人は、既提案
による後者の揚力発生手段に付いて確認テストを行うこ
とにしたが、回転翼1の外周を階段状にしたり乱流発生
用の凹みを設ける加工は困難なので省略し、外周を平滑
面にした円錐台状の回転翼1を用いて確認テストを行っ
た結果によると、十分な揚力を得ることが出来ず、また
凹みの代わりに外周テーパー面に沿って突条部3を設け
た場合でも、同様に十分な揚力が得られなかった。
【0006】この確認テストにおいて、図2で示すよう
に、外周を平滑面にした円錐台状でテーパー面に沿って
突条部3を設けた回転翼片1A,1Bで構成した回転翼
1に対して、自転する方向を既提案の場合とは逆に、反
時計方向へ即ち上面側が流体の流れ2に逆らった逆方向
で下面側が流体の流れ2に沿った順方向に自転Ro2し
たところ、既提案の時計方向へ自転Ro1する場合に比
べて格段に大きな揚力を得ることが出来た。
【0007】そこで本発明では、上記確認テスト中に発
見した現象に基づく揚力発生装置を具現化することを目
的とし、特にマグヌス効果を利用した既提案による揚力
発生手段より大きな揚力を得ることが可能であると共
に、回転翼を階段状にすることや全表面に凹凸を形成す
るなどの製作が困難でコストのかかる複雑な加工を必要
としない飛行体の揚力発生装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による飛行体の揚
力発生装置では、垂直軸線から水平軸線方向へ延在させ
た複数の各回転翼片で回転翼を構成し、この回転翼を回
転駆動手段によって垂直軸線の周りで回転(公転)させ
ると共に、各回転翼片を水平軸線の周りで回転(自転)
させて揚力を発生する装置であって、前記回転翼片は先
端側を次第に拡径させた円錐台状で外周テーパ面に沿っ
た突条部を備え、各回転翼片は前記回転駆動手段によっ
て反時計方向へ回転(自転)させる。
【0009】これにより、突条部が流体の流れに逆らっ
て自転する回転翼の上面側では、見掛け上で回転翼の外
径が大きくなった状態になり、上面側における最大相対
速度は突条部のない場合より大きくなり、突条部の後方
側には乱流を伴う流層の変化が発生、突条部が流体の流
れに沿って自転する回転翼の下面側では、突条部の後方
側には突条部のない場合とほぼ同様に乱流のない層流が
発生すると共に、下面側における流体の流れと突条部と
の相対速度は静止状態の零である。
【0010】従って、回転翼の上面側と下面側との間に
は流速の差による大きな圧力差が生じ、流体の流れと回
転翼の双方には垂直上方へ作用する揚力が与えられるこ
とになるので、この揚力発生装置を飛行体に装着させて
揚力を適宜に制御させると、飛行体を空中で飛行させる
ことが可能である。
【0011】前記回転翼は、例えば3つの各回転翼片を
120度間隔で配置したり、4つの各回転翼片を90度
間隔で配置するなど、複数を等間隔で配置する形態を採
ることができるが、安価な構成として水平軸線上へ直線
状に配置した一対の各回転翼片で構成される。
【0012】前記各回転翼片は、軽量化して揚力を高め
るためには中空にすることが望ましく、また外周面は既
提案のように多数の凹みを設けたり、均一な粗面にして
揚力の増強をはかることも可能であるが、製作が容易で
安価にする最も簡素化した形態としては、平滑面に形成
することである。
【0013】前記突条部は、回転翼の上面側と下面側と
の間に流速の差による圧力差を発生させる手段であるか
ら、最も単純な構成として各回転翼片の外周1個所にそ
れぞれ設けたもので良いが、必要に応じて近接して複数
条を設ける形態もあり、また突条部の断面形状も円弧状
や3角状その他の形状を採り得る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による飛行体の揚
力発生装置を添付図面を参照して詳しく説明するが、揚
力発生の原理を理論的に検討すると、図3(a)で示す
ように、仮に回転翼1を構成する回転翼片の断面形状が
突条部3のない真円形状で公転Reのみ(自転Ro2さ
