JP2001255768A - 加熱定着装置および画像形成装置 - Google Patents

加熱定着装置および画像形成装置

Info

Publication number
JP2001255768A
JP2001255768A JP2000066424A JP2000066424A JP2001255768A JP 2001255768 A JP2001255768 A JP 2001255768A JP 2000066424 A JP2000066424 A JP 2000066424A JP 2000066424 A JP2000066424 A JP 2000066424A JP 2001255768 A JP2001255768 A JP 2001255768A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat fixing
fixing roller
recording material
roller
toner image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000066424A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Tanaka
一 田中
Masami Maruko
雅巳 圓子
Kazunori Katada
和則 堅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2000066424A priority Critical patent/JP2001255768A/ja
Publication of JP2001255768A publication Critical patent/JP2001255768A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 離型オイルの供給量が十分に少ないにもかか
わらず、記録材が加熱定着ローラに巻き付くことなく確
実に離脱する加熱定着装置、並びに良好な定着画像を十
分に高い生産性をもって形成することができる画像形成
装置の提供。 【解決手段】 本発明の加熱定着装置は、加熱定着ロー
ラと圧着ローラとを備えてなり、一面にトナー像が形成
された記録材を挟圧しながら搬送してトナー像を記録材
に熱定着するものであって、A4サイズの記録材に対す
る塗布量が5mg以下となる割合で加熱定着ローラに離
型オイルを供給するオイル供給手段を備え、加熱定着ロ
ーラの中心軸に直交する平面において、加熱定着ローラ
と圧着ローラとのニップの最下流点における、加熱定着
ローラの接線に対する記録材の排出方向がなす剥離角y
(度)と、トナー像を形成するトナーの軟化点x(℃)
との間に、下記の関係式(1)が成立することを特徴と
する。 関係式(1): y>−0.25x+41

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱定着ローラお
よび圧着ローラを備えてなる加熱定着装置、並びにこの
加熱定着装置を有してなる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像形成装置においては、トナ
ー像形成装置により例えば転写紙などの記録材の一面に
形成されたトナー像を当該記録材に熱定着させるため
に、当該記録材の一面に接する加熱定着ローラと、この
加熱定着ローラに圧着するよう配置された圧着ローラと
を備えてなる加熱定着装置が広く用いられている。
【0003】しかしながら、このような加熱定着装置に
おいては、記録材が剛性の低いものであってしかも当該
記録材のトナー像におけるトナーの付着量が多い場合に
は、当該記録材が加熱定着ローラと圧着ローラとのニッ
プにおいて加圧下に加熱されたときに、トナーが加熱定
着ローラに粘着する結果、記録材が加熱定着ローラに巻
き付いてしまう、という問題がある。
【0004】特に、カラー画像を形成する場合において
は、通常、記録材に形成されたトナー像におけるトナー
の付着量が多く、しかも発色性を向上させるために分子
量が小さくて溶融時の粘弾性が低いバインダー樹脂より
なるトナーが用いられるため、ニップにおいて加圧・加
熱されたときに、当該トナーの加熱定着ローラに対する
粘着力が大きくなり、その結果、加熱定着ローラに対す
る記録材の巻き付きの発生が顕著になる。
【0005】一方、加熱定着ローラおよび圧着ローラに
おける記録材の搬送速度を大きくすると、ニップにおけ
る加圧・加熱時間が短いものとなってしまうために、ト
ナーが十分に溶融して記録材に浸透することができず、
その結果、この場合にもトナーが加熱定着ローラに粘着
して記録材が加熱定着ローラに巻き付いてしまう、とい
う問題がある。
【0006】以上のような巻き付き発生の問題を解決す
るために、従来、離型剤である例えばシリコーンオイル
などの離型オイルを記録材に塗布することを目的とし
て、加熱定着ローラに当該離型オイルを供給することが
知られている。
【0007】しかしながら、実際に離型剤としての機能
を得るためには比較的多量の離型オイルを供給する必要
があるため、記録材が当該離型オイルによって汚染され
るなどの問題があり、また、加熱定着ローラが、離型性
の高いシリコーンゴムにより構成される弾性層を有して
なる場合には、当該弾性層が離型オイルによって膨潤あ
るいは熱劣化してしまい、結果として、当該加熱定着ロ
ーラの使用寿命が短くなるなどの問題がある。
