JP2001255415A - 導光板 - Google Patents
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Abstract
来の導光板において、光源光を照明光に変換する変換効
率が低く、照明光の明るさが十分でない点を改善するこ
とを課題とする。 【解決手段】 上面1a、下面1b及び複数の側面(1
c、1d、1e、1f)を有し、光源2から入射した光
を光路変換し、前記上面から出射する導光板1におい
て、前記側面のうちの少なくとも1つの側面をプリズム
形状16(7、8)とする。これにより側面から外部に
出射しようする光をプリズム作用により、方向変換して
導光板1の内部に戻し、照明光5として再利用し、照明
光の明るさを従来よりも大幅に向上させることができ
る。
Description
られる導光板に関し、特に液晶等表示装置等のバックラ
イトやスキャナーに使用される導光板に関する。
スキャナーの照明部の光源として発光ダイオード(以下
LEDと言う。)等の発光素子が広く使用されている。
かかる照明手段の小型化、薄型化にとってLED等が最
も適しており、低コスト化にも結びつくことによると考
えられる。
えた従来のかかる照明手段においては発光素子の個数を
低減させ、且つ均一な照明強度を得ることを目的とし
て、導光板を用い、光源である発光素子から放射される
光を導光板に入射させ所望の方向に光を導く構成のもの
が知られている。
照明のための公知のバックライト装置の構成を示す図で
あり、(a)は全体の分解斜視図、(b)は(a)にお
けるB部の側面図である。図5において、101は導光
板、102は光源であるLED、103はLED保持部
材、110は液晶パネルであり、110aは液晶パネル
110の表示部である。導光板101は平面形状が略四
辺形の板状をなし、透光性のガラス又は樹脂等よりな
る。101aは導光板101の上面で、鏡面仕上げがな
されている。101bは上記上面に対向する下面で複数
の溝104による凹凸が設けられている。
は前記上面101aおよび下面101bに略垂直に交わ
る側面である。106は前記側面の1つである側面10
1fに設けられた複数の光源光入射部である。前記LE
D102はこれらの光源光入射部106に対向する位置
に前記LED保持部材103に保持されて配設されてい
る。LED保持部材103は図示しない光源駆動回路を
備えた図示しない回路基板から立ち上がるよう支持さ
れ、LED保持部材103と前記回路基板には前記電源
とLED102を接続する接続配線が設けられている。
前記液晶パネル110は前記導光板101の上面101
aに対向して配設されていいる。
前記光源駆動回路からLED102に対し、所定の駆動
電流が供給されるとLED102が発光し、発光光線が
前記光源光入射部106から導光板101内に入る。導
光板101に入った光は、側面101c、101d、1
01eに向かって進行しつつ、図5(a)、(b)に示
すように下面101bからの反射光のうち上面101a
に対する入射角が臨界角以下のものを上面101aから
照明光108として液晶パネル110に対して出射す
る。そして、出射光のうち液晶パネル110の表示部1
10aを透過した光により液晶パネル110の表示が行
われる。
射した光の中には、図5(b)に例示するように上面1
01aから出射することなく側面101c、101d、
101eのいずれかに到達する光があり、このような光
は決して少なくない。そしてこれらの光の側面(101
d等)に対する入射角は図5(b)に示すように、かな
り小さく殆どが臨界角以下である。よって、上記の側面
101c、101d、101eに達した光の大部分がこ
れらの側面を透過し、外部に出射し、液晶パネル110
に入射することはない。すなわち、無駄になる光がかな
り多い。
01を用いた場合には、光源であるLED102の発光
のうち照明光として利用出来る光の割合が低い、すなわ
ち、光路変換の変換効率がかなり低かった。そのため、
限られた数の光源では、液晶パネルや、スキャナーの照
明を充分に明るくすることが困難であり、逆に照明の明
るさを上げようとして光源の数を増やすと、装置の消費
