JP2001253078A - インクジェットプリンタヘッドの製造方法 - Google Patents

インクジェットプリンタヘッドの製造方法

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JP2001253078A
JP2001253078A JP2000066177A JP2000066177A JP2001253078A JP 2001253078 A JP2001253078 A JP 2001253078A JP 2000066177 A JP2000066177 A JP 2000066177A JP 2000066177 A JP2000066177 A JP 2000066177A JP 2001253078 A JP2001253078 A JP 2001253078A
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Yoshihiro Kawamura
義裕 河村
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インク加圧室の内壁に段差が発生しないように
二層構造の隔壁を位置ずれ無く容易に形成するインクジ
ェットプリンタヘッドの製造方法を提供する。 【解決手段】発熱素子31が形成されているチップ基板30
の全面にネガタイプの第1の隔壁部材32を積層し、マス
ク露光して、発熱素子31を四方から取り囲むピット部分
に非露光部32−2、その他の部分に露光部32−1を形成す
る。未現像のまま、この上にネガタイプの第2の隔壁部
材33を積層し、同様にマスク露光し、シール隔壁とイン
ク流路の区画隔壁を作るための露光部33−1と、インク
流路となる非露光部33−2を形成する。これにより、第1
の隔壁部材32の露光幅W3は第2の隔壁部材33の露光幅W
4よりも狭く設定されているので、第2の隔壁部材33の露
光部33−1の露光投影領域で未だ露光されていない部分
も露光され、第1の隔壁部材32に新たな露光部32−2−1
が形成される。これを現像して非露光部32−2及び33−2
を除去し、第1の隔壁34及び第2の隔壁35をセルフアライ
メントにより一括形成して、段差の無いインク加圧室36
の内壁面を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプ
リンタヘッドの製造方法に関し、更に詳しくは、二層構
造の隔壁を有するインクジェットプリンタヘッドの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェットプリンタが使
用されている。このインクジェットプリンタにおける印
字方法は、インクジェットプリンタヘッドのインク吐出
ノズルからインクの液滴を吐出させ、このインク滴を
紙、布などの被記録材に吸収させて文字や画像等の印字
(印刷)を行なうものである。この印字方式は、騒音の
発生が少なく、特別な定着処理を要することもなく、し
かも高速印字が行えて且つフルカラー印刷も可能な印字
方法である。
【0003】フルカラー印字の場合は、通常、減法混色
の三原色であるイエロー(黄色)、マゼンタ(赤色染料
名)及びシアン(緑味のある青色)の3色のインクに、
文字や画像の黒色部分等に用いられるブラック(黒)を
加えた4色のインクを用いて印字する。すなわち、印字
ヘッドに各色専用のノズル列を配設し、これらのノズル
列からイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の
インクを、各々の色の吐出量を制御しながら吐出し、例
えば被記録材の1画素に各々のインクを混合吸収させて
フルカラーの印字を行う。
【0004】上記のノズルからインクの液滴を吐出させ
るインクジェットプリンタの印字ヘッドには、ピエゾ素
子などの電気機械変換素子を用いて、微細に形成された
インク加圧室に機械的変形による圧力を生じさせ、この
瞬発的な圧力により微小ノズルから液滴を吐出させるピ
エゾ式のインクジェットプリンタヘッドと、微細なイン
ク加圧室に抵抗発熱素子を配して、これに電気パルスを
与えて加熱し、インクとの界面に騰気泡を発生させ、そ
の気泡の成長力を利用してインクを吐出させるサーマル
式のインクジェットプリンタヘッドがある。また、イン
クジェットプリンタには、加圧を発生させる素子の面に
平行する方向へインク滴を吐出するサイドシュータ型と
呼ばれるものと、加圧を発生させる素子の面に垂直な方
向へインク滴を吐出するルーフシュータ型と呼ばれるも
のとがある。
【0005】図3(a) は、そのようなサーマル式のルー
フシュータ型のカラーインクジェットプリンタヘッド