【0008】一方、弾性層の表面上に例えば四フッ化エ
チレン重合体よりなる被覆層が設けられることにより、
使用寿命が長期化された加熱定着ローラが提案されてい
る。しかし、この加熱定着ローラにおいては、当該被覆
層の撥油作用により、被覆層の表面が離型オイルにより
均一に被覆されずにいわゆるオイルムラが発生し、その
結果、得られた画像において画像ムラが発生するという
問題がある。
【0009】また、従来は、加熱定着ローラのみに加熱
手段が設けられていたために、圧着ローラを単独で温度
制御することが不可能であり、そのため、加熱定着ロー
ラの温度と圧着ローラの温度との温度差は、ニップにお
いて加圧・加熱される記録材の数によって変動してしま
い、そのため、トナーが十分に溶融されないことがあ
り、結局、記録材の巻き付きが発生してしまう、という
問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な事情に基づいてなされたものであって、その目的は、
離型オイルの供給量が十分に少ないにもかかわらず、記
録材が加熱定着ローラに巻き付くことなく確実に離脱す
る加熱定着装置を提供することにある。また、本発明の
他の目的は、上記の加熱定着装置を用いて、良好な定着
画像を十分に高い生産性をもって形成することができる
画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱定着装置
は、加熱手段により加熱される加熱定着ローラと圧着ロ
ーラとを備えてなり、一面にトナー像が形成された記録
材を挟圧しながら搬送して当該トナー像を記録材に熱定
着する加熱定着装置であって、A4サイズの記録材に対
する塗布量が5mg以下となる割合で前記加熱定着ロー
ラに離型オイルを供給するオイル供給手段を備え、前記
加熱定着ローラの中心軸に直交する平面において、加熱
定着ローラと圧着ローラとのニップの最下流点におけ
る、当該加熱定着ローラの接線に対する記録材の排出方
向がなす剥離角y(度)と、前記トナー像を形成するト
ナーの軟化点x(℃)との間に、下記の関係式(1)が
成立することを特徴とする。
【0012】関係式(1): y>−0.25x+41
【0013】本発明の加熱定着装置は、加熱手段により
加熱される加熱定着ローラと圧着ローラとを備えてな
り、一面にトナー像が形成された記録材を挟圧しながら
搬送して当該トナー像を記録材に熱定着する加熱定着装
置であって、A4サイズの記録材に対する塗布量が5m
g以下となる割合で前記加熱定着ローラに離型オイルを
供給するオイル供給手段を備え、加熱定着ローラは、そ
の設定温度が185℃以下の温度とされ、圧着ローラ
は、加熱定着ローラと独立の加熱手段を有し、加熱定着
ローラの設定温度と同等若しくはそれより高い設定温度
に制御されることを特徴とする。また、この加熱定着装
置においては、トナー像を形成するトナーの軟化点が1
30℃以下であることが好ましい。
【0014】本発明の加熱定着装置においては、トナー
像の最高濃度領域におけるトナーの付着量が0.6mg
/cm2 以上であることが好ましい。
【0015】また、本発明の加熱定着装置においては、
加熱定着ローラおよび圧着ローラにおける記録材の搬送
速度が80mm/sec以上に設定されていることが好
ましい。
【0016】更に、本発明の加熱定着装置においては、
加熱定着ローラおよび圧着ローラの少なくとも一方は、
ゴム弾性体よりなる弾性層が形成されてなることが好ま
しく、また、加熱定着ローラおよび圧着ローラの少なく
とも一方における弾性層の表面上には、フッ素系樹脂よ
りなる被覆層が設けられていることが好ましい。
【0017】本発明の画像形成装置は、記録材の一面に
トナー像を形成するトナー像形成装置と、加熱手段によ
り加熱される加熱定着ローラと圧着ローラとを備えてな
り、一面にトナー像が形成された記録材を挟圧しながら
搬送して当該トナー像を記録材に熱定着する加熱定着装
置とを有してなる画像形成装置であって、前記加熱定着
装置には、A4サイズの記録材に対する塗布量が5mg
以下となる割合で前記加熱定着ローラに離型オイルを供
給するオイル供給手段が備えられ、前記加熱定着ローラ
の中心軸に直交する平面において、加熱定着ローラと圧
着ローラとのニップの最下流点における、当該加熱定着
ローラの接線に対する記録材の排出方向がなす剥離角y
(度)と、前記トナー像を形成するトナーの軟化点x
(℃)との間に、下記の関係式(1)が成立することを
特徴とする。
【0018】関係式(1): y>−0.25x+41
【0019】本発明の画像形成装置は、記録材の一面に
トナー像を形成するトナー像形成装置と、加熱手段によ
り加熱される加熱定着ローラと圧着ローラとを備えてな
り、一面にトナー像が形成された記録材を挟圧しながら
搬送して当該トナー像を記録材に熱定着する加熱定着装
置とを有してなる画像形成装置であって、前記加熱定着
装置には、A4サイズの記録材に対する塗布量が5mg
以下となる割合で前記加熱定着ローラに離型オイルを供
給するオイル供給手段が備えられ、加熱定着ローラは、
その設定温度が185℃以下の温度とされ、圧着ローラ
は、加熱定着ローラと独立の加熱手段を有し、加熱定着
ローラの設定温度と同等若しくはそれより高い設定温度
に制御されることを特徴とする。
【0020】
【作用】上記のような構成によれば、剥離角y(度)と
トナーの軟化点x(℃)との間に上記の関係式(1)が
成立する構成とされていることにより、離型オイルの供