電力および製造コストが上昇するという問題があった。
使用する従来の導光板における、光源光を照明光に変換
する光路変換の変換効率を改善することを課題とする。
そして本発明はかかる課題を解決し、光源の数を増やす
ことなく、液晶パネルや、スキャナーの照明を充分に明
るくすることができる導光板を提供することを目的とす
るものである。
めにその第1の手段として本発明は、上面、下面及び複
数の側面を有し、光源から入射した光を光路変換し、前
記上面から出射する導光板において、前記側面のうちの
少なくとも1つの側面をプリズム形状としたことを特徴
とする。
段として本発明は、前記第1の手段において、前記下面
に反射を起こすための溝、シボ等よりなる複数の凹凸を
設けたことを特徴とする。
段として本発明は、前記第1の手段又は第2の手段にお
いて、前記側面のうちの少なくとも1つの側面に1個又
は複数個の光源光入射部を設けたことを特徴とする。
段として本発明は、前記第1の手段乃至第3の手段のい
ずれかにおいて、前記側面のうちの少なくとも1つの側
面に、前記上面又は下面と直交又は斜交する断面が円弧
状又はV字形の複数の溝を設けたことを特徴とする。
段として本発明は、前記第1の手段乃至第4の手段のい
ずれかにおいて、前記光源又は光源の入射部に対向した
位置に光源からの入射光を左右に振り分ける機能を有す
る通孔又は盲孔を設けたことを特徴とする。
段として本発明は、上面、下面及び複数の側面を有し、
光源から入射した光を光路変換し、前記上面から出射す
る導光板において、前記上面および下面は略四辺形をな
し、1つの側面に1個又は複数個の光源光の入射部を設
け、他の1つ〜3つの側面をプリズム形状とし、前記下
面に反射を起こすための溝又はシボよりなる複数の凹凸
を設けたことを特徴とする。
段として本発明は、前記第2の手段乃至第6の手段のい
ずれかにおいて、前記下面に設けた溝又はシボよりなる
複数の凹凸の密度は前記光源より遠ざかるにしたがって
大となることを特徴とする。
段として本発明は、前記第1の手段乃至第7の手段のい
ずれかにおいて、前記下面及び又は前記側面のうちの少
なくとも1つの側面に接触又は対向して、反射テープ、
反射膜、反射板等の反射手段を設けたことを特徴とす
る。
段として本発明は、前記第1の手段乃至第7の手段のい
ずれかにおいて、前記上面及び又は前記側面のうちの少
なくとも1つの側面に接触又は対向して、反射テープ、
反射膜、反射板等の反射手段を設けたことを特徴とす
る。
手段として本発明は、前記第1の手段乃至第9の手段の
いずれかにおいて、前記側面のプリズム形状は前記上面
に対し略45度の傾斜をなす平面よりなる上側面と前記
下面に対し略45度の傾斜をなす平面よりなる下側面と
により構成されることを特徴とする。
一実施の形態を説明する。図1は本実施の形態に係る導
光板およびこれを使用したバックライト装置と液晶パネ
ルよりなる液晶表示装置の要部の構成を示す分解斜視図
であり、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるC部
の側面図である。図1において、1は導光板、2は光源
であるLED、3はLED保持部材、10は液晶パネル
であり、10aは液晶パネル10の表示部である。導光
板1は平面形状が略四辺形で板状をなし、透光性のガラ
ス又は樹脂等よりなる。1aは導光板1の上面で、鏡面
仕上げがなされている。1bは上記上面に対向する下面
で複数の溝4による凹凸が設けられている。
面1aおよび下面1bと交わる第1の側面、第2の側
面、第3の側面、第4の側面である。第1の側面1cは
前記上面1aおよび下面1bと略垂直に交わる。第2の
側面1d、第3の側面1e、第4の側面1fはいずれも
外方に凸のプリズム形状をなし、上斜面7と下斜面8に
よりプリズム面16が形成されている。ここで、図1
(b)に示すように、上斜面7は前記上面1aに対して
略45度傾斜している。下斜面8は前記下面1bに対し
て略45度傾斜している。
工がなされている。6は前記第1の側面1cに設けられ
た円弧状の逃げ部よりなる複数の光源光入射部である。
前記LED2はこれらの光源光入射部6に対向する位置