(以下、単に印字ヘッドという)のインク吐出面を模式
的に示す平面図であり、同図(b) は、この印字ヘッドが
製造されるシリコンウエハを示す図である。同図(a),
(b) に示すように、印字ヘッド1は、チップ基板2の最
上層に積層されたオリフィス板3に、インクを所定方向
に向けて吐出させる多数の吐出ノズル4が1列に形成さ
れ、全体でそのようなノズル列5が4列形成されてい
る。
【0006】チップ基板2のオリフィス板3が積層され
ていない上部表層面には後述する発熱抵抗体への共通電
極給電端子6や駆動回路へ駆動信号を送る駆動回路端子
7が配設されている。このような印字ヘッド1は、同図
(b) に示すように、少なくとも4×25.4mm以上の
シリコンウエハ8上において、スクライブラインによっ
て多数区画されたチップ基板2上に、LSI形成技術と
薄膜形成技術を用いて一括して形成される。尚、同図
(a) には36個の吐出ノズル4を示しているが、実際に
は、設計上の方針にもよるが、64個、128個又は2
56個等の多数の吐出ノズルが一列に形成されているも
のである。
【0007】図4(a),(b),(c) は、上記の印字ヘッド1
の製造方法を工程順に示す図であり、それぞれ一連の工
程において図3(b) に示すシリコンウエハ8のチップ基
板2上に形成されていく状態の平面図と断面図を模式的
に示している。同図(a),(b),(c) は、上段に平面図を示
し、中段は上段のB−B′断面矢視図(同図(a) 参
照)、下段は上段のC−C′断面矢視図(同図(a) 参
照)である。
【0008】尚、同図(a),(b),(c) には、図示する上で
の便宜上、64個(又は128個又は256個)の吐出
ノズル又は発熱素子を、5個の吐出ノズル又は発熱素子
で代表させて示している。また、図4(c) の中段は、図
4(a) のA−A′断面矢視拡大図でもある。
【0009】図4(a),(b),(c) を用いて従来の印字ヘッ
ド1の製造方法について説明する。先ず、工程1とし
て、シリコンウエハのチップ基板上にLSI形成処理に
より駆動回路とその端子を形成すると共に、厚さ1〜2
μmの酸化膜を形成し、次に、工程2として、薄膜形成
技術を用いて、Ta(タンタル)−Si(シリコン)−
O(酸素)からなる発熱抵抗膜と、Ti/Wによる電極
膜を形成し、フォトリソグラフィー技術によって発熱抵
抗膜には微細な線条パターンを形成し、電極膜には上記
線条パターンの発熱素子となる部分の両側からそれぞれ
残りの線条パターンの上に重ねて配線部分のパターンを
形成する。この工程でインクを加熱する発熱素子の位置
が決められる。
【0010】図4(a) は、上記の工程1及び工程2が終
了した直後の状態を示している。すなわち、チップ基板
2上には共通電極11、共通電極給電端子6(図3(a)
参照)、個別配線電極12、多数の発熱素子13(図で
は上述したように便宜的に5個示している)、駆動回路
14、及び駆動回路端子7(図3(a) 参照)が形成され
ている。
【0011】続いて、工程3として、インクを外部から
封止するシール隔壁及び個々の発熱素子13に対応する
インク加圧室を形成すべく感光性ポリイミドなどの有機
材料からなる隔壁部材をコーティングにより高さ20μ
m程度に形成し、これを露光処理によりパターン化した
後に、現像処理、すなわち300℃〜400℃の熱を3
0分〜60分加えるキュア(乾燥硬化、焼成)を行い、
高さ10μmの上記感光性ポリイミドによる隔壁をチッ
プ基板上に形成・固着させる。
【0012】更に、工程4として、ウェットエッチング
またはサンドブラスト法などにより上記チップ基板の面
に細長いインク供給溝を形成し、更にこのインク供給溝
に連通しチップ基板の下面に開口するインク給送孔を形
成する。
【0013】図4(b) は、上述の工程3及び工程4が終
了した直後の状態を示している。すなわち、細長いイン
ク供給溝16及び円形又は角形のインク給送孔17が形
成され、そして、インク供給溝16の左側に位置する共
通電極11部分と、右方の個別配線電極12が配設され
ている部分、及び各発熱素子13と発熱素子13の間
に、隔壁18(シール隔壁18−1、18−2、区画隔
壁18−3)が形成されている。
【0014】上記発熱素子13近傍部分と駆動回路部分
に積層されるシール隔壁18−2及び区画隔壁18−3
は、個別配線電極12及び駆動回路14上の在るシール
隔壁18−2を櫛の胴とすれば、各発熱素子13間に伸
び出す区画隔壁18−3は櫛の歯に相当する形状をなし
ている。これにより、この櫛の歯を仕切り壁として、そ
の歯と歯の間の付け根部分に発熱素子13が位置する微
細な区画部がインク加圧室19として発熱素子13の数
