JP2001259527A - 二層構造スクリーンとこれを用いた振動篩機 - Google Patents

二層構造スクリーンとこれを用いた振動篩機

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JP2001259527A
JP2001259527A JP2000079493A JP2000079493A JP2001259527A JP 2001259527 A JP2001259527 A JP 2001259527A JP 2000079493 A JP2000079493 A JP 2000079493A JP 2000079493 A JP2000079493 A JP 2000079493A JP 2001259527 A JP2001259527 A JP 2001259527A
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rope
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ropes
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Nobuo Sakurai
信雄 桜井
Kenichi Tanabe
建一 田辺
Ryozo Arai
良三 新井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 篩機の振動により上層スクリーンを大きく波
立たせて、ロープに付着しようとする粉状物がはじき飛
ばされ、石炭粉、石灰石粉などの水分を多く含んだ悪質
な処理物でも付着目詰まり、突き刺さり目詰まりのない
篩い分け効率の良い二層構造スクリーンとこれを用いた
振動篩機を提供する。 【解決手段】 二層構造スクリーン1は縦ロープ6aと
横ロープ7aを直交せしめて積層交錯し、その交錯部を
接合せしめた任意形状の目開き部8を有し、幅方向の端
部にフック係止部5を装着した下層スクリーン3と、下
層スクリーン3の上側に位置し、縦ロープ6と横ロープ
7を直交せしめて積層交錯し、その交錯部を接合せしめ
た目開き部8を有する上層スクリーン2とからなってい
る。そして、上層スクリーン2はその上端部9で下層ス
クリーン3に接合し、上層スクリーン2と下層スクリー
ン3との間には間隙がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二層構造スクリーンとこ
れを用いた振動篩機に関し、特に鉱石、砕石、コーク
ス、化学薬品等の塊状物、粉状物からなる被処理物を効
率良く篩い分けする二層構造スクリーンとこれを用いた
振動篩機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、この種のスクリーンとしては、主
として抗張体周囲をポリウレタン弾性体で被覆したロー
プ状素体(以下、ロープと略記する)を縦横に交錯積層
し、その全交錯部を溶着した、目開き正方形または長方
形のラバースクリーンが使用されていた。しかし、この
種のラバースクリーンにおいて目開きが正方形の場合に
は、網目に処理物がつきささる目詰まりや、粉状物がロ
ープに付着堆積する目詰まりが発生しふるい分け効率を
低下させる問題があった。
【0003】一方、目開きが長方形(以下、スロットタ
イプと略記する)の場合には、目詰まり防止に効果はあ
るが、縦長スロットタイプでは、網強度が低下しロープ
切断事故が発生しやすく、また、横長スロットタイプで
は、横辺が長いため処理物の衝突頻度が多く、横方向ロ
ープの摩耗が激しくなり摩耗寿命が著しく低下する等の
不具合があった。また、スロットタイプの場合、スロッ
ト比(長辺の長さ/短辺の長さ)が大きくなると、ふる
い網を通過する粉状物の中に本来通過してはいけない偏
平状の処理物の混入が多くなり、篩い分け効率を低下さ
せる問題があった。
【0004】そこで、かかる問題に対処し、これを解決
しようとする試みがなされ、上下層とも各々太さの異な
る2種類のロープを所定ピッチでもって交錯積層させ、
その全交錯部のうち小径ロープの交錯部は非接触状態と
し、残りの交錯部は溶着接合させてなる構造の振動篩用
ラバースクリーンが実開平2−108779号公報に提
案されるに至った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案に係るスクリーンは、目詰まり防止、偏平粒子の通過