に前記LED保持部材3に保持されて配設されている。
LED保持部材3は図示しない光源駆動回路を備えた図
示しない回路基板から立ち上がるよう支持され、LED
保持部材3と前記回路基板には前記電源とLED2を接
続する図示しない接続配線が設けられている。液晶パネ
ル10は前記導光板1の上面1aに対向して配設されて
いる。
らLED2に対し、所定の駆動電流が供給されるとLE
D2が発光し、発光光線が前記光源光入射部6から導光
板1内に入る。光導光板1に入った光は、側面1d、1
e、1fに向かって進行しつつ、図5(a)、(b)に
示すように下面1bからの反射光のうち上面1aに対す
る入射角が臨界角以下のものを上面1aから照明光5と
して液晶パネル10に対して出射する。そして、出射光
のうち液晶パネル10の表示部10aを透過した光によ
り液晶パネル10の表示が行われる。
た光の中には、図5(b)に例示するように上面1aか
ら出射することなく側面1d、1e、1fのいずれかに
到達する光があり、このような光は決して少なくない。
このようにして 側面1d、1e、1fに達する光に
は、図1(b)のs1のように上面1a又は下面1bに
対し平行に近い光が直接にこれら側面に到達する場合の
他、同図のs2に示すように、上面1a又は下面1bに
内部から臨界角以下で当たった光が直接に又は何回かの
反射ののちに側面に1d、1e、1fに到達する場合が
あり、これらを含めると、無視出来ない量の光が外部に
出射することなく、側面に1d、1e、1fに到達する
ことになる。このようにして側面に到達した光の上面1
a又は下面1bに対する傾角は一般に少なく例えば30
度以下の場合が多い。
従来例の側面101dのように上面又は下面に垂直であ
ると、側面に対する入射角が臨界角以下となり、側面に
到達した光はここで全反射されることなく、透過光とし
て外部に出射してしまう。しかしながら、本実施の態様
に係る導光板1においては、すでに説明したように、側
面1d、1e、1fにおいて、外側に凸のプリズム形状
を構成する上斜面7と下斜面8は上面1a又は下面1b
に対し略45度傾いている。
分は図1(b)に示すs1、s2のように上斜面7又は
下斜面8に対し臨界以上の角度で入射し、例えば上斜面
7に入射した光はここで全反射され下斜面8に達し、こ
こで、更に全反射されて、導光板1の内部に戻される。
また、図示は省略するが下斜面7に入射した光はここで
全反射され上斜面8に達し、ここで、更に全反射され
て、導光板1の内部に戻される。このようにして、側面
1d、1e、1fに達した光の大部分は、これら側面の
プリズム作用により導光板1の内部に戻されるが、戻さ
れた光の大部分は直接に又は上面1aによる反射を経て
下面1bの溝4等により反射されて、上面1aを透過し
て照明光5として外部に出射する。
側面1d、1e、1fを経ることなく出射されるもの
に、これら側面を経由した後に出射するものとが加えら
れた状態で、液晶パネル10の表示部10aを透過し表
示の明るい照明がなされる。このようにして、これらの
側面に達した光を再利用して、上面より照明光として出
射することにより、導光板の光路変換の変換効率を上
げ、従来と同一の光源を用いて、照明の明るさを大幅に
上げることができる。
は、下面1bに入射した光を上面1aに対し、なるべく
小さな入射角となるように反射させ、全反射を起こすこ
となく上面1aから外部に出射させることを目的とする
ものである。そして、溝4の密度は光源であるLED2
から遠ざかるほど大となっており、これにより、上面1
aから出射する照明光の輝度が場所によらず均一となる
ように工夫されている。このような作用は、複数の溝4
の代わりに下面にシボ等により複数の凹凸を設けること
によっても得られる。本実施の形態においては、下面に
このような反射のための凹凸を設けるとともに、かかる
凹凸に側面1d、1e、1fのプリズム作用による反射
光をも当てることにより、照明光の輝度の均一化が一層
助長される。
の実施の形態を説明する。図2は本実施の形態に係る導
光板を使用した照明装置の構成を示す図であり、(a)
斜視図、(b)は(a)におけるAーA断面図である。
