JP2001259642A - 凝集沈殿装置 - Google Patents

凝集沈殿装置

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JP2001259642A
JP2001259642A JP2000073660A JP2000073660A JP2001259642A JP 2001259642 A JP2001259642 A JP 2001259642A JP 2000073660 A JP2000073660 A JP 2000073660A JP 2000073660 A JP2000073660 A JP 2000073660A JP 2001259642 A JP2001259642 A JP 2001259642A
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tank
sewage
electrode
sedimentation
coagulation
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Masaki Moriizumi
雅貴 森泉
Takuya Noro
拓哉 野呂
Akihiro Fukumoto
明広 福本
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 汚水中のリン等の所定の成分を、安全に凝集
させる。 【解決手段】 (A)に示す処理工程では、中間流量調
整槽4内の汚水は、流量を調整されつつ電解槽5に導入
される。電解槽5は、汚水内の所定の成分と反応させる
ための金属イオンを、電極の電気分解により発生させる
ための槽である。電解槽5内の汚水は、凝集槽6に導入
される。凝集槽6は、主に、電解槽5で発生した金属イ
オンを汚水内の所定の成分と反応させ、フロックを形成
させる槽である。凝集槽6内の汚水は、凝集槽6で生じ
たフロックとともに、凝集沈殿槽7に導入される。凝集
沈殿槽7は、凝集槽6で生じたフロックを沈降させるた
めの槽である。(B)に示す処理工程は、(A)に示す
電解槽5および凝集槽6の代わりに凝集槽15を設け、
該凝集槽15内で、金属イオンを発生させ、かつ、金属
イオンと汚水中の所定の成分とを反応させるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汚水中のリン等の
所定の成分を凝集して沈降させるための凝集沈殿装置に
関し、特に、導入された汚水に金属イオンを供給しフロ
ックを形成させる第一の槽と、当該第一の槽から汚水を
導入され、当該第一の槽で形成されたフロックを沈降さ
せる第二の槽とを含む凝集沈殿装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の凝集沈殿装置には、処理水中のリ
ン成分等を、水に難溶性の金属塩にして凝集し沈降させ
るために、凝集槽と凝集沈殿槽を備えるものがあった。
【0003】図15に、従来の凝集沈殿装置を含む汚水
処理装置における処理の流れを説明するためのブロック
図を示す。
【0004】図15を参照して、中間流量調整槽90
1,凝集槽902,凝集沈殿槽903,消毒槽904の
順に、汚水が循環される。そして、各槽で処理された汚
水は、消毒槽904から放流される。
【0005】凝集槽902には、汚水の所定の成分を凝
集させるための凝集剤が投入される。この凝集剤として
は、たとえば、汚水に鉄イオンやアルミニウムイオンを
供給するための、鉄化合物やアルミニウム化合物等の薬
剤を挙げることができる。このような薬剤が投入される
ことにより、主に、汚水から、リン成分を、凝集して除
去することができる。また、このような薬剤が投入され
ることにより、BOD値、SS値、COD値を低下させ
ることができる。BODとは、微生物により分解可能な
有機物量を酸素量に置換えて表すものである。SSと
は、水に溶解せず浮遊している粒子などの量を表すもの
である。CODとは、海域などで水の汚れ度合を示す指
標であり、酸化剤で酸化可能な有機物を表すものであ
る。
【0006】凝集槽902において凝集剤と混合された
後、汚水は、凝集槽902において生じたフロックと共
に、凝集沈殿槽903に導入される。凝集槽902から
導入されたフロックは、凝集沈殿槽903で沈降し、凝
集沈殿槽903の上澄みは、消毒槽904に導入され、
適宜、消毒された後、放流される。
【0007】なお、凝集槽902に導入される汚水の流