給量が十分に少ないにもかかわらず、記録材が加熱定着
ローラから確実に離脱し、記録材が加熱定着ローラに巻
き付くことがない。
【0021】また、設定温度が185℃以下とされてい
る加熱定着ローラに対して、圧着ローラの設定温度が加
熱定着ローラの設定温度と同等若しくはそれより高い温
度とされることにより、ニップにおいてトナーが十分に
加熱されるために加熱定着ローラに対する粘着性が低下
して離型性が向上し、その結果、加熱定着ローラに対す
る離型オイルの供給量が十分に少ないにもかかわらず、
記録材が確実に加熱定着ローラより離脱し、記録材が加
熱定着ローラに巻き付くことがない。
【0022】そして、離型オイルの供給量が十分に少な
いため、離型オイルを加熱定着ローラに多量に供給する
ことによって生ずる諸問題、例えば、記録材が離型オイ
ルによって汚染されること、または定着後の記録材に筆
記することが困難になることなどを回避することができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。図1は、本発明の加熱定着装置を有してなる画像
形成装置の構成の概略を示す説明図であり、図2は、本
発明の加熱定着装置の第1の形態の要部の構成を示す説
明用断面図である。この例の画像形成装置は、記録材P
(図2参照)の一面にトナー像T(図2参照)を形成す
るトナー像形成装置40と、当該トナー像Tを記録材P
に熱定着する加熱定着装置10aとを有してなるもので
ある。
【0024】画像形成装置を構成するトナー像形成装置
40は、静電荷像が形成されるドラム状感光体41と、
この感光体41を帯電させるための帯電部42と、感光
体41上に光像を照射して静電荷像を形成する像露光手
段43と、感光体41に形成された静電荷像を顕像化し
てトナー像を形成する現像器44と、感光体41に形成
されたトナー像を記録材P(図2参照)に転写させる転
写部45と、感光体41に密着した記録材Pを分離させ
る分離部46とを備えてなるものである。47は給送機
構、48はクリーニング部である。この画像形成装置が
カラー画像の形成に用いられる場合には、現像器44は
4つ設けられ、それぞれ、ブラック、イエロー、マゼン
タおよびシアンのカラートナーによる現像が行われる。
【0025】画像形成装置を構成する加熱定着装置10
aは、図2に示されるように、加熱定着ローラ20と、
これに当接する圧着ローラ30aと、当該加熱定着ロー
ラ20に離型オイルを供給するオイル供給手段Mとを備
えてなる。
【0026】オイル供給手段Mは、加熱定着ローラ20
の外周面に、例えばジメチルシリコーンオイルなどの離
型オイルを付着させることにより、加熱定着ローラ20
と圧着ローラ30aとによるニップN1において、記録
材Pのトナー像Tが形成された一面側に当該離型オイル
を塗布するものである。この離型オイルの供給量は、A
4サイズの記録材を通過させたときに、当該記録材に転
移する量(以下、「記録材に対する塗布量」という。)
が5mg以下、好ましくは3mg以下、更に好ましくは
1mg以下となる量とされる。
【0027】加熱定着ローラ20は、例えばアルミニウ
ム、鉄および銅より選択された金属あるいはそれらの合
金から構成される円筒状の芯金21の表面にゴム弾性体
からなる弾性層22が形成されてなり、例えば線状ヒー
タよりなる加熱定着ローラ用加熱手段23が芯金21内
に配設されて構成されている。
【0028】加熱定着ローラ20の弾性層22を構成す
る材料としては、従来知られている種々のものを用いる
ことができるが、特にシリコーンゴムを用いることが好
ましい。また、弾性層22の表面上には、例えばフッ素
系樹脂よりなるチューブあるいはコーティング層などの
被覆層が設けられていることが好ましい。ここに、フッ
素系樹脂としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレ
ン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオ
ロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)などを用
いることができる。
【0029】一方、加熱定着装置10aを構成する圧着
ローラ30aは、例えば円筒状の芯金31aの表面にゴ
ム弾性体よりなる弾性層32が形成されてなるものであ
る。芯金31aは、アルミニウム、鉄などの金属または
それらの合金から構成されており、その外径は、例えば
加熱定着ローラ20の芯金21の外径と同程度の大きさ
とされる。また、弾性層32の表面上においても、必要
に応じて、例えばフッ素系樹脂よりなるチューブあるい
はコーティング層などの被覆層を設けることができる。
【0030】以上のような加熱定着装置10aにおいて
は、加熱定着ローラ20と圧着ローラ30aとのニップ
N1は、加熱定着ローラおよび圧着ローラの各々の外径
および表面硬度などによってその形態が異なるが、例え
ば記録材の進入通路に沿って延びる略平面状の形状(以
下、「略フラットな形状」ともいう。)とされている。
【0031】このような加熱定着装置10aにおいて、
加熱定着ローラ20の中心軸Kに直交する平面におい
て、ニップN1の最下流点aにおける当該加熱定着ロー
ラ20の接線Lに対する、当該最下流点aよりの記録材
Pの排出方向がなす角度として定義される剥離角y
(度)と、トナー像形成装置40の現像器44における
トナーの軟化点x(℃)との間には、下記の関係式
(1)が成立する状態とされている。ここに、ニップN