防止にある程度の効果は期待できるが、石炭粉、石灰石
粉などの如く水分を多く含み、付着後硬化する悪質な被
処理物では目詰まり防止が充分でなく、小径ロープに比
べてロープ表面積が大きくなる太径ロープでは付着する
堆積粉が小径ロープより増加し、一定テンションを与え
られる横方向ロープは縦方向ロープに比べ自由振動が少
なくなることから、さらに粉状物が付着しやすく縦、横
方向の太径ロープ及び横方向の小径ロープに付着した粉
状物が堆積し、それらが次第に網目中央に向かって成長
し、終極的には網目を塞いで目詰まりを起こすという問
題を残していた。
【0006】これを改善したスクリーンは、特許第28
71484号に開示されているように、上層スクリーン
をその上端部で下層スクリーンに接合するとともに上層
スクリーンの下面と下層スクリーンの上面の相対応する
位置に帯状シートを幅方向に複数個所に接合し、上層ス
クリーンと下層スクリーン間に間隙を設けていた。
【0007】しかし、上層スクリーンの下面の帯状シー
トや下層スクリーンに上面の帯状シートが上層スクリー
ンの大きな波たちを阻害したり、また下面に帯状シート
を付着した上層スクリーンは重量が大きくなって、波打
ち現象がおき難くなることが明らかになった。更に、上
層スクリーンと下層スクリーンとの間に間隙があると、
上層スクリーンがたとえ大きく波打ちしても下層スクリ
ーンを叩く衝撃力が低下し、篩い分け効率が悪くなるこ
とがあった。
【0008】本発明は上記の如きの諸事実に着目し、こ
れらの改善について種々検討を行ってきた結果到達され
るに至ったもので、スクリーンを上層スクリーンと下層
スクリーンとの間に間隙を設けない二層の積層構造に改
善することにより、篩機の振動により上層スクリーンを
大きく波立たせて、ロープに付着しようとする粉状物が
はじき飛ばされ、石炭粉、石灰石粉などの水分を多く含
んだ悪質な処理物でも付着目詰まり、突き刺さり目詰ま
りのない篩い分け効率の良い二層構造スクリーンとこれ
を用いた振動篩機を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的を達成す
るために本願請求項1記載の発明は、下層スクリーンと
上層スクリーンとを積層した二層構造スクリーンにおい
て、抗張体の周囲を弾性体で被覆した有芯ロープ状素体
を横方向に並列状に引き揃え、その上に有芯又は無芯の
ロープ状素体を縦方向に直交せしめて積層交錯し、その
交錯部を接合せしめた任意形状の目開き部を有し、幅方
向の端部にフック係止部を装着した下層スクリーンと、
下層スクリーンの上側に位置し、有芯又は無芯のロープ
状素体を縦横方向に直交せしめて積層交錯し、その交錯
部を接合せしめた目開き部を有する上層スクリーンとか
らなり、上層スクリーンをその上端部で下層スクリーン
に接合し、上層スクリーンと下層スクリーンとの間に間
隙を設けない二層構造スクリーンにある。
【0010】即ち、本発明では、下層スクリーンの一端
に上層スクリーンを接合一体化し、しかも上層スクリー
ンと下層スクリーンとの間に間隙を設けないことによっ
て、上層スクリーンを大きく波打たせて下層スクリーン
に叩くような衝撃力を付与し、ロープに付着しようとす
る粉状物をはじき飛ばし、石炭粉、石灰石粉などの水分
を多く含んだ悪質な処理物でも付着目詰まり、突き刺さ
り目詰まりのない篩い分けをすることができる。
【0011】本願請求項2記載の発明は、上層スクリー
ンは複数枚に分割され、各上端部で下層スクリーンに接
合している二層構造スクリーンにあり、より大きな上層
スクリーン2の波うちが期待され、篩いの効率を高める
ことができる。
【0012】本願請求項3記載の発明は、下層スクリー
ンの目開き部が上層スクリーンの目開き部の1.2〜
5.0倍の範囲にある。
【0013】本願請求項4記載の発明は、フレームに装
着した二層構造スクリーンを加振機によって振動させ、
上記スクリーンの目開き部から被処理物を落下させる二
層構造スクリーンを用いた振動篩機において、上記二層
構造スクリーンが、抗張体の周囲を弾性体で被覆した有
芯ロープ状素体を横方向に並列状に引き揃え、その上に
有芯又は無芯のロープ状素体を縦方向に直交せしめて積
層交錯し、その交錯部を接合せしめた任意形状の目開き
部を有し、幅方向の端部にフック係止部を装着した下層
スクリーンと、下層スクリーンの上側に位置し、有芯又
は無芯のロープ状素体を縦横方向に直交せしめて積層交
錯し、その交錯部を接合せしめた目開き部を有する上層
