JP2001259773A - 金属バルブの加工方法 - Google Patents

金属バルブの加工方法

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JP2001259773A JP2000069144A JP2000069144A JP2001259773A JP 2001259773 A JP2001259773 A JP 2001259773A JP 2000069144 A JP2000069144 A JP 2000069144A JP 2000069144 A JP2000069144 A JP 2000069144A JP 2001259773 A JP2001259773 A JP 2001259773A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の金属バルブを、低コストにてかつ容
易にしかも短時間にて加工する。 【解決手段】 バルブ成型型13へ素材Sを挿通させ
て、バルブ窪み成型ポンチ12によって押し上げ、素材
Sの上端部を上端部保持ストッパ14に当接させて保持
させる。誘導加熱用コイル19によって素材Sの中間部
Cから下方側である加工部分S1を、その中間部C側か
ら加熱する。バルブ窪み成型ポンチ12をさらに上昇さ
せることにより、加熱された素材Sの加工部分S1を、
その中間部C側から膨出させて、バルブ成型空間部A内
に充満させてバルブ部2を成型する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、エンジ
ンの排気弁あるいは吸気弁を構成する金属バルブの加工
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、エンジンの排気弁あるい
は吸気弁には、ロッドの先端に弁体となる傘部が設けら
れた金属バルブが用いられている。この金属バルブは、
吸気弁用、排気弁用あるいは特殊中空弁など用途に応じ
て各種のものがあるが、一般的には、図6に示すよう
に、ロッド1の他端側に傘状に成型されたバルブ部2を
有しており、ロッド部1には、その端部近傍にコッター
溝3が形成されている。
【0003】ここで、この金属バルブの加工方法の従来
例をアップセット法を例にとって図7を参照して説明す
る。 (1)耐衝撃材からなる棒状の素材を、図7(a)に示
すように、上端部と中間部とに直接通電して上端側を加
熱させることにより軟化させつつ下方側から押し上げ
て、上端側を膨出させるアップセット工程を行う。 (2)次いで、図7(b)に示すように、上下のプレス
型によって鍛造成型することにより、膨出させた他端側
に傘状のバルブ部2を成型する。 (3)その後、焼鈍を行うことによって軟化させて、ロ
ッド部1の曲がりを直し、さらに、各種の機械加工を施
す。
【0004】ここで、この機械加工としては、ロッド部
1の軸径、真直度を確保するためのセンタレス軸研削、
ロッド部1の端部近傍における外周面のバルブスプリン
グ保持用のコッター溝3を形成するためのコッター溝研
削、ロッド部1の軸長の確保及び軸に対する軸端面の直
角度及び平面度を確保するための軸端研削及びロッド部
1に対するバルブ部2のフェース面の角度を確保するた
めのフェース面研削がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記の金
属バルブの加工方法にあっては、成型後に、様々な機械
加工を施す必要があり、この機械加工によってコストが
嵩んでしまうという問題があった。また、このような機
械加工を施すために、鍛造によって加工硬化した金属バ
ルブを軟化させる焼鈍工程を要するため、加工に多大な
時間及び手間を要するという問題もあった。
【0006】なお、従来の製造方法としては、他に、図
8に示すように、上型によって下型へ素材を押し込ん
で、軸押出を行うことにより、一端側を棒状とし、その
後、鍛造によってバルブ部2を成型する方法もあるが、
この場合も、その後の焼鈍工程、曲がり直し工程及び機
械加工工程は省けず、コストアップ、加工時間の長期化
を招いていた。しかも、上記の方法では、いずれも鍛造
によるバルブ部2の成型時に、据え込み後にロッド部1
への押出過程となるため、図7(a)もしくは図8の中
間成形体のロッド部1とのつなぎの形状が最後まで残っ
て、ロッド部1側のバルブ部2と成型型の成型面との間
に隙間が形成されてしまうような不良を生じることがあ
り、しかも、バルブ部2の周縁部にバリが発生してしま