せない)を行った状態における回転翼1の表面流速はv
=2rsinθで得られる。
【0015】なお、図中のA点は流体の流れ2が回転翼
1の表面へ直角に当って流速v=0となる前方よどみ点
を、B点は後方よどみ点を、C点及びD点はA点又はB
点から角度θ=90°で流速v=Maxとなる点を示
し、式中のrは回転翼1の半径を示す。
【0016】次に、図3(b)で示すように、流体の流
れ2の速さv1で公転Reする回転翼1の回転翼片に反
時計方向へ速度v2の自転Ro2力を与え、この速さv
1と速度v2とを等しくして回転翼1から見た相対速度
をv3との関係をv1=v2=v3とすると、C点にお
ける流体の流れ2との相対速度はv3+v2=2v2
で、D点における流体の流れ2との相対速度はv3−v
2=0から、C点とD点との相対速度差は2v−0=2
v2で最大の値が得られる。
【0017】図3の回転翼1に自転Ro2を与えない場
合における周辺に実在する流体の流れ2に付いて、図3
(c)では流線図を示し、実存する流体の流れ2への圧
力分布を図4で示すが、A点即ち前方よどみ点の周辺は
流体の流れ2によって正圧力を受ける正圧力領域4とな
り、B点即ち後方よどみ点とC点及びD点の周辺は流体
の流れ2によって負圧力を受ける負圧力領域5となる。
【0018】この圧力分布をグラフで示したのが図5で
あって、負圧力領域5における負圧力は正圧力領域4に
おける正圧力に比べて2〜2.5倍程度大きいものの、
この負圧力は上下対象のために特に揚力は発生しない。
【0019】次に、図6では円錐台形状の回転翼1の代
えて一般にジューコフスキー翼6と云われる流線型状の
回転翼を用いた場合における圧力分布図を示すが、この
場合は流体の流れ2はジューコフスキー翼6の上面側と
下面側では流速が相違し、クッター・ジューコフスキー
の定理に基づいて、ジューコフスキー翼6の上面側に発
生する正圧力領域7の正圧力と、下面側に発生する負圧
力領域8の負圧力との間には圧力差を生ずる。
【0020】即ち、流体の流れ2を受けたジューコフス
キー翼6は図7で示すように、下面側に位置する正圧力
領域7の一部に相対速度が零に近い領域が生じ、そのた
めに流体の流れ2とジューコフスキー翼6の双方に垂直
上方に作用する揚力が得られことになるので、本発明で
はこの流線型状をしたジューコフスキー翼6の場合と同
様の作用を円錐台状の回転翼1に与えるものである。
【0021】図8は、図3における回転翼1外周のテー
パー面に沿って突条部3を設けた場合における流体の流
れ2を示すものであって、図8(a)は反時計方向へ自
転Ro2する回転翼1の突条部3が上面側に位置した状
態を、図8(b)は下面側に位置した状態をそれぞれ示
す。
【0022】図8(a)の状態では、流体の流れ2に逆
らって自転Ro2する回転翼1の突条部3によって、回
転翼1の上面側では見掛け上で外径が大きくなった状態
になり、図3のC点における最大相対速度2v2が突条
部3のない場合より大きくなり、突条部3の後方側には
乱流を伴う流層の変化が発生する。
【0023】図8(b)の状態では、回転翼1の突条部
3が流体の流れ2に沿って自転Ro2するので、回転翼
1の下面側では突条部3による乱流の発生はほとんどな
く、突条部3の後方側には突条部3のない図3の場合と
同様の層流が発生すると共に、D点における流体の流れ
2と突条部3との相対速度は突条部3のない図3の場合
と同様に静止状態の零である。
【0024】従って、図8で示すように、円錐台状で外
周テーパ面に沿って突条部3を設けた回転翼1を用い、
この回転翼1を水平軸線xの周りで反時計方向に自転R
o2させると共に、垂直軸線yの周りで公転Reさせる
と、図6及び図7で示すジューコフスキー翼6に対する
クッター・ジューコフスキーの定理の場合と同様に、回
転翼1に揚力を与えられることが理論的にも可能である
ことが分かった。
【0025】因みに、先に述べた実験機の基本構成を図
9で示すが、最大外径を約330mmにした一対の回転