図2において、21は導光板である。導光板21は平面
形状が斜辺を有する四辺形で板状をなし、透光性のガラ
ス又は樹脂等よりなる。21aは導光板21の上面で、
鏡面仕上げがなされている。21bは上記上面に対向す
る下面で複数の溝4による凹凸が設けられている。
れ前記上面21aおよび下面21bと交わる第1の側
面、第2の側面、第3の側面、第4の側面である。前記
側面21d、21e、21fは順次直角に折れ曲がって
接続され、側面21d、21fに対し側面21cが斜交
して接続されている。前記上面21aは略矩形の矩形部
分21a1と略直角三角形の三角形部分21a2よりな
っている。
はいずれも上斜面7と下斜面8により外側に凸に形成さ
れたプリズム部のみよりなっている。第4の側面21f
は前記上面21aおよび下面21bと略垂直に交わる垂
直平面部15および上斜面7と下斜面8により外側に凸
に形成されたプリズム部よりなっている。第1の側面2
1cは上面21aおよび下面21bと略垂直に交わる平
面部17と、上面21aおよび下面21bと直交又は斜
交する、断面が円弧状又はV字形の複数の縦溝18を備
えている。1個のLED2が図1に示したのと同様のL
ED保持部材3に保持されて、第4の側面21fの垂直
平面部15に対向する位置に配されている。かかる側面
21c、21d、21e、21fの表面は鏡面仕上げと
なっている。
同様の原理によりLED2に対し、所定の駆動電流が供
給されるとLED2が発光し、発光光線が前記垂直平面
部15から導光板21内に入る。導光板1に入っ光はす
でに説明したのと同様の原理により、第1、第2、第
3、側面21c、21d、21eに向かって進行し、そ
の途中で上面21aから外部に出射するものと、側面2
1c、21d、21eに達するものとに分かれる。側面
のうち、側面21d、21eに達した光の大部分はプリ
ズムの反射により導光板1内に戻され、すでに説明した
原理により、最終的には上面21aから外部に出射す
る。
の縦溝18により分散的に全反射されて、側面21d、
21e、21fに向かって進行し、その途中で上面21
aから外部に出射するものと、側面21d、21e、2
1fに達するものとに分かれる。側面のうち、側面21
d、21e、21fに達した光の大部分は図2(b)に
示すようにプリズムの反射により導光板1内に戻され、
すでに説明した原理により、最終的には上面21aから
照明光5として外部に出射する。
光板21に入射した光のうちかなりのものが、一旦、第
1の側面21cに入射し、そこで前記複数の縦溝18に
より分散的に全反射されて導光板21全体に広がった光
として進行する。従って、光源として1個のLEDを用
いているにもかかわらず、あたかも多数のLEDを用い
たような、光の分散ができ、結果的に、上面21aから
出射する照明光の輝度の均一化を更に優れたものとする
ことができる。また導光板21の光路変換効率に関して
は、側面21d、21e、21fにプリズム面を設けた
ことにより、図1に示した導光板1と同様に効率の高い
ものとすることができる。よって、1個のLEDを用い
ても、ある程度の明るさの照明をすることができる。
板の変型例につき説明する。図3は本変型例に係る導光
板を使用した照明装置の構成を示す図であり、(a)は
上面図、(b)は(a)におけるA−A断面図である。
図3において、31は導光板である。導光板31はおお
まかに言って、図2に示す導光板21(ただし、第2の
側面21dのプリズム部を除いたもの)に対し、にこれ
と左右対象の形状のものを左側に結合してなる形状をな
し、同様に透光性の樹脂又はガラス等よりなる。31a
は導光板31の上面で、鏡面仕上げがなされている。3
1bは上記上面31aに対向する下面で複数の溝4によ
る凹凸が設けられている。
はそれぞれ前記上面31aおよび下面31bと交わる第
1の側面、第2の側面、第3の側面、第4の側面および
第5の側面である。前記側面31e、31f、31gは
順次直角に折れ曲がって接続される。側面31gに対し
側面31dが鋭角に折れ曲がって接続され、側面31g
に対し側面31cが鋭角に折れ曲がって接続される。そ
して側面31c対し側面31dが鈍角に折れ曲がって接