だけ形成される。
【0015】この後、工程5として、ポリイミドからな
る厚さ10〜30μmのフィルムでその片面に接着剤と
しての熱可塑性ポリイミドを極薄に例えば厚さ2〜5μ
mにコーティングしてなるオリフィス板を、上記積層構
造の最上層に張り付けて、170〜300℃で加熱しな
がら加圧してオリフィス板を固着させる。続いて、N
i、Cu又はAlなどの厚さ0.5〜1μm程度の金属
膜を形成する。
【0016】更に、工程6として、オリフィス板の上の
金属膜をパターン化してポリイミドを選択的にエッチン
グする為のマスクを形成し、続いて、オリフィス板をR
IEやヘリコン波などの異方性の強いドライエッチング
などにより上記の金属膜マスクに従って18μmφ〜1
7μmφの多数の吐出ノズルを一括形成する。
【0017】尚、図3(a) の例では給電端子6や駆動回
路端子7がオリフィス板よりも外側に露出しているが、
オリフィス板が給電端子6や駆動回路端子7等の端子部
分の上にも一括して積層されている場合には、オリフィ
ス板のそれらの端子に対応する部分にも開口(端子接続
孔)を同様に一括穿設する。また、これら孔空けは、エ
キシマレーザなどを用いて空けることも可能である。
【0018】図4(c) 及び前述の図3(a) は、上述した
工程5と工程6が終了した直後の状態を示している。す
なわち、オリフィス板3が給電端子6及び7の部分を除
く全領域を覆っており、シール隔壁18−2及び区画隔
壁18−3によって形成されているインク加圧室19が
上を覆われて、インク供給溝16方向に向く開口部と上
方にインク吐出孔すなわち吐出ノズル4を個々に備えた
隔壁18の厚さ(高さ)10μmに対応する高さの微細
な区画部すなわちインク加圧室19を形成している。そ
して、これらインク加圧室19の開口部とインク供給溝
16とを連通させる高さ10μmのインク流路21が形
成されている。
【0019】これにより、1列に64個(又は128個
又は256個)の吐出ノズル4の有するノズル列5を4
列備えたマルチカラーの印字ヘッド1が多数シリコンウ
エハ8上に完成する。ここまでが、シリコンウエハの状
態で処理される。そして、最後に、工程7として、ダイ
シングソーなどを用いてシリコンウエハ8をカッテング
して、チップ基板単位毎に個別に分割し、実装基板にダ
イボンディングし、ワイヤーボンディング等による端子
接続後、樹脂封止して実用単位の印字ヘッドが完成す
る。
【0020】ところで、上記のようにインク加圧室19
の発熱素子13を加熱して発生した気泡の圧力によって
インク滴を吐出ノズルから吐出させるルーフシュータ型
の印字ヘッドでは、インク加圧室19における膜気泡の
圧力が、櫛の歯状の開口部方向へ逃げるため、膜気泡の
圧力をインク滴の吐出に充分に作用させることができな
いという欠点を有している。
【0021】このため、この問題を解決すべく、上述し
た工程3において、隔壁を二層構造とし、第1層(下部
層)で発熱素子13を四方から囲んで、上部のみ開口し
四方を閉鎖されたピット状のインク加圧室を形成し、第
二層(上部層)で櫛の歯状の隔壁を形成して、上記ピッ
ト状のインク加圧室にインクを供給するインク流路を形
成する方法が提案されている。
【0022】このような構成であると、第1層(以下、
第1の隔壁という)によって発熱素子13上に形成され
るピット状のインク加圧室によって、発熱素子13の発
熱によるインクへの加圧が正しく垂直方向に加えられ
て、加圧エネルギーに無駄なくインクを吐出することが
できる。
【0023】そして、第二層(以下、第2の隔壁とい
う)によって、図4(b) に示したシール隔壁18−1、
18−2、及び区画隔壁18−3と同様の構成の隔壁を
構成するのでインクの供給には何等の支障も生じない構
成となる。また、この第2の隔壁によって、共通電極1
1及び個別配線電極12とインクとの接触を阻止して電
極の腐蝕を防止できる利点も付加される。
【0024】ところで、この二層構造の隔壁を形成する
工程では、先ず、第1の隔壁となる感光性ポリイミドな
どの有機材料からなる隔壁部材をコーティングにより所
定の高さに形成し、これを発熱素子13上で上方に開口
するピットが設けられる形状に露光処理してパターン化
し、現像処理を行って、インク供給溝16部分と発熱素
子13の上のみが開口する第1の隔壁を形成する。
【0025】次に、上記のように形成した第1の隔壁の
上に、第2の隔壁となるこれも感光性ポリイミドなどの
有機材料からなる隔壁部材をコーティングにより所定の
高さに形成し、これを図4(b) に示したシール隔壁18
−1、18−2、及び区画隔壁18−3と同様の形状に