1の最下流点aよりの記録材Pの排出方向は、当該記録
材PのニップN1に対する進入方向の延長線上に一致し
た方向である。
【0032】関係式(1): y>−0.25x+41
【0033】このような加熱定着装置10aに対して、
給送機構47により給送される記録材Pのトナー像Tを
形成するトナーとしては、種々のものを用いることがで
きるが、代表的には、例えばスチレン−アクリル系樹脂
をバインダーとするトナーが用いられる。そして、トナ
ーの軟化点x(℃)の範囲は、例えば100〜140
℃、好ましくは110〜130℃とされる。
【0034】以上のような加熱定着装置10aの具体的
な寸法例を示すと、加熱定着ローラ20は、その外径が
50〜70mm、その弾性層22の厚みが1〜3mmと
される。また、圧着ローラ30aは、その外径が50〜
70mm、その弾性層32の厚みが1〜3mmとされ
る。
【0035】剥離角y(度)は、加熱定着ローラの弾性
体の硬度および厚み並びに当該加熱定着ローラの外径
と、圧着ローラの弾性体の硬度および厚み並びに当該圧
着ローラの外径との関係、加熱定着ローラと圧着ローラ
との圧力、その他の条件によって変更することができ
る。
【0036】以上のような構成の加熱定着装置10aに
よれば、剥離角y(度)と、トナーの軟化点x(℃)と
の間には、上記の関係式(1)が成立する構成とされて
いることにより、後述する実験例から明らかなように、
オイル供給手段Mによる加熱定着ローラ20に対する離
型オイルの供給量が十分に少なくても、当該記録材Pが
確実に加熱定着ローラ20から離脱し、当該記録材Pが
加熱定着ローラに巻き付くことがない。
【0037】具体的には、記録材Pの一面に形成された
トナー像Tの最高濃度領域におけるトナーの付着量が例
えば0.6mg/cm2 以上とされる場合であっても、
あるいは、加熱定着ローラ20および圧着ローラ30a
における記録材Pの搬送速度が例えば80mm/sec
以上に設定される場合であっても、剥離角y(度)とト
ナーの軟化点x(℃)との間に特定の関係式が成立する
ことにより、記録材Pが加熱定着ローラ20に巻き付く
ことがない。従って、トナー像Tにおけるトナーの付着
量が多いカラー画像の形成においても、記録材Pが加熱
定着ローラ20に巻き付くことがなく、結局、この加熱
定着装置10aをカラー画像の形成に好適に用いること
ができる。
【0038】また、オイル供給手段Mによって供給され
る量が、A4サイズの記録材に対する塗布量が5mg以
下となる割合であるため、当該離型オイルを加熱定着ロ
ーラに多量に供給することによって生ずる諸問題を確実
に回避することができる。
【0039】更に、加熱定着ローラ20および圧着ロー
ラ30aには、その表面に例えばフッ素系樹脂よりなる
コーティング層もしくはチューブなどの被覆層が設けら
れているので、十分に高い離型性および耐熱性を有する
ものとなる。
【0040】図3は、本発明の加熱定着装置の第2の形
態の要部の構成を示す説明用断面図である。この図3に
おいて、図2に示した加熱定着装置の構成要素と同様な
機能を果たすものには、同一符号を付し、重複する説明
は省略する。この例の加熱定着装置10bは、加熱定着
ローラ20と、これに当接する圧着ローラ30bと、オ
イル供給手段Mとを備えてなるものである。
【0041】圧着ローラ30bは、例えばアルミニウ
ム、鉄などの金属またはそれらの合金からなる例えば円
筒状の芯金31bからなるものであるが、その外径は、
加熱定着ローラ20の外径より小さいものとされてい
る。
【0042】このような加熱定着装置10bにおいて
は、加熱定着ローラ20と圧着ローラ30bとのニップ
N2は、当該圧着ローラ30bの外周縁の一部が加熱定
着ローラ20内に押入される結果、加熱定着ローラ20
側に湾曲した形状、すなわち図で上方に凸の形状(以
下、「上凸型の形状」ともいう。)とされている。
【0043】以上のような加熱定着装置10bの具体的
な寸法例を示すと、加熱定着ローラ20は、その外径が
50〜70mm、その弾性層22の厚みが1〜3mmと
される。また、圧着ローラ30bは、その外径が30〜
65mmとされる。
【0044】以上のような構成の加熱定着装置10bに
おいては、ニップN2が上凸型の形状であることによ
り、当該ニップN2の最下流点bよりの記録材Pの排出
方向が、当該記録材PのニップN2に対する進入方向の
延長線上よりも圧着ローラ30bが位置する側に変位し
た方向、すなわち、最下流点bよりの記録材Pの排出方
向が当該最下流点bにおける圧着ローラ30bの接線方
向に略一致した方向となるため、剥離角y(度)の大き
さを十分に大きいものとすることができ、上記の関係式
(1)を満足することが容易になる。従って、この加熱
定着装置10bによれば、加熱定着ローラ20に対する
離型オイルの供給量が十分に少ないにもかかわらず、記
録材Pが確実に加熱定着ローラ20から離脱し、結局、
記録材Pが加熱定着ローラ20に巻き付くことがない。
【0045】図4は、本発明の加熱定着装置の第3の形
態の要部の構成を示す説明用断面図である。この図4に
おいて、図2に示した加熱定着装置の構成要素と同様な
機能を果たすものには、同一符号を付し、重複する説明
は省略する。この例の加熱定着装置10cは、加熱定着
ローラ20と、これに当接する圧着ローラ30cとを備
えてなるものである。
【0046】この例において、加熱定着ローラ20は、
その内部に配設された加熱定着ローラ用加熱手段23に
よって加熱されるが、その設定温度は185℃以下とさ
