JP2010113975A - 照明装置および面発光装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】LEDを光源として具備する照明装置において、安価な手法で均一な輝度の面発光を提供する。
【解決手段】本発明に係る照明装置10は、基板2上に載置された少なくとも1つのLED4、および少なくとも一方の端部が前記基板2に取り付けられ、各LED4の出射光を拡散透過するようにLED4に対向して配置される、フレキシブルな光学シート6を具備することを特徴とする。また、本発明は、上記照明装置10を具備する面発光装置20を提供する。本発明によれば、基板2を利用して光学シート6の所定の形態を保持することが可能になるので、光学シート6の形態を保持するフレームなどの構造体を別途必要とせず、汎用性が高い照明装置を提供することができる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る照明装置10は、基板2上に載置された少なくとも1つのLED4、および少なくとも一方の端部が前記基板2に取り付けられ、各LED4の出射光を拡散透過するようにLED4に対向して配置される、フレキシブルな光学シート6を具備することを特徴とする。また、本発明は、上記照明装置10を具備する面発光装置20を提供する。本発明によれば、基板2を利用して光学シート6の所定の形態を保持することが可能になるので、光学シート6の形態を保持するフレームなどの構造体を別途必要とせず、汎用性が高い照明装置を提供することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、発光ダイオード(LED)を光源として具備する照明装置であって、安価な手法で均一な輝度の面状の照明光を提供する照明装置および面発光装置に関する。
液晶表示装置用のバックライトユニットや一般照明用の光源としては、従来から冷陰極蛍光ランプ(CCFL)などの蛍光ランプが広く利用されていたが、有害な水銀を用いない環境調和型の光源としてLEDが近年注目を集めている。さらに最近のLEDの高効率化に伴って、長寿命でかつ消費電力を低減できるなどの利点からその実用性はより一層増大しており、その用途は今後さらに広がることが期待されている。
しかし、LEDは、蛍光ランプに比べると依然としてコストが高い。また、指向性が比較的高い点光源であるLEDをバックライトユニットなど面発光する照明装置の光源として利用するためには、レンズや導光板など追加の光学的要素が必要になるため、さらにコスト高となったり、装置の総重量が増したりするなどの問題があった。
図9に従来の中空の導光領域を有する面発光装置の一例を示す。この形態の面発光装置100は、複数のLED104を載置し、実装したLED基板102と、中空の導光領域の側面を画定する側壁、およびLEDに対向する位置に開口部109を有し、LED104を内部に収容するケーシング108と、開口部109を覆うようにケーシング108に取り付けられた拡散板114(表示面)とを具備する。
かかるタイプの発光装置100は、導光板を用いないので装置が軽量で、比較的低いコストで製造できるといった利点がある。しかし、輝度が均一な面発光を得るには、各LED104の出射光を十分に混合させる必要があり、混合のための空間を確保すべく装置(ケーシング108)が大型化する問題があった。また、発光面側に取り付けた拡散板114は、LED104駆動時に発生する熱による膨張や、自重によって撓んで湾曲状に変形することがある。その結果、当初の設計どおりの配光が得られず、輝度が不均一となって良質の面発光が得られなくなるといった問題があった。
特許文献1には、フレキシブルな光拡散フィルムを所定形状のリブ(保持部)に沿って撓ませた状態で固定することによってランプハウスを形成する発明が開示されている。かかる構成にすることによって、熱や自重によって光拡散フィルムが変形することを防ぐことができ、発光面の輝度分布に対する影響を抑えることができる。しかし、光拡散フィルムを固定し、所定の形状に保持するためのフレーム(リブ)が別に必要となるので、設計の自由度が低く、その用途も大幅に制限されるといった問題があった。
本発明は、かかる従来技術における課題に鑑みてなされたもので、安価で簡単な方法で作製可能な面発光装置を提供する。
本発明に係る照明装置は、基板上に載置された少なくとも1つのLED、および少なくとも一方の端部が前記基板に取り付けられ、各LEDの出射光を拡散透過するようにLEDに対向して配置される、フレキシブルな光学シート、を具備することを特徴とする。