量は、中間流量調整槽901によって、凝集剤の投入量
に応じて調整される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
凝集沈殿装置では、凝集剤として投入される薬剤が酸性
溶液であるため、凝集のための作業が危険であるという
問題があった。
【0009】また、上記の薬剤が酸性であるため、凝集
槽902内のpHを調整するためのpH調整液(水酸化
ナトリウム溶液等)を投入しなければならなかった。こ
のpH調整液も、アルカリ性であるため、凝集のための
作業が危険であるという問題があった。
【0010】本発明は、かかる実情に鑑み考え出された
ものであり、その目的は、汚水中のリン等の所定の成分
を、安全に凝集できる凝集沈殿装置を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に従った凝集沈殿
装置は、窒素除去処理後の汚水を金属イオンと反応さ
せ、該反応で生じた沈殿物を凝集させるための第一の槽
と、前記第一の槽から汚水を導入され、前記第一の槽に
おける凝集物を沈降させるための第二の槽とを含む凝集
沈殿装置であって、前記第一の槽の上流側に接続され、
電極を備え、前記電極を電気分解することにより前記第
一の槽に金属イオンを供給する電解槽をさらに含むこと
を特徴とする。
【0012】本発明によると、第一の槽に、従来の凝集
剤として使用された危険な薬剤を投入することなく、電
極の電解により、金属イオンが供給される。
【0013】したがって、凝集沈殿装置において、安全
に、汚水中の所定の成分を凝集させることができる。
【0014】また、本発明に従った凝集沈殿装置は、前
記電解槽は、汚水が、少なくとも3分滞留するように、
構成されることが好ましい。
【0015】これにより、電解槽を、よりコンパクトに
構成できる。本発明に従った凝集沈殿装置は、窒素除去
処理後の汚水を金属イオンと反応させ、該反応で生じた
沈殿物を凝集させるための第一の槽と、前記第一の槽か
ら汚水を導入され、前記第一の槽における凝集物を沈降
させるための第二の槽とを含む凝集沈殿装置であって、
前記第一の槽は、電極を備え、前記電極を電気分解する
ことにより当該第一の槽に金属イオンを供給させること
を特徴とする。
【0016】本発明によると、第一の槽に、従来の凝集
剤として使用された危険な薬剤を投入することなく、電
極の電解により、金属イオンが供給される。
【0017】したがって、凝集沈殿装置において、安全
に、汚水中の所定の成分を凝集させることができる。
【0018】また、本発明に従った凝集沈殿装置は、前
記電極は、所定の電源から電力を供給されることによっ
て電気分解され、前記電極と前記所定の電源を接続させ
る配線と、前記電極を支持する電極支持部材をさらに含
み、前記電極支持部材は、前記配線の少なくとも一部を
内蔵することが好ましい。
【0019】これにより、配線を、よりコンパクトに、
かつ、水に浸され難いように、配置できる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1(A)および図1(B)は、
本発明の凝集沈殿装置を含む合併浄化槽における、処理
の流れを示すフローチャートである。
【0021】まず、図1(A)を参照して、生活雑排水
は、まず、沈殿分離槽1に導入される。沈殿分離槽1で
は、主に、汚水の嫌気分解が行なわれる。
【0022】沈殿分離槽1内の汚水は、回転板接触槽2
に導入される。回転板接触槽2では、主に、汚水の好気
分解が行なわれる。なお、回転板接触槽2では、好気性
細菌の増殖に用いられる好気漏床が、回転されている。
【0023】回転板接触槽2内の汚水は、沈殿槽3に導
入される。沈殿槽3は、汚水に含まれる汚泥を、液体と
分離するために、設けられている。なお、沈殿槽3にお
いて、沈殿した汚泥は、周知の手段により、沈殿分離槽
1に搬送される。
【0024】沈殿槽3内の汚水は、中間流量調整槽4に
導入される。中間流量調整槽4は、後述する電解槽5に
導入される汚水の流量を調整するために設けられてい
る。
【0025】中間流量調整槽4内の汚水は、電解槽5に
導入される。電解槽5は、汚水内の所定の成分と反応さ
せるための金属イオンを、電極の電気分解により発生さ
せるための槽である。なお、電解槽5の詳細な構造につ
いては、後述する。
【0026】電解槽5内の汚水は、凝集槽6に導入され
る。凝集槽6は、主に、電解槽5で発生した金属イオン
を、汚水内の所定の成分と反応させ、フロックを形成さ