い、バリ取り加工を行わなければならなかった。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、極めて低コストにて加工することができ、さらに
は、加工の容易化及び加工時間の短縮化を図ることが可
能な金属バルブの加工方法を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の金属バルブの加工方法は、一端側が
棒状のロッド部とされ、他端側が傘状のバルブ部とされ
た金属バルブを、棒状の素材の中間部から他端側を傘状
に成型することにより加工する金属バルブの加工方法で
あって、前記素材の中間部よりも他端側からなる加工部
分を、その中間部側から端部へ向かって次第に加熱しな
がら軸方向へ押圧して膨出させることにより、加工部分
の周囲を覆うように設けられた成型型によって形成され
たバルブ成型空間部内に充満させて前記バルブ部を成型
することを特徴としている。
【0009】このように、傘状のバルブ部となる素材の
加工部分を、その中間部側から端部へ向かって次第に加
熱しながら軸方向へ押圧して膨出させて、成型型のバル
ブ成型空間部へ充満させることにより、素材を、その中
間部側からバルブ成型空間部を形成する成型面に沿って
次第に膨出させることができる。これにより、特に、端
部側から膨出させて成型させる従来の加工方法のよう
に、ロッド部側のバルブ部と成型型の成型面との間に隙
間が形成されるような不具合をなくすことができ、高精
度に金属バルブを成型することができる。しかも、加熱
しながら軸方向へ押圧させて膨出させるので、従来のよ
うに鍛造により加工を施す場合と比較して、素材に加わ
る押圧力を低減させることができ、これにより、ロッド
部の真直度の確保、軸長の調整、ロッド部に対するバル
ブ部のフェース面の確保等のための曲がり直し工程及び
機械加工工程を不要とすることができ、これらにかかる
手間及び時間を省略することができ、加工コストを大幅
に低減させることができる。そして、ロッド部の真直度
の確保、軸長の調整、ロッド部に対するバルブ部のフェ
ース面の確保等のための曲がり直し工程及び機械加工工
程を行うために、前もって行うことができなかったロッ
ド部の端面の平滑仕上げやバルブスプリングを保持する
コッター溝の形成を予め行うことができ、これにより、
成型後における機械加工を全くなくすこともできる。
【0010】したがって、従来、鍛造により加工硬化し
た素材を機械加工を行うために軟化させるために必要で
あった焼鈍工程も不要とすることができ、さらなる作業
の簡略化を図り、コスト低減を図ることができる。ま
た、バルブ成型空間部内に隙間なく膨出させて充満させ
ることができるので、素材を完成時の体積と同一体積と
なるように切断しておくことにより、バルブ部の外周縁
に形成されるバリの発生をなくすことができ、バリ取り
加工を不要とすることができる。
【0011】請求項2記載の金属バルブの加工方法は、
請求項1記載の金属バルブの加工方法において、前記棒
状の素材の一端の端面を、予め精密せん断加工を施すこ
とにより平滑化しておくことを特徴としている。
【0012】つまり、棒状の素材の一端の端面、つま
り、ロッド部の端面を予め平滑にしておくことにより、
成型後に端面を機械加工して平滑にするような手間を不
要とすることができる。
【0013】請求項3記載の金属バルブの加工方法は、
請求項1または請求項2記載の金属バルブの加工方法に
おいて、前記素材の一端近傍における周面に、バルブス
プリングを保持するコッター溝を予め形成しておくこと
を特徴としている。
【0014】このように、バルブスプリングを保持する
コッター溝を予め形成しておくことにより、成型後にコ
ッター溝を機械加工して形成するような手間を不要とす
ることができる。
【0015】請求項4記載の金属バルブの加工方法は、
請求項1〜3のいずれか1項記載の金属バルブの加工方
法において、前記バルブ成型空間部を形成する成型型
に、前記棒状の素材の中間部から他端側を加熱する誘導
加熱用コイルを設け、該誘導加熱用コイルによって前記
素材の中間部から他端側を加熱させながらその他端をバ
ルブ成型空間部へ向かって押圧することを特徴としてい
る。
【0016】すなわち、誘導加熱によって棒状の素材の
中間部から他端側を加熱して軟化させて、バルブ成型空
間部への押圧力によって容易にかつ確実に素材の加工部
分をバルブ成型空間部内へ膨出させて充満させ、バルブ
部を高精度に成型することができる。
【0017】請求項5記載の金属バルブの加工方法は、
請求項1〜3のいずれか1項記載の金属バルブの加工方
法において、前記バルブ成型空間部を形成する成型型
に、このバルブ成型空間部に配設された素材に通電する