さらに本発明は、かかる照明装置を具備する面発光装置を提供する。
本発明によれば、様々な用途に応用可能な照明装置を安価に提供することができる。本発明に係る照明装置は、LED基板に取り付けることが可能なフレキシブルな光学シートを備えているため、簡易な方法で取り付けることができるだけでなく、使用中にLEDチップから発生する熱やフィルムの自重などによる変形の影響を受けない。
以下、本明細書に添付した図面を適宜参照して本発明の実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図4は本発明の一実施形態を説明する図であり、図1は本実施形態に係る照明装置を示す斜視図、図2は図1の照明装置を具備する面発光装置の分解斜視図、図3は本実施形態における光学シートの取付けの手順を説明する図、図4は光学シートを基板に取り付けた状態を説明する図である。
図1〜図4は本発明の一実施形態を説明する図であり、図1は本実施形態に係る照明装置を示す斜視図、図2は図1の照明装置を具備する面発光装置の分解斜視図、図3は本実施形態における光学シートの取付けの手順を説明する図、図4は光学シートを基板に取り付けた状態を説明する図である。
まず図1を参照して、本実施形態に係る照明装置10の基本構成を説明する。
照明装置10は、基板2上に載置、実装されたLED4と、LED4の光を拡散透過する光学シート6から構成されている。基板2は、LED4を載置、実装可能なLED基板2aと、LED4を駆動制御する制御回路(図示せず)を実装可能な回路基板2bとからなる。
照明装置10は、基板2上に載置、実装されたLED4と、LED4の光を拡散透過する光学シート6から構成されている。基板2は、LED4を載置、実装可能なLED基板2aと、LED4を駆動制御する制御回路(図示せず)を実装可能な回路基板2bとからなる。
本明細書では、便宜上LED基板2aと回路基板2bを区別して図示するが、同一の基板にLED4および制御回路を実装してもよいことはいうまでもない。
本発明に係る照明装置の光源として用いるLED4は、図示したような表面実装型のLED4に限らず、いわゆる砲弾型のLEDを含め、任意のタイプのLEDを用いることができる。また、LEDと別体の光学レンズを組み合わせたLEDユニットを代わりに用いてもよい。使用するLEDの数も何ら限定されるものではなく、図示した3列×2行以外の任意の配列および個数のLEDを用いることができる。LED4は、任意の波長の光を発生するLEDとすることができる。たとえば、装飾用の青色の光を生成する場合には、青色のLEDを複数用いることができるし、白色の光が望ましい場合には、赤色、緑色および青色のLEDを組み合わせて混色するか、または蛍光体と単色のLEDを組み合わせて白色の光を生成することができる。
LED4の出光側には、光学シート6が湾曲状に撓んだ形態で配設される。光学シートの両端部は、基板2に形成された切欠き12の内面に当接することで保持されており、LED4点灯時に発生する熱やシート6の自重などの影響によりその形態が変化することを防ぐ構造となっている。
すなわち、光学シート6の両端が基板2によって係止されているため、光学シート6の側縁部の位置が外側に変位することを防ぐことができる。また、光学シート6は、略平面状のフレキシブルな光学シート6を湾曲状に撓ませた状態で基板2に取り付けられているので、光学シート6の端部には、これと当接する切欠き12の内面に対して突っ張るような付勢力が働く。
かかる係止構造を基板2に形成することによって、別体のフレームや支持用の構造体を別途設けることなく、光学シート6を任意の形態に確実に保持することが可能になる。
光学シート6は、アクリルまたはポリカーボネートなどの樹脂材料から作製され、光を拡散ないし散乱して透過する半透明の部材である。しかし、光学シート6の材質や透過率などは、何ら限定されるものではなく、本発明に従って所定の可撓性を有するフレキシブルな任意の拡散シートを用いることができる。また、光学シートを樹脂製の基材で形成し、それに光拡散性の性質をもつ物質を薄膜状にコーティングして作製した部材を用いてもよい。
また、光学シート6を三角形が連なった形態の断面を有するプリズムシートなどで代用することも可能である。
なお、本明細書における「シート」とは、任意の大きさの光透過面がもつ幅に対し、その厚みが十分に小さい薄膜状の部材であり、フィルム、箔および薄板状の部材を含む。
図2は、図1に示した照明装置10の分解斜視図と、照明装置10とともに面発光装置20を構成するケーシング8および拡散板14の斜視図を示す。ケーシング8は、開口部9を有する。この開口部9は、拡散板14が適合するように形成されている。