せるために設けられている。つまり、凝集槽6内で、金
属イオンと汚水内の所定の成分とが、反応する。例とし
て、電解反応で鉄イオンが溶出した場合に、凝集の際に
想定される主なイオン反応式を、以下に示す。
【0027】 PO4 3- +Fe3+→FePO4 ↓ …(1) また、凝集槽6では、金属イオンの存在下で、水に溶解
せず浮遊している粒子(俗にいう「SS」)のフロック
も、形成される。凝集槽6では、フロック形成のため、
適宜、攪拌されることが好ましい。
【0028】凝集槽6内の汚水は、上記の反応の結果生
じたフロックとともに、凝集沈殿槽7に導入される。凝
集沈殿槽7は、凝集槽6で生じたフロックを沈降させる
ために設けられている。
【0029】凝集沈殿槽7内の汚水は、消毒槽8に導入
される。消毒槽8には、塩素系等の薬品が備えられてい
る。消毒槽8は、該薬品により、汚水を消毒するため
に、設けられている。そして、消毒槽8内の汚水は、河
川等に、放流される。なお、汚水には、リンは、リン酸
や有機リンとして存在するが、消毒槽8から放流される
汚水は、トータルのリン濃度が1mg/Lとされてい
る。
【0030】図1(B)に示す処理は、図1(A)に示
す電解槽5および凝集槽6の代わりに凝集槽15を設
け、該凝集槽15内で、金属イオンを発生させ、かつ、
金属イオンと汚水中の所定の成分とを反応させ、フロッ
クを形成させるものである。
【0031】なお、図1(A)および図1(B)におい
て、沈殿分離槽1、回転板接触槽2および沈殿槽3を破
線Rで囲んでいる。破線Rで囲んだ範囲内で行なわれる
処理は、図2に示すように変更されてもよい。
【0032】図2を参照して、沈殿分離槽1内の汚水
は、接触バッキ槽20に導入される。接触バッキ槽20
では、主に、好気性細菌により、汚水の好気分解が行な
われる。なお、接触バッキ槽20では、回転板接触槽2
(図1参照)とは異なり、好気漏床が回転することはな
い。
【0033】接触バッキ槽20内の汚水は、沈殿槽3に
導入される。なお、接触バッキ槽20において、好気漏
床に付着しバッキにより剥離した汚泥や生物膜は、周知
の手段により、沈殿分離槽1および沈殿槽3に搬送され
る。
【0034】以下に、本発明の凝集沈殿装置の実施の形
態を、詳細に説明する。なお、図1(A)に示したフロ
ーチャートに従う処理を行なうための装置として第一の
実施の形態を、図1(B)に示したフローチャートに従
う処理を行なうための装置として第二の実施の形態を示
す。
【0035】[第一の実施の形態]本実施の形態の凝集
沈殿装置は、少なくとも、図1(A)に示す電解槽5,
凝集槽6および凝集沈殿槽7を含むものである。
【0036】図3は、本実施の形態の凝集沈殿装置を含
む合併浄化槽の、一部分の外観を示す図である。所定の
水槽から、配管11を介して、中間流量調整槽4に汚水
が導入される。また、中間流量調整槽4から、配管12
を介して、電解槽5に汚水が導入される。さらに、電解
槽5から、配管13を介して、凝集槽6に汚水が導入さ
れる。また、図示は省略したが、凝集槽6からは、所定
の配管を介して、凝集沈殿槽7に汚水が導入される。凝
集沈殿装置において、各槽における汚水の滞留時間は、
たとえば、各槽の容量を調整することにより、調整され
る。
【0037】図4は、図3の電解槽5の分解斜視図であ
る。電解槽5は、主に、筐体50と、電極固定板53
と、複数の電極対51と、蓋52から構成される。
【0038】筐体50は、筐体支持体500によって、
支持される。また、筐体50には、その側面に、汚水流
入孔50aおよび汚水流出孔50bが形成されている。
筐体50では、汚水流入孔50aから汚水が流入し、汚
水流出孔50bから汚水が流出する。
【0039】筐体50の内部には、散気管54が配設さ
れている。散気管54は、筐体50の外部にある所定の
ポンプから空気を導入される。また、散気管54には、
適宜、小孔が形成されている。これにより、散気管54
は、筐体50内部に、気泡を放出することができる。
【0040】電極固定板53および電極対51は、筐体
50内に収納される。電極対51は、それぞれ、支持体
510を含み、該支持体510には、それぞれ、板状の
2枚の電極511,512が取付けられている。電極固
定板53には、電極511,512を差し込むための孔
531〜536が形成されている。筐体50内では、該
孔531〜536に電極511,512が差し込まれる
ことにより、各電極対51の支持体510は、電極固定