れることが必要であり、更に165℃以上とされること
が好ましい。
【0047】圧着ローラ30cは、例えば円筒状の芯金
31cの表面にゴム弾性体からなる弾性層32が形成さ
れてなり、芯金31c内に例えば線状ヒータよりなる圧
着ローラ用加熱手段33が配設されており、この圧着ロ
ーラ用加熱手段33により、加熱定着ローラ20とは独
立してその加熱状態が制御される構成とされている。芯
金31cは、例えばアルミニウム、鉄および銅より選択
された金属または合金から構成されており、その外径
は、加熱定着ローラ20の芯金21の外径と同程度の大
きさとされている。
【0048】このような加熱定着装置10cにおいて、
圧着ローラ30cは、その内部に配設された圧着ローラ
用加熱手段33によって加熱されることにより、加熱定
着ローラ20の設定温度と同等若しくはそれより高い設
定温度に制御される状態とされる。具体的には、圧着ロ
ーラ30cの設定温度は、加熱定着ローラ20の設定温
度より例えば5℃以上高い温度であることが好ましく、
更に10〜20℃高い温度であることが好ましい。
【0049】以上のような構成の加熱定着装置10cに
よれば、加熱定着ローラ20の設定温度が185℃以
下、好ましくは165℃以上とされている条件下におい
て、圧着ローラ30cは、その設定温度が加熱定着ロー
ラの設定温度と同等若しくはそれより高い温度に制御さ
れるので、ニップN1においてトナーが記録材の側から
十分に加熱され、その結果、加熱定着ローラ20に対す
る粘着性が低下して離型性が向上し、これにより、加熱
定着ローラ20に対する離型オイルの供給量が十分に少
なくても当該記録材Pが確実に加熱定着ローラ20から
離脱し、記録材Pが加熱定着ローラ20に巻き付くこと
がない。
【0050】具体的には、記録材Pの一面に形成された
トナー像Tの最高濃度領域におけるトナーの付着量が例
えば0.6mg/cm2 以上とされる場合であっても、
加熱定着ローラ20および圧着ローラ30cにおける記
録材Pの搬送速度が例えば80mm/sec以上に設定
される場合であっても、あるいは、トナーの軟化点が1
30℃以下とされる場合であっても、圧着ローラ30c
の設定温度が特定の範囲内に制御されていることによ
り、記録材Pが加熱定着ローラ20に巻き付くことがな
い。従って、トナー像Tにおけるトナーの付着量が多い
カラー画像の形成においても、記録材Pが加熱定着ロー
ラ20に巻き付くことがなく、結局、この加熱定着装置
10cをカラー画像の形成に好適に用いることができ
る。
【0051】そして、上記のような構成の加熱定着装置
を有してなる画像形成装置によれば、当該加熱定着装置
が既述の作用効果を発揮することにより、良好な定着画
像を十分に高い生産性をもって形成することができる。
特に、トナー像におけるトナーの付着量が多いカラー画
像の形成において、この画像形成装置を好適に用いるこ
とができる。
【0052】以下、加熱定着装置を備えてなる画像形成
装置を用いた実験例について説明する。
【0053】<実験例1>加熱定着装置における剥離角
(度)の大きさが種々に異なる条件下において、軟化点
が104℃、115℃、126℃および130℃のトナ
ーをそれぞれ用いて、下記の条件に従って合計10万回
の画像形成を行った。 ・記録材:普通紙 ・オイル供給手段よりの供給量:A4サイズの記録材に
対する塗布量が1mgとなる量 ・トナー像の最高濃度領域におけるトナーの付着量:
1.1mg/cm2 ・記録材の搬送速度:120mm/sec そして、記録材(普通紙)が加熱定着ローラに巻き付く
回数を調べ、巻き付き発生回数が0回の場合を「○」、
巻き付き発生回数が1〜5回の場合を「△」、巻き付き
発生回数が6回以上の場合を「×」として、それらをプ
ロットしたところ、図5に示すグラフが得られた。この
グラフにおいて、縦軸(y軸)は「剥離角(度)」、横
軸(x軸)は「トナーの軟化点(℃)」である。
【0054】この実験例1の結果においては、図5に示
す直線Fにより、巻き付きが発生する領域と巻き付きが
発生しない領域とが区画される。そして、この直線Fの
式を求めたところ、「y=−0.25x+41」であっ
た。従って、この直線Fより上方側、すなわち既述の関
係式(1)を満たすことにより、加熱定着ローラに対す
る記録材の巻き付き発生回数は零あるいは発生したとし
てもきわめて僅かであることが理解される。
【0055】<実験例2>加熱定着ローラの設定温度
(℃)および圧着ローラの設定温度(℃)を適宜変更し
て、すなわち、下記の条件の下で、加熱定着ローラの設
定温度(℃)を145℃〜190℃の間で変更すると共
に、圧着ローラの設定温度(℃)を加熱定着ローラの設
定温度(℃)±20(℃)の範囲で変更して、合計10
万回の画像形成を行い、当該加熱定着ローラの設定温度
(℃)と圧着ローラの設定温度(℃)との関係を求め
た。 ・記録材:普通紙 ・オイル供給手段よりの供給量:A4サイズの記録材に
対する塗布量が1mgとなる量 ・トナー像の最高濃度領域におけるトナーの付着量:
1.1mg/cm2 ・トナーの軟化点:125℃ ・記録材の搬送速度:120mm/sec そして、記録材(普通紙)が加熱定着ローラに巻き付く
回数を調べ、巻き付き発生回数が0回の場合を「○」、
巻き付き発生回数が1〜5回の場合を「△」、巻き付き
発生回数が6回以上の場合を「×」として、それらをプ
ロットしたところ、図6に示すグラフが得られた。この
グラフにおいて、縦軸は「加熱定着ローラの設定温度