露光処理してパターン化し、現像処理を行って、第2の
隔壁を形成する。
【0026】このように、従来は、二層構造の隔壁を形
成するときは、まず、第1の隔壁を形成して、この形状
を確定した後に、この上に第2の隔壁を形成していた。
ところが、このような二層構造の隔壁においては、上述
したピットが極めて微細な形状であるため、これを取り
囲んで形成される第1の隔壁と第2の隔壁とがその接合
部において位置ずれを生じて形成されるという不具合が
しばしば発生する。
【0027】図5(a),(b),(c) は、そのような二層構造
の隔壁を形成した場合の不具合を示す図である。同図
(a),(b),(c) は、本例における印字ヘッドの図4(c) の
D−D′断面矢視図と同一部位を示している。図5(a)
には、チップ基板2と、このチップ基板2の上に形成さ
れた発熱素子13、この発熱素子13の上に上述したピ
ットを形成している第1の隔壁22、及びこれらの上全
面にコーティングされた第2の隔壁材料23を示してお
り、この上に、第2の隔壁材料23をパターニングする
ための露光マスクが正確に位置決めしてセットされる。
この露光マスクにはパターン孔24が形成されている。
同図(a) に示すように、この露光マスクのパターン孔2
4は第1の隔壁22に対して位置ずれを起している。
【0028】この第2の隔壁材料23を上記の露光マス
クに従って露光して現像した後、キュアして固着させる
と、同図(b) に示すように、第1の隔壁22に位置ずれ
して重なった第2の隔壁25が形成される。そして、同
図(c) に示すように、オリフィス板3が積層され、吐出
ノズル4が穿設される。
【0029】しかしながら、上記のように第1の隔壁2
2に対して第2の隔壁25が位置ずれして重なって形成
されると、同図(c) に示すように、インク加圧室19の
内壁に段差26及び27が形成される。このようにイン
ク加圧室19の内壁に段差26又27があると、吐出ノ
ズル4から吐出されるインク滴の吐出が不安定になり、
このため、インク滴が正しい方向に安定して吐出されな
いという問題が発生する。
【0030】また上記の位置ずれが大きい場合は、図5
(b),(c) に示すように、第2の隔壁25が発熱素子13
の一部に重なって発熱素子13のインクとの接触面を狭
めるという不具合が発生する。通常、サーマルインクジ
ェットプリンタでは、要求される解像度から、発熱素子
13のインクとの接触面の面積は略必要最小限の大きさ
に設定されており、一部でもその接触面が狭まると、発
熱による気泡の発生に悪影響を及ぼしインク加圧力が阻
害されるという問題が発生する。
【0031】更に、偏って形成された第2の隔壁25に
は、インク加圧室19方向への落ち込みによる段差27
が有るためオリフィス板3との接触面積が減少する。す
なわち、第2の隔壁25とオリフィス板3との張り合わ
せ強度が低下して、印字ヘッドの寿命が低下するという
問題も有している。
【0032】ところが、上記の従来技術による二層構造
の隔壁製造工程では、図5(a),(b),(c) に示したような
位置ズレの発生を防止することは極めて困難である。例
えば、25.4mm当り600個の発熱素子13と吐出
ノズル4を形成する高解像度プリンタの場合、発熱素子
13及び吐出ノズル4の配設ピッチはそれぞれ42.3
μmである。
【0033】一方、発熱素子13が発熱によってインク
に所望の加圧作用を及ぼすために必要なインクとの接触
面積は25μm四方程度必要である。従って、発熱素子
13と発熱素子13との間に位置する第1の隔壁の幅は
17.3μmが限度であり、それより大きくは形成でき
ない。
【0034】このように微細構造の第1の隔壁22の上
に、この第1の隔壁22と同一幅の第2の隔壁25を形
成しようとするのであるから、或る程度の位置ずれは避
けられないというのが実状である。
【0035】このような避けることの出来ない位置ずれ
を容認した上で、少なくとも第2の隔壁が位置ずれによ
って発熱素子の一部に重なることの無いような又は落ち
込みが発生しないような二層隔壁構造を形成すべく更な
る提案がなされている。
【0036】上述したように発熱素子13と発熱素子1
3との間に位置する第1の隔壁の幅は17.3μmであ
る。一方、第2の隔壁は10μm〜15μm程度の高さ
を必要とするから、一般に隔壁となる感光性樹脂のアス
ペクト比(高さと底面の幅の比)が1.0程度であるこ
とが望ましいことから考えて(アスペクト比1.0を越
えるとキュア後の隔壁の形状が不安定となるため好まし
くない)、発熱素子13間に形成すべき第2の隔壁の幅
は、上記の高さから得られるアスペクト比に基づいて最
低で10〜15μm程度あればよい。そうすると、7.
