JP2001253537A - 運搬装置 - Google Patents

運搬装置

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JP2001253537A
JP2001253537A JP2000066206A JP2000066206A JP2001253537A JP 2001253537 A JP2001253537 A JP 2001253537A JP 2000066206 A JP2000066206 A JP 2000066206A JP 2000066206 A JP2000066206 A JP 2000066206A JP 2001253537 A JP2001253537 A JP 2001253537A
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JP
Japan
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pipe
cut
connecting plate
moving body
transport device
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Application number
JP2000066206A
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English (en)
Inventor
Sadaki Konno
貞樹 今野
Shizuo Hiruma
静夫 比留間
Hajime Takeda
肇 武田
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MST KK
Rasco Co Ltd
Original Assignee
MST KK
Rasco Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 パイプ内の気密性が高く、輸送力が大きく、
長距離輸送が可能で効率のよい運搬装置を提供する。 【解決手段】 パイプ1と、パイプ1に挿入される内部
移動体2と、内部移動体2に固定された連結プレート4
と、切れ目シールとを備えた、圧縮空気又は液体を利用
した運搬装置である。切れ目シールは、各内側端が互い
に接するか或いは連結プレート4に接して気密性を保持
するように各外側端が切れ目に沿ってパイプ1内に全長
にわたって固定された2本の並列可撓性線材3a,3b
からなる。パイプの両外側面にはレール5が固設され、
連結プレート4の突出部には台車6が取付けられ、連結
プレートには内部移動体の進退方向それぞれにガイドが
取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮空気又は液体
を利用した、輸送力が大きく長距離輸送の可能な運搬装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、安全で能率よく物品を輸送する手
段として、圧縮空気を利用してパイプ中の内部移動体に
連結した台車などにカメラなどの被運搬物を乗せて搬送
する装置が種々知られている(例えば、特願平8−32
0111号明細書、国際公開公報WO95/21482
参照)。これらの公報中に開示されている運搬装置で
は、パイプ中の内部移動体にワイヤやプレートを連結し
(更に台車を連結し)ているが、ワイヤやプレートの移
動(走行)時などにパイプに設けられている切れ目を閉
塞するため、シール用線材がパイプ全長にわたって設置
されている。具体的には、シール用線材は、パイプの切
れ目に沿ってパイプ内側に、その両端を引っ張って取り
付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パイプ
が真直ぐである場合や一方の側にのみ曲っている場合に
は問題はないが、例えばS字形に曲ったパイプ内を内部
移動体が移動すると、移動頻度の増大につれてシール用
線材のパイプ内の切れ目に沿った適正な配置が乱れ、シ
ール用線材による切れ目の閉塞が往々不調となり、パイ
プ内の気密性が低下するという問題がある。
【0004】本発明は、パイプ内の気密性が高く、輸送
力が大きく、長距離輸送が可能で効率のよい、圧縮空気
又は液体を利用した運搬装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、全長にわたって長手方向上面に切れ目を
有するパイプと、パイプに挿入されパイプ内に送り込ま
れる圧縮空気又は液体によりパイプ内を移動可能な内部
移動体と、一端が内部移動体に固定され他端が切れ目を
通ってパイプの外部に突出する連結プレートと、パイプ
内の気密性を保持しつつ連結プレートが切れ目を移動可
能な切れ目シールとを備えた運搬装置であって、前記切
れ目シールが、各内側端が互いに接するか或いは連結プ
レートに接して気密性を保持するように各外側端が切れ
目に沿ってパイプ内に全長にわたって固定された2本の
並列可撓性線材からなる、ことを特徴とする前記運搬装
置である。
【0006】また本発明は、前記パイプの両外側面にレ
ールが固設され、かつ、前記連結プレートの突出部に台
車が取付けられた前記運搬装置であって、前記台車が、
