JP2001257497A - 電気装置用キャビネット - Google Patents
電気装置用キャビネットInfo
- Publication number
- JP2001257497A JP2001257497A JP2000068359A JP2000068359A JP2001257497A JP 2001257497 A JP2001257497 A JP 2001257497A JP 2000068359 A JP2000068359 A JP 2000068359A JP 2000068359 A JP2000068359 A JP 2000068359A JP 2001257497 A JP2001257497 A JP 2001257497A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cabinet
- exhaust
- opening
- side face
- fan base
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 十分な放熱をなし得る電気装置用キャビネッ
トを提供する。 【解決手段】 全面の少なくとも1つから吸気可能な縦
長箱形のキャビネット本体1の一側面にそのほぼ全面に
及ぶ開口部4を設け、前記キャビネット本体の一側面
に、それとほぼ同外形の皿形を呈し、底面に設けられた
多数の排気孔6に排気ファン7をそれぞれ取り付けたフ
ァンベース5を、開口縁をキャビネット本体の一側面と
対向させ、かつ、一側面の開口部を覆うようにして気密
に取り付け、前記ファンベースの底面外側に、所要数の
排気ファンを一括して被包する方形の皿形を呈し、か
つ、一側面を開放した複数の排気フード8を、それぞれ
開放した一側面の位置を変更可となして取り付けた。
トを提供する。 【解決手段】 全面の少なくとも1つから吸気可能な縦
長箱形のキャビネット本体1の一側面にそのほぼ全面に
及ぶ開口部4を設け、前記キャビネット本体の一側面
に、それとほぼ同外形の皿形を呈し、底面に設けられた
多数の排気孔6に排気ファン7をそれぞれ取り付けたフ
ァンベース5を、開口縁をキャビネット本体の一側面と
対向させ、かつ、一側面の開口部を覆うようにして気密
に取り付け、前記ファンベースの底面外側に、所要数の
排気ファンを一括して被包する方形の皿形を呈し、か
つ、一側面を開放した複数の排気フード8を、それぞれ
開放した一側面の位置を変更可となして取り付けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LANやWAN等
のデータ通信ネットワークに使用される電子・電気機
器、その他の電子・電気機器を収容する電気装置用キャ
ビネットに係り、特に、キャビネット内の電子・電気機
器によって発生する熱の放散を改良した電気装置用キャ
ビネットに関する。
のデータ通信ネットワークに使用される電子・電気機
器、その他の電子・電気機器を収容する電気装置用キャ
ビネットに係り、特に、キャビネット内の電子・電気機
器によって発生する熱の放散を改良した電気装置用キャ
ビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気装置用キャビネットは、電子
・電気機器を収容する縦長箱形のキャビネット本体の底
面、側面及び背面の少なくとも1つを吸気可能とし、電
子・電気機器によって発生する熱を放散するため、上面
に設けられた1又は2以上の排気孔に排気ファンを取り
付けて構成されている。
・電気機器を収容する縦長箱形のキャビネット本体の底
面、側面及び背面の少なくとも1つを吸気可能とし、電
子・電気機器によって発生する熱を放散するため、上面
に設けられた1又は2以上の排気孔に排気ファンを取り
付けて構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気装置用キャビネットを設置する場合は、設置スペー
スのコンパクト化を図るため、側方へ隣接して多数並設
されることが多く、吸気面の減少もあって、それぞれの
上面に設けた排気ファンによる上方への排気だけでは、
放熱を十分に行うことが困難となる不具合がある。
電気装置用キャビネットを設置する場合は、設置スペー
スのコンパクト化を図るため、側方へ隣接して多数並設
されることが多く、吸気面の減少もあって、それぞれの
上面に設けた排気ファンによる上方への排気だけでは、
放熱を十分に行うことが困難となる不具合がある。
【0004】そこで、本発明は、十分な放熱をなし得る
電気装置用キャビネットを提供することを目的とする。
電気装置用キャビネットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の電気装置用キャビネットは、全面の少なく
とも1つから吸気可能な縦長箱形のキャビネット本体の
一側面にそのほぼ全面に及ぶ開口部を設け、前記キャビ
ネット本体の一側面に、それとほぼ同外形の皿形を呈
し、底面に設けられた多数の排気孔に排気ファンをそれ
ぞれ取り付けたファンベースを、開口縁をキャビネット
本体の一側面と対向させ、かつ、一側面の開口部を覆う
ようにして気密に取り付け、前記ファンベースの底面外
側に、所要数の排気ファンを一括して被包する方形の皿
形を呈し、かつ、一側面を開放した複数の排気フード
を、それぞれ開放した一側面の位置を変更可となして取
り付けたことを特徴とする。
め、本発明の電気装置用キャビネットは、全面の少なく
とも1つから吸気可能な縦長箱形のキャビネット本体の
一側面にそのほぼ全面に及ぶ開口部を設け、前記キャビ
ネット本体の一側面に、それとほぼ同外形の皿形を呈