ことにより発熱させ加熱させながらその他端をバルブ成
型空間部へ向かって押圧することを特徴としている。
【0018】つまり、棒状の素材の中間部から他端側に
通電することにより発熱させて軟化させ、バルブ成型空
間部への押圧力によって容易にかつ確実に素材の加工部
分をバルブ成型空間部内へ膨出させて充満させ、バルブ
部を高精度に成型することができる。
【0019】請求項6記載の金属バルブの加工方法は、
請求項1〜5のいずれか1項記載の金属バルブの加工方
法において、前記バルブ成型空間部へ挿入される前記素
材の中間部から他端部側の加工部分に、その中間部から
他端へ向かって順にレーザを照射して加熱させることを
特徴としている。
【0020】このように、バルブ成型空間部へ挿入され
る素材の加工部分を、その中間部から他端へ向かって順
にレーザを照射させて加熱させることにより、バルブ成
型空間部にて、レーザによって加熱された加工部分を中
間部側から膨出させて充満させ、バルブ部を高精度に成
型することができる。
【0021】請求項7記載の金属バルブの加工方法は、
請求項1〜6のいずれか1項記載の金属バルブの加工方
法において、素材の一端を上方へ向けて前記バルブ成型
空間部内を貫通するように配設した状態にて、前記素材
を他端から押し上げることにより、前記一端を、前記成
型型の上方に設けられたストッパに当接させ、さらに押
し上げることにより、加熱されて軟化された中間部から
下方側を中間部側から膨出させることを特徴としてい
る。
【0022】すなわち、素材を下方側から押し上げるこ
とにより、上方に向けられた素材の一端をストッパに当
接させ、この状態にてさらに素材を押し上げて、素材の
中間部から下方側の加熱されて軟化される加工部分を、
バルブ成型空間部内にて膨出させてバルブ部を高精度に
て成型することができる。つまり、素材を下方側から押
し上げるので、上方から押し下げる場合と比較して、素
材を吊り下げるための特別なチャックを不要とすること
ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の金属バルブの加工
方法の実施の形態例を図面を参照して説明する。図1に
おいて、符号11は、金属バルブを加工する加工装置で
ある。この加工装置11は、下方側に設けられたバルブ
窪み成型ポンチ12と、このバルブ窪み成型ポンチ12
の上方側に設けられたバルブ成型型(成型型)13と、
このバルブ成型型の上方側に設けられた上端部保持スト
ッパ(ストッパ)14とを有している。バルブ窪み成型
ポンチ12は、上下方向へ移動可能とされており、その
中心には、上端面が凸状に湾曲された曲面からなる成型
面15aとされたポンチ部15が上方へ向かって突設さ
れている。このポンチ部15の外周側には、押圧凸部1
6が形成されている。
【0024】バルブ成型型13は、上型部17と、この
上型部17の下方側にて上型部17に対して近接離間可
能に設けられたバルブ押さえ部18とを有しており、こ
れら上型部17とバルブ押さえ部18との間が、バルブ
成型空間部Aとされている。この上型部17には、その
中心に、金属バルブの素材Sが挿通される挿通孔17a
が形成されている。また、上型部17は、その下面側が
成型面17bとされており、この成型面17bによって
バルブ部2の上面側が成型されるようになっている。
【0025】バルブ押さえ部18には、その中心に、ポ
ンチ挿通孔18aが形成されており、このポンチ挿通孔
18aには、バルブ窪み成型ポンチ12のポンチ部15
が挿通されるようになっている。そして、このバルブ窪
み成型ポンチ12のポンチ部15がバルブ押さえ部18
のポンチ挿通孔18aに挿通されると、ポンチ部15の
成型面15aがバルブ押さえ部18の上面18aから露
出されるようになっている。また、バルブ成型型13に
は、その上型部17及びバルブ押さえ部18に、それぞ
れ周方向へわたって配設された誘導加熱用コイル19が
設けられている。
【0026】上端部保持ストッパ14には、素材Sの上
端部が嵌合される保持穴14aが形成されており、この
保持穴14aに、素材Sの上端部が嵌合されることによ
り、素材Sの上端部が保持されるようになっている。
【0027】ここで、上記加工装置11を用いて金属バ
ルブを加工する場合、素材Sとしては、軸径が設計寸法
であるものを用い、さらに次のようにして切断してお
く。図2(a)に示すように、素材Sの所定の位置に、
素材Sを回転させながらロール成型ビット21によって
コッター溝3を成型し、その後、図2(b)に示すよう
に、素材Sを所定位置まで前方へ移動させ、素材Sを回
転させながらカッター22によって素材Sを切断する。