スクリーンとからなり、上層スクリーンをその上端部で
下層スクリーンに接合し、上層スクリーンと下層スクリ
ーンとの間に間隙を設けない二層構造スクリーンを用い
た振動篩機にある。
【0014】この振動篩機も下層スクリーンの一端に上
層スクリーンを接合一体化し、しかも上層スクリーンと
下層スクリーンとの間に間隙を設けないことで、上層ス
クリーンを大きく波打たせて下層スクリーンに叩くよう
な衝撃力を与え、ロープに付着しようとする粉状物をは
じき飛ばし、石炭粉、石灰石粉などの水分を多く含んだ
悪質な被処理物でも付着目詰まり、突き刺さり目詰まり
のない篩い分けをすることができる。
【0015】本願請求項5記載の発明は、上層スクリー
ンは複数枚に分割され、各上端部で下層スクリーンに接
合している二層構造スクリーンを用いた振動篩機にあ
り、分割された上層スクリーンが個々に波打つように挙
動して下層スクリーンに叩くような衝撃力を与えて、被
篩物を効率よく篩い分けをする。
【0016】本願請求項6記載の発明は、下層スクリー
ンの目開き部が上層スクリーンの目開き部の1.2〜
5.0倍の範囲にある二層構造スクリーンを用いた振動
篩機にある。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、更に添付図面にもとづき本
発明による二層構造スクリーンとこれを用いた篩い分け
装置の実施例を説明する。図1は本発明に係る二層構造
スクリーンの部分斜視図、図2は本発明に係る他の二層
構造スクリーンの平面図、図3は図2をX方向から見た
図、図4は図2をY方向から見た図、図5は本発明に係
る更に他の二層構造スクリーンの平面図、そして図6は
二層構造スクリーンを用いた振動篩機である。
【0018】図において、二層構造スクリーン1は上層
スクリーン2をその上端部で下層スクリーン3に接合
し、上層スクリーン2と下層スクリーン3との間に間隙
を有しない構成からなっている。
【0019】上層スクリーン2は縦方向に配置したロー
プ状素体6(以下、縦ロープ6と略記する)と横方向に
配置したロープ状素体7(以下、横ロープ7と略記す
る)を直交させて積層交錯し、その交錯部を接合して任
意形状の目開き部8を有している。
【0020】この縦横ロープ6、7はスチールコード、
アラミド、脂肪族ポリアミド、ポリエステルなどの屈曲
性の良い撚糸を抗張体とし、その周囲を熱可塑性ポリウ
レタン、ゴム等の弾性体で被覆した断面円形、楕円形、
多角形などの任意形状からなる有芯ロープである。尚、
縦横ロープ6、7は抗張体のない熱可塑性ポリウレタ
ン、ゴム等の弾性体のみからなる無芯ロープであっても
よい。
【0021】一方、下層スクリーン3は縦ロープ6aと
横ロープ7aで構成され、この縦ロープ6aは前記縦ロ
ープ6と同様の有芯ロープもしくは無芯ロープであり、
一方横ロープ7aは有芯ロープである。そしてこれらの
縦横ロープ6a、7aは横ロープ7aの上に縦ロープ6
aを直交せしめて積層交錯し、その交錯部が溶着されて
いる。
【0022】下層スクリーン3の幅方向両端部はフック
係止部5で強固に取り付けられ、上層スクリーン2と下
層スクリーン3は上端部9(搬送物の搬送方向の開始
部)で熱可塑性ポリウレタンの帯状シート4により接合
されている。詳しくは、下層スクリーン3の縦ロープ6
aの上面と帯状シート4の下面とが幅方向全幅にわたっ
て溶着、また上層スクリーン2の縦ロープ6の上面と帯
状シート4aとが帯状シートの下面L’の部分で溶着、
そして上層スクリーン2と下層スクリーン3は帯状シー
ト4の上面と帯状シート4aの下面Lで溶着することに
より幅方向全幅にわって強固に接合一体化されている。
【0023】上層スクリーン2と下層スクリーン3との
間に隙間がない。上層スクリーン2はより大きな波打ち
現象を起こし、上層スクリーン2を通過する塊状物を下
層スクリーン3に阻害させずにスムーズに通過させて篩
い分け効率を向上させ、また上層スクリーン2の波打ち
により下層スクリーン3の縦ロープ6aや横ロープ7a
に付着する堆積粉を叩き落とす効果も高まる。
【0024】下層スクリーン3の目開きA’は上層スク
リーン2を通過した塊状物、粉状物が容易に下層スクリ
ーン3を通過することが大切であり、下層スクリーン3
の目開きは上層スクリーン2の目開きより大きいことが
必要になるが、実用的には上層スクリーン2の目開きA
の1.2〜5.0倍、即ち、A’=(1.2〜5.0)
Aの範囲が適切である。
【0025】尚、下層スクリーン3の目開きA’が1.