板53の上面と当接している。各電極対51は、電解槽
5の外部の電源と電極511,512とを接続されるた
めのコネクタ519cを備えている。
【0041】電極対51および電極固定板53を収納し
た筐体50の上面に、蓋52が被せられる。
【0042】電極511,512のいずれかは、鉄また
はアルミニウム等の金属によって構成される。そして、
電解槽5は、各電極対51における電極511,512
のいずれかの電気分解(適宜、電解と略す)反応によ
り、汚水中に、鉄イオンやアルミニウムイオン等の金属
イオンを供給できる。電極対51が筐体50に収納され
た際、電極511,512の表面の付着物は、散気管5
4の小孔から放出される気泡によって、除去される。
【0043】ここで、電極対51の構造について、図5
および図6を参照しつつ、詳細に説明する。図5は、電
極対51の斜視図である。また、図6は、電極対51を
一部破断した場合の斜視図である。
【0044】電極対51は、電極511,512の2枚
の金属板を含む。該金属板は、たとえば、鉄やアルミニ
ウムからなる。また、電極対51は、支持体510を含
む。支持体510の上部には、取っ手510aが取付け
られている。支持体510の左側面には、カバー513
が取付けられている。詳しくは、カバー513には6個
のネジ孔が形成され、それぞれのネジ孔を所定のネジで
ネジ止されることにより、カバー513が支持体510
の左側面に取付けられる。カバー513には、ナット5
11a,511bにより、電極511が取付けられる。
なお、上記したネジ孔には、ネジ孔513a,513b
(図7参照),513c,513d,513eが含まれ
る。また、上記した所定のネジには、図7に示すネジ5
17a,517b,517c,517dが含まれる。
【0045】支持体510の上部後方には、ガイド51
9dが取付けられ、ガイド519dから支持体510の
上方に向けて、配線519が突出している。ガイド51
9dは、円筒状であり、配線519は、ガイド519d
の内部に通されている。配線519の一端には、コネク
タ519cが接続されている。
【0046】配線519の、ガイド519dより先(下
方)にある部分から他端までは、支持体510とカバー
513が組合されたものに内蔵される。なお、配線51
9は複数の配線(後述する配線519aを含む)を内包
している。そして、配線519の他端は、内包された複
数の配線のそれぞれに、後述する端子518(図7参
照)等の端子が取付けられた状態となっている。
【0047】ここで、図7および図8に、電極対51
の、部分的な、一部破断された、分解斜視図を示す。な
お、図8では、便宜上、配線519、コネクタ519
c、配線519aおよび端子518を省略している。
【0048】図7および図8をさらに参照して、カバー
513と支持体510との間には、鉄やステンレス等か
らなる電極固定用治具515,516が備えられてい
る。電極固定用治具515,516は、導伝体であっ
て、腐食しにくい材料で構成されることが好ましい。
【0049】電極固定用治具515は、突起部515
a,515bを形成された板体である。突起部515
a,515bは、カバー513に形成された孔を貫通で
きるように構成されている。電極511は、ナット51
1a,511bにより、突起部515a,515bと電
気的に接続されるように、取付けられる。
【0050】支持体510の中央よりやや後方であっ
て、電極固定用治具515と電極固定用治具516との
間には、端子518が備えられている。端子518は、
配線519aの末端を構成している。配線519aは、
配線519に内包される複数の配線の中の一つである。
【0051】端子518は、電極固定用治具515がカ
バー513に取付けられ、かつ、カバー513が支持体
510に取付けられたときに、突起部515aと接触す
る位置に配置されている。これにより、電極511は、
突起部515aを介して、端子518と、電気的に接続
される。
【0052】なお、電極固定用治具516にも、突起部
515a,515bと同様の突起部が形成されている。
該突起部は、支持体510の左側面上に突出している。
また、支持体510の中央よりやや前方であって、電極
固定用治具515と電極固定用治具516との間には、
端子518とは別の端子が備えられている。ここで言う
別の端子は、配線519に内包される複数の配線の中
の、配線519aとは別の配線の末端を構成している。
そして、この別の端子は、電極固定用治具516に形成