このようにすると、素材Sが所定の長さ寸法に高精度に
切断され、また、コッター溝3が端面から所定の位置に
形成される。ここで、この素材Sの所定の長さ寸法とし
ては、加工後の金属バルブの体積と同一となる体積とな
るような長さ寸法である。
【0028】なお、カッター22による切断時に、カッ
ター22を切断方向とは反対方向へ僅かに動かしてから
切断することにより、切断面におけるだれ等が確実にな
くされ、平滑な面とされる。そして、このように、素材
Sを所定長さに切断し、また、端面から所定位置にコッ
ター溝3を形成したら、加工装置11によって成型加工
を施す。
【0029】次に、上記構造の加工装置11によって金
属バルブを加工する場合について説明する。まず、図3
(a)に示すように、素材Sのコッター溝3が形成され
た上端部側を、バルブ成型型13のバルブ押さえ部18
のポンチ挿通穴18a及び上型部17の挿通孔17aへ
順に挿通させ、下端部を、バルブ窪み成型ポンチ12の
ポンチ部15の成型面15a上に配設する。
【0030】次いで、バルブ窪み成型ポンチ12を上昇
させて、図3(b)に示すように、素材Sの上端部を、
上端部保持ストッパ14の保持穴14aに嵌合させる。
この状態において、誘導加熱用コイル19へ電力を供給
して発熱させる。このようにすると、バルブ成型型13
のバルブ成型空間部A内が加熱され、これにより、素材
Sは、バルブ成型型13による成型加工によってバルブ
部2とされる成型箇所の上端である中間部Cからその下
方側が加熱される。この中間部Cから下方側とは、金属
バルブのロッド部1よりも下方側、つまり、成型によっ
てバルブ部2とされる加工部分S1であり、この加工部
分S1における中間部C側が加熱される。
【0031】その後、さらに、バルブ窪み成型ポンチ1
2が上昇されると、このバルブ窪み成型ポンチ12のポ
ンチ部15によって素材Sが上方へ押圧される。これに
より、図3(c)に示すように、この素材Sは、誘導加
熱用コイル19の熱によって加熱された中間部C側から
加工部分S1が膨出し、さらに加工部分S1の下端側が
誘導加熱用コイル19による加熱範囲に押し込まれて加
熱されて軟化される。
【0032】これにより、この素材Sの加工部分S1
は、バルブ成型型13の上型部17の成型面17aに沿
って中間部C側より徐々に変形される。さらに、バルブ
窪み成型ポンチ12が上昇すると、素材Sの加工部分S
1の変形がさらに進行し、図3(d)に示すように、バ
ルブ窪み成型ポンチ12のポンチ部15がポンチ挿通孔
18aへ挿入されて、このポンチ部15の成型面15a
が、バルブ押さえ部18の上面から突出された状態とな
る。
【0033】この状態で、バルブ窪み成型ポンチ12が
さらに上昇すると、図3(e)に示すように、バルブ窪
み成型ポンチ12の押圧凸部16によってバルブ押さえ
部18が上方へ押圧され、素材Sの加工部分S1は、バ
ルブ窪み成型ポンチ12のポンチ部15の成型面15a
とバルブ押さえ部18の上面18aとによって上方へ押
圧されて外周方向へさらに膨出するように変形される。
これにより、素材Sの加工部分S1は、バルブ成型空間
部A内に充満するように変形し、金属バルブのバルブ部
2が成型される。
【0034】このように、上記の金属バルブの加工方法
によれば、傘状のバルブ部2となる素材Sの加工部分S
1を、その中間部C側から端部へ向かって次第に加熱し
ながら軸方向へ押圧して膨出させて、バルブ成型型13
のバルブ成型空間部Aへ充満させることにより、素材S
を、その中間部C側からバルブ成型空間部Aを形成する
成型面15aに沿って次第に膨出させることができる。
これにより、特に、端部側から膨出させて成型させる従
来の加工方法のように、ロッド部1側におけるバルブ部
2と成型型の成型面との間に隙間が形成されような不具
合をなくすことができ、高精度に金属バルブを成型する
ことができる。
【0035】しかも、加熱しながら軸方向へ押圧させて
膨出させるので、従来のように鍛造により加工を施す場
合と比較して、素材Sに加わる押圧力を低減させること
ができ、これにより、ロッド部1の真直度の確保、軸長
の調整、ロッド部1に対するバルブ部2のフェース面の
確保等のための曲がり直し工程及び機械加工工程を不要
とすることができ、これらにかかる手間及び時間を省略
することができ、加工コストを大幅に低減させることが
できる。そして、ロッド部1の真直度の確保、軸長の調
整、ロッド部1に対するバルブ部2のフェース面の確保
等のための曲がり直し工程及び機械加工工程を行うため
に、前もって行うことができなかったロッド部1の端面