3〜2.3μm程度の位置ずれの許容差が得られる。
【0037】図6は、上記の許容差に基づいて新たに提
案されている二層構造の隔壁の製造方法を説明する図で
ある。この製造方法は、同図に示すように、上記の位置
ずれの発生を予め考慮して、発熱素子13間の第2の隔
壁25を形成するための露光幅W2を、第1の隔壁22
を形成するための露光幅W1よりも狭く(W2<W1)
することにより、第2の隔壁25の位置ずれが露光幅の
差(W1−W2)で吸収できる範囲内の位置ずれであれ
ば、必ず第1の隔壁22上に形成されるようにしたもの
である。
【0038】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな二層構造の隔壁では、確かに第2の隔壁が位置ずれ
によってその一部が落ち込み、発熱素子の一部に重なっ
たり、オリフィス板との接触面積が減少する不具合は解
消されたが、第2の隔壁の幅は第1の隔壁の幅よりも必
ず狭く形成されるため、第1の隔壁と第2の隔壁の間に
は必然的に段差28が形成される。このインク加圧室1
9内に形成される段差28のため、吐出ノズル4から吐
出されるインク滴の吐出が不安定になってインク滴が正
しい方向に安定して吐出されないという問題は未解決の
まま残されている。
【0039】本発明の課題は、上記実情に鑑み、二層構
造の隔壁を位置ずれ無く容易に形成できるインクジェッ
トプリンタヘッドの製造方法を提供することである。
【0040】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
プリンタヘッドの製造方法は、圧力エネルギー発生素子
によりインクに圧力を作用させて所定方向にインクを噴
射させて記録を行うインクジェットプリンタヘッドの製
造方法であって、基板上にインクを加圧する加圧室を区
画する隔壁の下層となるネガタイプの第1感光層を積層
する工程と、上記第1感光層を所定の開口パターンを設
けた第1マスクを介して露光する工程と、この露光に対
して未現像のままの上記第1感光層上に上記隔壁の上層
となるネガタイプの第2感光層を積層する工程と、上記
第2感光層を所定の開口パターンを設けた第2マスクを
介して露光する工程と、露光された上記第1感光層と上
記第2感光層を一括して現像して上記隔壁を形成する工
程と、を有して構成される。
【0041】上記圧力エネルギー発生素子は、例えば請
求項2記載のように、発熱素子であり、この場合、上記
発熱素子は、例えば請求項3記載のように、その発熱面
に対して垂直方向にインクを噴射させるべく上記加圧室
の底部に配置されていることが好ましい。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1(a),(b),(c),(d) は、第
1の実施の形態におけるルーフシュータ型サーマル式の
インクジェットプリンタヘッドの二層構造隔壁を形成す
る製造工程を模式的に示す図である。尚、同図(a),(b),
(c),(d) は、図4(c) 上段のD−D′断面矢視図に相当
する部分の断面図である。
【0043】図1(a),(b),(c) は、図4(a) で説明した
工程1及び工程2までを終了した後の工程4及び工程5
において、本発明の第1の実施の形態における二層構造
隔壁を形成する製造工程を示しており、インク供給溝や
インク給送孔については図示を省略している。また、図
1(d) は、図4(c) で説明した工程5及び工程6が終了
した状態を示している。
【0044】図1(a) には、チップ基板30と、このチ
ップ基板30上に形成されている発熱素子31と、これ
らの上全面に積層された第1の隔壁部材32を示してい
る。第1の隔壁部材32は、ネガタイプの例えばポリイ
ミド等の感光性樹脂からなり、同図(a) には、発熱素子
31を四方から取り囲むピットを形成すべく不図示の露
光パターンマスクによって既に露光された状態を示して
いる。露光部32−1は、この第1の隔壁部材32がネ
ガタイプであるので露光により硬化して現像後に隔壁を
形成する部分である。
【0045】同図(a) に示す露光部32−1は、図4
(c) のD−D′断面に相当する断面を見ているので、発
熱素子31を取り囲む四方のうちの二方の露光部を示し
ており、露光幅W3 で露光されている。この露光幅W3
は、この上に後から積層される第2の隔壁の位置ずれが
発生してもその第2の隔壁の形成範囲内に収まるよう