された突起部に電気的に接続され、該突起部は、電極5
12に接続される。これにより、該別の端子と電極51
2が、電気的に接続される。
【0053】図示は省略したが、電極固定用治具515
と電極固定用治具516との間であって、該端子と端子
518の間には、絶縁体が備えられている。これによ
り、支持体510とカバー513が組合されたものの内
部で、電極511と電極512が短絡することを、確実
に回避できる。
【0054】電極固定用治具515は、ネジ514a〜
514cにより、カバー513にネジ止される。また、
電極固定用治具516は、ネジ514d〜514fによ
り、支持体510にネジ止される。
【0055】支持体510とカバー513の間であっ
て、カバー513がネジ止される場所よりも外側には、
パッキン510bが設けられている。また、支持体51
0と電極固定用治具516の間であって、電極固定用治
具516がネジ止される場所よりも外側には、パッキン
510cが設けられている。さらに、カバー513と電
極固定用治具515の間であって、電極固定用治具51
5がネジ止される場所よりも外側には、パッキン510
cと同様のパッキンが設けられている。
【0056】これにより、支持体510とカバー513
とが組合された場合、支持体510とカバー513は、
内部に水が入らないように、端子518および上記の別
の端子を内蔵できる。
【0057】電極対51を備えた電解槽5では、上記し
たような金属イオンを供給することができる。電解槽5
において供給された金属イオンは、汚水と共に、凝集槽
6に送られる。
【0058】電解槽5で発生した金属イオンは、凝集槽
6で、汚水と反応する。凝集槽6では、金属イオンと汚
水が反応して、リンの金属塩等のフロックが形成され
る。このフロックは、汚水とともに凝集沈殿槽7に送ら
れ、該凝集沈殿槽7で沈降する。
【0059】以上説明した本実施の形態では、凝集槽6
により、窒素除去処理後の汚水を金属イオンと反応さ
せ、該反応で生じた沈殿物を凝集させるための第一の槽
が構成されている。また、凝集沈殿槽7により、第一の
槽から汚水を導入され、該第一の槽における凝集物を沈
降させるための第二の槽が構成されている。さらに、電
解槽5により、電極を電気分解することにより第一の槽
に金属イオンを供給する電解槽が構成されている。
【0060】以上説明した本実施の形態では、汚水と反
応させる金属イオンが、電極の電解反応によって、供給
される。これにより、凝集剤を汚水に添加することによ
り、金属イオンが供給される場合と比較して、安全に、
金属イオンを供給できるという利点がある。凝集剤、お
よび、凝集のために添加されるpH調整剤は、酸または
アルカリの薬剤であるため、危険であるからである。
【0061】また、汚水に凝集剤を添加する場合と比較
して、汚水のpHを調整する必要がないため、より容易
に、金属イオンと汚水を反応させることができる、とい
う利点もある。
【0062】さらに、汚水に凝集剤を添加する場合と比
較して、凝集剤をストックしておくスペースが不要であ
る、という利点もある。
【0063】また、電極対51における電解反応は、溶
出する鉄イオンまたはアルミニウムイオンの濃度が、処
理水中のリンのモル濃度の1〜4倍となるように、行な
われる。なお、上記の電解反応は、鉄イオンまたはアル
ミニウムイオンの濃度が、好ましくは、処理水中のリン
のモル濃度の2.5〜3.5倍程度、さらに好ましく
は、3.0倍程度になるように、制御される。このため
に、電解反応において、電極における電流密度は、0.
1mA/cm2 以上になるように制御され、多くの場
合、0.3mA/cm2 程度となるように制御される。
【0064】このように、電極における電流密度が制御
されることにより、電極表面の酸化物皮膜や有機性付着
物の生成を防止でき、かつ、これらを除去できると考え
られる。アノード側の電極で生成されると考えられる水
酸化鉄や有機性付着物を、カソード側で発生する水素ガ
スや散気管54によるバッキによって除去できると考え
られるからである。したがって、上記の電解反応におけ
る電流密度が低すぎる場合は、カソード側で発生する水
素ガス量が低く、十分に、アノード側の付着物を除去で
きないと考えられる。なお、電解ユニットにおける、散
気管54のバッキ量は、15L/min程度とされる。
【0065】たとえば、本発明の凝集沈殿装置を含む合
併浄化槽に一日に流入される生活排水の量を10トンと
した場合、電極511,512に流される電流は12.