の平滑仕上げやバルブスプリングを保持するコッター溝
3の形成を予め行うことができ、これにより、成型後に
おける機械加工を全くなくすことができる。
【0036】したがって、従来、鍛造により加工硬化し
た素材を機械加工を行うために軟化させるために必要で
あった焼鈍工程も不要とすることができ、さらなる作業
の簡略化を図り、コスト低減を図ることができる。ま
た、バルブ成型空間部A内に隙間なく膨出させて充満さ
せることができるので、素材Sを完成時の体積と同一体
積となるように切断しておくことにより、バルブ部2の
外周縁に形成されるバリの発生をなくすことができ、バ
リ取り加工を不要とすることができる。
【0037】また、誘導加熱用コイル19によって棒状
の素材Sの中間部Cから他端側を加熱して軟化させて、
バルブ成型空間部Aへの押圧力によって容易にかつ確実
に素材Sの加工部分S1をバルブ成型空間部A内へ膨出
させて充満させ、バルブ部2を高精度に成型することが
できる。
【0038】さらには、素材Sを下方側から押し上げる
ことにより、上方に向けられた素材Sの一端を上端部保
持ストッパ14に当接させ、この状態にてさらに素材S
を押し上げて、素材Sの中間部Cから下方側の加熱され
て軟化される加工部分S1を、バルブ成型空間部A内に
て膨出させてバルブ部2を高精度にて成型することがで
きる。つまり、素材Sを下方側から押し上げるので、上
方から押し下げる場合と比較して、素材Sを吊り下げる
ための特別なチャックを不要とすることができる。
【0039】図4に示すものは、レーザによって加熱し
て素材Sを軟化させるものである。図に示すように、こ
の加工装置11には、バルブ成型型13の下方側にレー
ザ加熱装置23が設けられている。このレーザ加熱装置
23は、素材Sをレーザを照射して加熱するものであ
る。この加熱装置11によって金属バルブを成型するに
は、上記と同様に、図4(a)に示すように、素材Sの
コッター溝3が形成された上端部側を、バルブ成型型1
3のバルブ押さえ部18のポンチ挿通孔18a及び上型
部17の挿通孔17aへ順に挿通させ、下端部を、バル
ブ窪み成型ポンチ12のポンチ部15の成型面15a上
に配設し、次いで、バルブ窪み成型ポンチ12を上昇さ
せる。
【0040】このとき、レーザ加熱装置23によるレー
ザの加熱箇所に素材Sの中間部Cである加工部分S1の
上端が達すると、このレーザ加熱装置23からレーザが
照射される。そして、この素材Sがさらに上昇される
と、その上昇に伴ってレーザ加熱装置23によるレーザ
の照射が下方へ移動される。さらに素材Sが上昇され
て、図4(b)に示すように、素材Sの上端部が、上端
部保持ストッパ14の保持穴14aに嵌合されると、素
材Sは、バルブ成型型13によって加工部分S1におけ
る上方側が加熱される。
【0041】その後は、前述と同様に、バルブ窪み成型
ポンチ12が上昇され、このバルブ窪み成型ポンチ12
のポンチ部15によって素材Sが上方へ押圧され、図4
(c)に示すように、この素材Sが、レーザ装置23及
び誘導加熱用コイル19によって加熱された中間部Cか
ら加工部分S1が膨出され、さらに、バルブ窪み成型ポ
ンチ12が上昇され、素材Sの加工部分S1の変形がさ
らに進行し、図4(d)バルブ窪み成型ポンチ12のポ
ンチ部15がポンチ挿通孔18aへ挿入されて、このポ
ンチ部15の成型面15aが、バルブ押さえ部18の上
面から突出された状態となり、この状態で、バルブ窪み
成型ポンチ12がさらに上昇し、バルブ窪み成型ポンチ
12の押圧凸部16によってバルブ押さえ部18が上方
へ押圧され、図4(e)に示すように、素材Sの加工部
分S1が、バルブ窪み成型ポンチ12のポンチ部15の
成型面15aとバルブ押さえ部18の上面18aとによ
って上方へ押圧されて外周方向へさらに膨出するように
変形される。
【0042】これにより、素材Sの加工部分S1は、バ
ルブ成型空間部A内に充満するように変形され、金属バ
ルブのバルブ部2が成型される。このように、この金属
バルブの加工方法によれば、バルブ成型空間部Aへ挿入
される素材Sの加工部分S1を、その中間部Cから他端
へ向かって順にレーザを照射させて加熱させることによ
り、バルブ成型空間部Aにて、レーザによって加熱され
た加工部分S1を中間部C側から膨出させて充満させ、
バルブ部2を高精度に成型することができる。
【0043】なお、上記の例では、誘導加熱用コイル1
9を備えた加工装置11にレーザ加熱装置23を設けた
が、このレーザ加熱装置23だけを設けて、レーザによ
る加熱だけでバルブ部2を加工するような構成としても
良い。
【0044】また、図5に示すものは、誘導加熱用コイ