続され、略三角形の内側に引っ込んだ空間を形成する。
前記上面31aは略矩形の矩形部分31a1と略直角三
角形の右と左の三角形部分31a2、31a3とよりな
っている。
下斜面(8)により外側に凸に形成されたプリズム部の
みよりなっている。第3の側面31eおよび第5の側面
31gは前記上面31aおよび下面31bと略垂直に交
わる垂直平面部15および上斜面7と下斜面8により外
側に凸に形成されたプリズム部よりなっている。第1の
側面31cおよび第2の側面31dは上面31aおよび
下面21bと略垂直に交わる平面部17と、上面21a
および下面21bと直交又は斜交する、断面が円弧状又
はV字形の複数の縦溝18を備えている。2個のLED
2が各1個ずつLED保持部材3に保持されて、第3の
側面31eの垂直平面部15および第5の側面31gの
垂直平面部15に対向する位置にそれぞれ配されてい
る。かかる側面31c、31d、31e、31f、31
gの表面は鏡面仕上げとなっている。
の光がそれぞれ左右の前記垂直平面部15から導光板3
1内に入射すると、図2に示した照明装置と基本的には
同様の原理により、効率よく光路変換がなされ、導光板
31の上面31aから均一な明るさの照明光5を十分な
明るさにおいて出射する。なお、導光板31を使用した
本照明装置は、図2に示した照明装置よりも照明光の出
射の面積を増やすのに適している。
の1つの実施の形態を説明する。図4は本実施の形態に
係る導光板を使用した照明装置の構成を示す図であり、
(a)は上面図、(b)は(a)におけるAーA断面図
である。図4において、41は導光板である。導光板4
1は透光性の樹脂又はガラス等よりなり、平面形状が四
辺形の部分と略逆三角形の部分よりなる。43は導光板
41においてLED2に対向するように設けられた、入
射光を振り分けるための略逆三角形の通孔である。
面と下面である。41aは導光板41の上面で、鏡面仕
上げがなされている。41bは上記上面41aに対向す
る下面で複数の溝4による凹凸が設けられている。41
c、41d、41eはそれぞれ導光板41の前記四辺形
の部分の周辺の側面である第1、第2、第3の側面であ
り、いずれも上斜面7および下斜面8よりなるプリズム
部のみよりなる。41f、41gはそれぞれ導光板41
の前記の略逆三角形の部分の周辺の側面である第4およ
び第5の側面であり、図2にも示した平面部17および
複数の縦溝18を有する。46は導光板41の前記の略
逆三角形の部分の頂点部に設けられた光源光入射部であ
り、円弧状の逃げ部よりなる。LED2は、LED保持
部材3に保持されて、光源光入射部46内に配設されて
いる。
同様の原理によりLED2が発光すると、発光光線が前
記光源光入射部46から導光板41内に入る。導光板4
1に入っ光の大部分は、前記通孔43の下側面43bに
入射し、その中央部分に入射したものは前記下側面43
bを透過し、下側面43bに対向する上側面43cを経
て導光板41の四辺形の部分に入射する。前記下側面4
3bにおいて前記中央部分の両側に入射した光は全反射
され左右に振り分けられる。左右に振り分けられた光の
大部分は、前記側面41fおよび側面41gに設けられ
た複数の縦溝18により分散的に全反射されて、側面4
1c、41d、41eに向かって進行しする。
一部分は、第3のルートとして前記通孔43を経ること
なく、その脇を通り抜けて直接導光板41の前記四辺形
の部分に入射する。このようにして、通孔43を経て、
又は経ないで導光板41の前記四辺形の部分に入射した
光は、すでに説明したのと同様の原理により、導光板4
1の上面41aから均一で、明るさも十分な照明光5を
出射することができる。又本実施の形態によれば、図2
に示した照明装置と同様にLEDは1個のLEDにより
図2に示した導光板21を用いた場合よりも、更に広い
面積の照明ができるという利点を有する。なお、本実施
の形態の導光板においては、通孔43により入射光を左
右に振り分けているが、通孔の代わりに盲孔を用いても
同様の作用効果を得ることができる。
示す各実施の形態の改良例として、本発明には、導光部
材(1、21、31、41)の下面(1b、21b、3