ケーシング8の内面は、光を反射する反射面となっている。この反射面は、LED4から放出される直接光やいったん光学シート6で反射された光を再度出光面側に配光する作用をもつ。反射面は、白色PET(ポリエチレンテレフタレート)や白色インクなどでケーシング8の内面をコーティングすることによって形成することができるほか、ケーシング8自体を白色または乳白色の樹脂で形成してもよい。
ケーシング8は、有底の筺体としてもよいし、無底の側壁のみの部材としてもよい。有底のケーシングとする場合は、たとえばケーシング8の底面に基板2を固定することで照明装置10を固定することができる。底面を有しないケーシング8の場合、LED4の基板2が筺体の底面を兼ねるようにしてもよい。
ケーシング8の側壁間の距離は、光学シート6の幅と略同じ長さに形成し、実質的に隙間がないようにするのが比較的好ましいが、ケーシング8と光学シート6の間にあえて隙間を設けるように設計してもよい。後者の場合でもケーシング8の内面は光を反射する反射面であるため、光が必要以上に漏れて、面発光に実質的な影響を与える恐れはない。
ケーシング8の開口部9には、拡散板14が取り付けられる。拡散板14は、熱膨張や自重などを原因としてその表面形状が多少変化したとしても、その面発光の輝度分布について大きな影響を受けない。なぜならLED4からそれぞれ放出された光は、いったん光学シート6を通して十分に拡散、混合されているからである。拡散板14は、液晶ディスプレイ用のバックライトなどに従来から用いられるものと同様のものでよい。たとえば、アクリルやポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチルなどの樹脂材料またはガラスなどから作製することができる。
図3および図4を参照して光学シート6を基板2に取り付ける形態について説明する。ここでは、簡単のため、光学シート6の端部近傍のみを図示し、その他の部分は省略してある。
図3は、光学シート6を取り付ける工程を順に示したものである。基板2は、光学シート6の端部を係止する切欠き12を有する。切欠き12は、図示したように幅の長さがD1の幅広部12aと幅の長さがD2の幅狭部12bとからなる(D1>D2)L字状の切欠きである。一方、光学シート6の端部には、この切欠き12に適合するL字状の被係止部6aが形成されている。
光学シート6を基板2に取り付ける際には、まず光学シート6を把持して基板に対して凸状になるように撓ませてから、被係止部6aの先端を切欠き12の幅広部12aに対して位置合せをしてから挿入する(図3(a)〜(c))。その後光学シート6に作用していた力を解放すると、光学シート6の復元力により被係止部6aが切欠き12の幅狭部12bに当接する。このように被係止部6aが幅狭部12bに当接した状態では、被係止部6aの幅Wが幅狭部12bの幅の長さD2よりも大きいので、光学シート6の端部が係止される形態となり、単に上方に引っ張ったりするなどしても光学シート6を保持した状態を維持できる。
図4は、光学シート6端部の係止の態様を説明する部分断面図で、図中の矢印は光学シート6に内在する復元力による付勢力が働く作用方向を示す。このように、光学シート6の端部は、復元力によって基板2に形成された切欠き12の内面と当接するようにして係止されている。
さらに、この切欠き12によって光学シート6の幅方向の変位を制限しているため、光学シート6が位置ずれを起こすことがなく、LED4の非点灯時から長時間の使用に至るまで光学シート6が一定の形状を維持することが可能となる。
このように本発明によれば、光学シート6をその復元力を利用して基板2に取り付ける形態とすることによって、取付け工程が非常に簡便であるだけでなく、光学シート6を着脱可能な状態で所望の形態を保持することができる。本発明に従って光学シート6が着脱可能である特性を利用すると、不具合などの理由でLED4を交換する必要が生じた場合などに、光学シート6を把持して撓ませることによってこれを簡単に取り外すことができる。
しかし、この着脱可能な形態は本発明の本質ではなく、たとえばいったん光学シート6を基板2に取り付けた後に接着剤やネジ止めなどの公知の手段で着脱不能に固定してもよい。