3A程度に制御される。これにより、電極対51におけ
る電解反応によって、鉄イオンまたはアルミニウムイオ
ンの濃度が、処理水中のリンのモル濃度の3.0倍程度
になると考えられる。各電極における電流密度は、各電
極の浸水面積を変化させることにより、制御できる。ま
た、各電極対51において、電極511と電極512の
間隔は25mm程度にされ、電極間の電圧は常にモニタ
される。また、各電極の極性は、所定時間(たとえば2
4時間)ごとに反転させることが好ましい。
【0066】凝集槽6における汚水の滞留時間は、通
常、20分以上とされる。また、凝集沈殿槽7における
汚水の滞留時間は、通常、3時間以上とされる。
【0067】そして、電解槽5の滞留時間は、本実施の
形態では、3分以上とされるのが好ましい。この滞留時
間についての条件は、電解槽滞留時間決定のための実験
の結果に基づいている。ここで、上記の実験について、
説明する。
【0068】[電解槽滞留時間決定のための実験] 1)実験方法 人工液中で、バッキをしながら、鉄の電気分解を所定時
間行なった後、該人工液を沈降測定器具(図9参照)に
移し、人工液の種々の深さにおけるリンの除去率を求め
た。
【0069】人工液とは、凝集槽15に通常導入される
汚水とほぼ同様の組成を有するように人工的に合成され
た液体である。人工液の組成を表1に示す。
【0070】
【表1】
【0071】また、本実験において、人工液中での鉄の
電気分解は、3Lの電解槽を4基使用し、各電解槽にお
いて3.5L/minの送風量でバッキしながら、行な
われた。この電気分解では、電極に流す電流量を制御す
ることにより、人工液中の鉄イオンのモル数を制御し
た。たとえば、人工液中の鉄イオンのモル数を、リンの
モル数の約2.5倍、約3.0倍とするためには、各電
解槽において、電極に、それぞれ、1.30A、1.5
5Aの電流が流された。
【0072】図9は、沈降測定器具の正面図である。図
9を参照して、沈降測定器具100は、筒状で、溶液を
収容できる、収容部110から、主に構成される。
【0073】また、収容部110は、その側面に、収容
部110の種々の深さに存在する溶液を抽出できる溶液
抽出部111〜116を備えている。溶液抽出部11
1,112,113,114,115,116では、そ
れぞれ、水面から、0.3m,0.5m,0.7m,
0.9m,1.1m,1.3mの深さにある溶液を抽出
することができる。
【0074】2)実験結果 図10に、電解槽において3分間鉄の電解を行なった
後、該電解槽内の人工液を沈降測定器具100に移し、
急速攪拌(150r.p.mでの10分間の攪拌)と遅
速攪拌(60r.p.mでの10分間の攪拌)を行なっ
た場合の、沈降測定器具100の種々の深さにおけるリ
ンの除去率を示す。なお、今回の3分間の電解では、電
極への通電量は、溶出する鉄イオンのモル数が人工液に
含まれるリンのモル数の2.5倍となるように制御され
た。
【0075】図10において、●は、沈降測定器具10
0における凝集物の沈降時間を1.5時間とした場合
の、リンの除去率を示す。そして、図10において、
▲,■は、それぞれ、凝集物の沈降時間を、3.0時
間,4.0時間とした場合の、リンの除去率を示す。な
お、以下に示す図11〜図13でも、●,▲,■は、そ
れぞれ、凝集物の沈降時間を、1.5時間,3.0時
間,4.0時間とした場合の、リンの除去率を示す。
【0076】リンの除去率Rpは、人工液のリンの初期
濃度をCs、沈降時間経過後の人工液での各深さのリン
濃度をCdとして、下記の式(2)に従って算出した。
【0077】 Rp=[(Cs−Cd)/Cs]×100 …(2) また、図10において、リンの除去率が測定された深さ
は、溶液抽出部111〜116で抽出できる各深さと、
水面から0.05mの深さ(図9に点Pで示す)であ
る。0.05mとは、沈降測定器具100の上澄み部分
と考えられる深さである。
【0078】図10を参照して、リンの除去率は、浅い
部分ほど、上昇している。また、凝集物の沈降時間を
3.0時間以上とすると、リンの除去率は、いずれの深
さでも、60%、またはそれに近い値となっている。
【0079】なお、合併浄化槽では、一般的に、凝集槽
では20分程度の拡散が行なわれ、また、凝集沈殿槽に
おける沈降時間は最低3時間とされる。
【0080】そして、本実験において、同量の鉄イオン
を溶出する電解の時間を、3分より短時間とした場合で
は、沈降測定器具100における沈降時間を3時間以上
としても、各深さにおけるリンの除去率は、図10に示
すものよりもかなり低い値であった。さらに、上記の電
解を3分より長くかけて行なっても、各深さにおけるリ
ンの除去率は、図10に示すものに対して大きく上回る
ことはなかった。
【0081】このことから、電解の時間、つまり、本実
施の形態の電解槽5における、汚水の滞留時間は、3分
以上とすれば良い、と考えられる。
【0082】3)凝集槽における攪拌の有無の検討 図11に、図10の結果が得られた実験条件から、沈降
測定器具100における攪拌(急速攪拌および遅速攪