(℃)」、横軸は「圧着ローラの設定温度−加熱定着ロ
ーラの設定温度(℃)」である。
【0056】この実験例2の結果から明らかなように、
加熱定着ローラの設定温度が185℃を超える場合に
は、記録材の巻き付き発生回数が多いことが理解され、
更に加熱定着ローラの設定温度が165℃未満の場合に
おいても、記録材の巻き付き発生回数が多いことが理解
される。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の加熱定着
装置によれば、剥離角y(度)とトナーの軟化点x
(℃)との間に上記の関係式(1)が成立する構成とさ
れていることにより、離型オイルの供給量が十分に少な
いにもかかわらず、記録材が加熱定着ローラから確実に
離脱し、記録材が加熱定着ローラに巻き付くことがな
い。
【0058】また、設定温度が185℃以下とされてい
る加熱定着ローラに対して、圧着ローラの設定温度が加
熱定着ローラの設定温度と同等若しくはそれより高い温
度とされることにより、ニップにおいてトナーが十分に
加熱されるために加熱定着ローラに対する粘着性が低下
して離型性が向上し、その結果、加熱定着ローラに対す
る離型オイルの供給量が十分に少ないにもかかわらず、
記録材が確実に加熱定着ローラより離脱し、記録材が加
熱定着ローラに巻き付くことがない。
【0059】そして、離型オイルの供給量が十分に少な
いため、離型オイルを加熱定着ローラに多量に供給する
ことによって生ずる諸問題、例えば、記録材が離型オイ
ルによって汚染されること、または定着後の記録材に筆
記することが困難になることなどを回避することができ
る。
【0060】本発明の画像形成装置によれば、上記の加
熱定着装置を有してなることにより、良好な定着画像を
十分に高い生産性をもって形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の加熱定着装置を有してなる画像形成装
置の構成の概略を示す説明図である。
【図2】本発明の加熱定着装置の第1の形態の要部の構
成を示す説明用断面図である。
【図3】本発明の加熱定着装置の第2の形態の要部の構
成を示す説明用断面図である。
【図4】本発明の加熱定着装置の第3の形態の要部の構
成を示す説明用断面図である。
【図5】実験例1の結果を示すグラフである。
【図6】実験例2の結果を示すグラフである。
【符号の説明】
10a,10b,10c 加熱定着装置 20 加熱定着ローラ 21 芯金 22 弾性層 23 加熱定着ローラ用加熱手段 30a,30b,30c 圧着ローラ 31a,31b,31c 芯金 32 弾性層 33 圧着ローラ用加熱手段 40 トナー像形成装置 41 ドラム状感光体 42 帯電部 43 像露光手段 44 現像器 45 転写部 46 分離部 47 給送機構 48 クリーニング部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堅田 和則 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H033 AA09 AA16 AA39 BA10 BA25 BA30 BA44 BA46 BA58 BB04 BB14 BB15 BB21 BB30 BB33 CA07 CA30 CA35 3K058 AA34 BA18 DA01 DA21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段により加熱される加熱定着ロー
    ラと圧着ローラとを備えてなり、一面にトナー像が形成
    された記録材を挟圧しながら搬送して当該トナー像を記
    録材に熱定着する加熱定着装置であって、 A4サイズの記録材に対する塗布量が5mg以下となる
    割合で前記加熱定着ローラに離型オイルを供給するオイ
    ル供給手段を備え、 前記加熱定着ローラの中心軸に直交する平面において、
    加熱定着ローラと圧着ローラとのニップの最下流点にお
    ける、当該加熱定着ローラの接線に対する記録材の排出
    方向がなす剥離角y(度)と、前記トナー像を形成する
    トナーの軟化点x(℃)との間に、下記の関係式(1)
    が成立することを特徴とする加熱定着装置。 関係式(1): y>−0.25x+41
  2. 【請求項2】 加熱手段により加熱される加熱定着ロー
    ラと圧着ローラとを備えてなり、一面にトナー像が形成
    された記録材を挟圧しながら搬送して当該トナー像を記
    録材に熱定着する加熱定着装置であって、 A4サイズの記録材に対する塗布量が5mg以下となる
    割合で前記加熱定着ローラに離型オイルを供給するオイ
    ル供給手段を備え、 加熱定着ローラは、その設定温度が185℃以下の温度
    とされ、 圧着ローラは、加熱定着ローラと独立の加熱手段を有
    し、加熱定着ローラの設定温度と同等若しくはそれより
    高い設定温度に制御されることを特徴とする加熱定着装
    置。
  3. 【請求項3】 トナー像を形成するトナーの軟化点が1
    30℃以下であることを特徴とする請求項2に記載の加
    熱定着装置。
  4. 【請求項4】 トナー像の最高濃度領域におけるトナー
    の付着量が0.6mg/cm2 以上であることを特徴と
    する請求項1〜請求項3のいずれかに記載の加熱定着装
    置。
  5. 【請求項5】 加熱定着ローラおよび圧着ローラにおけ
    る記録材の搬送速度が80mm/sec以上に設定され
    ていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか
    に記載の加熱定着装置。
  6. 【請求項6】 加熱定着ローラおよび圧着ローラの少な
    くとも一方は、ゴム弾性体よりなる弾性層が形成されて
    なることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに
    記載の加熱定着装置。
  7. 【請求項7】 加熱定着ローラおよび圧着ローラの少な
    くとも一方における弾性層の表面上には、フッ素系樹脂
    よりなる被覆層が設けられていることを特徴とする請求
    項6に記載の加熱定着装置。
  8. 【請求項8】 記録材の一面にトナー像を形成するトナ
    ー像形成装置と、 加熱手段により加熱される加熱定着ローラと圧着ローラ
    とを備えてなり、一面にトナー像が形成された記録材を
    挟圧しながら搬送して当該トナー像を記録材に熱定着す
    る加熱定着装置とを有してなる画像形成装置であって、 前記加熱定着装置には、A4サイズの記録材に対する塗
    布量が5mg以下となる割合で前記加熱定着ローラに離
    型オイルを供給するオイル供給手段が備えられ、 前記加熱定着ローラの中心軸に直交する平面において、
    加熱定着ローラと圧着ローラとのニップの最下流点にお
    ける、当該加熱定着ローラの接線に対する記録材の排出
    方向がなす剥離角y(度)と、前記トナー像を形成する
    トナーの軟化点x(℃)との間に、下記の関係式(1)
    が成立することを特徴とする画像形成装置。 関係式(1): y>−0.25x+41
  9. 【請求項9】 記録材の一面にトナー像を形成するトナ
    ー像形成装置と、 加熱手段により加熱される加熱定着ローラと圧着ローラ
    とを備えてなり、一面にトナー像が形成された記録材を
    挟圧しながら搬送して当該トナー像を記録材に熱定着す
    る加熱定着装置とを有してなる画像形成装置であって、 前記加熱定着装置には、A4サイズの記録材に対する塗
    布量が5mg以下となる割合で前記加熱定着ローラに離
    型オイルを供給するオイル供給手段が備えられ、 加熱定着ローラは、その設定温度が185℃以下の温度
    とされ、 圧着ローラは、加熱定着ローラと独立の加熱手段を有
    し、加熱定着ローラの設定温度と同等若しくはそれより
    高い設定温度に制御されることを特徴とする画像形成装
    置。
JP2000066424A 2000-03-10 2000-03-10 加熱定着装置および画像形成装置 Pending JP2001255768A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000066424A JP2001255768A (ja) 2000-03-10 2000-03-10 加熱定着装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000066424A JP2001255768A (ja) 2000-03-10 2000-03-10 加熱定着装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001255768A true JP2001255768A (ja) 2001-09-21

Family

ID=18585784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000066424A Pending JP2001255768A (ja) 2000-03-10 2000-03-10 加熱定着装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001255768A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7266339B2 (en) 2003-08-07 2007-09-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60263173A (ja) * 1984-06-12 1985-12-26 Canon Inc カラ−記録装置
JPH01107287A (ja) * 1987-10-20 1989-04-25 Fuji Xerox Co Ltd 複写機の定着装置
JPH01131588A (ja) * 1987-11-17 1989-05-24 Konica Corp カラー画像形成装置
JPH02308289A (ja) * 1989-05-24 1990-12-21 Canon Inc 画像定着装置
JPH03168788A (ja) * 1989-11-29 1991-07-22 Canon Inc 画像定着装置
JPH05224553A (ja) * 1992-02-17 1993-09-03 Konica Corp 定着装置
JPH08110720A (ja) * 1991-05-14 1996-04-30 Fuji Xerox Co Ltd フルカラートナー像の定着方法
JPH08166688A (ja) * 1994-12-13 1996-06-25 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナーおよびそれを用いる画像形成方法