な、狭い幅に予め設定されている。
【0046】他方の非露光部32−2は、将来は現像に
よって除去されてピットとなるべき部分であり、上から
見ると略正方形を成している。この非露光部32−2の
同図(a) の手前側と向こう側は、全て露光部である。
【0047】次に、上記未現像のままの第1の隔壁部材
32の上に、つまり露光部32−1及び非露光部32−
2の上全面に、第2の隔壁部材33を積層して露光す
る。この第2の隔壁部材33もネガタイプの例えばポリ
イミド等の感光性樹脂からなり、図1(b) には、この第
2の隔壁部材33を、図4(b) に示した隔壁18(シー
ル隔壁18−1、18−2、区画隔壁18−3)と同様
の形状の隔壁を形成すべく不図示のパターンマスクによ
って既に露光した状態を示している。
【0048】この場合も、露光部33−1は、露光によ
って硬化した部分であり、現像によって、図4(b) に示
した隔壁18(シール隔壁18−1、18−2、区画隔
壁18−3)と同様の形状の隔壁を形成する部分であ
る。そして、非露光部33−2は、現像によって除去さ
れる部分であり、第1の隔壁上に図4(c) に示したイン
ク流路21と同様のインク流路を形成する部分である。
【0049】そして、本例では、図1(b) に示すよう
に、第2の隔壁部材33の各発熱素子31を仕切る部分
の露光部33−1は、露光幅W4 で露光される。ここ
で、この露光幅W4及び上記露光幅W3 は、各発熱素子
31間の第1の隔壁上に第2の隔壁を形成する際のアラ
イメント精度から発生し得る最大ずれ量を吸収できるよ
うに設定されている。即ち、アライメント具合に拘わら
ず常に、第2の隔壁部材33の露光部33−1の垂直投
影領域から第1の隔壁部材32の露光部32−1がはみ
出さないように、「W4 −W3 」の大きさが設定されて
いる。
【0050】したがって、各発熱素子31間に第2の隔
壁を形成すべく、第2の隔壁部材33を露光幅W4 で露
光することにより、その露光部33−1の露光部幅W4
から既に露光されている第1の隔壁部材32の露光部幅
W3 を差し引いた「W4 −W3 」に当る部分の第1の隔
壁部材32の非露光部32−2が露光されて、新たな露
光部32−2−1が形成される。これによって、各発熱
素子31間に形成される第1の隔壁部材32の露光幅と
第2の隔壁部材33の露光幅とが上下方向(光投射方
向)全域にわたり所謂セルフアライメントされて同一に
なる。
【0051】上記に続いて、現像処理を行うと、第2の
隔壁部材33の非露光部33−2と、未現像のままであ
った第1の隔壁部材32の非露光部32−2から新たな
露光部32−2−1を除いた部分とが除去される。これ
により、図1(c) に示すように、第1の隔壁34及び第
2の隔壁35が一括して形成される。
【0052】上述したように、第2の隔壁部材33の露
光部33−2と重なる部分の第1の隔壁材料32の露光
部32−1は、第2の隔壁部材33の露光部33−2よ
りも内側(露光部中央寄り)に引き込んだ形に形成され
て、その外側の非露光部に、その後に形成される第2の
隔壁の形状に合わせるための露光用マージンを見込んで
いる。
【0053】したがって、図1(c) に示すように、各発
熱素子31間に一括して形成される第1の隔壁34の幅
W5 と第2の隔壁35の幅W6 が等しく、つまり、イン
ク加圧室36の第1の隔壁34による壁面と第2の隔壁
35による壁面とが段差なく連続面に形成される。
【0054】このように第1の隔壁34による壁面と第
2の隔壁35による壁面とが連続面に形成されるのは、
図1(c) に示す各発熱素子31間の区画隔壁ばかりでな
く、同図(c) の向こう側に在るシール隔壁の壁面におい
ても同様であり、これにより、インク加圧室36の三方
の内壁は、いわゆるセルフアライメントにより、第1の
隔壁34と第2の隔壁35との間に段差の無い一様な面
を持って立設される。
【0055】上記に続いて図4(c) で説明した場合と同
様に工程5及び工程6を終了して、図5(d) に示すよう
に、第2の隔壁35の上にオリフィス板37が積層さ
れ、不図示のマスクパターン用いて、吐出ノズル38が
形成される。
【0056】このように、ネガタイプの隔壁材料を用い
て第1の隔壁を露光して未現像のまま第2の隔壁を積層
して露光してから二層構造の隔壁を一括して現像するの
で、インク加圧室の内壁に段差を生じることがなく、こ
れにより、常に安定したインクの吐出を行って、印字ド