し、底面に設けられた多数の排気孔に排気ファンをそれ
ぞれ取り付けたファンベースを、開口縁をキャビネット
本体の一側面と対向させ、かつ、一側面の開口部を覆う
ようにして気密に取り付け、前記ファンベースの底面外
側に、所要数の排気ファンを一括して被包する方形の皿
形を呈し、かつ、一側面を開放した複数の排気フード
を、それぞれ開放した一側面の位置を変更可となして取
り付けたことを特徴とする。
【0006】前記ファンベースは、排気ファンの点検保
守や修理、交換等を容易にするため、排気フードと同数
の複数に分割されていることが好ましい。
守や修理、交換等を容易にするため、排気フードと同数
の複数に分割されていることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1、図2、図3、図4、
図5及び図6は本発明に係る電気装置用キャビネットの
実施の形態の一例を示す正面図、右側面図、左側面図、
平面図、背面図、及び図1におけるVI−VI線矢視図であ
る。図中1は電子・電気機器(図示せず)を収容する縦
長箱形の金属製のキャビネット本体で、その前面及び後
面には、電子・電気機器の出し入れや監視、吸気等のた
めの縦長矩形の開口部2,3がそれぞれほぼ全面に及ん
で設けられている一方、右側面には、電子・電気機器に
よって発生する熱を放散するための縦長矩形の開口部4
がほぼ全面に及んで設けられている。
て図面を参照して説明する。図1、図2、図3、図4、
図5及び図6は本発明に係る電気装置用キャビネットの
実施の形態の一例を示す正面図、右側面図、左側面図、
平面図、背面図、及び図1におけるVI−VI線矢視図であ
る。図中1は電子・電気機器(図示せず)を収容する縦
長箱形の金属製のキャビネット本体で、その前面及び後
面には、電子・電気機器の出し入れや監視、吸気等のた
めの縦長矩形の開口部2,3がそれぞれほぼ全面に及ん
で設けられている一方、右側面には、電子・電気機器に
よって発生する熱を放散するための縦長矩形の開口部4
がほぼ全面に及んで設けられている。
【0008】キャビネット本体1の右側面には、それと
ほぼ同幅で横長皿形の複数(図1〜図3においては3
つ)のファンベース5が開口縁をキャビネット本体1の
右側面と対向させ、かつ、右側面の開口部5を覆うよう
にし、両側の開口縁の外方へ突設したフランジ5aを介
して気密に取り付けられている。ファンベース5の底面
には、図7、図8に示すように、複数(図7においては
4つ)の排気孔6が適宜に離隔して設けられており、各
排気孔6には、図2に示すように、排気ファン7がそれ
ぞれ取り付けられている。
ほぼ同幅で横長皿形の複数(図1〜図3においては3
つ)のファンベース5が開口縁をキャビネット本体1の
右側面と対向させ、かつ、右側面の開口部5を覆うよう
にし、両側の開口縁の外方へ突設したフランジ5aを介
して気密に取り付けられている。ファンベース5の底面
には、図7、図8に示すように、複数(図7においては
4つ)の排気孔6が適宜に離隔して設けられており、各
排気孔6には、図2に示すように、排気ファン7がそれ
ぞれ取り付けられている。
【0009】そして、各ファンベース5の底面外側に
は、それぞれのファンベース5の排気ファンを一括して
被包する正方形の皿形を呈し、一側面(図2においては
左側面)を開放した排気フード8(図9〜図13参照)
が、残る3つの側面の開口縁の内方へ突設した取付けフ
ランジ8aを介し、それぞれ開放した一側面(図9にお
いては上側面)の位置を上下、前後に変更可となして取
り付けられている。
は、それぞれのファンベース5の排気ファンを一括して
被包する正方形の皿形を呈し、一側面(図2においては
左側面)を開放した排気フード8(図9〜図13参照)
が、残る3つの側面の開口縁の内方へ突設した取付けフ
ランジ8aを介し、それぞれ開放した一側面(図9にお
いては上側面)の位置を上下、前後に変更可となして取
り付けられている。
【0010】なお、図9〜図11、図13において8b
は安全性を高めるために開放した一側面に設けた折り返
しである。
は安全性を高めるために開放した一側面に設けた折り返
しである。
【0011】上記構成の電気装置用キャビネットにおい
て、電子・電気機器によって発生した熱を放散するに
は、ファンベース5に取り付けた各排気ファン7を作動
し、キャビネット本体1の前面及び後面の開口部2,3
から外気を吸い込むと共に、キャビネット本体1内の温
められた空気を排気フード8内に取り込み、かつ、その
開放された一側面から前方へ排出する。一方、上方や下
方、後方へも排気が可能な場合は、それぞれの排気フー
ド8を取り外し、上の排気フード8の一側面を上方又は
後方へ位置させたり、中間の排気フード8の一側面を後
方へ位置させたり、あるいは下の排気フード8の一側面
を下方又は後方へ位置させたりして適宜変更して取り付
ける。
て、電子・電気機器によって発生した熱を放散するに
は、ファンベース5に取り付けた各排気ファン7を作動
し、キャビネット本体1の前面及び後面の開口部2,3
から外気を吸い込むと共に、キャビネット本体1内の温
められた空気を排気フード8内に取り込み、かつ、その
開放された一側面から前方へ排出する。一方、上方や下
方、後方へも排気が可能な場合は、それぞれの排気フー
ド8を取り外し、上の排気フード8の一側面を上方又は
後方へ位置させたり、中間の排気フード8の一側面を後
方へ位置させたり、あるいは下の排気フード8の一側面
を下方又は後方へ位置させたりして適宜変更して取り付
ける。
【0012】なお、上述した実施の形態においては、排
気フード8が取り付けられるファンベース5をキャビネ