拌)のみを省略した場合の、各深さでのリンの除去率を
示す。
【0083】図11を参照して、攪拌が省略されると、
沈降時間が4.0時間の場合では、上澄みでのみ、リン
の除去率は60%近い値となっているが、それ以外の場
合では、リンの除去率は40%程度となっている。ま
た、沈降時間が3.0時間の場合では、上澄みから深さ
0.5m程度までは、リンの除去率が40%程度となっ
ているが、それ以外の場合では、リンの除去率が35%
程度となっている。さらに、沈降時間が1.5時間の場
合では、上澄みでは、リンの除去率が40%程度となっ
ているが、深さ0.3m〜0.7mでは20%程度、深
さ0.9m,1.1mでは15%程度、深さ1.3mで
はリンはほとんど除去されていない、という結果が得ら
れた。
【0084】つまり、図11に示す結果を図10に示す
結果と比較すると、沈降測定器具100において攪拌を
行なわないと、リンの除去率が著しく低下することにな
る。
【0085】このことから、リンの金属塩やSSのフロ
ックを形成させる装置、つまり、本実施の形態の凝集槽
6では、攪拌が行なわれることにより、より確実に、汚
水中のリンやSSを除去できる、と考えられる。
【0086】4)汚水中のリンのモル数と、電解におい
て溶出させる鉄イオンのモル数との関係の検討図12,
図13に、図10,図11の結果が得られた実験条件か
ら、電解槽において溶出させる鉄イオンのモル数を、人
工液中のリンのモル数の2.5倍から3.0倍に変更し
た場合の、各深さのリンでの除去率を示す。つまり、図
12に示した結果は、沈降測定器具100において、攪
拌(急速攪拌および遅速攪拌)が行った場合の結果であ
り、図13に示した結果は、沈降測定器具100におい
て攪拌が行なわれなかった場合の結果である。
【0087】図12および図13を参照して、全体的
に、沈降測定器具100で人工液が攪拌された方が、攪
拌されなかった場合よりも、リンの除去率は高くなって
いる。
【0088】しかしながら、沈降測定器具100におけ
る攪拌の有無に関わらず、沈降時間が3時間以上とされ
ると、上澄みでは、リンの除去率は80%程度、また、
それ以外でも、70%程度となっている。
【0089】このことから、鉄イオンのモル数が、リン
のモル数の3.0倍とされるように、電極の電解が行な
われると、凝集槽6における攪拌の有無に関わらず、リ
ンを、70〜80%の高効率で除去できる、と考えられ
る。
【0090】[第二の実施の形態]本実施の形態の凝集
沈殿装置は、少なくとも、図1(B)に示す凝集槽15
および凝集沈殿槽7を含むものである。なお、第一の実
施の形態の汚水処理装置と比較すると、図3に示す電解
槽5が省略され、凝集槽6が凝集槽15に変更され、か
つ、配管12を介して中間流量調整槽4から凝集槽15
に直接汚水が導入されるもの、とすることができる。
【0091】なお、本実施の形態の凝集槽15は、電解
ユニットを収容する。電解ユニットとは、電気分解によ
り金属イオンを供給するユニットのことであり、上記し
た電極対51(図4〜図8参照)を含むものを言う。こ
こで、凝集槽15に収容される電解ユニットの構成を、
図14を参照しつつ、説明する。図14は、凝集槽15
に収容される電解ユニットの分解斜視図である。
【0092】電解ユニットは、電極対51、電極固定部
材152、フランジ153、および、ケース150から
主に構成される。
【0093】ケース150は、底の無い中空体である。
フランジ153は、ケース150の上端に取付けられ
る。電極固定部材152は、フランジ153の上面に取
付けられる。なお、電極固定部材152の中央には、電
極固定用孔155が形成されている。電極固定用孔15
5の外周部分は、電極511,512の端部を嵌め込め
る形状を有している。そして、凝集槽15内では、電極
対51は、支持体510を電極固定部材152よりも上
方に、電極511,512を電極固定部材152よりも
下方に位置するように、固定される。また、電極対51
のコネクタ519cは、適宜、凝集槽15外の所定の電
源に接続される。
【0094】凝集槽15で発生した金属イオンは、該凝
集槽15で、汚水と反応する。凝集槽15では、金属イ
オンと汚水が反応して、リンの金属塩やSSのフロック
が生じる。このフロックが、汚水とともに凝集沈殿槽7
に送られ、該凝集沈殿槽7で凝集する。
【0095】以上説明した本実施の形態では、凝集槽1
5により、窒素除去処理後の汚水を金属イオンと反応さ
せ、該反応で生じた沈殿物を凝集させるための第一の槽
が構成されている。また、凝集沈殿槽7により、第一の
槽から汚水を導入され、当該第一の槽における凝集物を
沈降させるための第二の槽が構成されている。
【0096】また、第一の実施の形態において記述した
ように、電極の設置される槽での汚水の滞留時間は、少
なくとも3分とされる。したがって、本実施の形態で
は、凝集槽15における汚水の滞留時間は、少なくとも
3分とされることが好ましい。
【0097】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の凝集沈殿装置を含む合併浄化槽にお