1b、41b)に近接又は対向して反射テープ、反射
膜、反射板等の反射部材を設けた導光部材がある。ある
いは、導光部材(1、21、31、41)の上面(1
a、21a、31a、41a)に一部に近接又は対向し
て反射テープ、反射膜、反射板等の反射部材を設けた導
光部材がある。又、側面特に複数の縦溝を設けた側面
(21c、31c、31d、41f、41g)に近接又
は対向して前記の反射部材を設けた導光部材がある。か
かる導光部材においては、その内部から、下面又は側面
もしくは上面の一部を透過して外部へ射出する光があっ
ても、前記反射部材の反射作用により、その透過光を導
光部材の内部に戻し、再利用することにより、光路変換
の効率を高め、照明光の輝度を更に高めることができ
る。
ーの照明に使用する導光板における、光源光を照明光に
変換する光路変換の変換効率を従来より大幅に向上する
ことができる。その結果、本発明に係る導光板を使用す
ることにより、光源の数を増やすことなく、液晶パネル
や、スキャナーの照明を充分に明るくすることができる
ようにようになった。
液晶パネルのバックライト装置の構成を示す図である。
使用した照明装置の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
光板を使用した照明装置の構成を示す図である。
イト装置の構成を示す図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 上面、下面及び複数の側面を有し、光源
から入射した光を光路変換し、前記上面から出射する導
光板において、前記側面のうちの少なくとも1つの側面
をプリズム形状としたことを特徴とする導光板。 - 【請求項2】 前記下面に反射を起こすための溝、シボ
等よりなる複数の凹凸を設けたことを特徴とする請求項
1に記載の導光板。 - 【請求項3】 前記側面のうちの少なくとも1つの側面
に1個又は複数個の光源光入射部を設けたことを特徴と
する請求項1又は請求項2に記載の導光板。 - 【請求項4】 前記側面のうちの少なくとも1つの側面
に、前記上面又は下面と直交又は斜交する断面が円弧状
又はV字形の複数の溝を設けたことを特徴とする請求項
1乃至請求項3のいずれかに記載の導光板。 - 【請求項5】 前記光源又は光源の入射部に対向した位
置に光源からの入射光を左右に振り分ける機能を有する
通孔又は盲孔を設けたことを特徴とする請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載の導光板。 - 【請求項6】 上面、下面及び複数の側面を有し、光源
から入射した光を光路変換し、前記上面から出射する導
光板において、前記上面および下面は略四辺形をなし、
1つの側面に1個又は複数個の光源光の入射部を設け、
他の1つ〜3つの側面をプリズム形状とし、前記下面に
反射を起こすための溝又はシボよりなる複数の凹凸を設
けたことを特徴とする導光板。 - 【請求項7】 前記下面に設けた溝又はシボよりなる複
数の凹凸の密度は前記光源より遠ざかるにしたがって大
となることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれ
かに記載の導光板。 - 【請求項8】 前記下面及び又は前記側面のうちの少な
くとも1つの側面に接触又は対向して、反射テープ、反
射膜、反射板等の反射手段を設けたことを特徴とする請
求項1乃至請求項7のいずれかに記載の導光板。 - 【請求項9】 前記上面及び又は前記側面のうちの少な
くとも1つの側面に接触又は対向して、反射テープ、反
射膜、反射板等の反射手段を設けたことを特徴とする請
求項1乃至請求項7のいずれかに記載の導光板。 - 【請求項10】 前記側面のプリズム形状は前記上面に
対し略45度の傾斜をなす平面よりなる上側面と前記下
面に対し略45度の傾斜をなす平面よりなる下側面とに
より構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項9
のいずれかに記載の導光板。
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