JP2001259479A - 斜流板による軸流サイクロン集塵機 - Google Patents
斜流板による軸流サイクロン集塵機Info
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- JP2001259479A JP2001259479A JP2000123339A JP2000123339A JP2001259479A JP 2001259479 A JP2001259479 A JP 2001259479A JP 2000123339 A JP2000123339 A JP 2000123339A JP 2000123339 A JP2000123339 A JP 2000123339A JP 2001259479 A JP2001259479 A JP 2001259479A
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Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 4
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B04—CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
- B04C—APPARATUS USING FREE VORTEX FLOW, e.g. CYCLONES
- B04C3/00—Apparatus in which the axial direction of the vortex flow following a screw-thread type line remains unchanged ; Devices in which one of the two discharge ducts returns centrally through the vortex chamber, a reverse-flow vortex being prevented by bulkheads in the central discharge duct
- B04C3/06—Construction of inlets or outlets to the vortex chamber
Landscapes
- Cyclones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガス流を反転させることなく、小角度の方向
変換のみで、従ってガス流速を大きく低下させることな
くして大きな旋回流を得、ガス中のダストに大きな遠心
力を与えることを可能としたサイクロン集塵機とする。 【解決手段】 外筒１の外周部近傍下部に、ダストバン
カー接続筒２を、外筒１の下部に、流入筒３を、上部に
流出筒４を設け、流入筒３の上端部に、適宜間隙を設け
た複数の斜流板５を固着し、斜流板５の頂点部には、上
端部に自由渦正流板７を備えた支柱６を固着する。
変換のみで、従ってガス流速を大きく低下させることな
くして大きな旋回流を得、ガス中のダストに大きな遠心
力を与えることを可能としたサイクロン集塵機とする。 【解決手段】 外筒１の外周部近傍下部に、ダストバン
カー接続筒２を、外筒１の下部に、流入筒３を、上部に
流出筒４を設け、流入筒３の上端部に、適宜間隙を設け
た複数の斜流板５を固着し、斜流板５の頂点部には、上
端部に自由渦正流板７を備えた支柱６を固着する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、煤煙発生施設、粉
塵発生施設から排出される煤塵及び粉塵を除去するサイ
クロン集塵機に関する。
塵発生施設から排出される煤塵及び粉塵を除去するサイ
クロン集塵機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、サイクロン集塵機は、ガス流の接
線流入旋回反転等により、圧力損失の高い方式をとって
きた。
線流入旋回反転等により、圧力損失の高い方式をとって
きた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来、特に多く使用さ
れている接線流入反転方式サイクロンは、ガス流を旋回
下降、反転上昇等鋭角に反転させるため、圧力損失は、
その設計時においては１００ｍｍＨ２Ｏ程度を見込まな
くてはならず、特に煤煙発生施設においては、背圧によ
る不燃焼を防ぐため排風機等を備え付ける等多くの費用
を必要としていた。又、自然通風のみでこれを使用する
場合は、背圧により燃焼能力が低下し、又、ガス流速が
低下し、従ってガス旋回力が弱まるため、ガス中のダス
トに充分な遠心力が与えられず、よってダスト捕集効率
が低かった。本発明は、これらを解決するため、ガス流
を反転させることなく、小角度の方向変換のみで、従っ
てガス流速を大きく低下させることなくして大きな旋回
流を得るものとし、よってガス中のダストに大きな遠心
力を与え、捕集効率の高いサイクロン集塵機を提供する
ことを目的とした。