ル19やレーザ加熱装置23に代えて、通電による直接
加熱手段を備えたものである。図5に示すように、バル
ブ成型型13には、上型部17とバルブ押さえ部18と
に接続された電源24から電力が供給されるようになっ
ている。なお、この加工装置11では、バルブ押さえ部
18のポンチ挿通孔18aが小径とされ、挿通される素
材Sと電気的に接触するようになっている。そして、こ
の加工装置11にあっては、バルブ成型型13のバルブ
押さえ部18のポンチ挿通孔18a及び上型部17の挿
通孔17aへ素材Sを挿通させた状態にて電源24から
電力を供給すると、この電力によって素材Sの電流が通
過している部分が直接発熱するようになっている。
【0045】そして、上記加工装置11では、図5
(a)に示すように、素材Sのコッター溝3が形成され
た上端部側を、バルブ成型型13のバルブ押さえ部18
のポンチ挿通穴18a及び上型部17の挿通孔17aへ
順に挿通させ、下端部を、バルブ窪み成型ポンチ12の
ポンチ部15の成型面15a上に配設し、バルブ窪み成
型ポンチ12を上昇させて、素材Sの上端部を、上端部
保持ストッパ14の保持穴14aに嵌合させた状態に
て、電源24から電力を供給すると、素材Sの加工部分
S1における中間部C側に通電されて直接発熱し、この
加工部分S1が軟化される。
【0046】その後、さらに、バルブ窪み成型ポンチ1
2が上昇されると、前述と同様に、バルブ窪み成型ポン
チ12のポンチ部15によって素材Sが上方へ押圧さ
れ、図5(b)に示すように、素材Sが、加熱された中
間部C側から加工部分S1が膨出され、さらに加工部分
S1の下端側が通電されて加熱されて軟化される。
【0047】これにより、この素材Sの加工部分S1
は、バルブ成型型13の上型部17の成型面17aに沿
って中心側より徐々に変形し、さらに、バルブ窪み成型
ポンチ12が上昇すると、素材Sの加工部分S1の変形
がさらに進行し、図5(c)に示すように、バルブ窪み
成型ポンチ12のポンチ部15がポンチ挿通孔18aへ
挿入されて、このポンチ部15の成型面15aが、バル
ブ押さえ部18の上面から突出された状態となり、この
状態で、バルブ窪み成型ポンチ12がさらに上昇する
と、図5(d)に示すように、バルブ窪み成型ポンチ1
2によってバルブ押さえ部18が上方へ押圧され、素材
Sの加工部分S1が、バルブ窪み成型ポンチ12のポン
チ部15の成型面15aとバルブ押さえ部18の上面1
8aとによって上方へ押圧されて外周方向へさらに膨出
するように変形し、素材Sの加工部分S1が、バルブ成
型空間部A内に充満するように変形し、金属バルブのバ
ルブ部2が成型される。
【0048】このように、この加工方法にあっても、傘
状のバルブ部2となる素材Sの加工部分S1を、その中
間部C側から端部へ向かって次第に加熱しながら軸方向
へ押圧して膨出させ、バルブ成型型13のバルブ成型空
間部Aへ充満させることにより、素材Sを、その中間部
C側からバルブ成型空間部Aを形成する成型面15aに
沿って次第に膨出させることができる。これにより、特
に、端部側から膨出させて成型させる従来の加工方法に
おいて、ロッド部1側におけるバルブ部2と成型型の成
型面との間に形成される隙間をなくすことができ、高精
度に金属バルブを成型することができ、しかも、加熱し
ながら軸方向へ押圧させて膨出させるので、従来のよう
に鍛造による加工を施す場合と比較して、素材Sに加わ
る押圧力を低減させることができ、これにより、ロッド
部1の真直度の確保、軸長の調整、ロッド部1に対する
バルブ部2のフェース面の確保等のための曲がり直し工
程及び機械加工工程を不要とすることができ、これらに
かかる手間及び時間を省略することができ、加工コスト
を大幅に低減させることができる。そして、ロッド部1
の真直度の確保、軸長の調整、ロッド部1に対するバル
ブ部2のフェース面の確保等のための曲がり直し工程及
び機械加工工程を行うために、前もって行うことができ
なかったロッド部1の端面の平滑仕上げやバルブスプリ
ングを保持するコッター溝3の形成を予め行うことがで
き、これにより、成型後における機械加工を全くなくす
ことができる。
【0049】また、従来、鍛造により加工硬化した素材
を機械加工を行うために軟化させるために必要であった
焼鈍工程も不要とすることができ、さらなる作業の簡略
化を図り、コスト低減を図ることができる。また、バル
ブ成型空間部A内に隙間なく膨出させて充満させること
ができるので、素材Sを完成時の体積と同一体積となる
ように切断しておくことにより、バルブ部2の外周縁に
形成されるバリの発生をなくすことができ、バリ取り加
工を不要とすることができる。