以下に、本発明に係る照明装置の他の実施形態について説明する。上述した形態のものと同一または対応する構造および機能を有する構成要素については、同一の参照符号を付すこととし、それらについての重複する説明は適宜省略するものとする。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係る照明装置30であり、第1の実施形態において暴露されていた光学シート6の両側の部分が光学シート26で覆われてなるドーム状の光学シート組立体32を具備する。本実施形態では、光学シート26,26が湾曲状に盛り上がった光学シート6の両側の開口を実質的に覆っているため、LED4から放出される光のうち光学シート6の両側部から漏れ出る光が光学シート26,26を介して拡散光になるため、より一層の光の拡散効果が得られる。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る照明装置30であり、第1の実施形態において暴露されていた光学シート6の両側の部分が光学シート26で覆われてなるドーム状の光学シート組立体32を具備する。本実施形態では、光学シート26,26が湾曲状に盛り上がった光学シート6の両側の開口を実質的に覆っているため、LED4から放出される光のうち光学シート6の両側部から漏れ出る光が光学シート26,26を介して拡散光になるため、より一層の光の拡散効果が得られる。
光学シート26は、光学シート6と別体のものを用意し、これらを貼り合わせることによって図示したような形態を形成してもよいし、一体の光学シートを利用して光学シート6と光学シート26,26と形成してもよい。後者の場合、たとえば所定の形状の光学シートにあらかじめ切れ目を形成しておいて、その切れ目に沿って光学シート26,26に相当する部位をそれぞれ折り曲げることで光学シート組立体32を形成することができる。
光学シート26は、光学シート6と同様の形態でその端部が基板2に取り付けられるように形成してもよいし、基板2に対して取り付ける手段を必ずしも有していなくてもよい。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態に係る照明装置40の平面図を示す。すなわち、照明装置40は、光学シート6に加えて、光学シート6に交差するように延在する光学シート6'を具備している。光学シート6'は、光学シート6と同様の態様で両端部が基板2に取り付けられることによって、湾曲形状を保持している。
図6は、本発明の第3の実施形態に係る照明装置40の平面図を示す。すなわち、照明装置40は、光学シート6に加えて、光学シート6に交差するように延在する光学シート6'を具備している。光学シート6'は、光学シート6と同様の態様で両端部が基板2に取り付けられることによって、湾曲形状を保持している。
本実施形態に係る照明装置40は、LED4の出射光の大部分が2重の光学シート6,6'によって拡散ないし散乱されるので、輝度がより均一な面発光を比較的小さい空間で実現することができる。また、LED4から放出される光のうち光学シート6の両側から漏れ出る光に対しては、光学シート6'による拡散効果が得られるため、光を効率よく拡散光に変えることができる。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施形態に係る照明装置50の斜視図を示す。本実施形態は、光学シート6の取付けの方法および保持の方法が上述した形態のものと異なる。つまり、光学シート6は、基板2に直接ネジ52で固定することによって湾曲状の形態を保持する。この形態では、光学シート6の四隅が基板2に固定されているため、通常の使用態様で光学シート6の位置ずれが起こることはない。また、LED4を点灯させて長時間使用した場合であっても、光学シート6は基板に取り付けた状態ですでに湾曲しているので、熱膨張その他の外力または内力が作用しても、初期の湾曲形状から大きく形状が変化することを防止できる。
図7は、本発明の第4の実施形態に係る照明装置50の斜視図を示す。本実施形態は、光学シート6の取付けの方法および保持の方法が上述した形態のものと異なる。つまり、光学シート6は、基板2に直接ネジ52で固定することによって湾曲状の形態を保持する。この形態では、光学シート6の四隅が基板2に固定されているため、通常の使用態様で光学シート6の位置ずれが起こることはない。また、LED4を点灯させて長時間使用した場合であっても、光学シート6は基板に取り付けた状態ですでに湾曲しているので、熱膨張その他の外力または内力が作用しても、初期の湾曲形状から大きく形状が変化することを防止できる。
光学シート6を基板に取り付ける手段としては、上記ネジ留めの他にも接着剤など周知の機械的・物理的固定手段を任意に採用することができる。
(第5の実施形態)