翼片1A,1Bを用い、この回転翼片1A,1Bの全長
を約1200mmとし、公転Reの回転軸となる軸線y
から半径L1の位置にある回転翼1の公転円周長2πL
1と、垂直軸線xの周りを自転Ro2する回転翼1の半
径L1の位置における自転円周長πL2とを、一定の比
率(今回の実験機では2πL1=πL2)にしている。
【0026】また、回転翼1には自転Ro2及び公転R
eを行う回転駆動手段(詳細は後述する。)を取付け、
全体の自重を約73Kgとして重量計上に載置させた状
態にし、任意の回転数による自転Ro2及び公転Reを
行いながら重量変動の推移を計測した結果が図10の試
験データであり、当初の計測値約73Kgが27Kgま
で減少したことを確認し、それ以上は安全上の理由から
計測を中止したが、少なくとも46Kgの揚力が発生し
たことになる。
【0027】図11及び図12は、回転翼1と自転用及
び公転用の回転駆動手段を含む揚力発生装置の要部を示
すが、水平軸線x上に配置された左右一対の回転翼片1
A,1Bの基部側は支持部材9,9を介して従動傘歯車
10,10に連結されると共に、支持部材9,9及び連
結軸11を介して回転部材12に連結される。
【0028】また、従動傘歯車10と自転用モータ13
との間及び、回転部材12と公転用モータ14との間
は、それぞれ動力伝達機構を介して連結され、自転用モ
ータ13及び公転用モータ14など回転駆動手段の要部
は回転駆動ユニット30内に収容している。
【0029】自転側の動力伝達機構は、各従動傘歯車1
0が直交状に配置した主動傘歯車15に噛合されてお
り、主動傘歯車15が固着される回転筒16は中間を軸
受部材17で回転可能に支持されると共に、基部側は従
動プーリ18に連結され、従動プーリ18はVベルト1
9を介して主動プーリ20に連結され、主動プーリ20
は軸受部材21で回転可能に支持された回転軸22に固
着され、回転軸22はカップリング23を介して自転用
モータ13の出力軸に連結されている。
【0030】公転側の動力伝達機構は、中間を回転部材
12に固着された連結軸11の両端が、各従動傘歯車1
0を遊嵌状に挿通して支持部材9,9に枢着され、先端
が連結軸11と直角状に回転部材12と固着された回転
軸24は、主動傘歯車15内に設けた軸受部材25を介
して回転可能に支持されると共に、回転筒16及び従動
プーリ18内へ遊嵌状に挿通され、カップリング26を
介して公転用モータ14の出力軸に連結されている。
【0031】回転翼1は、外周を平滑面にして先端側を
次第に拡径させた中空の円周台形状であって、縮径した
基端側の延長線が垂直軸線y上で収斂する傾斜角度で外
周テーパ面が形成されていると共に、外周の一個所には
回転翼1と同一部材又は別部材によって円弧状の突条部
3を外周テーパ面に沿って設けている。
【0032】また回転翼1の内部には、連結軸11先端
側の延長線上に延在させて内端が回転翼1の基部を固着
した支持部材9で支持される支持軸27を装着すると共
に、先端に開口を塞ぐ閉塞部材28を設けて支持軸27
の外端を固着させ、支持部材9と閉塞部材28の間には
支持軸27の外周を取り囲む態様で連結筒29が設けら
れている。
【0033】公転用モータ14を回転させると、回転軸
24を介して回転部材12及び連結軸11が連動回転
し、回転翼1はもちろん回転筒16を除いた上部側の各
回転機構部分の全体が垂直軸線yの周りで回転(公転)
し、揚力の発生に必要な流体の流れを造るが、回転翼1
の公転する方向は時計方向又は反時計方向のいずれでも
良い。
【0034】自転用モータ13を回転させると、主動及
び従動プーリ20,18を介して回転筒16が連動回転
し、主動傘歯車15とこれに噛合した従動傘歯車10,
10とが回転することによって回転翼片1A,1Bが垂
直軸線xの周りで回転(自転)するが、自転する方向は
先に述べた理由から反時計方向に設定する。
【0035】以上に説明した揚力発生装置は、所望の飛
行体の揚力発生装置として機体の上部に装着して使用す