JPH09190034A (ja) * 1996-01-08 1997-07-22 Kyocera Corp カラートナー定着方法
JPH09269692A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Kyocera Corp 加熱定着装置
JPH112918A (ja) * 1997-06-12 1999-01-06 Canon Inc 画像形成方法及び画像形成装置

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60263173A (ja) * 1984-06-12 1985-12-26 Canon Inc カラ−記録装置
JPH01107287A (ja) * 1987-10-20 1989-04-25 Fuji Xerox Co Ltd 複写機の定着装置
JPH01131588A (ja) * 1987-11-17 1989-05-24 Konica Corp カラー画像形成装置
JPH02308289A (ja) * 1989-05-24 1990-12-21 Canon Inc 画像定着装置
JPH03168788A (ja) * 1989-11-29 1991-07-22 Canon Inc 画像定着装置
JPH08110720A (ja) * 1991-05-14 1996-04-30 Fuji Xerox Co Ltd フルカラートナー像の定着方法
JPH05224553A (ja) * 1992-02-17 1993-09-03 Konica Corp 定着装置
JPH08166688A (ja) * 1994-12-13 1996-06-25 Fuji Xerox Co Ltd 静電荷像現像用トナーおよびそれを用いる画像形成方法
JPH09190034A (ja) * 1996-01-08 1997-07-22 Kyocera Corp カラートナー定着方法
JPH09269692A (ja) * 1996-03-29 1997-10-14 Kyocera Corp 加熱定着装置
JPH112918A (ja) * 1997-06-12 1999-01-06 Canon Inc 画像形成方法及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7266339B2 (en) 2003-08-07 2007-09-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6636718B2 (en) Heating roller, method of producing the heating roller, and heating device, fixing device and image forming apparatus using the heating roller
JP5464902B2 (ja) 定着装置
WO2007013660A1 (ja) 像加熱装置
JPH0990787A (ja) ベルト定着装置及びそれを用いた電子写真装置、並びにベルト定着装置の定着方法
JP2004139040A (ja) 定着装置、定着方法および画像形成装置
JP2007322888A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4262135B2 (ja) 像加熱装置
JP2004139039A (ja) 定着装置、定着方法および画像形成装置
JP2014174473A (ja) 定着装置及び画像形成装置
US7003253B2 (en) Image heating apparatus including rotary member with metal layer
JP4595596B2 (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP4353678B2 (ja) 画像形成装置
JP4756619B2 (ja) 定着装置及び該定着装置を有するカラー画像形成装置
JP2008139775A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2009223291A (ja) 定着装置およびそれを備える画像形成装置
JP2010197492A (ja) 押圧部材、定着装置および画像形成装置
US8107870B2 (en) Fusing device and image forming apparatus using the same
JP2001255768A (ja) 加熱定着装置および画像形成装置
JP2002099159A (ja) 画像形成装置及びトナー像転写定着方法
JP2005156918A (ja) 定着装置
JP2004004746A (ja) 定着装置・定着方法・画像形成装置
JP2012128263A (ja) 画像形成装置及びこの画像形成装置に用いられる定着器クリーニング用シート
JPH09281824A (ja) ベルト定着装置
JP2007086530A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2013057730A (ja) 定着装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060418

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061128