図8は、本発明の第5の実施形態に係る照明装置60の正面図である。本形態は、光源として砲弾型のLED4'を具備する。なお、本形態においても他の形態と同様に砲弾型のLEDと表面実装型のLEDとを相互に任意に置き換え可能であることはいうまでもない。
図8は、本発明の第5の実施形態に係る照明装置60の正面図である。本形態は、光源として砲弾型のLED4'を具備する。なお、本形態においても他の形態と同様に砲弾型のLEDと表面実装型のLEDとを相互に任意に置き換え可能であることはいうまでもない。
本形態において、光学シート6の両端は、基板2上に形成された断面L字状の突起部62によって係止されている。この突起部62は、図示したように、光学シート6が上方に位置ずれを起こして基板2から離脱することを防ぐようにLED4側に突き出た部位を有している。本形態において、光学シート6の両端は、突起部62に当接して係止されており、光学シート6の端部が外側に変位することを妨げることができる。したがって、光学シート6に外力や内力が不意に作用する場合にもあらかじめ定めた所定の湾曲形状を維持することが可能となる。
また、光学シート6の四隅が配される位置に突起部62と一体または別体の突起形状(図示せず)を設けることで光学シート6の横方向(図8において紙面に垂直な方向)のずれを防止するような構造にしてもよい。
(他の実施形態および変形例)
図面を参照して説明した各実施形態およびそれに関連して説明した変形例は、いずれも本発明を理解するための単なる例示に過ぎず、本発明の範囲はこれらの特定の記載や描写によっていかなる意味にも限定されることはない。
図面を参照して説明した各実施形態およびそれに関連して説明した変形例は、いずれも本発明を理解するための単なる例示に過ぎず、本発明の範囲はこれらの特定の記載や描写によっていかなる意味にも限定されることはない。
上記実施形態のほかにもたとえば上述した光学シートの代わりに、何らの外力および内力が作用しない状態で湾曲状に曲げられた光学シートを用いてもよい。かかる光学シートであっても、可撓性を有していれば本発明に従って上述した実施形態と同様の作用効果を有することができる。
また、本発明において、光学シート6を取り付けた状態における湾曲形状は、少なくとも部分的に湾曲した部位が存すればよいのであり、必ずしも全体が一定の均斉のとれた曲面となっている必要はない。つまり、取付け時の光学シート6が側面視で複数の曲率および曲線を組み合わせた複合曲線となる場合はもちろん、一部に直線を含むような不連続な複合曲線の場合も本発明の一形態として採用することができる。
なお、図示した形態はいずれも光学シート6の両端が基板2に取り付けられているが、光学シート6の一方の端部のみを基板2に取り付けて、他端側は基板2以外の構造体に対して着脱不能に固定ないし着脱可能に取り付けられてもよい。このように本発明は、種々の設計仕様に広く適用が可能である。
本発明に係る照明装置および面発光装置を用いると、安価な手法で良質な面発光を提供することが可能であるため、その用途は広範にわたり、たとえばパチンコなどの遊技機の装飾用照明として利用可能なほか、液晶表示装置のバックライト、看板や誘導灯などの内部照明として利用することができる。
10 照明装置
20 面発光装置
2 基板
4 LED
6 光学シート
8 ケーシング
12 切欠き
20 面発光装置
2 基板
4 LED
6 光学シート
8 ケーシング
12 切欠き
Claims (5)
- 基板上に載置された少なくとも1つのLED、および
少なくとも一方の端部が前記基板に取り付けられ、各LEDの出射光を拡散透過するようにLEDに対向して配置される、フレキシブルな光学シート、
を具備する、照明装置。 - 光学シートが湾曲した形態を保つように、光学シートの両端が基板に取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。
- 光学シートの少なくとも一方の端部が、基板に形成された係止部に当接し、これにより光学シートの形態が保持されることを特徴とする、請求項1または2に記載の照明装置。
- 光学シートの復元力によって、光学シートが係止部に当接するように付勢されていることを特徴とする、請求項3に記載の照明装置。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の照明装置、
該照明装置を構成するLEDおよび光学シートを収容可能であり、該光学シートに対向して配設された平面状の光透過部を有する筺体を具備することを特徴とする、面発光装置。
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