れている接線流入反転方式サイクロンは、ガス流を旋回
下降、反転上昇等鋭角に反転させるため、圧力損失は、
その設計時においては１００ｍｍＨ２Ｏ程度を見込まな
くてはならず、特に煤煙発生施設においては、背圧によ
る不燃焼を防ぐため排風機等を備え付ける等多くの費用
を必要としていた。又、自然通風のみでこれを使用する
場合は、背圧により燃焼能力が低下し、又、ガス流速が
低下し、従ってガス旋回力が弱まるため、ガス中のダス
トに充分な遠心力が与えられず、よってダスト捕集効率
が低かった。本発明は、これらを解決するため、ガス流
を反転させることなく、小角度の方向変換のみで、従っ
てガス流速を大きく低下させることなくして大きな旋回
流を得るものとし、よってガス中のダストに大きな遠心
力を与え、捕集効率の高いサイクロン集塵機を提供する
ことを目的とした。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の構成とした。 （イ） 円筒形の外筒１の外周部近傍下部に、捕集した
ダストをダストバンカーに降下させるべくダストバンカ
ー接続筒２を設ける。 （ロ） 外筒１の下部に、外筒１より適宜小径の流入筒
３を、上部に流出筒４を設ける。 （ハ） 流入筒３の上端部に、適宜間隙を設けた、流入
ガスを旋回流にすべく複数の斜流板５を固着する。 （ニ） 斜流板５の頂点部に、上端部に乱流ガスを整流
すべく自由渦正流板７を備えた支柱６を固着する。 以上の如く構成された斜流板による軸流サイクロン集塵
機である。
成するために以下の構成とした。 （イ） 円筒形の外筒１の外周部近傍下部に、捕集した
ダストをダストバンカーに降下させるべくダストバンカ
ー接続筒２を設ける。 （ロ） 外筒１の下部に、外筒１より適宜小径の流入筒
３を、上部に流出筒４を設ける。 （ハ） 流入筒３の上端部に、適宜間隙を設けた、流入
ガスを旋回流にすべく複数の斜流板５を固着する。 （ニ） 斜流板５の頂点部に、上端部に乱流ガスを整流
すべく自由渦正流板７を備えた支柱６を固着する。 以上の如く構成された斜流板による軸流サイクロン集塵
機である。
【０００５】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。
き図面を参照して説明する。
【０００６】構造について述べる。円筒形の外筒１の外
周部近傍下部に、捕集したダストをダストバンカーに降
下させるべくダストバンカー接続筒２を設け、外筒１の
下部に、外筒１より適宜小径の流入筒３を、上部に流出
筒４を設ける。流入筒３の上端部に、流入ガスを旋回流
にすべく複数の斜流板５を、一側端部を頂点とした概略
円錐形を形成するように、各々の斜流板を、ガス流出側
を斜開口状態として固着する。斜流板５の頂点部に、上
端部に乱流ガスを整流すべく逆円錐状の自由渦正流板７
を備えた支柱６を固着する。
周部近傍下部に、捕集したダストをダストバンカーに降
下させるべくダストバンカー接続筒２を設け、外筒１の
下部に、外筒１より適宜小径の流入筒３を、上部に流出
筒４を設ける。流入筒３の上端部に、流入ガスを旋回流
にすべく複数の斜流板５を、一側端部を頂点とした概略
円錐形を形成するように、各々の斜流板を、ガス流出側
を斜開口状態として固着する。斜流板５の頂点部に、上
端部に乱流ガスを整流すべく逆円錐状の自由渦正流板７
を備えた支柱６を固着する。
【０００７】作用について述べる。ダストを含むガス
は、矢示Ａの如く流入筒３に流入し、矢示Ｂの如く複数
の斜流板５により構成される斜流路５ａを通過し乱流旋
回流となり、分離室８内において、自由渦正流板７によ
り、乱流ガスであったガスは整流され自由渦となり、矢
示Ｃの如く旋回流となり、このときガス中のダストは強
い遠心力を与えられ、矢示Ｘの如く外筒１内壁に衝突
し、沈降し、矢示Ｘ′の如く外筒１下部のダストバンカ
ー接続筒２からダストバンカーに捕集される。清浄ガス
は矢示Ｄの如く流出筒４から排出される。
は、矢示Ａの如く流入筒３に流入し、矢示Ｂの如く複数
の斜流板５により構成される斜流路５ａを通過し乱流旋
回流となり、分離室８内において、自由渦正流板７によ
り、乱流ガスであったガスは整流され自由渦となり、矢
示Ｃの如く旋回流となり、このときガス中のダストは強
い遠心力を与えられ、矢示Ｘの如く外筒１内壁に衝突
し、沈降し、矢示Ｘ′の如く外筒１下部のダストバンカ
ー接続筒２からダストバンカーに捕集される。清浄ガス
は矢示Ｄの如く流出筒４から排出される。
【０００８】次に、本発明の斜流板による軸流サイクロ
ン集塵機の、焼却炉においての試験結果について述べ
る。 試験内容 動圧 流速 ＪＩＳＺ８８０８による煤塵排出量 条件 焼却能力 １７０キログラム／ｈ 焼却物 建築廃材 測定場所 排気筒中及び流出筒４に接続した排気筒中 サイクロン設置前 動圧 １．４５ｍｍＨ２Ｏ 流速 ８．２ｍ／ｓ 煤塵排出量 ０．０１４ｇ／ｍ３Ｎ サイクロン設置後 動圧 １．１ｍｍＨ２Ｏ 流速 ７．２ｍ／ｓ 煤塵排出量 ０．００７ｇ／ｍ３Ｎ 以上であり、圧力損失は微量であり、煤塵捕集は約５０
％の効果が得られた。