2倍未満では、上層スクリーン2を通過した塊状物、粉
状物が下層スクリーン2を通過しにくく、目詰まり発生
の原因となり、また目開きA’が5.0倍以上では、網
強度が極端に低下し網破断などの事故を生ずる等の不具
合が残る。
【0026】前記ロープの断面形状は通常円形状である
が、別段、円形に限らず、楕円形、四角形、多角形など
任意形状であっても差し支えない。また、上層スクリー
ン2と下層スクリーン3の接合方法は、通常は溶着によ
る接合一体化を行うが、別段、溶着に限らず接着、ある
いは上下を鉄板で挟んでボルト及びナットによる締め付
け接合方法でも良い。また、下層スクリーン3の縦、横
ロープ6a、7aはロープに限らず、金網又はポリウレ
タン、ゴム、鉄板などの打ち抜きスクリーン板でも同様
の効果が得られる。
【0027】上層スクリーン2はロープに限ることな
く、上層スクリーン2全体が大きな2次振動を得られる
もので同様の効果を発揮するものであれば、ゴム、ポリ
ウレタン等の弾性体からなり、円形、正方形、長方形等
の任意形状の目開きを有するスクリーン板でも差し支え
ない。
【0028】上層スクリーン2の縦方向の長さは、上層
スクリーン2の波うちによりその下端が上端部の方によ
せられることで、直接下層スクリーン3に被処理物が接
触することを防ぐため、下層スクリーン3より約5%ほ
ど長くしておくことが必要である。
【0029】図2に示す二層構造スクリーン1は、振動
篩機の振動条件及び処理物の形状からして、より大きな
上層スクリーン2の波うちが必要とされる場合には、上
層スクリーン2の幅を2つに小さく分割することが効果
的であり、スクリーン幅、篩機本体の支持フレーム間
隔、帯状シート位置などの諸条件により上層スクリーン
2を最適な枚数に分割することも可能である。
【0030】図5に示す二層構造スクリーン1は、上層
スクリーン2を4つに分割している。分割された上層ス
クリーン2は同じ大きさで、2枚の上層スクリーン2は
その上端部9aで接合され、残り2枚の上層スクリーン
2もその上端部9aで接合されている。
【0031】図6は二層構造スクリーンを用いた振動篩
機10の斜視図であり、二層構造スクリーン1は一対の
フック係止部5によってフレーム11の両側板14、1
4に装着した留め部12に係止され、また同時に被処理
物の流れ方向(図6において矢印Aで示す)に平行に配
置された複数個の支持台13の上に設置される。フレー
ム11の両側板14、14は、基台15に装着したバネ
19を介して固定され、一方の側板14に加振機16が
固定されている。この加振機16は原動機17が伝動ベ
ルト19を介してプーリ18を回転させ、偏心した位置
にある軸20を旋回して二層構造スクリーン1に所定の
振幅をもった上下方向(図6において矢印Cで示す)と
前後(図6において矢印Bで示す)の振動を与える。
【0032】上層スクリーン2は大きく波打ちして下層
スクリーン3に叩くような衝撃力を与え、ロープに付着
しようとする粉状物をはじき飛ばし、また石炭粉、石灰
石粉などの水分を多く含んだ悪質な被処理物でも付着目
詰まり、突き刺さり目詰まりのない篩い分けをする。
【0033】次に、上記二層構造スクリーンを用いた振
動篩機10を用いて、実際に処理した状況について説明
する。篩機仕様と処理物を表1に示し、その結果を表2
に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】表1から明らか如く、本発明の二層構造ス
クリーンとこれを用いた振動篩機は従来のラバースクリ
ーンに比し、目詰まりが非常に少なく、良好なふるい分
け効率の結果を得た。
【0037】
【発明の効果】以上のように本願請求項記載の二層構造
スクリーンとこれを用いた振動篩機は、下層スクリーン
の一端に上層スクリーンを接合一体化し、しかも上層ス
クリーンと下層スクリーンとの間に間隙を設けないこと
によって、上層スクリーンを大きく波打たせて下層スク
リーンに叩くような衝撃力を付与し、ロープに付着しよ
うとする粉状物をはじき飛ばし、石炭粉、石灰石粉など
の水分を多く含んだ悪質な処理物でも付着目詰まり、突