ットに位置ずれやサテライトが発生しない明瞭な画像を
形成するインクジェットプリンタヘッドを製造すること
が可能となる。
【0057】また、図5(b),(c) に示したような第2の
隔壁の落ち込みが発生しないので、オリフィス板との所
期の張り合わせ強度を確保することができ、長寿命のイ
ンクジェットプリンタヘッドを製造することができる。
【0058】また、本実施の形態では、第2の隔壁35
を形成すべく露光を行うときに、最終的な第1の隔壁3
4及び第2の隔壁35の壁面の位置が決定されるので、
発熱素子31に対するアライメントずれについては、第
2の隔壁35を形成するための露光を行うときにのみ考
慮すれば良いことになり、したがって、アライメントず
れを見込んで確保しておくべきマージンが少なくて済
む。よって、二層構造の隔壁を形成する工程が従来より
も容易となるだけでなく、発熱素子31の配設ピッチを
より密にすることが可能となり、これにより、高密度な
印字ドットを形成する、つまり、より高精細な画像を形
成するインクジェットプリンターヘッドを製造すること
が可能となる。
【0059】次に、第2の実施の形態におけるインクジ
ェットプリンタヘッドについて、以下に説明する。図2
(a),(b),(c) は、第2の実施の形態における、ルーフシ
ュータ型サーマル式のインクジェットプリンタヘッドに
おける二層構造隔壁を形成する製造工程を模式的に示す
図である。尚、同図(a),(b),(c) も、図1(a),(b),(c)
と同様の断面を示している。
【0060】図2(a) は、チップ基板30と、このチッ
プ基板30上に形成されている発熱素子31と、これら
の上全面に積層された第1の隔壁部材39を示してい
る。この第1の隔壁部材39も、ネガタイプの例えばポ
リイミド等の感光性樹脂からなる。そして、本例の場合
は、発熱素子31の配列方向に、ピットを形成すべき位
置に沿って延在して、一続きの非露光部39−2が形成
される。本例における露光部は、同図(a) の断面では見
えないが、発熱素子31のこちら側の隔壁が第1の隔壁
部材だけで形成される1層隔壁部分、つまりインク加圧
室のインク流入側に、ベタ一面に形成されている。即
ち、本実施形態では、二層隔壁部分の第1の隔壁部材3
9を実質的に全て非露光部39−2とする。
【0061】次に、未現像のままの上記第1の隔壁部材
39の上全面に重ねて、同図(b) に示すように、これも
ネガタイプの例えばポリイミドからなる第2の隔壁部材
41を積層して、不図示のマスクパターンを用いて露光
する。この第2の隔壁部材41の露光では、図1(b) に
示した第2の隔壁部材33と同様のマスクパターンを用
いて露光される。
【0062】これにより、第2の隔壁部材41が露光さ
れて、シール隔壁と区画隔壁とを形成すべき露光部41
−1と、インク流路及びインク加圧室を形成すべき非露
光部41−2とが形成されると共に、上記第1の隔壁部
材39の二層隔壁の下層となる部分も同時に露光され
て、露光部39−2−1が形成される。これによって、
本実施形態の隔壁を形成するための全露光が完了する。
本実施形態においても、各発熱素子31間に形成される
第1の隔壁部材39の露光幅と第2の隔壁部材41の露
光幅とが上下方向(光投射方向)に亙り同一になる。
【0063】これに続いて、現像処理を行うと、第2の
隔壁部材41の非露光部41−2と、未現像のままであ
った第1の隔壁部材39の非露光部39−2とが除去さ
れる。これにより、この場合も、図2(c) に示すよう
に、図1(c) の場合と同様に、第1の隔壁43と第2の
隔壁44がセルフアライメントにより整合して段差なく
重なった二層隔壁が一括してチップ基板30上に形成さ
れる。尚、この後に続くオリフィス板の積層と吐出ノズ
ルの形成は、図1(d) の場合と同様である。
【0064】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、ネガタイプの隔壁材料を用いて第1の隔壁を露
光して未現像のまま第2の隔壁を積層して露光してから
二層構造の隔壁を一括して現像するので、インク加圧室
を区画する二層隔壁の内壁面に段差を生じることがな
く、これにより、常に適正なインクの吐出をエネルギー
効率良く安定して行うことができ、したがって、印字ド
ットに位置ずれやサテライトが発生しない明瞭な画像を
形成するインクジェットプリンタヘッドを容易に製造す
ることが可能となる。