荷台部と、両内側にそれぞれレールに接して転動する車
輪を収容した脇側部とからなる、ことを特徴とする前記
運搬装置である。
【0007】更に本発明は、前記連結プレートに更に、
内部移動体の進退方向それぞれにガイドが取り付けられ
てなる、前記の各運搬装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳しく説明する。図1は、本発明の一実施例
の運搬装置及びその付属設備の配置を示す側面図であ
る。図2は、図1のA−A線断面図である。図3は、図
1のB−B線断面図であって、基台の一部と台車を省略
した図面である。図4は、図1における運搬装置(の内
部移動体)の(部分)側断面図である。
【0009】図1〜4に示すように、本発明の一実施例
の運搬装置は、切れ目シール3により閉塞された切れ目
8を有するパイプ1と、この中に挿入される連結プレー
ト4付き内部移動体2とから基本的に構成される。
【0010】切れ目8は、パイプ1の全長にわたって長
手方向の上面に、連結プレート4が支障なく移動でき切
れ目シール3で閉塞可能な幅すなわち連結プレート4の
厚みより若干広い均一な幅で形成されている。この切れ
目8のパイプ内部周辺には、切れ目シール3の収容部が
パイプ長手方向の全長にわたって形成されている。
【0011】レール5は、パイプ1の両外側面に全長に
わたって長手方向に、台車6が安定して移動することが
できるように水平に固設されている。
【0012】切れ目シール3は2本の合成樹脂やゴム製
の可撓性線材3a、3bからなり、2本の線材3a、3
bが切れ目8に沿って前記の切れ目シール3の収容部に
並列に配置され、2本の線材3a、3bそれぞれの内側
端すなわち切れ目8側の端同士が互いに(並列して)接
するように、線材3a、3bそれぞれの外側端がネジ9
で固定されている。2本の線材3a、3bにはそれぞれ
パイプ1外側から中ほどに長手方向全長にわたって切り
込み3a′、3b′が設けられている。線材3a、3b
それぞれの内側端(すなわち切れ目8側の端)のパイプ
1側の角は面取りされており、線材3a、3bの各内側
端の角が連結プレート4の側面に接触する面積が大きく
なるよう成形されている。そのため、パイプ1内を内部
移動体2が通行していないときには、2本の可撓性線材
3a、3bが並列し側端同士が密に接してシール3を形
成しているため、切れ目8が閉塞されてパイプ1内の気
密性が保持され(図3参照)、連結プレート4の付いた
内部移動体2が通行するときには、2本の可撓性線材3
a、3bの各内側端がそれぞれパイプ1の内側に(切り
込み3a′、3b′が形成されているため)折れ曲がっ
て連結プレート4の側面に押し付けられて、切れ目8が
閉塞され気密性が保持される(図2参照)。16は、線
材3a又は3bをそれぞれパイプ1の長さに応じて延長
するために、線材末端同士をつなぐ接続ピンである。
【0013】図4に示す内部移動体2は、両端に雄ネジ
14を設けた軸棒11の中ほどに、連結プレート4を固
設する中心基軸12が取り付けられ、受け金具13′と
空気受け円盤10がこの順でナット13により固定され
た構成である。空気圧を受ける側の円盤10の表面は、
気密性を確保するための皮革材料15で覆われている。
この空気受け円盤10と受け金具13′の中心部にはそ
れぞれ軸棒11の直径より極くわずかに大きい貫通孔が
形成されており、(軸棒11に中心基軸12が取り付け
られたのち)、受け金具13′と空気受け円盤10がナ
ット13で軸棒11の両端(の雄ネジ14)に(螺合さ
れて)取り付けられて内部移動体2が構成され、コンプ
レッサー19からの圧縮空気又は液体の圧力を受けてパ
イプ1内を移動可能となる。
【0014】内部移動体2の中心基軸12には、台車6
を設置するための連結プレート4が固設されている。す
なわち、連結プレート4の一端は中心基軸12に固定さ
れ、連結プレート4の他端はパイプ1の切れ目8を通っ
て外部に突出している。
【0015】連結プレート4には、内部移動体2の進行
方向と後退方向の両方向にそれぞれ、2本の並列可撓性
線材3a、3b(の内側端)が切り込み3a′、3b′
からパイプ1の内側に折れ曲がって連結プレート4の側
面に接触するように、内部移動体2が移動するのに先行
してすなわち連結プレート4が線材3a、3bを押し分
けて移動するのに先行して線材3a、3b(の内側端)
をパイプ1の内側に押し下げるガイド7が取り付けられ
ている。
【0016】台車6は、荷台部22と、レール5に接し
て転動する車輪24を内側に3基収容した脇側部23と
から構成される。台車6は、荷台部22の裏面中央部が
連結プレート4の突出部に溶接などにより取り付けられ
ている。荷台部22には、荷物25の脱落を防止するた
めの固定装置を設けてもよい。
【0017】本発明の前記運搬装置は、装置を適当な位
置に配置するための基台21を設け、その上に固定、設
置するのが好ましい。
【0018】次に、前記運搬装置の使用方法について説
明する。図1に示すように、パイプ1の末端付近には圧
縮空気を送り出すコンプレッサ19が配置されており、
このコンプレッサ19から延びるエアホース18とパイ
プ1の末端とが管継手17を介して接続されている。2
0は圧縮空気の排気口であり、26は空気圧制御装置で
ある。