ット本体1の右側面に取り付ける場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、キャビネット本体
1の左側面、正面又は背面のいずれかに、そのほぼ全面
に及ぶ開口部を設け、左側面、正面又は背面に排気フー
ド8が取り付けられるファンベースを取り付けるように
してもよい。
気フード8が取り付けられるファンベース5をキャビネ
ット本体1の右側面に取り付ける場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、キャビネット本体
1の左側面、正面又は背面のいずれかに、そのほぼ全面
に及ぶ開口部を設け、左側面、正面又は背面に排気フー
ド8が取り付けられるファンベースを取り付けるように
してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気装置
用キャビネットによれば、従来の上面に比べて面積の大
きな側面のほぼ全面を排気のために用いることが可能と
なり、又、排気を分割し、かつ、上下、前後に方向を変
えて行えるので、十分な放熱を行うことができる。
用キャビネットによれば、従来の上面に比べて面積の大
きな側面のほぼ全面を排気のために用いることが可能と
なり、又、排気を分割し、かつ、上下、前後に方向を変
えて行えるので、十分な放熱を行うことができる。
【図1】本発明に係る電気装置用キャビネットの実施の
形態の一例を示す正面図である。
形態の一例を示す正面図である。
【図2】図1の電気装置用キャビネットの右側面図であ
る。
る。
【図3】図1の電気装置用キャビネットの左側面図であ
る。
る。
【図4】図1の電気装置用キャビネットの平面図であ
る。
る。
【図5】図1の電気装置用キャビネットの背面図であ
る。
る。
【図6】図1におけるVI−VI線矢視図である。
【図7】図1の電気装置用キャビネットにおけるファン
ベースの正面図である。
ベースの正面図である。
【図8】図7のファンベースの平面図である。
【図9】図1の電気装置用キャビネットにおける排気フ
ードの正面図である。
ードの正面図である。
【図10】図9の排気フードの平面図である。
【図11】図9の排気フードの左側面図である。
【図12】図9の排気フードの右側面図である。
【図13】図9の排気フードの背面図である。
1 キャビネット本体 2 開口部 3 開口部 4 開口部 5 ファンベース 6 排気孔 7 排気ファン 8 排気フード
Claims (1)
- 【請求項1】 全面の少なくとも1つから吸気可能な縦
長箱形のキャビネット本体の一側面にそのほぼ全面に及
ぶ開口部を設け、前記キャビネット本体の一側面に、そ
れとほぼ同外形の皿形を呈し、底面に設けられた多数の
排気孔に排気ファンをそれぞれ取り付けたファンベース
を、開口縁をキャビネット本体の一側面と対向させ、か
つ、一側面の開口部を覆うようにして気密に取り付け、
前記ファンベースの底面外側に、所要数の排気ファンを
一括して被包する方形の皿形を呈し、かつ、一側面を開
放した複数の排気フードを、それぞれ開放した一側面の
位置を変更可となして取り付けたことを特徴とする電気
装置用キャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000068359A JP2001257497A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 電気装置用キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000068359A JP2001257497A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 電気装置用キャビネット |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004004401U Continuation JP3106843U (ja) | 2004-07-26 | 2004-07-26 | 電気装置用キャビネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001257497A true JP2001257497A (ja) | 2001-09-21 |
Family
ID=18587421
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000068359A Pending JP2001257497A (ja) | 2000-03-13 | 2000-03-13 | 電気装置用キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001257497A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010246326A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Mitsubishi Electric Corp | 換気冷却ユニット付き制御盤 |
-
2000
- 2000-03-13 JP JP2000068359A patent/JP2001257497A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010246326A (ja) * | 2009-04-09 | 2010-10-28 | Mitsubishi Electric Corp | 換気冷却ユニット付き制御盤 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040525 |