ける、処理の流れを示すフローチャートである。
【図2】 図1の破線Rに囲まれた処理の変形例を示す
フローチャートである。
【図3】 本発明の第一の実施の形態の凝集沈殿装置を
含む合併浄化槽の、一部分の外観を示す図である。
【図4】 図3の電解槽の分解斜視図である。
【図5】 図4の電極対の斜視図である。
【図6】 図4の電極対を一部破断させた状態の分解斜
視図である。
【図7】 図5の電極対の、部分的な、一部破断された
分解斜視図である。
【図8】 図5の電極対の、部分的な、一部破断された
分解斜視図である。
【図9】 本発明の第一の実施の形態における電解槽で
の汚水の滞留時間を決定するために用いた、沈降測定器
具の正面図である。
【図10】 図9の沈降測定器具の各深さでの、人工液
におけるリンの除去率を示す図である。
【図11】 図9の沈降測定器具の各深さでの、人工液
におけるリンの除去率を示す図である。
【図12】 図9の沈降測定器具の各深さでの、人工液
におけるリンの除去率を示す図である。
【図13】 図9の沈降測定器具の各深さでの、人工液
におけるリンの除去率を示す図である。
【図14】 本発明の第二の実施の形態の凝集槽に収容
される電解ユニットの分解斜視図である。
【図15】 従来の凝集沈殿装置を含む汚水処理装置に
おける処理の流れを説明するためのブロック図である。
【符号の説明】
4 中間流量調整槽、5 電解槽、6,15 凝集槽、
7 凝集沈殿槽、51電極対、100 沈降測定器具、
510 支持体、511,512 電極、513 カバ
ー、518 端子、519,519a 配線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 明広 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4D015 BA19 BA23 BB01 CA02 CA18 EA32 FA01 FA02 FA11 FA23 FA26 4D038 AA08 AB15 AB46 AB47 BA02 BA04 BA06 BB10 BB12 BB18 BB19 4D061 DA08 DB09 EA02 EB05 EB14 EB18 EB20 EB27 EB28 EB37 EB39 ED06 FA10 FA14 FA15 GA14 GC02 GC12 GC16 GC18 GC20 4D062 BA19 BA23 BB01 CA02 CA18 EA32 FA01 FA02 FA11 FA23 FA26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒素除去処理後の汚水を金属イオンと反
    応させ、該反応で生じた沈殿物を凝集させるための第一
    の槽と、前記第一の槽から汚水を導入され、前記第一の
    槽における凝集物を沈降させるための第二の槽とを含む
    凝集沈殿装置であって、 前記第一の槽の上流側に接続され、電極を備え、前記電
    極を電気分解することにより前記第一の槽に金属イオン
    を供給する電解槽をさらに含む、凝集沈殿装置。
  2. 【請求項2】 前記電解槽は、汚水が、少なくとも3分
    滞留するように、構成される、請求項1記載の凝集沈殿
    装置。
  3. 【請求項3】 窒素除去処理後の汚水を金属イオンと反
    応させ、該反応で生じた沈殿物を凝集させるための第一
    の槽と、前記第一の槽から汚水を導入され、前記第一の
    槽における凝集物を沈降させるための第二の槽とを含む
    凝集沈殿装置であって、 前記第一の槽は、電極を備え、前記電極を電気分解する
    ことにより当該第一の槽に金属イオンを供給させる、凝
    集沈殿装置。
  4. 【請求項4】 前記電極は、所定の電源から電力を供給
    されることにより、電気分解され、 前記電極と前記所定の電源を接続させる配線と、 前記電極を支持する電極支持部材をさらに含み、 前記電極支持部材は、前記配線の少なくとも一部を内蔵
    する、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の凝集
    沈殿装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002119985A (ja) * 2000-10-12 2002-04-23 Fuji Clean Kogyo Kk 排水処理装置および排水処理方法
JP2010042409A (ja) * 2009-09-24 2010-02-25 Fuji Clean Co Ltd 排水処理装置および排水処理方法
JP2012161798A (ja) * 2012-04-27 2012-08-30 Fuji Clean Co Ltd 排水処理装置
CN102910771A (zh) * 2012-11-07 2013-02-06 江苏龙腾工程设计有限公司 一种高浓度含磷废水的处理方法

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