き刺さり目詰まりのない篩い分けをすることができ、ま
た上層スクリーンを複数枚設けたり、上層スクリーンと
下層スクリーンの目開きの比を特定することによって上
記スクリーンの実用性を高め、より効率良く被処理物を
篩い分けできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る二層構造スクリーンの部分斜視図
である。
【図2】本発明に係る他の二層構造スクリーンの平面図
である。
【図3】図2をX方向から見た図である。
【図4】図2をY方向から見た図である。
【図5】本発明に係る更に他の二層構造スクリーンの平
面図である。
【図6】本発明に係る二層構造スクリーンを用いた振動
篩機の斜視図である。
【符号の説明】
1 二層構造スクリーン 2 上層スクリーン 3 下層スクリーン 4 帯状シート 5 フック係止部 6、6a 縦ロープ 7、7a 横ロープ 8 目開き部 9、9a 上端部 10 振動篩機 11 フレーム 14 側板 16 加振機
フロントページの続き Fターム(参考) 4D021 AA15 AB04 AB20 AC02 AC03 AC08 BA01 BA02 CA07 CB16 DA20 DB14 EA05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下層スクリーンと上層スクリーンとを積
    層した二層構造スクリーンにおいて、抗張体の周囲を弾
    性体で被覆した有芯ロープ状素体を横方向に並列状に引
    き揃え、その上に有芯又は無芯のロープ状素体を縦方向
    に直交せしめて積層交錯し、その交錯部を接合せしめた
    任意形状の目開き部を有し、幅方向の端部にフック係止
    部を装着した下層スクリーンと、下層スクリーンの上側
    に位置し、有芯又は無芯のロープ状素体を縦横方向に直
    交せしめて積層交錯し、その交錯部を接合せしめた目開
    き部を有する上層スクリーンとからなり、上層スクリー
    ンをその上端部で下層スクリーンに接合し、上層スクリ
    ーンと下層スクリーンとの間に間隙を設けないことを特
    徴とする二層構造スクリーン。
  2. 【請求項2】 上層スクリーンは複数枚に分割され、各
    上端部で下層スクリーンに接合している請求項1記載の
    二層構造スクリーン。
  3. 【請求項3】 下層スクリーンの目開き部が、上層スク
    リーンの目開き部の1.2〜5.0倍の範囲にある請求
    項1または2記載の二層構造スクリーン。
  4. 【請求項4】 フレームに装着した二層構造スクリーン
    を加振機によって振動させ、上記スクリーンの目開き部
    から被処理物を落下させる二層構造スクリーンを用いた
    振動篩機において、上記二層構造スクリーンが、抗張体
    の周囲を弾性体で被覆した有芯ロープ状素体を横方向に
    並列状に引き揃え、その上に有芯又は無芯のロープ状素
    体を縦方向に直交せしめて積層交錯し、その交錯部を接
    合せしめた任意形状の目開き部を有し、幅方向の端部に
    フック係止部を装着した下層スクリーンと、下層スクリ
    ーンの上側に位置し、有芯又は無芯のロープ状素体を縦
    横方向に直交せしめて積層交錯し、その交錯部を接合せ
    しめた目開き部を有する上層スクリーンとからなり、上
    層スクリーンをその上端部で下層スクリーンに接合し、
    上層スクリーンと下層スクリーンとの間に間隙を設けな
    いことを特徴とする二層構造スクリーンを用いた振動篩
    機。
  5. 【請求項5】 上層スクリーンは複数枚に分割され、各
    上端部で下層スクリーンに接合している請求項4記載の
    二層構造スクリーンを用いた振動篩機。
  6. 【請求項6】 下層スクリーンの目開き部が上層スクリ
    ーンの目開き部の1.2〜5.0倍の範囲にある請求項
    4または5記載の二層構造スクリーンを用いた振動篩
    機。
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