ン集塵機の、焼却炉においての試験結果について述べ
る。 試験内容 動圧 流速 ＪＩＳＺ８８０８による煤塵排出量 条件 焼却能力 １７０キログラム／ｈ 焼却物 建築廃材 測定場所 排気筒中及び流出筒４に接続した排気筒中 サイクロン設置前 動圧 １．４５ｍｍＨ２Ｏ 流速 ８．２ｍ／ｓ 煤塵排出量 ０．０１４ｇ／ｍ３Ｎ サイクロン設置後 動圧 １．１ｍｍＨ２Ｏ 流速 ７．２ｍ／ｓ 煤塵排出量 ０．００７ｇ／ｍ３Ｎ 以上であり、圧力損失は微量であり、煤塵捕集は約５０
％の効果が得られた。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、上記試験結果のとお
り、大きな圧力損失与えることなく、煤塵捕集量は大き
なものとなった。本発明は、ガス流を反転させることな
く、小角度の方向変換のみで、従ってガス流速を大きく
低下させることなくして大きな旋回流を得ることが可能
であり、よってガス中のダストに大きな遠心力を与える
捕集効率の高いサイクロン集塵機である。特に煤煙発生
施設においては、背圧による不燃焼を防ぐため排風機等
を備え付ける等多くの費用を必要としていたが、本発明
によれば、自然通風のみで、燃焼能力を低下させること
なく高い煤塵捕集効果を得ることができる。
り、大きな圧力損失与えることなく、煤塵捕集量は大き
なものとなった。本発明は、ガス流を反転させることな
く、小角度の方向変換のみで、従ってガス流速を大きく
低下させることなくして大きな旋回流を得ることが可能
であり、よってガス中のダストに大きな遠心力を与える
捕集効率の高いサイクロン集塵機である。特に煤煙発生
施設においては、背圧による不燃焼を防ぐため排風機等
を備え付ける等多くの費用を必要としていたが、本発明
によれば、自然通風のみで、燃焼能力を低下させること
なく高い煤塵捕集効果を得ることができる。
【図１】本発明の断面図
１ 外筒 ２ ダストバンカー接続筒 ３ 流入筒 ４ 流出筒 ５ 斜流板 ６ 支柱 ７ 自由渦正流板
Claims (1)
- 【請求項１】（イ）外筒１の外周部近傍下部にダストバ
ンカー接続筒２を設ける。 （ロ）外筒１の下部に流入筒３を、上部に流出筒４を設
ける。 （ハ）流入筒３の上端部に、複数の斜流板５を固着す
る。 （ニ）斜流板５の頂点部に、上端部に自由渦正流板７を
備えた支柱６を固着する。 以上の如く構成された斜流板による軸流サイクロン集塵
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000123339A JP2001259479A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 斜流板による軸流サイクロン集塵機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000123339A JP2001259479A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 斜流板による軸流サイクロン集塵機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001259479A true JP2001259479A (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=18633659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000123339A Pending JP2001259479A (ja) | 2000-03-21 | 2000-03-21 | 斜流板による軸流サイクロン集塵機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001259479A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100905046B1 (ko) | 2008-01-29 | 2009-06-30 | 한국에너지기술연구원 | 3중 회전방식의 싸이클론 스크러버 |
| WO2015174580A1 (ko) * | 2014-05-16 | 2015-11-19 | 손동원 | 축류형 집진기 및 축류형 집진기용 전처리집진장치 |
-
2000
- 2000-03-21 JP JP2000123339A patent/JP2001259479A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100905046B1 (ko) | 2008-01-29 | 2009-06-30 | 한국에너지기술연구원 | 3중 회전방식의 싸이클론 스크러버 |
| WO2015174580A1 (ko) * | 2014-05-16 | 2015-11-19 | 손동원 | 축류형 집진기 및 축류형 집진기용 전처리집진장치 |
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