【0065】また、二層構造の隔壁を一括して形成する
ので、第2の隔壁を形成するときにのみ発熱素子に対す
るアライメントずれを考慮すれば良く、したがって、二
層構造の隔壁を形成する工程がより容易となり、これに
より、より高密度な印字が可能なインクジェットプリン
ターヘッドを容易に製造することができる。
【0066】また、第2の隔壁を限度一杯の幅で形成し
てもインク加圧室内への落ち込みが発生しないので、オ
リフィス板との接触面積が減少する不具合が無く、これ
により、オリフィス板の張り合わせ強度を設計通りに確
保することができ、長寿命のインクジェットプリンタヘ
ッドを製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるインクジェットプリ
ンタヘッドの二層構造隔壁を形成する製造工程を模式的
に示す図である。
【図2】(a),(b),(c) は、第2の実施の形態におけるイ
ンクジェットプリンタヘッドの二層構造隔壁を形成する
製造工程を模式的に示す図である。
【図3】(a) は従来のルーフシュータ型サーマル式のイ
ンクジェットプリンタヘッドのインク吐出面を模式的に
示す平面図、(b) はそれが製造されるシリコンウエハを
示す図である。
【図4】(a),(b),(c) は従来のインクジェットプリンタ
ヘッドの製造方法を工程順に模式的に示す平面図と断面
図である。
【図5】(a),(b),(c) は従来の二層構造隔壁の形成に際
して発生する不具合を工程順に示す図である。
【図6】従来の不具合を解決すべく新たに提案されてい
る二層構造の隔壁の製造方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 サーマル式インクジェットプリンタヘッド(印字
ヘッド) 2 チップ基板 3 オリフィス板 4 吐出ノズル 5 ノズル列 6 共通電極給電端子 7 駆動回路端子 8 シリコンウエハ 11 共通電極 12 個別配線電極 13 発熱素子 14 駆動回路 16 インク供給溝 17 インク給送孔 18 隔壁 18−1、18−2 シール隔壁 18−3 区画隔壁 19 インク加圧室 21 インク流路 22 第1の隔壁 23 第2の隔壁部材 24 パターン孔 25 第2の隔壁 26、27、28 段差 30 チップ基板 31 発熱素子 32 第1の隔壁部材 32−1 露光部 32−2 非露光部 33 第2の隔壁部材 33−1 露光部 33−2 非露光部 34 第1の隔壁 35 第2の隔壁 36 インク加圧室 37 オリフィス板 38 吐出ノズル 39 第1の隔壁部材 39−1 露光部 39−2 非露光部 41 第2の隔壁部材 41−1 露光部 41−2 非露光部 42 ピット 43 第1の隔壁 44 第2の隔壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力エネルギー発生素子によりインクに
    圧力を作用させて所定方向にインクを噴射させて記録を
    行うインクジェットプリンタヘッドの製造方法であっ
    て、 基板上にインクを加圧する加圧室を区画する隔壁の下層
    となるネガタイプの第1感光層を積層する工程と、 前記第1感光層を所定の開口パターンを設けた第1マス
    クを介して露光する工程と、 この露光に対して未現像のままの前記第1感光層上に前
    記隔壁の上層となるネガタイプの第2感光層を積層する
    工程と、 前記第2感光層を所定の開口パターンを設けた第2マス
    クを介して露光する工程と、 露光された前記第1感光層と前記第2感光層を一括して
    現像して前記隔壁を形成する工程と、 を有することを特徴とするインクジェットプリンタヘッ
    ドの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記圧力エネルギー発生素子は、発熱素
    子であることを特徴とする請求項1記載のインクジェッ
    トプリンタヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記発熱素子は、その発熱面に対して垂
    直方向にインクを噴射させるべく前記加圧室の底部に配
    置されていることを特徴とする請求項2記載のインクジ
    ェットプリンタヘッドの製造方法。
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