【0050】そして、この加工方法の場合、棒状の素材
Sの中間部Cから他端側に通電することにより発熱させ
て軟化させ、バルブ成型空間部Aへの押圧力によって容
易にかつ確実に素材の加工部分S1をバルブ成型空間部
A内へ膨出させて充満させ、バルブ部2を高精度に成型
することができる。なお、この加工方法の場合にも、通
電によって素材Sを加熱するとともに、レーザ加熱装置
23によって素材Sを加熱する構成としても良く、この
ようにすると、さらなに良好に成型加工を行うことが可
能となる。
【0051】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の金属バ
ルブの加工方法によれば、下記の効果を得ることができ
る。請求項1記載の金属バルブの加工方法によれば、傘
状のバルブ部となる素材の加工部分を、その中間部側か
ら端部へ向かって次第に加熱しながら軸方向へ押圧して
膨出させて、成型型のバルブ成型空間部へ充満させるこ
とにより、素材を、その中間部側からバルブ成型空間部
を形成する成型面に沿って次第に膨出させることができ
る。これにより、特に、端部側から膨出させて成型させ
る従来の加工方法のように、ロッド部側のバルブ部と成
型型の成型面との間に隙間が形成されるような不具合を
なくすことができ、高精度に金属バルブを成型すること
ができる。しかも、加熱しながら軸方向へ押圧させて膨
出させるので、従来のように鍛造により加工を施す場合
と比較して、素材に加わる押圧力を低減させることがで
き、これにより、ロッド部の真直度の確保、軸長の調
整、ロッド部に対するバルブ部のフェース面の確保等の
ための曲がり直し工程及び機械加工工程を不要とするこ
とができ、これらにかかる手間及び時間を省略すること
ができ、加工コストを大幅に低減させることができる。
そして、ロッド部の真直度の確保、軸長の調整、ロッド
部に対するバルブ部のフェース面の確保等のための曲が
り直し工程及び機械加工工程を行うために、前もって行
うことができなかったロッド部の端面の平滑仕上げやバ
ルブスプリングを保持するコッター溝の形成を予め行う
ことができ、これにより、成型後における機械加工を全
くなくすこともできる。
【0052】したがって、従来、鍛造により加工硬化し
た素材を機械加工を行うために軟化させるために必要で
あった焼鈍工程も不要とすることができ、さらなる作業
の簡略化を図り、コスト低減を図ることができる。ま
た、バルブ成型空間部内に隙間なく膨出させて充満させ
ることができるので、素材を完成時の体積と同一体積と
なるように切断しておくことにより、バルブ部の外周縁
に形成されるバリの発生をなくすことができ、バリ取り
加工を不要とすることができる。
【0053】請求項2記載の金属バルブの加工方法によ
れば、棒状の素材の一端の端面、つまり、ロッド部の端
面を予め平滑にしておくことにより、成型後に端面を機
械加工して平滑にするような手間を不要とすることがで
きる。
【0054】請求項3記載の金属バルブの加工方法によ
れば、バルブスプリングを保持するコッター溝を予め形
成しておくことにより、成型後にコッター溝を機械加工
して形成するような手間を不要とすることができる。
【0055】請求項4記載の金属バルブの加工方法によ
れば、誘導加熱用コイルによって棒状の素材の中間部か
ら他端側を加熱して軟化させて、バルブ成型空間部への
押圧力によって容易にかつ確実に素材の加工部分をバル
ブ成型空間部内へ膨出させて充満させてバルブ部を高精
度に成型することができる。
【0056】請求項5記載の金属バルブの加工方法によ
れば、棒状の素材の中間部から他端側に通電することに
より発熱させて軟化させ、バルブ成型空間部への押圧力
によって容易にかつ確実に素材の加工部分をバルブ成型
空間部内へ膨出させて充満させ、バルブ部を高精度に成
型することができる。
【0057】請求項6記載の金属バルブの加工方法によ
れば、バルブ成型空間部へ挿入される素材の加工部分
を、その中間部から他端へ向かって順にレーザを照射さ
せて加熱させることにより、バルブ成型空間部にて、レ
ーザによって加熱された加工部分を中間部側から膨出さ
せて充満させ、バルブ部を高精度に成型することができ
る。
【0058】請求項7記載の金属バルブの加工方法によ
れば、素材を下方側から押し上げることにより、上方に
向けられた素材の一端をストッパに当接させ、この状態
にてさらに素材を押し上げて、素材の中間部から下方側
の加熱されて軟化される加工部分を、バルブ成型空間部
内にて膨出させてバルブ部を高精度にて成型することが
できる。つまり、素材を下方側から押し上げるので、上