【0019】台車6に載置された荷物25を輸送するに
は、まず、コンプレッサ19から圧縮空気をエアホース
18と管継手17を通ってパイプ1の一端側からパイプ
1内に導入すると、圧縮空気が内部移動体2の空気受け
円盤10に当たって、内部移動体2がパイプ内で移動を
開始する。内部移動体2が移動し始めると、2本の並列
可撓性線材3a、3b(同士)の接触側端辺りをガイド
7がパイプ1の内側に押圧しつつ進行して、線材3a、
3b末端はパイプ1内側に押し分けられる。ガイド7に
よってパイプ1内側に押し分けられた線材3a、3b末
端は連結プレート4の側面に押し付けられて、切れ目8
が閉塞され、パイプ1内の気密性が保持された状態で、
連結プレート4は閉塞された切れ目8をパイプ1の他端
に向かって目標地点まで円滑に移動することができる。
内部移動体2の移動にしたがって、連結プレート4の突
出部に取り付けられている台車6の(脇側部23内に取
り付けられている)3基の車輪24がパイプ1の両側面
のレール5に接触して転動するため、台車6はレール5
に沿って安定して進行することができ、台車6上に載置
された荷物25が確実に目標地点に輸送される。
【0020】また、圧縮空気の圧力などを変化させるこ
とにより、内部移動体2を加速又は減速して台車6を走
行させることができ、荷物25を所望の速度で輸送する
ことができる。なお、内部移動体2をパイプ1のもとの
位置に戻すときには、パイプ1の他端に接続したエアホ
ース18に介装されたコンプレッサ19から圧縮空気を
パイプ1内に導入する。このようにパイプ1内に導入す
る圧縮空気の量や圧力を制御することにより、所望の速
度で又は所望の位置まで自在に荷物25を輸送すること
ができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の運搬装置
は、切れ目シールに2本の並列可撓性線材を採用してい
るため、パイプ内の気密性が高いので、輸送力が大き
く、長距離輸送が可能である。すなわち、本発明の運搬
装置により、圧縮空気又は液体を利用して、どのような
場所にも一般荷物などを迅速かつ大量に効率良く輸送す
ることができ、人間が立入りできないような場所にもモ
ニタカメラを安全かつ確実に搬送して監視などを行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の運搬装置及びその付属設
備の設置の概略を示す側面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1の要部のB−B線断面図である。
【図4】 図1における運搬装置(の内部移動体)の
(部分)側断面図である。
【符号の説明】 1 パイプ 2 内部移動体 3 切れ目シール 3a、3b 可撓性線材 3a′、3b′ 切り込み 4 連結プレート 5 レール 6 台車 7 ガイド 8 切れ目 10 空気受け円盤 11 軸棒 12 中心基軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今野 貞樹 神奈川県相模原市磯部1310番地33号 (72)発明者 比留間 静夫 東京都中央区京橋1丁目6番13号 芳寿ビ ル5F (72)発明者 武田 肇 東京都中央区京橋1丁目6番13号 芳寿ビ ル5F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全長にわたって長手方向上面に切れ目を
    有するパイプと、パイプに挿入されパイプ内に送り込ま
    れる圧縮空気又は液体によりパイプ内を移動可能な内部
    移動体と、一端が内部移動体に固定され他端が切れ目を
    通ってパイプの外部に突出する連結プレートと、パイプ
    内の気密性を保持しつつ連結プレートが切れ目を移動可
    能な切れ目シールとを備えた運搬装置であって、 前記切れ目シールが、各内側端が互いに接するか或いは
    連結プレートに接して気密性を保持するように各外側端
    が切れ目に沿ってパイプ内に全長にわたって固定された
    2本の並列可撓性線材からなる、ことを特徴とする前記
    運搬装置。
  2. 【請求項2】 前記パイプの両外側面にレールが固設さ
    れ、かつ、前記連結プレートの突出部に台車が取付けら
    れた請求項1に記載の運搬装置であって、 前記台車が、荷台部と、両内側にそれぞれレールに接し
    て転動する車輪を収容した脇側部とからなる、ことを特
    徴とする前記運搬装置。
  3. 【請求項3】 前記連結プレートに更に、内部移動体の
    進退方向それぞれにガイドが取り付けられてなる、請求
    項1又は2に記載の運搬装置。
JP2000066206A 2000-03-10 2000-03-10 運搬装置 Pending JP2001253537A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006526541A (ja) * 2003-06-05 2006-11-24 フライト レール コーポレーション 改良型高架鉄道輸送システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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