るものであり、例えば図13で示すように、ヘリコプタ
ーの如き飛行機体31の天井部に対して、プロペラの代
わりに一対の回転翼片1A,1Bからなる回転翼1と回
転駆動ユニット30を前後に2組装着し、飛行機体31
内にはエンジンその他の飛行に必要な制御装置32を設
け、この制御装置32を機長や乗務員又は自動で所望に
操作して回転翼1,1の回転駆動ユニット30を制御す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるマグナス効果を利用した揚力発
生手段の原理的説明図であり、(a)は回転翼の回転方
向を中心とした斜視図を、(b)は回転翼に対する流体
の流れを中心とした側面図を示す。
【図2】本発明による揚力発生手段の原理的説明図であ
り、(a)は回転翼の回転方向を中心とした斜視図を、
(b)は回転翼に対する流体の流れを中心とした側面図
を示す。
【図3】本発明による揚力発生手段の理論解明用説明図
であり、本発明が主要な構成要件とする突条部のない回
転翼に対する流体の流れを中心とした側面図を示す。
【図4】図3における流体の流れを流線図で示す。
【図5】図3における流体の流れを圧力分布図で示す。
【図6】従来公知のクッター・ジューコフスキーの定理
に基づく、流線型状のジューコフスキー翼における流体
の流れを流線図で示す。
【図7】図6における流体の流れで生ずる揚力の説明図
を示す。
【図8】本発明による揚力発生手段の理論解明用説明図
であり、本発明が主要な構成要件とする突条部を設けた
回転翼に対する流体の流れを中心とした側面図を示す。
【図9】本発明による揚力発生手段の有効性確認テスト
に用いた回転翼の構成を正面図で示す。
【図10】図9の回転翼を用いて行った有効性確認テス
トで得られた揚力特性図を示す。
【図11】本発明による揚力発生装置の実施形態を示す
正面図である。
【図12】図11における揚力発生装置の要部拡大断面
図である。
【図13】本発明による揚力発生装置を飛行体に装着し
た実施例図である。
【符号の説明】
x,y,z 軸線 Re 公転 Ro1 自転(時計方向) Ro2 自転(反時計方向) 1 回転翼 6 ジューコフスキー翼 1A,1B 回転翼片 2 流体の流れ 3 突条部 4,7 正圧力領域 5,8 負圧力領域 9 支持部材 10 従動傘歯車 11 連結軸 12 回転部材 13 自転用モータ 14 公転用モータ 15 主動傘歯車 16 回転筒 17,21,25 軸受部材 18 従動プーリ 19 Vベルト 20 主動プーリ 22,24 回転軸 23,26 カップリング 27 支持軸 28 閉塞部材 29 連結筒 30 回転駆動ユニット 31 飛行機体 32 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直軸線から水平軸線方向へ延在させた
    複数の各回転翼片で回転翼を構成し、この回転翼を回転
    駆動手段によって垂直軸線の周りで回転(公転)させる
    と共に、各回転翼片を水平軸線の周りで回転(自転)さ
    せて揚力を発生する装置であって、前記回転翼片は先端
    側を次第に拡径させた円錐台状で外周テーパ面に沿った
    突条部を備え、各回転翼片は前記回転駆動手段によって
    反時計方向へ回転(自転)させることを特徴とした飛行
    体の揚力発生装置。
  2. 【請求項2】 前記回転翼は、水平軸線上へ直線状に配
    置した一対の各回転翼片で構成される請求項1に記載し
    た飛行体の揚力発生装置。
  3. 【請求項3】 前記各回転翼片は、中空で外周を平滑面
    に形成した請求項1又は2に記載した飛行体の揚力発生
    装置。
  4. 【請求項4】 前記突条部は、各回転翼片の外周1個所
    にそれぞれ設けた請求項1〜3のいずれかに記載した飛
    行体の揚力発生装置。
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