方から押し下げる場合と比較して、素材を吊り下げるた
めの特別なチャックを不要とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の金属バルブの加工方法
を説明する加工装置の概略断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態の金属バルブの加工方法
を説明する説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態の金属バルブの加工方法
を説明するそれぞれ加工装置の概略断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態の金属バルブの他の加工
方法を説明するそれぞれ加工装置の概略断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態の金属バルブの他の加工
方法を説明するそれぞれ加工装置の概略断面図である。
【図6】 金属バルブの形状及び構造を説明する金属バ
ルブの側面図である。
【図7】 金属バルブの加工方法の従来例を説明する概
略工程図である。
【図8】 金属バルブの加工方法の他の従来例を説明す
る概略工程図である。
【符号の説明】
1 ロッド部 2 バルブ部 3 コッター溝 13 バルブ成型型(成型型) 14 上端部保持ストッパ(ストッパ) 19 誘導加熱用コイル A バルブ成型空間部 C 中間部 S 素材 S1 加工部分

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側が棒状のロッド部とされ、他端側
    が傘状のバルブ部とされた金属バルブを、棒状の素材の
    中間部から他端側を傘状に成型することにより加工する
    金属バルブの加工方法であって、 前記素材の中間部よりも他端側からなる加工部分を、そ
    の中間部側から端部へ向かって次第に加熱しながら軸方
    向へ押圧して膨出させることにより、加工部分の周囲を
    覆うように設けられた成型型によって形成されたバルブ
    成型空間部内に充満させて前記バルブ部を成型すること
    を特徴とする金属バルブの加工方法。
  2. 【請求項2】 前記棒状の素材の一端の端面を、予め精
    密せん断加工を施すことにより平滑化しておくことを特
    徴とする請求項1記載の金属バルブの加工方法。
  3. 【請求項3】 前記素材の一端近傍における周面に、バ
    ルブスプリングを保持するコッター溝を予め形成してお
    くことを特徴とする請求項1または請求項2記載の金属
    バルブの加工方法。
  4. 【請求項4】 前記バルブ成型空間部を形成する成型型
    に、前記棒状の素材の中間部から他端側を加熱する誘導
    加熱用コイルを設け、該誘導加熱用コイルによって前記
    素材の中間部から他端側を加熱させながらその他端をバ
    ルブ成型空間部へ向かって押圧することを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項記載の金属バルブの加工方
    法。
  5. 【請求項5】 前記バルブ成型空間部を形成する成型型
    に、このバルブ成型空間部に配設された素材に通電する
    ことにより発熱させ加熱させながらその他端をバルブ成
    型空間部へ向かって押圧することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1項記載の金属バルブの加工方法。
  6. 【請求項6】 前記バルブ成型空間部へ挿入される前記
    素材の中間部から他端部側の加工部分に、その中間部か
    ら他端へ向かって順にレーザを照射して加熱させること
    を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の金属バ
    ルブの加工方法。
  7. 【請求項7】 素材の一端を上方へ向けて前記バルブ成
    型空間部内を貫通するように配設した状態にて、前記素
    材を他端から押し上げることにより、前記一端を、前記
    成型型の上方に設けられたストッパに当接させ、さらに
    押し上げることにより、加熱されて軟化された中間部か
    ら下方側を中間部側から膨出させることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか1項記載の金属バルブの加工方
    法。
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